JP3139116U - 液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】管内又は槽内の液体又はガスの分子団をマイクロ化して燃焼洗浄効果を向上する。
【解決手段】この装置はケースカバー1を備える。このカバー1は液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外部に設けられる。このカバー1内に管路又は槽の外壁にある二個以上の電磁デバイス2を備える。電磁デバイス2は蹄鉄形のマグネタイザー20及びその両側の二励磁コイル部21からなる。そして、電源裝置3を備える。この電源装置3は電磁デバイス2の電気につながり、直流電源(DC)を交流電源(AC)にしたり、又は直接に交流電源(AC)を提供して、電磁デバイス2に交番磁場を生じさせる。
【選択図】図1
【解決手段】この装置はケースカバー1を備える。このカバー1は液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外部に設けられる。このカバー1内に管路又は槽の外壁にある二個以上の電磁デバイス2を備える。電磁デバイス2は蹄鉄形のマグネタイザー20及びその両側の二励磁コイル部21からなる。そして、電源裝置3を備える。この電源装置3は電磁デバイス2の電気につながり、直流電源(DC)を交流電源(AC)にしたり、又は直接に交流電源(AC)を提供して、電磁デバイス2に交番磁場を生じさせる。
【選択図】図1
Description
本考案は液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置に関する。
図9に従来の磁化装置を示している。図9に示すように、従来の磁化装置9は、ケースカバー90と、ケースカバー90内の二マグネット91とから構成され、これによって、管路4内の物質が磁化され、機能が向上するようになるところ、一般のマグネット91では、磁気線が均一でない、強度が足りない、範囲が限られているなどの問題点がある。
そこで、上述の問題点を改善するため、業者により、次のような水を磁化させるための装置が提案された。この装置は特許文献1に開示されたもので、高周波電流源を持っており、高周波電流を生成して、コイルへ出力してから、コイル内で交番磁場を形成し、当該磁場を通る水を磁化させるようにすることを特徴としている。
台湾特許公開M247586号「水を磁化させる装置」公開日2007年05月01日
しかしながら、上記従来の装置では、次のような課題がある。
(1)従来、液体を磁化させる技術手段と目的は、水質の浄化に重点が置かれており、洗浄、除臭、清潔や燃焼の用途ではないため、この従来の残された問題点を改善する必要がある。
(2)上記従来の装置の場合、コイル内で発生された交番磁場は、密度が比較的低く、不安定で、磁場の変化が制御しにくいもので、通過する水をすべて磁化させることができないため、磁化効果が明確にならず、コイル磁場の方向が特定されにくく、使用範囲が限られ、その他の物品に簡単に干渉したり磁化したりしてしまう。
(3)高周波電流源の高周波電流は、周波に制限されて、使用範囲が限られ、広く使えない。また、エネルギー消費が大きく伸びて、エネルギーの浪費になる。
(1)従来、液体を磁化させる技術手段と目的は、水質の浄化に重点が置かれており、洗浄、除臭、清潔や燃焼の用途ではないため、この従来の残された問題点を改善する必要がある。
(2)上記従来の装置の場合、コイル内で発生された交番磁場は、密度が比較的低く、不安定で、磁場の変化が制御しにくいもので、通過する水をすべて磁化させることができないため、磁化効果が明確にならず、コイル磁場の方向が特定されにくく、使用範囲が限られ、その他の物品に簡単に干渉したり磁化したりしてしまう。
(3)高周波電流源の高周波電流は、周波に制限されて、使用範囲が限られ、広く使えない。また、エネルギー消費が大きく伸びて、エネルギーの浪費になる。
本考案は、上述の課題を解決するもので、この種の液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置において、液体/ガス管路又は液体/ガス槽内の物質に対して、その分子団をマイクロ化し、燃焼効果又は洗浄効果を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置であり、液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外部にあるケースカバー1が設けられる。前記ケースカバー1内において、液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外壁にある二個以上の電磁デバイス2が設けられ、前記電磁デバイス2は、蹄鉄形マグネタイザー20及びマグネタイザー20の両側に設けられた二励磁コイル部21からなるものである。そして、前記電磁デバイス2の電気につながり、直流電源(DC)を交流電源(AC)にしたり、又は、直接に交流電源(AC)を提供して、前記電磁デバイス2に交番磁場に生じさせるようにするための電源裝置3からなることを特徴とするものである。この場合、前記ケースカバー1は、相互に対称する第一ケースカバー10及び第二ケースカバーからなる。前記電源裝置3が発生する交流電源(AC)の周波は、50HZ、60HZの何れかの一つである。前記電源裝置3の電圧範囲は20V〜220Vである。前記ケースカバー1の液体/ガス管路又は液体/ガス槽は、水管、油管、冷煤管、ボイラー管路、デーゼルエンジン管路、洗濯槽、水槽の何れかの一つである。
本考案は上記の構成により、次のような作用効果を奏する。
(1)管内又は槽内の液体又はガスの分子団をマイクロ化して、燃焼効果又は洗浄効果を向上する。
(2)交番磁場を発生する電磁デバイス2は、蹄鉄形のマグネタイザー20、及びマグネタイザー20の両側に設けられた二励磁コイル部21からなるもので、発生した磁場の範囲及びその方向は安定し、均一であり、そして、磁気線が強くて、磁化効果がよい。
(3)電源裝置3の電圧範囲と頻度は、世界に広く使われる一般的な電圧基準に適合し、広く使えるもので、仕様上の問題がなく、ユーザが便利に利用でき、丈夫に使えるから事故などの心配はない。
(4)様々な液体/ガス管路又は液体/ガス槽に適用し、広く使え、しかも取り付けや設置が簡単であり、干渉などの問題は容易に生じない。
(1)管内又は槽内の液体又はガスの分子団をマイクロ化して、燃焼効果又は洗浄効果を向上する。
(2)交番磁場を発生する電磁デバイス2は、蹄鉄形のマグネタイザー20、及びマグネタイザー20の両側に設けられた二励磁コイル部21からなるもので、発生した磁場の範囲及びその方向は安定し、均一であり、そして、磁気線が強くて、磁化効果がよい。
(3)電源裝置3の電圧範囲と頻度は、世界に広く使われる一般的な電圧基準に適合し、広く使えるもので、仕様上の問題がなく、ユーザが便利に利用でき、丈夫に使えるから事故などの心配はない。
(4)様々な液体/ガス管路又は液体/ガス槽に適用し、広く使え、しかも取り付けや設置が簡単であり、干渉などの問題は容易に生じない。
以下、本考案の一実施の形態について図を用いて詳しく説明する。図1乃至図3に液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置を例示している。図1に示すように、この装置はケースカバー1を備える。ケースカバー1は液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外部に配置される。このケースカバー1は相互に対称の第一ケースカバー10及び第二ケースカバー11からなり、基本的な設置構造なので、後述する電磁デバイス2に安定した支えを提供し、交番磁場の作用を完全に発揮させるものになっている。このケースカバー1内に、液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外壁に配置される二個以上の電磁デバイス2を備える。電磁デバイス2は、蹄鉄形マグネタイザー20及びこのマグネタイザー20の両側に設けられた二励磁コイル部21からなる。そして、電源装置3を備える。この電源装置3は、電磁デバイス2に電気的につながり、直流電源(DC)を交流電源(AC)にしたり、又は、直接に交流電源(AC)を提供して、電磁デバイス2に交番磁場を生じさせるものである。
交番磁場を発生する電磁デバイス2においては、その蹄鉄形のマグネタイザー20及びその両側の励磁コイル部21に発生した磁場の範囲及びその方向は安定し、均一であり、磁気線が強くて、分子団を切る効果に優れている。そして、様々な液体/ガス管路又は液体/ガス槽に適用して、広く使えるうえ、取り付けや設置が簡単であり、磁場の方向が固定され、磁気線が制御されるため、干渉などの問題は生じない。この場合、電磁デバイス2が発生する交流電源(AC)の周波は、50HZ、60HZの何れかの一つであり、世界に広く使われる一般的な電圧周波基準に適合し、便利に使えるもので、周波を変える必要がなく、エネルギー消費は減少される。また、電磁デバイス2の電圧範囲は20V〜220Vであり、利用できる電圧範囲が広くて、世界に広く使われる一般的な電圧基準に適合し、広く使えるので、仕様上の問題がなく、安全に利用できる。
ケースカバー1の液体/ガス管路又は液体/ガス槽は、図4乃至図8に示すように、水管4、水槽5、洗濯槽6、油管、冷媒管、ボイラー8の管路81、又はデーゼルエンジン管路(図示省略)の何れかの一つであり、その適用範囲は広くて、外付けや一体成形による設置で、全体の効果を向上させ、付加機能を上げることができ、便利に使える。水管4(図4参照)、水槽5(図5参照)、洗濯槽6(図6参照)に設けられた場合、匂いや汚れなどを除去する効果がある。そして、油管、冷媒管、ボイラー8のバルブ80前にある管路81(図7、8参照)に設けられた場合、全体の効果が上げられる。
図3に示すように、電磁デバイス2及び電源裝置3が提供される交流電流(AC)により、電磁デバイス2が交番磁場を発生するようになり、ベクトル5内の大分子団50を、毎秒50HZ又は60HZで、S、N極性を持続的に変える電磁デバイス2により、素早く変化する磁気線の切断効果を生じさせて、大分子団50の鎖結合を破壊し、小分子団51を形成する。小分子団51全体の構造は小さく、ナノの大きさまでも可能となり、様々な異なった物理や化学性質があり、一般状態のもとにある大分子団50より、もっとよい効果を発揮する。
例えば、ベクトル5が水である場合、水は強い交番磁場を通ったとき、大分子団(H2O)nの水は磁場に二分子(H2O)2又は一分子H2Oに切られ、磁化後の水分子における水素原子の鎖は、104.5°から103°ほどの角度になり、原子間の磁場長の方向が変えられ、数値が増加し、流体性質も変えられるようになる。交番磁場の磁気能が水分子を活性化し、大きな水分子団が小分子に変えられ、水が磁化(小分子)活水となり、そして、その水分子団はマイクロ化され、一般の物質の分子より小さいもので、洗剤の代わりに使えるようになり、物品を洗浄して、界面活性剤のように匂いや汚れなどを取る効果があるが、洗剤が環境を汚すような心配はない。
ベクトル5がデーゼルである場合、デーゼルの分子がマイクロ化されて、エンジン室におけるガソリンの燃焼率が向上し、その中の水分子もマイクロ化されて、デーゼルの燃焼効果が100%に近くなり、石油の値上がり、環境保護の意識が重んじられる今日において、省エネルギーで、廃棄ガスの生成量を減少できる。
ベクトル5が冷媒である場合、冷媒の分子がマイクロ化され、冷媒の冷凍循環効率が向上し、圧縮機の負担が低減され、省エネルギーになる。
ベクトル5がエアである場合、交番磁場がエアへ及ぼす影響により、エア分子がマイクロ化され、マイナス荷電の活性イオンが生成されるようになり、一般的に使われる高電圧によるマイナスイオン生成器を使わないため、大量のオゾン発生の問題がなく、安全性が向上する。
以上をまとめると、交流電流(AC)の利用により、電磁デバイス2が交番磁場を発生するようになり、ベクトル5に変化を生じさせ、物理や化学性質が変えられ、従来と異なった効果を発揮して、エネルギーの浪費や環境の破壊を減少することができる。
以上、本考案の構造、特徴、作用及び効果について、図面に示す好ましい実施の形態に基づいて詳しく説明してきたが、本考案はこの実施の形態に制限されるものではなく、本考案の要旨に一致する限り、変更や改造を加えたものとしても、すべて本考案の範囲内に属するものである。
1 ケースカバー
10 第一ケースカバー
11 第二ケースカバー
2 電磁デバイス
20 マグネタイザー
21 励磁コイル部
22 電源ケーブル
23 電源ケーブル
3 電源裝置
4 管路
5 ベクトル
50 大分子団
51 小分子団
6 水槽
7 洗濯槽
8 ボイラー
80 バルブ
81 管路
9 磁化装置
90 ケースカバー
91 マグネット
10 第一ケースカバー
11 第二ケースカバー
2 電磁デバイス
20 マグネタイザー
21 励磁コイル部
22 電源ケーブル
23 電源ケーブル
3 電源裝置
4 管路
5 ベクトル
50 大分子団
51 小分子団
6 水槽
7 洗濯槽
8 ボイラー
80 バルブ
81 管路
9 磁化装置
90 ケースカバー
91 マグネット
Claims (5)
- 液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外部に設けられるケースカバー1と、
前記ケースカバー1内で、前記液体/ガス管路又は液体/ガス槽の外壁に配置され、蹄鉄形マグネタイザー20及びこのマグネタイザー20の両側に設けられた二励磁コイル部21からなる二個以上の電磁デバイス2と、
前記電磁デバイス2に電気的につながり、直流電源(DC)を交流電源(AC)にしたり、又は、直接に交流電源(AC)を提供して、前記電磁デバイス2に交番磁場を生じさせるための電源裝置3と、
からなることを特徴とする液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置。 - 前記ケースカバー1は、相互に対称の第一ケースカバー10及び第二ケースカバー11からなることを特徴とする請求項1に記載の液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置。
- 前記電源裝置3が発生する交流電源(AC)の周波は、50HZ、60HZの何れかの一つであることを特徴とする請求項1に記載の液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置。
- 前記電源裝置3の電圧範囲は、20V〜220Vであることを特徴とする請求項1に記載の液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置。
- 前記液体/ガス管路又は液体/ガス槽は、水管、油管、冷煤管、ボイラー管路、デーゼルエンジン管路、洗濯槽、水槽の何れかの一つであることを特徴とする請求項1に記載の液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置。
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JP2007008878U JP3139116U (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 液体/ガス管路又は液体/ガス槽に用いられる磁化装置 |
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WO2015186176A1 (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-10 | 嗣光 松井 | 磁化水の製造方法及び装置 |
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2007
- 2007-11-16 JP JP2007008878U patent/JP3139116U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2015186176A1 (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-10 | 嗣光 松井 | 磁化水の製造方法及び装置 |
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