JP3132947U - 鳥獣忌避装置 - Google Patents

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将太 外間
祐樹 高原
聖季 比嘉
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朝光 上原
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知念 豊孝
朝光 上原
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Abstract

【課題】従来の鳴子の音や鏡類の反射光は風の力による、風が弱い時や無風の場合にも音や反射光を発生させて鳥獣の侵入を防ぐ。
【解決手段】片面または両面が鏡面仕上げされた金属薄板を少なくとも1枚以上を垂直方向にバネ等で吊り下げるように一辺を固定し、振動手段で金属薄板を水平方向に振動させることで、鳥獣の嫌がる音が遠方まで響きわたり、また反射光が四方八方に乱反射され、鳥獣を忌避することができる効果を有した構造にした。
【選択図】図1

Description

本考案は、農作物や果樹の鳥獣による食害の被害を防ぐために鳥獣が田畑や果樹園等に侵入するのを妨げる鳥獣忌避装置に関するものである。
従来、鳥獣忌避は鳴子や太陽光を反射する鏡類あるいは、鷹などの猛禽類の目をあしらった物を吊り下げ風で揺らすことで鳥獣の嫌がる音や太陽の反射光によって行われていた。
また、古くから案山子は鳥類の忌避方法として広く知られていて人と勘違いすることを利用したものである。
近年、実願平7−30077に示されるような磁石による地磁気の乱れを起こし鳥害防止する技術もある。また、実願平11−9035に示されるような爆発音を自動的に発生させ害鳥を撃退するような技術も提供されている。
従来の鳴子の音や鏡類の反射光は風の力によるものであり、風が弱い時や無風の場合には音や反射光が発生せずに鳥獣の侵入を防ぐ効果が得られずにいた。
また、案山子や猛禽類の目をあしらった装置と磁石と反射板を組合せた装置も鳥獣の高い学習能力により一時的な侵入防止効果に終わっていた。
そして、爆発音を利用した技術も大掛かりな装置が必要であった。
本考案は、このような従来の問題を解決しようとするもので、簡易的装置で鳥獣忌避の効果を長期間持続さる鳥獣忌避装置を提供することを目的とする。
本考案は、前記課題を解決するために請求項1によれば、片面または両面が鏡面仕上げされた金属薄板を少なくとも1枚以上を垂直方向にバネ等の弾性体で吊り下げるように上端を固定し、振動手段で金属薄板を水平方向に振動させることで、鳥獣の嫌がる音が遠方まで響きわたり、また反射光が四方八方に乱反射され、鳥獣を忌避することができる効果を有した構造にした。
本考案において「金属薄板」とは振動をあたえて音が生じる金属板や穴の開いた金属板のことを言う。
さらに、金属薄板に金属棒や鈴等を吊り下げぶつかり合うことで音が出るものも「金属薄板」に含むものとする。
また、「バネ等の弾性体」とは金属バネやゴム類・紐・布など振動を緩衝する材質も含むものとする。
請求項2は、3つの金属薄板を同軸円周面上にそれぞれが120度の角度でずれて同じ高さで配置されおり、ギアモーターの回転により3つ同時に同じ振動をあたえたり、それぞれを順番に振動をあたえることで金属薄板の発生音の強弱やリズムを調節することができる。
そして、風の強弱に影響されることなく害鳥が活動する日出から日没までの間、金属薄板の振動を一定時間の振動と停止を繰返すように電子制御器でギアモーターを駆動するように構成されている。
ところで、請求項1に記載の鳥獣忌避装置を設置するほとんどの場所において商業用電源がないため、請求項4に記載の太陽光発電装置を電源とする。その発電装置は小形の簡易式であり、太陽電池パネルと過充電防止器、蓄電池から構成されギアモーターと電子制御に電気を供給している。
請求項5は、地面に垂直に立てた一本の金属支柱の上部に金属薄板を振動させる振動手段を固定し、その下部の金属支柱に設けられた金属枝支柱に太陽電池パネルを固定する。
そして、地面より高い位置の金属支柱に電子制御が収まったコントロールボックスと蓄電池が入ったバッテリーボックスをそれぞれ固定し、鳥獣忌避装置全体がコンパクトに収まるように構成した。
なお、金属支柱に固定される請求項1や請求項3のコントロールボックス、請求項4の太陽電池パネル・バッテリーボックスの固定は、今回脱着が容易なボルト・ナットでの締め付けを行った。
そのため、装置を移動したり台風の際には素早く装置を避難させることができる。また、本考案においては、今回ボルト・ナットを用いており、組み立て分解が簡単にできるため維持管理や点検作業も容易に行うことができる。
本考案は、片面または両面が鏡面仕上げされた金属薄板を少なくとも1枚以上を垂直方向にバネ等の弾性体で吊り下げるように上端を固定し、振動手段で金属薄板を水平方向に振動させることで、鳥獣の嫌がる音が遠方まで響きわたり、また反射光が四方八方に乱反射され、鳥獣を忌避することができる。
また、害鳥が活動する日出から日没までの間、金属薄板の振動を一定時間の振動と停止を繰返すように太陽光発電装置の電気を用いて電子制御器で振動手段を駆動するように構成されているために、風の強弱に影響されることなく鳥獣が田畑や果樹園等に侵入するのを長期間持続させ食害を防ぐことができる。
そして、金属支柱に鳥獣忌避装置全体がコンパクトに収まるように構成され、振動手段の脱着が容易にできる構造であるため組み立て分解が簡単にでき一定期間毎に装置の設置する場所を自由に選ぶことができるため、鳥獣の高い学習能力を抑え、鳥獣が本考案の鳥獣忌避装置に慣れてしまわないようにしている。
本考案の鳥獣忌避装置を実施形態に基づいて図示で説明する。図1は本考案の実施例の全体構成を示す概略斜視図である。図2は同実施例の振動手段の往復スライダークランク機構概略斜視図である。図3は往復スライダークランク機構連接棒動作概略図である。図4は同実施例の支持バネと金属薄板構成概略斜視図である。図5は金属薄板動作概略図である。図6はバネ固定金具に支持バネの固定を示す支持バネの固定正面詳細図である。図7は支持バネの固定側面詳細図である。図8は支持バネと金属薄板の固定正面詳細図である。
図9は支持バネと金属薄板の固定断面詳細図である。図10は金属薄板と連接棒固定断面図である。図11は金属支柱固定概略斜視図である。
このように、図1の実施例概略斜視図に示されているように金属支柱7は地面13に埋め込まれて固定されているか、あるいは図11の金属支柱固定概略斜視図に示されているように、地面13に打ち込まれた金属パイプ24にパイプクランプ25で固定されている。
そして、図1の金属薄板1Aは2箇所で図8と図9の支持バネと金属薄板の固定正面詳細図および固定断面詳細図に示されているように薄板補助材20A、20Bに挟まれてネジ21とナット22でバネ固定芯材23に固定されている。そして、バネ固定芯材23は支持バネ2の下部に固定されている。
支持バネ2の上部は図6、図7の支持バネの固定正面詳細図および固定側面詳細図に示されているように、バネの一部が食い込むようにバネ固定金具4に平ワッシャ19とネジ18で固定されている。そして、図4のバネ固定金具4は固定金具桟5を介して天板6に固定されている。
そのため、金属薄板1Aはバネ固定金具4より支持バネ2を介して吊り下げられ固定されている。
さらに、金属薄板1Aは図10に示されているように薄板補助材20A、20Bに挟まれてナット22で連接棒3と固定されている。そのため、金属薄板1Aは連接棒3を介し図2の往復スライダークランク機構概略斜視図の平歯車15Aまたは15B、15Cにクランクピン17で固定されていて、図3の往復スライダークランク機構連接棒動作概略図の連接棒3の往復運動が図4の金属薄板1Aに伝わる構造になっている。
そのため、図3のギアモーター14の回転により連接棒3の往復運動の動きに合わせて図5の金属薄板1Aが水平方向に揺れ動き金属薄板特有の音の発生と同時に金属薄板の鏡面による太陽光の反射が行われる。
そして、図2のギアモーター14の回転がピニオンギア16を介して平歯車15Aおよび15B、15Cを回転させると、それぞれの平歯車のクランクピン17に連結されたそれぞれの連接棒3が往復運動を起こす。
すると、その動きが図1の金属薄板1Aおよび1B、1Cに伝わり金属薄板を振動させ、鳥獣の嫌がる音が遠方まで響きわたり、また反射光が四方八方に乱反射され、鳥獣を忌避することができる。
ところで、鳥獣は学習能力が高いため鳥獣の嫌がる大きな音や鏡面による反射光でも単調になると慣れてしまい鳥獣忌避の効果が得られなくなる。
そのため、本考案においては図1のコントロールボックス11内の電子制御器で図2のギアモーター14の駆動を制御し、金属薄板1Aおよび1B、1Cの振動時間帯を任意に設定することがでる。
また、本考案が稼動するための電力供給は、図1の最大出力26Wの太陽電池パネル9で発電した電気をバッテリーボックス12の蓄電池12V3Ah/10HRの2つに充電する事で、その電気をコントロールボックス11内の電子制御器とギアモーター14に供給している。
そして、稼動は金属薄板の1Aおよび1B、1Cは幅150mm、長さ910mm、厚さ0.3mmの大きさのステンレス板それぞれが1分間に130回の振動をするように調整されている。制御は日出から日没までの間、30分毎に5分間だけ振動を行うが、その振動も5分間の中で15秒毎に振動と停止を繰り返しながら金属薄板を振動させることで鳥獣が本考案の鳥獣忌避装置に慣れてしまわないようにしている。
本考案の図1に示す鳥獣忌避装置は電子制御によるギアモーターの稼働により無風状態においても金属薄板を振動させることができ、鳥獣の嫌がる音が遠方まで響きわたり、また反射光が四方八方に乱反射され、鳥獣を忌避することができる。
また、商業用電源が無い場所でも利用できるよう太陽電池パネルを用いることで、場所を選ばず利用することが可能で、鳥獣忌避装置全体がコンパクトに収まるように構成されているため、設置場所を自由に変更することで鳥獣が本考案の鳥獣忌避装置に慣れてしまわないようにしている。
本考案の全体構成を示す実施例概略斜視図である。 同実施例の振動手段の往復スライダークランク機構概略斜視図である。 同実施例の往復スライダークランク機構連接棒動作概略図である。 同実施例の支持バネと金属薄板構成概略斜視図である。 金属薄板動作概略図である。 支持バネ固定正面詳細図である。 支持バネ固定側面詳細図である。 支持バネと金属薄板の固定正面詳細図である。 支持バネと金属薄板の固定断面詳細図である。 金属薄板と連接棒固定断面図である。 金属支柱固定概略斜視図である。
符号の説明
1A 金属薄板
1B 金属薄板
1C 金属薄板
2 支持バネ
3 連接棒
4 バネ固定金具
5 固定金具桟
6 天板
7 金属支柱
8 金属枝支柱
9 太陽電池パネル
10 カバー
11 コントロールボックス
12 バッテリーボックス
13 地面
14 ギアモーター
15A 平歯車
15B 平歯車
15C 平歯車
16 ピニオンギア
17 クランクピン
18 ネジ
19 平ワッシャ
20A 薄板補助材
20B 薄板補助材
21 ネジ
22 ナット
23 バネ固定芯材
24 金属パイプ
25 パイプクランプ

Claims (5)

  1. 垂直方向に吊り下げた金属薄板の上端を水平方向に振動して振動させることで、金属薄板特有の音の発生と金属薄板面による太陽光の乱反射を生じさせ、鳥獣を忌避させる効果を有した構造を特徴とする鳥獣忌避装置。
  2. 複数設置した金属薄板をそれぞれ弾性手段で吊り下げ、同時又は個別に振動させることができる請求項1に記載の鳥獣忌避装置。
  3. 金属薄板の振動を日出から日没までの間、一定時間の振動と停止を繰返す電子制御を有する請求項1または請求項2に記載の鳥獣忌避装置。
  4. 太陽光発電装置を備え、その電源をモーター及び電子制御に用いることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の鳥獣忌避装置。
  5. 垂直に立てた支柱に金属薄板を振動させる振動手段と、太陽光発電装置を固定する小形で簡易式な請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の鳥獣忌避装置。
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