JP3136445U - 草取用鎌 - Google Patents

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隆夫 田中
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キンボシ株式会社
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Abstract

【課題】刃板1の先端で雑草の引き抜きや石畳やブロック舗装の目地に生えた雑草の除去作業を行う草取用鎌において、耐摩耗性に優れた草取用鎌を実現する。
【解決手段】湾曲させた刃板1の湾曲内側縁に平刃もしくは鋸刃を形成し、基部に把持柄2を装着する鎌において、刃板1の先端に超硬チップ3を固定する。刃板1の先端に固定する超硬チップ3は、刃板1の厚みよりも大きくブロックやレンガ積みの目地幅よりも狭い幅に相当する厚みとする。これにより、刃板1の先端を目地に沿って移動させることによって雑草を除去するような使用方法を継続しても、刃板1先端部分の磨耗が少ない。
【選択図】 図1

Description

この考案は草取用の鎌であって、主として石積みやブロック舗装の広場や歩道に生育する小さな雑草を除去するのに便利な草取用鎌に関する考案である。
従来から、草取用鎌として、比較的小さな鎌が利用されている。従来から使用されている草取用鎌は、湾曲させた刃板の湾曲内側縁に平刃もしくは鋸刃を形成し、基部に把持柄を装着したものであり、地表から生えている雑草を刈り取るために利用している。
草取用鎌とは別に、特許文献1に示すように雑草を根元から引き抜くための雑草引き抜き具が提案されている。特許文献1に開示される雑草引き抜き具は、刃板の先端にくちばしのような返しを形成し雑草の根を引っ掛けて引き抜くように使用する。
特開2006―340699号公報
従来の草取用鎌は、雑草を刈り取ることを前提とした商品であるが、現実の作業現場では湾曲した刃板先端を利用して、雑草の引き抜きや石畳やブロック舗装の目地に生えた雑草の除去作業が行われている。ところが、前記刃板先端を利用した雑草の除去を行うと、刃板が通常の鋼材で形成されていることから、磨耗が激しく永く使用することができない欠点があった。また、刃板の厚みは一般的に薄いものであることから、目地や石と石の隙間に生えた雑草を除去しにくいという欠点があった。
特許文献1に開示されている雑草引き抜き具は、雑草の根を引き抜くためだけに使用するものであるため、雑草の刈り取りには別の鎌を携行して作業を行う必要があり、能率的に作業を進めることができない欠点があった。
上記、従来技術の欠点に鑑み、通常汎用されている草取用鎌であって、目地などの隙間にある雑草やごみを除去するのに使用することができ、耐久性に優れた草取用鎌を提供することを目的とする考案である。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は湾曲させた刃板1の湾曲内側縁に平刃もしくは鋸刃を形成し、基部に把持柄2を装着する鎌において、刃板1の先端に超硬チップ3を固定することである。
請求項2記載の考案は、刃板1の先端に固定する超硬チップ3の厚みを、刃板1の厚みよりも大きく、かつブロックやレンガ積みの目地幅よりも狭い幅に相当する厚みとすること、請求項3記載の発明は、超硬チップ3の取り付け構造に関し、超硬チップ3に刃板1の厚みに相当する溝4を形成し、この溝4に刃版1の一部を嵌め込んで接合することである。
請求項1記載の本考案草取用鎌によれば、刃板1の先端を利用して石の間や目地といった細かな部分に差し込んで、目地や隙間に沿って移動させることによって雑草を除去するような使用方法や、土の中に差し込んで雑草の根を除去するような使用方法を継続しても、刃板1先端部分の磨耗が少ない。すなわち、耐摩耗性が向上するため、草取用鎌としてできるだけ永く使用することができる。
請求項2記載の考案によれば、小さな隙間を擦り取るような使用状態や、目地内の雑草を掬い取って除去する作業などを能率的に進めることができる。すなわち、超硬チップ3と目地の幅が同一であると、一回の移動で雑草等の除去作業を完了させることができる。そして超硬チップ3の幅を広くすることによって耐摩耗性が向上する。超硬チップ3の幅が、目地の幅よりも薄いものであっても、従来の薄い刃板の先端による作業よりも少ない移動回数で作業を完了させることができる効果がある。請求項3記載の考案によれば、薄い刃板1に対する超硬チップ3の接合強度を向上させることができる。
以下、本考案に係る草取用鎌の実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は一部を拡大して示す草取用鎌全体の正面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は草取用鎌の使用状態を示す側面図である。
図1に示す実施形態の草取用鎌は、湾曲させた刃板1の湾曲内側縁に平刃もしくは鋸刃5を形成し、基部に把持柄2を装着している。把持柄2の大きさと刃板1の大きさから連想されるように、刃板1は比較的小さい(実寸で10〜15cm程度)鎌であって、例えば図3に示すように、ブロック舗装Aやレンガ積み、石組みなどの細かな部分の除草作業や清掃作業を行うのに適するとともに、鋸刃5によって比較的大きな雑草を刈り取ることができるものである。
緩い角度で湾曲する刃板1の先端には、超硬チップ3を固定している。この超硬チップ3は、台金となる刃板1に対してロウ付けによって固定する。図1から理解されるように超硬チップ3の平面形状は、刃板1の平面形状と一致するように形成するのが好ましい。すなわち、刃板1の外形に沿って、先端を尖らせている。一方、超硬チップ3の厚みTは、刃板1の厚みtよりも大きなものとする。具体的には、ブロック舗装の目地の掃除や、目地に生えた雑草の除草に使用する場合であれば、図3に示すブロック舗装Aの目地幅Xと一致する幅に形成する。これにより、目地に沿って草取用鎌の先端を移動させるだけで、そこに生えている雑草やごみを一度に除去することができる。
しかしながら、ブロック舗装やレンガ積みの目地幅Xは、必ずしも一定しているものではない。したがって、最も目地幅の狭い施工状況として、例えば3〜4mm程度を想定し、超硬チップ3の幅Tを3mm程度としておくことによって、汎用性を持たせることができる。このとき、刃板1の厚みtは1mm程度である。なお、従来のように、薄い厚みの刃板1によって、目地幅Xの掃除や除草を行う場合、何度も往復させる必要があるとともに、薄い厚みの刃板が狭い隙間などに深く入り込み、急速に磨耗が進行する結果となる。これに対して、本考案のように刃板1の先端に幅の広い超硬チップ3を固定しておくことによって、少ない移動回数によって作業を完了させることができることと、超硬チップの大きな耐摩耗性によって、能率的な作業性と耐久性の両方の要求がみたされることとなる。
刃板1の先端に超硬チップを固定するには、突合せによってロウ付けで接合するものであってもよいが、ロウ付けの接合面積を十分にとることができないため、接合強度が不足する可能性がある。したがって、図2に示すように超硬チップ3に刃板1が嵌まり込む幅の溝4を設け、溝4に刃板1が嵌まり込んだ状態でロウ付けすることによって、大きな接合強度を得ることができる。このとき、超硬チップ3の二辺、図面上の上辺と右辺の二辺に溝を形成しておき、刃板1に嵌め込むようにしてロウ付けするのが好ましい。
本考案に係る草取用鎌は、超硬チップ3の厚みTと一致する目地幅Xである目地内の除草や掃除に利用するのが最も効果的であるが、目地幅Xよりも薄い厚みの超硬チップ3の場合であっても、より薄い厚みの刃板1で作業を行う場合に比較して、能率的に作業を行うことができる。また、本考案に係る草取用鎌は、目地だけでなくあらゆる細幅部分の除草作業や清掃に利用することができる。
さらに、本考案に係る草取用鎌は、庭や畑の平地において、刃板1の先端を土中に差し込んで行う除草作業に用いることもできる。この場合でも、先端の超硬チップ3が耐摩耗性に優れたものであることから、従来のものに比較して長く使用することができる効果がある。
図1は、一部を拡大して示す草取用鎌全体の正面図、 図2は、図1のII−II線断面図、 図3は、草取用鎌の使用状態を示す側面図である。
符号の説明
1…刃板、 2…把持柄、 3…超硬チップ、 4…溝、 5…鋸刃、 A…ブロック舗装、 T…厚み、 X…目地幅。

Claims (3)

  1. 湾曲させた刃板の湾曲内側縁に平刃もしくは鋸刃を形成し、基部に把持柄を装着する鎌において、刃板の先端に超硬チップを固定したことを特徴とする草取用鎌。
  2. 刃板の先端に固定する超硬チップは、刃板の厚みよりも大きくブロックやレンガ積みの目地幅よりも狭い幅に相当する厚みとしたことを特徴とする請求項1記載の草取用鎌。
  3. 刃板の先端に固定する超硬チップは、刃板の厚みに相当する溝を形成し、該溝に刃板の一部を嵌め込んで接合したことを特徴とする請求項2記載の草取用鎌。
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