JP3139517U - コック取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペール缶やドラム缶、一斗缶等で、缶を持ち上げることなく、簡単に内部の液体を吐出させることができ、作業効率の改善が図れるようにしたコック取付具を提供する。
【解決手段】アタッチメント管軸11は、外周が螺刻された管軸部21と、管軸部の一端に設けられたフランジ部22とを有する。固定部12は、アタッチメント管軸11と螺合すると共に、ペール缶50の吐出口51と嵌合する嵌合部31を有する。パッキン13はシリコンゴムからなる。ペール缶50の吐出口51内にアタッチメント管軸11のフランジ部22を挿入し、固定部12の嵌合部31を吐出口51の外周片52に嵌合させる。固定部12を回転させて締め付けると、アタッチメント管軸11が吐出口51に固定されると共に、パッキン13が圧縮されて広がるように変形し、液漏れが防止される。
【選択図】図5

Description

本考案は、ドラム缶、ペール缶、一斗缶等の吐出口に取り付けるコック取付具に関する。
ガソリンや灯油、塗料、溶剤、洗剤、ワックス、化学品、医薬原料などの液体を入れて運搬、貯蔵するのに、ドラム缶、ペール缶、一斗缶等が用いられている。ドラム缶は、200リットル以上の円筒状の容器で、円筒部の中間に輪帯と呼ばれる2本のバンドで締め付けられている。ペール缶は、18リットルから20リットルの手桶やバケツのような円筒状の形状の容器である。一斗缶は、18リットルの直方体の形状の容器である。
このような液体を入れて運搬、貯蔵するドラム缶、ペール缶、一斗缶等の缶の上面には、円形の吐出口が設けられている(例えば特許文献1参照)。缶の内部の液体が吐出しないように、保存時には、吐出口に蓋が嵌め込まれる。そして、缶から液体を吐出させる場合には、作業員が吐出口の蓋を外し、缶を横に倒して、吐出口から液体を外部に落下させて、吐出させるようにしている。
特開平9−48465号公報
しかしながら、缶を横に倒して、吐出口から液体を外部に吐出させる作業を行うためには、作業員が缶を持ち上げて、缶を抱える必要がある。このような作業は、作業員への負担が大きく、大変な作業である。
また、複数の缶を保存する場合、従来では、内部の液体が流出しないように、蓋を上にして、複数の缶を縦積みして保存している。この場合、下段に保存されている缶を使用するためには、上段に置かれている缶を下ろす必要があり、作業効率が悪い。また、缶の蓋の付近からこぼれた油により缶の上面に埃が付着し、缶の表示が見えなくなってしまうことが多い。
上述の課題を鑑み、本考案は、缶を持ち上げることなく、簡単に内部の液体を吐出させることができ、作業効率の改善が図れるようにしたコック取付具を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本考案は、外周が螺刻された管軸部と、管軸部の一端に設けられたフランジ部とを有し、フランジ部と管軸部とを連通する貫通口が設けられたアタッチメント管軸と、アタッチメント管軸と螺合すると共に、缶の吐出口と嵌合する嵌合部を有する固定部と、アタッチメント管軸と固定部との間に介装されるパッキンと、アタッチメント管軸と結合されるコック部とを備え、缶の吐出口にアタッチメント管軸のフランジ部を挿入し、固定部の嵌合部を吐出口に嵌合させ、アタッチメント管軸と固定部とを螺合させて締め付け、アタッチメント管軸を吐出口に固定させることを特徴とする。
好ましくは、パッキンはリング状であり、弾性部材から形成されていることを特徴とする。好ましくは、パッキンは、シリコンゴムで形成されることを特徴とする。
本考案によれば、外周が螺刻された管軸部と、管軸部の一端に設けられたフランジ部とを有し、フランジ部と管軸部とを連通する貫通口が設けられたアタッチメント管軸と、アタッチメント管軸と螺合すると共に、缶の吐出口と嵌合する嵌合部を有する固定部と、アタッチメント管軸と固定部との間に介装されるパッキンと、アタッチメント管軸と結合されるコック部とを備え、缶の吐出口にアタッチメント管軸のフランジ部を挿入し、固定部の嵌合部を吐出口に嵌合させ、アタッチメント管軸と固定部とを螺合させて締め付け、アタッチメント管軸を吐出口に固定させるようにしているので、缶を持ち上げることなく、簡単に缶内部の液体を吐出させることができ、作業効率の改善が図れる。また、ペール缶を横にして保存できるので、多数の缶を効率的に保存することができると共に、缶の上面に埃がたまることがなくなる。
また、本考案によれば、パッキンはリング状であり、弾性部材から形成されている。さらに、パッキンは、シリコンゴムで形成されている。このため、アタッチメント管軸のフランジ部との間でパッキンが圧縮され、パッキンが広がるように変形し、アタッチメント管軸と固定部との間が密閉され、液漏れが防止される。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本考案の第1実施形態のコック取付具1を示す分解斜視図である。図1において、11はアタッチメント管軸、12は固定部、13はパッキン、14はコック部である。
アタッチメント管軸11は、例えば金属や合成樹脂等から形成されており、管軸部21と、管軸部21の一端に設けられたフランジ部22とを有している。管軸部21の外径は固定部12の開口32の内径に対応しており、管軸部21の外周および固定部12の内周は螺刻されている。アタッチメント管軸の中心には、図2にその断面図で示すように、フランジ部22と管軸部21とを連通する貫通口23が設けられている。貫通口23には、コック部14と結合するための結合部24が設けられる。結合部24は螺刻されている。
図1において、固定部12はリング状であり、金属や合成樹脂等から形成されている。固定部12の中心には、開口32が形成されている。開口32の内径は、アタッチメント管軸11の管軸部21の外径に対応している。開口32内部は螺刻されている。また、固定部12には、図3に詳細に示されるように嵌合部31が設けられている。嵌合部31は、ペール缶50の吐出口51の外周片52(図5参照)に嵌合する形状となっている。
図1において、パッキン13は、リング状であり、アタッチメント管軸11と固定部12との間に介装され、液漏れを防止するものである。パッキン13としては、シリコンゴム等、耐熱、耐水、耐油、耐薬品性に優れた弾性部材から形成されている。
コック部14は、液体の排出/遮断を行うものである。コック部14は、図4にその断面図で示すように、ハンドル41を回転させにより弁42を開閉させることにより、液体の排出/遮断を行う構成とされている。コック部14には、アタッチメント管軸11と結合するための結合部43が設けられる。結合部43の外周は螺刻されている。
次に、本考案の第1実施形態のコック取付具1の使用方法について説明する。
本考案の第1実施形態のコック取付具1を使用する際には、図5に示すように、アタッチメント管軸11の管軸部21に固定部12を螺合させて仮止めしておき、アタッチメント管軸11の先端にコック部14を螺合して結合しておく。また、アタッチメント管軸11のフランジ部22と固定部12との間に、パッキン13を介装しておく。そして、ペール缶50の吐出口51の蓋を外し、アタッチメント管軸11のフランジ部22をペール缶50の吐出口51内に挿入し、固定部12を吐出口51に押し付ける。
図3に示したように、固定部12には嵌合部31が設けられており、嵌合部31はペール缶50の吐出口51の外周片52に嵌合する形状となっている。このため、固定部12を押し付けると、図6に示すように、固定部12の嵌合部31が吐出口51の外周片52に嵌合される。
固定部12の嵌合部31が吐出口51の外周片52に嵌合したら、図5においてA1で示すように、固定部12を回転させ、螺子を締め付ける。固定部12を回転させて螺子を締め付けていくと、図6の矢印B1で示すように、アタッチメント管軸11が左方に移動していく。これにより、図7に示すように、アタッチメント管軸11のフランジ部22がパッキン13に当接し、アタッチメント管軸11のフランジ部22と固定部12との間でパッキン13が圧縮される。パッキン13が圧縮されると、パッキン13は、アタッチメント管軸11のフランジ部22と固定部12との間で広がるように変形する。パッキン13が広がるように変形することで、吐出口51の外周片52を外側に広げる力が加わり、固定部12が吐出口51の外周片52に固定されると共に、アタッチメント管軸11と固定部12との間が密閉され、液漏れが防止される。
上述のようにして、コック取付具1がペール缶50の吐出口51に装着されたら、図8(A)に示すように、ペール缶50を横にして保持する。ここで、ペール缶50内の液体を使用する場合には、ハンドル41を回転させる。ハンドル41を回転させると、コック部14内の弁42が開き、図8(B)に示すように、ペール缶50内の液体がコック取付具1から吐出させることができる。
以上説明したように、本考案の第1実施形態のコック取付具1をペール缶50の吐出口51に装着すると、ペール缶50を横にして保持し、ハンドル41を回転させれば、ペール缶50内の液体を吐出させることができる。このため、ペール缶50を持ち上げることなく、簡単にペール缶50の内部の液体を吐出させることができ、作業効率の改善が図れる。また、ペール缶50を横にして保存できるので、多数の缶を効率的に保存することができると共に、缶の上面に埃がたまることがなくなる。
本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上述の例では、コック部14として、ハンドル41を回転させ弁42を開閉させることにより、液体の排出/遮断を行わせているが、コック部14として、コックボタンを押して、液体の排出/遮断を行うようにしても良い。
また、上述では、ペール缶50にコック取付具1を取り付ける例について説明したが、本考案は、ドラム缶や一斗缶の場合でも、同様に適用できる。
本考案は、ドラム缶、ペール缶、一斗缶等、蓋に螺子が設けられていないような吐出口に取り付けるコック取付具として利用できる。
本考案の実施形態のコック取付具の構成を示す分解斜視図である。 本考案の実施形態のコック取付具におけるアタッチメント管軸の構成を示す断面図である。 本考案の実施形態のコック取付具における固定部の構成を示す断面図である。 本考案の実施形態のコック取付具におけるコック部の構成を示す断面図である。 本考案の実施形態のコック取付具の使用方法の説明に用いる斜視図である。 本考案の実施形態のコック取付具の使用方法の説明に用いる断面図である。 本考案の実施形態のコック取付具の使用方法の説明に用いる断面図である。 本考案の実施形態のコック取付具の使用方法の説明に用いる斜視図である。
符号の説明
1 コック取付具
11 アタッチメント管軸
12 固定部
13 パッキン
14 コック部
21 管軸部
22 フランジ部
23 貫通口
24 結合部
31 嵌合部
32 開口
41 ハンドル
42 弁
43 結合部
50 ペール缶
51 吐出口
52 外周片

Claims (3)

  1. 外周が螺刻された管軸部と、前記管軸部の一端に設けられたフランジ部とを有し、前記フランジ部と前記管軸部とを連通する貫通口が設けられたアタッチメント管軸と、
    前記アタッチメント管軸と螺合すると共に、缶の吐出口と嵌合する嵌合部を有する固定部と、
    前記アタッチメント管軸と前記固定部との間に介装されるパッキンと、
    前記アタッチメント管軸と結合されるコック部とを備え、
    缶の吐出口に前記アタッチメント管軸のフランジ部を挿入し、前記固定部の嵌合部を前記吐出口に嵌合させ、前記アタッチメント管軸と前記固定部とを螺合させて締め付け、前記アタッチメント管軸を前記吐出口に固定させる
    ことを特徴とするコック取付具。
  2. 前記パッキンはリング状であり、弾性部材から形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコック取付具。
  3. 前記パッキンは、シリコンゴムで形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコック取付具。
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