JP3127364B2 - 缶挟み器 - Google Patents

缶挟み器

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JP3127364B2
JP3127364B2 JP09169449A JP16944997A JP3127364B2 JP 3127364 B2 JP3127364 B2 JP 3127364B2 JP 09169449 A JP09169449 A JP 09169449A JP 16944997 A JP16944997 A JP 16944997A JP 3127364 B2 JP3127364 B2 JP 3127364B2
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恭平 森本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は缶入り酒類、缶入り
飲料水、缶入りコーヒー等、円筒形の缶製品を、L型挟
み板で缶の両端(上ぶたと底)を挟み、段ボールケース
より一度に複数缶を取り出しそのまま自動販売機に投入
する缶挟み器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機に缶を補充する時、従来は当
該缶製品を手指で段ボールケースより取り出し、一缶ず
つしか投入することができず、大変手間と労力を要し
た。そして、従来からこのような手間と労力を解消する
ための提案は、寡聞にして発見できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、自動販
売機への缶の投入は大変手間がかかり、時間的、労働的
負担である。本発明は、一度に複数缶を段ボールケース
より取り出し、そのまま自動販売機に投入することによ
り前記欠点を解消し得る缶挟み器を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の缶挟み器は、相
対向して逆U字形に形成したL型挟み板の一方の長手方
向側縁に添って垂設した下部取手と、両L型挟み板の下
面に配設した基板上に、前記取手の上側に垂設した上部
取手とを併せて片手で握ることにより、前記基板の側縁
と一方のL型挟み板の側板の内側面との間に付設した蝶
番を介して複数缶を挟んだまま移動可能としたものであ
る。
【0005】更に他の手段として、前記相対向して逆U
字形に形成した両L型挟み板の天頂中央部で重層する長
手方向側縁部に於いて、前記同様の取手を上下位置に垂
設し、かつ下側のL型挟み板を延出して形成した側縁
と、上側のL型挟み板の側板の内側面との間に前記同様
の蝶番を付設することにより、前記同様両L型挟み板に
て複数缶を挟んだまま移動可能とし、一定の長さの缶の
みに使用する。
【0006】
【発明の実施の形態】天板と側板で形成されたL型挟み
板1、2と基板6は1mm〜2mm程度の厚さを有する
金属製又はプラスチックス製等の適宜素材にて構成した
ものである。
【0007】自動販売機の投入缶は、直径が約53mm
と約66mmの2種類であり、酒類においては、缶の長
さ約90mm〜120mm、容量200〜350ml、
コーヒー及び飲料水等においては、缶の長さ約100〜
130mm、容量190〜350gの缶製品が一般的で
ある。
【0008】また、段ボールケースには太缶は4列6段
(24缶)、細缶は5列6段(30缶)に詰められてい
る。従って、本発明の缶挟み器は舌片を含む長手方向の
長さが260mm、舌片を除いた両側板の長手方向の長
さは230mm、両側板内側面の基板までの高さは50
mm,缶挟み器の短手方向の巾は90〜130mmに調
製可能であり、各段ボールケースに入る大きさでもあ
る。
【0009】缶を挟みやすくするため、両L型挟み板の
それぞれ相対する側板の内側面に厚さ1mm程度の弾力
性に富んだ網目状のゴムシートを貼着してある。また、
同様の目的で弾力性のあるゴム等適宜素材の厚さ1mm
程度のシートを貼着しても良い。
【0010】従って、老人婦女子でも使用可能な3kg
以下の握力で、確実に複数缶を挟んだまま持ち上げ、移
動することが可能である。ちなみに缶の上ぶたと底は縁
より少し凹んでいるため、前記ゴムシートの挟み効果は
一層大きい。
【0011】
【実施例】以下、図面に従って、本発明の一実施例を説
明する。図1乃至図3に於いて、基板6には天面中央部
に長手方向に鎹形の上部取手4を垂設し、かつ長手方向
の一側縁(図1の向かって右側)に蝶番3を付設し、他
の側縁寄り中央部にオスネジ8を上向きに垂設し、かつ
短手方向の両端縁中央にそれぞれ矩形状の舌片10、1
0aを水平方向に突出形成する。該舌片自体の寸法は、
両舌片とも短手方向即ち突出部分の深さはおよそ15m
m、長手方向は20mm以上基板6の端縁の長さ以内に
て適宜設定すれば良い。
【0012】L型挟み板1は天板12中央部の短手方向
に、短冊状の切欠き溝7を設け、前記オスネジ8を嵌通
させ、メスネジ9で冠締させて基板6に固定することが
できる。また、前記切欠き溝7はL型挟み板1の側板1
3に対し直角に切欠してあり、缶の長さに応じ、メスネ
ジ9を緩めてL型挟み板1を左右方向に摺動自在に移動
させることにより、様々な長さの缶に対応できる。
【0013】L型挟み板2は蝶番3を介して基板6に枢
着し、これを支点にして回動自在に動き、更に天板側縁
の中程に該側縁に添い、前記上部取手4の下位に、20
mm〜30mmの間隔をもって平行に鎹形の下部取手5
を垂設してある。
【0014】また、前記蝶番3の替わりにポリプロピレ
ン等の柔軟な素材の帯び状板を、蝶番相当位置に貼着し
ても蝶番同様の効果が得られる。
【0015】上下取手4、5は片手で握りやすいように
基板6の中央に於いて直上位置に形成してあり、両取手
を同時に握ると、図6、図7に示すように下部取手5は
上に引き上げられる結果、前記蝶番3を支点にしてL型
挟み板2の側板が内側斜上方に向かって僅かに持ち上が
り、本発明の目的とする複数缶を挟む作用をする。
【0016】図2に於いて、舌片10、10aは、自動
販売機の投入口に本缶挟み器を乗せるために基板6の短
手方向両端縁中央に設けてある。従って、取手の握る方
向をえらぶ必要がない。
【0017】本発明の一実施例は上述の如き構成からな
るものであるから、基板6上にL型挟み板1、2をそれ
ぞれ対向して逆U字形になるように構成した缶挟み器で
あり、前記上下の両取手4、5を同時に軽く握り、図6
乃至図7に示すようにL型挟み板1、2を缶を挟むよう
に段ボールケースの内側面と缶の間に差込み、両取手を
強く握り複数缶を挟んだまま取り出し、そのまま本器具
を仰向きにし、自動販売機の投入口に図7の如く斜めに
舌片10または10aを乗せ、握力を緩めると缶は自重
で投入口に転がり込み、缶の補充が簡単にできる。
【0018】次に図4、図5は、本発明の他の実施例を
示すもので、前記基板6、切欠き溝7、オスネジ8、メ
スネジ9、を形成せずに、図面上左側のL型挟み板14
の天板15を、他のL型挟み板2の側板13a寄りまで
延出させ、天板15の中央部に長手方向に平行に鎹形の
上部取手4を垂設するとともに、該天板15の長手方向
の側縁に蝶番3を付設し、かつ天板短手方向の両短縁
に、それぞれ舌片10、10aを設けたL型挟み板14
を、前記同様に形成したL型挟み板2の側板の内側面に
蝶番3を介して枢着し、前記同様逆U字形になるように
構成した缶挟み器であり、本器は一定の長さの缶のみに
使用する。
【0019】
【発明の効果】本発明の缶挟み器は、各種飲料の缶製品
を一度に複数缶を段ボールケースより取り出しそのまま
自動販売機に投入でき、しかも老人婦女子でも容易に片
手で操作できるので、従来の時間的、労働的負担が解消
され、能率向上に役立ち経済効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶挟み器の斜視図である。
【図2】基板を缶挟み器の本体から取り外した状態の斜
視図である。
【図3】本発明の缶挟み器のA−A断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図5】同上B−Bの断面図である。
【図6】使用状態を示す説明図である。
【図7】図6と同じ。
【符号の説明】
1、2 L型挟み板 3 蝶番 4 上部取手 5 下部取手 6 基板 7 切欠き溝 8 オスネジ 9 メスネジ 10、10a 舌片 11、11a ゴムシート 12、12a 天板 13、13a 側板 14 L型挟み板 15 天板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短手方向の両端縁中央に、それぞれ矩形
    状の舌片(10、10a)を水平方向に突出形成し、か
    つ一方の長手方向側縁中央寄りにオスネジ(8)を上向
    きに垂設すると共に、他方の長手方向側縁に蝶番(3)
    を付設し、更に前記両舌片の僅かに内側の天面中央位置
    に鎹形の上部取手(4)を長手方向に垂設して形成した
    基板(6)と、前記天面上に於いて、前記オスネジ
    (8)を介して左右方向に摺動自在に移動可能となる短
    冊状の切欠き溝(7)を天板(12)上に設けた断面L
    字形のL型挟み板(1)と、該L型挟み板と相似形にし
    て、前記天板(12)上で側縁が一部重層し、かつ前記
    基板(6)上に垂設した上部取手(4)の直近下位に平
    行に、一定間隔をもって側縁寄りに鎹形の下部取手
    (5)を垂設した天板(12a)と、前記蝶番(3)を
    介して基板(6)に枢着する側板(13a)とより形成
    した他の断面L字形のL型挟み板(2)とで構成し、更
    にこれらL型挟み板(1、2)を基板(6)上で相対向
    して逆U字形に形成し、相対する両側板(13、13
    a)の内側面に、網目状のゴムシート(11、11a)
    を滑り止めとして貼着し構成したことを特徴とし、更
    に、上下両取手を同時に握ることにより、一度に複数缶
    を挟んだまま移動可能としたことを特徴とする缶挟み
    器。
  2. 【請求項2】 天板(15)の両端縁中央に、それぞれ
    矩形状の舌片(10、10a)を水平方向に突出して形
    成し、かつ前記天板(15)の側縁に蝶番(3)を付設
    するとともに両舌片の僅か内側に鎹形の上部取手(4)
    を長手方向に垂設して形成した一方の断面L字形のL型
    挟み板(14)と、該L型挟み板の天板(15)上に重
    層する他の天板(12a)の側縁寄りに、前記上部取手
    (4)の直近下位に平行に、一定の間隔をもって鎹形の
    下部取手(5)を垂設し、かつ蝶番(3)を介して前記
    天板(15)に枢着した側板(13a)を、天板(12
    a)の下方に向かって前記L型挟み板(14)の側板
    (13)と相対し形成した断面L字形のL型挟み板
    (2)とで構成し、更にこれら両L型挟み板(14、
    2)を相対向して逆U字形に形成し、相対する両側板
    (13、13a)の内側面に網目状のゴムシート(1
    1、11a)を滑り止めとして貼着し構成したことを特
    徴とし、更に、上下両取手を同時に握ることにより、一
    度に複数缶を挟んだまま移動可能としたことを特徴とす
    る、一定の長さの缶のみに使用する缶挟み器。
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