JP3139592U - ウェスト測定目盛付インナーベルト - Google Patents

Abstract

【課題】肥満の結果起こる様々な健康上の障害は、成人病の問題として広く知られるようになってきたが、特にメタボリックシンドロームとして広く認識されてきている。この問題を解決するための方法を提供する。
【解決手段】ズボンに着脱可能にした３つの当板を備えたインナーベルトを使った２つの方法によって課題を解決する。その１はインナーベルトを使って肥満した下腹を引き締めることであり、その２はインナーベルトにとりつけたウェストサイズ目盛によって自覚を促す。
【選択図】図１

Description

本考案は、ズボンの内側に着脱可能にした２ヶ所あるいは３ヶ所の当板をそなえたインナーベルトに関する。

ウェストサイズを測定する方法は、目盛のついたヒモ状の巻尺で測定する方法で一般的に行われている。
実願２００５−００６８１３

食生活が豊かになり、車社会が普及すると共に肥満の人が増加し、その結果起こる様々な健康上の障害、例えば糖尿病、心臓病、高血圧等々の成人病の問題として、具体的な対策を迫られて来ている。このまま放置した場合、将来の医療費負担の増加として大きく降りかかって来ると予想されている。

肥満の問題は、メタボリックシンドロームとして、広く認識されて来ており、肥満対策は国、地方自治体を通して取り組むべき課題であり、この課題を解決するための方法を提供する。

本考案は、ズボンに着脱可能にした３ヶ所の当板をそなえたインナーベルトを使った、２つの手法によって課題を解決する。

その１は、インナーベルトによって肥満した下腹を引き締めることである。

その２は、インナーベルトにとりつけたウェストサイズ目盛によってである。

左右の当板によって腰骨の位置よりインナーベルトを締める位置が約５ｃｍ程高くなり、インナーベルトによって下腹を引き上げ、引き締めることで満腹感を刺激し、過食にならないように自覚を促すことによる、肥満の予防的効果によって課題を解決する。

インナーベルトの外周部か内周部かあるいは両方の側にウェストサイズを測定できるように設置するか、あるいは印刷した目盛によってベルトのバックル部分を折り返して、着用する時に目盛を読み取ることでウェストサイズを自覚し、肥満度を自己判断することで肥満を抑制する効果によって課題を解決する。

幅５ｃｍ、厚さ１〜２ｍｍの一方の側が面ファスナーメス部で出来、ベルト先端から約５ｃｍのところを１００ｃｍとして８０ｃｍより順次目盛のつけられた布製のメジャーをベルト外周部あるいは内周部に有し、ベルト先端５ｃｍが面ファスナーオス部となっており、バックルを通した着用時のベルト先端の密着位置および折り返し位置によってウェストサイズを読み取れ、弾力があり体の側面に会うように湾曲させた硬質プラスチック製の当板と、腰の真後ろの位置に止まるように取り付けた同様の当板によって、腰骨より約４ｃｍあげた位置で固定することが出来、正確なサイズ測定が行える。

又、このインナーベルトを着用することによって、下腹を引き上げて締めることにより満腹感を与え、肥満防止に役立てることが出来る。

図２で示す通り、インナーベルトのバックル部分で折り返した時にウェストサイズの目盛を目視して、ウェストサイズを測定する。図３、図４は、インナーベルトを着装した状態を示しており、左右の当板によって約４ｃｍ腰骨の位置より上がった位置が、丁度体の中心のへその部分を通り、正しい測定位置と重なる。

図４で示す左右の当板によって、約４ｃｍ引き上げられたインナーベルトを締めることで、下腹を引き上げ引き締めることができる。

本考案の実施形態を示す全体図１ 本考案の実施形態を示す全体図２ インナーベルト着装状態図１ ズボンの内側 インナーベルト着装状態図２ ズボンをはく前の状態

符号の説明

１ インナーベルト帯地部
２ ウェストサイズ測定目盛
３ 左右当板
４ 後部当板
５ 面ファスナーオス部
６ 面ファスナーメス部
７ バックル部

Claims (2)

1. ベルトの一方あるいは両方の側にウェストサイズ目盛あるいは色分け目盛を備え、装着時にサイズが読み取れるという特徴を持ったインナーベルト。
2. 請求項１記載のインナーベルトが、ウェストサイズ測定の位置で装着できるように設置された左右の腰の位置にセットできるプラスチック、ゴム、皮あるいは金属の中から選ばれた１または２以上の組み合わせの当板。

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