JP3134842U - 太陽光発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 日照による太陽電池の温度上昇が少なく発電機能に優れる太陽光発電装置を提供する。
【解決手段】 太陽電池3上に、一対の透光性板体5a、5bがそれぞれの間に断熱空間層7を形成するように配置され、透光性板体5a、5b面に赤外線遮断層4が付設されてなることを特徴とする太陽光発電装置。
【選択図】図2
【解決手段】 太陽電池3上に、一対の透光性板体5a、5bがそれぞれの間に断熱空間層7を形成するように配置され、透光性板体5a、5b面に赤外線遮断層4が付設されてなることを特徴とする太陽光発電装置。
【選択図】図2
Description
この考案は、太陽光発電装置に関する。
一般家庭等においても太陽光発電装置が広く普及している。この太陽光発電装置は通常強い日照が得られる場合に効率よく発電がなされる。
しかしながら、最近、夏期等おいて長時間強い日照を受け続ける際に発電機能が低下することが問題となっている。これは、長時間の強い日照による温度上昇(60〜70℃)によって太陽電池の電気エネルギー変換機能が影響を受けることが原因と考えられる。
この考案では、日照による太陽電池の温度上昇が少なく発電機能に優れる太陽光発電装置を提供することを目的とする。
この考案では、太陽電池上に、一対の透光性板体がそれぞれの間に断熱空間層を形成するように配置され、前記透光性板体面に赤外線遮断層が付設されてなることを特徴とする太陽光発電装置を提供する。
この考案の太陽光発電装置によれば、まず透光性板体の赤外線遮断層により熱線である赤外線が遮断され、これにより太陽電池の温度上昇が抑制される。さらに断熱空間が有ることで外側の透光性板体から内側の透光性板体への熱伝導が遮断され、これによっても太陽電池の温度上昇が抑制される。その結果、夏期等における日照が強い際の太陽電池の発電機能が良好に保たれる。
透光性板体としては、ガラス板、耐熱性樹脂板を用いる。透光性板への赤外線遮断層の付設は、液剤の塗布、フィルムの貼り付け等により適宜なされる。また、この考案の太陽光発電装置は、第2の実施形態に示すように、従来の設置の太陽光発電装置をそのまま用いて構成することも可能である。
この考案によれば、日照による太陽電池の温度上昇が少なく発電機能に優れる太陽光発電装置を提供することができる。
図1はこの考案の太陽光発電装置の第1の実施形態の外観斜視図、図2は同部分拡大断面図である。
太陽光発電装置1は全体が扁平な直方体形状で、金属製の外装枠体2内に太陽電池3と一対のガラスパネル(透光性板体)5a、5bとが配置されて構成されている。底板6上に太陽電池3、下側のガラスパネル5bが順次積層配置され、ガラスパネル5bと断熱空間層7を介して相対するように上側のガラスパネル5aが設けられている。上側のガラスパネル5aの下面側には赤外線遮断層4が一体に付設されている。
外装枠体2は基枠2aとその上部に装着される蓋枠2bとからなり、基枠2aの上周縁には6ケ所に突出片8が一体に設けられ、この突出片8の上縁に下縁が載る状態に蓋枠2bは取り付けられ、これにより基枠2aの側面周囲には上記断熱空間7に連通する複数個の通風口10が形成されている。
次に、上記太陽光発電装置1の組み立て施工について説明する。まず基枠2a内に底板6を装着し、その上部に太陽電池3、ガラスパネル5bを順次積層配置し、そのガラスパネル5bの上面周囲の複数箇所を下部片12aで押さえるようにコ字型金具12それぞれを基枠2aの突出片8それぞれの内面に固定する。その固定は、突出片8の内面に突設されるネジ14にナット15を螺着することで行う。次に上記コ字型金具12それぞれの上部片12b上にガラスパネル5aの周囲部を置き、そのガラスパネル5aの周囲を押さえるように上部から蓋枠2bを装着し、4つのコーナー部において固定金具17それぞれにより基枠2aに一体に固定することで組み立ては完了される。
次に、上記太陽光発電装置1の動作を説明する。太陽光がガラスパネル5a、5bを通して照射されることで太陽電池3が発電を行う。その際、まずガラスパネル5aの赤外線遮断層4により熱線である赤外線が遮断され、これにより太陽電池3の温度上昇が抑制される。さらに断熱空間7が有ることでガラスパネル5aからガラスパネル5bへの熱伝導が遮断され、これによっても太陽電池3の温度上昇が抑制される。断熱空間7は通風口8それぞれにより外部に連通していて内部の熱が外部に放出される構成とされていることで、高い断熱機能を発揮する。夏期の日射の強い場合、従来装置においては太陽電池面が60〜70℃にまで上昇して発電機能が損なわれることが確認されたが、この太陽光発電装置1においてはその温度上昇が55℃程度に押さえられ、これにより発電機能は殆ど損なわれることがなかった。
図3はこの考案の太陽光発電装置の第2の実施形態の外観斜視図、図4は同部分拡大断面図である。この実施形態においては、従来の太陽光発電装置Aに熱遮断ユニットBを取り付けてこの考案の太陽光発電装置1を形成しており、この実施形態によれば熱遮断ユニットBを使用して従来の太陽光発電装置Aの発電機能を向上させることが可能となる。なお、図3、図4において、上記第1の実施形態のものと同様の要素には同一の図番を使用しており、その説明は省略する。
熱遮断ユニットBはユニット枠100にガラスパネル5aが装着された構成で、その周囲部101には仕切り壁102それぞれに区画される複数個の通風口10が設けられている。仕切り壁102それぞれの内面には支持リブ104それぞれが設けられ、それらの下端が太陽光発電装置Aの蓋枠107の周囲部上に載置されて熱遮断ユニットBは太陽光発電装置A上に嵌め込み状態に取り付けられ、その周囲部101の下縁が太陽光発電装置Aの蓋枠107の周面に沿ってシール材110により固着される。
上記のようにして熱遮断ユニットBが太陽光発電装置A上に取り付けられることで、赤外線遮断層4を備えるガラスパネル5aとガラスパネル5bとの間に外気と通風口10により連通する断熱空間7が形成され、この太陽光発電装置1においても、上記第1の実施例のものと同様にして太陽電池3の温度上昇が抑制され、太陽電池の発電機能が良好に維持される。
1 太陽光発電装置
3 太陽電池
4 赤外線遮断層
5 aガラスパネル(透光性板体)
5 bガラスパネル(透光性板体)
7 断熱空間
3 太陽電池
4 赤外線遮断層
5 aガラスパネル(透光性板体)
5 bガラスパネル(透光性板体)
7 断熱空間
Claims (1)
- 太陽電池上に、一対の透光性板体がそれぞれの間に断熱空間層を形成するように配置され、前記透光性板体面に赤外線遮断層が付設されてなることを特徴とする太陽光発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007001730U JP3134842U (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 太陽光発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007001730U JP3134842U (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 太陽光発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3134842U true JP3134842U (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=43285394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007001730U Expired - Fee Related JP3134842U (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 太陽光発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3134842U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012138356A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-19 | Tai-Her Yang | 自分の光電エネルギーによって流体圧送装置を駆動する光熱源 |
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2007
- 2007-02-19 JP JP2007001730U patent/JP3134842U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012138356A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-19 | Tai-Her Yang | 自分の光電エネルギーによって流体圧送装置を駆動する光熱源 |
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