JP3140174U - 飲料容器 - Google Patents

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範昭 竹内
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Abstract

【課題】顧客が直接飲用孔に口をつけて飲用する場合にも飲み難さを改善することができ、且つ重ねて積載された蓋体を分離する際の作業を改善することができる飲料容器を提供する。
【解決手段】飲料を収納するカップ本体1と、カップ本体1に取り付けた際に該カップ本体1の上端面よりも上方に膨出した膨出部13を有する蓋体10と、からなる飲料容器Aであって、蓋体10の膨出部13の基部13aと蓋体10の周縁11との間には平坦部11aが形成されており、平坦部11aに該平坦部11aから飲料を導入する隆起部14が形成され該隆起部14の側壁14bと膨出部13の側壁13bとが接続されると共に該隆起部14に飲用孔15が形成されているものである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、飲料容器に関し、特に、カップ本体に収納された飲料を直接口から飲用する際に有利な飲料容器に関するものである。
コーヒー飲料や清涼飲料のテイクアウト用容器として、飲料を収納するカップ本体と、このカップ本体の上端部に嵌め込まれる蓋体と、からなる飲料容器を用いるのが一般的である。この飲料容器では、蓋体の中央部分に、該蓋体をカップ本体の上端部分に装着したとき、カップ本体の上端面よりも上方に膨出した膨出部を有している。
蓋体に形成された膨出部は上端面が平坦な天面として形成され、この天面の周縁よりに顧客が口をつけてカップ本体に収納された飲料を飲用する飲用孔が形成されている。また天面における飲用孔を形成した平坦面以外の部位にはストローを差し込む差込孔が形成されている。従って、顧客は差込孔に差し込んだストローを利用して、或いは飲用孔から直接、カップ本体に収納した飲料を飲用することが可能である。
またカップ本体及び蓋体は夫々複数枚を重ねて積載した状態で運搬されて容器メーカーから飲料店に納品される。そして飲料店では顧客の注文に応じて重ねて積載されたカップ本体および蓋体を分離し、カップ本体に飲料を充填した後、蓋体を装着して販売されるのが一般的である。
上記した従来の飲料容器では、飲用孔が蓋体に形成した膨出部の天面にあるため、顧客がこの飲用孔に直接口をつけて飲用しようとしたときに飲みにくいという問題がある。すなわち、飲用孔が蓋体の最も高い位置で且つ平坦な面にあるため、この飲用孔に直接口をつけたときに上唇が安定せずに飲みにくくなってしまうという問題が生じている。
飲料店で重ねて積載されたカップ本体および蓋体を分離する際に、これらが互いにしっかりと重ね合わされていると分離し難くなり、作業性が劣ることになるという問題がある。特に蓋体は素材が比較的に薄いため、分離する際に慎重な作業が必要となり、より作業性が劣ることになる。
本考案の目的は、顧客が直接飲用孔に口をつけて飲用する場合にも飲み難さを改善することができ、且つ重ねて積載された蓋体を分離する際の作業を改善することができる飲料容器を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案に係る飲料容器は、飲料を収納するカップ本体と、前記カップ本体に取り付けた際に該カップ本体の上端面よりも上方に膨出した膨出部を有する蓋体と、からなる飲料容器であって、蓋体の膨出部の基部と蓋体の周縁との間には平坦部が形成されており、前記平坦部に該平坦部から飲料を導入する隆起部が形成され該隆起部の側壁と膨出部の側壁とが接続されると共に該隆起部に飲用孔が形成されているものである。
上記飲料容器において、平坦部に形成された隆起部の側壁と膨出部の側壁とが段差部を有することなく連続して接続されていることが好ましい。
また上記何れかの飲料容器において、蓋体の天面に、重ねて積載した蓋体から1枚の蓋体を分離する際に分離を容易にするための分離凹部を設けたことが好ましい。
本考案の飲料容器では、蓋体に設けた膨出部の基部と蓋体の周縁との間に形成された平坦部に隆起部を形成したので、顧客が隆起部に形成した飲用孔に直接口をつけて飲用しようとしたとき、カップ本体に収納した飲料が円滑に飲用孔に導かれ、安定した状態で飲用することができる。特に、隆起部が上唇に接触することで、口と蓋体との間に隙間が形成されることがなく、飲料容器を傾けても収納された飲料がこぼれることがない。
また隆起部の側壁と膨出部の側壁とが段差部を有することなく連続して接続した場合には、顧客が隆起部に形成した飲用孔に直接口をつけて飲用しようとしたとき、カップ本体に収納した飲料の全部が円滑に飲用孔に導かれ、安定した状態で飲用することができ且つ残すことがない。
また蓋体の天面に分離凹部を設けた場合には、膨出部に形成した凹部と共に複雑な凹凸を形成することとなり、強固な重合を防ぐことができる。このため、重ねて積載した蓋体から1枚の蓋体を分離する作業を容易に行うことができる。
以下、本考案に係る飲料容器の好ましい幾つかの実施例について図を用いて説明する。
図1は第1実施例に係る飲料容器の構成を説明する斜視図である。図2は蓋体の断面図である。図1、図2に示す飲料容器Aは、カップ本体1と、蓋体10とによって構成されている。
カップ本体1はコーヒーや清涼飲料を収納するものであり、紙や合成樹脂を材料として形成されている。本考案に於いて、カップ本体1の形状や寸法は特に限定するものではなく、収納すべき飲料の性質や容量に応じて適宜設定されている。
蓋体10はカップ本体1の上端部分に取り付けられて該カップ本体1を蓋すると共に、図示しないストローを用いて、或いは直接口を付けることで、カップ本体1に収納された飲料を飲用し得るように構成されている。
蓋体10はカップ本体1の上端部分の平面形状と対応する平面形状を有しており、周囲にはカップ本体1の上端面と当接する平坦な縁部11と、カップ本体1の上端外周部を嵌め込むリム部12が形成されている。
蓋体10の縁部11の内側は上方に向けて膨出した膨出部13が形成されている。この膨出部13は蓋体10の中心から偏心した位置に位置する楕円形状に形成されており、この膨出部13の位置関係から、該膨出部13の基部13aと蓋体10のリム部12との間に形成されている縁部11には幅の広い平坦部11aと幅狭部11bとが形成されている。
膨出部13の高さは特に限定するものでははなく、飲料容器Aの全体的な意匠や、飲み易さ等を考慮して設定することが好ましい。また膨出部13が蓋体10の縁部11よりも上方に向けて形成されることから、蓋体10をカップ本体1の上端部に装着したとき、膨出部13はカップ本体1よりも上方に膨出することとなる。
膨出部13の周縁部は基部13aからテーパ状に立ち上がる側面13bが形成されている。そして、平坦部11aと該平坦部11aに対応する側面13bから連続した隆起部14が形成されている。隆起部14の頂面14aは縁部11の平坦面11aよりも上方にあり、該隆起部14の側面14bは平坦面11aに対し略垂直に形成されている。
隆起14の頂面14aに飲用孔15が形成されている。飲用孔15は顧客が直接口をつけて飲用するためのものであり、大きさや形状は飲み易さを考慮して設定されている。また膨出部13の天面13cから隆起部14の頂面14aまでの寸法は、顧客が飲用孔15に直接口をつけて飲用する際に、天面13cから頂面14aまでの段差が邪魔をしない程度に設定されている。また隆起部14の幅寸法は、飲用孔15の大きさを考慮して設定されている。
特に、隆起部14は顧客が飲用孔15から直接飲料を飲用する際に、飲料容器Aを傾けたとき、カップ本体1に収納された飲料の流通経路となるものでもあり、収納された飲料が円滑に飲用孔15に流れるような寸法と形状を有することが好ましい。例えば、カップ本体1に収納された飲料が氷と清涼飲料との混合物であるような場合、隆起部14の幅寸法を適宜設定することで、カップ本体1に収納された氷が飲用孔15に入り込むことを防ぐ機能を発揮させることが可能となり有利である。
膨出部13の天面(蓋体10の天面)13cに分離凹部16が形成されている。この分離凹部16は、複数の蓋体10を重ねて積載したとき隣接する蓋体10の間に間隙を形成する機能を有するものであり、この間隙を形成することによって、重ねて積載した蓋体10から1枚の蓋体10を分離する作業を容易に行えるようにするものである。
このため、分離凹部16は平面形状が膨出部13の平面形状と相似形となる楕円形として形成されると共に、周壁16aが膨出部13の天面13bに対し略垂直に形成されている。また底面16bは膨出部13の側面13bから連続して形成された隆起部14の頂面14aと同じレベルに形成されている。
蓋体10の膨出部13にこのような分離凹部16を形成することによって、複数の蓋体10を分離凹部16どうしを対応させて重ねたとき、隣接する分離凹部16が互いに嵌入することがなく、強固に積載されることがない。従って、重ねて積載された複数の蓋体1から1枚の蓋体10を分離する作業を極めて容易に行うことが可能である。
また、分離凹部16が楕円形に形成されているため、複数の蓋体10を重ねて積載したとき、隣接する蓋体10の分離凹部16が互いに嵌入した場合でも、分離すべき蓋体10を回転させようとすると、回転の基準が分離凹部16の楕円形となるため、極めて容易に分離させることが可能である。
また、隆起部14の頂面14aと、分離凹部16の底面16bとが同じレベルを有するため、複数の蓋体10を重ねて積載したとき、この積載物の寸法を必要以上に大きくすることがない。更に、隆起部14の頂面14aが蓋体10の縁部11のレベルよりも高い位置にあるため、顧客が飲用孔15から直接飲用しようとした場合でも、飲み易さを確保することが可能となる。
分離凹部16の底面16bにはストローを挿入する挿入孔17が形成されている。この挿入孔17にはフラップ17aが設けられており、該フラップ17aによって挿入孔17を閉鎖し得るように構成されている。
上記挿入孔17を分離凹部16の底面16aの何れの位置に形成するかは限定するものではなく、ストローを挿入して吸引する際に安定した吸引を行える位置に設定されている。
次に第2実施例に係る飲料容器Bの構成について図3により説明する。図に於いて、前述の実施例1と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する(以下同じ)。
図3に示すように、本実施例では、第1実施例に比較して蓋体10に形成された飲用孔15の周辺の形状(隆起部19の形状)が異なっている。
即ち、蓋体10の縁部11に形成された平坦部11aから該平坦部11aに対応する膨出部13のテーパ状に形成された側面13bに連続して隆起部19が形成されている。隆起部19の頂面19aは膨出部13の天面13cと等しいレベルを有している。そして隆起部19の頂面19aに飲用孔15が形成されている。
上記の如く形成された隆起部19であっても、顧客が飲用孔15から直接飲料を飲用する際に、飲料容器Aを傾けたとき、カップ本体1に収納された飲料の流通経路となる。このため、顧客は円滑に飲料を飲用することが可能である。
実勢例3
次に第3実施例に係る飲料容器Cの構成について図4により説明する。
図4に示すように、蓋体10に形成された膨出部20の基本的な形状は前述の各実施例と同様の楕円形となっている。また、蓋体10の縁部11に形成された平坦部11aから隆起する隆起部21が形成されており、この隆起部21の端面21aと膨出部20の側面20bとが連続するテーパ面22によって接続されている。
隆起部21の端面21aの高さは特に限定するものではないが、本実施例では膨出部20に形成した分離凹部16の底面16bと同じレベルを有している。このため、膨出部20の天面20cから隆起部21の端面21aにかけての上面21bが傾斜した面として形成されている。そして前記傾斜した上面21bに飲用孔15が形成されている。
上記の如く形成された蓋体10では、膨出部20から隆起部21にかけて徐々に幅寸法が小さくなる流路が形成されることとなり、顧客が飲用孔15から直接飲料を飲用する場合でも無理なく円滑に飲用することが可能である。
本考案に係る飲料容器は、コーヒーや清涼飲料の飲料容器として利用して有利である。
第1実施例に係る飲料容器の構成を説明する斜視図である。 蓋体の断面図である。 第2実施例に係る飲料容器の構成を説明する斜視図である。 第3実施例に係る飲料容器の構成を説明する斜視図である。
符号の説明
A、B、C 飲料容器
1 カップ本体
10 蓋体
11 縁部
11a 平坦部
11b 幅狭部
12 リム部
13 膨出部
13a 基部
13b 側面
13c 天面
14 隆起部
14a 頂面
14b 側面
15 飲用孔
16 分離凹部
16a 周壁
16b 底面
17 挿入孔
17a フラップ
19 隆起部
19a 頂面
20 膨出部
20b 側面
20c 天面
21 隆起部
21a 端面
21b 上面
22 テーパ面

Claims (3)

  1. 飲料を収納するカップ本体と、前記カップ本体に取り付けた際に該カップ本体の上端面よりも上方に膨出した膨出部を有する蓋体と、からなる飲料容器であって、
    蓋体の膨出部の基部と蓋体の周縁との間には平坦部が形成されており、前記平坦部に該平坦部から飲料を導入する隆起部が形成され該隆起部の側壁と膨出部の側壁とが接続されると共に該隆起部に飲用孔が形成されていることを特徴とする飲料容器。
  2. 前記平坦部に形成された隆起部の側壁と膨出部の側壁とが段差部を有することなく連続して接続されていることを特徴とする請求項1に記載した飲料容器。
  3. 前記蓋体の天面に、重ねて積載した蓋体から1枚の蓋体を分離する際に分離を容易にするための分離凹部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載した飲料容器。
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