JP3138195U - 伸縮８の字帯状部材付ウエア - Google Patents

Abstract

【課題】えきかリンパ圧迫を回避しながらの着用を可能にしたことにより、日常生活はもとより運動時の長時間の着用を可能にし、効果を持続させることができる姿勢矯正に役立つウエアを提供する。
【解決手段】ウエア本体の袖ぐり下部にトンネル状のものを付け、そこに帯状部材を通す。このことにより、帯状部材が直接脇の下にくい込んで、えきかリンパを圧迫することなく、帯状部材に肩を後へ引く力を生じさせることを可能にした。
【選択図】図４

Description

本考案は、えきかリンパ圧迫を回避して姿勢矯正がなされるように肩を後ろへ引く力の働く帯状部材を取り付けられるようにしたウエアに関するものである。

従来の伸縮８の字帯状部材付ウエアは帯状部材の一部が脇の下に食い込んでくるため、えきかリンパを圧迫し、長時間の着用が困難であった。（実用新案文献１参照）
実用新案登録第３１２６７３１号

解決しようとする問題点は、従来のものは帯状部材の一部が脇の下に食い込み、えきかリンパの圧迫が問題であった。本考案はえきかリンパの圧迫を回避するためのものをウェアに施すことにより、この問題を解決するものである。

ウエア本体の袖ぐり下部にトンネル状のものを付け、そこに帯状部材を通す。このことにより帯状部材が直接脇の下に食い込んで、えきかリンパを圧迫することなく、帯状部材に肩を後へ引く力を生じさせることを可能にする。

これは姿勢矯正に役立つものであり、ウエア本体の袖ぐり下部のトンネル状のものへ帯状部材を通すことにより、えきかリンパ圧迫を回避しながら正しい姿勢をとれるようにするものである。このように、えきかリンパ圧迫を回避することにより、日常生活はもとより、運動時の長時間着用も可能になり、効果が持続する。

（イ）本体（図１−１、図２−１）の袖ぐり下部に巾約４センチメートルの帯状部材通しをつくる。（図１−２、図２−２）
（ロ）本体（図１−１、図２−１）の両ウエスト部分に約３センチメートルの帯状部材通し穴をつくる。（図１−３、図２−３）
（ハ）帯状部材本体（図３−４）の片端に約３センチメートルの折り返しをつくる。（図３−５）
本考案は以上の構成による。素材は伸縮性を有する布を使用する。本考案物を着用するときは帯状部材の折り返し部分（図３−５）が上背部でとどまるよう、後袖ぐり下部（図４−２）から前袖ぐり下部（図５−２）へ通して、肩を越えて一周させ、とどまっている帯状部材の折り返し部分（図４−５）へ通す。通した帯状部材は本体（図４）の裏で帯状部材が左右クロスするように穴（図４−３、５−３）から表へ出す。もう片方も同様に行い、表に出た二本の帯状部材を、肩が後へ引けるよう強度を調整して前で縛る。応用例として図６、７で示すように一本の帯状部材をたすき様に通し、前片肩部分で縛ってもよい。

ウェア本体（後身頃） ウェア本体（前身頃） 帯状部材本体 着用時（後） 着用時（前） 応用型着用時（後） 応用型着用時（前）

符号の説明

１ ウェア本体
２ 袖ぐり下部帯状部材通し
３ ウエスト部帯状部材通し穴
４ 帯状部材本体
５ 帯状部材折り返し

Claims (2)

1. ウエア本体の袖ぐり下部にトンネル状のものを付け、そこへ肩を後ろへ引く力の働く帯状部材を通せるようにした帯状部材付ウエア。
2. 帯状部材の通し方として前ウエスト部分でしばる型。前片肩部でたすき様にしばる型と応用可能にした帯状部材付ウエア。

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