JP3142358U

JP3142358U - 携帯電話機用スタンド

Info

Publication number: JP3142358U
Application number: JP2008002065U
Authority: JP
Inventors: 宗清雑賀
Original assignee: 株式会社サイガ
Priority date: 2008-03-06
Filing date: 2008-03-06
Publication date: 2008-06-12
Anticipated expiration: 2018-03-06

Abstract

【課題】携帯電話機に一体として持ち運べ、また、その携帯電話機への取り付けが容易に行える携帯電話機用スタンドを提供する。
【解決手段】一方側面を携帯電話機面への粘着面とするプレート部材２と、プレート部材２の他方側面に起倒可能に取り付けられるスタンド部材３とからなり、プレート部材２の他方側面に凹所が設けられ、スタンド部材３が凹所内に倒時においては他方側面位置から突出することなく位置するように配置されてなる携帯電話機用スタンド。
【選択図】図１

Description

この考案は、携帯電話機用スタンドに関する。

携帯電話機がテレビ機能等を持つようになるにつれ、携帯電話機の画面を机等の上に置いて見る機会が増えている。その際単に携帯電話機を机上に置いた場合は、その位置が低く目の位置から遠くなって見えにくい問題がある。そこで最近では携帯電話機を起こし状態に支持する各種のスタンドが提供されている。そのスタンドは、例えばボックス形態や枠形態で、その中に携帯電話機を納めるようにして起こし状態に支持している。

しかしながら、そのようなスタンドは携帯電話機に一体にした状態では全体が大きくなるので持ち歩くことができず、また、携帯電話機への取り付け、取り外しに手間のかかる問題があった。

この考案では、携帯電話機に一体として持ち運べ、また、その携帯電話機への取り付けが容易に行える携帯電話機用スタンドを提供する。

この考案では、一方側面を携帯電話機面への粘着面とするプレート部材と、前記プレート部材の他方側面に起倒可能に取り付けられるスタンド部材とからなり、前記他方側面に凹所が設けられ、前記スタンド部材が前記凹所内に倒時においては前記他方側面位置から突出することなく位置するように配置されてなることを特徴とする携帯電話機用スタンドを提供する。

この考案の携帯電話機用スタンドは、プレート部材の粘着面を貼り付けることで携帯電話機に装着でき、また、剥がすことで取り外せる。スタンド部材がプレート部材の凹所内に収納できることでプレート部材面から突出して邪魔になることがないので、携帯電話機のみを持つ場合とほぼ同様にして携帯できる。プレート部材、スタンド部材はプラスチックス、金属により適宜製作できる。プレート部材の厚さは、携帯電話機と一体しての携帯に邪魔となることがないように６ｍｍ以下とされることが好ましい。

この考案によれば、携帯電話機に一体として持ち運べ、また、その携帯電話機への取り付けが容易に行える、実用性の高い携帯電話機用スタンドが得られる。

図１はこの考案の携帯電話機用スタンドの斜視図、図２はその使用状態の斜視図である。携帯電話機用スタンド１は、長方形状のプレート部材２と、その一方側面に起倒可能に取り付けられるスタンド部材３からなる。それぞれの部材２、３は若干の弾力性を持つプラスチックス材よりなる。プレート部材２は厚みが５ｍｍ程度で、一方側面の全体には粘着層２１が付されるとともに、それを覆うように離形シート２２が貼り付けられている。また、他方側面の中央には縦方向にスタンド部材３の収納用の凹所２４が設けられている。凹所２４は上部凹所２４ａとそれに連続する下部凹所２４ｂとからなり、その深さは全体に均一で３．５ｍｍ程度とされ、上部凹所２４ａ内には回動支持部２７が突設されている。また、プレート部材２の下端面は凸条が設けられることで滑り防止面２６とされている。

スタンド部材３はスタンド部３３の上部に被支持部３４が一体に設けられおり、その厚さは全体に均一で３．３ｍｍ程度とされ、その下端面は凸条が設けられることで滑り防止面３６とされている。

スタンド部材３の被支持部３４のプレート部材２の回動支持部２７への取り付けは、被支持部３４の端部３４ａが回動支持部２７のはめ込み部２７ａ内に弾力的にはめ込まれることにより行われ、端部３４ａがはめ込み部２７ａ内で矢印Ａ方向に回動することでスタンド部３３が矢印Ｂ方向に変位する。これによりスタンド部３３は下部凹所２４ｂ内に収納される位置（倒状態）と下部凹所２４ｂ内から出た位置（起状態）とに配置でき、すなわち、スタンド部材３は起倒動作が可能なように設けられている。そして、その倒時であるスタンド部３３が下部凹所２４ｂ内に収納される状態においては、スタンド部材３の面Ｓ１はプレート部材２の面Ｓ２とほぼ面一に位置し、これによりスタンド部材３が凹所２４内から突出することがないようになっている。

上記携帯電話機用スタンド１は、離形シート２２が剥がされその粘着層２１面が携帯電話機５０の裏面に貼り付けられて用いられる。そして、図２に示すように、スタンド部材３が起状態とされることで携帯電話機５０を傾斜状態として机上等において支持し、これにより、携帯電話機５０の開かれた蓋５１の内面に位置する表示画面がより高い位置において前方から容易に見ることが可能となる。その際プレート部材２、スタンド部材３ともに滑り防止面２６、３６を備えていることで携帯電話機５０の支持が安定して行われる。

また、携帯電話機５０はプレート部材２が一体となることで少し厚みが大きくなるが、スタンド部材３が凹所２４内に収納できることでプレート部材２面から突出して邪魔になることがないので、携帯電話機５０のみを持つ場合とほぼ同様にして携帯できる。

また、上記実施形態の携帯電話機用スタンド１は販売促進用グッズとして用いられるもので、スタンド部材３のスタンド部３３面に広告表示３８がなされている。スタンド部材３を取替え使用することでプレート部材２を共通として多種類の販売品に対応するグッズが提供できる。

この考案の携帯電話機用スタンドの実施形態の斜視図この考案の携帯電話機用スタンドの実施形態の使用時の斜視図

符号の説明

１携帯電話機用スタンド
２プレート部材
３スタンド部材
２１粘着層
２４凹所
５０携帯電話機

Claims

一方側面を携帯電話機面への粘着面とするプレート部材と、前記プレート部材の他方側面に起倒可能に取り付けられるスタンド部材とからなり、
前記他方側面に凹所が設けられ、前記スタンド部材が前記凹所内に倒時においては前記他方側面位置から突出することなく位置するように配置されてなることを特徴とする携帯電話機用スタンド。