JP3134454U - 交通手段としての乗り物の動力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の動力システムに関する乗り物及びその動力システムを提供する。
【解決手段】動力システム120は、一つのエンジン1210、一つの気体ストックボトル1230、及び一つの気体輸送パイプ1220を含む。エンジンは、最低一つのシリンダを備え、シリンダには一つのプランジャーを備える。気体ストックボトル内には一つの非可燃高圧気体を入れる。気体輸送パイプは、エンジンと気体ストックボトルに連結する。動力システムは高圧気体を用いたもので、気体輸送パイプを経てシリンダに入れた後、プランジャーを押し動かして乗り物を駆動させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、交通手段としての乗り物の動力システムに応用するものであり、特に、車両の動力システムに関するものである。
石油は、全世界において最も必要とされている資源である。しかし、地球上の石油は無制限に採取できるものではなく、使用したら無くなってしまうものである。現在の交通手段としての乗り物、例えば自動車、オートバイなどは、主に石油から精錬されたガソリンを動力源としている。
よって、現在の石油の消耗速度を考えると、地球規模で使い切り問題に直ぐにぶつかることとなり、また過酷なエネルギー危機に直面するであろう。その時には、あらゆる石油を動力源とする交通手段としてのとしての乗り物や動力システムは、ガソリン供給がない故に使用不可能となってしまう。
また、地球規模での石油量の減少により、石油価格が高騰する現況に対して、上述の交通手段としての乗り物に更に多くの費用が支払われ、そうして初めて、十分な石油を獲得してそれらの動力のある乗り物の運転を維持することができる。よって、乗り物のエネルギーコストも上昇する。
上述の問題に鑑み、本考案は動力システム及びその乗り物を提供する。これにより、石油の使い切りもしくは欠乏時に直面する上述の問題を解決する。
本考案の主な目的は、ガソリンを必要とする動力源に取って代わる動力システムを提供することにある。これにより、地球上の石油を使い切った後に、本考案を未来の動力システムとして使用することができる。
本考案のもう一つの目的は、ガソリンと天然ガス類の燃料を動力源としている動力手段に取って代わる動力システムを提供することにある。本考案の交通手段としての乗り物は大量もしくは全面的な燃料使用が不要である故、現在の動力システムのコストを低減できるものである。
上述もしくはその他目的を達成する為に、本考案は動力システムを提供する。それは、一つのエンジン、一つの気体ストックボトル及び一つの気体輸送パイプを最低含む。気体ストックボトル内にはエンジンを動かす高圧気体をストックする。気体輸送パイプは、エンジンと気体ストックボトルを繋ぐもので、気体輸送パイプにより、気体ストックボトル内の高圧気体をエンジンに送って、エンジンを作動させる。
上述もしくはその他目的を達成する為、本考案は、上述で提供した動力システムに基づいて、該高圧気体を非可燃気体として、安全性を高めるものである。
本考案の一つの実施例において、動力システムの気体輸送パイプは、一つの気体開閉弁を備える。気体開閉弁を開いた時、気体ストックボトル内の高圧気体は、気体輸送パイプを経てエンジンに進入し、エンジンを駆動し、気体開閉弁を閉じた時、気体開閉弁は高圧気体のシリンダ進入を阻止し、エンジンを停止させる。
本考案の一つの実施例において、その中の気体ストックボトルは、一方向弁を備える。高圧気体を一方向弁から気体ストックボトルに進入させ、気体ストックボトルに高圧気体をストックさせる。上述の一方向弁は、一つの気体圧縮機もしくは一つの気体スチールボトルを外付けし、気体圧縮機もしくは気体スチールボトルが高圧気体を提供することにより、気体ストックボトルに高圧気体をストックさせる。
以上説明したように、本考案の交通手段としての乗り物及びその動力システムは、ガソリンを必要とする動力システムの代替となるものであるという特徴を持つ。
本考案のその他目的、特徴、長所を更にわかり易く理解して頂く為に、下記に最良実施例を挙げ、並びに添付図面を合わせて、詳細説明を加える。
図1に、本考案の動力のある乗り物(車両やその他乗り物)の見取図を示す。図1に示したとおり、動力のある乗り物100は、一つの車体110及び一つの動力システム120を含む。車体110は、それに備えた最低二つのタイヤ112によって、車体110を移動させる。図1において開示した動力のある乗り物100は、四輪を備えた車両であるが、本考案の乗り物は、二輪のオートバイ、三輪の車両、もしくは五輪以上の車両であってもよい。本考案の車体は更にキャタピラーバンドに変更することも可能であり、このキャタピラーバンドによって移動する。
また、動力のある乗り物100は、一つの電池140を含む。電池140は、電力をライト114に提供して照明に用いる他、電力を車体110内の電器設備に提供することも可能である。
動力システム120は、一つのエンジン1210、一つの気体輸送パイプ1220、及び一つの気体ストックボトル1230を含む。該エンジン1210は、一つのシリンダ内において押し動かされているプランジャーにより構成され、これにより車体110を駆動し、車体110を移動させる。気体ストックボトル1230内には、非可燃高圧気体を入れ、これによってエンジン1210が車体110を駆動する。気体輸送パイプ1220は、エンジン1210と気体ストックボトル1230を連結したもので、気体ストックボトル1230内の非可燃高圧気体をエンジン1210に送る。
気体輸送パイプ1220は、高圧気体がエンジン1210に進入するのを制御する一つの気体開閉弁1222を備えている。気体開閉弁1222は、一般に使用されている気体パイプライン弁でもよく、これには電磁弁や気体弁がある。気体開閉弁1222を開いた時、高圧気体はエンジン1210に進入する。高圧気体の圧力によって、エンジン1210が車体110を駆動し移動させる。気体開閉弁1222を閉じた時、気体輸送パイプ1220は密封される。これにより、高圧気体のエンジン1210進入を阻止する。この時、エンジン1210に高圧気体が供給されない故、エンジン1210は車体110を駆動できず、よって車体110は停止する。
気体ストックボトル1230内の高圧気体がエンジン1210に輸送されるのは、気体ストックボトル1230内の気体の圧力が気体輸送パイプ1220とエンジン1210の二者内部の気体圧力より高いことが原因である。よって、高圧気体は、気体ストックボトル1230内から、気体輸送パイプ1220を経てエンジン1210に送られるが、気体ストックボトル1230内の気体圧力は固定して変化しないのでは決してない。気体ストックボトル1230内の高圧気体の減少に伴い、気体ストックボトル1230内の気体圧力が気体輸送パイプ1220内部の気体圧力と同等まで下がった場合、気体ストックボトル1230は、中の高圧気体をエンジン1210に送らなくなる。この時、外界からの高圧気体を気体ストックボトル1230に供給する必要性が現われ、これにより、気体ストックボトル1230は引き続き高圧気体をエンジンに送ることができる。
気体ストックボトル1230に外界が提供する高圧気体をストックさせる為、気体ストックボトル1230は、一つの一方向弁1232を備えており、これにより、高圧気体を一方向弁1232から気体ストックボトル1230内に進入させることができる。外界からいかに高圧気体を提供させるかについては、図1に示したとおりであり、一方向弁1232には一つの気体スチールボトル130を外付け可能であり、並びに、気体スチールボトル130が提供する高圧気体を気体ストックボトル1230にストックする。これによって、気体ストックボトル1230内の気体圧力は気体輸送パイプ1220とエンジン1210の二者の内部気体圧力より高くなり、気体ストックボトル1230は高圧気体をエンジン1210に送ることができる。
またもう一つの高圧気体を外界から気体ストックボトル1230に供給する方法については、図2に示すとおりである。図2に示した動力のある乗り物200の大体の構成要素は、動力のある乗り物100と同様である故、ここでは重複叙述しない。但し、二つの動力のある乗り物の異なる点は、図2の動力のある乗り物200が、一つの気体スチールボトル130を代替する気体圧縮機230を含むことにある。気体圧縮機230は、車体110内部に配置されたもので、高圧気体を製造でき、並びに、高圧気体を気体ストックボトル1230内に注入することにより、気体ストックボトルは上述の高圧気体をストックする。これにより、気体ストックボトル1230内の気体圧力は、気体輸送パイプ1220とエンジン1210の二者の内部気体圧力より高くなる。
気体スチールボトル130と気体圧縮機230が気体ストックボトル1230内の高圧気体の圧力を増加させる他、一方向弁1232もまた、ガソリンスタンド、車道もしくは整備工場等で提供している高圧気体充填機を使って、気体ストックボトル1230内の気体高圧圧力を高めることが可能である。
また、気体ストックボトル1230には圧力計(未図示)を備えることも可能であり、気体ストックボトル1230内の高圧気体の圧力を表示することにより、動力のある乗り物100、200がいつ高圧気体を必要とするかを知ることができる。
エンジン1210に関しては、車体110を駆動させる実施例が多種ある。図3に、その中の車体110を駆動するエンジンの実施例を示した。図3は、エンジン1210のシリンダ300外観図であり、主には、シリンダ300の主な構成要素を提示している。シリンダ300の主な構成要素には、一つのシリンダ本体310、一つのプランジャー320、及び一つの伝動軸330を含む。
シリンダ本体310内部は中空であり、気体輸送パイプ1220と連結している。シリンダ本体310外部には一つの排気弁312を備え、それは高圧気体を排出するものであり、また、伝動軸330には一つの回転輪332及び一つの回転軸334を備えている。回転軸334と回転輪332は緊密結合(fasten)している。回転軸334の末端は、回転輪332の円心に結合しており、回転軸334の長軸と回転輪332の表面は概ね垂直である。伝動軸330は主にタイヤ112を回転させ、更に車体110を駆動するものである。
伝動軸330が車体110を駆動させる方式については、多種の実施例がある。伝動軸330の回転軸334が、車輪112と直接連結するか、伝動軸330が多数のカムやベルトを組み合わせて、車体110を駆動する。しかし、伝動軸330が車体110を駆動する方式については、これが本考案の特徴を制限するものでは決してない。
プランジャー320は、伝動軸330と連結する一つのプッシュ棒322を備えており、プッシュ棒322の末端は回転輪332上に枢着され、プッシュ棒322の末端を軸心として、回転輪332上で回転する。
エンジン1210がいかに車体110を駆動させるかをはっきり説明する為に、次に、図4A、4B、4Cの順番に、シリンダ300の作動見取図を示し、エンジン1210の車体110を駆動させる方法を開示する。
まず、図4Aを参照する。図4Aのシリンダ300は、図3の破線ABの断面図である。シリンダ本体310の内部において、プランジャー320は、プッシュ棒332を備える外、一つのプランジャー頭324を備えている。プランジャー頭324は、シリンダ本体310内部で上下移動するものである。プランジャー頭324の上下移動により、プッシュ棒322を動かし、更に伝動軸330を回転させる。
また、図4Aに示した気体輸送パイプ1220は、一つの絞り弁1224を備える。絞り弁1224は、気体輸送パイプ1220の断面面積の大きさをコントロールすることができ、これにより高圧気体の流量を調節する。絞り弁1224の機能については、後述の内容にて詳細説明する。
図4Aに示したのは、気体開閉弁1222を閉じた場合の、シリンダ300に高圧気体が無い状態である。シリンダ300の作動の流れをはっきり開示する為に、図4A、4B及び4Cに示した気体開閉弁1222には黒色と白色を用い、気体開閉弁1222が開いている時と閉じている時を示した。気体開閉弁1222が黒色であるなら、気体開閉弁1222が閉じた状態を示し、気体開閉弁1222が白色であるなら、気体開閉弁1222が開いている状態を示している。
図4Aに示した気体開閉弁1222は黒色である故、気体開閉弁1222が閉じた状態であることを示している。この時、シリンダ300内のプランジャー頭324はシリンダ本体310の上端に達している状態で、シリンダ本体310内には高圧気体はない。
続いて、図4Bを参照する。先の図4Aに示したものが気体開閉弁1222の閉じた状態であるのに対し、図4Bに示したものは気体開閉弁1222が開いた状態である。気体開閉弁1222が開いている故、気体ストックボトル1230内の高圧気体は、気体輸送パイプ1220に沿ってシリンダ300内に進入する。この時、シリンダ本体310内に進入した高圧気体がプランジャー頭324をプッシュして動かす。
押されて動いたプランジャー頭324によってプッシュ棒322が動かされ、また動かされたプッシュ棒322が回転輪332を押してそれを回転させると、回転軸334もまた回転する。よって、伝動軸330が回転することにより車体110を駆動する。
次に、図4Cを参照する。プランジャー頭324が気体ストックボトル1230からの高圧気体を受けることにより押し動かされ、プランジャー頭324は持続して下方向に移動、排気弁312が開かれる時、高圧気体は排気弁312から排出され、気体輸送パイプ1220の気体開閉弁1222が閉じることにより、高圧気体がシリンダ本体310内に送られるのを停止する。よって、プランジャー頭324は上方向に移動し、並びに、シリンダ本体310内の高圧気体を開かれた排気弁312から排出する。
シリンダ本体310内の高圧気体を排出する目的は、回転輪332を持続的に回転させる為であり、これにより伝動軸330は回転を続ける。プッシュ棒322は、回転盤332を押し動かしているが、回転中の回転盤332は、回転慣性モーメントの影響を受け、プッシュ棒322を上方向に動かす。もし回転盤332がプッシュ棒322を上向きに動かせない場合は、回転盤332を続けて回転させることはできず、伝動軸330に回転を続けさせることもできずに、車体110は移動不可能となる。シリンダ本体310内部の高圧気体がプランジャー頭324の上方向移動を阻止する為、回転盤332はプッシュ棒322を上方向移動させることができない。よって、伝動軸330もまた回転を継続させることが不可能となる。回転輪332を回転させてプッシュ棒322を上方向移動させる為には、排気弁312から高圧気体を排出させる必要がある。回転盤332がプッシュ棒322を上方向に移動させると、伝動軸330もまた回転を続けることができる。
プッシュ棒322が上方向に移動すると、プランジャー頭324もそれに伴い上方向に移動する。プランジャー頭324が上方向にシリンダ本体310の上端まで移動すると、シリンダ300は、図4Aに示した状態に戻る。その後、シリンダ300は更に図4B、4Cに示した状態を順に経過した後、再び図4Aに示した状態に戻る。このような循環によって、プランジャー320は上下往復運動を行い、伝動軸330によって車体110を駆動し、車体110を移動させる。
先に取り上げた絞り弁1224は、高圧気体の流量を調節する機能を備える。シリンダ300内のプランジャー320は、高圧気体によって押し動かされる故、高圧気体がプランジャー320を押し動かす力が大きいほど、伝動軸330の回転速度は速くなり、よって車体110の移動速度もアップする。もし高圧気体がプランジャー320を押し動かす力を大きくするなら、プランジャー320を押し動かす為に大量の高圧気体を送る必要がある。絞り弁1224は高圧気体の流量を増加させることができ、高圧気体のプランジャー320を押し動かす量が大きいほど、車体110の移動速度を加速できる。よって、絞り弁1224は、乗り物100、200の速度をコントロールするアクセルと言ってもよいであろう。
図5に、本考案のエンジンに関するもう一つの実施例を示す。図5に示したエンジン500の主な構成要素は、前述の実施例とほぼ同じである故、ここでは繰り返さないものとする。但し、図5と前述実施例の異なる点は、エンジン500が二つのシリンダ522、524及び気体切換弁510を備えた点にある。
シリンダ522、524の二者の主要構成要素は、シリンダ300(図3参照)に類似するが、ただ一つ異なる点は、伝動軸5230が一つの回転軸5234を備えて、二つの回転輪5232C、5232Dと緊密結合し、且つ、回転動軸5234の両端はどちらも回転輪5232C、5232Dの円心に連結した点にある。回転軸5234の長軸はどちらも、二つの回転輪5232Cと5232Dの表面とほぼ垂直になっている。また、回転軸5234上にはベルト5236を備える。伝動軸5230はベルト5236を動かして、車体110を駆動する。当然ながら、伝動軸5230はまたカム等その他的動力構成要素を動かしており、伝動軸5230が車体110を駆動する方法は、本考案の特徴を制限するものではない。エンジン500の外観はエンジン1210とは異なっているが、エンジン500のシリンダ522、524の作動方式は、シリンダ300と同じである。
気体切換弁510は気体輸送パイプ1220と連結する。気体切換弁510の機能は、高圧気体を二者択一してシリンダ522、524に進入するのを制限するものである。エンジン500には二つのシリンダ522、524がある故、交互に伝動軸5230の回転輪5232C、5232Dを回転させることができる。しかし、もしシリンダ522もしくは524が別々に交互に伝動軸5230を回転させるなら、高圧気体が同時にシリンダ522もしくは524に入らないように制限する必要がある。この為、気体切換弁510の使用が必要となる。気体切換弁510は伝動軸5230の回転に合わせて、周期的に二者択一して高圧気体をシリンダ522、524に送る。これにより、伝動軸5230は持続的に回転して、車体110を前進させることができる。また、気体切換弁510使用の長所は、エンジン1210のようなものを使用せずに、継続して気体開閉弁1222を開けたり閉じたりすることにより、車体110を駆動することができる点にある。
前述説明によりわかるとおり、本考案の動力システム120の作業原理は、高圧気体の圧力を動力源として、シリンダ522、524或いは300を動かして、車体110を移動させるものである。ここで言う高圧気体とは、例えば高圧空気、高圧ヘリウムガスもしくは高圧窒素ガスのような圧縮後の非可燃気体の他、液化気体(液化窒素もしくは液化ヘリウム)も使用できる。また、気体ストックボトル1230内に液化窒素もしくは液化ヘリウムを充填してもよい。液化窒素もしくは液化ヘリウムが液化相から気化に変化した時に生じる高圧気体を、動力システム120の動力源とする。気体ストックボトル1230内の液化窒素相が窒素ガスに変化した時、窒素の体積膨脹と、気体ストックボトル1230の固定容積により、気体ストックボトル1230内の気体圧力が大きくなると、シリンダ522、524もしくは300を動かすことができる。
上述したものをまとめると、本考案の交通手段としての乗り物は、ガソリンを動力源とする車両に取って代わることができる。これを使うと、地球規模でガソリンを使い切った後の、ガソリンが無い為に乗り物を動かすことができない状況を解決できる。また、交通手段としての乗り物の動力源が必要とする費用を削減し、日に日に高くなる石油価格による影響を受けずに済むようになる。
本考案は最良の実施例によって上述の如き開示したが、それは本考案を制限するものでは決してなく、いかなる本考案の領域を熟知し通常知識を持つ者は、本考案の精神と範囲を逸脱せずにいくらかの変更や修飾を加えることが可能である。よって、本考案の保護範囲は、添付した実用新案請求の範囲を基準とするものとする。
本考案に関する交通手段としての乗り物の見取図である。 本考案に関するもう一つの交通手段としての乗り物の見取図である。 本考案に関するエンジンのシリンダ外観図である。 案に関するシリンダの作動見取図である。 案に関するシリンダの作動見取図である。 案に関するシリンダの作動見取図である。 本考案に関するもう一つのエンジンのシリンダ外観図である。
符号の説明
100、200 動力のある乗り物
110 車体
112 タイヤ
114 ライト
120 動力システム
1210、500 エンジン
1220 気体輸送パイプ
1222 気体開閉弁
1224 絞り弁
1230 気体ストックボトル
1232 一方向弁
130 気体スチールボトル
140 電池
230 気体圧縮機
300、522、524 シリンダ
310 シリンダ本体
312 排気弁
320 プランジャー
322 プッシュ棒
330、5230 伝動軸
322、5232C、5232D 回転輪
334、5234 回転軸
510 気体切換弁
5236 ベルト

Claims (13)

  1. 動力システムであって、 一つのエンジンと、 非可燃気体である高圧気体をストックした一つの気体ストックボトルと、該エンジンと該気体ストックボトルに連結し、該高圧気体が該シリンダに進入する時に通過する一つの気体輸送パイプとにより構成される動力システム。
  2. 前記気体輸送パイプは一つの気体開閉弁を備えており、該気体開閉弁を開いた時、該高圧気体が該シリンダに進入し、該気体開閉弁を閉じた時、該高圧気体が該シリンダに進入するのを阻止することを特徴とする請求項1記載の動力システム。
  3. 前記エンジンは多数のシリンダを備えており、それぞれのシリンダは全て該気体輸送パイプと連結しており、該気体輸送パイプは一つの気体切換弁を備え、該気体切換弁は該シリンダと該気体開閉弁の間に配置することを特徴とする請求項2記載の動力システム。
  4. 前記気体輸送パイプは一つの絞り弁を備えており、該絞り弁は該エンジンと該気体輸送パイプの間に配置することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの1項記載の動力システム。
  5. 前記気体ストックボトルは液化気体をストックするものであり、該液化気体には液化窒素及び液化ヘリウムを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの1項記載の動力システム。
  6. 前記高圧気体には、高圧空気、高圧ヘリウムガスもしくは高圧窒素ガスを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの1項記載の動力システム。
  7. 前記気体ストックボトルは一方向弁を備えており、該高圧気体は該一方向弁から該気体ストックボトルに進入することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの1項記載の動力システム。
  8. 前記一方向弁には一つの気体圧縮機を外付けしており、該気体圧縮機は該高圧気体を該気体ストックボトルに提供してストックさせることを特徴とする請求項7記載の動力システム。
  9. 前記一方向弁は一つの気体スチールボトルを外付けしており、該気体スチールボトルは該高圧気体を該気体スチールボトルに提供してストックさせることを特徴とする請求項7記載の動力システム。
  10. 前記動力システムは、一つの交通手段としての乗り物の車体上に設けることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの1項記載の動力システム。
  11. 前記動力システムは、一つの交通手段としての乗り物の車体上に設けることを特徴とする請求項4記載の動力システム。
  12. 前記動力システムは、一つの交通手段としての乗り物の車体上に設けることを特徴とする請求項8記載の動力システム。
  13. 前記動力システムは、一つの交通手段としての乗り物の車体上に設けることを特徴とする請求項9記載の動力システム。
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