JP3140803U - 筆入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】 上着のポケット等に入れて持ち歩くのに好適な筆入れを提供する。
【解決手段】 筆記具13を2〜3本まとめた状態で余裕を持って収容できる大きさの横断面積を有する正四角筒状の容器本体11と、容器本体11の筆記具出し入れ用開口112に係合部14を介して係脱可能に係合される蓋体12とを備え、そして、蓋体12に設けた消しゴム挿入部15に消しゴム16の一端部を挿入した状態で係合部14を容器本体11の開口112に係合した時に消しゴム16が容器本体11に収納されるように構成した。
【選択図】 図3

Description

本考案は、鉛筆、ボールペンなどの筆記具や消しゴムといった筆記用具を収納する筆入れに関する。
従来、鉛筆、ボールペンなどの筆記具、消しゴム等といった筆記用具を収納する筆入れは、筆記具の長さに消しゴム等の収容スペースを加えた長さより長い長さ寸法(例えば18cm程度)と、複数本、例えば5〜7本程度の筆記具を平面状に並べた状態で収容し得る幅寸法(例えば6〜7cm程度)と、消しゴムの厚さより大きい深さ寸法(例えば1.8cm程度)を有する扁平かつ長尺な直方体形状で、上面が開口された容器本体と、この容器本体に枢軸を介して開閉可能に枢着され、容器本体の上面開口を開閉する蓋体とから構成される(特許文献1参照)。
特開平9−206119号公報
上述のような従来の筆入れは、5〜7本程度の筆記具の他に消しゴム等を平面状に並べて収納し得る面積の収納スペースを有するため、鉛筆やボールペン、万年筆、マジックペン(商品名)等の複数種類の筆記具を収納する場合には好適であり、かつ、当該筆入れを大きな書類かばんなどに入れて持ち歩く場合も邪魔な存在とならない。
しかしながら、上述のような構造の筆入れの形状は大型になり、しかも、当該筆入れに筆記具や消しゴム等の筆記用具を満杯状態に収納した場合、筆記用具を含めた筆入れ自体の重量が重くなってしまう。その結果、筆入れを小型の携帯バックなどに入れて持ち歩く場合や上着のポケット等に入れて持ち歩く場合には筆入れ自体が邪魔になり、携帯には不便であった。
本考案は、上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、上着のポケット等に入れて持ち歩くのに好適な筆入れを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の考案は、筆入れであって、鉛筆等の筆記具が余裕を持って収容できる長さを有するとともに前記筆記具の横断面積の複数倍に相当する横断面積を有し、かつ一端が閉塞され他端に前記筆記具の出し入れ用の開口を有する角筒状もしくは円筒状の容器本体と、前記容器本体と同一の横断面積と同一の横断面形状を有し、かつ前記開口が開閉されるように当該開口に係脱可能に係合される係合部を有する蓋体と、前記蓋体に該蓋体の内面から前記開口に向け前記係合部を貫通するように前記容器本体の長手方向に延在して設けられた消しゴム挿入部とを備え、前記消しゴム挿入部に消しゴムの一端部を挿入した状態で前記係合部を前記開口に係合した時に前記消しゴムが前記容器本体に収納されるように構成したことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1記載の筆入れにおいて、前記筆記具を2〜3本まとめた状態で余裕を持って収容できる大きさを有していることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1記載の筆入れにおいて、前記容器本体は、該容器本体の長手方向の全長に亘り形成された一定の幅を有する切欠き部を有し、前記切欠き部が閉塞されるように該切欠き部と同一の長さと幅を有する短冊状の閉塞片を前記容器本体に係脱可能に設け、前記閉塞片の裏面に長さ計量用の目盛が刻設されていることを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項3記載の筆入れにおいて、前記閉塞片の幅方向の両縁と該両縁に対向する前記切欠き部の両縁の何れか一方の両縁に凸条を全長に亘り形成し他方の両縁に前記凸条がスライド可能に係合する凹溝を形成し、前記凸条と凹溝を介して前記閉塞片を前記容器本体に抜き差し可能に係合したことを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1記載の筆入れにおいて、前記蓋体が前記容器本体の開口を閉鎖した状態に保持する可撓性の保持バンドを備え、前記保持バンドの一端は前記容器本体に設けた第1のフックに係脱可能に係合され、前記保持バンドの他端は前記蓋体に設けた第2のフックに係脱可能に係合されていることを特徴とする。
本考案にかかる筆入れは、筆記具を2〜3本まとめた状態で余裕を持って収容できる大きさの横断面積を有する角筒状もしくは円筒状の容器本体と、容器本体の筆記具出し入れ用開口に係合部を介して係脱可能に係合される蓋体とを備え、そして、蓋体に設けた消しゴム挿入部に消しゴムの一端部を挿入した状態で係合部を容器本体の開口に係合した時に消しゴムが容器本体に収納されるように構成したので、筆入れを小型化及び軽量化することができ、上着のポケット等に入れて持ち歩くのに好適な筆入れを提供できる。
また、本考案によれば、容器本体に形成した切欠き部を閉塞する閉塞片が容器本体に長手方向に抜き差し可能に設けられ、この閉塞片の裏面には長さ計量用の目盛が刻設されているので、容器本体から抜き取った閉塞片を長さ計量用の定規として利用することができる。
また、本考案によれば、容器本体と蓋体との間を、それぞれに設けた第1のフックと第2のフックを介して保持バンドにより保持するようにしたので、蓋体が容器本体からみだりに脱落するのを防止できる。
(実施の形態1)
次に、本考案にかかる筆入れの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本考案の実施の形態1における筆入れの全体の構成を示す平面図、図2は図1の右側面図、図3は図1の3−3線に沿う断面図、図4は図1の4−4線に沿う拡大断面図、図5は本考案の実施の形態1における筆入れの蓋体を取り外し、かつ閉塞片を抜き取り方向に一部スライドさせた状態を示す説明図、図6は本考案の実施の形態1における筆入れの閉塞片に刻設した目盛の一例を示す説明平面図である。
本実施の形態1における筆入れ10は、図1〜図5に示すように、木製の容器本体11と、木製の蓋体12を備える。
容器本体11は、鉛筆等の筆記具13が余裕を持って収容できる長さ(例えば200mm)を有するとともに筆記具13の横断面積の複数倍に相当する横断面積(例えば20×20mm)を有する正四角筒状を呈している。この正四角筒状容器本体11の一端は底板111により閉塞され、容器本体11の他端は筆記具13の出し入れ用開口112として開口されている。
蓋体12は、容器本体11と同一の横断面積と同一の横断面形状を有している。また、蓋体12の開口112と対向する面には、開口112に係脱可能に係合して開口112を開閉する正四角筒状の木製の係合部14が突設されている。さらに、蓋体12は、蓋体12の内面12aから開口112に向け係合部14を貫通するように容器本体11の長手方向に延在して形成された消しゴム挿入部15を備える。この消しゴム挿入部15には消しゴム16の一端部が挿入され、この状態で係合部14を開口112に係合した時、消しゴム挿入部15から突出する部分を含む消しゴム16が容器本体11に収納するように構成されている。
容器本体11の開口112寄りの外側面には金属製又は木材・合成樹脂製の第1のフック17が突設され、また、蓋体12の係合部14と反対の外端面には金属製又は木材・合成樹脂製の第2のフック18が突設されている。さらに、第1及び第2のフック17と18に係合して、蓋体12が容器本体11の開口112を閉じた状態に保持する合成樹脂材・皮革等の柔軟性を持つ可撓性の保持バンド19を備える。この保持バンド19の一端は第1のフック17に係脱可能に係合され、保持バンド19の他端は第2のフック18に係脱可能に係合されている。
容器本体11は、図1、図3及び図4に示すように、容器本体11の長手方向の全長に亘り形成された一定の幅を有する切欠き部20を有している。また、切欠き部20が閉塞されるように切欠き部20と同一の長さと幅を有する短冊状の閉塞片21を備えている。
閉塞片21の裏面には、図6に示すように、長さ計量用の目盛、例えばセンチメータ用目盛22と、インチ用目盛23が幅方向の両縁に閉塞片20の長手方向に沿ってそれぞれ刻設されている。
閉塞片21の幅方向の両縁には、図4及び図5に示すように、凸条211が閉塞片21の全長に亘りそれぞれ形成されている。また、閉塞片21の幅方向の両縁に対向する切欠き部20の両縁には、図4及び図5に示すように、閉塞片21の凸条211がスライド可能に係合する凹溝201がそれぞれ形成されている。この凸条211と凹溝201を介して閉塞片21を容器本体11に開口112側から抜き差し可能に係合されるように構成されている。
次に、本実施の形態1における筆入れの使用例について説明する。
容器本体11内に収納されている筆記具13を取り出す場合は、まず、保持バンド19の一方の端部を第1のフック17または第2のフック18から外し、保持バンド19による蓋体12への保持を開放する。この状態で、図5に示すように、蓋体12を消しゴム16ごと容器本体11から取り外す。その後、容器本体11の開口112が斜め下方をむくように容器本体11全体を傾斜させれば、容器本体11内の筆記具13は自重により開口112から容器本体11外へ取り出すことができる。
また、消しゴム16を使用する場合は、消しゴム16が蓋体12の消しゴム挿入部15に挿入されたままの状態、または蓋体12の消しゴム挿入部15から引き抜いた状態で使用可能となる。
また、必要な筆記部13を容器本体11内に収納する場合は、図5に示すように、蓋体12を消しゴム16ごと容器本体11から取り外す。この状態で、必要な筆記部13を開口112から容器本体11内に挿入する。この場合、収納し得る筆記部13の本数は2〜3本程度である。その後、消しゴム16を消しゴム挿入部15に挿入した状態の蓋体12の係合部14を開口112に係合する。これにより、容器本体11の開口112が閉鎖される。その後、保持バンド19の両端部を第1のフック17および第2のフック18に係合することで、蓋体12を容器本体11に保持する。
閉塞片21を長さの計量に利用する場合は、図5に示すように、蓋体12を消しゴム16ごと容器本体11から取り外した状態で、閉塞片21を図5に示す矢印方向にスライドして容器本体11から完全に引き抜く。そして、図6に示すように、センチメータ用目盛22とインチ用目盛23を表面にして、これらの目盛22または23を被測定物に沿わせることにより、被測定物の長さを計測することができる。
このような本実施の形態1に示す筆入れよれば、筆記具13を2〜3本まとめた状態で余裕を持って収容できる大きさの横断面積を有する正四角筒状の容器本体11と、容器本体11の筆記具出し入れ用開口112に係合部14を介して係脱可能に係合される蓋体12とを備え、そして、蓋体12に設けた消しゴム挿入部15に消しゴム16の一端部を挿入した状態で係合部14を容器本体11の開口112に係合した時に消しゴム16が容器本体11に収納されるように構成したので、筆入れ10を小型化及び軽量化することができ、上着のポケット等に入れて持ち歩くのに好適な筆入れ10を提供することができる。
また、本実施の形態1によれば、容器本体11に形成した切欠き部20を閉塞する閉塞片21が容器本体11に長手方向に抜き差し可能に設けられ、この閉塞片21の裏面には長さ計量用の目盛22,23が刻設されているので、容器本体11から抜き取った閉塞片21を長さ計量用の定規として利用することができる。
また、本実施の形態1によれば、容器本体11と蓋体12との間を、それぞれに設けた第1のフック17と第2のフック18を介して保持バンド19により保持するようにしたので、蓋体12が容器本体11からみだりに脱落するのを防止できる。
(実施の形態2)
次に、本考案にかかる筆入れの実施の形態2について図面を参照して説明する。
図7は本考案の実施の形態2における筆入れの全体の構成を示す平面図、図8は図7の右側面図、図9は図7の8−8線に沿う断面図、図10は図7の10−10線に沿う拡大断面図、図11は本考案の実施の形態2における筆入れの閉塞片に刻設した目盛の一例を示す説明平面図である。
本実施の形態2における筆入れ30は、図7〜図10に示すように、木製の容器本体31と、木製の蓋体32を備える。
容器本体31は、鉛筆等の筆記具13が余裕を持って収容できる長さ(例えば200mm)を有するとともに筆記具13の横断面積の複数倍に相当する横断面積を有する正三角筒状を呈している。この正三角筒状容器本体31の一端は底板311により閉塞され、容器本体31の他端は筆記具13の出し入れ用開口312として開口されている。
蓋体32は、容器本体31と同一の横断面積と同一の横断面形状を有している。また、蓋体32の開口312と対向する面には、開口312に係脱可能に係合して開口312を開閉する木製の係合部34が突設されている。この係合部34の内側には消しゴム挿入部35が形成されている。この消しゴム挿入部35には消しゴム16の一端部が挿入され、この状態で係合部34を開口312に係合した時、消しゴム挿入部35から突出する部分を含む消しゴム16が容器本体31に収納するように構成されている。
容器本体31の開口312寄りの外側面には金属製又は木材・合成樹脂製の第1のフック37が突設され、また、蓋体32の係合部34と反対の外端面には金属製又は木材・合成樹脂製の第2のフック38が突設されている。さらに、第1及び第2のフック37と38に係合して、蓋体32が容器本体31の開口312を閉じた状態に保持する合成樹脂材・皮革等の柔軟性を持つ可撓性の保持バンド39を備える。この保持バンド39の一端は第1のフック37に係脱可能に係合され、保持バンド39の他端は第2のフック38に係脱可能に係合されている。
容器本体31は、図7、図9及び図10に示すように、容器本体31の長手方向の全長に亘り形成された一定の幅を有する切欠き部40を有している。また、切欠き部40が閉塞されるように切欠き部40と同一の長さと幅を有する短冊状の閉塞片41を備える。
閉塞片41の裏面には、図11に示すように、長さ計量用の目盛、例えばセンチメータ用目盛42と、インチ用目盛43が幅方向の両縁に閉塞片40の長手方向に沿ってそれぞれ刻設されている。
閉塞片41の幅方向の両縁には、図9及び図10に示すように、凸条411が閉塞片41の全長に亘りそれぞれ形成されている。また、閉塞片41の幅方向の両縁に対向する切欠き部40の両縁には、図9及び図10に示すように、閉塞片41の凸条411がスライド可能に係合する凹溝401がそれぞれ形成されている。この凸条411と凹溝401を介して閉塞片41を容器本体31に開口312側から抜き差し可能に係合されるように構成されている。
次に、本実施の形態2における筆入れの使用例について説明する。
容器本体31内に収納されている筆記具13を取り出す場合は、まず、保持バンド39の一方の端部を第1のフック37または第2のフック38から外し、保持バンド39による蓋体32への保持を開放する。この状態で、蓋体32を消しゴム16ごと容器本体31から取り外す。その後、容器本体31の開口312が斜め下方をむくように容器本体31全体を傾斜させれば、容器本体31内の筆記具13は自重により開口312から容器本体31外へ取り出すことができる。
また、消しゴム16を使用する場合は、消しゴム16が蓋体32の消しゴム挿入部35に挿入されたままの状態、または蓋体32の消しゴム挿入部35から引き抜いた状態で使用可能となる。
また、必要な筆記部13を容器本体11内に収納する場合は、図5に示すように、蓋体12を消しゴム16ごと容器本体11から取り外す。この状態で、必要な筆記部13を開口112から容器本体11に挿入する。この場合、収納し得る筆記部13の本数は2〜3本程度である。その後、消しゴム16を消しゴム挿入部35に挿入した状態の蓋体32の係合部34を開口312に係合する。これにより、容器本体31の開口312が閉鎖される。その後、保持バンド39の両端部を第1のフック37および第2のフック38に係合することで、蓋体32を容器本体31に保持する。
閉塞片41を長さの計量に利用する場合は、蓋体32を消しゴム16ごと容器本体31から取り外した状態で、閉塞片41を容器本体11から完全に引き抜く。そして、図11に示すように、センチメータ用目盛42とインチ用目盛43を表面にして、これらの目盛42または43を被測定物に沿わせることにより、被測定物の長さを計測することができる。
このような本実施の形態2に示す筆入れよれば、筆記具13を2〜3本まとめた状態で余裕を持って収容できる大きさの横断面積を有する正三角筒状の容器本体31と、容器本体31の筆記具出し入れ用開口312に係合部34を介して係脱可能に係合される蓋体32とを備え、そして、蓋体32に設けた消しゴム挿入部35に消しゴム16の一端部を挿入した状態で係合部34を容器本体31の開口312に係合した時に消しゴム16が容器本体31に収納されるように構成したので、筆入れ30を小型化及び軽量化することができ、上着のポケット等に入れて持ち歩くのに好適な筆入れ30を提供することができる。
また、本実施の形態2によれば、容器本体31に形成した切欠き部40を閉塞する閉塞片41が容器本体31に長手方向に抜き差し可能に設けられ、この閉塞片41の裏面には長さ計量用の目盛42,43が刻設されているので、容器本体31から抜き取った閉塞片41を長さ計量用の定規として利用することができる。
また、本実施の形態2によれば、容器本体31と蓋体32との間を、それぞれに設けた第1のフック37と第2のフック38を介して保持バンド39により保持するようにしたので、蓋体32が容器本体31からみだりに脱落するのを防止できる。
(実施の形態3)
次に、本実施の形態2における筆入れの使用例について説明する。
図12は本考案の実施の形態3における筆入れの全体の構成を示す平面図、図13は図12の右側面図、図14は図12の14−14線に沿う断面図、図15は図12の15−15線に沿う拡大断面図、図16は本考案の実施の形態3における筆入れの蓋体に消しゴムが挿着された状態を示す斜視図である。
本実施の形態3における筆入れ50は、図12〜図15に示すように、木製の容器本体51と、木製の蓋体52を備える。
容器本体51は、鉛筆等の筆記具13が余裕を持って収容できる長さ(例えば200mm)を有するとともに筆記具13の横断面積の複数倍に相当する横断面積を有する円筒状を呈している。この円筒状容器本体51の一端は底板511により閉塞され、容器本体51の他端は筆記具13の出し入れ用開口512として開口されている。
蓋体52は、容器本体51と同一の横断面積と同一の横断面形状を有している。また、蓋体52の開口512と対向する面には、開口512に係脱可能に係合して開口512を開閉する円筒状の木製の係合部54が突設されている。この係合部54の内側には消しゴム挿入部55が形成されている。この消しゴム挿入部55には消しゴム16の一端部が挿入され、この状態で係合部54を開口512に係合した時、消しゴム挿入部55から突出する部分を含む消しゴム16が容器本体51に収納するように構成されている。
容器本体51の開口512寄りの外側面には金属製の第1のフック57が突設され、また、蓋体52の係合部54と反対の外端面には金属製の第2のフック58が突設されている。さらに、第1及び第2のフック57と58に係合して、蓋体52が容器本体11の開口512を閉じた状態に保持する合成樹脂材からなる可撓性の保持バンド59を備える。この保持バンド59の一端は第1のフック57に係脱可能に係合され、保持バンド59の他端は第2のフック58に係脱可能に係合されている。
次に、本実施の形態3における筆入れの使用例について説明する。
容器本体51内に収納されている筆記具13を取り出す場合は、まず、保持バンド59の一方の端部を第1のフック57または第2のフック58から外し、保持バンド59による蓋体52への保持を開放する。この状態で、蓋体52を消しゴム16ごと容器本体51から取り外す。その後、容器本体51の開口512が斜め下方をむくように容器本体51全体を傾斜させれば、容器本体51内の筆記具13は自重により開口512から容器本体511外へ取り出すことができる。
また、消しゴム16を使用する場合は、消しゴム16が蓋体52の消しゴム挿入部55に挿入されたまま状態、または蓋体52の消しゴム挿入部55から引き抜いた状態で使用可能となる。
また、必要な筆記部13を容器本体51内に収納する場合は、蓋体52を消しゴム16ごと容器本体51から取り外す。この状態で、必要な筆記部13を開口512から容器本体51に挿入する。この場合、収納し得る筆記部13の本数は2〜3本程度である。その後、消しゴム16を消しゴム挿入部55に挿入した状態の蓋体52の係合部54を開口512に係合する。これにより、容器本体51の開口512が閉鎖される。その後、保持バンド59の両端部を第1のフック57および第2のフック58に係合することで、蓋体52を容器本体51に保持する。
このような本実施の形態3に示す筆入れよれば、筆記具13を2〜3本まとめた状態で余裕を持って収容できる大きさの横断面積を有する円筒状の容器本体51と、容器本体51の筆記具出し入れ用開口512に係合部54を介して係脱可能に係合される蓋体52とを備え、そして、蓋体52に設けた消しゴム挿入部55に消しゴム16の一端部を挿入した状態で係合部54を容器本体51の開口512に係合した時に消しゴム16が容器本体51に収納されるように構成したので、筆入れ50を小型化及び軽量化することができ、上着のポケット等に入れて持ち歩くのに好適な筆入れ50を提供することができる。
また、本実施の形態3によれば、容器本体51と蓋体52との間を、それぞれに設けた第1のフック57と第2のフック58を介して保持バンド59により保持するようにしたので、蓋体52が容器本体51からみだりに脱落するのを防止できる。
なお、本考案における容器本体は、正四角筒状、正三角筒状、円筒状のものに限らず、正五角筒状、正六角筒状などの多角筒状や楕円筒状などであってもよい。
また、上記実施の形態3においても上記実施の形態1,3に示す場合と同様に切欠き部及びこれを閉塞する閉塞片を有する構造にすることもできる。
本考案の実施の形態1における筆入れの全体の構成を示す平面図である。 図1の右側面図である。 図1の3−3線に沿う断面図である。 図1の4−4線に沿う拡大断面図である。 本考案の実施の形態1における筆入れの蓋体を取り外し、かつ閉塞片を抜き取り方向に一部スライドさせた状態を示す説明図である。 本考案の実施の形態1における筆入れの閉塞片に刻設した目盛の一例を示す説明平面図である。 本考案の実施の形態2における筆入れの全体の構成を示す平面図である。 図7の右側面図である。 図7の8−8線に沿う断面図である。 図7の10−10線に沿う拡大断面図である、 本考案の実施の形態2における筆入れの閉塞片に刻設した目盛の一例を示す説明平面図である。 本考案の実施の形態3における筆入れの全体の構成を示す平面図である。 図12の右側面図である。 図12の14−14線に沿う断面図である。 図12の15−15線に沿う拡大断面図である。 本考案の実施の形態3における筆入れの蓋体に消しゴムが挿着された状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 筆入れ
11 容器本体
112 開口
13 筆記具
14 係合部
15 消しゴム挿入部
16 消しゴム
17 第1のフック
18 第2のフック
19 保持バンド
20 切欠き部
21 閉塞片
201 凹溝
211 凸条
22,23 目盛
30 筆入れ
31 容器本体
312 開口
33 筆記具
34 係合部
35 消しゴム挿入部
37 第1のフック
38 第2のフック
39 保持バンド
40 切欠き部
41 閉塞片
401 凹溝
411 凸条
42,43 目盛
50 筆入れ
51 容器本体
512 開口
53 筆記具
54 係合部
55 消しゴム挿入部
57 第1のフック
58 第2のフック
59 保持バンド

Claims (5)

  1. 鉛筆等の筆記具が余裕を持って収容できる長さを有するとともに前記筆記具の横断面積の複数倍に相当する横断面積を有し、かつ一端が閉塞され他端に前記筆記具の出し入れ用の開口を有する角筒状もしくは円筒状の容器本体と、
    前記容器本体と同一の横断面積と同一の横断面形状を有し、かつ前記開口が開閉されるように当該開口に係脱可能に係合される係合部を有する蓋体と、
    前記蓋体に該蓋体の内面から前記開口に向け前記係合部を貫通するように前記容器本体の長手方向に延在して設けられた消しゴム挿入部とを備え、
    前記消しゴム挿入部に消しゴムの一端部を挿入した状態で前記係合部を前記開口に係合した時に前記消しゴムが前記容器本体に収納されるように構成したことを特徴とする筆入れ。
  2. 前記容器本体の横断面積は、前記筆記具を2〜3本まとめた状態で余裕を持って収容できる大きさを有していることを特徴とする請求項1記載の筆入れ。
  3. 前記容器本体は、該容器本体の長手方向の全長に亘り形成された一定の幅を有する切欠き部を有し、前記切欠き部が閉塞されるように該切欠き部と同一の長さと幅を有する短冊状の閉塞片を前記容器本体に係脱可能に設け、前記閉塞片の裏面に長さ計量用の目盛が刻設されていることを特徴とする請求項1記載の筆入れ。
  4. 前記閉塞片の幅方向の両縁と該両縁に対向する前記切欠き部の両縁の何れか一方の両縁に凸条を全長に亘り形成し他方の両縁に前記凸条がスライド可能に係合する凹溝を形成し、前記凸条と凹溝を介して前記閉塞片を前記容器本体に抜き差し可能に係合したことを特徴とする請求項3記載の筆入れ。
  5. 前記蓋体が前記容器本体の開口を閉鎖した状態に保持する可撓性の保持バンドを備え、前記保持バンドの一端は前記容器本体に設けた第1のフックに係脱可能に係合され、前記保持バンドの他端は前記蓋体に設けた第2のフックに係脱可能に係合されていることを特徴とする請求項1記載の筆入れ。
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