JP3129328U - 植物栽培用設備 - Google Patents

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秀一 岩橋
恵美 古川
成祐 長南
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長南 重信
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Abstract

【課題】 温室ハウスの屋根に積雪した雪を全体的にムラなく融雪することができ、温室ハウス内での植物の栽培に際し、栽培用トレーを上下方向に多段載置させることで温室ハウス内スペースを有効利用させ、栽培用トレーを循環移動させることで温室ハウス内の上部と下部とで異なる栽培環境に的確に対応し、植物をムラなく生育させることができる植物栽培用設備の提供。
【解決手段】 温室ハウス1内に多数の植物栽培装置6が配設された植物栽培用設備である。温室ハウスは、屋根が2枚の透明板材20,20を間に空間21を保持して対向させた2重板構造に形成されると共に、前記空間内を通るように熱水供給系4が形成され、記植物栽培装置6は、栽培用トレー70を上下方向に長く循環移動させる多段立体循環構造に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本考案は、主に、寒冷地等、多降雪地域を対象とし、野菜や果物等の植物を栽培するために設置する植物栽培用設備に関する。
従来、温室ハウスの屋根に積雪した雪を温水の熱を利用して融かすための融雪装置を備えた植物栽培用設備が知られている(特許文献1参照)。
この従来の物栽培用設備は、融雪装置を構成する温水管が温室ハウスの屋根の外部に配管され、この温水管の熱によって雪を融かす構造になっていた。
しかしながら、上記のように温水管が温室ハウスの屋根の外部に配管されていると、この温水管に直接に接触している雪については、これを効果的に溶融させることができるが、温水管に接触してない雪については熱の伝達ができず、屋根の上に雪が融けた場所と、雪が残ったままの場所とが生じてしまう結果となる。
このように、従来の植物栽培用設備では、融雪を効果的かつ均一に行うことができず、このため屋根を透して行なわれる日照にムラが生じ、温室ハウス内の植物に育成不良が生じてしまうなどの問題につながる。
また、温室ハウス内での植物の栽培に際し、栽培用トレーを上下方向に多段載置させることで温室ハウス内スペースを有効利用することができるが、この場合、栽培用トレーを固定配置させると、温室ハウス内の上部と下部とでは、温度、湿度、日照等の栽培環境が異なるため、植物の生育にムラが生じ、その結果、品質にムラが生じてしまうことになる。
特開2002−153144号公報
本考案は、温室ハウスの屋根に積雪した雪を全体的にムラなく融雪することができ、かつ温室ハウス内での植物の栽培に際し、栽培用トレーを上下方向に多段載置させることで温室ハウス内スペースを有効利用させ、かつ栽培用トレーを循環移動させることで、温室ハウス内の上部と下部とで異なる栽培環境に的確に対応し、植物をムラなく生育させることができる植物栽培用設備を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本考案(請求項1)の植物栽培用設備は、
温室ハウス内に多数の植物栽培装置が配設された植物栽培用設備であって、
前記温室ハウスは、屋根が2枚の透明板材を間に空間を保持して対向させた2重板構造に形成されると共に、前記空間内を通るように熱水供給系が形成され、
前記植物栽培装置は、栽培用トレーを上下方向に長く循環移動させる多段立体循環構造に形成されている構成とした。
又、本考案(請求項2)の植物栽培用設備は、
請求項1記載の植物栽培用設備において、前記熱水供給系は、2重板構造の空間内に屋根の棟部から熱水を流下させるように配管された屋根用配管と、前記温室ハウスの周辺路面に埋設される状態で前記屋根用配管の下流側に接続された路面用配管と、この路面用配管からの温水を回収する温水タンクと、この温水タンクの温水を加熱させて熱水を得る加熱ボイラと、この加熱ボイラからの温水を前記屋根用配管に送るための圧送ポンプを備えている構成とした。
本考案では、温室ハウスの屋根が2重板構造に形成されているため、2枚の透明板材間の空間によって外気と断熱した状態で保温することができるし、透明板材を透して太陽光による日照を確保できる。
特に、2重板構造の空間内を通るように熱水供給系を形成したので、空間内の空気伝達によって屋根及び壁を全体的に温めることができる。
これにより屋根に積雪した雪に対して均等に加熱でき、従来と異なり、雪が融けた場所と、雪が残ったままの場所とが生じるといったことがなく、全体的にムラなく融雪することができ、ムラのない日照を確保できる。
又、本考案では、植物栽培装置が、数個の栽培用トレーを用いた多段立体循環構造に形成されているため、温室ハウス内スペースを有効利用することができるし、数個の栽培用トレーを循環移動させるため、温室ハウス内の上部と下部とで異なる栽培環境に的確に対応し、植物をムラなく生育させることができる。
又、前記熱水供給系に、屋根用配管の下流側に接続した路面用配管を設け、この路面用配管を温室ハウスの周辺路面に埋設することにより(請求項2)、この路面用配管の熱によって温室ハウスの周辺路面に積雪した雪を融かすことができ、雪かきをすることなく道路の通行を確保することができる。
図1は本考案の植物栽培用設備における温室ハウスの実施例を示す斜視図、図2はこの温室ハウスの部分断面図である。
温室ハウス1は、柱10及び梁12により形成された骨組み枠によって屋根2及び壁3が支持されたプレハブ構造の建屋に形成され、前記屋根2が2枚の透明板材20,20を間に空間21を保持して対向させた2重板構造に形成されている。
そして、前記2重板構造の空間21内を通るように熱水供給系4が形成されている。
この熱水供給系4は、2重板構造の空間21内に屋根2の棟部から熱水を流下させるように配管された屋根用配管40と、前記温室ハウス1の周辺路面15に埋設される状態で前記屋根用配管40の下流側に接続された路面用配管41と、この路面用配管41からの温水を回収する温水タンク42と、この温水タンク42の温水を加熱させて熱水を得る加熱ボイラ43と、この加熱ボイラ43からの温水を前記屋根用配管40に送るための圧送ポンプ44を備えている。
前記屋根用配管40は、屋根2の棟に沿って配管した上部管40aと、屋根2の軒に沿って配管した下部管40bと、屋根2の傾斜に沿って前記上部管40aと下部管40bの間に傾斜状態で一定間隔で配管された複数の蛇行管40cによって枠状に形成されている。
そして、圧送ポンプ44からの給水主管45を屋根2の頂部に配管させ、この給水主管45に各屋根用配管40の上部管40aが接続されると共に、各屋根用配管40の下部管40bが排水主管46に接続されている。
なお、蛇行管40cを用いることで流下する熱水の滞留時間を調節させることができる。
なお、実施例の温室ハウス1は、壁3についても2枚の透明板材30,30を間に空間31を保持して対向させた2重板構造に形成されており、このように壁3を2重板構造に形成した場合には、この壁3の空間にも屋根用配管40に接続した壁用配管47(蛇行管)を配管してもよい。
前記排水主管46の先には路面用配管41が接続され、この路面用配管41は温室ハウス1への搬入出道路となる周辺路面15に埋設されている。
実施例では、温室ハウス1の一方の妻側と一方の軒側の2方向路面に対して路面用配管41を埋設したが、3方向路面や温室ハウス1の全周を囲む4方向路面に対して路面用配管41を埋設してもよい。
即ち、前記路面用配管41は、この路面用配管41の熱による路面と地下との熱交換を利用した融雪システムを構成するもので、これにより路面の積雪や凍結を防止することができる。
従って、加熱ボイラ43によって約100℃に加熱された熱水は、圧送ポンプ44によって給水主管45を介して各屋根用配管40に送水される。
この各屋根用配管40を経た熱水は温度が低下した温水となって排水主管46から路面用配管41に送水され、この路面用配管41を経た水は温水タンク42に回収され、この回収された水が再び加熱ボイラ43によって約100℃の熱水に加熱され、以後は圧送ポンプ44によって上述同様の経路を経た循環を繰り返すものである。
そして、前記各屋根用配管40を通る熱水の熱によって屋根2に積雪した雪を融雪することができると共に壁3に付着した雪を融雪でき、さらに前記路面用配管41を通る温水の熱によって周辺路面15の雪を融雪することができる。
なお、このようにして屋根2や壁3、それに周辺路面15で融かされた雪の水は、図示省略した側溝によって所定の場所に排水するようにしているが、前記温水タンク42に回収してもよい。
次に、図3は本考案の植物栽培用設備における植物栽培装置の実施例を示す正面図、図4はこの植物栽培装置の側面図である。
この植物栽培装置6は、縦型フレーム60,60に左右一対の循環チェーン61,61が2個の上部スプロケット62,62と、2個の下部スプロケット63,63によって上下方向に長く掛け回され、この一対の循環チェーン61,61の間に数個(実施例では8個)の栽培用トレー70が縣架状態に支持されている。
この栽培用トレー70は左右に支持腕71,71が設けられ、この支持腕71の上端部が前記循環チェーン61に回転可能に連結され、支持腕71の下端部に設けたローラ72が縦型フレーム60,60に上下方向に設けたガイドレール73,73内に転動可能に通過できるように形成されている。
従って、電動モータ65によって一対の循環チェーン61,61を駆動させると、この循環チェーン61,61間に取り付けた栽培用トレー70が上下方向に循環移動する。
このように、栽培用トレー70を上下方向に循環移動させることができるため、この栽培用トレー70の上に栽培対象となる植物をプランター8等に植設して載置させておけば、栽培用トレー70の多段構造によって温室ハウス1内のスペースを有効利用することができるし、栽培用トレー70の循環移動によって温室ハウス1内の上部と下部とで異なる栽培環境に的確に対応し、植物をムラなく生育させることができる。
なお、本考案において、栽培用トレーの多段立体循環構造は、実施例で示した循環チェーンによる駆動方式に限られることはなく、わい曲アーム式の上下運動の駆動方式を用いることができる。
又、給水主管や排水主管等の外部に露出状態で配管されるものには、凍結防止用として保温カバー等を設けるのが好ましい。
また、加熱ボイラとして通常の石油やガス等を燃料としたものを使用し、又、電力について商用電力を使用できるが、本願出願人が既に出願し登録された飲料水と電力の移動供給装置(登録実用新案第3121135号)で用いた蒸気発生装置を利用することができる。
この蒸気発生装置は、チャンバーの内部に混成ガス発生装置から酸素/水素混成ガスを導入させると共に水蒸気(水でもよい)を供給させ、前記混成ガスをガスバーナによって燃焼させると同時に水蒸気を噴霧機により噴霧させて水蒸気爆発室で爆発燃焼させ、その燃焼熱でボイラ内の蒸気管の水を加熱させて水を加熱蒸発させ、その蒸気を蒸気タービンの作動で発電させるための発電機に導入させるようになっている。
又、植物栽培装置における栽培用トレーの段数は、2段〜10段程度が適当と考える。
又、採光については、透明板材を透した太陽光の日照以外に、人工的な照明設備(例えば、紫外線、遠赤外線、発光LED等)を設けることができるし、温度、湿度、送風、炭酸ガス等の自動制御装置、水に肥料等を溶かした養液の自動供給装置を組み込むことができる。
本考案の植物栽培用設備における温室ハウスの実施例を示す斜視図である。 この温室ハウスの部分断面図である。 本考案の植物栽培用設備における植物栽培装置の実施例を示す正面図である。 この植物栽培装置の側面図である。
符号の説明
1 温室ハウス
10 柱
12 梁
15 周辺路面
2 屋根
20 透明板材
21 空間
3 壁
30 透明板材
31 空間
4 熱水供給系
40 屋根用配管
40a 上部管
40b 下部管
40c 蛇行管
41 路面用配管
42 温水タンク
43 加熱ボイラ
44 圧送ポンプ
45 給水主管
46 排水主管
47 壁用配管
6 植物栽培装置
60 縦型フレーム
61 循環チェーン
62 上部スプロケット
63 下部スプロケット
65 電動モータ
70 栽培用トレー
71 支持腕
72 ローラ
73 ガイドレール
8 プランター

Claims (2)

  1. 温室ハウス内に多数の植物栽培装置が配設された植物栽培用設備であって、
    前記温室ハウスは、屋根が2枚の透明板材を間に空間を保持して対向させた2重板構造に形成されると共に、前記空間内を通るように熱水供給系が形成され、
    前記植物栽培装置は、栽培用トレーを上下方向に長く循環移動させる多段立体循環構造に形成されていることを特徴とする植物栽培用設備。
  2. 請求項1記載の植物栽培用設備において、前記熱水供給系は、2重板構造の空間内に屋根の棟部から熱水を流下させるように配管された屋根用配管と、前記温室ハウスの周辺路面に埋設される状態で前記屋根用配管の下流側に接続された路面用配管と、この路面用配管からの温水を回収する温水タンクと、この温水タンクの温水を加熱させて熱水を得る加熱ボイラと、この加熱ボイラからの温水を前記屋根用配管に送るための圧送ポンプを備えている植物栽培用設備。
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