JP3142074U

JP3142074U - 固形ブドウ糖

Info

Publication number: JP3142074U
Application number: JP2008001588U
Authority: JP
Inventors: 晃久入江; 清晃入江
Original assignee: 晃久入江
Priority date: 2008-03-18
Filing date: 2008-03-18
Publication date: 2008-06-05
Anticipated expiration: 2018-03-18

Abstract

【課題】溶け易く、食べ易く、大きさを簡単に揃えられ、必要な摂取量が判り易く、外観上の体裁が良く、美味しく、菓子感覚で手軽に食べられ、疲労回復や抗酸化作用や活性酸素の除去作用やストレス解消にも効果を発揮し、型崩れし難く、その保存、取扱い等がより便利となる優れた栄養補助食品としての固形ブドウ糖を提供する。
【解決手段】均一に水を含んだ粉末状のブドウ糖を、成形型の充填凹部に加圧充填し、この加圧ブドウ糖塊を成形型から取出して乾燥せしめて、経口可能な寸法に構成した固形ブドウ糖本体Ａ１と、チョコレートを利用した被覆層Ａ２とからなり、固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を被覆層Ａ２で全体的に被覆して構成する。
【選択図】図２

Description

本考案は、消化吸収が速く、脳や体にとって極めて重要なエネルギー源となり、精神的（神経的）な疲労回復や、肉体的な疲労回復に優れた効果を発揮するブドウ糖と、抗酸化作用が有り、活性酸素を除去する作用が有り、ストレスにも効果を発揮するチョコレートとを利用した栄養補助食品であって、摂取量が判り易く、型崩れし難く、その保存、取扱い等がより便利となり、携帯が容易で、衛生的となり、美味しくて菓子感覚で食べられるように工夫した固形ブドウ糖に関するものである。

従来、この種の固形タイプのブドウ糖としては、例えば、ブドウ糖を利用した栄養補助食品があり、この栄養補助食品は、比較的大きな塊状に形成されたものを、そのまま袋詰したようなものが提供されていた。しかしながら、これは比較的大きな塊状であるため、その保存や取扱いが大変不便であった。

そこで、前述のような難点等を鑑み、本願考案者は特許文献１に示すようなブドウ糖錠剤を提案した。
これは、経口可能な寸法に構成されると共に、主成分となるブドウ糖及び１パーセント以下のショ糖脂肪酸エステルからなる栄養補助食品であって、錠剤機により適宜厚みを有する適宜形状に固形化して構成したもので、従来のように、比較的大きな塊状のものを小さく砕く必要がなく、その大きさを簡単に揃えることができ、必要な分量が判り易く、型崩れ等が生じ難く、外観上の体裁が良く、携帯が容易で、手軽に利用でき、その保存、取扱いが便利となる等の優れた効果が得られるようになった。

実用新案登録第３０９５７６０

しかしながら、前述の如き比較的大きな塊状の固形ブドウ糖にしても、或いはブドウ糖錠剤にしても、これらを直接口の中に入れて食べた場合、その味覚を十分満足させられるものではなかった。しかも、塊状の固形ブドウ糖やブドウ糖錠剤は、比較的硬く、口の中で溶け難いものであった。

そこで、本考案は、消化吸収が速く、脳や体にとって極めて重要なエネルギー源となり、精神的（神経的）な疲労回復や、肉体的な疲労回復に優れた効果を発揮する固形ブドウ糖をより美味しく食べられるようにすると共に、菓子感覚で食べられるようにし、また、固形ブドウ糖自体を、比較的柔らかに形成し、口の中で溶け易く、且つ食べ易くし、しかも、抗酸化作用や、活性酸素の除去作用や、ストレス解消にも効果を発揮できる優れた養補助食品としての固形ブドウ糖を提供できるようにすべく考案されたもので、請求項１記載の固形ブドウ糖Ａにあっては、均一に水を含んだ粉末状のブドウ糖を、成形型の充填凹部に加圧充填し、この加圧ブドウ糖塊を成形型から取出して乾燥せしめて、経口可能な寸法に構成される固形ブドウ糖本体Ａ１と、チョコレートを利用した被覆層Ａ２とからなり、前記固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を前記被覆層Ａ２で全体的に被覆して構成する手段を採用した。

また、請求項２記載の固形ブドウ糖Ａにあっては、均一に水を含んだ粉末状のブドウ糖を、成形型の充填凹部に加圧充填し、この加圧ブドウ糖塊を成形型から取出して乾燥せしめて、経口可能な寸法に構成される固形ブドウ糖本体Ａ１と、チョコレートを利用した被覆層Ａ２とからなり、前記固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を前記被覆層Ａ２で全体的に被覆して構成すると共に、被覆層Ａ２の表面にココアパウダーをまぶすようにして構成し、これを適宜合成樹脂製の個装袋Ｂに一つ宛密封する手段を採用した。

従って、請求項１記載の固形ブドウ糖Ａによれば、精神的な疲労回復や、肉体的な疲労回復に効果的な固形ブドウ糖Ａを、手軽に口に入れて食べられ、また、保存、取扱い等が便利なものとなる。加えて、固形ブドウ糖Ａ自体は、比較的柔らかに形成でき、口の中で溶け易く、食べ易いものとなる。

しかも、その大きさを簡単に揃えることができ、必要な摂取量が判り易く、外観上の体裁が良いものとなる。

特に、チョコレートを利用した被覆層Ａ２で、固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を全体的に被覆して構成してあるので、固形ブドウ糖本体Ａ１をより美味しく食べられるようになると共に、菓子感覚で手軽に食べられるようになる。加えて、チョコレートに含まれるカカオマスポリフェノール等によって抗酸化作用や、活性酸素の除去作用や、ストレス解消にも効果を発揮できる優れた栄養補助食品としての固形ブドウ糖Ａを提供できるようになる。しかも、固形ブドウ糖Ａ自体が型崩れし難く、その保存、取扱い等がより便利となる。

また、請求項２記載の固形ブドウ糖Ａによれば、精神的な疲労回復や、肉体的な疲労回復に効果的な固形ブドウ糖Ａを、手軽に口に入れて食べられ、また、保存、取扱い等が便利なものとなる。加えて、固形ブドウ糖Ａ自体は、比較的柔らかに形成でき、口の中で溶け易く、食べ易いものとなる。

特に、チョコレートを利用した被覆層Ａ２で、固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を全体的に被覆し、被覆層Ａ２の表面にココアパウダーをまぶすようにして構成してあるので、コクと風味が増した固形ブドウ糖本体Ａ１をより美味しく食べられるようになると共に、菓子感覚で手軽に食べられるようになる。加えて、チョコレートに含まれるカカオマスポリフェノール等によって抗酸化作用や、活性酸素の除去作用や、ストレス解消にも効果を発揮できる優れた栄養補助食品としての固形ブドウ糖Ａを提供できるようになる。しかも、固形ブドウ糖Ａ自体が型崩れし難く、その保存、取扱い等がより便利となる。

更に、個装袋Ｂに密封することで、まぶしてあるココアパウダーによって周囲を汚すことがなくなり、より携帯し易く、より衛生的で、何時でも何処でも固形ブドウ糖Ａを手軽に食せるようになる。

以下、本考案を図示例に基づいて詳細に説明する。
本考案の固形ブドウ糖Ａは、消化吸収が速く、脳や体にとって極めて重要なエネルギー源となり、精神的（神経的）な疲労回復や、肉体的な疲労回復に優れた効果を発揮するブドウ糖を主成分とする固形ブドウ糖本体Ａ１と、抗酸化作用が有り、活性酸素を除去する作用が有り、ストレスにも効果を発揮するチョコレートとを利用して構成される被覆層Ａ２とからなる栄養補助食品である。
具体的には、均一に水を含んだ粉末状のブドウ糖を、成形型の充填凹部に加圧充填し、この加圧ブドウ糖塊の表面を整え、加圧ブドウ糖塊を成形型から取出して乾燥せしめて、経口可能な寸法に構成される固形ブドウ糖本体Ａ１と、チョコレートを利用した被覆層Ａ２とからなり、前記固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を前記被覆層Ａ２で全体的に被覆して構成したものである。
加えて、前記固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を前記被覆層Ａ２で全体的に被覆してから、この被覆層Ａ２の表面にココアパウダーをまぶすようにして構成し、これを適宜合成樹脂製の個装袋Ｂに一つ宛密封して構成される。

本考案の固形ブドウ糖Ａは、例えば、ブドウ糖を主成分とした固形ブドウ糖本体Ａ１と、この固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面全体を所定の厚みで覆うようにしたチョコレートで構成される被覆層Ａ２とを備えたものである。

前記固形ブドウ糖本体Ａ１は、例えば、型崩れし難く、且つ口の中で溶け易くなるような任意の硬さ（柔らかさ）に固形化されると共に、経口可能な（口の中に入れ易い）一定寸法に構成されている。
しかも、固形ブドウ糖本体Ａ１は、例えば、図に示すように、略円錐台状に形成されている。尚、固形ブドウ糖本体Ａ１は、前記略円錐台状に限定されるものではなく、その他の適宜形状に形成できるものである。

ところで、固形ブドウ糖本体Ａ１は、ブドウ糖のみで構成しても良いし、或いは、ブドウ糖に、煎茶、抹茶、ココア、砂糖、黒糖、ビタミン類等の内の適宜一種類或いは複数種類の補助剤を加えるようにしても良い。すなわち、ブドウ糖以外のその他の栄養補助も行えるようにして、一つの固形ブドウ糖本体Ａ１で複合的な栄養補助が可能となるように形成することもできる。

前記被覆層Ａ２は、例えば、カカオマス、砂糖、カカオバター、全乳粉、乳化剤、香料等によって形成されるチョコレートを利用して構成される。そして、固形ブドウ糖本体Ａ１の外表面を被覆するように形成される。
このとき、被覆層Ａ２の外表面には、適宜凹凸が形成されるようになる。すなわち、この凹凸が舌触りや食感に新鮮な印象を与えるものとなっている。
尚、被覆層Ａ２は、カカオマスの割合を７２パーセント以上としてコクと風味が増したチョコレートの使用が理想的である。

また、被覆層Ａ２の表面に、例えば、ココアパウダーをまぶすようにして、コクと風味と味わいを更に増すように形成することもできる。

そして、固形ブドウ糖Ａは、例えば、図３に示すように、適宜合成樹脂製の個装袋Ｂに一つ宛密封された状態で収容されている。すなわち、まぶしてあるココアパウダーによって周囲を汚すことがなく、固形ブドウ糖Ａの携帯がより容易となり、固形ブドウ糖Ａがより衛生的となり、固形ブドウ糖Ａをお菓子感覚で何時でも何処でも手軽に食せるように形成されている。
尚、個装袋Ｂ内には、空気を一緒に密封しておき、固形ブドウ糖Ａが圧迫されて型崩れすることがないように形成しても良い。

そして、個装袋Ｂに密封された固形ブドウ糖Ａは、例えば、適宜合成樹脂製（或いは、紙製、複合材等でも良い）の販売用外装体に複数密封された状態で販売できるように構成される。

ところで、固形ブドウ糖Ａの具体的構成、形状、寸法、成分、ブドウ糖の具体的割合、補助剤等の具体的成分、割合、固形ブドウ糖本体Ａ１の具体的構成、形状、寸法、成分、被覆層Ａ２の具体的構成、形状、寸法、成分、個装袋Ｂの具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。

本考案の固形ブドウ糖Ａは、前述の如く構成されており、固形ブドウ糖Ａの固形ブドウ糖本体Ａ１を製造するには、先ず、所定量の粉末状のブドウ糖に、所定量の水を均一に混合しておいてから、この水を含んだ粉末状のブドウ糖をホッパー内に投入する。
そして、ホッパー内の送り込み用回転羽根体等によって、水を含んだ粉末状のブドウ糖を充填用ローラーの下方に常時送り込み、充填用ローラーによって、水を含んだ粉末状のブドウ糖を成形型の複数の充填凹部に加圧充填する。
それから、加圧されたブドウ糖塊の表面を整えた後、加圧ブドウ糖塊を成形型から取出して乾燥せしめて製造される。

本考案の固形ブドウ糖を例示する斜視図である。本考案の固形ブドウ糖を例示する断面図である。本考案の固形ブドウ糖を個装袋に収容した状態を例示する斜視図である。

符号の説明

Ａ固形ブドウ糖
Ａ１固形ブドウ糖本体
Ａ２被覆層
Ｂ個装袋

Claims

均一に水を含んだ粉末状のブドウ糖を、成形型の充填凹部に加圧充填し、この加圧ブドウ糖塊を成形型から取出して乾燥せしめて、経口可能な寸法に構成される固形ブドウ糖本体と、チョコレートを利用した被覆層とからなり、前記固形ブドウ糖本体の外表面を前記被覆層で全体的に被覆して構成したことを特徴とする固形ブドウ糖。
均一に水を含んだ粉末状のブドウ糖を、成形型の充填凹部に加圧充填し、この加圧ブドウ糖塊を成形型から取出して乾燥せしめて、経口可能な寸法に構成される固形ブドウ糖本体と、チョコレートを利用した被覆層とからなり、前記固形ブドウ糖本体の外表面を前記被覆層で全体的に被覆して構成すると共に、被覆層の表面にココアパウダーをまぶすようにして構成し、これを適宜合成樹脂製の個装袋に一つ宛密封したことを特徴とする固形ブドウ糖。