JP3129373U

JP3129373U - スライド式名刺ケース

Info

Publication number: JP3129373U
Application number: JP2006007179U
Authority: JP
Inventors: 直道木戸
Original assignee: 直道木戸
Priority date: 2006-08-08
Filing date: 2006-08-08
Publication date: 2007-02-22
Anticipated expiration: 2016-08-08

Abstract

【課題】社会生活の中での名刺交換は日常茶飯事である。特に会社の営業社員等は一日に数十回と名刺交換するというのも珍しくない。その名刺交換の時、初対面とそれに緊張も加わって、名刺ケースから名刺を一枚取り出せず、おたおたして、その後の営業活動にも支障を来す場合も多々ある。
【解決手段】名刺ケース１に、名刺をスライドさせる為の回転式ゴムローラー４を取り付ける事で、一枚の名刺をスムーズに取り出す事が出来る。
【選択図】図１

Description

この考案は、名刺ケースの改良と形状に関する。

従来の名刺ケースは、箱型ケースか折りたたみ式ケースの物で、名刺を手で一枚づつ取り出す方式のものである。

しかしながら、以上の技術によれば、名刺を取り出した時、名刺が二枚重なっていたり、相手が二人三人と多い場合、時間がかかり、それに緊張が加わり名刺交換がスムーズに行えない場合がある。
そこで、この考案は、名刺ケースから名刺を一枚だけスムーズに取り出すという事を課題とする。

以上の課題を解決するために、第一考案は、名刺を一枚づつスライドさせて取り出すことを特徴とする名刺ケース。
また、第二考案は、名刺ケースに回転式ローラーを取り付けた事を特徴とする名刺ケース。
次に、第三考案は、第二考案での回転式ローラーはゴム製を使用し、回転式ローラーと名刺との摩擦を利用して、名刺をスライドさせ取り出す事を特徴とする名刺ケース。
第四考案は、名刺を一枚取り出したら、ケースの内側下方に取り付け付けた板バネにより、中の名刺全部が名刺一枚分上方へ押上移動する名刺ケース。

第一考案、第二考案、第三考案、第四考案によれば、名刺ケースに回転式ゴムローラーを取り付ける事で、名刺ケースから一枚の名刺をスムーズに取り出す事が出来る。

この考案を図によって説明すると、この名刺ケース本体のふた（５）には回転式ゴムローラー（４）、本体（１）の底には板バネ（２）−１・（２）−２が取り付けられている。本体（１）の底の板バネ（２）の上にダミー名刺（６）ををのせ、その上に名刺（７）をのせ、ふた（５）を閉める。名刺を取り出す時は、回転式ゴムローラー（４）を図３で示している矢印の方向の方向に回転させると、名刺（７）の一番上の一枚が回転式ゴムローラー（４）のゴムとの摩擦で出口の方に移動する。その名刺を取り出したら、自動的に名刺（７）を板バネ（２）が下から上へ押上げて次の名刺がスタンバイ状態になる。なお回転式ゴムローラーの位置は、図３で示すように、板バネ（２）−２より少し後ろにずらしておく。そうする事により名刺の前方（出口の方）を上方に浮かせる事が出来る。それから、名刺の出口は図３に示すように、本体の前面は斜めに立ち上げ、出口のスペースは名刺の厚さに開けておく。

「実施形態の効果」
本考案は、”初対面は名刺交換から”と言われる程の今日。名刺交換は色々な所で行われているが、会社の営業活動を例にあげると、初対面は誰しも多少なりと緊張するもの、それゆえに、出した名刺が二枚重なっていたり、なかなか名刺ケースから名刺を取り出せなくて困る事が多々ある。この考案の名刺ケースを使う事により名刺交換をスムーズに行う事が出来、精神的にも落ち着き、後の営業活動もスムーズに運ぶ事が出来る。この様に多方面でプラス効果が期待できる。

この考案のふたを開けた時の斜視図である。この考案のふたを閉めた時の斜視図である。この考案の正面透視図である。この考案の側面透視図である。

符号の説明

（１）名刺ケース本体（２）板バネ（３）名刺のぞき穴（４）回転式ゴムローラー（５）ふた（６）ダミー名刺（７）名刺

Claims

名刺を一枚づつスライドさせて取り出すことを特徴とする名刺ケース。
名刺ケースに回転式ローラーを取り付けた事を特徴とする名刺ケース。
請求項２の回転式ローラーはゴム製を使用し、回転式ローラーと名刺との摩擦を利用して、名刺をスライドさせ取り出す事を特徴とする名刺ケース。
名刺を一枚取り出したら、ケースの内側下方に取り付け付けた板バネにより、中の名刺全部が名刺一枚分上方へ押上移動する名刺ケース。