JP3141536U - 被服 - Google Patents

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Abstract

【課題】炭に特有の作用をより有効に活用できる新規な被服を提供する。
【解決手段】肌に接する被服であって、靴下の形状に形成された繊維生地11と、繊維生地11に貼着され、炭の粉末を担持すると共に突状に形成された炭担持体21とを具備する。加えて、本実施形態の炭担持体21は、経穴及び足裏の反射区に相当する部位31a,31b,31c,31d,31eの繊維生地11の外側表面に貼着されている。また、本実施形態の繊維生地11は、炭の粉末を含有する炭含有繊維と綿繊維の混紡糸によって形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、被服に関するものであり、特に、肌に接して着用される被服に関するものである。
本出願人は、かねてより繊維中に炭の粉末を分散させた炭含有繊維を使用して、肌着、腹巻き、靴下、サポーター等の被服を製造している。炭は多孔質で、粉末1グラム当たり250〜300平方メートルという非常に大きな表面積を有するため、水分や臭いのもととなる物質をよく吸着する。そのため、炭含有繊維を使用した被服は、汗をかいてもさらりとした感触が維持され、汗の臭いや体臭に対しても消臭効果を有している。
また、炭は、人体を含む有機物質を構成する分子の固有振動数と、近い振動数の遠赤外線の放射率が高い。そして、遠赤外線は温度が高いほど放射量が多く、温度が同一であれば物質によってその放射量に相違があるが、炭は常温でも遠赤外線を比較的多く放射することが知られている。そのため、炭含有繊維を使用した被服を着用すると、人間の体温が熱源となって炭から遠赤外線が放射され、更に放射された遠赤外線の作用により体温が上昇し、より多くの遠赤外線が炭から放射される。これにより、炭含有繊維を使用した被服を着用している人は、体温の上昇によって血行が促進され、新陳代謝や自然治癒力が高められることが期待される。実際に、炭含有繊維を使用した被服を着ていると身体がじんわりと暖かい、アトピー症状が改善されたとして、愛用している人も多い。
上記のように、炭は、吸湿効果、消臭効果、遠赤外線による温熱効果等、肌に接する被服への使用に適した多くの優れた作用効果を奏する。そこで、本考案は、肌に接する被服であって、炭に特有の作用をより有効に活用できる新規な被服の提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本考案にかかる被服は、「肌に接して着用される被服であって、繊維生地と、該繊維生地に貼着され、炭の粉末を担持すると共に突状に形成された炭担持体とを」具備している。
「肌に接して着用される被服」としては、靴下、土踏まず用サポーター、ひざ用サポーター、ひじ用サポーター、手首用サポーター、足首用サポーター、首用サポーター、肩用サポーター、腹巻き、肌着、手袋等を例示することができる。
「繊維生地」を構成する繊維の種類は特に限定されず、綿、絹、ウール等の天然繊維、合成繊維、混紡繊維を使用することができる。また、「繊維生地」は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)とが交差した織物生地であっても、一本または複数の糸がループを形成する編物生地であっても良い。
「炭担持体」は、例えば、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂と炭の粉末とを混合したペーストを、繊維生地に孔版印刷し硬化させることによって形成させることができる。また、「炭担持体」は、繊維生地の内側表面(肌に接する側)に貼着されるものであっても、外側表面に貼着されるものであっても良い。
上記の構成により本考案によれば、炭担持体には、繊維に炭の粉末を分散させる場合に比べて、より多量の炭の粉末を含有させることができるため、炭の有する吸湿効果、消臭効果、遠赤外線の放射による温熱効果を、より高く発揮させることができる。
また、炭担持体は突状に形成されているため、肌に物理的な刺激を与える。そのため、遠赤外線の温熱効果による血行促進に加えて、物理的な刺激による血行促進効果が期待できる。ここで、炭担持体が繊維生地の内側表面に貼着されている場合は、炭担持体と肌とが直接的に接触することにより、肌に刺激が加えられる。一方、炭担持体が繊維生地の外側表面に貼着されている場合であっても、被服が靴下や土踏まずサポーターであれば、使用者の体重がかかることによって、炭担持体が食い込むように肌を押圧し、強い押圧効果を得ることができる。また、腹巻きの腰部や肩用サポーターの背中側に炭担持体が付されている場合は、繊維生地の外側表面に貼着されている場合であっても、就寝時など使用者が仰向けに横臥しているときに、強い押圧効果を得ることができる。
本考案にかかる被服は、「前記炭担持体は、経穴に相当する部位の前記繊維生地に貼着されている」ものとすることができる。
「経穴」は、一般的には「ツボ」と称されている部位であり、ツボを刺激することで内臓に働きかけることができるとして、古くから鍼灸治療や手揉み療治が行われている部位である。炭担持体を貼着する「経穴に相当する部位」としては、例えば、靴下の場合の「湧泉」、ひざ用サポーターの場合の「足三里」や「とく鼻」、ひじ用サポーターの場合の「手三里」や「少海」、手首用サポーターの場合の「温溜(おんる)」や「陽けい」、足首用サポーターの場合の「解けい」や「三陰交」、首用サポーターの場合の「大椎」や「えい風」、肩用サポーターの場合の「肩井(けんせい)」や「肩中ゆ」、腹巻きの場合の「上かん」や「関元」等を例示することができる。なお、筒状のサポーターの場合は、着用により炭担持体と経穴との部位がずれることがあるため、位置合わせの目安となる目印を被服に設けることが望ましい。
上記の構成により、本考案によれば、被服を着用しているだけで、突状の炭担持体によって経穴を集中的に刺激することができる。このとき、ひざ用サポーター、ひじ用サポーター、手首用サポーター、肩用サポーター、腹巻き等の場合は、繊維生地に伸縮性を持たせて身体にぴったりとフィットさせるようにし、かつ、炭担持体を繊維生地の内側表面に貼着することとすれば、経穴を物理的に刺激する力を高めることができる。加えて、炭の遠赤外線放射作用により、身体のツボを集中的に暖めることができる。これにより、繊維生地と肌との接触の度合いが弱く、炭担持体による経穴の押圧作用が十分得られない場合であっても、ツボが集中的に暖められることによって血行の促進を図ることができる。
従って、自分で意識的にツボを刺激したり、ツボを刺激する施術を受けたりしなくても、本考案の被服を着用しているだけで、ツボに物理的刺激や温熱作用を与え、健康管理や健康増進を図ることができる。また、ツボを刺激することを心地良く感じる人も多いため、着用していて気持ちの良い被服となる。
本考案にかかる被服は、「前記繊維生地は靴下を形成しており、前記炭担持体は、足裏の反射区に相当する部位の前記繊維生地の外側表面に貼着されている」ものとすることができる。
「反射区」は、身体の各器官につながる末梢神経の集中している部分であり、「リフレックス・ゾーン」とも称されている部分である。上記の「経穴」が点であるのに対し、「反射区」はある程度の面積を有する範囲である。この「反射区」は、手、顔、足の甲、足の側面などにも存在するが、特に足裏に多く存在する。例えば、内臓に不調があると、その内臓に関連する足裏の反射区にこり等の変化が生じ、その部位を押したり揉んだりすると、痛い反面で気持ちが良く、その刺激を受けて内臓の調子が改善されると言われている。このように、足裏の反射区を刺激して健康管理や健康増進を図る治療法は、「フット・リフレクソロジー」とも称され、近年では好んで治療を受ける人も多い。また、足裏の反射区を自分で刺激するための道具等も、種々市販されている。
上記の構成により、本考案によれば、靴下をはいているだけで、炭担持体によって反射区を集中的に刺激することができる。そして、足裏には使用者の体重がかかるため、炭担持体が繊維生地の外側表面に貼着されていても、十分な押圧力で反射区を刺激することができる。また、炭の遠赤外線放射作用により、足裏の反射区を集中的に暖めることができる。すなわち、意識して足裏を揉んだり、特別にリフレクソロジーの治療を受けたりしなくても、靴下をはいて日常生活を送っているだけで、足裏の反射区を刺激して健康管理や健康増進を図ることができる。
加えて、繊維生地の外側表面に炭担持体が貼着されていることにより、炭担持体による滑り止めの効果をも得ることができる。
更に、繊維生地の外側表面に炭担持体が貼着されているため、反射区の部位を視認することができる。従って、反射区についての知識がない人でも、例えば胡坐や足を組んで座っているときに、反射区の適切な部位を自分で指圧することができる。そして、靴下に突状の炭担持体が貼着されていることにより、単に指で押圧する場合に比べて押圧力が分散しにくく、効果的に反射区を刺激することができる。
本考案にかかる被服は、「前記繊維生地を形成している繊維として、炭の粉末を含有する炭含有繊維を」具備するものとすることもできる。
繊維生地は、「炭含有繊維」のみで構成されるものであっても、「炭含有繊維」と炭を含有しない繊維とを共に備えて構成されるものであっても良い。例えば、合成繊維用の高分子の溶液に炭の粉末を添加し、混合・分散させて繊維状に押し出し凝固させて形成した合成繊維と、炭を含有しない綿繊維とを混紡した糸を用い、織り機または編み機で製布することによって繊維生地とすることができる。
上記の構成により、本考案によれば、炭担持体に加えて繊維生地にも炭が含有されているため、炭による上記の作用効果がより高く発揮される被服となる。例えば、繊維生地に含有される炭の遠赤外線放射作用により、被服の着用部分を全体的にじんわりと暖めつつ、炭の密度の高い炭担持体によって、より高い温熱効果で局部的に暖めることができる。
また、繊維生地にも炭が含有されているため、被服の着用部分の全体にわたって、炭による吸湿作用や消臭作用を発揮させることができる。これにより、より着心地の良い被服となる。
以上のように、本考案によれば、肌に接する被服であって、炭に特有の作用をより有効に活用できる新規な被服を提供することができる。
以下、本考案の最良の一実施形態である被服について説明する。ここでは、本考案を靴下に適用した場合を例示する。本実施形態の靴下1aは、図1及び図2に示すように、靴下の形状に形成された繊維生地11と、繊維生地11に貼着され、炭の粉末を担持すると共に突状に形成された炭担持体21とを具備する。加えて、本実施形態の炭担持体21は、経穴及び足裏の反射区に相当する部位の繊維生地11の外側表面に貼着されている。また、本実施形態の繊維生地11は、炭の粉末を含有する炭含有繊維と綿繊維の混紡糸によって形成されている。なお、図1では左足用のみを図示しているが、靴下1aは左右対称の構成である。
より詳細に説明すると、炭担持体21は、ウバメガシを1300℃以上の高温で炭化させた備長炭の微粉末(粒子径10〜100μm)を、約10質量%含有する合成樹脂によって構成されている。また、本実施形態では300個以上の多数の炭担持体21を備えており、直径及び高さの異なる大小数種類の炭担持体21が、それぞれ半球状に形成されている。
そして、直径及び高さの比較的大きな炭担持体21は、足裏中央の経穴である湧泉に相当する部位31a、小腸の反射区とされる部位31b、右足では上行結腸、左足では下行結腸の反射区とされる部位31c、左足では心臓、右足では肝臓の反射区とされる部位31d、胃の反射区とされる部位31eに、集中的に配されている。
このような構成の靴下1aは、例えば、次のように製造することができる。まず、靴下の形状の繊維生地11の内部空間に、靴下1aの足裏の外形と略一致する形状で剛性を有する平板を挿入し、繊維生地11を平らに広げる。そして、上記のような炭担持体21の配置パターンに相当する貫通孔部が予め形成された孔版を、繊維生地11の上にセットする。更に、炭の微粉末を添加し混合した樹脂ペーストを孔版上に展開し、貫通孔部から樹脂ペーストを押し出させ、繊維生地11に付着させる。その後、孔版を外し、樹脂を硬化させることにより、貫通孔部の配置に従って繊維生地11上に炭担持体21が形成される。ここで、樹脂がポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂の場合は、ガラス転移点以上に加熱し軟化させた樹脂ペーストを貫通孔部から押し出させた後、冷却・乾燥させることにより、硬化させることができる。或いは、ポリウレタン等の熱硬化性樹脂である場合は、樹脂ペーストを貫通孔部から押し出させた後、加熱して重合反応を起こさせることにより、硬化させることができる。
なお、複数枚の孔版を使用することにより、樹脂の種類、硬さ、炭の担持割合が異なる炭担持体を形成させることもできる。例えば、主要な経穴や反射区に相当する部位のみに貫通孔部が形成された孔版を使用して、硬い樹脂を押し出させ、より強い押圧力の炭担持体を形成させることができる。そして、それ以外の部位には、小径の貫通孔部のみが形成された孔版を使用して柔らかい樹脂を押し出させ、押圧力のソフトな炭担持体を形成させることができる。このようにすることにより、主要な経穴や反射区とそれ以外の部位とで、炭担持体による刺激の度合いがより大きく異なる靴下を製造することができる。
以上のように、本実施形態によれば、靴下1aをはいているだけで、炭担持体21によって足裏の経穴や反射区を集中的に刺激することができる。そして、本実施形態では、図2(a)に示すように炭担持体21が繊維生地11の外側表面に貼着されているのであるが、足裏には使用者の体重がかかるため、図2(b)に示すように、突状の炭担持体21が使用者の足90の裏に食い込み、十分な押圧力で経穴や反射区を刺激することができる。また、炭の遠赤外線放射作用により、足裏の経穴や反射区を集中的に暖めることができる。
加えて、繊維生地11の外側表面に炭担持体21が貼着されていることにより、炭担持体21による滑り止めの効果をも得ることができる。
また、炭担持体21に加えて繊維生地11にも炭が含有されているため、繊維生地11に含有される炭の遠赤外線放射作用により、足を全体的にじんわりと暖めつつ、高密度に炭を含有する炭担持体21によって、足裏の経穴や反射区の部分を局部的に、より高い温熱効果で暖めることができる。加えて、繊維生地11に含有される炭によって、足全体にわたって炭による吸湿作用や消臭作用を発揮させることができる。これにより、極めて履き心地の良い靴下1aとなっている。
上記では、炭担持体の種類として、直径及び高さの異なる大小の数種類がある場合を例示したが、これに限定されず、図3に示すように、ほぼ同一の大きさの炭担持体21bが足裏全体にほぼ均一に分散配置されている靴下1bとすることもできる。これにより、足裏の多くの反射区を、同時にまんべんなく刺激することができる。また、繰り返し使用しているうちに、貼着された炭担持体21bが剥離・脱落することは避けられない。しかしながら、靴下1bでは炭担持体21bがほぼ均一に分散配置されているため、どの部分の炭担持体21bが剥離・脱落したかを観察し、左右の足で対比することにより、自分の重心のかけ方の適否や左右のバランスの良否を、自分で確認することができる。これにより、姿勢や歩き方のくせ等を見直し、健康管理に役立てることができる。
上記では、本考案を靴下1a,1bに適用した場合を例示したが、次に示すように、肌に接する他の被服に適用することができる。
例えば、図4(a)に示すように、繊維生地12を屈曲部を有する筒状に形成し、ひざ用サポーター2とすることができる。ここでは、炭担持体22が、繊維生地12の内側表面に貼着され、ひざ頭を中心とする同心円状に配されると共に、経穴「とく鼻」に相当する部位32に貼着されている場合を例示している。このような構成により、炭担持体22による物理的刺激や温熱作用によって、ひざの関節痛が和らげられることが期待される。
或いは、図4(b)に示すように、繊維生地13を上端側及び下端側に向かってそれぞれ拡径する筒状に形成し、ウェスト部分でフィットする腹巻き3とすることができる。ここでは、繊維生地13の内側表面に炭担持体23を貼着する場合を例示し、背中側を図示している。また、炭担持体23の配置として、経穴「胃ゆ」、「腎ゆ」、「小腸ゆ」にそれぞれ相当する部位33a,33b,33cに大径の炭担持体23が貼着され、それ以外の部分に小径の炭担持体(図示省略)が配されている場合を例示している。このような構成により、炭担持体23による物理的刺激や温熱作用によって、胃、腎臓、小腸に働きかけ、これらの器官の調子が整えられることが期待される。また、この腹巻3きを就寝中に着用すれば、体圧によって、炭担持体23による押圧効果をより強く得ることができる。
或いは、図5(a)に示すように、繊維生地14を高さの小さな筒状とし、首用サポーター(ネックウォーマー)4とすることができる。ここでは、繊維生地14の内側表面の首筋に沿った部位、及び経穴「大椎」に相当する部位34に、炭担持体24を配した場合を例示している。このような構成により、主に炭担持体24による温熱効果によって、頭痛や肩こりが和らげられることが期待される。
或いは、図5(b)に示すように、繊維生地15を片方に袖部の付いた筒状とし、肩用サポーター5とすることができる。ここでは、繊維生地15の内側表面に、肩関節を中心として、比較的小径の炭担持体25が配されている場合を例示している。このような構成とすることにより、炭担持体25による物理的刺激や温熱作用によって、五十肩などの肩痛が和らげられることが期待される。
加えて、図4及び図5に例示した被服2,3,4,5では、繊維生地12,13,14,15を形成する繊維として炭含有繊維を用いており、繊維に含有される炭によって、着用部分の全体がじんわりと暖められると共に、着用部分の全体にわたり吸湿作用や消臭効果を得ることができる。
なお、図4及び図5に例示した被服2,3,4,5のように、炭担持体22,23,24,25が内側表面に貼着される場合は、炭担持体の基材となる樹脂として、発泡ポリウレタンのような多孔質体を用いることができる。このようにすることにより、肌と接した炭担持体に汗が付着した場合に、多孔質の基材及び炭の粉末に汗が吸着され易いものとなるため、べたつき感が低減され望ましい。
以上、本考案について好適な実施形態を挙げて説明したが、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、炭担持体を貼着する部位として、いくつかの経穴や反射区に相当する部位を例示したが、これらに限定されるものではない。
また、上記では、靴下1a,1bとして五本指の靴下の場合を例示したがこれに限定されず、指袋を有しない靴下や、足袋のように二つの指部に分かれた靴下に、本考案を適用することもできる。
また、手の平にも足裏と同様に多くの反射区があると言われている。これにより、図1を用いて例示した靴下1aと同様に、直径や高さの異なる大小数種類の炭担持体が、手の平側に貼着された手袋とすることもできる。
本考案を靴下に適用した一実施形態である。 図1の靴下について炭担持体による足裏の押圧を説明する説明図である。 本考案を靴下に適用した他の実施形態である。 (a)本考案をひざ用サポーターに適用した実施形態であり、(b)本考案を腹巻きに適用した実施形態である。 (a)本考案を首用サポーターに適用した実施形態であり、(b)本考案を肩用サポーターに適用した実施形態である。
符号の説明
1a,1b 靴下(被服)
2 ひざ用サポーター(被服)
3 腹巻き(被服)
4 首用サポーター(被服)
5 肩用サポーター(被服)
11,12,13,14,15 繊維生地
21,22,23,24,25 炭担持体
31a,32,33a,33b,33c 経穴に相当する部位
31b,31c,31d,31e 反射区に相当する部位

Claims (4)

  1. 肌に接して着用される被服であって、
    繊維生地と、
    該繊維生地に貼着され、炭の粉末を担持すると共に突状に形成された炭担持体と
    を具備することを特徴とする被服。
  2. 前記炭担持体は、経穴に相当する部位の前記繊維生地に貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の被服。
  3. 前記繊維生地は靴下を形成しており、
    前記炭担持体は、足裏の反射区に相当する部位の前記繊維生地の外側表面に貼着されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の被服。
  4. 前記繊維生地を形成している繊維として、炭の粉末を含有する炭含有繊維を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の被服。
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