JP3136008U - 温熱パック - Google Patents

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Abstract

【課題】炭及び炭の加工物は、電子レンジで加熱して使用すれば当然、遠赤外線効果等により冷えやコリの患部を温める効果を有しているが、脆く破砕されやすい為、袋体に充填して、例えば温熱パットに使用されることがなかった。本考案は、常温または加熱しても繰返し使用でき、体の芯まで患部を温めて心地よく癒してくれる、遠赤外線効果を有する炭を利用した温熱パックを提供する。
【解決手段】本考案は、前記のこのような課題を解決するために炭を粉末化しカルシウムやシリカ等を結合材として混合し、多孔質のペレット状に加工された炭体を袋体に充填封入して使用することにより解決した。炭は常温で使用しても患部を癒す遠赤外線効果があり、また加熱することで更に癒し効果が増大する性質があるので、本考案で使用するペレット状に加工された炭体は、電子レンジで簡単に温めることが可能な大きさとし、また、繰返し使用が可能な強度を有するものにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、冷えやコリの解消と癒し効果を得るための温熱パックに関する。
従来から液状及び粒状の保温性物質を利用した温熱パックが知られており、粒状保温体として、小豆等の穀類が使用されることが公知である。最近では、電子レンジで加熱することが可能なアラミド繊維製の袋に多孔質セラミックス粒を収容した温灸パック(例えば、特許文献1参照。)、もぐさ成分を塩、砕石、米糠等と混合した混合物を布製袋に封入した温熱パック(例えば、特許文献2参照。)等が開示されている。しかしながら、これらの温熱パック等は、いずれも患部を芯から温めるには不十分である。また、常温で使用して患部を温め癒す効果は有していない。
特開2004−121731号公報 特開平9−225005号公報
炭及び炭の加工物は、電子レンジで加熱して使用すれば当然、遠赤外線効果等により冷えやコリの患部を温める効果を有しているが、脆く破砕されやすい為、袋体に充填した場合所定の形状を保つことが出来なかった。このため、遠赤外線効果を有する炭が温熱パックとしては十分に活用されなかった。本考案は、常温または加熱しても繰返し使用でき、体の芯まで患部を温めて心地よく癒してくれる、遠赤外線効果を有する炭を利用した温熱パックを提供する。
本考案は、前記の課題を解決するために炭を粉末化しカルシウムやシリカ等を結合材として多孔質のペレット状に加工された炭体を袋体に封入して使用することにより解決した。炭は常温で使用しても患部を癒す遠赤外線効果があり、また加熱することで更に癒し効果が増大する性質があるので、本考案で使用するペレット状に加工された炭体は、電子レンジで簡単に温めることが可能な大きさとし、また、繰返し使用が可能になる強度を有するものにした。
本考案の温熱パックは、45〜55℃程度に加熱して、冷えやコリの患部に当てれば、炭の遠赤外線効果により、体を芯から暖める効果がある。また多孔質のペレット状に加工された炭体は見掛密度が約1.0と軽く体に馴染み易い形状に変形できるので、体を動かすと肌を適当に刺激して心地よく癒してくれる効果もある。さらに、多孔質でペレット状に加工された炭体は、常温においても遠赤外線効果を有しており、冷えやコリの程度によっては常温で使用しても加熱して使用するのと同じ効果を発揮する。
本考案を実施するための最良の形態を、図面により説明する。
本考案は、耐久性、難燃性に優れ、かつ粉塵が出ないようにペレット状に加工された炭体2を、肌に優しく馴染み強度的にも袋として相応しい素材の袋体1に図3に示す状態で充填し、常温または電子レンジで加熱して使用する温熱パックである。加熱については、必ずしも電子レンジを使用しなくてもよいが、安全性、利便性から電子レンジを利用するのが有効である。
ペレット状に加工された炭体2は、粉砕した炭にカルシウムやシリカ等を結合材として混合し、概略寸法が、外径6mm、高さ10mm以下のペレット状に成形したものを用いる。これにより、耐久性、難燃性に優れ、かつ破砕による粉塵が出ることのない十分な強度を有した炭体となる。また、炭体の見掛密度は約1.0程度の多孔質体にするのが心地よい体感が得られる。炭は木炭、竹炭等任意の炭を使用すればよいが、備長炭と呼ばれる硬質の木炭を使用するのが最も効果的である。
袋体1は、電子レンジでの加熱に耐えられる素材であればよいが、ワッフルタイプのコットン素材を使用すれば、肌触りがソフトで伸縮性があり、見た目にも美しく、また立体構造で空気層があるため熱の伝わり方がやわらかく、高温でも不快感がなく使用できる。コットン素材は、袋体1の素材として、電子レンジで加熱する程度の熱にも耐えられ、肌にも優しく馴染み、強度的にも袋体1の素材としてとして相応しいものではあるが、繰返し使用するため二重構造とし、磨耗に耐えるようにするとよい。
また、本考案温熱パックの形状は、図1に示す首周りの肩掛け用として使用するのに適した概V字形状のV字タイプ、図2に示す足、腰、腹等に当てて使用するのに適した豆形形状の豆形タイプがあれば、ほぼ全身に適用が可能である。
袋体1へのペレット状に加工された炭体2の充填量は図1のV字タイプの場合、袋体1の容積に対するペレット状に加工された炭体2の体積が65〜75%の比率でペレット状に加工された炭体2の重量が650〜750gであるときが最も柔軟に変形し、安定して体に馴染み、使い勝手が良い。
図2の豆形タイプの場合、袋体1の容積に対するペレット状に加工された炭体2の体積が75〜85%の比率で、ペレット状に加工された炭体2の重量が400〜460gであるときが最も柔軟に変形し、安定して体に馴染み、使い勝手が良い。
炭入り温熱パックには痛みや疲れを和らげ癒す効果があり、体の部位に応じて図1のV字タイプ、図2の豆形タイプが使い分けるのがよい。ペレット状に加工された炭体2の使用重量は1kg未満でも充分効果があることも確認された。
図1のV字タイプの温熱パットに、ペレット状に加工された炭体2を、概寸法縦30cm、横40cmの袋体1の容積に対して約70%の700gを充填し、常温で首周りに掛けて使用したところ、首や肩に適度の刺激と重量感があり心地よい。また、常温でも十数分が経過すると首や肩が少しずつ温かくなって気持ち良いとの回答を使用者の過半数から得られた。
実施例1と同じ図1に示すV字タイプの温熱パットを、電子レンジ(出力500〜600W)で約1分半加熱して、温熱パットの温度が50℃強になったものを約15分間肩に当てた後、取り外ししたところ、約1時間以上に渡って上半身の体表面温度が上昇した状態が続き、首や肩を芯から温めて、冷えや筋肉のコリを解消し疲れを癒すことができるとの回答が使用者のほぼ全員から得られた。
図2に示す豆形タイプの温熱パットに、ペレット状に加工された炭体2を、概寸法縦15cm、横30cmの袋体1の容積の約80%に相当する430g充填し、電子レンジ(出力500〜600W)で約1分間加熱して、温熱パットの温度が50℃強になったものを腰に当てて使用したところ、腰部が芯から温まり痛みを緩和することができるとの回答が使用者のほぼ全員から得られた。
本考案の首や背中に使用する温熱パックの一例を示す斜視図である。 本考案の足、腰、腹等に使用する温熱パックの一例を示す斜視図である。 本考案温熱パックのA−B断面図である。
符号の説明
1 袋体
2 ペレット状に加工された炭体



Claims (1)

  1. ペレット状に加工された炭体を袋体に充填した構造で,常温または電子レンジで加熱して使用することが可能な温熱パック。



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