JP3137466B2 - 大型二重容器の溶接部検査機用駆動機構 - Google Patents

大型二重容器の溶接部検査機用駆動機構

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JP3137466B2
JP3137466B2 JP04299900A JP29990092A JP3137466B2 JP 3137466 B2 JP3137466 B2 JP 3137466B2 JP 04299900 A JP04299900 A JP 04299900A JP 29990092 A JP29990092 A JP 29990092A JP 3137466 B2 JP3137466 B2 JP 3137466B2
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義正 塚本
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型二重容器の供用中
検査時に内部容器の溶接線を検査する溶接部検査機の駆
動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型二重容器を図8に示す。内部容器6
0と入口配管61と出口配管62とは、外部容器63及
び保護管64により取り囲まれて、互いが二重化されて
いるため、大型二重容器の供用中検査時、内部容器60
の溶接線65を特殊な溶接部検査機により検査してい
る。この溶接部検査機は、常設の案内管66を経由して
内部容器60と外部容器63との間の空間部へ導入され
る。
【0003】従来の溶接部検査機用駆動機構を図9〜図
11に示す。図9は溶接部検査機用駆動機構を示す斜視
図、図10(a)は駆動輪を示す縦断正面図、図10
(b)は図10(a)の矢視M−M線に沿う平面図、図
11(a)は従動輪の押付機構を示す縦断側面図、図1
1(b)は図11(a)の矢視N−N線に沿う平面図で
ある。
【0004】図9に示すように溶接部検査機用駆動機構
は、上部構造部70と下部構造部71とにより構成さ
れ、上部構造部70には、一対の従動輪72が設けら
れ、下部構造部71には、同じく一対の駆動輪73及び
押付機構74が設けられ、この押付機構74により上部
構造部70が下部構造物71に支持されている。75が
上部構造部70の上部フレームで、同上部フレーム75
の両端部には、従動輪72が設けられ、これらの従動輪
72がモータ76及び歯車機構77により別々に方向変
換される。
【0005】78が下部構造部71の下部フレームで、
同下部フレーム78の両端部には、駆動輪73が設けら
れ、これらの駆動輪73がモータ79及びチエーン機構
80により両者同時に駆動される。またこれらの駆動輪
73がモータ81及び歯車機構82により別々に方向変
換される。図10(a)(b)に示すようにモータ81
の回転が歯車83とウオーム軸84とウオーム車85と
を経てフオーク86に伝えられ、同フオーク86が回転
して、駆動輪73の方向変換が行われる。また図9のチ
エーン機構80により図10(a)のチエーン車87が
回転し、その回転が軸88と歯車機構82とを経て駆動
輪73に伝えられて、同駆動輪73が回転する。
【0006】図11に示すように従動輪の押付機構74
は、外筒90と、内筒91と、ボールねじユニット92
と、モータ93と、歯車94とにより構成され、外筒9
0が下部フレーム78に固定され、内筒91と同内筒9
1の上端部に固定した上部フレーム75が外筒90内を
ボールねじユニット92により昇降して、同上部フレー
ム75の左右両端部に設けられた従動輪72が図8の内
部容器60と外部容器63との何れか一方に押付けられ
る。
【0007】上記ボールねじユニット92と上記内筒9
1との間には、圧縮コイルばね95を介装して、内部容
器60及び外部容器63に過大な力を作用させないよう
にしている。また図11の96がモータ軸で、同モータ
軸96には、荷重制限器97が設けられている。93が
モータで、同モータ93の回転が荷重制限器97→モー
タ軸96→同モータ軸96に取付けた歯車→同歯車に噛
合した歯車94→ねじ軸98に伝えられて、同ねじ軸9
8が回転し、ボールねじユニット92が圧縮コイルばね
95を圧縮しながら上昇して、内筒91と上部フレーム
75とが上昇する。図11の破線は、上部フレーム75
の上昇上限位置を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図9〜図11に示
す従来の溶接部検査機の駆動機構には、次の問題があっ
た。即ち、 (1)従動輪72の押付機構にボールねじユニット92
を使用しているため、同ボールねじユニット92のスト
ローク不足により、溶接部検査機の全高を充分に低くす
ることができなくて、緊急時における溶接部検査機の脱
出、回収が困難である。 (2)2個の駆動輪73をチエーン機構80により連動
しているため、走行が不確実である。 (3)溶接部検査機を案内管66から内部容器60側へ
導入する際、案内管挿入口に段差があると、従動輪72
が浮いて、溶接部検査機を案内管66から内部容器60
側へ導入できない。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、溶接部検査機を確実に走
行させることができる。また従動輪を壁面へ壁面空間の
変化に対応して即座に接触させることができる。また溶
接部検査機を複合ケーブルにより引き上げて、回収する
ことができる。さらに溶接部検査機を内部容器側へ円滑
に走行させることができる大型二重容器の溶接部検査機
用駆動機構を提供しようとする点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の大型二重容器の溶接部検査機用駆動機構
は、検査機台車の前後に配設した駆動輪と同駆動輪を動
力伝達機構を介して駆動する駆動モータとを組み込んだ
駆動輪用フオークと同駆動輪用フオークを歯車を介して
方向転換させるフオーク用旋回モータとを有する駆動輪
アセンブリと、検査機台車の左右後部にそれぞれの後端
部を枢支した一対の補助アームと同各補助アームの前後
中間部間に架設した補助フレームと同補助フレーム上に
設けたリニヤガイドにより昇降可能に支持した昇降フレ
ームと同昇降フレームと同補助フレームとの間に介装し
たボールねじ式押付装置と同昇降フレームの左右に設け
た補助輪とを有する補助輪アセンブリと、上記各補助ア
ームの前端部及び検査機台車上に設けたリニヤガイドに
より昇降可能に支持した従動フレームと同従動フレーム
と検査機台車との間に傾倒可能に介装した直列多重ばね
式押付機構と上記従動フレームの左右に設けた従動輪と
同各従動輪を方向転換させる従動輪用旋回モータと検査
機台車後部のストッパに着脱自在に係合した複合ケーブ
ルの先端部を上記ばね式押付機構の下端部に接続するワ
イヤとを有する従動輪アセンブリと、を具えている。
【0011】
【作用】本発明の大型二重容器の溶接部検査機用駆動機
構は前記のように構成されており、(1)駆動輪41が
チエーン駆動からモータ駆動に変更になったので、溶接
部検査機33が確実に走行する。(2)直列多重ばね式
押付機構7とリニアガイド10とにより、従動フレーム
8が壁面方向に押されるので、従動輪9が壁面へ壁面空
間の変化に対応して即座に接触する。また溶接部検査機
33が走行不能等の非常事態に至ったときには、複合ケ
ーブル6を強く引き、複合ケーブル6の先端部をストッ
パ37から外し、ワイヤ35を複合ケーブル6により右
方へ引いて、ローラ34から反転したワイヤ35の下側
を介して直列多重ばね式押付機構7の底部を左方へ引
き、直列多重ばね式押付機構7を引き倒して、各ばねを
自由長に戻す。このとき、従動フレーム8をばねの作用
から解放し、同従動フレーム8を自重により最低位置に
して(検査機の全高を低くして)、溶接部検査機33を
複合ケーブル6により引き上げて、回収する。(3)従
動輪9が案内管挿入口の段差部で空転した場合、ボール
ねじ式押付装置24により、補助輪21が壁面に押付け
られるので、溶接部検査機33が内部容器側へ円滑に走
行する。
【0012】
【実施例】次に本発明の大型二重容器の溶接部検査機用
駆動機構を図1〜図7に示す一実施例により説明する
と、図1は大型二重容器の溶接部検査機用駆動機構の斜
視図、図2(a)は直列多重ばね式押付機構の正面図、
図2(b)は同ばね式押付機構の側面図、図2(c)は
同ばね式押付機構の縮小時の側面図、図3(a)は補助
輪アセンブリの縦断正面図、図3(b)は図3(a)の
矢視P−P線に沿う平面図、図4は補助輪の作用説明
図、図5(a)〜(c)は直列多重ばね式押付機構の転
倒状態を示す説明図、図6は駆動輪アセンブリの縦断正
面図、図7は従動輪アセンブリの側面図である。
【0013】図1に示すように本溶接部検査機用駆動機
構は、検査機台車1の前後に配設した駆動輪アセンブリ
2と、検査機台車1の中央部に配設した従動輪アセンブ
リ3と、検査機台車1の後部に配設した補助輪アセンブ
リ4とにより構成されている。そして補助輪アセンブリ
4には、左右一対の補助アーム5があり、同各補助アー
ム5の後端部が枢支ピン5aにより検査機台車1の後部
左右に枢支され、同各補助アーム5の前端部に長孔5b
が設けられ、同長孔5bに従動フレーム8に取付けた枢
支ピン8aが摺動自在に嵌挿されている。
【0014】6がモータ用電源、制御、計測などに使用
する複合ケーブルで、同複合ケーブル6の前端部が後記
ストッパ37を介して検査機台車1の後端部に着脱自在
に取付けられている。上記従動輪アセンブリ3は、直列
多重ばね式押付機構7と、同直列多重ばね式押付機構7
により検査機台車1に支持されている従動フレーム8
と、同従動フレーム8上に設けられた一対の従動輪9
と、検査機台車1に立設された従動フレーム用リニアガ
イド10とにより構成されている。
【0015】図2(a)〜(c)に示すように直列多重
ばね式押付機構7は、2組の外ばね11と、中ばね12
と、内ばね13と、上部ばね受14と、下部ばね受15
と、伸縮式昇降ガイド16とを有している。また17、
18がばねガイドで、同ばねガイド17は、外ばね11
と中ばね12とを保持し、ばねガイド18は、中ばね1
2と内ばね13とを保持して、直列作動の多重式ばね構
造になっている。
【0016】上記上部ばね受14には、非常時の傾倒を
円滑にするローラ19が設けられ、上記下部ばね受15
の下面には、位置決め用突起20が設けられて、正常時
には、同突起20が検査機台車1上に設けられた凹部に
着脱自在に係合するようになっている。図2(a)
(b)は、同直列多重ばね式押付機構7のばね最大伸長
時の状態を示し、図2(c)は、同直列多重ばね式押付
機構7のばね最短圧縮時の状態を示しており、同直列多
重ばね式押付機構7により従動輪9及び駆動輪41が内
部容器60と外部容器63とに押付けられて、検査機台
車1が走行する。
【0017】図3(a)(b)に示すように補助輪アセ
ンブリ4は、左右一対の補助輪21と、昇降フレーム2
2と、補助フレーム23と、ボールねじ式押付装置24
とにより構成され、各補助輪21は、軸受25を介して
昇降フレーム22に回転可能に支持されている。上記ボ
ールねじ式押付装置24は、モータ26と、歯車27
と、ケース28と、ねじ軸29と、ボールねじユニット
30とにより構成され、モータ26及びケース28が補
助フレーム23に固定されている。そしてモータ26の
回転が歯車27を介してボールねじユニット30に伝え
られる。このとき、ねじ軸29と同ねじ軸29に一体の
昇降フレーム22とが補助フレーム23に設けられたリ
ニヤガイド31に沿って破線位置との間に昇降する。一
方、ボールねじユニット30の回転がシンクロ発電機3
2に伝えられて、昇降量が計測される。
【0018】図4の二点鎖線は、内部容器60と案内管
66の導入部との関係を示し、破線は、内部容器60と
外部容器63との関係を示している。またそれぞれに対
応する従動輪9と補助輪21との位置も二点鎖線及び破
線により示している。検査機台車1が案内管66から内
部容器60に移るとき、段差hがあるが、このとき、図
3に示すボールねじ式押付装置24を操作し、補助輪2
1を案内管66に接触させて、検査機台車1を内部容器
60側へ円滑に導入する。
【0019】図5(a)〜(c)に示すように検査機台
車1の後部には、2個のローラ34があり、同各ローラ
34に掛け回した2本のワイヤ35の一端部が直列多重
ばね式押付機構7の下部ばね受15に取付けられ、同各
ワイヤ34の他端部が複合ケーブル6の前端部に取付け
られている。また37が検査機台車1の後部に設けたス
トッパで、正常時には、同ストッパ37が複合ケーブル
6の先端部に着脱自在に係合している。
【0020】そして溶接部検査機33が走行不能等の非
常事態に至ったときには、複合ケーブル6を強く引く。
そうすると、複合ケーブル6の先端部がストッパ37か
ら外れ、図5(c)に示すようにワイヤ35が複合ケー
ブル6により右方へ引かれて、ローラ34から反転した
ワイヤ35の下側を介して直列多重ばね式押付機構7の
底部が左方へ引かれ、直列多重ばね式押付機構7が引き
倒されて、各ばねが自由長に戻る。このとき、従動フレ
ーム8がばねの作用から解放され、同従動フレーム8が
自重により最低位置になり(溶接部検査機33の全高が
低くなり)、溶接部検査機33が複合ケーブル6により
引き上げられて、回収される。
【0021】図6は、駆動輪アセンブリ2の詳細を示し
ている。同駆動輪アセンブリ2では、フオーク38に、
駆動モータ39と歯車系40と駆動輪41とが納めら
れ、フオーク38に設けた歯車42がフオーク用旋回モ
ータ43により旋回して、駆動輪41の方向が変換され
る。上記フオーク38が軸受44を介して検査機台車1
に旋回可能に支持され、旋回モータ43が検査機台車1
に固定されている。また上記歯車系40が平歯車45
と、傘歯車46と、内歯歯車47とにより構成され、同
内歯歯車47が駆動輪41に取付けられ、同駆動輪41
が軸受48を介して車軸49に支持されている。
【0022】図7は、従動輪アセンブリ3を示してい
る。従動輪9のホルダ51が軸受50を介して従動フレ
ーム8に回転可能に支持され、上記ホルダ51が従動輪
用旋回モータ52により旋回して、従動輪9の方向が変
換される。上記のように駆動輪41が旋回モータ43に
より方向変換され、従動輪9が旋回モータ52により方
向変換されるので、検査機台車1の走行方向が確実に変
更される。
【0023】次に前記図1〜図7に示す大型二重容器の
溶接部検査機用駆動機構の作用を具体的に説明する。 (1)駆動輪アセンブリ2を、検査機台車1の前後に配
設した駆動輪41と、同駆動輪41と同駆動輪41を動
力伝達機構を介して駆動する駆動モータ39とを組み込
んだ駆動輪用フオーク38と、同駆動輪用フオーク38
を歯車42を介して方向転換させるフオーク用旋回モー
タ43とにより構成しており、駆動輪41がチエーン駆
動からモータ駆動に変更になったので、溶接部検査機3
3が確実に走行する。 (2)従動輪アセンブリ3を、各補助アーム5の前端部
及び検査機台車1上に設けたリニヤガイド10により昇
降可能に支持した従動フレーム8と、同従動フレーム8
と検査機台車1との間に傾倒可能に介装した直列多重ば
ね式押付機構7と、従動フレーム8の左右に設けた従動
輪9と、同各従動輪9を方向転換させる従動輪用旋回モ
ータ52と、検査機台車後部のストッパ37に着脱自在
に係合した複合ケーブル6の先端部を直列多重ばね式押
付機構7の下端部に接続するワイヤ35とにより構成し
ており、上記直列多重ばね式押付機構7と上記リニアガ
イド10とにより、従動フレーム8が壁面方向に押され
るので、従動輪9が壁面へ壁面空間の変化に対応して即
座に接触する。
【0024】また溶接部検査機33が走行不能等の非常
事態に至ったときには、複合ケーブル6を強く引き、複
合ケーブル6の先端部をストッパ37から外し、ワイヤ
35を複合ケーブル6により右方へ引いて、ローラ34
から反転したワイヤ35の下側を介して直列多重ばね式
押付機構7の底部を左方へ引き、直列多重ばね式押付機
構7を引き倒して、各ばねを自由長に戻す。このとき、
従動フレーム8をばねの作用から解放し、同従動フレー
ム8を自重により最低位置にして(検査機の全高を低く
して)、溶接部検査機33を複合ケーブル6により引き
上げて、回収する。 (3)補助輪アセンブリ4を、検査機台車1の左右後部
にそれぞれの後端部を枢支した一対の補助アーム5と、
同各補助アーム5の前後中間部間に架設した補助フレー
ム23と、同補助フレーム23上に設けたリニヤガイド
31により昇降可能に支持した昇降フレーム22と、同
昇降フレーム22と上記補助フレーム23との間に介装
したボールねじ式押付装置24と、上記昇降フレーム2
2の左右に設けた補助輪21とにより構成しており、従
動輪9が案内管挿入口の段差部で空転した場合、ボール
ねじ式押付装置24により、補助輪21が壁面に押付け
られるので、溶接部検査機33が内部容器側へ円滑に走
行する。
【0025】
【発明の効果】本発明の大型二重容器の溶接部検査機用
駆動機構は前記のように駆動輪41をチエーン駆動から
モータ駆動に変更したので、溶接部検査機33を確実に
走行させることができる。また直列多重ばね式押付機構
7とリニアガイド10とにより、従動フレーム8を壁面
方向に押すので、従動輪9を壁面へ壁面空間の変化に対
応して即座に接触させることができる。また溶接部検査
機33が走行不能等の非常事態に至ったときには、複合
ケーブル6を強く引き、複合ケーブル6の先端部をスト
ッパ37から外し、ワイヤ35を複合ケーブル6により
右方へ引いて、ローラ34から反転したワイヤ35の下
側を介して直列多重ばね式押付機構7の底部を左方へ引
き、直列多重ばね式押付機構7を引き倒して、各ばねを
自由長に戻す。このとき、従動フレーム8をばねの作用
から解放して、同従動フレーム8を自重により最低位置
にする(検査機の全高を低くする)ので、溶接部検査機
33を複合ケーブル6により引き上げて、回収すること
ができる。
【0026】また従動輪9が案内管挿入口の段差部で空
転した場合、ボールねじ式押付装置24により、補助輪
21を壁面に押付けるので、溶接部検査機33を内部容
器側へ円滑に走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大型二重容器の溶接部検査機用駆動機
構の一実施例を示す斜視図である。
【図2】(a)は直列多重ばね式押付機構の正面図、
(b)は同ばね式押付機構の側面図、(c)は同ばね式
押付機構の縮小時の側面図である。
【図3】(a)は補助輪アセンブリの縦断正面図、
(b)は(a)の矢視P−P線に沿う平面図である。
【図4】補助輪の作用説明図である。
【図5】(a)〜(c)は直列多重ばね式押付機構の転
倒状態を示す説明図である。
【図6】駆動輪アセンブリの縦断正面図である。
【図7】従動輪アセンブリの側面図である。
【図8】大型二重容器を示す縦断側面図である。
【図9】従来の溶接部検査機用駆動機構を示す斜視図で
ある。
【図10】(a)は同溶接部検査機用駆動機構の駆動輪
を示す縦断正面図、(b)はその横断平面図である。
【図11】(a)は同溶接部検査機用駆動機構の従動輪
用押付機構を示す縦断側面図、(b)は(a)の矢視N
−N線に沿う横断平面図である。
【符号の説明】
1 検査機台車 2 駆動輪アセンブリ 3 従動輪アセンブリ 4 補助輪アセンブリ 5 補助アーム 6 複合ケーブル 7 直列多重ばね式押付機構 8 従動フレーム 9 従動輪 10 リニヤガイド 21 補助輪 22 昇降フレーム 23 補助フレーム 24 ボールねじ式押付装置 31 リニヤガイド 33 溶接部検査機 34 ローラ 35 ワイヤ 37 ストッパ 38 駆動輪用フオーク 39 駆動モータ 41 駆動輪 42 歯車 43 フオーク用旋回モータ 52 従動輪用旋回モータ
フロントページの続き (72)発明者 金内 信 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 白須 勲 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 留岡 勝 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通7丁目1番 14号 西菱エンジニアリング株式会社内 審査官 村田 尚英 (56)参考文献 特開 平5−307095(JP,A) 特開 昭63−204414(JP,A) 特開 昭61−191945(JP,A) 特開 昭58−96241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 17/003

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査機台車の前後に配設した駆動輪と同
    駆動輪を動力伝達機構を介して駆動する駆動モータとを
    組み込んだ駆動輪用フオークと同駆動輪用フオークを歯
    車を介して方向転換させるフオーク用旋回モータとを有
    する駆動輪アセンブリと、 検査機台車の左右後部にそれぞれの後端部を枢支した一
    対の補助アームと同各補助アームの前後中間部間に架設
    した補助フレームと同補助フレーム上に設けたリニヤガ
    イドにより昇降可能に支持した昇降フレームと同昇降フ
    レームと同補助フレームとの間に介装したボールねじ式
    押付装置と同昇降フレームの左右に設けた補助輪とを有
    する補助輪アセンブリと、 上記各補助アームの前端部及び検査機台車上に設けたリ
    ニヤガイドにより昇降可能に支持した従動フレームと同
    従動フレームと検査機台車との間に傾倒可能に介装した
    直列多重ばね式押付機構と上記従動フレームの左右に設
    けた従動輪と同各従動輪を方向転換させる従動輪用旋回
    モータと検査機台車後部のストッパに着脱自在に係合し
    た複合ケーブルの先端部を上記ばね式押付機構の下端部
    に接続するワイヤとを有する従動輪アセンブリと、 を具えていることを特徴とした大型二重容器の溶接部検
    査機用駆動機構。
JP04299900A 1992-11-10 1992-11-10 大型二重容器の溶接部検査機用駆動機構 Expired - Lifetime JP3137466B2 (ja)

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