JP3134571U - ストレッチャー・ゴォー - Google Patents
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Abstract
【課題】災害によって路面状態が良くない道路や歩道など数キロの距離を安全に搬送される者、又、搬送する者の両者にとって負担が少なく、困難を強いられることのない搬送手段の確保。
【解決手段】車輪付きの台車部4と、台車の上部に着脱可能な中間構造部3と、中間構造部の上部に着脱可能な担架1とからなる搬送装置であって、車輪付きの台車部は、重量物搬送用のやや大きめな車輪直径をもつキャスター5を4個、同様に重量物に耐えうる堅固なアルミ材の枠に取り付けた。
【選択図】図3
【解決手段】車輪付きの台車部4と、台車の上部に着脱可能な中間構造部3と、中間構造部の上部に着脱可能な担架1とからなる搬送装置であって、車輪付きの台車部は、重量物搬送用のやや大きめな車輪直径をもつキャスター5を4個、同様に重量物に耐えうる堅固なアルミ材の枠に取り付けた。
【選択図】図3
Description
この考案は、災害時に負傷者、病人、高齢者などを安全且つ負担少なく搬送できる台車に関する。
従来の一般的な担架(図1)はキャンバス生地でできており、両端を数人の搬送者がもち運ぶというものである。従って、比較的長距離の搬送の時は、搬送される本人にとっても、又、搬送担当者にとっても大変な肉体的な負担を強いられる。
一方、医療機関及び救急車などで使われるストレッチャー(図2)は負傷者や歩行困難者を自動車まで搬送するのが主であり、歩行困難者のいる場所から搬送用自動車の場所までの移動が使用目的となる。車輪の直径は小さく、路面状態の良くない道路や歩道などを数キロ搬送することには適せず、又、安定度もそれほど高くないと思われる。
一方、医療機関及び救急車などで使われるストレッチャー(図2)は負傷者や歩行困難者を自動車まで搬送するのが主であり、歩行困難者のいる場所から搬送用自動車の場所までの移動が使用目的となる。車輪の直径は小さく、路面状態の良くない道路や歩道などを数キロ搬送することには適せず、又、安定度もそれほど高くないと思われる。
従来の負傷者、病人、高齢者など歩行困難者を搬送するキャンバス布地の担架は数人で持ち移動するが、搬送される本人にとって負担があり、また、数キロの距離を移動する場合担架を搬送する者にとっては大変な肉体的な負担となる。災害時は自家用車による搬送は困難であり、救急車も当てにできない。災害によって路面状態が良くない道路や歩道など数キロの距離を安全に、搬送される者、又、搬送する者の両者にとって負担が少なく、困難を強いられることのない搬送手段の確保が課題である。
以上の課題を解決するために、第一の考案は、担架の機能(歩行困難者を搬送する)と直径のやや大きめな車輪をもち、災害時の路面状態が良くない道路や歩道などを搬送できる台車の機能(運搬車)を備えた車輪付きの歩行困難者用の搬送台車である。
また、第二の考案は、この搬送台車を、平常時には物を乗せる什器、テーブル(長短両用)、あるいは重量物の運搬台車として有効活用できる特徴を持つ。
また、第二の考案は、この搬送台車を、平常時には物を乗せる什器、テーブル(長短両用)、あるいは重量物の運搬台車として有効活用できる特徴を持つ。
第一の考案は、災害時に負傷者、病人、高齢者など歩行困難者を、安全でしかも負担を少なく、災害によって状態の悪い道路や歩道などを数キロ離れた医療機関や避難場所まで特別な技術や知識を必要とせず、容易に搬送することができる。
第二の考案は、当搬送台車は平常時に什器の一つとして、あるいは運搬用台車として有効活用できる。
第二の考案は、当搬送台車は平常時に什器の一つとして、あるいは運搬用台車として有効活用できる。
この考案の一実施形態を、図3に示す。
この搬送台車は、直径200mmのキャスターを除き、全てアルミニウム製で、三つの組み立て部分から成り立っている。このうち最大自重は最下段の取り付け台の約25kgである。最下段はキャスター(4個、内2個はストッパー付き)とその取り付け台、中段は、最下段と最上段を繋ぐ組み枠台、最上段は収納時に2つ折りとなる担架台から成る。ネジ、ワッシャーとナット16組で全てが組み立てられる。この搬送台車の最大積載荷重はおよそ300kgである。
この搬送台車は、直径200mmのキャスターを除き、全てアルミニウム製で、三つの組み立て部分から成り立っている。このうち最大自重は最下段の取り付け台の約25kgである。最下段はキャスター(4個、内2個はストッパー付き)とその取り付け台、中段は、最下段と最上段を繋ぐ組み枠台、最上段は収納時に2つ折りとなる担架台から成る。ネジ、ワッシャーとナット16組で全てが組み立てられる。この搬送台車の最大積載荷重はおよそ300kgである。
災害時に負傷者あるいは歩行困難者を安全に且つ負担を与えずに、数キロ先の医療機関や避難所まで比較的容易に搬送することができる。車輪が使えない場所では、最上段だけを外して担架として活用できる。また、非常用品などの運搬用台車として利用できる。
平常時には、物を乗せる什器やテーブルとして、あるいは重量物運搬台車として活用できる。
更に、災害時などにビル内のエレベータが昇降運転機能を停止したとき、この搬送台車が3つの部分に容易に分割できる設計となっているため、階段を使って比較的容易に運ぶことができる。
平常時には、物を乗せる什器やテーブルとして、あるいは重量物運搬台車として活用できる。
更に、災害時などにビル内のエレベータが昇降運転機能を停止したとき、この搬送台車が3つの部分に容易に分割できる設計となっているため、階段を使って比較的容易に運ぶことができる。
キャスターをゴムから、ゼロプレッシャータイヤに換えることにより車輪の柔軟性が増し、被搬送者の負担を更に和らげることが可能である。
1 最上段 単独に担架として使用可、収納時二つ折り可
2 落下防止枠 担架の移動時に持ち手として使用可、収納時取り外す
3 中間構造 上下連結用台、荷物収納可
4 最下段 車輪付き台車
5 自在キャスター 車輪直径200mm、一方2輪にストッパー付き
6 搬送者用持ち手
2 落下防止枠 担架の移動時に持ち手として使用可、収納時取り外す
3 中間構造 上下連結用台、荷物収納可
4 最下段 車輪付き台車
5 自在キャスター 車輪直径200mm、一方2輪にストッパー付き
6 搬送者用持ち手
Claims (2)
- 災害時に負傷者、病人、高齢者などを安全に負担少なく医療機関や避難場所へ搬送する人力台車、あるいは上部を取り外し担架として負傷者など歩行困難者の移動に用いる。又、災害時に非常用品など荷物の運搬用台車として使用する。
- 平常時には、物を乗せる什器、テーブル、あるいは重量物の運搬台車として活用する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009522U JP3134571U (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | ストレッチャー・ゴォー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009522U JP3134571U (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | ストレッチャー・ゴォー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3134571U true JP3134571U (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=43285138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006009522U Expired - Fee Related JP3134571U (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | ストレッチャー・ゴォー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134571U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4967086B1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-07-04 | 甲府市 | ストレッチャ兼用記載机 |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006009522U patent/JP3134571U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4967086B1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-07-04 | 甲府市 | ストレッチャ兼用記載机 |
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