JP3133720U - ゴルフボールマーキング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴルフボールにマーキングする際、球体を露出させ、且つ一度に球体に方向線、地平線及びパターと平行する照準線など、数本をマーキングする。
【解決手段】球体マーキング尺1に中空の円孔11を具有し、第一アーチ型マーキング尺2は前記球体マーキング尺を跨ぎ、球体の半分より片端に傾いた場所で、第二アーチ型マーキング尺3の片端は第一アーチ型マーキング尺の中央処にて連結し、別端は球体マーキング尺と連結する。第一アーチ型マーキング尺と第二アーチ型マーキング尺が互いに直交し、該第二アーチ型マーキング尺は一本の細長い溝31を具有し、第三アーチ型マーキング尺4の片端は球体マーキング尺と連結し、別端は第一アーチ型マーキング尺の中央処と連結することで第三アーチ型マーキング尺と第一アーチ型マーキング尺は互いに直交し、第二アーチ型マーキング尺と直線で結ぶことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】球体マーキング尺1に中空の円孔11を具有し、第一アーチ型マーキング尺2は前記球体マーキング尺を跨ぎ、球体の半分より片端に傾いた場所で、第二アーチ型マーキング尺3の片端は第一アーチ型マーキング尺の中央処にて連結し、別端は球体マーキング尺と連結する。第一アーチ型マーキング尺と第二アーチ型マーキング尺が互いに直交し、該第二アーチ型マーキング尺は一本の細長い溝31を具有し、第三アーチ型マーキング尺4の片端は球体マーキング尺と連結し、別端は第一アーチ型マーキング尺の中央処と連結することで第三アーチ型マーキング尺と第一アーチ型マーキング尺は互いに直交し、第二アーチ型マーキング尺と直線で結ぶことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案はゴルフボールにマーキングする装置であり、特に同時に数本のラインをゴルフの表面にマーキングすることを特徴とするゴルフボールマーキング装置の構造に関する。
ゴルフは緑豊かで自然な中で体を鍛え、テクニックを高める独特で魅力のあるスポーツである。ゴルフ球場はティーグランドとグリーンなどを具有した帯状で広々とした敷地を持ち、ティーグラウンドに差し込んだティーにゴルフボールを載せ、それをクラブで打ち、最終的にグリーンにあるカップにボールを入れるのが目的である。特にパターを使って打つとき、打者はボールの前進方向やパターのボールと接触する角度を非常に重視する。
しかし、スムーズにボールをカップに収めるには、多くの練習量を積み、幾つかの補助ツールを使用しなければならない。公知の特許申請案第M272563号『ゴルフボールマーキング記号器』は、ゴルフボールを内部に設置し、打者が記号を記すために用いる。球状の蓋と台座によって構成し、該球状の上蓋はゴルフボールの上方外側に対応する半円の部品であり、該球状上蓋にマーキング孔及び記号孔を具有し、球状の上蓋の片端に回転軸を設置し、同時に上蓋の回転軸と相対する別端に突出した上蓋嵌合部品を設置する。球状の台座はゴルフボールの下方外側を覆う半円型の部品であり、該球状台座の縁に、ゴルフボールを露出して調整できる円形調整孔がある。該球状台座の片端に台座の回転軸を設置し、該台座の回転軸を運用し、球状の上蓋の回転軸と接続する。また、球状台座の回転軸と相対する別端に台座の嵌合部品があり、該台座嵌合部品は球状の上蓋の嵌合部品と嵌合することで、ゴルフボールを球状の上蓋と台座によってしっかりと挟まれて定置付ける。
上述のマーキング記号器を使用し、ゴルフボールの球体表面にマーキングできるが、球体にあるロゴやほかの図案にマーキングが被るのを避けるには、使用時にまず台座にて球体の位置を調整した後で上蓋を閉じる。しかし、パターに近い球体面に照準線を描くことができず、また、同時に数本或は360度の軸線を描けない。別のマーキングを引く時には再び上蓋を開け、球体の位置を調整しなければならない。打者が数本のマーキングを描く時、マーキングが一周することも、マーキングの終始を正確に繋げることができないため不便である。台座の底部に穴を具有するが、ボールを台座に入れた後、該球体は一部露出し、打者は球体を転がすことができる。しかし、上蓋のマーキング孔が小さいため、球体表面の図案が明確にみえず、頻繁に球体表面の図案にマーキングが被って暈してしまうほか、球体の軸線を描くと同時に球面に合わせて球体を回転することができないなど、不便な点が多いため、改善する必要があった。
台湾特許申請案第M272563号明細書
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案はゴルフボールにマーキングする際、球体を露出させ、且つ一度に球体に方向線、地平線及びパターと平行する照準線など、数本をマーキングする。或は随意に球面を回転し、球面に印刷されている各種の記号を避けられる装置を提供することを主な課題とする。
前記課題を解決するために、本考案のゴルフボールマーキング装置は、球体マーキング尺及び第一、第二、第三アーチ型マーキング尺から構成されている。球体マーキング尺の内部に中空の円孔を具有し、第一アーチ型マーキング尺は該球体マーキング尺を跨ぎ、該第一アーチ型マーキング尺の設置する場所は、球体の半分より片端に傾いた場所である。第二アーチ型マーキング尺の片側は、前記第一アーチ型マーキング尺の中央処にて連結し、別端は球体マーキング尺の片端と連結することで、第一アーチ型マーキング尺と第二アーチ型マーキング尺が互いに直交する。第三アーチ型マーキング尺の片側は球体マーキング尺と連結し、別端は第一アーチ型マーキング尺の中央処と連結することで、第三アーチ型マーキング尺は第一アーチ型マーキング尺と直交し、第二アーチ型マーキング尺と直線で結ぶ。
本考案は中空の円孔及び第一、第二、第三アーチ型マーキング尺の設置により、球体を露出して随意に球面を回転でき、且つ一度に球体に方向線、地平線及びパターと平行する照準線など、数本のマーキングをすることができる上、マーキングの終始がずれることなく、球面に印刷されている各種の記号を避けることができる。
本考案によるゴルフボールマーキング装置の構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。図1及び図2が示すのは、本考案の外観立体及び側面略図である。主にゴルフボールの球体表面に同時に数本のマーキングを描くマーキング装置10は円形球体マーキング尺1を具有し、該球体マーキング尺1内に中空の円孔11を具有し、球体マーキング尺1の片側に第一アーチ型マーキング尺2があり、該第一アーチ型マーキング尺2の設置場所は球体マーキング尺1の半分より片端に傾いた場所とすることで、第一アーチ型マーキング尺2によって描く照準線が視覚的に球体の片側に傾くため、パターを握るとき、パターと球体の照準線の距離が接近し、目測するのに便利である。該第一アーチ型マーキング尺2の中央に第二アーチ型マーキング尺3が連結し、第二アーチ型マーキング尺3の片端は中空の円形球体マーキング尺1と連結することで、第一アーチ型マーキング尺2と第二アーチ型マーキング尺3が直交する。該第二アーチ型マーキング尺3に細長い溝31を具有し、該溝31にペンの先を入れ、球体(図に未掲載)の表面に方向指標線を描くことができる。また、該第二アーチ型マーキング尺3と第一アーチ型マーキング尺2の連結する場所に、対応する二つの欠け口32を設置し、該欠け口32により、第一アーチ型マーキング尺2と第二アーチ型マーキング尺3によって描かれるラインが互いに垂直で隣接し、第二アーチ型マーキング尺2を使って描くゴルフパターの照準線の二本のラインの初めと終わりの距離がより接近することができる。第二アーチ型マーキング尺3と直交し、球体マーキング尺1の中央両側にアーチ型固定枠33を形成することで、本考案は確実な安定性と美観を備える。また、アーチ型固定枠33を利用し、ゴルフボール軸線マーキング尺として、ゴルフボールに軸線を描くこともできる。アーチ型固定枠33でゴルフボール軸線を描く場合、該機能は第一アーチ型マーキング尺2と類似するため、説明を省略する。
該第一アーチ型マーキング尺2の中央に第三アーチ型マーキング尺4が連結し、該第三アーチ型マーキング尺4の別端は中空の円形球体マーキング尺1と連結することで、第三アーチ型マーキング尺4と第一アーチ型マーキング尺2は直交する。該第三アーチ型マーキング尺4の片端と第二アーチ型マーキング尺3の溝31は垂直に交わるため、溝31によって描かれたラインと第三アーチ型マーキング尺4の片端で描かれたラインは一直線になる。
該球体マーキング尺1の中空円孔11の壁上縁13は、ゴルフボールの球体表面に一本の360度の地平線を描くことができる。打者がボールを打つとき、素早く地平線とグリーンが平行しているのかを目測することで、ゴルフボールを打つ方向指標の精密度を測り、調整できるため、正確にボールを打てる。図2及び図3が示すのは、本考案のマーキング装置の側面及び俯瞰略図である。第一、第二、第三アーチ型マーキング尺2、3、4がそれぞれ半円球体状として球体マーキング尺1の片側に設置し、第一、第二、第三アーチ型マーキング尺2、3、3と球体マーキング尺は互いに接続する間に透かし彫り部分5を形成し、該透かし彫り部分5により打者はボールを回転し、球体表面のベストポジションを調整できるため、球体のロゴ或は文字の上にマーキングするのを防止する。
図4が示すのは、本考案のマーキング装置の使用状態略図である。打者がグリーンでパターする前に、マーキング装置10でボールにマーキングする。該マーキング装置10にゴルフボールの球体6を嵌め、打者は透かし彫り部分5を利用して球体6を回転し、球体6表面のベストポジションを調整することで、球体のロゴ或は文字にマーキングするのを防止する。
位置調整後、打者は筆記具のペン先(図に未掲載)を第一アーチ型マーキング尺2の内側に沿って描けば、視覚的に球面の片側に傾いたパターの照準線7(図6参照)を描けるため、ボールを打つとき、照準線とパターがさらに平行に近づき、容易に目測でパターと照準線7が互いに平行を保っているのかが分かり、正確な角度でボールを打つことができる。
更にペン先を第二アーチ型マーキング尺3の溝31及び第三アーチ型マーキング尺4の片側でマーキングすると、カップの方向に向かった方向指標線8(図6参照)を描き、打者がボールを打つと、ボールが転がる方向が正確か、傾いているのかがはっきり見える。
更にペン先を第二アーチ型マーキング尺3の溝31及び第三アーチ型マーキング尺4の片側でマーキングすると、カップの方向に向かった方向指標線8(図6参照)を描き、打者がボールを打つと、ボールが転がる方向が正確か、傾いているのかがはっきり見える。
図5が示すのは、図4の俯瞰略図である。球体6をマーキング装置10の中に入れ、該球体6の半分は球体マーキング尺1の片側外部に露出する。中空円孔11の壁面上縁13を利用し、ゴルフボールの球体6表面に360度の地平線9(図6参照)を描くことで、打者がボールを打つ時、素早く地平線9がグリーンと平行に保っているのか、球体の水平度を目測することで、ゴルフボールを打つ方向を測り、調整することができるため、正確に打つことができる。
図6が示すのは、本考案のゴルフボールの球体マーキング完成略図である。図に示すのは、打者がマーキング装置10を利用し、球体6の表面に数本のラインを引いた後、球体6をグリーンに置いている状態である。この時、打者は球体6の表面に描いた地平線9が地面と平行しているか否か確認できる。地平線9とグリーンが平行する場合、球体方向指標線8は比較的精確と判断され、打者はパターを球体6の片側で照準を合わせる場合、再度パターは照準線7と平行を保つか否かを見る。平行である場合、打者は球体6をグリーンのカップにボールを転がす途中、方向指標線8から球体6が転がるルートが偏っていないかが分かる。よって、球体6表面に描かれた照準線7、方向指標線8及び地平線9により、ゴルフボールの位置及びパターした角度を目測で測り、及び調整する。
図7及び図8が示すのは、本考案の第2の実施例及び嵌合式略図である。球体マーキング尺1に穴12及び関節部14を具有し、更にベルト20及びベルト20の片端に回転軸201を具有する。該回転軸201は前述の関節部14に接続し、ベルトを形成することで、本考案をアーチ型に開閉することで、ゴルフボール6を容易に出し入れすることができる。ベルト20の片端にU字型の弾性嵌合部202を含み、該嵌合部202を該球体マーキング尺1の穴12に入れることでベルト20を固定する。更にベルト20のゴルフボールと接する面には、少なくとも一つの凸ブロック203を設置することで、ゴルフボール6表面にある凹凸模様としっかり嵌合することで、ゴルフボール6を本考案にセットした際、該球体6はマーキング装置10にしっかりと固定するため、打者が球体6表面にマーキングするのも容易くなる。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本考案の構想に基づく各種の変化や修正など、同じ効果が生まれる場合は、全て本考案の権利範囲とする。
10マーキング装置
1球状マーキング尺
11円孔
12 穴
13上縁
14関節部
2第一アーチ型マーキング尺
3第二アーチ型マーキング尺
31溝
32欠け口
33アーチ型固定枠
4第三アーチ型マーキング尺
5透かし彫り部分
6ゴルフボール
7照準線
8方向指標線
9地平線
20固定ベルト
201 回転軸
202 嵌合部分
203 凸ブロック
1球状マーキング尺
11円孔
12 穴
13上縁
14関節部
2第一アーチ型マーキング尺
3第二アーチ型マーキング尺
31溝
32欠け口
33アーチ型固定枠
4第三アーチ型マーキング尺
5透かし彫り部分
6ゴルフボール
7照準線
8方向指標線
9地平線
20固定ベルト
201 回転軸
202 嵌合部分
203 凸ブロック
Claims (5)
- 球体マーキング尺と第一、第二、第三アーチ型マーキング尺を含み、
球体マーキング尺に中空の円孔を具有し、
第一アーチ型マーキング尺は前記球体マーキング尺を跨ぎ、該第一アーチ型マーキング尺の設置する場所は、球体の半分より片端に傾いた場所であり、
第二アーチ型マーキング尺の片端は、前記第一アーチ型マーキング尺の中央処にて連結し、別端は球体マーキング尺と連結することで、第一アーチ型マーキング尺と第二アーチ型マーキング尺が互いに直交し、該第二アーチ型マーキング尺は一本の細長い溝を具有し、
第三アーチ型マーキング尺の片端は球体マーキング尺と連結し、別端は第一アーチ型マーキング尺の中央処と連結することで、第三アーチ型マーキング尺と第一アーチ型マーキング尺は互いに直交し、第二アーチ型マーキング尺と直線で結ぶことを特徴とするゴルフボールマーキング装置。 - 前記第二アーチ型マーキング尺と第一アーチ型マーキング尺の連結する場所に、相対的に欠けた二つの欠け口を設けることを特徴とする請求項1記載のゴルフボールマーキング装置。
- 前記第二アーチ型マーキング尺と直交し、球体マーキング尺1の中央両側にアーチ型固定枠33を形成することを特徴とする請求項1記載のゴルフボールマーキング装置。
- 前記球体マーキング尺は関節部及び穴を具有することを特徴とする請求項1記載のゴルフボールマーキング装置。
- 固定ベルトは嵌合部及び回転軸を具有し、該回転軸は該関節部と結合し、嵌合部は穴と嵌合することを特徴とする請求項4記載のゴルフボールマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003360U JP3133720U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | ゴルフボールマーキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007003360U JP3133720U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | ゴルフボールマーキング装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220002503U (ko) * | 2021-04-12 | 2022-10-19 | 이영석 | 골프공 라이너 |
-
2007
- 2007-05-10 JP JP2007003360U patent/JP3133720U/ja not_active Expired - Fee Related
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