JP3134963U - オーディオプレーヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作性が良く、またデザイン性に優れたオーディオプレーヤを提供する。
【解決手段】
オーディオプレーヤ10は、筐体1、筐体1、スピーカ2、メモリカードの収納部3、筐体1の内部に設けられたセンサ6、制御部7などから構成される。筐体1に所定の変位を加えると、この変位はセンサ6により検知され、この変位された検知した変位に基づいて前記収納部3に装着された記憶媒体(メモリカード)11に記録された音楽データの再生の態様を変化させる。
【選択図】 図1
【解決手段】
オーディオプレーヤ10は、筐体1、筐体1、スピーカ2、メモリカードの収納部3、筐体1の内部に設けられたセンサ6、制御部7などから構成される。筐体1に所定の変位を加えると、この変位はセンサ6により検知され、この変位された検知した変位に基づいて前記収納部3に装着された記憶媒体(メモリカード)11に記録された音楽データの再生の態様を変化させる。
【選択図】 図1
Description
本考案は、オーディオプレーヤに係り、より詳しくは、メモリカードなどの記録媒体に記録されたデジタルオーディオデータを再生するためのオーディオプレーヤ(音楽再生装置、簡易型音楽再生装置、小型音楽再生装置)に関するものである。
オーディオプレーヤとしては、例えば、特開2001−184464号公報に開示されている。この種のオーディオプレーヤでは、メモリカードやハードディスクなどの記録媒体に記録したオーディオデータ(通常は圧縮されて記録されている)を再生し、再生したオーディオデータをヘッドホンやスピーカなどで音声出力する構成としている。
特開2001−184464号公報
ところで、従来のオーディオプレーヤは、一般的に、本体や本体に接続されたリモコンに複数の操作スイッチを設け、これら操作スイッチを操作することで、曲の再生、早送り、巻き戻し、再生停止あるいは再生音量調整などの多数の操作を行う構成となっている。
しかしながら、上記のように複数の操作スイッチを設ける構成は、コスト高となり、また操作の際に操作者が所望の操作スイッチの位置を目で確認する必要があることから、操作性が悪いという問題がある。
本考案に係るオーディオプレーヤは、所定形状の筐体と、前記筐体の変位を検知するセンサと、所定の音楽データが記憶された記録媒体と該記憶媒体のデータを再生する信号処理部とからなる音楽再生部と、前記検知した変位に基づいて前記音楽再生部による再生の態様を変化させる制御部とを有してなることを特徴とする。
上記の制御部は、より具体的には、検知した変位の方向、変位の大きさおよび変位の速度の少なくとも一つ基づいて再生の態様を変化させる。また、変位としては、例えば、直線的な移動による変位(1次元方向の変位)および回転に伴う変位(2次元方向または3次元方向の変位)などが挙げられる。また、再生の態様は、例えば、曲の早送り、曲の早戻し、次曲送り、前曲戻し、再生音量調整(再生音量増大、再生音量減少)、再生停止、再生開始などである。
筐体は、例えば、多面体、少なくとも一部の面が曲面である多面体、一部に平面を有する球体のいずれかの形状とすることができる。そして、筐体の1つの面を底面として所定の平面上に載置した状態を初期状態とすれば、上記変位はこの初期状態からの変位として検知される。
また、筐体にスピーカ(1つまたは複数)を設け、再生された音楽をスピーカから音声出力する構成としても良い。さらに、音楽データが記憶された記憶媒体(メモリカード)が収納される収納部(ソケット、スロットなどの形状のもの)を設ける構成としても良い。この構成において、記憶媒体が前記収納部に収納された状態でオンとなる電源スイッチをさらに有してなる構成、つまり、収納部に記憶媒体を収納することで電源がオンになる構造とすることもできる。
本考案によれば、さらに、上記オーディオプレーヤを一対組み合わせてもよい。また、このオーディオプレーヤを、上記オーディオプレーヤと、第2のスピーカとを組み合わせて構成することもできる。前者のオーディオプレーヤにおいて、音楽データがステレオの音楽データである場合において、一対のオーディオプレーヤからはステレオの一方の音声が、一対のオーディオプレーヤの他方からはステレオの他方の音声が出力する構成とすることができる。後者のオーディオプレーヤの場合は、オーディオプレーヤからステレオの一方の音声を、第2のスピーカからはステレオの他方の音声を出力する構成とすれば良い。
上記オーディオプレーヤにおいて、前記一対のオーディオプレーヤまたは前記オーディオプレーヤと前記第2のスピーカが、有線(信号線、音声出力線)および無線(赤外線、FM、電波)のいずれかで接続すれば良い。
以下に、本考案に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)、(B)および図2に、実施形態のオーディオプレーヤ10を示した、このオーディオプレーヤ10は、筐体1、筐体1の図1において正面中央に設けられたスピーカ2、筐体1の図1において上面に設けられた電源スイッチ付きのメモリカード〔記憶媒体〕を収容する収納部3、筐体1の背面に設けられたスピーカ接続部4、筐体1の内部に設けられた電源部(図示せず)、センサ(変位検知部)6、制御部7、信号処理部8、増幅部9などから構成される。この実施例においては、音楽再生部14は、狭義的には記憶媒体11と該記憶媒体のデータを再生する信号処理部8とから構成され、また広義的にはこれらと増幅部9とを含んで構成される。
筐体1は、合成樹脂製などの適宜な材質のものを用いることができる。また、筐体1は、図示例では立方体形状であるが、これに限定されず、立方体、直方体、角錐、角柱などの多面体、円錐や円柱などの少なくとも一部の面が曲面である多面体、あるいは一部に平面を有する球体(例えば球体の底部を平面状に切断した形状)などの適宜な形状とすれば良い。また、スピーカ2は、従来公知の構造や形状のものが使用可能である。例えば、図示例では振動板がコーン型であるが、平面型の振動板を用いた構造のものでも良い。
収納部(メモリカードのソケット)3は、記憶媒体11の収納部3と電源スイッチ部(図示せず)とから構成される。メモリカード(記憶媒体)11は、従来公知の構成と同様な構成であり、所要の記憶媒体ド11が装着される。装着される記憶媒体11は、具体的には例えば、SDカード、miniSDカード、メモリースティック(登録商標)、USBメモリーなどが挙げられるが、これらに限定されない。
電源スイッチ部は、記憶媒体11がメモリカードの収納部3内に挿入される際にオンになる公知の構成となっている。この種の構成としては、例えば、挿入される記憶媒体11の外面による押圧によって2つの接点が接触しオンとなる形式や、メモリカード(記憶媒体)11の外面の一部を導電面としておき、記憶媒体11が収納部3内に装着された状態においてこの導電面を介して2つの接点が導通してオンになる形式などを用いることができるが、これらの構成に限定されない。そして、記憶媒体11がメモリカードの収納部3に装着されることで、スピーカ2、収納部3、スピーカ接続部4、電源部(図示せず)、センサ6、制御部7、信号処理部8、増幅部9などで構成される再生回路がオンになり動作開始可能になる。
スピーカ接続部4は、従来公知の接続端子、例えばプラグ型の接続端子が挿入され接続されるソケット型の接続端子から構成される。そして、プラグ型の接続端子が挿入されない状態では、後述するようにスピーカ2からステレオ音声を合成した音声が出力される。一方、プラグ型の接続端子が挿入された状態では、上記再生回路のスイッチが切り替わり、スピーカ2にはステレオ音声の一方が、また挿入・接続されたプラグ型の接続端子により接続された第2のスピーカ20はステレオ音声の他方がそれぞれ出力される構造となっている。
電源部は、通常は電池(一次電池または二次電池)から構成され、筐体1内に取り出し可能に設けてある。一次電池で構成する場合は、一次電池を着脱自在な電池ケースを備える構成とする。二次電池で構成する場合は、同様な電池ケースを備える構成とし、外部の充電装置で充電した二次電池をこの電池ケースに入れる構成とするか、または、二次電池を容易に取り外しできない状態で再生回路に接続すると共にこの二次電池を外部電源により充填するための充電回路を内蔵する構成とすれば良い。その他、外部電源(例えばAC100V)に接続されたアダプタ(変圧アダプタ)の出力端子を上記再生回路に接続したものを電源部としても良い。
センサ(変位検知部)は、加速度センサ、重力センサ、傾きセンサなどのセンサを1つまたは複数組み合わせて構成され、筐体1の初期状態(初期位置)からの変位を検知する。センサ6の検知出力は制御部7に入力される。センサ6は、通常は筐体1の内部、例えば筐体1の内部の中心に配置されるが、これに限定されない。例えば、筐体1の6つの面の各中央にそれぞれ配置する構成としても良い。センサ(変位検知部)6は、単体として筐体1内の所定位置に設けることもできるが、小型化の観点から、制御部7や信号処理部8を構成する回路基板上にMEMS(Micro Electro Mechanical System)の形態で設けても良い。
制御部7は、例えばマイクロコンピュータ(中央処理装置、処理プログラムが記憶されたROM、データキャッシュ用のRAMなどから構成される公知の構成のもの)から構成される。制御部7は、以下に説明する各動作の制御やデータの送受を行う。
信号処理部8は、例えばDPS(デジタル信号処理装置)で構成され、メモリカードMCに記録された例えば圧縮処理されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して出力する。
増幅部9は、公知のアンプで構成され、信号処理部から出力された音声信号(例えばアナログ音声信号)を所定の割合で増幅する。増幅された音声信号はスピーカから出力される。
次に、以上の構成を有する実施例のオーディオプレーヤ10の動作を、図3および図4に基づいてさらに説明する。
まず、所望の音楽データが記憶されたメモリカード(記憶媒体)11を用意する。音楽データとしては、公知のデジタル音楽データ、例えばMP3、WMAなどの形式のものを使用すれば良い。次に、この記憶媒体11をメモリカードの収納部3に装着して収納すると、上記で説明したように電源がオンとなり動作可能になる。そして、この立方体形状のオーディオプレーヤ10の底面を例えば机などの平らな面の上に静止した状態で載置させる。この状態を初期状態とする。
まず、所望の音楽データが記憶されたメモリカード(記憶媒体)11を用意する。音楽データとしては、公知のデジタル音楽データ、例えばMP3、WMAなどの形式のものを使用すれば良い。次に、この記憶媒体11をメモリカードの収納部3に装着して収納すると、上記で説明したように電源がオンとなり動作可能になる。そして、この立方体形状のオーディオプレーヤ10の底面を例えば机などの平らな面の上に静止した状態で載置させる。この状態を初期状態とする。
オーディオプレーヤ10の使用者は、上記の初期状態から、所定の変位をオーディオプレーヤ10に与えることで、所要の再生の態様ないしその変更を行うことができる。以下に、この再生の態様として、再生音量の調節(再生音量増大、再生音量減少)、次曲送り、前曲戻し、再生停止、および再生開始を例にとって説明するが、これらに限定されず、その他の、曲の早送り、曲の早戻しなどを同様な態様で行うことができる。
使用者は、記憶媒体(メモリカード)11に記録された音楽データを再生する場合には、筐体1を構成する12個の辺の内の図4(a)において向こう側の下の辺L1を回転の軸線として、筐体1を向こう側D1に傾斜(回転)させる。この筐体1の変位は、センサ6により検知され、その検知信号は制御部7に入力される。すると制御部7は、記憶媒体11に記録された音楽データの再生を開始する。即ち、記憶媒体11に記録されたデジタル音楽データを読み出すと共に、この読み出したデジタル音楽データを信号処理部8に送出し、信号処理部8はデジタル音楽データをアナログ音楽データに変換する。変換されたアナログ音楽データは、増幅部9により所要の大きさに増幅され、スピーカ2から出力される。この動作は、図3におけるステップS1(YES)、S2(NO)、S4(YES)、S5に対応する。
なお、記憶媒体11からのデジタル音楽データの読み出しは、連続的、あるい間欠的に行うことができる。間欠的に行う場合は、読み出したデジタル音楽、例えば制御部7のメモリに一次的に保存しておき、この保存されたデータを順次読み出す構成とすれば良いものである。
使用者が、スピーカ2から出力される音声の音量を変更したい場合は、図4(b)において筐体1の左下の辺L3または右下の辺L4を回転の軸線として、筐体1を左側D3または右側D4に傾斜(回転)させる。
左側D3に傾斜させた場合、この変位はセンサ6により検知され、その検知信号は制御部7に入力される。すると、制御部7は増幅部9における増幅率を小さくするように増幅部9を制御し、これにより、スピーカ2から出力される音楽の音量が小さくなる。この動作は、図3におけるステップS1(YES)、S2(NO)、S4(NO)、S6(YES)、S7に対応する。
右側D4に傾斜させる場合は、この変位はセンサ6により検知され、その検知信号は制御部7に入力される。すると、制御部7は増幅部9における増幅率を大きくするように増幅部9を制御し、これにより、スピーカ2から出力される音楽の音量が大きくなる。
左側D3に傾斜させた場合、この変位はセンサ6により検知され、その検知信号は制御部7に入力される。すると、制御部7は増幅部9における増幅率を小さくするように増幅部9を制御し、これにより、スピーカ2から出力される音楽の音量が小さくなる。この動作は、図3におけるステップS1(YES)、S2(NO)、S4(NO)、S6(YES)、S7に対応する。
右側D4に傾斜させる場合は、この変位はセンサ6により検知され、その検知信号は制御部7に入力される。すると、制御部7は増幅部9における増幅率を大きくするように増幅部9を制御し、これにより、スピーカ2から出力される音楽の音量が大きくなる。
使用者が、再生されている音楽の次曲送りあるいは前曲戻しをしたい場合は、図4(c)において筐体1を上下方向D5に変位させる。この変位は、より具体的には、筐体を上方向にやや持ち上げた後、筐体1を下方向に落下させ、机などの平面に筐体1の底面を衝突させて筐体1に軽い衝撃を加える。
そして、制御部7は、例えば、この変位が所定時間内(例えば1秒以内)に1回行われた場合には次曲送り(即ち、現在再生されている曲の次の曲を再生する)を行い、また、同じく所定時間内(例えば1秒以内)に2回行われた場合には前曲戻し(即ち、現在再生されている曲の前の曲を再生する)を行う。この動作は、図3におけるステップS1(YES)、S2(YES)、S3に対応する。
そして、制御部7は、例えば、この変位が所定時間内(例えば1秒以内)に1回行われた場合には次曲送り(即ち、現在再生されている曲の次の曲を再生する)を行い、また、同じく所定時間内(例えば1秒以内)に2回行われた場合には前曲戻し(即ち、現在再生されている曲の前の曲を再生する)を行う。この動作は、図3におけるステップS1(YES)、S2(YES)、S3に対応する。
一方、使用者が音楽の再生を停止したい場合は、図4(a)において筐体1の手前側の下の辺L2を回転の軸線として、筐体1を手前側D2に傾斜(回転)させてスピーカ2前面を床面に位置させる。この筐体1の変位は、センサ6により検知され、その検知信号は制御部7に入力される。すると制御部7は、記憶媒体11に記録された音楽データの再生を停止する。
以上のように、この実施例のオーディオプレーヤ10では、再生音量の調整や再生停止など、再生の態様の変更を筐体1に加える変位に基づいて容易に行うことができる。
次に、上記実施例1のオーディオプレーヤ10を用いて構成される該オーディオプレーヤの実施例を、図5に基づいて説明する。
即ち、このオーディオプレーヤは、実施例1のオーディオプレーヤ10と、第2のスピーカ20とから構成される。スピーカ20は、例えば、オーディオプレーヤ10と同様な大きさおよび形状のものであり、例えばその背面には、従来公知の接続端子、例えばプラグ型の接続端子が挿入され接続されるソケット型の接続端子(図示せず)が設けられている。
オーディオプレーヤ10と第2のスピーカ20とは、オーディオケーブル30により接続されている。このオーディオケーブル30は、両端にプラグ端子を有するものであり、一方のプラグ端子はオーディオプレーヤのスピーカ接続部4に、また他方のプラグ端子はスピーカ20の上記接続端子にそれぞれ挿入して接続されている。この場合、オーディオケーブル30の基部を第2のスピーカ20に取り付け、先端に前記オーディオスピーカ10のスピーカ接続部4に接続する公知のプラグ型の接続端子を有した構成でも良いものである。
上述したように、オーディオプレーヤ10のスピーカ接続部4に接続端子が挿入された状態では、上記再生回路のスイッチが切り替わり、そのスピーカ2からステレオ音声の一方が出力される。一方、スピーカ接続部4に挿入・接続されたプラグ型の接続端子にはステレオ音声信号の他方が出力され、このステレオ音声信号の他方は、オーディオケーブル30を介してスピーカ20に入力され、スピーカ20から出力されてステレオプレーヤとなる。
以上は、実施例1のオーディオプレーヤ10と第2のスピーカ20とを組み合わせて構成されるオーディオプレーヤの例であるが、その他、実施例1と同様なオーディオプレーヤを一対(2つ)組み合わせることで同様なオーディオプレーヤを構成することもできるものである。
この場合、例えば、各オーディオプレーヤには、メインとサブの切り替え用のスイッチを設けておき、メイン側のオーディオプレーヤは実施例1のオーディオプレーヤ10と同じ動作をさせ、またサブ側のオーディオプレーヤは実施例2のスピーカ20と同じ動作をさせれば良い。
この場合、例えば、各オーディオプレーヤには、メインとサブの切り替え用のスイッチを設けておき、メイン側のオーディオプレーヤは実施例1のオーディオプレーヤ10と同じ動作をさせ、またサブ側のオーディオプレーヤは実施例2のスピーカ20と同じ動作をさせれば良い。
以上の通り、本考案に係るオーディオプレーヤによれば、オーディオプレーヤを構成する筐体の変位に基づいて音楽の再生の形態を変化させる構成としたことから、従来のように所望の操作スイッチの位置を目で確認しながら再生形態の変化を行う必要がなく、操作性が格段に向上する。
また、従来の構成において必要であった再生の形態を変更するための変更用の操作部(スイッチや回転式ダイヤルなど)が不要となり、その分だけ部品点数の削減されることから、コストダウンが図れ、さらに構造的に簡易になる。また、上記の操作部は従来は筐体の外面に露出させたり、あるいはリモコン形式として筐体に接続する必要があるが、本考案の場合はこれらが一切不要となり、その分、デザイン性が高まり、多様なデザインや形態とすることが可能となるなどの効果を奏する利点を有する。
また、本考案に係るオーディオプレーヤは、上記と同様な効果の他、簡易な構造で容易に音声をステレオで再生できるオーディオプレーヤを構成することができるものである。
1 筐体
2 スピーカ
3 収納部
4 スピーカ接続部
6 センサ(変位検出器)
7 制御部
8 信号処理部
9 増幅部
10 オーディオプレーヤ
11 記憶媒体(メモリーカード)
14 音楽再生部
20 第2のスピーカ
2 スピーカ
3 収納部
4 スピーカ接続部
6 センサ(変位検出器)
7 制御部
8 信号処理部
9 増幅部
10 オーディオプレーヤ
11 記憶媒体(メモリーカード)
14 音楽再生部
20 第2のスピーカ
Claims (13)
- 所定形状の筐体と、
前記筐体の変位を検知するセンサと、
所定の音楽データが記憶された記録媒体と該記憶媒体のデータを再生する信号処理部と該信号処理部とからなる音楽再生部と、
前記検知した変位に基づいて前記音楽再生部による再生の態様を変化させる制御部とを有してなることを特徴とするオーディオプレーヤ。 - 前記制御部は、前記検知した変位の方向、変位の大きさおよび変位の速度の少なくとも一つ基づいて前記再生の態様を変化させることを特徴とする請求項1記載のオーディオプレーヤ。
- 前記変位が、直線的な移動による変位および回転に伴う変位の少なくとも1つの変位であることを特徴とする請求項1記載のオーディオプレーヤ。
- 前記再生の態様が、曲の早送り、曲の早戻し、次曲送り、前曲戻し、再生音量調整、再生停止、再生開始の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載のオーディオプレーヤ。
- 前記筐体が、多面体、少なくとも一部の面が曲面である多面体、一部に平面を有する球体のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のオーディオプレーヤ。
- 前記筐体の1つの面を底面として所定の平面上に載置した状態を初期状態とし、前記変位がこの初期状態からの変位であることを特徴とする請求項1記載のオーディオプレーヤ。
- 前記筐体にスピーカが設けられており、前記再生された音楽が前記スピーカから音声出力されることを特徴とする請求項1記載のオーディオプレーヤ。
- 前記筐体には、音楽データが記憶された記憶媒体が収納される収納部をさらに有してなることを特徴とする請求項1記載のオーディオプレーヤ。
- 前記筐体には、前記記憶媒体が前記収納部に収納された状態でオンとなる電源スイッチをさらに有してなることを特徴とする請求項8記載のオーディオプレーヤ。
- 請求項7または8記載のオーディオプレーヤと、第2のスピーカとを組み合わせてなることを特徴とするオーディオプレーヤ。
- 前記音楽データが、ステレオの音楽データであり、前記オーディオプレーヤのスピーカからステレオの一方の音声と、ステレオの他方の音声が混合して出力される請求項10記載のオーディオプレーヤ。
- 前記音楽データが、ステレオの音楽データであり、前記オーディオプレーヤからはステレオの一方の音声が、前記第2のスピーカからはステレオの他方の音声が出力される請求項10記載のオーディオプレーヤ。
- 前記オーディオプレーヤと前記第2のスピーカが、有線および無線のいずれかで接続されていることを特徴とする請求項10または12記載のオーディオプレーヤ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007004585U JP3134963U (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | オーディオプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP (1) | JP3134963U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016218387A (ja) * | 2015-05-26 | 2016-12-22 | エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 | 再生装置、再生プログラム、及び再生装置製造システム |
-
2007
- 2007-06-18 JP JP2007004585U patent/JP3134963U/ja not_active Expired - Fee Related
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