JP3140673U - 操作方向識別情報付き接触子 - Google Patents
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Abstract
【課題】視覚からの情報が得られない場合や、小型化により操作しにくいような場合においても、操作するときの触感のみで容易にダイヤルの回転方向やスライドのスライド方向を知ることが可能な操作方向識別情報付き接触子を提供できるようにする。
【解決手段】操作者に対する直接的若しくは間接的に接触する際の触覚刺激または/及び操作抵抗を利用して、操作する接触子の回転操作方向あるいはスライド操作方向を認識可能な触感識別情報を与える構造にすることにより、ブラインドの状態でも正確に操作方向識別することができるようにした。
【選択図】図2
【解決手段】操作者に対する直接的若しくは間接的に接触する際の触覚刺激または/及び操作抵抗を利用して、操作する接触子の回転操作方向あるいはスライド操作方向を認識可能な触感識別情報を与える構造にすることにより、ブラインドの状態でも正確に操作方向識別することができるようにした。
【選択図】図2
Description
本考案は、掌あるいは操作する指先の触感を利用して操作方向のガイダンス情報を操作者に与える操作方向識別情報付き接触子に関する。
携帯電話、音楽録音再生装置や、電子辞書などの電子機器において、データ入力や操作のための電子部品としてダイヤルやタッチパネルが使用されている。
こうした電子機器の操作に対して、人間が操作部分をどの方向に動かすかという操作方向には凡そステレオタイプ(紋切り型の反応)があり、こうした操作方向のステレオタイプの形成には、方向に対する人間の生得的な要因やその人間が生活する社会のルールや慣習などによる要因があるものと考えられる。
それらの機器操作方向のステレオタイプを利用したものに、電子機器の音量制御ダイヤルや輝度制御ダイヤルなどがあり、ダイヤルの特定の向きにおいてダイヤルの回転中心軸に右回転すると音量や明るさが増加するなどが一般的に行なわれている。
それらの機器操作方向のステレオタイプを利用したものに、電子機器の音量制御ダイヤルや輝度制御ダイヤルなどがあり、ダイヤルの特定の向きにおいてダイヤルの回転中心軸に右回転すると音量や明るさが増加するなどが一般的に行なわれている。
また、たとえば、音量ダイヤルでは、ダイヤルの接触表面の円周上に凹凸を設け、ダイヤルの位置を触感で識別できるようにして、ダイヤルの傍にくさび形状のマークを印して、ダイヤルの回転方向と音量の大小関係を表示する方法が一般的に行なわれている。
他には、デジタイザーペン本体にジョグダイヤル操作部を設けて操作者が指などでダイヤルを回転させる際に接触する接触部の形状からの触感で操作者が意図する回転方向を判断できるようにした座標入力装置(特開2003−186615)や自の不自由な人であっても触感により容易に回転位置を知ることが可能なジョグダイヤル(特開2001−296960)がある。
その他に、出発地から目的地までの経路情報を、触感を利用して伝達する装置(特開2005−352258)が公開されている。
さらに、タッチパネルの操作において、タッチパネル面上に操作基準位置を設けて、操作の際に基準位置の前後の位置での指の滑り易さの変化により、操作者が基準位置からのズレを感知できるため操作者のタッチパネル操作への傾注度合いの軽減と傾注時間の短縮を図る入力装置(特開2003−281959)が公開されている。
特開2003486615
特開2001−296960
特開200−352258
特開2003−281959
しかしながら、ダイヤルの傍にくさび形状のマークを印して、ダイヤルの回転方向と音量の大小関係を表示する方法では、ダイヤルの位置や回転の向きの識別は電子機器を内蔵した筐体本体の向きを基準にしている。
つまり、装置自体の天地の向きが明確な場合は、その装置の方向を基準にして、ダイヤルの回転方向とその効果が分かるものの、例えば暗がりで操作をする場合のように、装置自体の天地・左右等の状態が不明確な場合には、ダイヤルの回転方向とその効果が不明確になる。
したがって、照明が暗い環境での利用や自の不自由な人が操作する際には、まず筐体自体の向きを触感により確認した後にダイヤルの位置や意図する回転の向きを識別することになるので、操作に時間がかかったり、あるいはダイヤルが音量制御のものであると音量を下げるつもりが回転方向の誤りによる大音量によって耳を傷めることになったりする。
つまり、装置自体の天地の向きが明確な場合は、その装置の方向を基準にして、ダイヤルの回転方向とその効果が分かるものの、例えば暗がりで操作をする場合のように、装置自体の天地・左右等の状態が不明確な場合には、ダイヤルの回転方向とその効果が不明確になる。
したがって、照明が暗い環境での利用や自の不自由な人が操作する際には、まず筐体自体の向きを触感により確認した後にダイヤルの位置や意図する回転の向きを識別することになるので、操作に時間がかかったり、あるいはダイヤルが音量制御のものであると音量を下げるつもりが回転方向の誤りによる大音量によって耳を傷めることになったりする。
特開2003−186615では、デジタイザーペン本体にジョグダイヤル操作部を設けて操作者が指などでダイヤルを回転させる際に接触する接触部の形状からの触感で操作者が意図する回転方向を判断できるようにした座標入力装置であり、本考案と同じ発想である。しかし、ダイヤルの表面の立体形状の長さの違いをガイド情報として使うものであり、ダイヤル自体が小さくなると、指の触感での長さ情報の違いの識別が困難となる。
特開2001−296960では、目の不自由な人であっても触感により容易に回転位置を知ることが可能なジョグダイヤルであり、ジョグダイヤルの場所をジョグダイヤルに小さな突起を設けて指先の触感で探せるようにしたもので、ダイヤル自体に方向のガイド情報を持たせるものではない。
また、触感を利用して経路情報を伝達する装置(特開2005−352258)では、指先などに接触する接触子の運動の方向の情報を操作者に伝達するものであり、接触子を操作者が意図して方向へ操作するためのガイド情報を与えるものではない。
また、特開2003−281959は本考案の考えに近いが、操作面と指先との間の滑りやすさの変化の発生のための2種類の凹凸形状を必要とし、かつ、その変化が発生する基準位置がセットでなければならず、操作面上に基準位置が必須である。
また、触感を利用して経路情報を伝達する装置(特開2005−352258)では、指先などに接触する接触子の運動の方向の情報を操作者に伝達するものであり、接触子を操作者が意図して方向へ操作するためのガイド情報を与えるものではない。
また、特開2003−281959は本考案の考えに近いが、操作面と指先との間の滑りやすさの変化の発生のための2種類の凹凸形状を必要とし、かつ、その変化が発生する基準位置がセットでなければならず、操作面上に基準位置が必須である。
そこで本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもので、視覚からの情報が得られない場合や、小型化により操作部分を操作しにくいような場合においても、操作するときの触感のみで容易にダイヤルの回転方向やスライドのスライド方向を知ることが可能な操作方向識別情報付き接触子を提供できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子における請求項1では、操作者に対する直接的若しくは間接的に接触する際の触覚刺激または/及び操作抵抗を利用して、操作する接触子の回転操作方向あるいはスライド操作方向を認識可能な触感識別情報を与える構造を設けたことを最も主要な特徴とするものである。
本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子における請求項2では、接触子の操作用の接触表面を側面視において鋸歯状を含む三角形、若しくは円弧状に形成し、指などで操作面を触れた際に接触表面の摩擦の大小、温度差、弾性差の少なくともいずれか1つの触覚刺激により正の操作方向への操作か逆の操作方向への操作か認識可能な触感識別情報を与えるようにしたことを特徴とするものである。
本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子における請求項3は、側面視において接触子の操作用の接触表面に形成する鋸歯の形状は左右非対称の三角形であり、指などに触れる歯の部分の頂角の内角が90度以下の三角形の部分から構成され、操作時に触れる方向と鋸歯の頂角の成す角度の大小によって触覚刺激を異ならせることにより正の操作方向への操作か逆の操作方向への操作か認識可能な触感識別情報を与えるようにしたことを特徴とするものである。
本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子における請求項4は、接触子の操作用の接触表面に線条材若しくは溝を設け、当該線条材若しくは溝の形成密度を接触子の操作用の接触面に正の操作方向への操作時に触れる面と逆の操作方向への操作時に触れる面とで異ならせることにより、操作時の触覚刺激乃至摩擦係数の大小の差を設けたことを特徴とするものである。
本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子における請求項5は、側面視において接触子の操作用の接触表面を二等辺三角形の山形若しくは円弧状に形成し、正の操作方向への操作面と逆の操作方向への操作面とを硬度若しくは弾性を異ならせることにより、操作方向の認識ができる触感識別情報を与えるようにしたことを特徴とするものである。
本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子における請求項6は、接触子の操作用の接触表面に複数のピンを設け、当該複数のピンは、接触子の表面に対して接触する指の滑る方向に対して、鋭角または鈍角になるようにピンを立設してなり、指を動かす方向によって触覚刺激が異なるように構成したことを特徴とするものである。
本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子における請求項7は、接触子の操作用の接触表面に片持ち梁状に複数の薄片を垂直に植設し、薄片の両面の材質を違えることにより指を動かす差異に薄片がたわみ、指を動かす方向によって指への触覚刺激が異なるようにしたことを特徴とするものである。
本考案によれば、操作者がダイヤルやスライドなどの接触子に触れることにより、接触子の接触表面に設けた立体形状の触感で、操作者が意図する接触子の回転操作方向あるいはスライド操作方向への情報が直接的に得られることを可能にしてある。
これにより、操作者はこの違いを触覚で感知し、直感に合致した操作をするので、接触子を回転操作する方向やスライド操作する方向の違いを事前に学習しなくても直接、感覚的に理解することができる。
したがって、例えば暗闇での使用や使用者が目の不自由な人であっても、また、小型化により操作しにくいような場合であっても、触感により所望する回転方向やスライド運動の向きを容易に、しかも正確に認識することが可能となる。
これにより、操作者はこの違いを触覚で感知し、直感に合致した操作をするので、接触子を回転操作する方向やスライド操作する方向の違いを事前に学習しなくても直接、感覚的に理解することができる。
したがって、例えば暗闇での使用や使用者が目の不自由な人であっても、また、小型化により操作しにくいような場合であっても、触感により所望する回転方向やスライド運動の向きを容易に、しかも正確に認識することが可能となる。
本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子は、操作者に対する直接的若しくは間接的に接触する際の触覚刺激または抵抗を利用して、操作する接触子の回転操作方向あるいはスライド操作方向を正確に認識できる触感識別情報を与える構造を設けるようするもので、その最も好ましい実施の形態を図面に基づいて次に詳述する。
図1は、本考案にかかる操作方向識別情報付き接触子を設けた電子機器の1つであるところの携帯受信機(ラジオ)の斜視図であって、図中符号1は、携帯受信機を全体的に示す。
この携帯受信機1は、バンド(周波数)を切り換えるスライド式のバンド切り換えスイッチ2と音量を調節する回転式のボリューム用ダイヤル3を備えてなり、これらバンド切り換えスイッチ2およびボリューム用ダイヤル3は後述するように操作方向識別情報付き接触子4となっている。
この携帯受信機1は、バンド(周波数)を切り換えるスライド式のバンド切り換えスイッチ2と音量を調節する回転式のボリューム用ダイヤル3を備えてなり、これらバンド切り換えスイッチ2およびボリューム用ダイヤル3は後述するように操作方向識別情報付き接触子4となっている。
ボリューム用ダイヤル3は、図2に示すように、ホイール5の接触表面(周面)6を側面視において先端7が鋭角となる左右非対称の三角形の鋸歯状に形成することにより、当該周面部分を操作方向識別情報付き接触子4としたものである。
こうすることにより操作者が指を、例えば図上右から左に手を滑らしたときは、鋭角の先端が指に引っ掛かりやすく、逆に指を左から右に滑らすと滑りやすいことから、正転・逆転が同じ回転トルクの場合、この摩擦の相違により正転・逆転の操作方向がブラインドの状態でも簡単に認識することができ、誤操作をなくすことができる。
因みに、指に引っ掛かりやすく操作しやすい方向、すなわち本例では右から左への回転操作時には、耳に優しくなるように音量が小さくなるようになっている。
こうすることにより操作者が指を、例えば図上右から左に手を滑らしたときは、鋭角の先端が指に引っ掛かりやすく、逆に指を左から右に滑らすと滑りやすいことから、正転・逆転が同じ回転トルクの場合、この摩擦の相違により正転・逆転の操作方向がブラインドの状態でも簡単に認識することができ、誤操作をなくすことができる。
因みに、指に引っ掛かりやすく操作しやすい方向、すなわち本例では右から左への回転操作時には、耳に優しくなるように音量が小さくなるようになっている。
また、図1のスライド式のバンド切り換えスイッチ2の場合には、図3に示すように、上記ホイール5の接触表面6に設けた側面視において先端が鋭角となる左右非対称の三角形の鋸歯形状を当該スイッチの接触表面6に形成して操作方向識別情報付き接触子4を形成することにより、上記のボリューム用ダイヤル3と同様に、摩擦の相違により正転・逆転の操作方向がブラインドの状態でも簡単に認識することができ、誤操作をなくすことができる。
ちなみに、上記の左右非対称の三角形の鋸歯形状の先端部の角度は90度未満(鋭角)にすることが望ましい。
ちなみに、上記の左右非対称の三角形の鋸歯形状の先端部の角度は90度未満(鋭角)にすることが望ましい。
また、上記の形態に代えて、バンド切り換えスイッチ2およびボリューム用ダイヤル3に施す操作方向識別情報付き接触子4としては、以下のように変更することも可能である。
先ず、操作方向識別情報の要素として、触覚刺激によるもの、摩擦係数の相違を利用するようにしたもの、接触表面6の弾性を利用するようにしたもの、接触表面6に温度差を設けて操作方向を認識させるようにしたもの等が考えられる。
先ず、操作方向識別情報の要素として、触覚刺激によるもの、摩擦係数の相違を利用するようにしたもの、接触表面6の弾性を利用するようにしたもの、接触表面6に温度差を設けて操作方向を認識させるようにしたもの等が考えられる。
操作方向識別情報の要素が、触覚刺激によるものとしては図4に示すように、例えば、操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6に線条材8を設け、当該線条材8を設ける密度を操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6に正の操作方向への操作時に触れる面と逆の操作方向への操作時に触れる面とで異ならせることにより、操作時の触覚刺激乃至摩擦係数の大小の差を設けるようにする。
あるいは、操作用の接触表面6の摩擦係数を当該接触表面6に取り付ける線条材8若しくは刻設する溝(図示せず)のパターンを、正の操作方向への操作時に触れる面と逆の操作方向への操作時に触れる面とで異なるように設けることにより、操作時の触覚刺激乃至摩擦係数の大小の差を設けて操作方向識別情報付き接触子4を構成する。
あるいは、操作用の接触表面6の摩擦係数を当該接触表面6に取り付ける線条材8若しくは刻設する溝(図示せず)のパターンを、正の操作方向への操作時に触れる面と逆の操作方向への操作時に触れる面とで異なるように設けることにより、操作時の触覚刺激乃至摩擦係数の大小の差を設けて操作方向識別情報付き接触子4を構成する。
また、操作方向識別情報の要素が、触覚刺激によるものとしては、図5に示すように、操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6部分を二等辺三角形の山形若しくは円弧状に形成し、その頂部9を境界として正の操作方向への接触表面6と、逆の操作方向への接触表面6とに硬度若しくは弾性を異ならせた部材(例えばシリコンゴム10硬質プラスチック11)を貼りつけることにより、操作方向の認識ができる触感識別情報を与えるようにすることもできる。
更に、接触表面6に温度差を設けて操作方向を認識させるように場合、操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6部分を二等辺三角形の山形若しくは円弧状に形成し、その頂部9を境界として図6に示すように、正の操作方向への接触表面6部分に例えばプラスチックシート片12を貼りつけ、逆の操作方向への接触表面6部分には熱伝導率の異なるアルミシート片13を貼りつける。
この場合、操作指が触れた時、その表面温度が冷たく感じない時は正の操作方向であり、冷たく感じる時は逆の操作方向であることが認識できるようになる。
更に、接触表面6に温度差を設けて操作方向を認識させるように場合、操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6部分を二等辺三角形の山形若しくは円弧状に形成し、その頂部9を境界として図6に示すように、正の操作方向への接触表面6部分に例えばプラスチックシート片12を貼りつけ、逆の操作方向への接触表面6部分には熱伝導率の異なるアルミシート片13を貼りつける。
この場合、操作指が触れた時、その表面温度が冷たく感じない時は正の操作方向であり、冷たく感じる時は逆の操作方向であることが認識できるようになる。
加えて、図7に示すように、操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6に複数のピン14を設け、当該複数のピン14は、操作方向識別情報付き接触子4の接触表面6に接触する指の滑る方向に対して、鋭角あるいは鈍角になるようにピン14を傾斜させて埋め込むことにより、操作方向識別情報付き接触子4を形成することもできる。この場合、指を動かす方向によって触覚刺激が異なるので、この異なる触覚刺激により操作方向を認識するようにすることができる。
更に、図8に示すように、操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6に片持ち梁状に複数の薄片15・16を垂直に植設し、薄片15・16の両面の材質を違えて操作方向識別情報付き接触子4を形成することもできる。
この場合、指を動かす際に薄片15・16がたわみ、指を動かす方向によって指への触覚刺激が異なることにより操作方向を認識するようにすることもできる。
上記実施の形態では、ラジオを例に説明してあるがこうしたものに限られず、携帯電話、音楽録音再生装置や、電子辞書などの電子機器におけるデータ入力や操作のための接触子(ダイヤル)に実施することができるのはもちろんのことである。
更に、図8に示すように、操作方向識別情報付き接触子4の操作用の接触表面6に片持ち梁状に複数の薄片15・16を垂直に植設し、薄片15・16の両面の材質を違えて操作方向識別情報付き接触子4を形成することもできる。
この場合、指を動かす際に薄片15・16がたわみ、指を動かす方向によって指への触覚刺激が異なることにより操作方向を認識するようにすることもできる。
上記実施の形態では、ラジオを例に説明してあるがこうしたものに限られず、携帯電話、音楽録音再生装置や、電子辞書などの電子機器におけるデータ入力や操作のための接触子(ダイヤル)に実施することができるのはもちろんのことである。
1・・・携帯受信機
2・・・バンド切り換えスイッチ
3・・・ボリューム用ダイヤル
4・・・操作方向識別情報付き接触子
5・・・ホイール
6・・・接触表面
7・・・先端
8・・・線条材
9・・・頂部
10・11・・・弾性を異ならせた部材
12・・・プラスチックシート片
13・・・アルミシート片
14・・・ピン
15・16・・・薄片
2・・・バンド切り換えスイッチ
3・・・ボリューム用ダイヤル
4・・・操作方向識別情報付き接触子
5・・・ホイール
6・・・接触表面
7・・・先端
8・・・線条材
9・・・頂部
10・11・・・弾性を異ならせた部材
12・・・プラスチックシート片
13・・・アルミシート片
14・・・ピン
15・16・・・薄片
Claims (7)
- 操作者に対する直接的若しくは間接的に接触する際の触覚刺激または/及び操作抵抗を利用して、操作する接触子の回転操作方向あるいはスライド操作方向を認識可能な触感識別情報を与える構造を設けたことを特徴とする操作方向識別情報付き接触子。
- 接触子の操作用の接触表面を側面視において鋸歯状を含む三角形、若しくは円弧状に形成し、指などで操作面を触れた際に接触表面の摩擦の大小、温度差、弾性差の少なくともいずれか1つの触覚刺激により正の操作方向への操作か逆の操作方向への操作か認識可能な触感識別情報を与えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の操作方向識別情報付き接触子。
- 側面視において接触子の操作用の接触表面に形成する鋸歯の形状は左右非対称の三角形であり、指などに触れる歯の部分の頂角の内角が90度以下の三角形の部分から構成され、操作時に触れる方向と鋸歯の頂角の成す角度の大小によって触覚刺激を異ならせることにより正の操作方向への操作か逆の操作方向への操作か認識可能な触感識別情報を与えるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作方向識別情報付き接触子。
- 接触子の操作用の接触表面に線条材若しくは溝を設け、当該線条材若しくは溝の形成密度を接触子の操作用の接触面に正の操作方向への操作時に触れる面と逆の操作方向への操作時に触れる面とで異ならせることにより、操作時の触覚刺激乃至摩擦係数の大小の差を設けたことを特徴とする請求項1に記載の操作方向識別情報付き接触子。
- 側面視において接触子の操作用の接触表面を二等辺三角形の山形若しくは円弧状に形成し、正の操作方向への操作面と逆の操作方向への操作面とを硬度若しくは弾性を異ならせることにより、操作方向の認識ができる触感識別情報を与えるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作方向識別情報付き接触子。
- 接触子の操作用の接触表面に複数のピンを設け、当該複数のピンは、接触子の表面に対して接触する指の滑る方向に対して、鋭角または鈍角になるようにピンを立設してなり、指を動かす方向によって触覚刺激が異なるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の操作方向識別情報付き接触子。
- 接触子の操作用の接触表面に片持ち梁状に複数の薄片を垂直に植設し、薄片の両面の材質を違えることにより指を動かす差異に薄片がたわみ、指を動かす方向によって指への触覚刺激が異なるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の操作方向識別情報付き接触子。
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