JP3131123B2 - 無線通信装置による会議接続システム - Google Patents

無線通信装置による会議接続システム

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JP3131123B2
JP3131123B2 JP07122436A JP12243695A JP3131123B2 JP 3131123 B2 JP3131123 B2 JP 3131123B2 JP 07122436 A JP07122436 A JP 07122436A JP 12243695 A JP12243695 A JP 12243695A JP 3131123 B2 JP3131123 B2 JP 3131123B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置による会
議接続システムに関し、特に無線ネットワークを使用し
た無線通信装置間の会議接続および暗号キーの配布を行
うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信装置による会議接続では、招
集者が会議参加者宛に会議参加要求フレームを送信し、
会議参加者からの応答フレームを確認した後に順次会議
に参加させていくという方式があるが、この方式は招集
者が全参加者のアドレスをあらかじめ知っておく必要が
あり、招集者にかかる負荷が非常に大きい。
【0003】特開平5−48746号公報には、この問
題点を解決するため、会議参加者がそれぞれ会議専用に
設定された特番やコードを使って会議接続要求を行うこ
とにより、招集者にかかる負担を軽減する方式が開示さ
れている。この方式は、会議接続が可能な電子交換機に
おいて、会議参加者がそれぞれ事前に通知された会議開
催に関する会議招集特番や識別コード等の情報を得、任
意の電話機から会議招集特番をダイヤルし、その後で識
別コードをダイヤルすることで、電子交換機が会議招集
特番を基に会議を特定し、またその会議の参加資格を判
断するためのIDとダイヤルされた識別コードとを比較
し、合致していれば、その電話機を会議接続に参加させ
る方式である。
【0004】会議接続する場合の暗号キーの配布に関し
て、特開平6−197105号公報には、同報暗号キー
の配送に非常に時間がかかるという問題点を解決するた
めに、任意の同報グループに対する同報暗号通信を行う
場合に使用する全局共通の同報暗号キーの配布を速やか
に実現する配送装置が開示されている。これは、公開鍵
暗号的手法を利用した同報暗号キー配送方式で、親局が
同報暗号キーをグループ内の各子局に配布する場合、そ
れぞれの局間用暗号キーで同報暗号キーを暗号化して、
それをリストにまとめ、全員に同報送信し、この同報さ
れたリストを受信した子局はリスト中から自分の暗号キ
ーで解読できるものを探し出して同報暗号キーを得る方
式である。この場合、親局と子局ははあらかじめ局間暗
号キーをそれぞれについて共有しておく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子交換機や
電話機などの通信装置の会議接続、また同報暗号キーの
配布手段においては、次のような課題があった。
【0006】・電子交換機による会議接続に関しては、
会議参加者はあらかじめ会議招集者から通知される会議
招集特番や識別コードを知っておく必要がある。招集者
がこれらの情報を通知するためには、あらかじめ全会議
参加者の電話番号を知っておく必要があり、事前に電話
番号がわからない電話機は会議に参加できない。
【0007】・同報暗号キーの配布手段に関しては、親
局と子局間で局間暗号キーを共有しておく必要がある。
この局間暗号キーを共有しておくためには、親局があら
かじめグループ内の全子局のアドレスを知っておく必要
があり、事前にアドレスがわからない子局とは局間暗号
キーを共有することができない。
【0008】また、通信内容の秘密保持等に関して次の
ような課題があった。
【0009】・電子交換機の会議接続に関しては、会議
招集特番や識別コードの事前配布を行う時点で、これら
の情報が部外者にもれた場合は簡単に会議に参加され、
会議接続完了後に送受信される情報が外部にもれるおそ
れがある。
【0010】・同報暗号キーの配布手段に関しては、不
特定者の通信装置への同報暗号キーの配布の場合、通信
装置間であらかじめ局間暗号キー等の共通の情報を持た
せておくことはできない。何らかの方法で局間暗号キー
を共有したとしても、親局で同報暗号キーを局間暗号キ
ーで暗号化したり、子局でリストから自分の局間暗号キ
ーで暗号化された同報暗号キーを取り出すなど手順がわ
ずらわしい。
【0011】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、事前に会議参加者のアドレスや会議招集コ
ードなどの情報を通信装置に持たせておく必要がなく、
不特定の通信装置が会議接続に自由に参加できる無線通
信装置による会議接続システムを提供することを目的と
する。
【0012】また、同報暗号キーや会議参加資格を判断
するための識別コードなどのセキュリティに関する情報
を外部にもらさないように不特定者の通信装置に簡単に
かつ速やかに配布する無線通信装置による会議接続シス
テムを提供することを目的とする。
【0013】更に、無線基地局の持つ機能を各無線通信
装置を持たせることで、無線基地局なしに場所を選ばず
会議接続を実現可能な無線通信装置による会議接続シス
テムを提供する目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、無線通信装置は、複数の無線通信装置間で会議
接続通信を行う第1の無線通信手段と、前記会議接続通
信時に必要なユーザ名及びアドレスからなるユーザ情報
を無線基地局に設定および取得するために使用する第2
の無線通信手段を備えており、所定の位置に設置されて
いるユーザ情報の記憶手段を備えた無線基地局から一定
の距離に近づいた際に、無線基地局記憶されたユーザ
情報を第2の無線通信手段を使って受信して自動的に
第1の無線通信手段を使って複数の無線通信装置間で
議接続することを特徴とする請求項1に記載の無線通信
装置による会議接続システムによって達成される。
【0015】本発明によれば、前述の目的は、前記記憶
手段が記憶するユーザ情報は会議接続通信時のデータを
暗号化する暗号キーを含んでおり、ユーザ情報を取得す
るための前記無線通信装置の第2の無線通信手段は、無
線基地局と通信していることが特定可能な通信手段であ
り、無線基地局から限定されたエリアでのみ通信可能な
赤外線または電磁誘導を含む媒体による短距離無線通信
手段であり、前記無線通信手段の第1の無線通信手段
は、無線基地局と通信していることが特定不可能な通信
手段であり、無線基地局からの距離に限定されず無線通
信装置間で会議接続通信が可能な小電力無線を含む媒体
による長距離無線通信手段であることを特徴とする請求
項2に記載の無線通信装置による会議接続システムによ
って達成される。
【0016】本発明によれば、前述の目的は、前記無
通信装置が無線基地局と同様なユーザ情報を記憶する
憶手段を備えており、ある1つの無線通信装置をリーダ
ーとし、そのユーザ情報をキーにして会議接続を実現す
るシステムであり、リーダー以外の無線通信装置は、リ
ーダーの無線通信装置から一定の距離に近づいた際に
第2の無線通信手段を用いて自動的にリーダーの無線通
信装置に記憶されたユーザ情報を受信することによって
場所を限定せずに会議接続を実現することを特徴とする
請求項3に記載の無線通信装置による会議接続システム
によって達成される。
【0017】
【作用】請求項1に記載の無線通信装置による会議接続
システムにおいては、会議接続を行おうとするリーダー
となる無線通信装置は、第2の無線通信手段により無線
基地局と通信し、無線基地局の記憶手段は受信したリー
ダーのユーザ情報を記憶する。その後、会議に参加しよ
うとする無線通信装置は、無線基地局から一定の距離に
近づいて第1の無線通信手段により無線基地局と通信を
行ってリーダーのユーザ情報を受信し、そのユーザ情報
に含まれるリーダーのアドレスを基に各無線通信装置の
ユーザ情報を含む会議参加要求フレームを第2の無線
信手段によリーダー宛に送信する、順次各無線通信装
置がこの手順を繰り返すことで、リーダーの無線通信装
置には自動的に全参加者の無線通信装置のユーザ情報が
登録される。リーダーが全参加者のユーザ情報を全無線
通信装置に送信することで、全無線通信装置が会議接続
されている無線通信装置のユーザ情報を互いに共有する
ことができる。
【0018】これにより、事前に全参加者の無線通信装
置のアドレスを知ることなしに、会議接続を行おうとす
る位置に無線基地局があれば、特定の無線通信装置がリ
ーダーになることにより、不特定者の無線通信装置が自
動的に無線ネットワークの会議接続を行うことが可能と
なる。
【0019】請求項2に記載の無線通信装置による会議
接続システムにおいては、会議接続を行おうとするリー
ダーとなる無線通信装置は、その場でその会議接続に使
用する暗号キーを任意にまたは乱数を用いて毎回違う値
に設定し、まず無線基地局と通信していることが特定可
能な通信手段であり、無線基地局から限定されたエリア
でのみ通信可能な短距離通信手段により無線基地局にユ
ーザ情報および暗号キーを登録する。その後、会議に参
加しようとする無線通信装置は、無線基地局に近づい
距離通信手段により、あらかじめリーダーが登録した
ユーザ情報および暗号キーを読み込む。そして、会議接
続された無線通信装置間での通信は、無線基地局と通信
していることが特定不可能な通信手段であり、無線基地
局からの距離に限定されず無線通信装置間で会議接続通
信が可能な長距離通信手段により、この暗号キーで通信
フレームを暗号化して行う。
【0020】これにより、事前に暗号キーを全参加者の
無線通信端末に持たせておいたり、低速な公開鍵暗号的
手法を利用した同報暗号キー配送方式を用いたりするこ
となしに、会議接続時に使用する暗号キーをその場でリ
ーダーとなる無線通信装置で設定し、短距離通信手段に
より無線基地局に登録することで、無線基地局に近づい
た無線通信装置にのみ暗号キーを配布することが可能と
なる。
【0021】請求項3に記載の無線通信装置による会議
接続システムにおいては、会議接続を行おうとするリー
ダーとなる無線通信装置は、暗号キーを使用する際には
その場でその会議接続に使用する暗号キーを任意にまた
は乱数を用いて毎回違う値に設定し、会議接続を行う他
の無線通信装置からの会議接続要求フレームを持つ。会
議に参加しようとする無線通信装置は、リーダーの無線
通信装置から一定の距離以内に近づいて第2の無線通信
手段により、ユーザ情報および暗号キーを読み込む。そ
して、会議接続された無線通信装置間での通信は、第2
の無線通信手段により、この暗号キーで通信フレームを
暗号化して行う。
【0022】これにより、無線基地局の持つユーザ情報
および暗号キーを配布する機能を無線通信装置に付加す
ることにより、リーダーの無線通信装置から各参加者が
順次ユーザ情報および暗号キーを読み込み、リーダー宛
てに会議参加要求フレームを送信することで、リーダー
の無線通信装置がどれであるかを全参加者が事前に知っ
ていれば、基地局のない場合でも会議接続を行うことが
可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の無線通信装置による会議接続
システムの第1の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
【0024】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例のシステムは、無線通信装
置101〜103と、無線基地局104とで構成されて
いる。 各無線通信装置は、ユーザ情報を通信する手段
としての比較的通信距離の短い媒体である赤外線や電磁
誘導などを用いた短距離無線通信制御部110と、短距
離無線通信制御部110を用いてユーザ情報の送受信プ
ロトコルの制御を行うユーザ情報通信制御部111と、
自身のユーザ情報を記憶する自ユーザ情報記憶部112
と、会議接続が行われたときに得られる他の会議参加者
の無線通信装置のユーザ情報を記憶する他ユーザ情報記
憶部113と、無線通信装置間でデータ通信を行う手段
としての比較的通信距離の長い媒体である小電力無線な
どを用いた長距離無線通信制御部115と、長距離無線
通信制御部115を用いて会議接続を行うと共に、会議
接続された無線通信装置間のデータの送受信プロトコル
の制御を行う会議接続制御部114とから構成されてい
る。
【0025】無線基地局104は、無線通信装置10
1、102、103とユーザ情報を通信する手段として
の比較的通信距離の短い媒体である赤外線や電磁誘導な
どを用いた短距離無線通信制御部140と、短距離無線
通信制御部140を用いてユーザ情報の送受信プロトコ
ルの制御を行うユーザ情報通信制御部141と、リーダ
ーの無線通信装置のユーザ情報を記憶するユーザ情報記
憶部142とから構成されている。
【0026】図2は、本実施例における無線通信に使用
される通信フレームの構成を示す図であり、会議接続完
了までに送受信されるフレームを示す。図2の(a)か
ら(d)のフレームは、無線通信装置101と無線基地
局104との短距離無線通信制御部110及び140に
よって通信されるフレームであり、ユーザ情報通信制御
部111及び141で管理されている。また各フレーム
内のユーザ情報は、自ユーザ情報記憶部112やユーザ
情報記憶部142等に記憶されているユーザ情報を用い
ている。また、図2の(e)から(g)のフレームは、
無線通信装置間101、102及び103の間で長距離
無線通信制御部115によって通信されるフレームであ
り、それぞれの会議接続制御部114で管理されてい
る。また各フレームのユーザ情報は、自ユーザ情報記憶
部112や他ユーザ情報記憶部113等に記憶されてい
るユーザ情報を用いる。
【0027】次に、本実施例のシステムにより会議接続
を行う手順を図3aから図3cに示すフローチャートに
従って説明する。
【0028】まず、会議を開催しようとするリーダーの
無線通信装置101の手順を、図3aを参照しながら説
明する。
【0029】最初に短距離無線通信制御部110によ
り、自ユーザ情報記憶部112に保存されているリーダ
ーのユーザ情報を無線基地局104に登録するために、
図2(a)の情報登録要求フレームをブロードキャスト
で送信する(S300)。ブロードキャストで送信する
ようにすることで、不特定の各無線通信装置は無線基地
局のアドレスを前もって知らなくても良い。
【0030】その後無線通信装置101は無線基地局1
04からのレスポンス待ちの状態になり(S301)、
無線基地局104から図2(b)の情報登録確認フレー
ムを受信すると(S302)、他の会議参加者の無線通
信装置101からの会議参加要求の受信待ち状態になる
(S303)。
【0031】図2(e)の会議参加要求フレームを受信
したリーダーの無線通信装置101は(S304)、参
加者のユーザ情報を他ユーザ情報記憶部113に保存し
(S305)、図2(f)の会議参加許可フレームを返
信する(306)。その後、リーダーの無線通信装置1
01は再び受信待ち状態になる(S303)。この処理
を他の参加者の無線通信装置に対しても順次行うことに
よって、リーダーの無線通信装置101に参加者のユー
ザ情報が集められ、自動的に参加者リストが作成され
る。またこの時、参加者のユーザ情報から会議参加予定
者の参加状況を確認し(S307)、まだ参加していな
い者がいる時は受信待ち状態になり(S303)、参加
予定者が揃った場合は、他ユーザ情報記憶部113から
全参加者のユーザ情報を読み込み(S308)、図2
(g)の参加者リストフレームにユーザ情報をのせて、
参加者全員の無線通信装置にブロードキャストで送信す
る(S309)。これによりリーダーの無線通信装置1
01は会議接続処理を完了する。
【0032】次に、リーダー以外の会議参加者の無線通
信装置が会議接続を行う場合の手順を、図3bを参照し
ながら説明する。
【0033】無線基地局104に登録されているリーダ
ーのユーザ情報を得るために、まず無線基地局104に
対して短距離無線通信制御部110により、図2(c)
の情報要求フレームをブロードキャストで送信する(S
320)。その後無線通信装置は無線基地局104から
のレスポンス待ちの状態になる(S321)。
【0034】図2(d)の情報応答フレームを受信する
と(S322)、リーダーのユーザ情報を他ユーザ情報
記憶部113に保存し(S323)、会議接続に参加す
るために、参加者のユーザ情報をのせた図2(e)の会
議参加要求フレームをリーダーの無線通信装置101宛
に、会議接続制御部114の管理に従って、長距離無線
通信制御部115によって送信する(S324)。
【0035】リーダーの無線通信装置から図2(f)の
会議参加許可フレームを受信することにより(S32
6)、会議接続に参加することが確定し(S327)、
再び受信待ちの状態となる(S328)。
【0036】そして、図2(g)の参加者リストフレー
ムを受信した場合は(S329)、このフレームに含ま
れる全無線通信装置のユーザ情報を他ユーザ情報記憶部
113に保存し(S330)、会議接続処理を完了す
る。
【0037】最後に、無線基地局の手順を、図3cを参
照しながら説明する。
【0038】無線基地局104は通常は受信待ち状態で
ある(S340)。図2(a)の情報登録要求フレーム
を受信すると(S341)、フレームに含まれる発信元
アドレス(R)およびユーザ名(リーダー)のユーザ情
報を、ユーザ情報通信制御部141の管理に従って、ユ
ーザ情報記憶部142に保存する(S342)。そして
登録が成功したことを通知するため、図2(b)の情報
登録確認フレームをリーダーの無線通信装置101宛に
送信する(S343)。その後無線基地局104は再び
受信待ち状態となる(S344)。
【0039】図2(c)の情報要求フレームを受信する
と(S345)、ユーザ情報記憶部142に保存されて
いるリーダーのアドレス(R)およびユーザ名(リーダ
ー)のユーザ情報を読み出し(S346)、ユーザ情報
通信制御部141の管理に従い、図2(d)の情報応答
フレームにリーダーのユーザ情報をのせて各参加者の無
線通信装置宛に送信する(S347)。その後無線基地
局104は他の無線通信装置からの受信待ち状態に戻る
(S344)。
【0040】以上の手順により、本実施例のシステムの
無線ネットワーク内の不特定の無線通信装置による会議
接続が実現される。
【0041】以下、本発明の無線通信装置による会議接
続システムの第2の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
【0042】図4は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。本実施例のシステムは、第1の実施例と同様に無
線通信装置401〜403と、無線基地局404とで構
成されている。
【0043】各無線通信装置の構成は、基本的には第1
の実施例と同じであり、図1に示した無線通信装置10
1に暗号キー記憶部417と、無線ネットワークの会議
接続の通信における送信データの暗号化、受信データの
暗号化解除等の処理を行う暗号化部416とを付け加え
た構成となっている。
【0044】また、無線基地局404の構成も、基本的
には第1の実施例と同じであり、図1に示した無線基地
局104に、無線基地局401から送られてくる暗号キ
ーを登録するための暗号キー記憶部443を付け加えた
ものである。
【0045】本実施例のシステムでは、無線通信の手段
に小電力無線等の比較的通信距離の長い媒体を用いた通
信手段と、赤外線や電磁誘導等の比較的通信距離の短い
媒体を用いた通信手段の2つを使い分け、グループ以外
の無線通信装置に知られたくないような秘密情報である
暗号キーの送信には短距離通信手段を、無線通信装置間
での暗号キーで暗号化されたデータの通信には長距離通
信手段を用いることで、会議接続された無線通信装置以
外の部外者である無線通信装置に、会議で送受信する情
報がもれることを防ぐ。また、暗号化されたデータを解
読するための暗号キーを得るためには、暗号キーが登録
されている無線基地局の近くに無線通信装置を持ってい
かなければならないので、部外者に暗号キーがもれるこ
とを防ぐことができる。
【0046】図5の(a)から(d)は、本実施例の無
線通信に使用される通信フレームの構成を示す図であ
り、暗号キーの配布完了までに送受信されるフレームを
示す。これらのフレームは、無線通信装置401と無線
基地局404で短距離無線通信制御部410、440に
よって通信されるフレームであり、ユーザ情報通信制御
部411、441で管理されている。また各フレームの
ユーザ情報は、自ユーザ情報記憶部412やユーザ情報
記憶部442等に記憶されているユーザ情報を用いる。
【0047】次に、本実施例のシステムにより暗号キー
の配布を行う手順を図6aから図6cに示すフローチャ
ートに従って説明する。
【0048】まず、会議を開催しようとするリーダーの
無線通信装置401の手順を、図6aを参照しながら説
明する。
【0049】最初に、会議を開催しようとするリーダー
は会議に使用する暗号キーをその場で任意にまたは乱数
を用いて毎回違う値に設定し、暗号キー記憶部417に
保存しておく。このように暗号キーをその場で会議毎に
違う値に設定することにより、セキュリティを高めるこ
とができる。そしてリーダーの無線通信装置401は、
短距離無線通信制御部410を通して、自ユーザ情報記
憶部412に保存されているリーダーのユーザ情報、暗
号キー記憶部417に保存されている暗号キーを無線基
地局404に登録するために、図5(a)の暗号登録要
求フレームをブロードキャストで送信する(S60
0)。ここで、ブロードキャストで送信するようにする
ことで、不特定者の無線通信装置が基地局のアドレスを
前もって知らなくても良いようにする。その後無線通信
装置401は無線基地局404からのレスポンス待ちの
状態になる(S601)。
【0050】図5(b)の暗号登録確認フレームを受信
した後(S602)、会議接続の処理を開始する。この
時会議接続を開始するにあたって送受信するフレームは
長距離無線通信制御部415を使い、暗号化部416に
より全て暗号化する。
【0051】次に、リーダー以外の会議参加者の無線通
信装置が会議接続を行う場合の手順を、図6bを参照し
ながら説明する。
【0052】会議参加者の無線通信装置は、無線基地局
404に登録されているユーザ情報および暗号キーを得
るために、まず無線基地局404に対して短距離無線通
信制御部410を通して、図5(c)の暗号要求フレー
ムをブロードキャストで送信する(S610)。その後
無線通信装置は無線基地局404からのレスポンス待ち
の状態になる(S611)。
【0053】無線基地局から図5(d)の暗号応答フレ
ームを受信した後(S612)、リーダーのユーザ情報
を他ユーザ情報記憶部413に、また暗号キーを暗号キ
ー記憶部417に保存し(S613)、暗号キーの配布
の処理を終了し、会議接続の処理を開始する。この時会
議接続を開始するにあたって送受信するデータは全てこ
の手順により得た暗号キーにより暗号化する。
【0054】最後に、無線基地局の手順を、図6cを参
照しながら説明する。
【0055】無線基地局404は通常は受信待ち状態で
ある(S620)。図5(a)の暗号登録要求フレーム
を受信した後(S621)、ユーザ情報通信制御部44
1の管理の元、フレーム内の発信元アドレス(R)およ
びユーザ名(リーダー)のユーザ情報を、ユーザ情報記
憶部442に、また暗号キー(xyz)を暗号キー記憶
部443に保存する(S622)。そして登録が成功し
たことを通知するため、図5(b)の暗号登録確認フレ
ームをリーダーの無線通信装置401宛に送信する(S
623)。その後無線基地局404は受信待ち状態に戻
る(S624)。 図5(c)の暗号要求フレームを受
信した後(S625)、ユーザ情報記憶部442に保存
されているリーダーのアドレス(R)およびユーザ名
(リーダー)のユーザ情報を読み出し、また暗号キー記
憶部443に保存されている暗号キー(xyz)を読み
出し(S626)、ユーザ情報通信制御部441の管理
に従い、図5(d)の暗号応答フレームにユーザ情報お
よび暗号キーをのせて参加者の無線通信装置401宛に
送信する(S627)。その後無線基地局404は再び
受信待ち状態に戻る(S624)。この処理を他の参加
者の無線通信装置に対しても順次行うことにより、会議
参加者の無線通信装置にのみ暗号キーを配布することが
できる。
【0056】以下、本発明の無線通信装置による会議接
続システムの第3の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
【0057】本実施例のシステムは、第2の実施例に示
した無線通信装置401〜403のみで構成されてお
り、無線通信装置の内部構成に関しては図4の401と
同じとする。
【0058】本実施例のシステムは、無線基地局を使わ
ずに、不特定の無線通信装置のみにより、無線ネットワ
ークの会議接続を行い、また暗号キーを外部にもれるこ
となく速やかに配布する。
【0059】図7の(a)及び(b)は、本実施例の無
線通信に使用される通信フレームの構成を示す図であ
り、ユーザ情報および暗号キーの配布完了までに送受信
されるフレームを示す。これらのフレームは、無線通信
装置401間で短距離無線通信制御部410を通して通
信されるフレームであり、ユーザ情報通信制御部411
で管理されている。また各フレーム内のユーザ情報は、
自ユーザ情報記憶部412のユーザ情報を用いている。
【0060】次に、本実施例のシステムにより無線通信
を行う手順を図8a及び図8bに示すフローチャートに
従って説明する。
【0061】会議の開催に先立ち、会議のリーダーを決
定しておき、各参加者は誰がリーダーであるかを認知し
ておく。またリーダーは会議で使用する暗号キーを決定
し、自無線通信装置401の暗号キー記憶部417に保
存しておく。
【0062】まず、会議を開催しようとするリーダーの
無線通信装置401の手順を、図8aを参照しながら説
明する。
【0063】リーダーの無線通信装置401は通常は受
信待ち状態である(S800)。図7(a)の会議参加
要求フレームを受信した後(S801)、ユーザ情報通
信制御部411の管理に従い、フレームに含まれる発信
元アドレス(A)およびユーザー名(参加者a)のユー
ザ情報を、他ユーザ情報記憶部413に保存する(S8
02)。そして登録が成功したことを通知するため、図
7(b)の会議参加許可フレームを参加者の無線通信装
置401宛に送信する(S803)。その後リーダーの
無線通信装置401は受信待ち状態に戻る(S80
0)。
【0064】この処理を参加者のそれぞれの無線通信装
置に対して順次行い、全参加者に対して会議参加許可フ
レームの送信を確認することにより(S804)、参加
者の無線通信装置にのみ暗号キーを配布し、会議接続に
参加できるようにすることができる。
【0065】次に、リーダー以外の会議参加者の無線通
信装置が会議接続を行う場合の手順を、図8bを参照し
ながら説明する。
【0066】会議に参加しようとする他の無線通信装置
401は、リーダーの無線通信装置401の近くに行っ
て、短距離無線通信制御部410を通して、図7(a)
の会議参加要求フレームをブロードキャストで送信する
(S810)。ブロードキャストで送信することで、不
特定者の無線通信装置がリーダーの無線通信装置のアド
レスを前もって知らなくても良いようにする。その後各
無線通信装置401はリーダーの無線通信装置からのレ
スポンス待ちの状態になる(S811)。
【0067】図7(b)の会議参加許可フレームを受信
した無線通信装置は(S812)、受信フレームに含ま
れるリーダーのユーザ情報を他ユーザ情報記憶部413
に、暗号キーを暗号キー記憶部417に保存し(S81
3)、会議接続の処理を開始する。ここまでの全フレー
ムの通信手段は比較的通信距離の短い媒体を用い、会議
接続の処理を開始する時点より比較的通信距離の長い媒
体を用いた通信手段を使用する。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の無線通信装置による会
議接続システムによれば、通信に先立ってあらかじめ無
線通信接続のための相手通信装置のアドレスを全く意識
する必要がない。従って、会議接続を行おうとする位置
に無線基地局があれば、複数の不特定の無線通信装置に
よる無線ネットワークの会議接続がいつでも自由に自動
的に確立できる。
【0069】請求項2に記載の無線通信装置による会議
接続システムによれば、事前に暗号キーを全参加者の無
線通信端末に持たせておいたり、低速な公開鍵暗号的手
法を利用した同報暗号キー配送方式を用いたりする必要
がない。従って、会議接続を行おうとする位置に無線基
地局があれば、複数の不特定の無線通信装置への暗号キ
ーの配布を簡単な手順で秘密に行うことが可能となる。
また、会議接続時に使用する暗号キーを会議毎に違う値
に設定することが可能となり、よりセキュリティを高め
ることができる。
【0070】請求項3に記載の無線通信装置による会議
接続システムによれば、複数の不特定の無線通信装置が
リーダーの無線通信装置に順次アクセスすることで、あ
らかじめリーダーが誰であるかを全参加者が認知してい
れば、無線基地局のない場合においても自由に何処でも
会議接続を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信装置による会議接続システム
の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムで使用される通信フレームのフ
ォーマットを示す図である。
【図3a】図1のシステムによる会議接続手順を示す第
1のフローチャートである。
【図3b】図1のシステムによる会議接続手順を示す第
2のフローチャートである。
【図3c】図1のシステムによる会議接続手順を示す第
3のフローチャートである。
【図4】本発明の無線通信装置による会議接続システム
の第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のシステムで使用される通信フレームのフ
ォーマットを示す図である。
【図6a】図4のシステムによる暗号キーの配布手順を
示す第1のフローチャートである。
【図6b】図4のシステムによる暗号キーの配布手順を
示す第2のフローチャートである。
【図6c】図4のシステムによる暗号キーの配布手順を
示す第3のフローチャートである。
【図7】本発明の無線通信装置による会議接続システム
の第3の実施例で使用される通信フレームのフォーマッ
トを示す図である。
【図8a】図7のシステムによる会議接続手順を示す第
1のフローチャートである。
【図8b】図7のシステムによる会議接続手順を示す第
1のフローチャートである。
【符号の説明】
101、102、103、401、402、403 無
線通信装置 104、404 無線基地局 110、140、410、440 短距離無線通信制御
部 111、141、411、441 ユーザ情報通信制御
部 112、412 自ユーザ情報記憶部 113、413 他ユーザ情報記憶部 114、414 会議接続制御部 115、415 長距離無線通信制御部 142、442 ユーザ情報記憶部 416 暗号化部 417 暗号キー記憶部 443 暗号キー記憶部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置は、複数の無線通信装置間
    で会議接続通信を行う第1の無線通信手段と、前記会議
    接続通信時に必要なユーザ名及びアドレスからなるユー
    ザ情報を無線基地局に設定および取得するために使用す
    る第2の無線通信手段を備えており、所定の位置に設置
    されているユーザ情報の記憶手段を備えた無線基地局か
    ら一定の距離に近づいた際に、無線基地局記憶された
    ユーザ情報を第2の無線通信手段を使って受信して
    動的に第1の無線通信手段を使って複数の無線通信装置
    間で会議接続することを特徴とする無線通信装置による
    会議接続システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が記憶するユーザ情報は
    議接続通信時のデータを暗号化する暗号キーを含んでお
    り、ユーザ情報を取得するための前記無線通信装置の第
    2の無線通信手段は、無線基地局と通信していることが
    特定可能な通信手段であり、無線基地局から限定された
    エリアでのみ通信可能な赤外線または電磁誘導を含む媒
    体による短距離無線通信手段であり、前記無線通信手段
    の第1の無線通信手段は、無線基地局と通信しているこ
    とが特定不可能な通信手段であり、無線基地局からの距
    離に限定されず無線通信装置間で会議接続通信が可能な
    小電力無線を含む媒体による長距離無線通信手段である
    とを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置による
    会議接続システム。
  3. 【請求項3】 前記無線通信装置が無線基地局と同様な
    ユーザ情報を記憶する記憶手段を備えており、ある1つ
    の無線通信装置をリーダーとし、そのユーザ情報をキー
    にして会議接続を実現するシステムであり、リーダー以
    外の無線通信装置は、リーダーの無線通信装置から一定
    の距離に近づいた際に、第2の無線通信手段を用いて自
    動的にリーダーの無線通信装置に記憶されたユーザ情報
    を受信することによって場所を限定せずに会議接続を実
    することを特徴とする請求項1または2に記載の無線
    通信装置による会議接続システム。
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