JP3136070U - 薄型ｕｓｂ接続部付きのメモリカード構造 - Google Patents

Abstract

【課題】薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造改良を提供する。
【解決手段】メモリカードとキャップとが含有され、メモリカードの末端に、薄型ＵＳＢ接続部が設けられ、薄型ＵＳＢ接続部は凹槽が設置され、キャップは薄型ＵＳＢ接続部と嵌合され、また、凹槽に対応する位置に貫通孔が形成され、これにより、メモリカードを抜き出す時、力がキャップに印加されないように、直接に薄型ＵＳＢ接続部に設置された凹槽に印加され、そのため、正確にメモリカードを抜き出すことができ、力がキャップだけに印加されてキャップとメモリカード本体とが分離され、メモリカードがそのままメモリカードスロット内に残される問題を防止できる。
【選択図】図１

Description

本考案は、薄型ＵＳＢ接続部が結合されるメモリカードに関する。

フラッシュメモリのような不揮発性メモリカードを格納媒体からなるシリコン記録装置は、例えば、ＵＳＢフラッシュドライブとメモリカード等であり、大容量と小体積、軽量、低消費電力及び高データ伝送率等の利点が得られるため、ユーザーが、素早く、それを納得して愛用するようになる。また、ＵＳＢフラッシュドライブが、幅広くパソコン周辺として、個人のバックアップに利用され、また、電子ファイルのコピーや移転にも利用される。また、メモリカードは、よく、例えば、デジタル音楽と写真や画像等のデジタルマルチメディアファイルの格納媒体として、デジタルウォークマン（登録商標）とＰＤＡ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラやカメラ機能付きの携帯電話等の携帯式電子製品に利用される。

上記の異なる用途を一体するため、メモリカードに薄型ＵＳＢ接続部が結合される技術が提案され、例えば、特許文献１に掲示される「ＵＳＢインターフェース付きのＳＤメモリカード」と特許文献２に掲示される「デュアル接続インターフェースのメモリカード（１）」がある。

しかしながら、従来のメモリカードは、接続の便利性を考慮するため、末端に、突出部や凹槽が設置されることにより、ユーザーが、厚さの変化する部位を利用して、スロットに対する出入りができるメモリカードとして、例えば、特許文献３「ＩＣメモリカード」と特許文献４「メモリカード」がある。

以上の説明のように、薄型ＵＳＢ接続部が設置される従来のメモリカードは、末端に、薄型ＵＳＢ接続部が設置され、そして、ＵＳＢ接続部の端子を保護するためのキャップが設けられるが、該キャップが、確実に、メモリカードの末端に固定されないため、凹槽をキャップにのみ設けると、キャップの厚さにより、凹槽の深さが制限され、また、ユーザーが、凹槽を利用してメモリカードを抜き出す時、キャップを抜き出して、メモリカード本体がそのまま、メモリカードスロット（コネクタ）に残される。
台湾実用新案Ｍ２６５７１９号 台湾実用新案Ｍ２７６２８５号 台湾意匠第５３６２７１号 台湾意匠第１０４９５０号

本考案者は、上記の問題点を解消するため、慎重に研究して、そして、学理を運用して、設計が合理的且つ有効に上記の欠点を解消できる本考案を提案する。

本考案の主な目的は、薄型ＵＳＢ接続部のキャップの実装や取り外しが容易であり、また、メモリカードの末端に設けられた凹槽に対して力を印加してメモリカードを容易に取り出す利点が得られる薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造を提供する。

本考案は、上記の目的を達成するため、末端に、薄型ＵＳＢ接続部が設けられ、該薄型ＵＳＢ接続部に、凹槽が設けられるメモリカードと、該薄型ＵＳＢ接続部と嵌合され、該凹槽に対応する位置に貫通孔が設けられるキャップと、が含有される薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造改良（１）である。

本考案によれば、以下の利点が得られる。本考案によれば、メモリカードに薄型ＵＳＢ接続部を保護するためのキャップを嵌合しても、キャップの貫通孔を介して、直接に、力を、キャップではなく、薄型ＵＳＢ接続部に設置された凹槽に印加できるため、正確にメモリカードを抜き出すことができ、力をキャップだけに印加することにより、キャップとメモリカード本体とが分離して、メモリカードが、そのまま、メモリカードスロット内に残される問題を解消できる。

以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について詳しく説明するが、本考案は、それらの図面や説明によって制限されることがない。

本考案は、図１乃至図３を参照しながら、薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造改良（１）であり、メモリカード１とキャップ２とが含有され、本実施例において、該メモリカード１は、ＳＤメモリカードであり、該メモリカード１は、メモリカード本体１１があり、該メモリカード本体１１は、シート状であり、該メモリカード本体１１は、内部に、回路ユニット（図に未表示）が設けられる。該メモリカード本体１１は、表面に、ＳＤメモリカード規格を基準とする複数のメモリカードインターフェース端子１２が設けられ、それらのメモリカードインターフェース端子１２は、メモリカード本体１１の内部に位置する回路ユニットに電気的に接続される。

該メモリカード本体１１は、末端に、薄型ＵＳＢ接続部１３が突出するように設けられ、該薄型ＵＳＢ接続部１３は、メモリカード本体１１の末端から延ばして形成される接続部本体１４があり、該接続部本体１４は、表面に、複数のＵＳＢインターフェース端子１５が設けられ、それらのＵＳＢインターフェース端子１５は、メモリカード本体１１の内部に位置する回路ユニットに電気的に接続される。該薄型ＵＳＢ接続部１３の接続部本体１４は、末端に、凹槽１６が設置され、本実施例において、該凹槽１６は、薄型ＵＳＢ接続部１３の末端の縁に隣接する長尺である凹槽である。

該キャップ２は、薄型ＵＳＢ接続部１３の外部と嵌合される中空キャップであり、その内部に、薄型ＵＳＢ接続部１３を収納できる収納空間２１が形成される。該キャップ２は、凹槽１６に対応する位置に、貫通孔２２が形成され、本実施例において、該貫通孔２２は、長尺の孔であり、該貫通孔２２は、キャップ２の外表面から収納空間２１まで貫通し、上記の組成により、本考案の薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造改良（１）が形成される。

ユーザーは、メモリカードに、薄型ＵＳＢ接続部１３を保護するキャップ２を嵌合した後でも、キャップ２の貫通孔２２を介して、直接に、キャップ２の下方を掴んで、薄型ＵＳＢ接続部１３の末端に設けられた凹槽１６に力を印加し、これにより、メモリカードを抜き出す力が、メモリカードと嵌合されたキャップ２に印加しないように、直接に、メモリカード１の末端に位置する薄型ＵＳＢ接続部１３に印加され、そのため、正確に、メモリカードを抜き出すことができ、力が、キャップ２だけに印可されることにより、キャップ２とメモリカード本体とが分離されて、メモリカードが、そのまま、メモリカードスロット内に残される問題を防止できる。

以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されることが無く、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれる。

本考案のメモリカード構造の立体分解図 本考案のメモリカード構造の他の角度から見る時の立体分解図 本考案のメモリカード構造の立体組立図。

符号の説明

１ メモリカード
１１ メモリカード本体
１２ メモリカードインターフェース端子
１３ 薄型ＵＳＢ接続部
１４ 接続部本体
１５ ＵＳＢインターフェース端子
１６ 凹槽
２ キャップ
２１ 収納空間
２２ 貫通孔

Claims (6)

1. 末端に、薄型ＵＳＢ接続部が設けられ、該薄型ＵＳＢ接続部に、凹槽が設けられるメモリカードと、
   該薄型ＵＳＢ接続部と嵌合され、該凹槽に対応する位置に貫通孔が設けられるキャップと、
   が含有される、
   ことを特徴とする薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造。
2. 該メモリカードは、複数のメモリカードインターフェース端子が設けられるメモリカード本体があることを特徴とする請求項１に記載の薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造。
3. 該薄型ＵＳＢ接続部は、該メモリカードの末端から延ばして形成した接続部本体があり、該接続部本体に、複数のＵＳＢインターフェース端子が設けられることを特徴とする請求項１に記載の薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造。
4. 該凹槽は、該薄型ＵＳＢ接続部の末端に設置され、長尺の凹槽であることを特徴とする請求項１に記載の薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造。
5. 該貫通孔は、長尺の孔であることを特徴とする請求項１に記載の薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造。
6. 該キャップ内部に、該薄型ＵＳＢ接続部を収納する収納空間が形成され、該貫通孔は、該キャップの外表面から該収納空間まで貫通することを特徴とする請求項１に記載の薄型ＵＳＢ接続部付きのメモリカード構造。

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