JP3137353U - マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するためのテレビ、テレビボックスおよび装置 - Google Patents

マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するためのテレビ、テレビボックスおよび装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3137353U
JP3137353U JP2007006959U JP2007006959U JP3137353U JP 3137353 U JP3137353 U JP 3137353U JP 2007006959 U JP2007006959 U JP 2007006959U JP 2007006959 U JP2007006959 U JP 2007006959U JP 3137353 U JP3137353 U JP 3137353U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
television
internet
multimedia data
stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007006959U
Other languages
English (en)
Inventor
蔡博文
Original Assignee
同芯科技有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from TW95215879U external-priority patent/TWM305520U/zh
Priority claimed from TW96208878U external-priority patent/TWM327134U/zh
Application filed by 同芯科技有限公司 filed Critical 同芯科技有限公司
Application granted granted Critical
Publication of JP3137353U publication Critical patent/JP3137353U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/142Constructional details of the terminal equipment, e.g. arrangements of the camera and the display
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】インターネットと接続する、マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するテレビ、テレビボックスおよび装置を提供する。
【解決手段】データ変換モジュールは、前記マルチメディアデータストリームを複数個のマルチメディアパケットに変換する。制御ユニットは、前記インターネットを介して前記複数個のマルチメディアパケットを前記リモート装置に伝送する。テレビ処理ユニットは、前記マルチメディアデータストリームを受信して表示信号を生成し、表示ユニットに、前記表示信号に応じて、前記マルチメディアデータストリームによって形成される映像を放送させる。テレビはテレビボックスと表示ユニットを備えている。装置は制御ユニット、データ変換モジュール、公衆電話回線処理ユニットおよびユーザインターフェース回路を備えている。これにより、公衆電話、IP電話、IPテレビ電話の通信、ならびにマルチメディアデータをリモート装置などに伝送する技術が統合される。
【選択図】図1

Description

本考案はテレビ、テレビボックスおよびマルチメディアデータ転送通信装置に関する。さらに詳しくは、マルチメディア転送、公衆交換電話網(public switch telephone network,PSTN)、IP電話、IPテレビ電話と、映像放送のテレビ、テレビボックスおよびマルチメディアデータ転送通信装置の統合に関する。
20世紀におけるテレビの頻繁な活用およびその普及は、それが人々の生活および娯楽の重点になったことを示している。しかし、生活の中で時には、球技試合の実況中継を視聴できなかったり、外国にいるために台湾のテレビ番組を視聴できなかったりなど、残念な事に出遭うことは避けられない。一方、電話は大衆にとって非常に重要な通信ユニットであり、異なる場所にいる人が電話を介して意思疎通することができる。
インターネットおよびマルチメディア技術の進歩に伴い、IP電話技術も成熟してきている。しかし、これは一貫して企業が経費節減のために選択しているものに過ぎない。また、今では、IPテレビサービスを提供するテレビ局も少なくないが、提供される番組は限られている。したがって、現在の構造では、IP電話およびIPテレビを一般家庭の中で常用される通信およびマルチメディア放送ツールとして普及させるのは困難である。
以上を総合すると、音声ストリーム、ビデオストリーム、公共交換電信網、インターネットおよびテレビを統合することができれば、日常生活における利便性を大いに高めることができることになる。
本考案の目的は、マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するためのテレビを提供することであり、前記テレビはインターネットに接続されている。前記テレビは、データ変換モジュール、制御ユニット、テレビ処理ユニットおよび表示ユニットを備えている。前記データ変換モジュールは、前記マルチメディアデータストリームを複数個のマルチメディアパケットに変換する。前記制御ユニットは前記データ変換モジュールに接続され、前記インターネットを介して前記複数個のマルチメディアパケットを前記リモート装置に伝送する。前記テレビ処理ユニットは、前記マルチメディアデータストリームを受信して表示信号を生成する。前記表示ユニットは、前記表示信号を受信して前記マルチメディアデータストリームによって形成される映像を放送する。
本考案のもう1つの目的は、マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するためのテレビボックスを提供することであり、前記テレビボックスはインターネットに接続されている。前記テレビボックスは、データ変換モジュール、制御ユニットおよびテレビ処理ユニットを備えている。前記データ変換モジュールは、前記マルチメディアデータストリームを複数個のマルチメディアパケットに変換する。前記制御ユニットは前記データ変換モジュールに接続され、前記インターネットを介して前記複数個のマルチメディアパケットを前記リモート装置に伝送する。前記テレビ処理ユニットは、前記マルチメディアデータストリームを受信して表示信号を生成し、表示ユニットに、前記表示信号に応じて、前記マルチメディアデータストリームによって形成される映像を放送させる。
本考案のさらに別の目的は、マルチメディアデータ転送通信装置を提供することである。マルチメディアデータ転送通信装置は、入力されたマルチメディアデータストリームをリモート装置に転送し、かつ公衆電話網の通信とインターネットの通信を統合する。前記マルチメディア転送通信装置は、制御ユニット、データ変換モジュール、公衆電話回線処理ユニットおよびユーザインターフェース回路を備えている。前記制御ユニットは、第1インターネット通信プログラムを実行して、前記インターネットの通信および前記マルチメディアデータストリームの転送を実現させる。前記制御ユニットは、マイクロプロセッサ、ネットワーク制御回路およびメモリモジュールを備えている。前記マイクロプロセッサは、公衆電話網回線の状況、インターネットの状況およびユーザ設定に基づいて、前記第1インターネット通信プログラムを実行する。前記ネットワーク制御回路は、前記マイクロプロセッサと前記インターネットを接続して、複数個のネットワークパケットの伝送および受信を制御する。前記メモリモジュールは、前記マイクロプロセッサに接続され、データのアクセスおよび前記複数個のネットワークパケットの一時的格納を提供する。前記データ変換モジュールは、前記制御ユニットに接続され、前記複数個のネットワークパケットと前記マルチメディアデータストリームのデータ変換を行う。前記公衆電話回線処理ユニットは、公衆電話網インターフェースおよび前記制御ユニットに接続され、前記公衆電話網の電話を発信または受信する。前記ユーザインターフェース回路は、ユーザ情報の受信/伝送、または使用状態の表示を行う。前記ユーザインターフェース回路は、入力ユニットおよび出力ユニットを備え、前記公衆電話回線処理ユニットおよび前記制御ユニットに接続される。
本考案のテレビ、テレビボックスおよびマルチメディアデータ転送通信装置は、ローカルで受信したマルチメディアデータストリーム(例えば、アンテナまたは/およびケーブルを経由して受信したテレビ番組、放映装置を経由して送られてきたマルチメディアファイル)を、インターネットを介してリモート装置に伝送することができる。これにより、リモート装置のユーザは、テレビおよびテレビボックスが提供するマルチメディアデータストリームによって形成される映像をも視聴することが可能になる。
本考案はインターネットを伝達媒体として利用するため、他のマルチメディアまたは/および通信の応用、例えば公衆電話網、IP電話、IPテレビ電話の通信や映像放送などをさらに統合することが可能である。したがって、どんな場所にいてもテレビ番組を鑑賞可能という消費者のニーズを満たす上、消費者がIP電話機能を使用して通信費を節約するのにも便利である。
次に、下記の図、実施例の詳しい説明および請求の範囲と合わせて、上記目的と本考案のその他の目的、長所について詳しく述べることにする。図とそれに続く実施形態を参照すれば、前記技術分野の通常の知識をもつ者ならば、本考案のその他の目的、ならびに本考案の技術的手段および実施形態を理解することができる。
本考案の実施例1は、マルチメディアデータ転送通信機能を備えたテレビ100であり、その構造は図1に示すとおりである。さらに詳しく説明すると、このテレビ100はインターネットに接続され、インターネットを介してマルチメディアデータストリーム101をリモート装置191に伝送することができ、また、インターネットからのネットワークパケットをマルチメディアデータストリームに変換することができる。リモート装置191はデスクトップパソコン、ノート型パソコン、フラットパソコン、パーソナルデジタルアシスタント、デジタルマルチメディアプレーヤ、携帯電話などのどれでもよい。
このテレビ100は、データ変換モジュール120、制御ユニット110、テレビ処理ユニット170、表示ユニット180およびスピーカ182を備えている。データ変換モジュール120は、前記マルチメディアデータストリーム101を複数個のマルチメディアパケット102に変換する。制御ユニット110は、前記データ変換モジュール120に接続されている。制御ユニット110はさらに、ネットワークポートすなわちRJ−45ネットワークポート190を介して前記インターネットに接続され、前記複数個のマルチメディアパケット102を前記リモート装置191に伝送する。他の実施例では、制御ユニット110を無線LANカードなど他の媒体を介してインターネットに接続することも可能であり、言い換えれば、本考案の範囲はインターネットに接続される媒体によって必ずしも限定されない。テレビ処理ユニット170は、前記マルチメディアデータストリーム101を受信して表示信号103と音声信号104を生成する。本実施例では、テレビ処理ユニット170は、赤外線リモコン(remote control)(図示せず)の制御を受ける赤外線(infra−red)受信ユニット(図示せず)を備えている。表示ユニット180は、前記表示信号103を受信して前記マルチメディアデータストリームによって形成される映像を放送し、スピーカ182は前記音声信号を受信して前記マルチメディアデータストリームに関連する音声を放送する。他の実施例では、前記赤外線受信ユニットまたは/およびスピーカを省略することができる。
図1をさらに参照すると、制御ユニット110は、マイクロプロセッサ111、メモリモジュール112およびネットワーク制御回路113を備えている。マイクロプロセッサ111はインターネットの状況およびユーザ設定に基づいて、第1インターネット通信プログラムを実行し、データ処理を行う。メモリモジュール112はマイクロプロセッサ111に接続され、前記複数個のネットワークパケット102の一時的格納およびデータへのアクセスを行う。ネットワーク制御回路113はマイクロプロセッサ111と前記インターネットを接続して、前記複数個のマルチメディアパケットの伝送および複数個のネットワークパケットの受信を制御する。マイクロプロセッサ111、メモリモジュール112およびネットワーク制御回路113の実施については、この分野の通常の知識をもっていれば熟知していることであるため、ここではこれ以上説明しないことにする。前記ネットワーク制御回路113、マイクロプロセッサ111およびメモリモジュール112はそれぞれ分散した独立ユニットであってもよく、1つのチップに統合することもできる。
詳しく言うと、テレビ100はさらにビデオ音声入力ポート131とビデオ音声出力ポート132を備えており、データ変換モジュール120がこのビデオ音声入力ポート131を介してビデオ音声データソースシステム130からマルチメディアデータストリーム101を受信できるようにする。このマルチメディアデータストリーム101はアナログ形式でもデジタル形式でもよい。ビデオ音声データソースシステム130は、DVDプレーヤ(DVD player)、デジタルセットトップボックス(set top box)、各種ゲーム機(game console)など、さまざまな型式のものでよい。前記ビデオ音声入力ポート131は、有線テレビ同軸無線周波コネクタ(coaxial RF connector)ポート、アナログテレビアンテナポート、AV端子(AV video)、S端子(S video)などのアナログビデオ音声入力ポートでもよい。その他の実施例では、このビデオ音声入力ポート131は、デジタルビジュアルインターフェース(digital visual interface,DVI)ポートのようなデジタルビデオ音声入力ポートでもよい。ビデオ音声出力ポート132は、テレビ処理ユニット170で生成された表示信号または/および音声信号の出力に用いるものであり、HDMIポート、DVIポート、DisplayPort、AV端子ポート、S端子ポートなど一般的なビデオ音声インターフェースをサポートする。ビデオ音声入力ポート131およびビデオ音声出力ポート132は必ずしも上記ポートに限定されず、既存のまたは将来開発される他のビデオ音声ポートも本考案の概念に適用できることに留意されたい。
本実施例のビデオ音声データソースシステム130がDVDプレーヤであり、かつテレビ100もリモート装置191もすでにインターネットに接続されており、テレビ100はインターネットプロトコル(internet protocol,IP)をサポートする前記第1インターネット通信プログラムを介してのインターネット接続であり、リモート装置191はインターネットプロトコルの第2インターネット通信プログラムを介してのインターネット接続であると仮定して、このテレビ100のマルチメディアデータの転送のやり方、すなわちインターネットを介してマルチメディアデータストリーム101をリモート装置191に伝送し、インターネットからのネットワークパケットをマルチメディアデータストリームに変換する具体的なやり方を以下に説明する。
まず、インターネットを介してマルチメディアデータストリーム101をリモート装置191に伝送する部分について説明する。本実施例のテレビ100は、ビデオ音声入力ポート131を介して、ビデオ音声データソースシステム130(すなわちDVDプレーヤ)からマルチメディアデータストリーム101を受信する。このマルチメディアデータストリーム101は音声ストリームとビデオストリームを含んでいる。続いて、データ変換モジュール120がマルチメディアデータストリーム101を複数個のマルチメディアパケット102に変換する。これらのマルチメディアパケット102は複数個のビデオパケットと複数個の音声パケットを含んでいる。詳しく言うと、データ変換モジュール120はビデオストリームをエンコード処理できるようにビデオ圧縮形式の規格をサポートしており、ビデオ圧縮形式の規格は、MPEG4(motion picture experts group)、H.264規格、3GPP(3rd generation partnership project)規格、またはメーカーがサポートすると定義した非公開専有(proprietary)ビデオ圧縮形式の規格のいずれでもよい。データ変換モジュール120は、音声ストリームをエンコードできるように音声圧縮形式の規格もサポートしており、音声圧縮形式の規格は適応マルチレート(adaptive multi−rate,AMR)、適応差分パルス符号変調(adaptive differential pulse code modulation,ADPCM)規格、またはメーカーがサポートすると定義した非公開専有(proprietary)音声圧縮形式の規格のいずれでもよい。本考案のビデオ圧縮形式の規格および音声圧縮形式の規格は必ずしも前記のものに限定されず、既存のまたは将来開発される他のビデオ圧縮形式の規格や音声圧縮形式の規格も本考案の概念に適用できることをここで強調しておきたい。
さらに、制御ユニット110は、前記複数個のマルチメディアパケット102(すなわち前記複数個のビデオパケットおよび前記複数個の音声パケット)を複数個の第1ネットワークパケット105に構成し、次に前記第1インターネット通信プログラムを利用し、インターネットの回線を介して前記複数個の第1ネットワークパケット105をリモート装置191に伝送する。このようして、テレビ100はインターネットを介してマルチメディアデータストリーム101をリモート装置191に伝送するタスクを完成させる。一方、リモート装置191は、マルチメディアデータストリームに含まれている映像および音声を放送できるように、前記複数個の第1ネットワークパケット105をデコードすることができる。したがって、リモート装置191をインターネットに接続できさえすれば、リモート装置191のユーザはどこにいても、家庭に設置しているDVDプレーヤが放映する映画を鑑賞することができる。
次に、インターネットからのネットワークパケットをマルチメディアデータストリームに変換する部分について説明する。テレビ100はまた、RJ−45ネットワークポート190を介して、インターネットから伝送された複数個の第2ネットワークパケット106を受信することができる。前記複数個の第2ネットワークパケット106は、リモート装置191から伝送されたユーザの映像(例えば、IPテレビ電話)でもよく、またインターネット上のあるマルチメディアデータソース(例えば、中華電信網テレビMOD)から伝送された映像でもよい。制御ユニット110は、データ変換モジュール120を利用して前記複数個の第2ネットワークパケットをデコード処理し、さらにデコード済みのデータをテレビ処理ユニット170に伝送する。テレビ処理ユニット170は、デコード済みのデータを処理して、表示ユニット180およびスピーカ182に放送のために供することができる。
このとき、テレビ100の観衆は、赤外線リモコンを利用してテレビ処理ユニット170を制御し、ビデオ音声データソースシステム130からのマルチメディアデータストリーム101(すなわちDVDプレーヤが放映するDVD映画)、リモート装置191から伝送されたユーザ映像、またはIPテレビを選択して鑑賞することができる。テレビ処理ユニット170はそのうちの1つに基づいて、対応する表示信号および音声信号を生成し、映像表示および音声放送のために、それぞれを表示ユニット180とスピーカ182に伝送する。表示ユニット180はブラウン管(cathode ray tube,CRT)ディスプレイ、フラットディスプレイ(flat panel display)、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)または有機発光ダイオードディスプレイ(organic light emitting diode,OLED)などのいずれでもよい。
上記の配置により、第1実施例のテレビ100は、マルチメディアデータ転送およびインターネットの機能を備え、インターネットからのビデオ映像データを受信できるだけでなく、さらにローカル設備(例えば、DVDプレーヤ、有線/無線テレビ番組)のマルチメディア映像をリモート装置に伝送することもできる。したがって、ローカルユーザでもリモートユーザでも多数のビデオ映像の選択肢をもつことができ、簡単な機能しか提供できない周知のテレビとは異なる。
本考案の実施例2は、マルチメディアデータ転送通信機能を備えたテレビ200であり、その構造については図2を参照されたい。このテレビ200は、制御ユニット110、公衆電話網処理ユニット270、データ変換モジュール220、(N+1)個のテレビチューナ(TV tuner)230〜23N(Nは正の整数、N≧1)、テレビ処理ユニット170、表示ユニット180、スピーカ182、RJ−45回線ポート190、第1電話回線ポート(すなわち第1RJ−11ポート241)および第2電話回線ポート(すなわち第2RJ−11ポート251)を備えている。実施例2のテレビ200は、実施例1のテレビ100のすべての機能を備えているため、以下では特に相違点について説明する。
ユーザインターフェース回路240は、第1RJ−11ポート241を介して、公衆電話回線処理ユニット270と電気的に接続されている。言い換えればこの第1RJ−11ポート241の一端がユーザインターフェース240に電気的に接続され、他端が公衆電話回線処理ユニット270に接続されている。本実施例においては、ユーザインターフェース240は電話機であり、他の実施例においては、ユーザインターフェース240はテレビ200に統合してもよい。
このテレビ200は、第1インターネット通信プログラムを実行し、RJ−45ネットワークポート190を介してインターネットに接続される。この第1インターネット通信プログラムは実施例1で説明した内容と同じであるため、ここではこれ以上説明しないことにする。ユーザはユーザインターフェース240を介してユーザ信号を入力することができ、言い換えれば電話機を介して電話をダイヤルすることができる。ユーザインターフェース回路240は、ユーザ信号に応じて、第1RJ−11ポート241を介して前記第1通信要求信号を前記公衆電話回線処理ユニット270に伝送する。第1通信要求信号は、ユーザがダイヤルした電話番号に関連するものであり、公衆電話回線処理ユニット270はこの第1通信要求信号を受信する。
制御ユニット110は、公衆電話回線処理ユニット270と電気的に接続されているため、第1通信要求信号(ダイヤルした電話番号に関連)は公衆電話網処理ユニット270を介して制御ユニット110に伝送される。制御ユニット110は前記第1通信要求信号に応じて、前記第1インターネット通信プログラムを利用し、インターネットを介して第2通信要求信号を伝送する。すなわちネットワークダイヤルアップの方式で前記電話番号をダイヤルする。一般的に言うと、インターネットプロトコルをサポートするインターネット通信プログラムには、2種類のダイヤルアップ方式があり、1つはピアツーピア(peer to peer)方式であり、もう1つはインターネット対公衆電話網方式であり、後者では家庭用電話または携帯電話の電話番号にダイヤルすることができる。
本実施例のテレビ200は、ユーザが電話をダイヤルするときにもっと多くの選択肢をもてるように、もう一種類の電話網回線を提供する。具体的に言うと、テレビ200の第2RJ−11ポート251は、電気的に公衆電話回線処理ユニット270と公衆電話網回線250に接続されている。制御ユニット110は、公衆電話回線処理ユニット270が第2RJ−11ポート251を経由して、第2通信要求信号を公衆電話回線250に伝送できるようにする。公衆電話網処理ユニット270は、いかなる状況においても緊急電話をダイヤルできるように、公衆電話回線250へとの接続を確保する。
以上から分かるように、実施例2のテレビ200は、主として電話をダイヤルする方式を2種類提供する。電話をダイヤルする対象が公衆電話網であるか、インターネットであるかに関係なく、支障なくコミュニケーションできる。
次に、ユーザがインターネットを介して電話をダイヤルするとき、電話がつながった後の音声信号の具体的な処理方式について説明する。図3を参照すると、これはデータ変換モジュール220の詳細な構造説明図である。データ変換モジュール220は、2個のエンコード・デコード装置320、330を備えている。エンコード・デコード装置320は、音声エンコード・デコードユニット321、ビデオエンコード・デコードユニット322、第1AD/DA変換器325および第2AD/DA変換器326を備えている。第1AD/DA変換器325は音声エンコード・デコードユニット321に接続され、第2AD/DA変換器326はビデオエンコード・デコードユニット322に接続されている。エンコード・デコード装置330は、音声エンコード・デコードユニット323、ビデオエンコード・デコードユニット324、第1AD/DA変換器327および第2AD/DA変換器328を備えている。第1AD/DA変換器327は音声エンコード・デコードユニット323に接続され、第2AD/DA変換器328はビデオエンコード・デコードユニット324に接続されている。音声エンコード・デコードユニット321、323およびビデオエンコード・デコードユニット322、324はすべて制御ユニット110に接続されている。
ここで、ユーザがすでにインターネットを介して電話をかけていると仮定すると、ユーザが送話器のマイクロフォンに向かって発したアナログ音声ストリーム(すなわちユーザが出した声)は第1AD/DA変換器325または/および327に伝送され、制御ユニット110が第1AD/DA変換器325または/および327に、このアナログ音声ストリームをデジタル形式の音声ストリームに変換するよう命令する。このデジタル形式の音声ストリームは音声エンコード・デコードユニット321または/および323に伝送される。音声エンコード・デコードユニット321または/および323はさらに、第1または/および第2音声制御信号(制御ユニット110により、エンコード処理するように設定されている)に基づき、この音声ストリームをエンコードする。言い換えれば、前記デジタル形式の音声ストリームをAMR形式、ADPCM形式またはメーカーがサポートすると定義した非公開専有(proprietary)音声圧縮形式に適合するようにエンコードする。次に、制御ユニット110が実施例1で説明した方式で、前記エンコード音声ストリームを複数個のネットワークパケットに構成し、さらに前記第1インターネット通信プログラムを利用し、RJ−45ネットワークポート190を介してこれをインターネットに伝送し、最後にリモート装置191〜19N(各リモート装置191〜19Nは電話でもよい)のうちの1つまたは組合せに伝送する。本考案の音声圧縮形式の規格は必ずしも前記のものに限定されず、既存のまたは将来開発される他の音声圧縮形式の規格も本考案の概念に適用できることをここで強調しておきたい。
リモート装置191〜19N(各リモート装置191〜19Nは電話でもよい)は、インターネットと接続するために、それぞれ第2インターネット通信プログラムを実行する。リモート装置191〜19Nのユーザの声は、ネットワークパケットの形式で、前記第2インターネット通信プログラムからインターネットを介して制御ユニット110に返送される。続いて、制御ユニット110が第1または/および第2音声制御信号(デコード処理するよう設定されている)を生成して、音声エンコード・デコードユニット321または/および323に、この音声制御信号に応じて、これらのネットワークパケットをデコードさせ、デコード音声信号を得る。そしてデコード音声信号は制御ユニット110に伝送される。最後に、制御ユニット110は、これらのデコード音声信号を、公衆電話網処理ユニット270を介して電話240に伝送する。このときに、電話240のユーザは、リモート装置191〜19N(各リモート装置191〜19Nは電話でもよい)の1つまたはその組合せが伝える声を聞くことができる。
他の実施例においては、前記機能を達成するために、ユーザインターフェース240にAD/DA変換器(図示せず)を備え、テレビ200にさらに別の音声エンコード・デコードユニット480を備えることができることをここで強調しておきたい。これを詳細に説明すると、ユーザが送話器のマイクロフォンに向かって発したアナログ音声ストリーム(すなわちユーザが出した声)は、ユーザインターフェース240自体が備えているAD/DA変換器でデジタル形式の音声ストリームに変換され、次に第1RJ−11ポート241を介してこれが音声エンコード・デコードユニット480に伝送されて、音声ストリームが複数個のネットワークパケットにエンコードされ、その後に制御ユニット110がこれらのネットワークパケットをリモート装置191〜19N(例えば電話)に伝送する。また、リモート装置191〜19Nから伝送されたユーザの声も、直接ユーザインターフェース240のAD/DA変換器およびテレビ200のもう1つの音声エンコード・デコードユニット480で処理される。言い換えれば、この実施例においては、データ変換モジュール220内の第1AD/DA変換器325、327および音声エンコード・デコードユニット321、323は、占用されることがないので、下記のようなタスクの処理専門にすることができる。
次に実施例2のテレビ200の備えている復調機能について説明する。前に、テレビ200が(N+1)個のテレビチューナ230〜23Nを備えていることを述べたが、N=2として以下に説明する。前記複数のテレビチューナ230〜232の1つ、すなわちテレビチューナ230はテレビ処理ユニット170に電気的に接続され、残りのテレビチューナ231、232はそれぞれエンコード・デコードユニット320、330に電気的に接続される。
このテレビ200の各テレビチューナ230〜23Nは、デジタルケーブルやアナログケーブルなどのケーブル264、またはデジタルテレビ放送(digital Terrestrial video broadcast)、アナログテレビ放送(Analog Terrestrial video broadcast)、衛星放送(Satellite broadcast)などのアンテナ262を介して、マルチメディアデータストリームを受信することができ、かつそのうちの1チャネルを選択して、復調ビデオストリームおよび復調音声ストリームを生成させる。テレビチューナ230は、生成された前記復調ビデオストリームおよび前記復調音声ストリームをテレビ処理ユニット170に伝送する。その後の処理は実施例1と同様であるため、これ以上説明しないことにする。
テレビチューナ230以外の各テレビチューナ231、232がマルチメディアデータストリームを受信し、それぞれの選局信号に基づいてその中の1チャネルを選局して、復調ビデオストリームおよび復調音声ストリームを生成した後の具体的な動作について、以下に説明する。各テレビチューナ231、232は、それぞれ対応する復調ビデオストリームおよび復調音声ストリームをデータ変換モジュール220のエンコード・デコード装置320、330に伝送する。
テレビチューナ231、232が2つのリモート装置191、192(N=2)に対応すると仮定すると、リモート装置191、192のユーザについて言えば、最初からテレビチューナ231、232が受信したいかなる番組もそれぞれ受動的に視聴するほかに、リモート装置191、192のユーザは、主体的にテレビのチャネルを選択することもできる。つまり、リモート装置191、192に搭載された第2インターネット通信プログラムを介して、このユーザ設定(テレビの選局設定または/およびスイッチ設定を含む)を制御ユニット110に返送し、制御ユニット110は、これを受け取ると、ユーザの選局設定に基づき、対応する選局信号を介してテレビチューナ231、232のチャネルを変えるのである。また、スイッチ設定に基づき、対応するスイッチ信号を介してテレビチューナ231、232をOFF/ONすることもできる。具体的に言うと、リモート装置191は、第1スイッチ信号281を介してテレビチューナ231をOFF/ONすることができ、また、第1選局信号291を介して選局することもできる。同様に、リモート装置192は、第2スイッチ信号282を介してテレビチューナ232をOFF/ONすることができ、また、第2選局信号292を介して選局することもできる。
リモート装置191を例にとると、ユーザが特定のチャネルを選定すると、マルチメディアデータストリームは第1AD/DA変換器325および第2AD/DA変換器326に伝送されて、それぞれ音声およびビデオ部分の変換を行った後、その結果がそれぞれ音声エンコード・デコードユニット321とビデオエンコード・デコードユニット322に伝送される。音声エンコード・デコードユニット321は、前記第1音声制御信号に応じて、前記マルチメディアデータストリームの音声ストリームをエンコードする。ビデオエンコード・デコードユニット322は前記制御ユニットに接続され、前記ビデオ制御信号に応じて、前記マルチメディアデータストリームのビデオストリームをエンコードする。この後の動作は実施例1と同じであるので、これ以上説明しないこととする。
したがって、本実施例の複数個のテレビチューナの構造を利用すれば、表示ユニット180の視聴者とリモート装置191、192のユーザは互いに妨害することなく、自分の好きな番組を楽しむことができる。
本考案の実施例3は、マルチメディアデータ転送通信機能を備えたもう1つのテレビ400であり、その構造説明図は図4に示した。この実施例のテレビ400は、制御ユニット110、公衆電話網処理ユニット270、データ変換モジュール120、テレビ処理ユニット170、表示ユニット180、スピーカ182、2つのスロット451、461、第1電話線ポート441、第2電話線ポート(すなわち前記第2RJ−11ポート251)、ビデオエンコード・デコードユニット470および音声エンコード・デコードユニット480を備えている。ユーザインターフェース440はテレビ400に接続され、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)モジュール410、プッシュボタン415、映像取得ユニット420および送話器425を備えている。本実施例は前記実施例と部分的に類似しているため、ここでは相違点だけを強調する。
無線LAN(wireless fidelity,略称WiFi)カード460をスロット461に挿入する。スロット461は制御ユニット110内のマイクロプロセッサ111(図4では図示せず)に電気的に接続され、マイクロプロセッサ111は前記第1インターネット通信プログラムを利用して、スロット461を介して複数個のネットワークパケットを無線LANカード460に伝送し、さらに複数個のネットワークパケットをリモート装置に伝送するために、無線接続の方式でインターネットと接続する。スロット461は、前記無線LANカード460を接続するために、セキュアデジタル出入力(secure digital input/output,SDIO)インターフェース規格や、ユニバーサルシリアルバスインターフェース規格(Universal Serial Bus,USB)などをサポートしている。他の実施例においても、RJ−45ネットワークポート190とスロット461を同時に設けることによってインターネットに接続し、有線インターネット接続と無線インターネット接続の2種類の方式を提供して、ユーザが選択できるようにすることができることを強調しておきたい。
もう1つのスロット451は、USB記憶装置、ハードディスク、メモリカードなどの外付け記憶媒体450に接続することができる。スロット451は、セキュアデジタルインターフェース規格、ユニバーサルシリアルバスインターフェース規格をサポートすることができ、また、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカード(Compact Flash card,CFカード)インターフェース、メモリスティック(memory stick)インターフェース、ピクチャメモリカード(picture card)インターフェース、スマートメモリカード(Smart Media(登録商標) card,SMカード)、インターフェース、マイクロハードディスク(microdrive)インターフェースおよびマルチメディアメモリカード(Multi Media card,MMCカード)などのインターフェースの規格の1つまたはその組合せをサポートする。
ユーザインターフェース440は、ユーザがプッシュポタン415をプッシュして、声の受信または/および伝送が送話器425によって行われるようにすることができる。映像取得装置420はユーザ映像を取得し、それが電話線ポート441を介してビデオエンコード・デコードユニット470に伝送されて、前記ユーザ映像がエンコードされ、さらに制御ユニット110の制御によって、エンコード済みのユーザ映像がリモート装置に伝送される。送話器425は音声ストリーム(すなわちユーザが出した声)の受信に用いられ、この音声ストリームは電話線ポート441を介して音声エンコード・デコードユニット480に伝送されてエンコードされ、次に制御ユニット110の制御によって、エンコード済みの音声ストリームがリモート装置に伝送される。
液晶表示モジュール410は、液晶表示制御ユニット(図示せず)と液晶ディスプレイ(図示せず)を備えている。液晶表示制御ユニットは制御ユニット110から伝送されたデコードビデオ信号または使用情報を受信し、液晶ディスプレイは前記デコードビデオ信号または前記使用情報を表示する。前記デコードビデオ信号は、前記インターネットによって伝送された複数個のネットワークパケットが前記データ変換モジュール120によってデコードされた後に生成される。
他の実施例において、ユーザインターフェース440をテレビ400中に設置することができ、それにより、液晶表示モジュール410を表示ユニット180で代替することができることをここで強調しておきたい。
本考案の実施例4は、マルチメディアデータ転送通信機能を備えたテレビボックス500であり、その構造説明図については図5を参照されたい。この実施例のテレビボックス500は、制御ユニット110、データ変換モジュール120、テレビ処理ユニット170、RJ−45ネットワークポート190、ビデオ音声入力ポート131およびビデオ音声出力ポート132を備えている。
テレビボックス500と前記テレビの実施例との最も大きな違いは、表示ユニットおよびスピーカを備えていないことである。言い換えると、テレビボックス500は、実施例1中の表示ユニット180とスピーカ182の部分以外を独立させたものである。したがって、テレビボックス500は、実施例1のテレビ100の表示ユニット180とスピーカ182以外のすべての機能を備えている。映像および音声を放送する必要があれば、他の表示ユニットおよびスピーカを外付けすればよい。
同様に、他の実施例において、前記実施例2の表示ユニット180とスピーカ182以外の部分を独立させて、もう1つのテレビボックスとし、あるいは前記実施例3の表示ユニット180とスピーカ182以外の部分を独立させて、もう1つのテレビボックスとすることもできる。
説明の便宜上、上記実施例では、ビデオ音声データソースシステム130のマルチメディアデータストリーム、ケーブルおよびアンテナのマルチメディアデータストリームを分離独立させてあることに留意されたい。ハードウェアが相互サポートできるとの前提で、マルチメディアデータストリームの送り込みを提供することのできる複数個の供給源を設けることができる。つまり、他の実施例においては、ケーブルやアンテナからのマルチメディアデータストリームを受信できる以外にも、前記ビデオ音声データソースシステム130のマルチメディアデータの送り込みを提供するために、ビデオ音声ポート(例えば、S端子やAV端子など)を設けることができ、ユーザは赤外線リモコンを利用してテレビ処理ユニット170を制御して、鑑賞したいマルチメディアデータソース、すなわちビデオ音声データソースシステム130、ケーブル264、アンテナ262のマルチメディアデータストリーム、リモート装置191から伝送されたユーザ映像(IPテレビ電話)または/およびネットワーク上のいずれかのマルチメディアデータストリームから来るファイル(例えば、中華電信網テレビMOD)を選択する。
以上を総合すると、音声エンコード・デコードユニット321、323、ビデオエンコード・デコードユニット322、324、データ変換モジュール120または/およびテレビ処理ユニット170はすべてソフトウェア方式で実施可能であり、公衆電話網、インターネットおよびビデオ音声データソースシステムと接続された構造においては、本考案は簡単なハードウェア構造および低廉なハードウェアコストで、公衆電話網通信、インターネット通信およびテレビ放送機能が統合されるだけでなく、どこでもマルチメディア番組を見る(聞く)という目的を実現でき、さらに量産と商品化に非常に適している。
図6は本考案の実施例5の構造説明図である。図6を参照すると、本考案のマルチメディアデータ転送通信装置600は、1つのRJ−45ネットワークポート680を経由してインターネットに接続され、インターネット通信を実現し、入力マルチメディアデータストリーム(ビデオ音声データソースシステム630が送り込んだもの)の転送を実現するために使用される制御ユニット610と、制御ユニット610に接続され、インターネットによって伝送されたネットワークパケットのデコードと前記送られたマルチメディアデータストリームのエンコードを行い、前記マルチメディアデータストリームがデジタル形式の場合にはハードウェアまたはソフトウェア方式を利用して実施可能であるデータ変換モジュール620と、公衆電話網処理ユニット650および制御ユニット610に接続され、ユーザ情報を受信/伝送し、あるいは目の前にある装置600やリモート装置690や通信の状態を表示するために使用されるユーザインターフェース回路640と、1つのRJ−11のポート660を経由して公衆電話網回線670に接続され、公衆電話網の電話を発信しまたは受信するために使用される公衆電話回線処理ユニット650とを備えている。
さらに図6を参照すると、制御ユニット610は以下のものを備えている。まず、第1インターネット通信プログラムを実行し、データ処理を行うために使用されるマイクロプロセッサ611である。前記マイクロプロセッサ611の実施はこの技術分野の者が周知のものであるため、ここではこれ以上説明しないことにする。次に、マイクロプロセッサ611に結合され、データへのアクセスを提供するために使用されるメモリモジュール612である。本実施例では、メモリモジュール612は非揮発性メモリユニット(例えば、フラッシュメモリ)および揮発性メモリユニット(例えば、ダイナミックRAM)(図示せず)を含んでいる。前記メモリモジュール612の実施もこの技術分野の者が周知のものであるため、ここではこれ以上説明しないことにする。次に、マイクロプロセッサ611と前記インターネットに結合され、ネットワークパケットの伝送および受信を制御するために使用される回線制御回路613である。前記回線制御回路613もこの技術分野の者が周知のものであるため、ここではこれ以上説明しないことにする。前記回線制御回路613、マイクロプロセッサ611およびメモリモジュール612は、それぞれ分散した独立ユニットであってもよく、また1つのチップに統合することもできる。
一方、ビデオ音声データソースシステム630は、マルチメディアデータをアナログまたはデジタルの形式で、ビデオ音声ポート631を介してデータ変換モジュール620に送る。純デジタル形式の伝送インターフェースもすでに登場しているが、依然としてアナログ形式の伝送インターフェースが現在最も普及しているインターフェースである。ビデオ音声データソースシステムにはさまざまな型式があり、DVDプレーヤ(DVD player)、デジタルセットトップボックス(set top box)、有線テレビケーブル(cable)から各種ゲーム機(game console)に至るまで、すべてその例である。前記ビデオ音声ポート631は、有線テレビ同軸無線周波コネクタ(coaxial RF connector)ポート、アナログテレビアンテナポート、AV端子(AV video)、S端子(S video)などのアナログビデオ音声ポートでよい。しかしビデオ音声ポート631は、デジタルビジュアルインターフェース(digital visual interface,DVI)ポートのようなデジタルのビデオ音声ポートでもよい。本考案の別の実施例では、ビデオ音声データソースシステム630をCDプレーヤ(CD player)など音声データソースシステムで代替することもできる。この場合、組み合わせるビデオ音声ポート631は、アナログの音声ポート(例えば、ダブル音声トラック(tip ring sleeve,TRS)ポート)でもデジタルの音声ポート(例えば、ソニー/フィリップスのデジタルインターフェース(Sony/Philips digital interface format,S/PDIF)ポート)でもよい。本考案の応用はこの限りではなく、既存のまたは将来開発されるその他のビデオ音声ポートおよび音声ポートも本考案の概念に適用できることに留意されたい。
ビデオ音声データソースシステム630がDVDプレーヤであり、かつ本考案のマルチメディアデータ転送通信装置600もリモート装置691もすでにインターネットに接続されている状況にあると仮定して、マルチメディアデータの転送のやり方を以下に簡単に説明する。本考案のマルチメディアデータ転送通信装置600は、ビデオ音声ポート631を介して、DVDプレーヤから送られたマルチメディアデータストリーム(音声ストリームとビデオストリームを含む)を受信した後、まずデータ変換モジュール620を利用して圧縮エンコードする。エンコード済みのビデオストリームは、MPEG4(motion picture experts group)、H.264規格、3GPP(3rd generation partnership project)規格などメーカーがサポートすると定義した既公開のビデオ圧縮形式の規格のものでも、メーカーがサポートすると定義した非公開専有(proprietary)ビデオ圧縮形式の規格のものでもよい。エンコード済みの音声ストリームは、適応マルチレート(adaptive multi−rate,AMR)、適応差分パルス符号変調(adaptive differential pulse code modulation,ADPCM)規格などメーカーがサポートすると定義した既公開のビデオ圧縮形式の規格のものでも、メーカーがサポートすると定義した非公開専有(proprietary)音声圧縮形式の規格のものでもよい。但し、本考案の応用はこの限りではなく、既存のまたは将来開発される他のビデオ圧縮形式の規格や音声圧縮形式の規格も本考案の概念に適用できる。
さらに、制御ユニット610は、前記エンコード済みのビデオストリームと音声ストリームを複数個のネットワークパケットに構成し、次にインターネットプロトコル(internet protocol,IP)(セッション開始プロトコル(SIP)など)をサポートする前記第1インターネット通信プログラムを利用し、インターネットの回線を介してリモート装置690(インターネットプロトコル(セッション開始プロトコルなど)をサポートする第2インターネット通信プログラムを搭載済み)に伝送し、最後に、リモート装置690は前記DVDプレーヤが放送する映画を放送するために、前記複数個のネットワークパケットを逆にデコードする。したがって、リモート装置690がインターネットに接続できる状況にありさえすれば、リモート装置690のユーザはどこにいても、家庭に設置しているDVDプレーヤが放映する映画を鑑賞することができる。リモート装置690はデスクトップパソコン、ノート型パソコン、フラットパソコン、パーソナルデジタルアシスタント、デジタルマルチメディアプレーヤや携帯電話などのいずれであってもよい。
図7は本考案の実施例6の構造説明図である。図7を参照すると、本考案のマルチメディアデータ転送通信装置700は、制御ユニット610、公衆電話網処理ユニット650、音声エンコード・デコードユニット710、AD/DA変換器(analog to digital converter,ADC)720、ラジオチューナ(radio tuner)730、電話プッシュボタンキーボード750、マイクロフォン760、スピーカ770、DA変換器(digital to analog converter,DAC)771、スロット780および1つのRJ−11のポート660を備えている。
実施例5と比較すると、実施例6においては、ユーザインターフェース回路740は周知の電話受話器を利用して実施する。この電話受話器は、電話プッシュボタンキーボード750、マイクロフォン760およびスピーカ770を備えている。また、データ変換モジュール620は、音声エンコード・デコードユニット710とAD/DA変換器720を利用して実施する。本考案は、公衆電話網の通信とインターネットの通信の統合を前提としており、電話プッシュボタンキーボード750の出力端は、前記インターネット通信プログラムを介して電話をかけるために、公衆電話網処理ユニット650と接続されるだけでなく、制御ユニット610とも接続される。同様に、マイクロフォン760の出力端は、公衆電話網処理ユニット650と接続されるだけでなく、AD/DA変換器720の入力端とも接続される。
装置700に電気が通じていない、あるいはインターネット接続ができないとき、公衆電話網処理ユニット650(公衆電話網回線670への電力のみが使用される)の初期状況が開かれて(enabled)、公衆電話網回線670との接続が確保され、如何なる状況下でも610、119などの緊急電話をかけられるようになっている。装置700がインターネットと接続できることが確定した場合、制御ユニット610は第2スイッチ信号を介して公衆電話網処理ユニット650を閉じ(disabled)、ユーザはその後に電話をかけ、かけられた電話番号が電話プッシュボタンキーボード750を介して直接に制御ユニット610に送られ、さらに制御ユニット610が前記第1インターネット通信プログラムを介して電話をダイヤルする。一般的に言うと、インターネットプロトコルをサポートするインターネット通信プログラムには、2種類のダイヤルアップ方式があり、1つはピアツーピア(peer to peer)方式であり、もう1つはインターネット対公衆電話網方式であり、後者は家庭用電話または携帯電話の電話番号にダイヤルすることができる。したがって、電話をダイヤルする対象が公衆電話網であるか、インターネットであるかに関係なく、支障なくコミュニケーションできる。
装置700がすでにインターネットに接続されているとき、ユーザがマイクロフォン760に向かって音を発すると、AD/DA変換器720は、まずアナログの音声ストリームをデジタル音声ストリームに変換する。音声エンコード・デコードユニット710は音声制御信号(エンコード処理するように設定されている)に基づき、前記デジタル音声ストリームをAMR形式またはADPCM形式、または専有(proprietary)音声圧縮形式に適合したエンコード済み音声ストリームにエンコードする。次に、制御ユニット610が前記エンコード済みの音声ストリームを複数個のネットワークパケットに構成し、さらに前記第1インターネット通信プログラムを利用し、スロット780を介して無線LAN(wireless fidelity,略称WiFi)カード790に伝送し、さらに無線接続方式でインターネットに接続し、最後に図6のリモート装置690に伝送する。
スロット780は、図6のマイクロプロセッサ611(図示せず)に接続され、かつ前記無線LANカードを接続するために、セキュアデジタル出入力(secure digital input/output,SDIO)インターフェース規格またはユニバーサルシリアルバスインターフェース規格(Universal Serial Bus,USB)のうちの1つをサポートしている。本考案の別の実施例においては、RJ−45ネットワークポート680とスロット780を同時に設けることによってインターネットに接続し、有線インターネット接続と無線インターネット接続の2種類の方式を提供して、ユーザが選択できるようにすることができることに留意されたい。ユーザがスロット780、無線LANカード790を利用したインターネット接続を選択したときは、RJ−45ネットワークポート680は不使用の状態に置かれ、ユーザがRJ−45ネットワークポート680を利用したインターネット接続を選択したときは、スロット780は親指ディスク、ハードディスク、メモリカードなど外付けのメモリ媒体への接続を提供することができる。この場合、スロット780は、セキュアデジタルインターフェース規格やユニバーサルシリアルバスインターフェース規格をサポートできるだけでなく、コンパクトフラッシュメモリカード(Compact Flash card,CFカード)インターフェース、メモリスティック(memory stick)インターフェース、ピクチャメモリカード(picture card)インターフェース、スマートメモリカード(Smart Media card,SMカード)インターフェース、マイクロハードディスク(microdrive)インターフェースやマルチメディアメモリカード(Multi Media card,MMCカード)などのインターフェースの規格もサポートする。
装置700について言うと、リモート装置690のユーザの声はマイクロフォンを介して、前記と同様のアナログ/デジタル変換およびエンコード手順を経た後、ネットワークパケットの形式で前記第2インターネット通信プログラムおよびインターネットを経由して制御ユニット610に返送される。続いて、制御ユニット610が音声制御信号(デコード処理するように設定されている)を生成する。これらの返送されたネットワークパケットは同時に音声エンコード・デコードユニット710にも伝送されてデコードされ、デコード済みの音声信号は再び制御ユニット610に返送される。最後に、制御ユニット610がこれらのデコード済みの音声信号を、DA変換器771を介してスピーカ770に伝送する。このとき、装置700のユーザはリモート装置690のユーザの声を聞くことができる。
また、実施例5と比較した場合の相違点は、実施例6は受信ユニットとしてラジオチューナ730も備えていることである。ラジオチューナ730は、受信したアナログ音声データをAD/DA変換器720に送る。その後の処理は前記のユーザがマイクロフォン760に向かって声を発してからインターネットを介して伝送する手順と全く同じであるため、これ以上は説明しないことにする。したがって、リモート装置690がインターネットに接続できる状況にありさえすれば、リモート装置690のユーザはどこにいても、装置700(ラジオチューナ730)が受信した番組を聞くことができる。ラジオチューナ730はアナログチューナであるため、その後段の回路にAD/DA変換器720を直列に接続してデジタル形式に変換する必要があることを指摘しておきたい。本考案の別の実施例では、ラジオチューナ730がデジタルチューナであれば、その後段の回路にAD/DA変換器720を直列に接続する必要はなく、直接音声エンコード・デコードユニット710に接続する。
リモート装置690のユーザについて言えば、最初からラジオチューナ730が受信したいかなる番組も受動的に視聴するほかに、リモート装置690のユーザは、主体的に無線チャネルを選択することもできる。つまり、第2インターネット通信プログラムを搭載することにより、このユーザ設定(ラジオの選局設定を含む)が制御ユニット610に返送される。制御ユニット610はこれを受け取ると、ユーザの選局設定に基づき、選局信号を介してラジオチューナ730のチャネルを変える。場合によっては、電力消費節約のために、リモート装置690のユーザは同様の手順でラジオチューナ730を切る(turn off)(第1スイッチ信号を介して)こともできる。
図8は本考案の実施例7の構造説明図である。図8を参照すると、本考案のマルチメディアデータ転送通信装置800は、制御ユニット610、公衆電話網処理ユニット650、音声エンコード・デコードユニット710、ビデオエンコード・デコードユニット850、2つのAD/DA変換器720、840、テレビチューナ(TV tuner)830、電話プッシュボタンキーボード750、マイクロフォン760、スピーカ770、DA変換器771、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)モジュール880、映像取得ユニット890、RJ−45ネットワークポート680およびRJ−11のポート660を備えている。
実施例6と比較すると、実施例7の相違点は、受信ユニットとしてテレビチューナ830を使用するため、映像データの処理が加わっていることである。例えば、テレビチューナ830の出力は、同時に音声とビデオの2種類のストリームを含んでいる。したがって、実施例7では、AD/DA変換器840およびビデオエンコード・デコードユニット850を増設してテレビチューナ830から送られるビデオストリームを処理する。その処理の方式は前記の音声ストリームの場合と全く同じであるため、ここではこれ以上説明しないことにする。次に、制御ユニット610から送り出されるネットワークパケットは、音声とビデオを同時に含むマルチメディデータパケットである。最後に、リモート装置690は前記テレビチューナ830が受信した番組を放送するために、前記複数個のネットワークパケットを逆にデコードする。したがって、リモート装置690がインターネットに接続できる状況にありさえすれば、リモート装置690のユーザはどこにいても、前記テレビチューナ830が受信した番組を鑑賞することができ、いかなる実況中継の球技試合も逃すことがなくなる。同様に、リモート装置690のユーザは主体的にテレビチャネルを選択することもでき、第2インターネット通信プログラムを搭載することにより、このユーザ設定(テレビチャネルの選局設定を含む)が制御ユニット610に返送される。制御ユニット610はこれを受け取ると、ユーザの選局設定に基づき、選局信号を介してテレビチューナ830のチャネルを変える。場合によっては、電力消費節約のために、リモート装置690のユーザは同様の手順でテレビチューナ830を切る(turn off)(第1スイッチ信号を介して)こともできる。テレビチューナ830は、衛星受信機で代替することもできる。
実施例7はIP電話がかけられるだけでなく、ユーザインターフェース回路に液晶表示モジュール(液晶ディスプレイおよび液晶表示制御ユニット(図示せず)を含む)880と映像取得ユニット890を増設したため、実施例7はさらにIPテレビ電話もかけることができることを指摘しておきたい。IPテレビ電話の使用過程における音声の部分は、すでに実施例6で説明済みであるため、ここではこれ以上説明をしないことにする。映像の部分については映像取得ユニット890がユーザ映像を取得してから、映像データをビデオエンコード・デコードユニット850に伝送してビデオエンコード処理し、さらに制御ユニット610に伝送する。続いて制御ユニット610が前記エンコード済みのビデオストリームと音声ストリームを複数個のネットワークパケットに構成し、次に前記第1インターネット通信プログラムを利用し、インターネットの回線を介してリモート装置690に伝送する。リモート装置690に液晶表示モジュールと映像取得ユニットも配置してある場合は、返送されたネットワークパケットにもエンコード済みのビデオ信号と音声信号が含まれていることがあり、制御ユニット610は、音声エンコード・デコードユニット710とビデオエンコード・デコードユニット850がデコード処理し易くなるように、音声制御信号とビデオ制御信号(いずれもデコード処理するように設定されている)を生成する。デコード済みのデータは制御ユニット610に戻して格納される。次に、制御ユニット610はさらにデコード済みの音声信号を、DA変換器771を介してスピーカ770に伝送し、デコード済みのビデオ信号を液晶表示モジュール880に伝送する。最後に、マルチメディアデータ転送通信装置800のユーザが、リモート装置690のユーザの声と映像を同時に見て聞くことができるようになる。全使用過程において、制御ユニット610はさらに眼前の装置800のソフトウェアとハードウェアの状態、リモート装置690の状態、インターネットの回線接続の状態や通信の状態を、液晶表示モジュール880を介してユーザに、インターネットに接続できない、IP電話の受話側に受ける人がいないなどを知らせて、ユーザに使用情報を十分把握させることができる。
本考案の前記実施例5、実施例6、実施例7では、マルチメディアデータストリームに1つの供給源(source)しかないとして説明したことに留意されたい。例えば、実施例5ではビデオ音声データソースシステム630、実施例6ではラジオチューナ730、実施例7ではテレビチューナ830というように。しかし、ハードウェアが相互サポートできることを前提として、実際に応用するときには、マルチメディアデータストリームの送り込みを提供することのできる複数個の供給源を設けることができる。本考案のもう1つの実施例においては、テレビチューナ830を設けることができる以外に、前記ビデオ音声データソースシステム630のマルチメディアデータの送り込みを提供するために、ビデオ音声ポート(例えば、S端子やAV端子など)を設けることもできるし、あるいはさらに、音声データソースシステムのマルチメディアデータの送り込みを提供するために、音声ポート(例えば、アナログのダブル音声トラックTRSポートやデジタルのS/PDIFポート)を設けることもできる。
以上を総合すると、音声エンコード・デコードユニット710、ビデオエンコード・デコードユニット850、データ変換モジュール620はすべてソフトウェア方式で実施可能であり、公衆電話網、インターネットおよびビデオ音声データソースシステムと接続された構造においては、本考案は簡単なハードウェア構造および低廉なハードウェアコストで、公衆電話網の通信とインターネットの通信を統合するだけでなく、どこでもマルチメディア番組を見る(聞く)という目的を実現し、さらに量産と商品化に非常に適している。
以上の実施例は本考案の実施形態の例を挙げ、本考案の技術的特徴を説明するために用いたものに過ぎず、本考案の範疇を制限するものではない。この技術に熟練した者なら、誰でも容易に達成可能な変更または同等の構成は、すべて本考案の主張する範囲に属するものであり、本考案の範囲は、請求の範囲を基準とすべきである。
本考案の実施例1の構造説明図である。 本考案の実施例2の構造説明図である。 データ変換モジュールの詳細構造図である。 本考案の実施例3の構造説明図である。 本考案の実施例4の構造説明図である。 本考案の実施例5の構造説明図である。 本考案の実施例6の構造説明図である。 本考案の実施例7の構造説明図である。
符号の説明
100 テレビ
101 マルチメディアデータストリーム
102 マルチメディアパケット
103 表示信号
104 音声信号
105 第1ネットワークパケット
106 第2ネットワークパケット
110 制御ユニット
111 マイクロプロセッサ
112 メモリモジュール
113 ネットワーク制御回路
120 データ変換モジュール
130 ビデオ音声データソースシステム
131 ビデオ音声入力ポート
132 ビデオ音声出力ポート
170 テレビ処理ユニット
180 表示ユニット
182 スピーカ
190 RJ−45ネットワークポート
191〜19N リモート装置
200 テレビ
220 データ変換モジュール
240 ユーザインターフェース
230〜23N テレビチューナ
241 第1RJ−11ポート
250 公共電話網回線
251 第2RJ−11ポート
262 アンテナ
264 ケーブル
270 公共電話網処理ユニット
281 第1スイッチ信号
282 第2スイッチ信号
28N 第Nスイッチ信号
291 第1選局信号
292 第2選局信号
29N 第N選局信号
320、330 エンコード・デコード装置
321、323 音声エンコード・デコードユニット
322、324 ビデオエンコード・デコードユニット
325、327 第1AD/DA変換器
326、328 第2AD/DA変換器
400 テレビ
410 液晶表示モジュール
415 プッシュボタン
420 映像取得ユニット
425 送話器
440 ユーザインターフェース
441 第1電話線ポート
450 メモリ媒体
451、461 スロット
460 無線LANカード
470 ビデオエンコード・デコードユニット
480 音声エンコード・デコードユニット
500 テレビボックス
600 マルチメディアデータ転送通信装置
610 制御ユニット
611 マイクロプロセッサ
612 メモリモジュール
613 ネットワーク制御回路
620 データ変換モジュール
630 ビデオ音声データソースシステム
631 ビデオ音声ポート
640 ユーザインターフェース回路
650 公衆電話網処理ユニット
660 RJ−11ポート
670 公衆電話網回線
680 RJ−45ポート
690 リモート装置
700 マルチメディアデータ転送通信装置
710 音声エンコード・デコードユニット
720 AD/DA変換器
730 ラジオチューナ
740 ユーザインターフェース回路
750 電話プッシュボタンキーボード
760 マイクロフォン
770 スピーカ
771 DA変換器
780 スロット
790 無線LANカード
800 マルチメディアデータ転送通信装置
830 テレビチューナ
840 AD/DA変換器
850 ビデオエンコード・デコードユニット
880 液晶表示モジュール
890 映像取得ユニット

Claims (52)

  1. マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するための、インターネットに接続されたテレビであって、
    前記マルチメディアデータストリームを複数個のマルチメディアパケットに変換するデータ変換モジュールと、
    前記データ変換モジュールに接続され、前記インターネットを介して前記複数個のマルチメディアパケットを前記リモート装置に伝送する制御ユニットと、
    前記マルチメディアデータストリームを受信して表示信号を生成するテレビ処理ユニットと、
    前記表示信号を受信して前記マルチメディアデータストリームによって形成される映像を放送する表示ユニットとを備えるテレビ。
  2. 第1通信要求信号を受信する公衆電話回線処理ユニットをさらに備え、
    前記制御ユニットが、前記第1通信要求信号に応じて第2通信要求信号を伝送するために、前記公衆電話回線処理ユニットにさらに接続されている、請求項1に記載のテレビ。
  3. ユーザ信号に応じて前記第1通信要求信号を前記公衆電話回線処理ユニットに伝送するための、公衆電話回線処理ユニットに電気的に接続されたユーザインターフェース回路をさらに備える、請求項2に記載のテレビ。
  4. 前記ユーザインターフェースと前記公衆電話回線処理ユニットとに電気的に接続された第1電話線ポートをさらに備え、
    前記ユーザインターフェース回路が、前記第1電話線ポートを介して前記第1通信要求信号を前記公衆電話回線処理ユニットに伝送する、請求項3に記載のテレビ。
  5. 前記公衆電話回線処理ユニットが公衆電話網回線に接続されており、
    前記テレビが、前記公衆電話網回線処理ユニットと前記公衆電話回線とに電気的に接続された第2電話線ポートをさらに備え、
    前記制御ユニットが、前記第2通信要求信号を伝送するために、前記公衆電話回線処理ユニットを、前記第2電話線ポート経由で前記公衆電話網回線に接続する、請求項2に記載のテレビ。
  6. 前記データ変換モジュールが、少なくとも1組のエンコード・デコード装置を備え、
    各組のエンコード・デコード装置が、
    前記制御ユニットと接続され、音声制御信号に応じて、複数個のネットワークパケットをデコードし、または音声ストリームをエンコードする、音声エンコード・デコードユニットと、
    前記制御ユニットと接続され、ビデオ制御信号に応じて、前記複数個のネットワークパケットをデコードし、またはビデオストリームをエンコードする、ビデオエンコード・デコードユニットとを備え、
    前記複数個のネットワークパケットが、前記インターネットから来たものである、請求項1に記載のテレビ。
  7. 各組のエンコード・デコード装置が、
    アナログ音声ストリームをデジタル形式である前記音声ストリームに変換し、前記音声ストリームを前記音声エンコード・デコードユニットに伝送するための、前記音声エンコード・デコードユニットに接続された第1AD/DA変換器と、
    アナログビデオストリームをデジタル形式である前記ビデオストリームに変換し、前記ビデオストリームを前記ビデオエンコード・デコードユニットに伝送するための、前記ビデオエンコード・デコードユニットに接続された第2AD/DA変換器とをさらに備える、請求項6に記載のテレビ。
  8. それぞれ前記マルチメディアデータストリームを受信して、前記マルチメディアデータストリーム中の1チャネルを選択し、復調ビデオストリームおよび復調音声ストリームを生成する、複数個のテレビチューナをさらに備え、
    前記複数のテレビチューナの1つが、対応する前記復調ビデオストリームおよび対応する前記復調音声ストリームを前記テレビ処理ユニットに伝送し、残りの前記複数のテレビチューナが、各自の前記復調ビデオストリームおよび前記復調音声ストリームを前記データ変換モジュールに伝送する、請求項1に記載のテレビ。
  9. 前記ユーザインターフェース回路が、
    ユーザ映像を取得し、前記データ変換モジュールにさらに伝送して、前記データ変換モジュールに前記ユーザ映像をエンコードさせる、映像取得装置を備える、請求項3に記載のテレビ。
  10. 前記ユーザインターフェース回路が、
    前記制御ユニットによって伝送されたデコードビデオ信号または使用情報を受信する液晶表示制御ユニットと、前記デコードビデオ信号または前記使用情報を表示する液晶ディスプレイとを備えた液晶表示モジュールを備え、
    前記デコードビデオ信号が、前記インターネットから伝送された複数個のネットワークパケットを前記データ変換モジュールがデコードした後に生成される、請求項3に記載のテレビ。
  11. ユーザ映像を取得し、前記データ変換モジュールにさらに伝送して、前記データ変換モジュールに前記ユーザ映像をエンコードさせる、映像取得装置をさらに備える、請求項1に記載のテレビ。
  12. 前記制御ユニットによって伝送されたデコードビデオ信号または使用情報を受信する液晶表示制御ユニットと、前記デコードビデオ信号または前記使用情報を表示する液晶ディスプレイとを備えた液晶表示モジュールをさらに備え、
    前記デコードビデオ信号が、前記インターネットから伝送された複数個のネットワークパケットを前記データ変換モジュールがデコードした後に生成される、請求項1に記載のテレビ。
  13. 前記公衆電話回線処理ユニットが、公衆電話網回線に接続され、前記制御ユニットが、
    前記公衆電話網回線の状況、前記インターネットの状況およびユーザ設定に基づいて、第1インターネット通信プログラムを実行するマイクロプロセッサと、
    前記マイクロプロセッサと前記インターネットを接続して、前記複数個のマルチメディアパケットの伝送および複数個のネットワークパケットの受信を制御するネットワーク制御回路と、
    前記マイクロプロセッサに接続され、前記複数個のネットワークパケットの一時的格納およびデータへのアクセスに使用されるメモリモジュールとを備える、請求項2に記載のテレビ。
  14. 前記リモート装置が、第2インターネット通信プログラムを実行し、前記第1インターネット通信プログラムと前記第2インターネット通信プログラムがともにインターネットプロトコルをサポートする、請求項13に記載のテレビ。
  15. 前記複数のテレビチューナの1つを制御するために、前記リモート装置のユーザ設定が、前記インターネットを経由して前記制御ユニットに伝送され、前記ユーザ設定が、スイッチ設定と選局設定とを含んでおり、前記制御ユニットがさらに、前記スイッチ設定に基づいてスイッチ信号を生成し、前記選局設定に基づいて前記選局信号を生成する、請求項8に記載のテレビ。
  16. 前記マルチメディアデータストリームが前記インターネットから受信したものであり、前記マルチメディアデータストリームが、前記データ変換モジュールでデコードされた後、さらに前記制御ユニットによって前記テレビ処理ユニットに伝送される、請求項1に記載のテレビ。
  17. 前記テレビ処理ユニットが、赤外線制御信号を受信して前記マルチメディアデータストリームを選択し、前記表示信号を生成させる、赤外線受信ユニットを備える、請求項1に記載のテレビ。
  18. マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するための、インターネットに接続されたテレビボックスであって、
    前記マルチメディアデータストリームを複数個のマルチメディアパケットに変換するデータ変換モジュールと、
    前記データ変換モジュールに接続され、前記インターネットを介して前記複数個のマルチメディアパケットを前記リモート装置に伝送する制御ユニットと、
    前記マルチメディアデータストリームを受信して表示信号を生成し、前記表示信号に応じて、前記マルチメディアデータストリームによって形成される映像を表示ユニットに放送させるテレビ処理ユニットとを備えるテレビボックス。
  19. 第1通信要求信号を受信する公衆電話回線処理ユニットをさらに備え、
    前記制御ユニットが、前記第1通信要求信号に応じて第2通信要求信号を伝送するために、前記公衆電話回線処理ユニットにさらに接続されている、請求項18に記載のテレビボックス。
  20. ユーザ信号に応じて前記第1通信要求信号を前記公衆電話回線処理ユニットに伝送するための、前記公衆電話回線処理ユニットに電気的に接続されたユーザインターフェース回路をさらに備える、請求項19に記載のテレビボックス。
  21. 前記ユーザインターフェースと前記公衆電話回線処理ユニットとに電気的に接続された第1電話線ポートをさらに備え、
    前記ユーザインターフェース回路が、前記第1電話線ポートを介して前記第1通信要求信号を前記公衆電話回線処理ユニットに伝送する、請求項20に記載のテレビボックス。
  22. 前記制御ユニットは、前記インターネットを介して前記第2通信要求信号を伝送する、請求項19に記載のテレビボックス。
  23. 前記公衆電話回線処理ユニットがさらに公衆電話網回線に接続されており、前記制御ユニットが、前記公衆電話回線処理ユニットに、前記公衆電話網回線を介して前記第2通信要求信号を伝送させる、請求項19に記載のテレビボックスボックス。
  24. 前記公衆電話回線処理ユニットが公衆電話網回線に接続されており、
    前記テレビボックスが、前記公衆電話回線処理ユニットと前記公衆電話網回線とに電気的に接続された第2電話線ポートをさらに備え、
    前記制御ユニットが、前記第2通信要求信号を伝送するために、前記公衆電話回線処理ユニットを、前記第2電話線ポート経由で前記公衆電話網回線に接続する、請求項23に記載のテレビボックス。
  25. 前記データ変換モジュールが、少なくとも1組のエンコード・デコード装置を備え、
    各組のエンコード・デコード装置が、
    前記制御ユニットと接続され、音声制御信号に応じて、複数個のネットワークパケットをデコードし、または音声ストリームをエンコードする、音声エンコード・デコードユニットと、
    前記制御ユニットと接続され、ビデオ制御信号に応じて、前記複数個の入力ネットワークパケットをデコードし、またはビデオストリームをエンコードする、ビデオエンコード・デコードユニットとを備え、
    前記複数個のインターネットパケットが、前記インターネットから来たものである、請求項18に記載のテレビボックス。
  26. 各組のエンコード・デコード装置が、
    アナログ音声ストリームをデジタル形式である前記音声ストリームに変換し、前記音声ストリームを前記音声エンコード・デコードユニットに伝送するための、前記音声エンコード・デコードユニットに接続された第1AD/DA変換器と、
    アナログビデオストリームをデジタル形式である前記ビデオストリームに変換し、前記ビデオストリームを前記ビデオエンコード・デコードユニットに伝送するための、前記ビデオエンコード・デコードユニットに接続された第2AD/DA変換器とをさらに備える、請求項25に記載のテレビボックス。
  27. それぞれ前記マルチメディアデータストリームを受信して、前記マルチメディアデータストリーム中の1チャネルを選択し、復調ビデオストリームおよび復調音声ストリームを生成する、複数個のテレビチューナをさらに備え、
    前記複数テレビチューナの中の1つが、対応する前記復調ビデオストリームおよび対応する前記復調音声ストリームを前記テレビ処理ユニットに伝送し、残りの前記複数のテレビチューナが、各自の前記復調ビデオストリームおよび前記復調音声ストリームを前記データ変換モジュールに伝送する、請求項18に記載のテレビボックス。
  28. 前記ユーザインターフェース回路が、
    ユーザ映像を取得し、前記データ変換モジュールにさらに伝送して、前記データ変換モジュールに前記ユーザ映像をエンコードさせる、映像取得装置を備える、請求項20に記載のテレビボックス。
  29. 前記ユーザインターフェース回路が、
    前記制御ユニットによって伝送されたデコードビデオ信号または使用情報を受信する液晶表示制御ユニットと、前記デコードビデオ信号または前記使用情報を表示する液晶ディスプレイとを備えた液晶表示モジュールを備え、
    前記デコードビデオ信号が、前記インターネットから伝送された複数個のネットワークパケットを前記データ変換モジュールがデコードした後に生成される、請求項20に記載のテレビボックス。
  30. ユーザ映像を取得し、前記データ変換モジュールにさらに伝送して、前記データ変換モジュールに前記ユーザ映像をエンコードさせる、映像取得装置をさらに備える、請求項18に記載のテレビボックス。
  31. 前記制御ユニットによって伝送されたデコードビデオ信号または使用情報を受信する液晶表示制御ユニットと、前記デコードビデオ信号または前記使用情報を表示する液晶ディスプレイとを備えた液晶表示モジュールをさらに備え、
    前記デコードビデオ信号が、前記インターネットから伝送された複数個のネットワークパケットを前記データ変換モジュールがデコードした後に生成される、請求項18に記載のテレビボックス。
  32. 前記公衆電話回線処理ユニット、公衆電話網回線に接続され、前記制御ユニットが、
    前記公衆電話網回線の状況、前記インターネットの状況およびユーザ設定に基づいて、第1インターネット通信プログラムを実行するマイクロプロセッサと、
    前記マイクロプロセッサと前記インターネットを接続して、前記複数個のマルチメディアパケットの伝送および複数個のネットワークパケットの受信を制御するネットワーク制御回路と、
    前記マイクロプロセッサに接続され、前記複数個のネットワークパケットの一時的格納およびデータへのアクセスに使用されるメモリモジュールとを備える、請求項19に記載のテレビボックス。
  33. 前記リモート装置が、第2インターネット通信プログラムを実行し、前記第1インターネット通信プログラムと前記第2インターネット通信プログラムがともにインターネットプロトコルをサポートする、請求項32に記載のテレビボックス。
  34. 前記複数のテレビチューナの1つを制御するために、前記リモート装置のユーザ設定が、前記インターネットを経由して前記制御ユニットに伝送され、前記ユーザ設定が、スイッチ設定と選局設定とを含んでおり、前記制御ユニットがさらに、前記スイッチ設定に基づいてスイッチ信号を生成し、前記選局設定に基づいて前記選局信号を生成する、請求項27に記載のテレビボックス。
  35. 前記マルチメディアデータストリームが、前記インターネットから受信したものであり、前記マルチメディアデータストリームが、前記データ変換モジュールでデコードされた後、さらに前記制御ユニットによって前記テレビ処理ユニットに伝送される、請求項18に記載のテレビボックス。
  36. 前記テレビ処理ユニットが、赤外線リモコン制御信号を受信して前記マルチメディアデータストリームを選択し、前記表示信号を生成させる、赤外線受信ユニットをさらに備える、請求項18に記載のテレビボックス。
  37. 入力されたマルチメディアデータストリームをリモート装置に転送し、かつ公衆電話網の通信とインターネットの通信を統合するマルチメディアデータ転送通信装置であって、
    第1インターネット通信プログラムを実行して、前記インターネット通信、前記公衆電話網通信および前記マルチメディアデータストリームの転送を実現させる制御ユニットと、
    前記制御ユニットに接続され、前記複数個のネットワークパケットと前記マルチメディアデータストリームのデータ変換を行うデータ変換モジュールと、
    公衆電話網インターフェースおよび前記制御ユニットに接続され、前記公衆電話網の電話を発信または受信する公衆電話回線処理ユニットとを備える、マルチメディアデータ転送通信装置。
  38. 前記データ変換モジュールが、
    前記制御ユニットと接続され、音声制御信号に基づき、複数個の入力ネットワークパケットをデコード処理し、または音声ストリームである前記マルチメディアデータストリームをエンコード処理する、音声エンコード・デコードユニットを備えており、前記マルチメディアデータストリームが音声ストリームであり、かつ前記音声エンコード・デコードユニットが、ハードウェアまたはソフトウェア方式を利用して実行する、請求項37に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  39. 前記音声エンコード・デコードユニットでエンコードされた後のエンコード音声ストリームが、音声圧縮形式の規格をサポートしており、前記音声ストリームがデジタル形式であり、かつ前記音声制御信号が、前記制御ユニットによって生成されたものである、請求項38に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  40. 前記データ変換モジュールが、
    前記音声エンコード・デコードユニットに接続された第1AD/DA変換器をさらに備えており、前記音声ストリームがアナログ形式であるときは、前記マルチメディアデータストリームがまず前記第1AD/DA変換器に送り込まれてアナログからデジタルに変換され、前記音声エンコード・デコードユニットにさらに伝送される、請求項38に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  41. 前記データ変換モジュールが、
    前記制御ユニットと接続され、音声制御信号に基づき、前記複数個の入力ネットワークパケットをデコード処理し、またはビデオストリームである前記マルチメディアデータストリームをエンコード処理する、ビデオエンコード・デコードユニットを備えており、前記マルチメディアデータストリームがビデオストリームであり、かつ前記ビデオエンコード・デコードユニットが、ハードウェアまたはソフトウェア方式を利用して実行する、請求項37に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  42. 前記マルチメディアデータストリームがデジタル形式であり、前記ビデオエンコード・デコードユニットでエンコードされた後のエンコードビデオストリームが、ビデオ圧縮形式の規格をサポートしており、かつ前記ビデオ制御信号が、前記制御ユニットによって生成されたものである、請求項41に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  43. 前記データ変換モジュールが、
    前記ビデオエンコード・デコードユニットに接続された第2AD/DA変換器をさらに備えており、前記ビデオストリームがアナログ形式であるときは、前記ビデオストリームがまず前記第2AD/DA変換器に送り込まれてアナログからデジタルに変換され、前記ビデオエンコード・デコードユニットにさらに伝送される、請求項41に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  44. スイッチ信号と選局信号に基づいて前記マルチメディアデータストリームを提供する受信ユニットをさらに備え、前記制御ユニットが、前記ユーザ設定に基づいて前記スイッチ信号と選局信号を生成する、請求項37に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  45. 前記受信ユニットが、前記マルチメディアデータ転送通信装置の他の素子と1つに統合されている、請求項44に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  46. 前記受信ユニットを制御するために、前記リモート装置上の前記ユーザ設定が、前記リモート装置によって実行される第2インターネット通信プログラム、前記インターネットおよび前記第1インターネット通信プログラムを経由して前記制御ユニットに伝送され、前記ユーザ設定がスイッチ設定と選局設定とを含んでおり、前記制御ユニットが、前記ユーザ設定に基づいて、一致して働く前記スイッチ信号と前記選局信号を生成する、請求項44に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  47. ユーザ情報を受信/伝送し、または使用状態を表示するのに使用される、ユーザインターフェース回路をさらに備え、前記ユーザインターフェース回路が、入力ユニットと出力ユニットとを備え、前記公衆電話回線処理ユニットおよび前記制御ユニットに接続されている、請求項37に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  48. 前記ユーザインターフェース回路の前記入力ユニットが、
    前記公衆電話回線処理ユニットと前記制御ユニットとに接続されたプッシュボタンキーボードと、
    出力端の一方が第3AD/DA変換器を介して前記データ変換モジュールに接続され、他方の出力端が前記公衆電話回線処理ユニットに接続されたマイクロフォンとを備える、請求項47に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  49. 前記ユーザインターフェース回路の前記入力ユニットが、
    ユーザ映像を取得し、前記ビデオエンコード・デコードユニットにさらに伝送してエンコードを行う映像取得装置をさらに備える、請求項48に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  50. 前記ユーザインターフェース回路の前記出力ユニットが、
    DA変換器を介して前記制御ユニットから伝送された、デコード音声信号を受信するスピーカを備えており、前記デコード音声信号が、前記音声エンコード・デコードユニットにより、前記インターネットによって伝送された前記複数個のネットワークパケットをデコードした後に生成される、請求項47に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  51. 前記ユーザインターフェース回路の前記出力ユニットが、
    液晶ディスプレイおよび液晶表示制御ユニットを含み、前記制御ユニットから伝送されたデコードビデオ信号または使用情報を受信して、映像または前記使用情報を表示する、液晶表示モジュールをさらに備え、
    前記デコードビデオ信号が、前記ビデオエンコード・デコードユニットを利用して、前記インターネットによって伝送された前記複数個のネットワークパケットをデコードした後に生成される、請求項50に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
  52. 前記制御ユニットが、
    公衆電話網回線の状況、インターネットの状況およびユーザ設定に基づいて前記第1インターネット通信プログラムを実行するマイクロプロセッサと、
    前記マイクロプロセッサと前記インターネットを接続して、複数個のネットワークパケットの伝送および受信を制御するネットワーク制御回路と、
    前記マイクロプロセッサに接続され、データへアクセスおよび前記複数個のネットワークパケットの一時的格納を提供するメモリモジュールとを備える、請求項37に記載のマルチメディアデータ転送通信装置。
JP2007006959U 2006-09-07 2007-09-07 マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するためのテレビ、テレビボックスおよび装置 Expired - Fee Related JP3137353U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW95215879U TWM305520U (en) 2006-09-07 2006-09-07 Multi-media data redirection and communication apparatus
TW96208878U TWM327134U (en) 2007-05-30 2007-05-30 Television and television box for transmitting a multimedia stream to a remote device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3137353U true JP3137353U (ja) 2007-11-22

Family

ID=38658744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007006959U Expired - Fee Related JP3137353U (ja) 2006-09-07 2007-09-07 マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するためのテレビ、テレビボックスおよび装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20080066139A1 (ja)
JP (1) JP3137353U (ja)
DE (1) DE202007012592U1 (ja)
ES (1) ES1067205Y (ja)
FR (1) FR2905811A3 (ja)
GB (1) GB2441656A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8683540B2 (en) 2008-10-17 2014-03-25 At&T Intellectual Property I, L.P. System and method to record encoded video data
US9142120B2 (en) * 2008-12-23 2015-09-22 At&T Intellectual Property I, L.P. Remote control device signal distribution
US9098596B2 (en) * 2012-04-10 2015-08-04 Cable Television Laboratories, Inc. Redirecting web content
US9532084B2 (en) * 2014-05-09 2016-12-27 Verizon Patent And Licensing Inc. Switching of the source for television content
US10838378B2 (en) * 2014-06-02 2020-11-17 Rovio Entertainment Ltd Control of a computer program using media content
CN106851373B (zh) * 2017-03-06 2020-03-17 深圳创维数字技术有限公司 一种机顶盒终端设备的控制方法及装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW456148B (en) * 1998-06-16 2001-09-21 United Video Properties Inc Interactive television program guide with simultaneous watch and record capabilities
US6934278B1 (en) * 1998-12-28 2005-08-23 Unisys Corporation Multimedia interface for a communications network
US6970127B2 (en) * 2000-01-14 2005-11-29 Terayon Communication Systems, Inc. Remote control for wireless control of system and displaying of compressed video on a display on the remote
US6973667B2 (en) * 2001-03-01 2005-12-06 Minerva Networks, Inc. Method and system for providing time-shifted delivery of live media programs
US7617515B1 (en) * 2001-05-24 2009-11-10 Vixs Systems, Inc. Method and apparatus for managing resources in a multimedia system
US7116644B2 (en) * 2001-11-14 2006-10-03 Sony Corporation Data sharing and linkage for IP telephony set-top boxes
JP2003204307A (ja) * 2002-01-09 2003-07-18 Alpine Electronics Inc 車載用受信機および車載システム
US6992692B2 (en) * 2002-05-31 2006-01-31 Polycom, Inc. System and method for providing video quality improvement

Also Published As

Publication number Publication date
US20080066139A1 (en) 2008-03-13
ES1067205U (es) 2008-05-01
DE202007012592U1 (de) 2007-12-20
FR2905811A3 (fr) 2008-03-14
GB0717396D0 (en) 2007-10-24
ES1067205Y (es) 2008-08-01
GB2441656A (en) 2008-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2335411B1 (en) Communication system and method
US8473994B2 (en) Communication system and method
US8407749B2 (en) Communication system and method
US8413199B2 (en) Communication system and method
US20100060715A1 (en) Communication system and method
JP3137353U (ja) マルチメディアデータストリームをリモート装置に伝送するためのテレビ、テレビボックスおよび装置
US20070147367A1 (en) VoIP communication remote control system and remote controller thereof
JP2008182463A (ja) テレビジョン受信装置
GB2460219A (en) Interaction between Audio/Visual Display Appliances and Mobile Devices
CN101577650A (zh) 家庭掌上移动电视系统
CN112087591A (zh) 一种视频会议的交互系统及方法
CN102438119A (zh) 一种数字电视的音视频通讯系统
US20130097648A1 (en) Internet-enabled smart television
CN201118856Y (zh) 用以将一多媒体数据流传递至一远程装置的电视、电视盒及装置
JP2005080022A (ja) 無線通信端末装置の音声出力方法
KR20080000301U (ko) 멀티미디어 스트림을 원격 장치에 전송하기 위한 텔레비전,텔레비전 박스 및 장치
KR20100119064A (ko) Ip전화 통신 장치
KR101005752B1 (ko) 영상 재생 장치, 원격 제어 단말 장치, 원격 제어 시스템및 그 방법
TWM327134U (en) Television and television box for transmitting a multimedia stream to a remote device
JP2010531558A (ja) 音声または画像通話を遂行するリモートコントロールと通信兼用ディジタル放送受信装置及びそのための方法とシステム
ES1067320U (es) Television para transmitir un flujo multimedia a un dispositivo remoto, estando conectada la television a internet.
KR20050054728A (ko) 오디오/비디오 기기를 이용한 휴대폰 음성 및 영상의 재생시스템

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees