JP3134609B2 - 有底筒状体成形機における成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定方法、偏心量測定方法、偏心量調整方法及び測定用パンチ - Google Patents

有底筒状体成形機における成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定方法、偏心量測定方法、偏心量調整方法及び測定用パンチ

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JP3134609B2 JP05204348A JP20434893A JP3134609B2 JP 3134609 B2 JP3134609 B2 JP 3134609B2 JP 05204348 A JP05204348 A JP 05204348A JP 20434893 A JP20434893 A JP 20434893A JP 3134609 B2 JP3134609 B2 JP 3134609B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状の成形用ダイの先
端側から成形用パンチを挿入して板材を有底筒状体(例
えば、飲料物を充填する缶)に成形して押し出す有底筒
状体成形機(例えば、缶成形機)における成形用ダイと
成形用パンチとの偏心量測定方法(以下、単に偏心量測
定方法という。)、これを用いた偏心量調整方法及び測
定用パンチに関する。
【0002】
【従来の技術】このように、前記した缶成形機では、図
1に示すように、成形用パンチ7によりカップ状の板材
が成形用ダイ2に挿入されることにより缶1は押し出さ
れるようになっている。また、図2に示すように、モー
タにより回転させられるクランクシャフト3の変位をア
ーム4,5を介して先端に前記成形用パンチ7が取り付
けられたロッド6に伝達して、該ロッド6を軸線方向に
高速(1分間数百回)で進退させる。ここで、前記成形
用パンチ7は高速で進退駆動されることから、前記成形
用ダイ2の軸線と成形用パンチ7の軸線とが偏心してい
ると、前記成形用パンチ7が成形用ダイ2と高速で摺接
するといった現象が起こり、これらの磨耗が非常に早く
進行するといった問題がある。そこで、成形用ダイ2と
成形用パンチ7との偏心量を測定し、この偏心量を適正
な範囲に収まるように、前記成形用パンチ7の径方向の
取付位置を調整するようにしている。
【0003】ここで、従来の偏心量測定方法は、実際に
成形に使用される成形用ダイ2と成形用パンチ7とを用
いて、これらの成形用ダイ2に成形用パンチ7を挿入し
て隙間を適宜の測定手段により静的に測定して、前記成
形用ダイ2と間の偏心量を測定するようにしている。
【0004】一方、缶成形機における調心方法として
は、特公平2−39722号公報に記載されたものがあ
る。このものは、絞り−しごき成形機における再絞りダ
イス保持リング、しごきダイス保持リングおよびしごき
成形体抜取り用フィンガー保持リング等の保持リング
を、変位センサが変位センサ取付けリングに中心対称に
一対づつ設けられた、ポンチセンター測定器を用いてポ
ンチに調心する方法であって、該保持リングの外径に等
しい外径を有する該変位センサ取付けリングを該保持リ
ングの支持体に固定して、該ポンチセンター測定器を用
いて該ポンチのセンターを求め、該変位センサ取付けリ
ングのセンターと該ポンチのセンターが一致するように
該支持体の位置を調整した後、該支持体に該保持リング
を固定するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
偏心量測定方法は、静的に成形用パンチ7を成形用ダイ
2に挿入してこれらの隙間を測定するようにしており、
前記成形用パンチ7を高速で進退させたときの偏心量を
動的にかつ経時的に測定することができない。特に、従
来の偏心量測定方法では、缶の成形加工前に行なうの
で、多数の缶を成形して機械全体が温まったいわゆる温
間状態の偏心量と正確な対応がとれない。
【0006】また、従来の偏心量測定方法では、実際成
形に用いられる成形用ダイ2及び成形用パンチ7を用い
て、これらの間の隙間を測定して偏心量を測定するよう
にしているが、前記成形用ダイ2や成形用パンチ7は成
形上の都合からその軸線方向に直径が若干変化した形状
をしており、これらの間隔を所定の基準点を定めて測定
する必要があり、所定の基準点を正確に定めることが容
易でなく測定誤差を発生させる原因となるとともに前記
基準点を定めるのに多くの時間がかかる。
【0007】特公平2−39722号公報に記載された
ものは、変位センサによる測定が一箇所であるので、成
形用ダイ2の軸線に対する成形用パンチ7の軸線の傾き
を測定することができず、偏心防止あるいは破損防止の
充分な効果を得ることができなかった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、迅速かつ正確に偏心量を測定することができる偏心
量測定方法、動的にかつ経時的に偏心量を測定すること
ができる動的偏心量測定方法、これらを用いた偏心量調
整方法及びこれらに用いて好適な測定用パンチを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
動的偏心量測定方法は、筒状の成形用ダイをフレームの
基準取付軸線に対して同軸に取り付け、この成形用ダイ
の一方側から成形用パンチを挿入してカップ状の板材を
有底筒状体に成形して押し出す有底筒状体成形機におけ
る成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定方法に
おいて、両端部の周方向に離間して複数の距離測定セン
サが取り付けられた筒状の測定治具本体の中空部に、軸
線方向に2つの異なる直径を有する部分を持つ棒状のゲ
ージを同軸状に挿入して前記異なる直径を有する部分を
前記距離測定センサに対向させて前記各距離測定センサ
のキャリブレーションを行ない、前記成形用ダイを抜き
取り、代わりに前記測定治具本体を挿入するとともに前
記測定治具本体が前記取付基準軸線に対して同軸となる
ように調整し、前記成形用パンチを取り外して、代わり
に外面の直径が等しい円柱状の測定用パンチを取り付
け、この測定用パンチを軸線方向に進退させて前記測定
治具本体の中空部内を通過させつつ前記距離測定センサ
により該距離測定センサと前記測定用パンチとの距離を
測定して複数の測定結果を得て、これらの複数の測定結
果に基づいて前記測定治具本体の軸線に対する前記測定
用パンチの動的な偏心量を演算することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2記載の偏心量測定方法
は、筒状の成形用ダイをフレームの基準取付軸線に対し
て同軸に取り付け、この成形用ダイの一方側から成形用
パンチを挿入してカップ状の板材を有底筒状体に成形し
て押し出す有底筒状体成形機における成形用ダイと成形
用パンチとの偏心量測定方法において、両端部の周方向
に離間して複数の距離測定センサが取り付けられた筒状
の測定治具本体の中空部に、軸線方向に少なくとも2つ
の異なる直径を有する部分を持つ棒状のゲージを同軸状
に挿入して前記異なる直径を有する部分を前記距離測定
センサに対向させて前記各距離測定センサのキャリブレ
ーションを行ない、前記成形用ダイを抜き取り、代わり
に前記測定治具本体を挿入するとともに前記測定治具本
体が前記取付基準軸線に対して同軸となるように調整
し、前記成形用パンチを取り外して、代わりに外面の直
径が等しい円柱状の測定用パンチを取り付け、この測定
用パンチを軸線方向に進退させて前記測定治具本体の中
空部内を通過させ、前記測定用パンチの前記測定治具本
体の入口側の所定位置と出口側の所定位置とで前記距離
測定センサから複数の測定結果を得て、これらの複数の
測定結果に基づいて前記測定治具本体の軸線に対する前
記測定用パンチの偏心量を演算することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3記載の動的偏心量調整方
法は、請求項1において演算により得られた動的な偏心
量に基づいて前記測定用パンチを径方向に移動させて前
記偏心量が許容値内となるように調整することを特徴と
する。
【0012】本発明の請求項4記載の偏心量調整方法
は、請求項2において演算により得られた偏心量に基づ
いて前記測定用パンチを径方向に移動させて前記偏心量
が許容値内となるように調整することを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5記載の測定用パンチは、
成形用パンチが超硬材からなり、棒状のゲージの異なる
直径を有する部分が鋼材からなる場合に、請求項1又は
2記載の動的偏心量測定方法又は偏心量測定方法におい
て使用される測定用パンチであって、超硬材からなる円
柱状のパンチ本体の外周に薄肉の鋼材からなる外層を設
けてなることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の請求項1記載の動的偏心量測定方法に
よれば、測定治具本体に取り付けられた距離測定センサ
を棒状のゲージによりキャリブレーションした後に、測
定治具本体を成形用ダイの代わりにフレームに取り付
け、測定治具本体の位置を取付基準軸線に同軸に調整し
た後に、成形用パンチの代わりに測定用パンチを取り付
け、前記測定治具本体に挿入して前記測定用パンチを移
動させつつ前記各距離測定センサにより該距離測定セン
サと前記測定用パンチとの距離を測定して複数の測定結
果を得て、この複数の測定結果に基づいて前記測定治具
本体に対する前記測定用パンチの動的な偏心量を演算す
る。
【0015】このように、測定用パンチを測定治具本体
に挿入することにより得られる測定結果に基づいて偏心
量を求めることができるので、測定用パンチを進退させ
ながら連続的すなわち動的かつ経時的に偏心量を求める
ことができ、特に、機械全体が温まった状態での偏心量
を動的に測定することができる。
【0016】また、測定用パンチの外面を等しい直径の
ものとしているので、測定治具本体に挿入したときに、
軸線方向のどの位置でも距離測定センサとの距離を等し
くすることができ、すなわち、基準点を特別に設定しな
くてもすみ、したがって、基準点の合わせ不良に伴う誤
差の発生を無くすことができ、測定精度を高めることが
できるとともに、基準点を設定する手間と時間とを節約
することができる。
【0017】本発明の請求項2記載の偏心量測定方法に
よれば、測定治具本体に取り付けられた距離測定センサ
を棒状のゲージによりキャリブレーションした後に、測
定治具本体を成形用ダイの代わりにフレームに取り付
け、測定治具本体の位置を取付基準軸線に同軸に調整し
た後に、成形用パンチの代わりに測定用パンチを取り付
け、前記測定治具本体に挿入して前記測定用パンチの前
記測定治具本体の入口側の所定位置と出口側の所定位置
とで前記距離測定用センサから複数の測定結果を得て、
各距離測定センサにより該距離測定センサと前記測定用
パンチとの距離を測定して複数の測定結果を得て、この
複数の測定結果に基づいて前記測定治具本体に対する前
記測定用パンチの偏心量を演算する。
【0018】したがって、請求項2記載のものによれ
ば、請求項1記載のものと同様な作用効果を奏するとと
もに、測定治具本体に対する測定用パンチの入口側の所
定位置と出口側の所定位置とにおける測定結果により、
測定用パンチの軸線の前記測定治具本体の軸線に対する
おおよその傾きを推定することができる。この傾きに基
づいて測定治具本体の取付部を軸心に対して傾ける等の
操作をすることで、動的通り芯と成形用ダイの軸芯との
偏心量を小さくすることができる。
【0019】本発明の請求項3記載の偏心量調整方法に
よれば、請求項1により演算した偏心量により、測定用
パンチを径方向に移動させてその偏心量が許容値内にな
るように調整するようにしたので、測定治具本体の軸線
に対して偏心量が許容値内に納まり、測定治具本体は成
形用ダイが取り付けられる基準取付軸線に対して同軸に
取り付けられている結果、成形用ダイと成形用パンチと
の偏心量を許容値内に納めることができる。
【0020】本発明の請求項4記載の偏心量調整方法に
よれば、請求項2により演算した偏心量により、測定用
パンチを径方向に移動させてその偏心量が許容値内にな
るように調整するようにしたので、測定治具本体の軸線
に対して偏心量が許容値内に納まり、測定治具本体は成
形用ダイが取り付けられる基準取付軸線に対して同軸に
取り付けられている結果、成形用ダイと成形用パンチと
の偏心量を許容値内に納めることができる。
【0021】本発明の請求項5記載の測定用パンチによ
れば、測定用パンチを主として構成する材質と成形用ダ
イの材質が同じとなる結果、これらの重量を略同一にす
ることができ、これにより、測定用パンチにより測定し
た偏心量を、成形用パンチにおける実際の偏心量ときわ
めて精度良く対応させることができる。しかも、パンチ
本体の外周に鋼材からなる外層が設けられているので、
測定用パンチ表面の、前記距離測定センサに対する特性
を、鋼材のものと略同一にすることができ、距離測定セ
ンサをキャリブレーションするケージの異なる直径を有
する部分を鋼材により形成することができ、当該部分を
超硬材で構成した場合に比べてゲージを極めて安価に製
造することができる。
【0022】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例の偏
心量測定方法について説明する。
【0023】本実施例の偏心量測定方法の説明に先立っ
て、当該方法に使用される測定用治具について説明す
る。
【0024】図3に示すように、10は、成形用ダイ2
の代わりに挿入される測定治具本体であり、この測定治
具本体10は、中空状の筒状部11と、この筒状部11
の先端に連設されたフランジ部12とを備えるととも
に、前記フランジ部12における開口縁に2個の距離測
定センサ13,14が前記筒状部11の軸線と直交する
ように取付部材15を介して取り付けられ、さらに、前
記筒状部11の基端部にも2個の距離測定センサ16,
17が前記筒状部材11の軸線と直交するように取付部
材18を介して取り付けられている。なお、前記フラン
ジ板12の裏面には、測定治具本体10を位置決めする
環状の突起19が一体に連設されている。
【0025】図3中の20は、前記測定治具本体10の
筒状部11の中空部内に挿入される測定用パンチであ
る。この測定用パンチ20の基端部には、前記ロッド6
の先端が嵌合する凹部が形成されており、測定用パンチ
20の外面はその直径が等しい円柱部21となってい
る。測定用パンチ20の先端は前記円柱部21よりも小
さな円柱部22が形成されている。この円柱部22は前
記距離測定センサのキャリブレーション用としても使用
できるように形成されたものである。
【0026】図4中の30は、前記距離測定センサ1
3,14,16,17のキャリブレーションを行なうた
めのゲージである。このゲージ30は前記測定治具本体
10の筒状部11の中空部の内径と同一あるいは若干小
径の直径を有する円柱状のゲージ本体31を備えてお
り、このゲージ本体31の両端には、異なる直径を有す
る円柱部材32,33が取り付けられている。一方の円
柱部材32の直径は他方の円柱部材33の直径よりも所
定の寸法(例えば、2mm)だけ大きく形成されてい
る。2mmだけ大きく形成したものでは、前記ゲージ3
0を測定治具本体10に挿入したときに、一方の円柱部
材32と距離測定センサ13,14,16,17との距
離が、他方の円柱部材33と距離測定センサ13、1
4,16,17との距離よりも1mmだけ小さくなる。
【0027】図5中の40は、前記測定治具本体10を
フレーム41に取り付ける際に心出しを行なう心出し治
具である。この心出し治具40は、前記測定治具本体1
0の筒状部11の外周に嵌まり込むリング部材42と、
このリング部材42の端面にボルト43で固定された取
付部材44と、この取付部材44の先端に取り付けられ
たダイヤルゲージ45とを備えている。前記ダイヤルゲ
ージ45のプローブ45aは前記フレーム41に接触す
るように固定されている。
【0028】次に本実施例の偏心量測定方法について説
明する。
【0029】まず、図4に示すように、前記測定治具本
体10の筒状部11の中空部に、前記ゲージ30を同軸
状に挿入する。そして、距離測定センサ13,14に一
方の円柱部材32を対向させて距離測定センサ13、1
4からの出力値を得る。次に、ゲージ30を抜き取り、
その挿入方向を逆にして再び前記測定治具本体10の筒
状部11内に挿入して、前記距離測定センサ13,14
に他方の円柱部材33を対向させ、距離測定センサ1
3,14からの出力を得る。この出力値がその前に得た
出力値に対して所定の差がでるように調節して前記距離
測定センサ13,14のキャリブレーションを行なう。
前記ゲージ30の円柱部材32,33の直径は所定の差
だけ大きさが異ならせてあるので、単にゲージ30を入
れ換えて、距離測定センサ13,14の出力値が所定の
差がでるように調整すればよく、キャリブレーションを
簡単にかつ迅速にかつ正確に行なうことができる。さら
に、前記と同様な手順により、距離測定センサ16,1
7のキャリブレーションを行なう。
【0030】図5に示すように、前記測定治具本体10
の筒状部11に、取付部材44を介してダイヤルゲージ
45が取り付けられたリング部材42を嵌め込む。そし
て、次に、前記成形用ダイ2をフレーム41から抜き取
り、代わりに前記測定治具本体10を挿入する。これに
より、前記ダイヤルゲージ45のプローブ45aがフレ
ーム41の内面に接触する。この状態で前記測定治具本
体10を軸線の周りに回転させ、前記ダイヤルゲージ4
5の読みが一定の範囲となるように前記測定治具本体1
0を径方向に移動させる。この状態となったらボルト4
6により前記測定治具本体10をフレーム41に固定す
る。このような操作をすることにより前記測定治具本体
10の軸線がフレーム41における取付基準軸線に対し
て同軸となるように調整される。したがって、後に述べ
る偏心量測定において前記測定治具本体10の軸線に対
して偏心量を測定すれば、前記フレーム41の取付基準
軸線に対して偏心量を測定したものとみなすことができ
る。
【0031】次に、前記成形用パンチ7をロッド6から
取り外して、代わりに前記測定用パンチ20をロッド6
の先端に取り付ける。次に、クランクシャフト3を回転
させてアーム4,5を介してロッド6を進退させて、測
定用パンチ20を軸線方向に進退させて前記測定治具本
体10の筒状部11の中空部内に挿入する。
【0032】この際、前記距離測定センサ13,14,
16,17から経時的に複数の出力を得る。これらの複
数の出力値に基づいて前記測定用パンチ20の進退軸線
の前記測定治具本体10の軸線に対する動的な偏心量を
演算する。この演算結果を、図7に示すようなグラフと
して出力する。なお、本実施例では、距離測定センサ1
3,14(16,17)が周方向に中心角がほぼ90°
離間して配置されているので、前記グラフに示すように
偏心量を平面内での位置として表示させることができ
る。前記したように測定治具本体10の軸線とフレーム
41における取付基準軸線とが一致せしめられているの
で、前記偏心量は成形用ダイ2と成形用パンチ7との偏
心量としてみなすことができる。
【0033】次に、得られた偏心量に基づいて、例え
ば、前記ロッド6を径方向に前記偏心量分だけ移動させ
て、再び前記した手順で偏心量を測定するといったこと
を繰り返すことにより前記測定用パンチ20と測定治具
本体10との偏心量を所定の範囲内とする。したがっ
て、実際に前記成形用ダイ2及び成形用パンチ7を取り
付けて缶を成形したときに、成形用ダイ2と成形用パン
チ7とのかじりを未然に防止することができる。
【0034】次に、経時的に複数の偏心量を測定する一
例を示す。すなわち、クランクシャフト3に取り付けら
れたバリカム又はロータリーエンコーダによりクランク
シャフト3の回転角度を測定し、測定用パンチ20の中
央部がその前進時における前記測定治具本体10に入口
側の所定位置及び出口側の所定位置になったことを検出
し、この時を測定タイミングとして、前記測定用パンチ
20の前進時において測定結果を得る。さらに、同じく
バリカム又はロータリーエンコーダにより測定用パンチ
20の中央部がその後退時における測定治具本体10の
入口側の所定位置及び出口側の所定位置になったことを
検出し、この時を測定タイミングとして、前記測定用パ
ンチ20の後退時において測定結果を得る。このように
して何度か測定して入口側又は出口側の同一位置におけ
る測定結果を平均することにより、入口側の所定位置に
おける偏心量と出口側の所定位置における偏心量を求め
る。前記グラフに表示することにより偏心方向(入口側
の偏心位置と出口側の偏心位置とのなす角度)を求める
ことができる。なお、この場合には、偏心方向に基づい
て、測定治具本体10を基準取付軸線に対して斜めにな
るように、測定治具本体10のフランジ部12の接する
フレーム41の一部分を削り落としたり、シムをかませ
たりして、前記測定用パンチ20に対する測定治具本体
10の偏心を無くすこともできる。
【0035】また、成形用パンチ7の材質と測定用パン
チ20の材質とは、測定用パンチ20と測定治具本体1
0とにより測定された偏心量が、実際に成形用ダイ2と
成形用パンチ7との偏心量と良好な対応関係をもつよう
に、同一重量をもつ同じ材質か、又は、前記距離測定セ
ンサ13,14(16,17)に対して同様な特性をも
つものを用いることが好ましい。例えば、成形用パンチ
7の材質がハイス材であるときは、測定用パンチ20の
材質としてS45Cを用いることが好ましい。この場合
には、距離測定センサ13,14(16,17)をキャ
リブレーションするゲージ30の材質もS45Cを用い
る必要がある。また、成形用パンチ7の材質が超硬材で
あるときは、測定用パンチ20の材質として超硬材を用
いることが好ましい。この場合には、距離測定センサ1
3,14(16,17)をキャリブレーションするゲー
ジ30の材質も超硬材を用いることが必要である。この
場合において、ゲージ30の材質として超硬材を用いる
とコストが増大するといった問題が生ずる。そこで、ゲ
ージ30の材質としてS45Cを用いることが考えられ
る。この場合には、図8に示すような測定用パンチ50
を用いる。すなわち、この測定用パンチ50は、超硬材
からなる筒状のパンチ本体51の外周に薄肉のS45C
からなる外層52を設けたものである。この構造の測定
用パンチ50は、超硬材からなる成形用パンチ7とほぼ
同一の重量を備えているとともに、外層52がゲージ3
0と同一材料で距離測定センサ13,14(16,1
7)に対する特性が同じになっているので、超硬材から
なる成形用パンチ7に対してS45Cからなるゲージを
用いても、偏心量を正確に対応させることができ、コス
トを低減することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の動的偏心量測定方法は、筒状の成形用ダイをフレ
ームの基準取付軸線に対して同軸に取り付け、この成形
用ダイの一方側から成形用パンチを挿入してカップ状の
板材を有底筒状体に成形して押し出す有底筒状体成形機
における成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定
方法において、両端部の周方向に離間して複数の距離測
定センサが取り付けられた筒状の測定治具本体の中空部
に、軸線方向に2つの異なる直径を有する部分を持つ棒
状のゲージを同軸状に挿入して前記異なる直径を有する
部分を前記距離測定センサに対向させて前記各距離測定
センサのキャリブレーションを行ない、前記成形用ダイ
を抜き取り、代わりに前記測定治具本体を挿入するとと
もに前記測定治具本体が前記取付基準軸線に対して同軸
となるように調整し、前記成形用パンチを取り外して、
代わりに外面の直径が等しい円柱状の測定用パンチを取
り付け、この測定用パンチを軸線方向に進退させて前記
測定治具本体の中空部内を通過させつつ前記距離測定セ
ンサにより該距離測定センサと前記測定用パンチとの距
離を測定して複数の測定結果を得て、これらの複数の測
定結果に基づいて前記測定治具本体の軸線に対する前記
測定用パンチの動的な偏心量を演算するので、測定用パ
ンチを測定治具本体に挿入することにより得られる測定
結果に基づいて偏心量を求めることができ、測定用パン
チを進退させながら連続的すなわち動的かつ経時的に偏
心量を求めることができ、特に、機械全体が温まった状
態での偏心量が動的に測定することができ、さらに、測
定用パンチの外面を等しい直径のものとしているので、
測定治具本体に挿入したときに、軸線方向のどの位置で
も距離測定センサとの距離を等しくすることができ、す
なわち、基準点を特別に設定しなくてもすみ、したがっ
て、基準点の合わせ不良に伴う誤差の発生を無くすこと
ができ、測定精度を高めることができるとともに、基準
点を設定する手間と時間とを節約することができる。
【0037】本発明の請求項2記載の偏心量測定方法
は、筒状の成形用ダイをフレームの基準取付軸線に対し
て同軸に取り付け、この成形用ダイの一方側から成形用
パンチを挿入してカップ状の板材を有底筒状体に成形し
て押し出す有底筒状体成形機における成形用ダイと成形
用パンチとの偏心量測定方法において、両端部の周方向
に離間して複数の距離測定センサが取り付けられた筒状
の測定治具本体の中空部に、軸線方向に少なくとも2つ
の異なる直径を有する部分を持つ測定用パンチと同材質
の棒状のゲージを同軸状に挿入して前記異なる直径を有
する部分を前記距離測定センサに対向させて前記各距離
測定センサのキャリブレーションを行ない、前記成形用
ダイを抜き取り、代わりに前記測定治具本体を挿入する
とともに前記測定治具本体が前記取付基準軸線に対して
同軸となるように調整し、前記成形用パンチを取り外し
て、代わりに外面の直径が等しい円柱状の測定用パンチ
を取り付け、この測定用パンチを軸線方向に進退させて
前記測定治具本体の中空部内を通過させ、前記測定用パ
ンチの前記測定治具本体の入口側の所定位置と出口側の
所定位置とで前記距離測定センサから複数の測定結果を
得て、これらの複数の測定結果に基づいて前記測定治具
本体の軸線に対する前記測定用パンチの偏心量を演算す
るので、測定治具本体に対する測定用パンチの入口側の
所定位置と出口側の所定位置とにおける測定結果によ
り、測定用パンチの軸線の前記測定治具本体の軸線に対
するおおよその傾きを推定することができ、この傾きに
基づいて測定治具本体を軸心に対して傾ける等の操作を
することで、測定用パンチと測定治具本体との偏心量を
小さくすることができる。
【0038】本発明の請求項3記載の偏心量調整方法
は、請求項1において前記演算により得られた動的な偏
心量に基づいて前記測定用パンチを径方向に移動させて
前記偏心量が許容値内となるように調整するので、測定
治具本体の軸線に対して偏心量が許容値内に納まり、測
定治具本体は成形用ダイが取り付けられる基準取付軸線
に対して同軸に取り付けられている結果、成形用ダイと
成形用パンチとの偏心量を許容値内に納めることができ
る。
【0039】本発明の請求項4記載の偏心量調整方法
は、請求項2において前記演算により得られた偏心量に
基づいて前記測定用パンチを径方向に移動させて前記偏
心量が許容値内となるように調整するので、測定治具本
体の軸線に対して偏心量が許容値内に納まり、測定治具
本体は成形用ダイが取り付けられる基準取付軸線に対し
て同軸に取り付けられている結果、成形用ダイと成形用
パンチとの偏心量を許容値内に納めることができる。
【0040】本発明の請求項5記載の測定用パンチは、
成形用パンチが超硬材からなり、棒状のゲージの異なる
直径を有する部分が鋼材からなる場合に、請求項1又は
2記載の動的偏心量測定方法又は偏心量測定方法におい
て使用される測定用パンチであって、超硬材からなる円
柱状のパンチ本体の外周に薄肉の鋼材からなる外層を設
けてなるので、測定用パンチを主とて構成する材質と成
形用ダイの材質が同じとなる結果、これらの重量を略同
一にすることができ、これにより、測定用パンチにより
測定した偏心量を、成形用パンチにおける実際の偏心量
ときわめて精度良く対応させることができ、しかも、パ
ンチ本体の外周に鋼材からなる外層が設けられているの
で、測定用パンチ表面の、前記距離測定センサに対する
特性を、鋼材のものと略同一にすることができ、距離測
定センサをキャリブレーションするケージの異なる直径
を有する部分を鋼材により形成することができ、当該部
分を超硬材で構成した場合に比べてゲージを極めて安価
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の偏心量測定方法が適用され
る有底筒状体成形機の主要部を示す斜視図である。
【図2】成形用パンチの駆動機構を示す全体構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の偏心量測定方法が使用され
る測定用治具を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の偏心量測定方法の一段階を
示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例の偏心量測定方法の次の段階
を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例の偏心量測定方法の更に次の
段階を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例の偏心量測定方法における偏
心量測定結果の表示例の一例を示すグラフである。
【図8】本発明の実施例に係る成形用パンチが超硬材の
場合に対応した測定用パンチを示す断面図である。
【符号の説明】
1 成形された缶 2 成形用ダイ 7 成形用パンチ 10 測定治具本体 11 筒状部(測定治具本体) 13,14,16,17 距離測定センサ 20 測定用パンチ 21 円柱部(測定用パンチ) 30 ゲージ 32,33 円柱部材(ゲージ) 40 心出し治具 42 リング部材(心出し治具) 44 取付部材(心出し治具) 45 ダイヤルゲージ(心出し治具) 45a プローブ(心出し治具) 50 測定用パンチ 51 パンチ本体(超硬材) 52 外層(鋼材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 B21D 22/20 G01B 5/00 - 5/30 G01B 11/00 - 11/30 102

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の成形用ダイをフレームの基準取付
    軸線に対して同軸に取り付け、この成形用ダイの一方側
    から成形用パンチを挿入してカップ状の板材を有底筒状
    体に成形して押し出す有底筒状体成形機における成形用
    ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定方法において、 両端部の周方向に離間して複数の距離測定センサが取り
    付けられた筒状の測定治具本体の中空部に、軸線方向に
    2つの異なる直径を有する部分を持つ棒状のゲージを同
    軸状に挿入して前記異なる直径を有する部分を前記距離
    測定センサに対向させて前記各距離測定センサのキャリ
    ブレーションを行ない、 前記成形用ダイを抜き取り、代わりに前記測定治具本体
    を挿入するとともに前記測定治具本体が前記取付基準軸
    線に対して同軸となるように調整し、 前記成形用パンチを取り外して、代わりに外面の直径が
    等しい円柱状の測定用パンチを取り付け、この測定用パ
    ンチを軸線方向に進退させて前記測定治具本体の中空部
    内を通過させつつ前記距離測定センサにより該距離測定
    センサと前記測定用パンチとの距離を測定して複数の測
    定結果を得て、これらの複数の測定結果に基づいて前記
    測定治具本体の軸線に対する前記測定用パンチの動的な
    偏心量を演算することを特徴とする有底筒状体成形機に
    おける成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定方
    法。
  2. 【請求項2】 筒状の成形用ダイをフレームの基準取付
    軸線に対して同軸に取り付け、この成形用ダイの一方側
    から成形用パンチを挿入してカップ状の板材を有底筒状
    体に成形して押し出す有底筒状体成形機における成形用
    ダイと成形用パンチとの偏心量測定方法において、 両端部の周方向に離間して複数の距離測定センサが取り
    付けられた筒状の測定治具本体の中空部に、軸線方向に
    少なくとも2つの異なる直径を有する部分を持つ測定用
    パンチと同材質の棒状のゲージを同軸状に挿入して前記
    異なる直径を有する部分を前記距離測定センサに対向さ
    せて前記各距離測定センサのキャリブレーションを行な
    い、 前記成形用ダイを抜き取り、代わりに前記測定治具本体
    を挿入するとともに前記測定治具本体が前記取付基準軸
    線に対して同軸となるように調整し、 前記成形用パンチを取り外して、代わりに外面の直径が
    等しい円柱状の測定用パンチを取り付け、この測定用パ
    ンチを軸線方向に進退させて前記測定治具本体の中空部
    内を通過させ、前記測定用パンチの前記測定治具本体の
    入口側の所定位置と出口側の所定位置とで前記距離測定
    センサから複数の測定結果を得て、これらの複数の測定
    結果に基づいて前記測定治具本体の軸線に対する前記測
    定用パンチの偏心量を演算することを特徴とする有底筒
    状体成形機における成形用ダイと成形用パンチとの偏心
    量測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の有底筒状体成形機におけ
    る成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定方法に
    より得られた動的な偏心量に基づいて前記測定用パンチ
    を径方向に移動させて前記偏心量が許容値内となるよう
    に調整することを特徴とする有底筒状体成形機における
    成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量調整方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の有底筒状体成形機におけ
    る成形用ダイと成形用パンチとの動的偏心量測定方法に
    より得られた偏心量に基づいて前記測定用パンチを径方
    向に移動させて前記偏心量が許容値内となるように調整
    することを特徴とする有底筒状体成形機における成形用
    ダイと成形用パンチとの偏心量調整方法。
  5. 【請求項5】 成形用パンチが超硬材からなり、棒状の
    ゲージの異なる直径を有する部分が鋼材からなる場合
    に、請求項1又は2記載の動的偏心量測定方法又は偏心
    量測定方法において使用される測定用パンチであって、
    超硬材からなる円柱状のパンチ本体の外周に薄肉の鋼材
    からなる外層を設けてなることを特徴とする測定用パン
    チ。
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