JP3129550U - 汚れ防止用スリッパシ−ト - Google Patents

Abstract

【課題】着脱したスリッパを次に使用する者の不潔感をなくし、スリッパ自体を汚さずに快適に使用できる汚れ防止用スリッパシートの提供。
【解決手段】スリッパを重ねてしまうときに２つのスリッパの間に挟む紙製のシ−トであって、前部は半円形であり、後部は縦長に続き後端部は円弧状になって平面全体はキノコ形状をなし、後部には、つり下げ用の穴６を設け、前部半円形周縁部は糊づけされた２枚重ねであり、半円直線部は下紙と上紙が剥離でき、当該隙間に上に重なるスリッパの甲履部分が挿入できる。
【選択図】図１

Description

全体は紙製であって、紙は２枚で構成されている。まず一枚で足を乗せるところの本体台紙１の形をとるにあたり、つま先甲履部分は、２ａを引き上げる横のマチ分３を左右に張り出し、キノコ状の台形にして、もう一枚は、本体台紙２の部分と同形のものをとり、これを２ａとしこの二枚の円形の縁部を糊付け５にして、キノコ状のスリッパ型に仕上げてあるので、スリッパに装着するとマチ分が浮き上がり、どんな型のスリッパにもずれることなくつま先奥までシ−トが届くように形成され工夫されているのが特徴。構成も簡素化されている。

技術背景

とかく集会場、医院、旅館や家庭にしてもよく見かけるスリッパの片づけ方を見ると、何度も履き終えて汚れたスリッパが、一足（２つ）ごとに甲覆部が重ねられ場所をとらないようにと、大きな備え付けのダンボ−ルなどの中に放り込まれて片づけられている。
甲履部を重ね合わせることにより、汚れが表面に直接触れてとても不潔感を覚え、次にそのスリッパを心地よく使用する気になれない。

考案が解決しようとする課題

この不潔感・不快感を解消する為に、スリッパの着脱時の片づけ方にひと工夫して、次に履く時、いかに不潔感なく快適に使用することができるかを生み出し着脱時に本考案の汚れ防止用スリッパシ−トを使用することにより解消される。

課題を解決するための手段

一足（２つ）のスリッパを甲覆部を重ね合わせて片づける時、片方の汚れたスリッパの裏面を本考案の汚れ防止用スリッパシ−トで覆いかぶせるようにして汚れを断ち、もう一方のスリッパをその上から重ね合わせてセットして片づける。
セットされたスリッパを再び使用する時は、スリッパとスリッパの間に挟み込んだ本考案の汚れ防止用スリッパシ−トは、取り除いて使い捨てる。

考案の効果

一般に考えるスリッパの中敷・下敷をスリッパに敷いて歩くとアッという間にちぎれたり、抜けたりしてその場所を散らかしてしまうことになりかねない。
そこで本考案の主張したいことは、あくまでもスリッパの上に敷いて使用するシ−トではなく、スリッパそのものを汚さないように着脱時の片づけ方に工夫されてて、本考案の汚れ防止用スリッパシ−トを使用すれば、２つのスリッパを重ね合わせても、裏底の汚れが直に触れることなく見た目にも清潔感があり不快感が解消できる。

考案の実施するための最良の形態

本考案汚れ防止用スリッパシ−トは、つま先甲覆部を変形キノコ状に成形したことでスリッパに装着する時、、横のマチ部分が浮上して、どんな型のスリッパでも適用できるようになっているのが特徴である。
甲覆部の奥行４は、標準スリッパの甲覆部分の半分もあれば充分である。
このように甲覆部分があることで挿入時、ずれることなくつま先奥までシ−トが届くように形成されている。
この清潔感もたらす手法は、他のスリッパシ−トと全く異なった逆の発想で生み出したことに意義がある。

本考案汚れ防止用スリッパシ−トの本体台紙の踵部分に小さな穴６をあけ、フックや紐などを通して束ねて、スリッパの備えてある場所に設置しておき、履き終えたスリッパに挟み込んで片づける。

本体台紙部分 つま先甲覆部分 側面図 使用状態図

符号の説明

１ 本体ふみ面
２ つま先ふみ面
２ａつま先甲覆部分
３ マチ分（２ｃｍぐらい）
４ つま先奥行き（５ｃｍぐらい）
５ 糊付け
６ 穴

Claims (1)

1. スリッパを重ねてしまうときに２つのスリッパの間に挟む紙製のシ−トであって、前部は半円形であり、後部は縦長に続き後端部は円弧状になって平面全体はキノコ形状をなし、後部には、つり下げ用の穴を設け、前部半円形周縁部は糊づけされた２枚重ねであり、半円直線部は下紙と上紙が剥離でき、当該隙間に上に重なるスリッパの甲履部分が挿入てきるようになっていることを特徴とする汚れ防止用スリッパシ−ト。

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