JP3135794U - 精液採取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コア部材の昇温時間を短縮し、強い把持力に頼ることなく陰茎に刺激を与え、未使用状態での保管、陳列時はおよび使用時における潤滑液の漏出を防止し、かつ抜気に伴う潤滑液の枯渇を回避して、精液採取効率を高め得る精液採取装置を提供する。
【解決手段】 精液採取装置1の筒状体2を熱反射性の高いアルミ薄板やアルミ箔で構成して、コア部材6の昇温時間を短縮し、コア部材6にスポンジ層7に突入する外部突起群11を設け、突入量に相当するスポンジ層7の層厚削減により把持力吸収機能を低下させて、強い把持力に頼らずに陰茎に刺激を与え、コア部材6の陰茎挿入口5aの径外域には、陰茎挿入路5内に指向して開口する環状の液溜まり部12を設けて、陰茎挿入路5内に充填または塗布されている潤滑液の漏出を防止するとともに、陰茎挿入路5の内面に複数条の抜気溝13を形成して、潤滑液を抜気溝13から漏出させずに抜気する。
【選択図】 図2
【解決手段】 精液採取装置1の筒状体2を熱反射性の高いアルミ薄板やアルミ箔で構成して、コア部材6の昇温時間を短縮し、コア部材6にスポンジ層7に突入する外部突起群11を設け、突入量に相当するスポンジ層7の層厚削減により把持力吸収機能を低下させて、強い把持力に頼らずに陰茎に刺激を与え、コア部材6の陰茎挿入口5aの径外域には、陰茎挿入路5内に指向して開口する環状の液溜まり部12を設けて、陰茎挿入路5内に充填または塗布されている潤滑液の漏出を防止するとともに、陰茎挿入路5の内面に複数条の抜気溝13を形成して、潤滑液を抜気溝13から漏出させずに抜気する。
【選択図】 図2
Description
本考案は、精液採取装置に係り、たとえば、人工受精前段の適合諸検査や人工受精そのもの、あるいは睾丸疾病などの病理検査の一環に提供される精液の採取に好適な精液採取装置に関するものである。
人工受精前段でなされる精液量、単位容積当たりの精子数、精子の運動性と運動持続性、頸管分泌物との適合性などの適合諸検査や、これらの検査をクリアした精液による人工受精、あるいは睾丸疾病などの病理検査の一環に提供する精液採取のための精液採取装置として、たとえば特許文献1に記載のものが提案されている。
前記特許文献1に記載の技術は、長手方向一端部が開口した筒状の容器本体と、該容器本体の開口部に着脱して開閉するキャップとからなる容器と、前記容器本体に収容され、長手方向一端部の挿入口から内部にのびる挿入空所を有したゲル状樹脂製のコア部材と、該コア部材と前記筒状の容器本体内壁との間に介在するスポンジ層と、を備えた精液採取装置であって、前記筒状の容器本体は、長手方向中間部適所に他の部位よりも変形が容易な変形容易箇所を備えているものである。
前記構成の精液採取装置によれば、筒状の容器本体の長手方向中間部適所に他の部位よりも変形が容易な変形容易箇所を備えていることにより、陰茎摺擦のための操作中にコア部材内部の陰茎に加わる圧力、その方向を任意に変化させることができ、その結果、陰茎に対する刺激が多様化されて採取目的を達成できるとされている。
ところで、人工受精前段の適合諸検査や人工受精そのもの、あるいは睾丸疾病などの病理検査の一環に提供される精液の採取には、若干の精神的な緊張を伴う。そのため、陰茎に対して通常よりもやや強めの精液の採取に好適な刺激を与えることで、精液採取効率を高めることが必要であるといえる。
そのため、前記特許文献1に記載の精液採取装置は、変形容易箇所の変形による陰茎に加わる圧力、その方向の任意の変化などによって、陰茎に加わる圧力を調整して刺激を変化させることで、使用者に最適で、かつ必要十分な刺激を与えて採取目的を達成できるように工夫されている。
精液採取装置では、その使用中において、ゲル状樹脂製のコア部材の温度を体温または略体温近くまで温度上昇させることが陰茎に好適な刺激を与える点で有効であり、これにより精液採取効率が高められるとされている。コア部材の温度は、主として陰茎からの熱伝導によって高められる。ところが、前記特許文献1に記載の精液採取装置は、たとえば、冬季の室内のような比較的低温雰囲気で使用した場合、コア部材を体温または略体温近くまで温度上昇させることが期待できない。すなわち、容器本体が金属材料よりも断熱性に優れる樹脂材料によって構成されているものの、その肉厚は薄肉であるため断熱効果が低いばかりか、樹脂材料は熱反射性に劣るので、容器本体表面からの放熱量が大きい。そのため、陰茎からの熱伝導によってコア部材の温度を体温または略体温近くまで温度上昇させる所要時間が平均的な精液採取時間よりも著しく長くなる。
また、前記特許文献1に記載の精液採取装置では、コア部材の陰茎挿入空所内に、任意の配置にて突起や襞などが形成されていて、使用時における容器本体の把持力で各突起や襞などを押圧して陰茎に圧力を加えることで刺激を与えるようにしている。しかし、コア部材と容器本体内壁との間にスポンジ層が介在しているので、スポンジ層により容器本体の把持力が吸収される。そのため、強い把持力で容器本体を把持しなければ、各突起や襞などを押圧して陰茎に圧力を加えて刺激を与えることができず、これが、精液採取効率を低下させる一因になっている。
さらに、未使用状態にある精液採取装置を保管、陳列する際に、コア部材の内部に充填されている潤滑液(ローション)がコア部材の入口側に溜まるように、容器の開口側を下向きにして立設した場合においても、キャップの開放時にコア部材の挿入口から潤滑液が漏れ出すのを防止するために、コア部材の挿入口をゲル状樹脂からなる蓋板によって開閉自在に閉止している。ところが、精液採取装置の使用時には、前記蓋板が陰茎の先端によって挿入口から挿入空所内に押し込まれるので、潤滑液は陰茎の表面を伝って漏出し着衣に付着するおそれを有している。
また、コア部材の先端部適所に、逆止弁として機能する抜気用の短い切り込み線を切り込み形成することで、陰茎の先端と挿入空所の奥部内面との間に溜まろうとする空気を抜気して、陰茎の先端と挿入空所の奥部内面との間の摩擦を補償するようにしているが、ゲル状樹脂製のコア部材では、切り込み形成された短い切り込み線に亀裂が生じ易く、亀裂によって切り込み線が長くなり過ぎると、最早、逆止弁としての機能が消失されて、抜気後の陰茎摺擦動作によって切り込み線が開放されるおそれを有し、切り込み線が開放されると潤滑液が漏出して、精液採取装置の使用途上で潤滑液が枯渇する不具合を招くことになる。
本考案は、このような問題を解決するものであって、その目的とするところは、コア部材を短時間で体温または略体温近くまで温度上昇させ、強い把持力に頼ることなく陰茎に圧力を加えて刺激を与えることができ、未使用状態での保管、陳列時は勿論のこと、使用時における潤滑液の漏出を防止するとともに、抜気に伴う潤滑液の枯渇を確実に回避して、精液採取効率を高めることができる精液採取装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案に係る精液採取装置は、長手方向の一端部に開口部を形成した筒状体と、この筒状体の前記開口部に着脱されて該開口部を開閉するキャップと、からなる装置本体と、この装置本体内に収容され、長手方向一端部の陰茎挿入口から長手方向他端部に向けてのびる陰茎挿入路を備えたゲル状の弾性軟体からなる筒状のコア部材と、この筒状のコア部材と前記筒状体の間に介在するスポンジ層と、を備えた精液採取装置において、前記筒状体は、アルミ薄板またはアルミ箔によって構成されていることを特徴としている。
これによれば、筒状体が樹脂材料よりも断熱性に劣るアルミ薄板またはアルミ箔によって構成されていても、アルミ薄板またはアルミ箔の熱反射性は樹脂材料の熱反射性よりも格段に優れているので、アルミ薄板またはアルミ箔の断熱効果の低さを十分に補償して、陰茎からの熱伝導によってコア部材の温度を体温または略体温近くまで短時間で温度上昇させることができる。
前記筒状のコア部材は、陰茎挿入路内に突出する内部突起群および襞群を有しているとともに、前記スポンジ層に突入する外部突起群を備えていることを特徴としている。
これによると、外部突起群がスポンジ層に突入している部位では、外部突起群の突入量に相当してスポンジ層の層厚が薄くなるので、スポンジ層による筒状体の把持力吸収機能が低下する。そのため、強い把持力で筒状体を把持しなくても、外部突起群を介して内部突起群および襞群を押圧して、陰茎に圧力を加えて刺激を与えることができるので、精液採取効率が向上する。
前記筒状のコア部材の陰茎挿入口の径外域には、陰茎挿入路内に指向して開口する環状の液溜まり部が設けられていることを特徴としている。
これによると、未使用状態にある精液採取装置を保管、陳列する際には、コア部材の陰茎挿入口側を下向きにして精液採取装置を立設すれば、陰茎挿入路内に充填または塗布されている潤滑液(ローション)は、陰茎挿入路内に指向して開口する環状の液溜まり部に貯留される。つまり、潤滑液は、上向きに指向して開口する環状の液溜まり部に貯留されるので、コア部材から漏出することはない。また、精液採取装置の使用時には、陰茎挿入口は陰茎によって塞がれるとともに、陰茎挿入口の内周面に陰茎の外周面を摺擦するカキ取り作用が生じるので、潤滑液が陰茎の表面を伝って漏出するのを防止できる。したがって、手指や着衣に潤滑液が付着することはない。
前記筒状のコア部材の陰茎挿入路の内面には、長手方向他端部から長手方向一端部に向けてのびる抜気溝が形成されていることを特徴としている。
これによると、陰茎の先端と陰茎挿入路の長手方向他端部内面との間に溜まろうとする空気、つまり、陰茎の先端と陰茎挿入路奥部内面との間に溜まろうとする空気は、陰茎挿入路への陰茎の初期挿入によって抜気溝を通って陰茎挿入路の長手方向他端部から長手方向一端部に向けて流動してコア部材の外部に抜気(排気)されるので、陰茎の先端と陰茎挿入路の奥部内面との間の摩擦が補償される。また、潤滑液は抜気溝からコア部材の外部に漏出しないので、精液採取装置の使用途上で潤滑液が枯渇する不具合は発生しない。
前記筒状体の外周には、スパイラル形の隆起部が備わっていることを特徴としている。これによると、手指をスパイラル形の隆起部の間のスパイラル形の谷部に添わせ、隆起部を手指で挟んだ状態で筒状体を把持できるので、筒状体の把持が容易になって、陰茎摺擦操作の安定性を高めることができる。
本考案によれば、コア部材を短時間で体温または略体温近くまで温度上昇させ、かつ強い把持力を不要にして陰茎に圧力を加えて刺激を与えることができ、しかも未使用状態での保管、陳列時は勿論のこと、使用時における潤滑液の漏出を防止するとともに、抜気に伴う潤滑液の枯渇を確実に回避して、精液採取効率を高めることができる。
以下、本考案の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の一実施形態を示す正面図、図2は図1の縦断正面図、図3は筒状のコア部材の正面図、図4は図3の縦断正面図である。
図1は本考案の一実施形態を示す正面図、図2は図1の縦断正面図、図3は筒状のコア部材の正面図、図4は図3の縦断正面図である。
図1〜図4において、精液採取装置1は、長手方向の一端部に開口部2aを形成した筒状体2と、この筒状体2の開口部2aに着脱されて該開口部2aを開閉するキャップ3と、からなる装置本体4と、この装置本体4内に収容され、長手方向一端部(図2,図3,図4の下端部)の陰茎挿入口5aから長手方向他端部(図2,図3,図4の上端部)に向けてのびる陰茎挿入路5を備えたゲル状の弾性軟体からなる筒状のコア部材6と、筒状のコア部材6と筒状体2の間に介在するスポンジ層7とを備える。
筒状体2は、スポンジ層7の外周に巻回されたアルミ薄板またはスポンジ層7の外周に蒸着したアルミ箔によって構成され、その外周部にはスパイラル形の隆起部8が備わっており、キャップ3は、アルミ薄板または合成樹脂材料によって形成されて、筒状体2の開口部2aに取り外し可能に冠着されている。
筒状のコア部材6は、ゲル状のポリプロピレン、ゲル状のエラストマー、ゲル状のシリコン樹脂などのゲル状の弾性軟体によって円筒形に成形され、長手方向一端部の陰茎挿入口5aから長手方向他端部(奥部)に向けてのびる陰茎挿入路5を備え、陰茎挿入路5内に突出する内部突起群9および襞群10を有しているとともに、スポンジ層7に突入する外部突起群11を備えている。
内部突起群9は、第1内部突起群9aと、第2内部突起群9bとからなり、襞群10は第1襞群10aと、第2襞群10bとからなる。第1内部突起群9aは、陰茎挿入路5における一様な内径を有する長手方向中間部位5Aで陰茎挿入路5内に突出しており、第2内部突起群9bは、陰茎挿入路5における奥面5bに向かって漸次小径となるテーパ面からなる長手方向他端部位(奥部位)5Bおよび前記奥面5bで陰茎挿入路5内に突出している。また、第1襞群10aは、陰茎挿入路5における長手方向一端部位5Cで雌ネジ状に陰茎挿入路5内に突出しており、第2襞群10bは、長手方向中間部位5Aと長手方向他端部位5Bの間でリング状に陰茎挿入路5内に突出している。
一方、前記外部突起群11は、雌ネジ状に陰茎挿入路5内に突出している第1襞群10aの一部とリング状に陰茎挿入路5内に突出している第2襞群10bの一部および第1内部突起群9aのすべてに対応して筒状のコア部材6の外周面に突設されてスポンジ層7に突入している。
他方、筒状のコア部材6の陰茎挿入路5における陰茎挿入口5aの径外域には、陰茎挿入路5内に指向して開口する環状の液溜まり部12が設けられ、陰茎挿入路5の内面には、長手方向他端部位(奥部位)5Bから長手方向一端部位5Cに向けてのびる複数条の抜気溝13が形成されている。また、陰茎挿入路5の陰茎挿入口5aには、該陰茎挿入口5aの口径よりも小さい口径の陰茎挿入口14aを有するスポンジ製の蓋体14が添接される。
前記構成の精液採取装置1では、キャップ3を取り外し、スポンジ製の蓋体14の陰茎挿入口14aから該陰茎挿入口14aに連通する陰茎挿入口5aを介して陰茎挿入路5に陰茎を挿入し、筒状体2を把持して陰茎摺擦操作を行うことによって精液を採取できる。この場合、陰茎摺擦操作中における筒状体2への握力や撓曲力などを加減することで、陰茎に加わる圧力やその方向を任意に変化させて、陰茎に対する刺激の多様化を図れる。その結果、精液採取効率が向上する。
筒状体2は、樹脂材料よりも断熱性に劣るアルミ薄板またはアルミ箔によって構成されているものの、アルミ薄板またはアルミ箔の熱反射性は樹脂材料の熱反射性よりも格段に優れているので、アルミ薄板またはアルミ箔の断熱効果の低さを十分に補償して、陰茎からの熱伝導によってコア部材6の温度を体温または略体温近くまで短時間で温度上昇させることができる。すなわち、精液採取装置1を、たとえば、冬季の室内のような比較的低温雰囲気で使用しても、陰茎からの熱伝導によってコア部材6の温度を体温または略体温近くまで温度上昇させる所要時間を平均的な精液採取時間よりも短縮できる。また、筒状体2の外周にはスパイラル形の隆起部8が備わっているので、手指をスパイラル形の隆起部8の間のスパイラル形の谷部8aに添わせ、隆起部8を手指の側面で挟んだ状態で筒状体2を把持できる。そのため、筒状体2の把持が容易になって、陰茎摺擦操作の安定性を高めることができる。
また、外部突起群11がスポンジ層7に突入している部位では、外部突起群11の突入量(突入長さ)に相当してスポンジ層7の層厚が薄くなるので、スポンジ層7による筒状体2の把持力吸収機能が低下する。そのため、強い把持力で筒状体2を把持しなくても、外部突起群11を介して第1襞群10aの一部と第2襞群10bの一部および第1内部突起群9aのすべてを押圧して、陰茎に圧力を加えて刺激を与えることができるので、精液採取効率が向上する。なお、第2内部突起群9bは、奥面5bに向かって漸次小径となるテーパ面からなる長手方向他端部位(奥部位)5Bおよび前記奥面5bで陰茎挿入路5内に突出しているので、筒状体2における長手方向他端部位(奥部位)5Bの外周部を把持しなくても、陰茎の先端部に好適な圧力を加えて刺激を与えることができる。
筒状のコア部材6における陰茎挿入口5aの径外域には、陰茎挿入路5内に指向して開口する環状の液溜まり部12が設けられているので、未使用状態にある精液採取装置1を保管、陳列する際には、コア部材6の陰茎挿入口5a側およびキャップ3を下向きにして精液採取装置1を立設(図1参照)すれば、陰茎挿入路5内に充填または塗布されている潤滑液(ローション)は、環状の液溜まり部12に貯留される。つまり、前記潤滑液は、上向きに指向して開口する環状の液溜まり部12に貯留されるので、コア部材6から漏出することはない。これにより、陰茎挿入口5a側の潤滑液が枯渇する不具合がなくなって、精液採取装置1使用初期の陰茎挿入をスムーズに実行できる。また、精液採取装置1の使用時には、陰茎挿入口5aは陰茎によって塞がれるとともに、陰茎挿入口5aの内周面に陰茎の外周面を摺擦するカキ取り作用が生じるので、潤滑液が陰茎の表面を伝って漏出するのを防止できる。さらに、万一、潤滑液の一部が陰茎挿入口5aから漏出しても、スポンジ製の蓋体14によって吸収できるので手指や着衣に潤滑液が付着することはない。
筒状のコア部材6における陰茎挿入路5の内面には、長手方向他端部位(奥部位)5Bから長手方向一端部位5Cに向けてのびる複数条の抜気溝13が形成されているので、陰茎の先端と陰茎挿入路5の長手方向他端部内面との間に溜まろうとする空気、つまり、陰茎の先端と陰茎挿入路5奥部内面との間に溜まろうとする空気は、陰茎挿入路5への陰茎の初期挿入によって、複数条の抜気溝13を通って陰茎挿入路5の長手方向他端部から長手方向一端部に向けて流動してコア部材6の外部に抜気(排気)される。これにより、陰茎の先端と陰茎挿入路5の奥部内面との間の摩擦が補償される。また、潤滑液は複数条の抜気溝13からコア部材6の外部に漏出しないので、精液採取装置1の使用途上で潤滑液が枯渇する不具合は発生しない。
1 精液採取装置
2 筒状体
2a 開口部
3 キャップ
4 装置本体
5 陰茎挿入路
5a 挿入口
6 筒状のコア部材
7 スポンジ層
8 スパイラル形の隆起部
9 内部突起群
10 襞群
11 外部突起群
12 環状の液溜まり部
13 抜気溝
2 筒状体
2a 開口部
3 キャップ
4 装置本体
5 陰茎挿入路
5a 挿入口
6 筒状のコア部材
7 スポンジ層
8 スパイラル形の隆起部
9 内部突起群
10 襞群
11 外部突起群
12 環状の液溜まり部
13 抜気溝
Claims (5)
- 長手方向の一端部に開口部を形成した筒状体と、この筒状体の前記開口部に着脱されて該開口部を開閉するキャップと、からなる装置本体と、
この装置本体内に収容され、長手方向一端部の陰茎挿入口から長手方向他端部に向けてのびる陰茎挿入路を備えたゲル状の弾性軟体からなる筒状のコア部材と、
この筒状のコア部材と前記筒状体の間に介在するスポンジ層と、
を備えた精液採取装置において、
前記筒状体は、アルミ薄板またはアルミ箔によって構成されていることを特徴とする精液採取装置。 - 請求項1に記載の精液採取装置において、
前記筒状のコア部材は、陰茎挿入路内に突出する内部突起群および襞群を有しているとともに、前記スポンジ層に突入する外部突起群を備えていることを特徴とする精液採取装置。 - 請求項1に記載の精液採取装置において、
前記筒状のコア部材の陰茎挿入口の径外域には、陰茎挿入路内に指向して開口する環状の液溜まり部が設けられていることを特徴とする精液採取装置。 - 請求項1に記載の精液採取装置において、
前記筒状のコア部材の陰茎挿入路の内面には、長手方向他端部から長手方向一端部に向けてのびる抜気溝が形成されていることを特徴とする精液採取装置。 - 請求項1に記載の精液採取装置において、
前記筒状体の外周には、スパイラル形の隆起部が備わっていることを特徴とする精液採取装置。
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JP2007005512U JP3135794U (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 精液採取装置 |
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Cited By (2)
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CN116019597A (zh) * | 2023-03-23 | 2023-04-28 | 四川省畜牧科学研究院 | 种公猪精液自动采集装置 |
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2007
- 2007-07-18 JP JP2007005512U patent/JP3135794U/ja not_active Expired - Fee Related
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