JP3138394U - 迅速乾燥可能なモップ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に雑巾ユニットを着脱できると共に、簡単な水切りユニットを付設するだけで雑巾ユニットの水切りが簡単にできるような迅速乾燥可能なモップを提供する。
【解決手段】棹体1と、棹体1に沿って転動及び滑動ができるスリ−ブ3と、棹体1の下方の外側周囲を被覆していて上端がスリーブ3の下端に設置されて下端が棹体1の下端に設置された雑巾ユニット6とを備えている。さらに、連接ピース40が雑巾ユニット6の上端とスリーブ3の下端とを連接し、掛止ユニット5が雑巾ユニット6の下端と棹体1の下端とを連接している。従って、連接ピース40と掛止ユニット5を装着又は抜去することにより、雑巾ユニット6の装着・離脱を容易に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、多数の長条の雑巾(以下、モップきれという)で構成された迅速乾燥可能なモップに関し、特に、モップきれの脱着及び水切りが容易に出来る迅速乾燥可能なモップに関するものである。
日常の生活中において、モップは重要な清潔工具にある。一般的なモップの構造は、多数の長条の雑巾で構成されたモップきれとモップ桿とによって構成され、それらのうちで、モップきれは若干の綿布の縄、又は綿布の条から結成され、且つ、モップきれは鉄線又はひもを利用してモップ桿の先端にくくりつけられている。モップを使用するときには、清水でモップきれを湿らせた後、モップきれを利用して床面等を拭き取ることによってその床面等の塵やほこりを取り除く。また、モップを清掃する場合には、使用者は必ず手でモップきれをしぼって水を切るので、その取扱い上、相当な体力を費やすと共に、使用者の手が床面を拭いたモップきれに直接接触するために不衛生である。
そこで、考案人は、モップに手を触れないでモップきれの水分をしぼリ取り、迅速に乾燥させることが可能なモップを考案した(実用新案登録文献1参照)。
以下、この考案の技術について、図面を参照しながら概略的に説明する。図4は、実用新案登録文献1で開示されたモップの部分部品図であり、ユニットを取り除いた後に見た説明図である。図5は、実用新案登録文献1で用いたモップの固定座とクリップロック(係合ロック)の組み合せ断面図である。図6は、実用新案登録文献1で用いたモップの外スリーブの説明図である。図7は、実用新案登録文献1で用いたモップのスリーブと桿体及び一方向のラチェットの組合せ断面図である。
図4〜図7において、迅速乾燥可能なモップは、係合孔111を有する棹体101と、棹体101の上段表面に設けた単一方向のラチェット102と、棹体101の円周方向に沿って回動できると共に長手方向に沿って滑動できるスリーブ103aとを備えている。また、棹体101の下端にはフランジ130aが設けられ、かつ、スリーブ103aと単一方向のラチェット102の対応する位置に開口135を設けることで弾性定位設備107を設置している。
また、定位ピース171の前端部分には、単一方向のラチェット102を係止する係止拘172が設けられ、定位ピース171の中間部分には、ピン174を貫通させるための貫通孔173が設けられている。さらに、定位ピース171の末端部分には突起175が設けられ、突起175の下方にスプリング176が取り付けられている。そして、スプリング176の下方の開口部分の壁面には受座177が設けられている。
また、棹体101の下方には、固定座104及び弾性ユニット150aを付設したクリップロック105aが設けられ、スプリング151a及スプリング151aに連設された両端の左右挟みヘッド152aで結合されている。さらに、クリップロック105aの上端は棹体101及固定座104の下方に連設し、クリップロック105aの下端にはフランジ157が設けられている。また、雑巾ユニット106は、上固定素子162と下固定素子163によって結合され、かつ、固定座104とスリーブ103aの外側周囲で被覆されている。
上固定素子162はスリーブ103aのフランジ130a上に固設され、下固定素子163はクリップロック105aのフランジ157上に固設されているので、挟みヘッド152aの係合孔111への進入又は退出によって、簡単に雑巾ユニット106の装着及び離脱を行うことができる。
すなわち、スリーブ103aは転動できるように桿体101の外側に嵌合されているので、スリーブ103aの底端は雑巾ユニット106の頂端に供し、その上に固設することができる。そして、使用者がモップの水分を絞って水を切るときは、スリーブ103aの転動を介すれば雑巾ユニット106が桿体101の外側に巻きつき、更に、スリーブ103aを下向きに押圧すれば、雑巾ユニット106の水分を更に絞って水を切ることができる。雑巾ユニット106を絞って水を切るときは、更に人力を省くために、桿体1の上段箇所とスリーブ103aの間に一方向のラチェット102を設けて、スリーブ103aが桿体101の上でただ一方向に回転できるように形成されている。
このようにして、モップは確実に雑巾ユニット106の水切りの過程中において人力を節約でき、かつ直接手で雑巾ユニット6に接触することがなく、その他にも軽易に雑巾ユニット6を着脱することができるので、雑巾ユニット106の交換が極めて簡単になる。
しかしながら、雑巾ユニット106を交換する際には、常に、工具を利用して上固定素子162を破壊しなければならないので、雑巾ユニット106を交換するときの使い勝手が悪い。また、雑巾ユニット106の水切り時には、棹体101の直径が10〜20mm程度であって小さすぎるため、スリーブ103aを余計に回さなければ水切り角度に到達しないので、雑巾ユニット106の水切り時においてもモップの使い勝手が悪くなる。
そこで、本考案人は従来のモップの上記欠点に鑑みて思慮研究し、積極的な研究をなし、多年にわたる関連製品の研究開発に従事し、絶えない試験及び改良を経てついに本考案を開発するに到ったのである。
実用新案登録第3133906号公報
本考案の目的は、簡単に雑巾ユニットを着脱できると共に、簡単な水切りユニットを付設するだけで雑巾ユニットの水切りが簡単にできるような迅速乾燥可能なモップを提供することにある。
本考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載の考案は、棹体1と、棹体1に沿って転動及び滑動自在なスリ−ブ3と、棹体1の下方の外側周囲を被覆し、上端がスリーブ3の下端に設置され、且つ下端が棹体1の下端に設置された雑巾ユニット6とを備える迅速乾燥可能なモップであって、雑巾ユニット6の上端とスリーブ3の下端とを連接する連接ピース40と、雑巾ユニット6の下端と棹体1の下端とを連接する掛止ユニット5とを備え、連接ピース40及び掛止ユニット5の装着又は抜去を介して、雑巾ユニット6の装着・離脱が可能なように構成されている。
このような構成の迅速乾燥可能なモップによれば、棹体1と、棹体1に沿って転動及び滑動ができるスリ−ブ3と、棹体1の下方の外側周囲を被覆していて上端がスリーブ3の下端に設置されて下端が棹体1の下端に設置された雑巾ユニット6とを備え、連接ピース40が雑巾ユニット6の上端とスリーブ3の下端とを連接し、掛止ユニット5が雑巾ユニット6の下端と棹体1の下端とを連接しているので、連接ピース40と掛止ユニット5を装着又は抜去することにより、雑巾ユニット6の装着・離脱を容易に行うことができる。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、連接ピース40bは、一端が上向きに開口45され他端が抑止部46となったL字型の溝44を内側に有し、スリーブ3bは、連接ピース40bと嵌まり合う外径の嵌合部34及び嵌合部34に一個以上の突起39を下端部に有し、突起39が開口45から溝44に挿入され、且つ、雑巾ユニット6の水切り方向と同一方向へ回動されて、連接ピース40bとスリーブ3bとが連設されると共に、棹体1の上段表面に単一方向のラチェット2を設け、スリーブ3が、係止拘72を有する弾性定位設備7を設けてラチェット2に係止されることにより、水切り方向が限制されるように構成されている。
このような構成の迅速乾燥可能なモップによれば、連接ピース40bの内側にL字型の溝44を一つ以上有し、その溝44の一端は上向きに開口45され、他端は抑止部46となっている。また、棹体1のスリーブ3bの下端外側には、連接ピース40bに嵌まり合うような外径の嵌合部34が設けられ、上方には段部38が形成され、その段部38は連接ピース40bの上方に連設している。また、嵌合部34には一個以上の突起39を設けて有り、その突起39は開口45から溝44に入ることができ、且つ、スリーブ3bを回動した後に抑止部46に連設できるようになっている。このとき、連接ピース40bの溝44とスリーブ3bの突起39が嵌まり合って回動する連設方向とスリーブ3の水切り方向が同じになるように、棹体1の上段表面には単一方向のラチェット2が設けられている。つまり、スリーブ3に係止拘72を有する弾性定位設備7を設けて、単一方向のラチェット2に係止することで水切り方向を限制することができる。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、掛止ユニット5は、フランジ57aを雑巾ユニット6の下端に連設したクリップロック5aと、クリップロック5aの上端に設けられてスプリング51a及スプリング51aの両端の挟みヘッド52aに連設された弾性ユニット50aとによって構成され、且つ、棹体1の下端には係合孔11が設けられ、掛止ユニット5は、係合孔11に挿入される挟みヘッド52aを介して、棹体1の下端に連設されるように構成されている。
このような構成の迅速乾燥可能なモップによれば、掛止ユニット5は、クリップロック5aが雑巾ユニット6の下端にフランジ57aを連設していて、スプリング51a及スプリング51aの両端の挟みヘッド52aに連設された弾性ユニット50aが、クリップロック5aの上端に設けられた構成となっている。さらに、棹体1の下端には係合孔11が設けられ、掛止ユニット5が係合孔11を介して棹体1の下端に連設されている。
また、請求項4に記載の考案は、棹体1と、棹体1に沿って転動及び滑動自在なスリ−ブ3と、棹体1の下方の外側周囲を被覆し、上端がスリーブ3の下端に設置され、且つ下端が棹体1の下端に設置された雑巾ユニット6とを備える迅速乾燥可能なモップであって、雑巾ユニット6内の棹体1の外側に水切りユニット80を設けて雑巾ユニット6の水切りを行うように構成されている。
このような構成の迅速乾燥可能なモップによれば、雑巾ユニット6内の棹体1の外側に水切りユニット80を設けて雑巾ユニット6の水切りを行うように構成されているので、使用者が手を触れることなく容易にモップきれの水切りを行うことができる。
また、請求項5に記載の考案は、請求項4に記載の考案において、水切りユニット80は、上下方向に伸縮することができる隙間83を有し、且つ予定離間距離84によって上記棹体1の外側を被覆し、さらに、水切りユニット80の上端はスリーブ3に連設され、スリーブ3は、把持ピース32と把持ピース32の下方に螺設されて上端内側に段部37が設けられた固定ピース36とによって構成されている。
このような構成の迅速乾燥可能なモップによれば、水切りユニット80は、上下に伸縮できると共に棹体1の外側を被覆していて、上端がスリーブ3に連設されている。また、スリーブ3は、把持ピース32の下方に螺設されて上端内側に固定ピース36が設けられている。
また、請求項6に記載の考案は、請求項5に記載の考案において、水切りユニット80は塔形スプリングであって、その上端には係止部81が設けられて段部37に連設され、その下端には収縮部82が設けられて棹体1の下端の予定箇所に設置され、かつ、固定ピース36の締め付け方向とスリーブ3の水切り方向は同じにあり、棹体1の上段表面には単一方向のラチェット2が設けられ、スリーブ3には係止拘72の弾性定位設備7が設けられ、係止拘72にラチェット2を係止することにより、水切り方向が制限できるように構成されている。
このような構成の迅速乾燥可能なモップによれば、固定ピース36の締め付け方向とスリーブ3の水切り方向とは同じであり、且つ、棹体1の上段表面に単一方向のラチェット2を設け、スリーブ3には係止拘72の弾性定位設備7を設けているので、係止拘72をラチェット2に係止することによって水切り方向を制限することができる。
請求項1に記載の考案によれば、連接ピースが雑巾ユニットの上端とスリーブの下端とを連接していると共に、掛止ユニットが雑巾ユニットの下端と棹体の下端とを連接している。従って、連接ピースと掛止ユニットを装着又は抜去することにより、使用者が手を触れなくても、雑巾ユニットの装着・離脱を容易に行うことができるので手を汚すおそれがない。
また、請求項2に記載の考案によれば、スリーブに係止拘を有する弾性定位設備を設けて、単一方向のラチェットに係止することで水切り方向を限制することができる。従って、請求項に1に記載の考案の効果に加えて、雑巾ユニット6を誤って反対方向に回すおそれがないので、モップの使い勝手が極めてよい。
また、請求項3に記載の考案によれば、弾性ユニット50aが、クリップロック5aの上端に設けられた構成となっている。さらに、棹体1の下端には係合孔11が設けられ、掛止ユニット5が係合孔11を介して棹体1の下端に連設されている。従って、請求項1に記載の考案の効果に加えて、極めて簡単な構造で雑巾ユニットの装着・離脱を容易に行うことができる。
また、請求項4に記載の考案によれば、水切りユニットを設けて雑巾ユニットの水切りを行うように構成されているので、使用者が手を触れることなく容易にモップ切れの水切りを行うことができる。
また、請求項5に記載の考案によれば、水切りユニット80は、上下に伸縮できるようになっているので、請求項4に記載の考案の効果に加えて、雑巾ユニットの装着・離脱や水切り操作を行うときの使い勝手が極めてよい。
また、請求項6に記載の考案によれば、係止拘をラチェットに係止するだけで水切り方向を制限することができるので、請求項5に記載の考案の効果に加えて、モップの取扱い作業性が極めてよくなる。
本考案による迅速乾燥可能なモップの最良の形態は、棹体、単一方向ラチェット、スリーブ、クリップロック、及び雑巾ユニットを備えて構成されている。その特徴は、スリーブの下端側において雑巾ユニットの上端に連接ピースを連設し、棹体の下端において雑巾ユニットの下端に掛止ユニットを連設している。これによって、簡単に連接ピース及掛止ユニットを挿入・抜去することができるので、雑巾ユニットの装着・離脱を容易に行うことが可能となる。また、雑巾ユニット内の棹体外側にはモップの水を切る水切りユニットが設けられているので、簡単に雑巾ユニットの水切りを行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本考案に係る迅速乾燥可能なモップの具体的な実施例について詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例で用いる各図面において同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
図1は、本考案によるモップの部分部品図であり、ユニットを取り除いた後に見た説明図である。図2は、本考案によるモップの使用時の図であり、スリーブを握って棹体を上向きに引張りクリップロック及び雑巾ユニットが下端からスリーブ内に入った状態を示す説明図である。図3は、本考案によるモップの第2実施例の連接ピースとスリーブの説明図である。
図1及び図2に示すように、本考案による迅速乾燥可能なモップは、係合孔11を有する棹体1と、棹体1の上段表面に設けた単一方向のラチェット2と、棹体1の円周方向に沿って回動できると共に長手方向に沿って滑動できるスリーブ3と、雑巾ユニット6とを備えて構成されている。
また、スリーブ3の下端において、雑巾ユニット6の上端が連接ピース40によって連設されている。さらに、棹体1の下端において掛止ユニット5を連設することにより、連接ピース40及び掛止ユニット5を着脱することが容易になり、その結果、雑巾ユニット6を容易に装着・離脱することができる。また、雑巾ユニット6内の棹体1の外側に水を切るための水切りユニット80が設けられているので、簡単かつ容易に雑巾ユニット6の水切りを行うことができる。
本考案による迅速乾燥可能なモップについてさらに詳細に説明する。雑巾ユニット6は、多数の長条吸水体によって略筒状に形成された雑巾61と、雑巾61の上端に固定されていて雑巾61をスリーブ3の下方に挿設するための上固定素子62と、雑巾61の下端に固定されていて雑巾61を掛止ユニット5の下方で支えるための下固定素子63とを備えている。
また、掛止ユニット5は下端にフランジ57aを備えている。そして、この掛止ユニット5は、雑巾ユニット6の下端でフランジ57aの上に連設されたクリップロック5aと、スプリング51aと、スプリング51aの両端に連設された挟みヘッド52aの弾性ユニット50aとによって構成され、クリップロックの上端部分に設けられている。さらに、掛止ユニット5は、挟みヘッド52aを介して、棹体1の下端の係合孔11に連設されている。このような構成により、掛止ユニット5を挿入・抜去することが容易になり、その結果、雑巾ユニット6を容易に装着・離脱するのことができる。
また、スリーブ3は把持ピース32と固定ピース36とを保持している。把持ピース32によって雑巾ユニット6を単一方向へ水切りするとき、弾性定位設備7は、係止拘72が単一方向のラチェット2に係止されたときにスリーブ3の水を切る方向を制限する。また、固定ピース36は、把持ピース32の下方に螺設されていて、その上端内側に段部37を設けることによって水切りユニット80を設置している。
また、連接ピース40は、スリーブ3の下方に螺設され、その外側に溝状のくぼみ41を有することで雑巾ユニット6の上端の上固定素子62を固定している。溝状のくぼみ41の下部はフランジ42であり、そのフランジ42の周辺に数個の定位錐43が設けられているので、水切りのときに雑巾ユニット6の幾つかの点を同時に定位させることができる。尚、スリーブ3の把持ピース32、固定ピース36、及び連接ピース40の縮め付け方向、及びスリーグ3で水を切る方向は同じにあるので、水切り時に雑巾ユニット6がゆるんで離脱するおそれはない。
また、雑巾ユニット6内の棹体1の外側には水切りユニット80が設けてある。この水切りユニット80は上下方向に伸縮することができ、かつ、隙間83を有し予定離間距離84で棹体1の外側を被覆している。従って、水切り時にスリーブ3の回動回数を減少することができ、かつ、雑巾ユニット6の内部が隙間83に押し込まれて押圧されるので雑巾ユニット6を容易に水切りすることができる。また、雑巾ユニット6の内部から押し出された汚れ水は予定離間距離84から流れ出るので、雑巾ユニット6へ吸収されることはない。従って、使用者の手を汚すことなく雑巾ユニット6の水切りを行うことができる。
水切りユニット80は塔形スプリングであり、その上端に係止部81を設け、下端は固定ピース36を貫通した後に段部37に連設されている。また、水切りユニット80の下端には収縮部82が設けられ、その収縮部82は棹体1の下端における所望の箇所に設置されている。また、その設置箇所には抑止86が設けられ、収縮部82は回動自在に抑止86の下方へ付設されている。さらに、水切りユニット80の揺動を減少させるため、スリーブ3の下端内側に内フランジ30bを設けることで、水切りユニット80の中心を定位させている。
図2の本考案によるモップの使用時の図は、説明の便宜上、雑巾ユニット6の細部が省略されている。図2において、モップを使用するときはスリーブ3を握って棹体1を上向きに引張り、掛止ユニット5及び雑巾ユニット6を下端からスリーブ3の内部に入れる。これによって、雑巾ユニット6を介してスリーブ3の内部を塞ぐので、モップきれが容易に脱出するおそれはない。また、スリーブ3の下方にはただ雑巾ユニット6があるだけであるので、そのモップきれによって簡単に床面等をふき拭うことができる。このとき、抑止86は、棹体1とスリーブ3の把持ピース32の間を塞いでいるのでスリーブ3の揺動を防止することができる。
次に、図3を用いて、本考案によるモップの第2の実施例について説明する。第2の実施例では、雑巾ユニット6をさらに容易に着脱できるようにするため、連接ピース40bの内側に一個又は二個以上の予定間隔距離の溝44を設ける。この溝44はほぼL型を呈し、溝44の一端は上向きの開口45に形成され、他の一端が抑止部46である。また、スリーブ3bの下端外側には骸合部34を有し、この骸合部34の外径は比較的小さく上方に段部38が形成されている。
さらに、一個又は二個以上の予定間隔距離の突起39を設け、この突起39は開口45から溝44に入ることができるので、突起39を回動させた後に抑止部46へ着設させることができる。このとき、段部38は連接ピース40bの上方に着設される。
尚、連接ピース40b及スリーブ3bは、弾性を有するプラスチック材料を使用して製造されている。連接ピース40bの溝44とスリーブ3bの突起39は、所定のクリアランスで嵌め合わされているので、突起39が溝44から自然脱落するおそれはない。
また、スリーブ3bの突起39及連接ピース40bの溝44が嵌め合わされる連設方向とスリーブ3の水を切る方向は同じにあるので、水切り時にスリーブ3bの突起39と連接ピース40bの溝44が緩んで雑巾ユニット6が脱落するおそれはない。
なお、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本考案による迅速乾燥可能なモップは使用者が手を汚すことなく簡単に水切りを行うことができ、かつ衛生的に取り扱うことができるので、一般の家庭などにおいて有効に利用することができる。
本考案によるモップの部分部品図であり、ユニットを取り除いた後に見た説明図である。 本考案によるモップの使用時の図であり、スリーブを握って棹体を上向きに引張りクリップロック及び雑巾ユニットが下端からスリーブ内に入った状態を示す説明図である。 本考案によるモップの第2実施例の連接ピースとスリーブの説明図である。 従来のモップの部分部品図であり、ユニットを取り除いた後に見た説明図である。 従来のモップの固定座とクリップロック(係合ロック)の組み合せ断面図である。 従来のモップの外スリーブの説明図である。 従来のモップのスリーブと桿体及び一方向のラチェットの組合せ断面図である。
符号の説明
1 棹体
2 ラチェット
3,3b スリーブ
5 掛止ユニット
5a クリップロック
6 雑巾ユニット
7 弾性定位設備
11 係合孔
30a フランジ
30b 内フランジ
32 把持ピース
34 嵌合部
36 固定ピース
37,38 段部
39 突起
40、40b 連接ピース
41 くぼみ
42 フランジ
43 定位錐
44 溝
45 開口
46 抑止部
50a 弾性ユニット
51a スプリング
52a 挟みヘッド
57a フランジ
61 雑巾
62 上固定素子
63 下固定素子
71 定位ピース
72 係止拘
80 水切りユニット
81 係止部
82 収縮部
83 隙間
84 予定離間距離
86 抑止

Claims (6)

  1. 棹体と、該棹体に沿って転動及び滑動自在なスリ−ブと、前記棹体の下方の外側周囲を被覆し、上端が前記スリーブの下端に設置され、且つ下端が前記棹体の下端に設置された雑巾ユニットとを備える迅速乾燥可能なモップであって、
    前記雑巾ユニットの上端と前記スリーブの下端とを連接する連接ピースと、
    前記雑巾ユニットの下端と前記棹体の下端とを連接する掛止ユニットとを備え、
    前記連接ピース及び前記掛止ユニットの装着又は抜去を介して、前記雑巾ユニットの装着・離脱が可能なように構成されていることを特徴とする迅速乾燥可能なモップ。
  2. 上記連接ピースは、一端が上向きに開口され他端が抑止部となったL字型の溝を内側に有し、
    上記スリーブは、前記連接ピースと嵌まり合う外径の嵌合部及び該嵌合部に一個以上の突起を下端部に有し、
    前記突起が前記開口から前記溝に挿入され、且つ、上記雑巾ユニットの水切り方向と同一方向へ回動されて、前記連接ピースと前記スリーブとが連設されると共に、上記棹体の上段表面に単一方向のラチェットを設け、前記スリーブが、係止拘を有する弾性定位設備を設けて前記ラチェットに係止されることにより、水切り方向が限制されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の迅速乾燥可能なモップ。
  3. 上記掛止ユニットは、フランジを上記雑巾ユニットの下端に連設したクリップロックと、該クリップロックの上端に設けられてスプリング及該スプリングの両端の挟みヘッドに連設された弾性ユニットとによって構成され、且つ、上記棹体の下端には係合孔が設けられ、
    前記掛止ユニットは、前記係合孔に挿入される前記挟みヘッドを介して、前記棹体の下端に連設されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の迅速乾燥可能なモップ。
  4. 棹体と、該棹体に沿って転動及び滑動自在なスリ−ブと、前記棹体の下方の外側周囲を被覆し、上端が前記スリーブの下端に設置され、且つ下端が前記棹体の下端に設置された雑巾ユニットとを備える迅速乾燥可能なモップであって、
    前記雑巾ユニット内の前記棹体の外側に水切りユニットを設けて該雑巾ユニットの水切りを行うように構成されていることを特徴とする迅速乾燥可能なモップ。
  5. 上記水切りユニットは、上下方向に伸縮することができる隙間を有し、且つ予定離間距離によって上記棹体の外側に被覆され、
    さらに、前記水切りユニットの上端は上記スリーブに連設され、
    前記スリーブは、把持ピースと該把持ピースの下方に螺設されて上端内側に段部が設けられた固定ピースとによって構成されていることを特徴とする請求項4に記載の迅速乾燥可能なモップ。
  6. 上記水切りユニットは塔形スプリングであって、その上端には係止部が設けられて段部に連設され、その下端には収縮部が設けられて上記棹体の下端の予定箇所に設置され、かつ、上記固定ピースの締め付け方向と上記スリーブの水切り方向は同じにあり、前記棹体の上段表面には単一方向の上記ラチェットが設けられ、前記スリーブには係止拘の弾性定位設備が設けられ、
    前記係止拘に前記ラチェットを係止することにより、水切り方向が制限できるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の迅速乾燥可能なモップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160003881U (ko) * 2015-04-30 2016-11-09 자싱 잭슨 트레블 프로덕츠 코., 엘티디 자체-탈수식 평탄형 대걸레

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