JP3142372U - Stopper insertion device - Google Patents
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Abstract
【課題】時間コスト、労働コスト、金銭コストをかけずにストッパをマガジンに挿入するストッパ挿入装置を提供する。
【解決手段】ストッパを挟持するアーム部と、複数のストッパが連続した帯状ストッパ組立部材をアーム側に移動させる搬送機構と、帯状ストッパ組立部材を切断して個別のストッパを形成する切断機構とを有している。切断機構は、アーム部で帯状ストッパ組立部材を挟持した状態で帯状ストッパ組立部材を切断して個別化したストッパを形成する。アーム部に挟持されたストッパは、ストッパを挟持するアーム部によって切断から連続した動作でマガジンに挿入される。このため、ストッパの形成(切断工程)からマガジンへの挿入までを連続した一連の作業で行なうことができ、生産性・作業性を向上する事が出来る。
【選択図】図1To provide a stopper insertion device for inserting a stopper into a magazine without incurring time cost, labor cost and money cost.
An arm portion for holding a stopper, a transport mechanism for moving a belt-like stopper assembly member having a plurality of continuous stoppers to the arm side, and a cutting mechanism for cutting the belt-like stopper assembly member to form individual stoppers. Have. The cutting mechanism cuts the band-shaped stopper assembly member in a state where the band-shaped stopper assembly member is held by the arm portion to form an individualized stopper. The stopper sandwiched between the arm portions is inserted into the magazine in a continuous operation from cutting by the arm portion sandwiching the stopper. For this reason, from the formation of the stopper (cutting step) to the insertion into the magazine can be performed in a series of continuous operations, and the productivity and workability can be improved.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は半導体装置などを収納する収納容器(半導体収納マガジン)にストッパを挿入する装置にかかり、特に効率的にストッパを挿入することを可能とするストッパ挿入装置に関する。 The present invention relates to a device for inserting a stopper into a storage container (semiconductor storage magazine) for storing a semiconductor device and the like, and more particularly to a stopper insertion device that enables efficient insertion of the stopper.
半導体収納マガジンに人力を使わずにストッパ5bを挿入する事を目的としたストッパ挿入装置は、例えば下記特許文献1により公知の技術である。該ストッパ挿入装置は、図4に示すように、個別化されたストッパ5bを保持しマガジンに挿入すべき位置まで移動させるアーム部6cと、挿入すべき位置まで移動されたストッパ5bをマガジン3bに押し込む挿入部6dとを有する。ストッパ5bは、複数のストッパ5bが連続した帯状のストッパ組立部材から切り出して形成されるものであり、ストッパ5bをアーム部6cで挟持するときには、図3に示すような搬送装置が用いられる。搬送装置は、図示のように切り出されて個別化されたストップ5bを収容するストッパストック6aと、ストッパストック6aからアーム部6cまでストッパ5bを移動させるためのストッパレーン6bを有する。この搬送装置を含めた装置全体をストッパ挿入装置と称することもできる。
しかし、前記特許文献1に記載のストッパ挿入装置においては、帯状のストッパ組立部材から切り出されたストッパ5bがストッパストック6aに供給される。このように個別化されたストッパ5bを取り扱うことは煩雑であり、生産性において問題であった。
そこで本考案においては、個別に分離されていないストッパ組立体を用いて半導体収納マガジンにストッパ5bを挿入することが可能である、生産性等に優れたストッパ挿入装置を提供する事を目的とする。
However, in the stopper insertion device described in
Accordingly, an object of the present invention is to provide a stopper insertion device excellent in productivity and the like that can insert the
上記課題を解決する本考案に係るストッパ挿入装置は、ストッパを挟持するアーム部と、複数のストッパが連続した帯状ストッパ組立部材をアーム側に移動させる搬送機構と、帯状ストッパ組立部材を切断して個別のストッパを形成する切断機構とを有している。切断機構は、アーム部で帯状ストッパ組立部材を挟持した状態で帯状ストッパ組立部材を切断して個別化したストッパを形成する。アーム部に挟持されたストッパは、ストッパを挟持するアーム部によって切断から連続した動作でマガジンに挿入される。 A stopper insertion device according to the present invention that solves the above problems includes an arm portion that holds a stopper, a transport mechanism that moves a belt-like stopper assembly member including a plurality of stoppers to the arm side, and a belt-like stopper assembly member. And a cutting mechanism for forming individual stoppers. The cutting mechanism cuts the band-shaped stopper assembly member in a state where the band-shaped stopper assembly member is held by the arm portion to form an individualized stopper. The stopper sandwiched between the arm portions is inserted into the magazine in a continuous operation from cutting by the arm portion sandwiching the stopper.
本考案においては、帯状ストッパ組立部材をアーム部で挟持した状態で切断機構によってストッパを切り出し、この切り出したストッパをアーム部によってマガジンに挿入するように構築されている。このため、ストッパの形成(切断工程)からマガジンへの挿入までを連続した一連の作業で行なうことができる。このようにストッパ切断工程とマガジンへのストッパ挿入工程とを連続して行なうことができるので、生産性・作業性を向上する事が出来る。 In the present invention, the stopper is cut out by a cutting mechanism while the belt-like stopper assembly member is held between the arm portions, and the cut-out stopper is inserted into the magazine by the arm portion. For this reason, it is possible to perform a series of operations from the formation of the stopper (cutting process) to the insertion into the magazine. As described above, the stopper cutting step and the stopper insertion step into the magazine can be performed continuously, so that productivity and workability can be improved.
本考案の一実施形態にかかるストッパ挿入装置について、以下に図1及び図2を参照して説明する。搬送機構は、図1に示すように第一センサー部4a及び第二センサー部4b、
第一ストッパ送りアーム4c及び第二ストッパ送りアーム4d、ガイドローラー部4eによって構成されている。
擂鉢形状あるいは棒形状を有する一対のガイドローラー部4eは、図示のように帯状ストッパ組立部材の一方の主面側と他方の主面側に配置されており、一対のガイドローラー部4eは帯状ストッパ組立部材を介して対向して配置されている。一対のガイドローラー部4eによって帯状ストッパ組立部材5aを挟持した状態で、一方のガイドローラー部4eを時計回り、他方のガイドローラー部4eを反時計回りに回転させることによって帯状ストッパ組立部材5aを第一ストッパ送りアーム4c及び第二ストッパ送りアーム4d側に繰り出すことができるように構築されている。
A stopper insertion device according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 and 2. The transport mechanism includes a
The first
A pair of
第一ストッパ送りアーム4c及び第二ストッパ送りアーム4dは、それぞれ開閉可能に構成された一対のアームを有しており、ガイドローラー部4eによって帯状ストッパ組立部材を繰り出すときには一対のアームを開き、ガイドローラー部4eから繰り出された帯状ストッパ組立部材5aを保持・挟持するときには一対のアームを閉じる。第一ストッパ送りアーム4c及び第二ストッパ送りアーム4dは所定の間隔を置いて配置されており、帯状ストッパ組立部材5aは第一ストッパ送りアーム4cと第二ストッパ送りアーム4dとの間に橋渡しに保持される。
Each of the first
ガイドローラー部4eにより繰り出された(送り出された)帯状ストッパ組立部材5aは、第一ストッパ送りアーム4cの一対のアームの間を通過する。このとき、第一ストッパ送りアーム4cとガイドローラー部4eとの間に配置された第一センサー部4aは、赤外線を放出し帯状ストッパ組立部材5aが通過した事を認識し、繰り出された帯状ストッパ組立部材5aの全長を測定する。
The belt-like
ガイドローラー部4eの回転を持続することによって、第一ストッパ送りアーム4cの一対のアームの間を通過した帯状ストッパ組立部材5aは第二ストッパ送りアーム4dの一対のアーム間を通過する。ここで、第二ストッパ送りアーム4dの直後に設けられた第二センサー部4bは第一センサー部4aと同様に赤外線を放出し、第二ストッパ送りアーム4dから繰り出された帯状ストッパ組立部材5aの長さを測定する。適切な長さの帯状ストッパ組立部材5aが第二ストッパ送りアーム4dから繰り出されたら、ガイドローラー部4eの回転を中止して送り機構を停止させる。
By continuing the rotation of the
本実施形態にかかるストッパ挿入装置では、本考案に基づいて搬送機構を構成する第二ストッパ送りアーム4dに隣接してストッパ挿入機構1を構成するアーム部1aが配置されている。即ち、第二ストッパ送りアーム4dから繰り出された帯状ストッパ組立部材5aの端部側がストッパ挿入機構1を構成するアーム部1aによって挟持された状態で、帯状ストッパ組立部材5aの切断加工が施されるように構築されている。
In the stopper insertion device according to the present embodiment, the
搬送機構とストッパ挿入機構1との間にはストッパ切断機構が配置されており、本実施形態のストッパ切断機構はカッター保持部2aカッター部2bによって構成されている。帯状ストッパ組立部材5aを切断するときは、カッター2bを保持するカッター保持部2aを下側に移動することにより実現される。カッター保持部2aはエアシリンダー(図示ぜず)により上下に移動可能となっている。カッター保持部2aを下側に移動してカッター2bを帯状ストッパ組立部材5aに当接させることによって、帯状ストッパ組立部材5aを切断して個別化したストッパ5bを得る。帯状ストッパ組立部材5aを切断するとき、第二ストッパ送りアーム4dから繰り出された帯状ストッパ組立部材5aは第二ストッパ送りアーム4dとアーム部1aとの間に橋渡し状態に保持されている。
A stopper cutting mechanism is disposed between the transport mechanism and the
カッター部2bについて本考案者はいくつかの試行錯誤を行った。まず、帯状ストッパ組立部材5aをレーザーによって切断することを試みた。しかしレーザーを使用して切断した場合、ストッパ5aが熱により変形したり焦げてしまったりという不具合が発生した。次に帯状ストッパ組立部材5aを高周波カッターによって切断することを試みた。しかし、高周波カッターによって切断は高い品質を得ることが困難であり、また製造装置として高コストになってしまうという欠点を持っていた。以上の結果、炭素刃物工具鋼からなるカッターナイフを使用する事が安価であり、品質も優れることが確認された。
The present inventor made several trials and errors with respect to the
ストッパ挿入機構1は、アーム部1aとアーム駆動部1bによって構成されている。アーム駆動部1bは、アーム部1aをストッパ切断工程におけるストッパ保持の地点よりストッパ挿入工程におけるストッパ挿入の地点へと移動するための部位である。即ち、アーム部1aは帯状ストッパ組立部材5aを切断して成るストッパ5bを保持したまま、アーム駆動部1bによってストッパ5bを挿入すべきマガジン3bの位置へと移動する。挿入すべきマガジン3bの位置へ移動したアーム部1aは、マガジン3bに接近して第一挿入工程を実施する。第一挿入工程とは、マガジン3bにストッパ5bがストッパ全長の三分の一から半分程度挿入する工程をいい、アーム部1aが一旦ストッパ5bの保持を解いてもストッパ5bがマガジン3bから落下しない程度にまで押し込む工程を指す。第一挿入工程を終えたアーム部1aは一対のアームを一度開いてストッパ5bの挟持を解いた後、一対のアームを閉じ、次の第二挿入工程へと移行する。
The
第二挿入工程とは、前記第一挿入工程において三分の一から半分程度挿入されたストッパ5bを更にマガジン3bに押し込む工程である。アーム部1aは、一対のアームを閉じてストッパ5bの端部を押圧してマガジン3bに押し込む。
この第一挿入工程と第二挿入工程を経て、ストッパ5bはマガジン3bに強固に装着される。その後、アーム部1aは帯状ストッパ組立部材5aに次の切断を施す為に、当初のストッパ切断機構2側へと復帰する。なおマガジン3bはマガジン移動機構3によって上下に移動可能に構成されており、ストッパ挿入機構1が適切にストッパを挿入できる高さへと移動させられる。
The second insertion step is a step of further pushing the
Through the first insertion step and the second insertion step, the
本考案のように、例えばリール状に巻いた帯状ストッパ組立部材5aを使用することで、帯状ストッパ組立部材5aの取り扱いが容易となる。また、ストッパの形成から当該ストッパのマガジンへの挿入までを連続した一連の作業で行なうことができ、生産性・作業性を向上する事が出来る。
As in the present invention, for example, by using the strip-shaped
1、ストッパ挿入機構
1a、アーム部
1b、アーム移動部
2、ストッパ切断機構
2a、カッター移動部
2b、カッター部
3、マガジン移動機構
3a、マガジン移動部
3b、マガジン
3c、半導体装置
4、ストッパ送り機構
4a、第一センサー部
4b、第二センサー部
4c、第一ストッパ送りアーム
4d、第二ストッパ送りアーム
4e、ガイドローラー部
5a、切断前ストッパ
5b、ストッパ
6a、従来技術におけるストッパストック
6b、従来技術におけるストッパレーン
6c、従来技術におけるアーム部
6d、従来技術における挿入部
1.
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