JP3128869U - 雷サージ検出機能付保安装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源線から侵入する雷サージから負荷を保護する保安装置に関し、特に雷サージの検出日時、時間、電流値を検出・記憶可能とした保安装置を提供する。
【解決手段】電源線を避雷素子を介して接地した保安装置であって、接地線に配設した電流センサに接続した整流回路の出力電圧を保持する充電回路と、整流回路の出力電圧が所定値を超えたときトリガー電圧を出力するトリガー回路を設け、トリガー回路からの信号及び充電回路に保持している電圧をA/D変換して雷サージ電流値としてメモリに記憶するCPUを設け、インターフェースを介して外部コンピュータに記憶データを取り込むようにした雷サージ検出機能付保安装置。
【選択図】図1
【解決手段】電源線を避雷素子を介して接地した保安装置であって、接地線に配設した電流センサに接続した整流回路の出力電圧を保持する充電回路と、整流回路の出力電圧が所定値を超えたときトリガー電圧を出力するトリガー回路を設け、トリガー回路からの信号及び充電回路に保持している電圧をA/D変換して雷サージ電流値としてメモリに記憶するCPUを設け、インターフェースを介して外部コンピュータに記憶データを取り込むようにした雷サージ検出機能付保安装置。
【選択図】図1
Description
この考案は電源線から侵入する雷サージから負荷を保護する保安装置に関し、特に雷サージの検出日時、時間、電流値を検出・記憶可能とした保安装置に関する。
電源線から侵入する雷サージから負荷を保護するため電源線にバリスタ等の避雷素子を接続して接地した保安装置が知られている。
このような保安装置を設置すれば雷サージから負荷を保護することは可能であるが、雷サージを受けた回数、日時、電流値などの履歴を残すことができず、落雷を受けた際に詳細な保守点検が行えない難点があった。
そこで、本考案の目的とするところは、雷サージの検出日時、時間、電流値を検出・記憶可能とした雷サージ検出機能付保安装置を提供するところにある。
上記目的を達成するため、本考案の保安装置は次のように構成される。
すなわち、電源線を避雷素子を介して接地した保安装置において、接地線に配設した電流センサに整流回路を接続し、整流回路の出力電圧を保持する充電回路と、整流回路の出力電圧が所定値を超えたときトリガー電圧を出力するトリガー回路を設け、トリガー回路からの信号の発生回数をカウントするとともに検出日時、時間及び充電回路に保持している電圧をA/D変換して雷サージ電流値としてメモリに記憶するCPUを設け、インターフェースを介して外部コンピュータに記憶データを取り込むようにした雷サージ検出機能付保安装置である。
避雷素子としてはバリスタ、アレスタなどが使用できる。電流センサとしては貫通型の変流器(CT)を用いることができる。CPU内に設けるメモリとしては書き換え可能な不揮発性メモリ、例えばEEPROMが使用できる。インターフェースを介して外部コンピュータと接続する通信方式としてはRS−232C、RS−422、RS−485、USBなどのシリアル通信方式を用いることができる。近接地点で通信する場合はRS−232C、離隔地点で通信する場合はRS−422、RS−485を用いれば良く、また、RS−485を用いれば複数個所の保安装置を一台の外部コンピュータに接続することが可能となる。また、電力搬送通信が実用化されつつあるが、電力搬送通信によるデータ通信を利用すれば、離隔地点から複数個所の保安装置を監視することが可能となる。
本考案に係る雷サージ検出機能付保安装置によれば、雷サージから負荷を保護することができるのは勿論、電源線に雷サージによる過電圧が侵入してバリスタ等の避雷素子が動作した際、その検出日時、時間、電流値を検出・記憶することができるので、落雷時の設備点検の貴重なデータとして使用することができる。また、過去の動作履歴によって避雷素子の劣化状態も把握することが可能となる。
以下添付の図面に従って本考案に係る雷サージ検出機能付保安装置の実施態様について説明する。
図1は、本考案に係る雷サージ検出機能付保安装置の一例を示すもので、避雷素子としてはバリスタ1を使用している。電源線L、Nはバリスタ1を介して接地されており、接地線に電流センサ2が配設されている。電流センサ2には整流回路3が接続され、電流センサ2で発生した誘起電流を電圧に変換して充電回路4に一時的に蓄えるようにしている。充電回路4と並列にトリガ回路5が設けられ、整流回路3の出力電圧が一定値以上になるとトリガー信号を発生する。トリガー信号がCPU回路に加わるとこれと同一ブロックに設けられたA/D変換器でA/D変換して発生日時、電流値が不揮発性メモリEEPROMに記憶される。表示器6を接続しておくことにより、必要に応じてその場で確認することもできる。また、インターフェース7と外部コンピュータPCをPS−232Cのような通信手段を介して接続することにより、被雷履歴のデータを取り込み可能としている。図中AC/DCはトリガ回路5及びCPU等の電源である。
図2は、電力搬送通信を用いた場合の実施例を示すもので、電力搬送通信用のモデム8を使用する以外は図1と同様である。離れた場所にあるコンピュータPCにおいて複数個所の保安装置における被雷履歴を集中的に監視することができる。
なお、上記は実施態様の一例を示すもので、本考案の技術的思想の範囲内において種々の態様を採用し得ることはいうまでもない。
1…バリスタ
L、N…電源線
2…電流センサ
3…整流回路
4…充電回路
5…トリガ回路
6…表示器
7…インターフェース
L、N…電源線
2…電流センサ
3…整流回路
4…充電回路
5…トリガ回路
6…表示器
7…インターフェース
Claims (3)
- 電源線を避雷素子を介して接地した保安装置において、接地線に配設した電流センサに整流回路を接続し、整流回路の出力電圧を保持する充電回路と、整流回路の出力電圧が所定値を超えたときトリガー電圧を出力するトリガー回路を設け、トリガー回路からの信号の発生回数をカウントするとともに検出日時、時間及び充電回路に保持している電圧をA/D変換して雷サージ電流値としてメモリに記憶するCPUを設け、インターフェースを介して外部コンピュータに記憶データを取り込むようにした雷サージ検出機能付保安装置。
- CPU内のメモリに記憶したデータを表示する表示器を有する請求項1記載の雷サージ検出機能付保安装置。
- 電力搬送通信を利用し、インターフェースを介して離隔地点に設置した外部コンピュータに記憶データを取り込むようにした請求項1または2記載の雷サージ検出機能付保安装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006009177U JP3128869U (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 雷サージ検出機能付保安装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006009177U JP3128869U (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 雷サージ検出機能付保安装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3128869U true JP3128869U (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=43279865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006009177U Expired - Fee Related JP3128869U (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 雷サージ検出機能付保安装置。 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3128869U (ja) |
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2006
- 2006-11-10 JP JP2006009177U patent/JP3128869U/ja not_active Expired - Fee Related
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