JP3127468U - 安全傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、傘のもつ本来の効用を損なわないままに、傘の幅を狭くすることで、混雑する場所や狭い路地などで安全で安心して利用ができる、安価である傘を提供する。
【解決手段】傘幅を狭くするために、傘の左右に折り畳みの関節軸を設けて、それを連動構造にして関節軸から先端を下向に折りまげて垂れ傘にする。傘幅を狭くすることによる、雨の吹き込みを少なく防いだり、直射の日除け効果又傘骨による隣同士の危険防止等を垂れ傘でもって、性能付加するものである。
【選択図】図2

Description

本考案は、日常使用する雨傘や日傘などに関するものである。
技術背景
従来、傘の形状はデザインを凝らしたり、構造的に使い勝手の良いものが工夫されている。
しかしながら、それはまぎれもなく雨や日射を防ぐためのものである。
上述の如く、従来雨降りの時や日除け傘として利用するのであるが、混雑する街路都邑などでは、個々の傘を広げた占有による混雑に、一層の拍車がかかるのである。
傘を挿して歩いてる時や、自転車に固定して走行中の際、電柱や建物その他の障害物があって通行できなかったりその他、隣同士の傘骨が当り危険を伴うことがある。
本考案はこのような状況を課題として、その目的は傘の幅を狭くすることで、混雑する場所や狭い路地などではより安全で利用できることを課題とするのである。
広げた傘の左右を、決めた位置で折り畳み式の関節軸を設けることで、傘幅を狭くする。
傘骨と連動構造にして、関節軸から先端は下方向に折りまげて垂れ傘にする。
垂れ傘は、傘幅を狭くすることによる雨の吹き込みを少なく防いだり、日除け効果を増すことと、また意匠的な加味を付加するものである。
関節軸や垂れ傘は、傘の横幅のみに、その手段の範囲を限定するものではない。
従来の傘を挿して、並列に並んで2人しか通り抜けられなかった、ところが結果本考案の傘を挿して3人が通り抜けられて約1,5倍の効果があり、そして関節軸から下方向に折りまげて垂れ傘を設けることで、雨にかかる具合は損なわず、また日除け効果がある。
関節軸から下方向にまげることで、隣同士による接触が起きても傘骨が直接に当たらず安全である。
また、自転車に取り付けてもその車副から大きくふくらみがないので安心である。
傘に関節軸を設ける事だけで、取扱い方法は従来の傘と全く変わらず、安全で安価で安心して利用ができる。
主骨▲7▼と垂れ骨▲5▼を関節軸▲1▼で関節を設ける。
そして、力骨▲6▼垂れ骨▲5▼に対して中間骨▲4▼を上軸▲2▼と下軸▲3▼でもって連動構造にする。
関節軸▲1▼の主骨と垂れ骨の部分を丸み状にする、それは傘の骨と張り生地との摩擦保護と、角面による危険防止や意匠的に加味するのである。
折り畳みから広げていくと、力骨▲6▼の移動によって中間力骨▲4▼の移動が始まり、主骨▲7▼の開く行動に干渉せずに垂れ骨▲5▼を中間骨▲4▼によって定位置へ制御する連動構造が、その仕組みである。
また、広げた状態から折り畳み動作はその正反対でありそして、従来の傘とはその取扱い方法は変わるところなく全く同じである。
例えば、傘の大きさが1,1mとして狭くした傘の横幅を0,7mと定めた場合、関節軸下から垂れ傘の寸法は0,2mとなる。つまり、垂れ傘を設けることで傘幅が0,4m狭くしても、その効果が変わらず維持できるのである。
垂れ傘を0,2m以上定めるのは、特に女性のうなじや顔メイクに雨しぶきで傷つけたり、そして日除けの保護をするための相乗効果が期待できるのである。
人の幅や、自転車の車副を0,55mまでと定めた場合に傘の幅を0,7mに定めることで、人の肩幅に対して凡そ0,1mづつの空間を設けることになる。
しかし、それぞれの寸法については限定の範囲ではない。
本考案の傘は、年間を通して激しく変わる天候に備えての、半消耗的必需品である。
依って、その製造分野そして販売分野などの産業に大いに寄与するものである。
折り畳んだ傘骨の断面図 傘の幅を狭くした断面図 完成した 平面図 幅を狭く完成した側面図
符号の説明
1 関節軸 ▲1▼
2 上軸 ▲2▼
3 下軸 ▲3▼
4 中間骨 ▲4▼
5 垂れ骨 ▲5▼
6 力骨 ▲6▼
7 主骨 ▲7▼
8 柄軸 ▲8▼
9 張り生地 ▲9▼

Claims (1)

  1. 傘幅に関節構造をすることで、垂れ傘を設けて傘幅を狭くした、折り畳み安全傘。
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