JP3127128U - 掛け敷き布 - Google Patents

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Abstract

掛け布や敷き布として使用する際には外側に現れる部分が内側に隠れ、当該部分が汚れることを抑制でき、かつ、外側に現れる部分に対して掛け布と異なる任意のデザインを施すことができるため、携帯して用いる場合の装飾性も良好な掛け敷き布を提供すること。
【解決手段】本考案の掛け敷き布1は、折りたたんで携帯具等とした場合に外側に現れる別布14及び第2の別布15が、第1の布体11及び第2の布体12の内面に載置されることにより掛け敷き布1の内側に隠れる構成であるため、通常の掛け布や敷き布として使用する場合には別布等14,15が汚れることがなく、掛け敷き布1の汚損を効率よく抑制することができる。また、別布14及び第2の別布15に対して掛け敷き布1と異なる任意のデザインを施すことができるため、折りたたんで携帯する場合におけるデザインのバリエーションが広がり、装飾性が良好である。
【選択図】図3

Description

本考案は、掛け敷き布に関する。更に詳しくは、通常時はひざ掛け等の掛け布や敷き布として使用することができるとともに、コンパクトに折りたたんで携帯可能な掛け敷き布に関する。
人体の保温等の目的で、ひざ掛け、肩掛け、毛布、ベビー毛布、おくるみ、ベットパット、シュラフや、掛け布団、敷き布団等の掛け布ないし敷き布(以下、総称して「掛け敷き布」という場合がある。)が広く使用されている。例えば、ひざ掛けは、椅子等に着座している使用者の保温等の目的で使用され、具体的には、上部領域を大腿部の上に載せ、下部領域を下腿部の前方及び側方に垂らした状態で使用される。一方、これらの掛け敷き布は、携帯性に乏しく、たとえ薄手のものであっても、それを持ち運ぶためにはある程度の大きさまでそれを折りたたんで手提げ袋等に収納する必要があった。
このようなことから、別途形成された正方形状ないしは長方形状の袋体等に掛け敷き布を折りたたんだ状態で収納することにより、収納時には携帯具やクッション等の外観を呈するようにした商品が開発されている。しかしながら、このような商品においては、別途形成された袋体の形状に合わせて掛け敷き布を折りたたみ、折りたたんだものをスライドファスナー等が配設された袋体の開口部から収納する操作が非常に面倒であった。加えて、袋体が邪魔になったり、袋体を紛失してしまったりするという問題が発生していた。
かかる問題を解決するために、掛け敷き布に袋体の構成を兼ね備えるようにして、通常使用時には展開状態で掛け布や敷き布として使用できるとともに、掛け布等として使用しない場合にあっては、小さく折りたたんだ状態で保持でき、携帯して手元に置くことができる携帯具、あるいは緩衝性を備えたクッションや座布団(以下、総称して「クッション」とする場合がある。)にして使用することができる掛け布や敷き布が提供されていた。かかる掛け布や敷き布としては、例えば、四隅の少なくとも一つに適度な重量を有し、四隅のそれぞれに第1の結合手段を設けるとともに、方形の隣接する辺の中間点を結ぶ直線に沿って同一側に折り畳んだ際に、前記四隅と対向する位置に、前記第1の結合手段のそれぞれと分離可能に固定する第2の結合手段を設けた膝掛けが提供されている(例えば、特許文献1を参照。)。また、任意形状の布地の上部に、腰止部、を設けると共に、布地の適所にポケット部を設け、更に下部適所に裾止部を設け、かつ布地の裏面適所に収納袋を重着したことを特徴とする携帯用ひざかけが提供されている(例えば、特許文献2を参照。)。
また、折りたたんだ際にクッションとなるものについては、綿,ポリエステル等の、防寒性を有する布材より長方形状に形成され、人の体全体を包容することのできる程度の大きさの布団、マットの部分と、該布団、マットの部分の短辺の間の中央部にその開口部を短辺の内側にしてポケット状に縫着され、布団、マットの部分を畳んで収納するクッションまたは座布団のサイズを持った収納部とを具備し、布団、マットまたは、寝袋として使用しない場合には布団、マットの部分を収納部とほぼ同じ大きさに畳み、収納部を裏返して収納部内に収納して、クッション、または座布団を構成するようにし、布団、マットの部分を収納部より取りだし展開して布団、マットとして使用する多用途クッションが提供されている(例えば、特許文献3を参照。)
実用新案登録番号第3010419号公報([請求項2]、[図1]) 特開2002−212816号公報([請求項1]、[図3]) 特開2004−321415号公報([請求項1]、[図1])
しかしながら、前記した特許文献に開示される従来の構成にあっては、外側に別途配設された袋体に対して掛け敷き布等を折りたたんで収納するため、折りたたんだ状態で携帯具やクッションとして外側に現れる部分は、掛け敷き布として使用する時も含め常に外側に現れてしまうため、外側に現れる部分が汚れやすくなってしまい、衛生上好ましくなかった。また、このように袋体が外側に現れる構成をとることから、当該袋体に対して掛け敷き布と異なるデザインを施すことができないため、折りたたんで携帯具等として使った場合の装飾性に乏しかった。
本考案は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、ひざ掛け、肩掛け等の掛け布や敷き布として使用できるだけでなく、コンパクトに折りたたみ、携帯具やクッション等として使用することができる掛け敷き布であって、掛け布や敷き布として使用する際には携帯具等の外側に現れる部分が内側に隠れるため、当該部分が汚れることを効率よく抑制することができることに加え、外側に現れる部分に対して掛け敷き布と異なる任意のデザインを施すことができるため、折りたたんで携帯して用いる場合の装飾性も良好な掛け敷き布を提供することにある。
本考案の請求項1に係る第1考案の掛け敷き布は、略矩形状の第1の布体と第2の布体を重ね合わせて袋状とした掛け敷き布であって、前記第1の布体の内面には、略矩形状の別布が、当該別布の隅部が前記第1の布体の隅部に当接するように載置され、前記別布の4辺のうち前記別布の隅部から延びる2辺は、前記第1の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、前記第2の布体の内面には、前記別布と略同形状の第2の別布が、当該第2の別布の隅部が前記第2の布体の隅部に当接するように載置され、前記第2の別布の4辺のうち前記第2の別布の隅部から延びる2辺は、前記第2の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺は、前記第1の布体及び前記第2の布体には固定されず、前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺の対応する辺同士が接合され、前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺には、前記別布及び前記第2の別布の隅部から延びる2辺に沿ってリバーシブルファスナーが取り付けられ、前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺が開閉自在とされていることを特徴とする。
本考案の請求項2に係る第2考案の掛け敷き布は、略矩形状の第1の布体と第2の布体を重ね合わせて袋状とした掛け敷き布であって、前記第1の布体の内面には、略矩形状の別布が、当該別布の隅部が前記第1の布体の隅部に当接するように載置され、前記別布の4辺のうち前記別布の隅部から延びる2辺は、前記第1の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、前記第2の布体の内面には、前記別布と略同形状の第2の別布が、当該第2の別布の隅部が前記第2の布体の隅部に当接するように載置され、前記第2の別布の4辺のうち前記第2の別布の隅部から延びる2辺は、前記第2の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺は、前記第1の布体及び前記第2の布体の少なくとも一つに固定され、前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺の対応する辺同士が接合され、前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺には、前記別布及び前記第2の別布の隅部から延びる2辺に沿ってリバーシブルファスナーが取り付けられ、前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺が開閉自在とされていることを特徴とする。
本考案の請求項3に係る掛け敷き布は、前記した請求項1または請求項2において、前記別布及び/または前記第2の別布の表面に対して装飾処理が施されていることを特徴とする。
本考案の請求項4に係る掛け敷き布は、前記した請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、前記別布及び前記第2の別布の形状が、前記掛け敷き布の横辺の1/2と同じかやや長い長さを長辺または短辺とする略長方形状、あるいは前記掛け敷き布の横辺の1/3と同じかやや長い長さを長辺または短辺とする略長方形状であることを特徴とする。
本考案の請求項5に係る掛け敷き布は、前記した請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、前記別布及び前記第2の別布の形状が、前記掛け敷き布の横辺の1/2と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状、あるいは前記掛け敷き布の横辺の1/3と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状であることを特徴とする。
本考案の請求項6に係る掛け敷き布は、前記した請求項1ないし請求項5のいずれかにおいて、前記別布及び/または前記第2の別布の表面における任意の隅部あるいは隅部付近にタブが取り付けられていることを特徴とする。
本考案の請求項1に係る掛け敷き布は、掛け布や敷き布として使用できるだけでなく、折りたたんだ状態で、第1の布体及び第2の布体の内面に載置した別布及び第2の別布を外側に現し、リバーシブルファスナーを閉じることにより携帯具として、あるいは、第1の布体及び第2の布体として緩衝性のある布地を用いた場合にはクッションとして使用することができる。また、折りたたんで携帯具等として使用できることにより、掛け敷き布として使用しない場合にも、保管について場所をとらず、携帯性・収納性にも優れる掛け敷き布である。更には、このように収納性に富んだ掛け敷き布となるので、掛け敷き布を常に身近に携帯することもでき、また、掛け敷き布を見た目にもすっきりした状態で片付けることができる等の利点もある。
加えて、折りたたんだ状態で外側に現れる別布及び第2の別布が、第1の布体等の内面に載置されることにより掛け敷き布の内側に隠れるため、通常の掛け布や敷き布として使用する場合には別布等が汚れることが全くなく、掛け敷き布の汚損を効率よく抑制することができる。そして、掛け敷き布の外観としても、通常の掛け敷き布等として使用する場合には、別布等が外側に現れないことから美観も向上し、また、別布等に対して掛け敷き布と異なる任意のデザインを施すことができるため、携帯具やクッションとして用いる場合におけるデザインのバリエーションが広がり、装飾性が良好な掛け敷き布となる。更には、本考案の掛け敷き布を構成する別布と第2の別布における、別布の隅部あるいは第2の別布の隅部から延びる2辺以外の残りの2辺が、第1の布体及び第2の布体と固定されず、当該残りの2辺のそれぞれ対応する辺(向かい合う辺)同士が接合されているので、かかる2辺同士の接合状態が良好であるとともに、別布及び第2の別布を第2の布体に固定するための縫い目等が外部に現れず、外観が良好となり、また、固定する縫製が不要な分、簡便に製造することができる。そして、第1の布体及び第2の布体を折りたたんで収納する作業に労力を必要とせず、楽に収納することができる。
なお、本考案において「掛け敷き布」とは、ひざ掛け、肩掛け、毛布、ベビー毛布、おくるみ、ベットパット、シュラフ等に代表される掛け布ないし敷き布を総称して呼ぶものであり、また、掛け布団、敷き布団等をも含むものである。
本考案の第2考案である請求項2の掛け敷き布は、前記した第1考案の掛け敷き布と比べて、掛け敷き布を構成する別布と第2の別布における、別布の隅部あるいは第2の別布の隅部から延びる2辺以外の残りの2辺が、第1の布体及び第2の布体の少なくとも一つと固定されている点が相違し、それ以外の構成について共通するものであり、前記した第1考案の掛け敷き布と同様の効果を享受することができる。また、別布の残りの2辺及び第2の別布の残りの2辺の対応する辺同士が固定された状態で第1の布体及び第2の布体の少なくとも一つと一体となって固定されているので、当該2辺と掛け敷き布との固定状態が良好となり、折りたたんで携帯具やクッションとした場合の形状も整いやすくなる。
本考案の請求項3に係る掛け敷き布は、折りたたんで携帯具等とした場合に外側に現れる別布や第2の別布の表面に対して装飾処理が施されているので、携帯具等として使用した場合における装飾性がより向上した掛け敷き布となる。なお、装飾処理としては、別布等の表面に対して、例えば、模様、色彩、絵柄等を施すようにすればよく、また、別布と第2の別布の色(色相、明度、彩度)や柄(ストライプや花模様等)や素材(綿、麻、ポリエステル、皮革等)等を工夫し、コーディネートするようにしてもよい。
本考案の請求項4に係る掛け敷き布は、別布及び第2の別布の形状が、掛け敷き布の横辺の1/2と同じかやや長い長さを長辺または短辺とする略長方形状、あるいは掛け敷き布の横辺の1/3と同じかやや長い長さを長辺または短辺とする略長方形状としたので、折りたたんで携帯具等とした場合にあっては、使用性に優れた略長方形状の携帯具等が簡便に形成されることになる。
本考案の請求項5に係る掛け敷き布は、別布及び第2の別布の形状が、掛け敷き布の横辺の1/2と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状、あるいは掛け敷き布の横辺の1/3と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状としたので、折りたたんで携帯具等とした場合にあっては、使用性に優れた略正方形状の携帯具等が簡便に形成されることになる。
本考案の請求項6に係る掛け敷き布は、別布及び/または第2の別布の表面における任意の隅部あるいは隅部付近にタブが取り付けられているので、これら別布及び第2の別布を外側に現して携帯具等として使用する場合にあっては、当該携帯具等の隅部にかかるタブが現れることとなる。そして、タブを引っ張ることにより携帯具等の格好が整えやすくなる等、携帯具等としての使い勝手が向上する。
[第1実施形態]
以下、本考案の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
(I)本考案の掛け敷き布1の構成:
図1ないし図5を用いて、本考案の掛け敷き布の一態様の構成を説明する。図1は、本考案の第1実施形態に係る掛け敷き布の正面図、図2は掛け敷き布の背面図、図3は隅部付近の部分拡大図、図4は図1において第1の布体と第2の布体を開いた展開図、図5は図1のV−V断面図、をそれぞれ示す。図1ないし図5中、1は掛け敷き布、11は第1の布体、12は第2の布体、14は別布、15は第2の別布、16はリバーシブルファスナー、18はタブ、をそれぞれ示す。なお、図4にあっては、リバーシブルファスナー16は図示していない。また、図1等にあって、掛け敷き布1の縦辺は長辺、横辺は短辺をいうものとする。
本実施形態の掛け敷き布1は、図1ないし図5に示すように、縦長の略矩形状の第1の布体11及び第2の布体12を備え、この第1の布体11と第2の布体12を重ね合わせて袋状としている。また、図1ないし図5に示すように、第1の布体11の内面には、略長方形状の別布14が、当該別布の隅部14aが第1の布体の隅部11aに当接するように載置されている。かかる別布14は、後記する第2の別布15とともに、掛け敷き布1を折りたたんだ状態で携帯具3(図11参照)とした場合に外側に現れる部分となる。別布14には、装飾性を備えるべく、表面(第2の布体12の内面と対向する面であり、折りたたんだ状態で携帯具3とした場合に外側に現れる面のこと。以下別布14について同。)に対して模様(格子模様)が施されている。
また、図1ないし図5に示すように、略長方形状の別布14は、4辺のうち別布の隅部
14aから延びる2辺14x,14y(図3及び図4参照)については、第1の布体の隅部11aから延びる縦辺11x及び横辺11y(図3及び図4参照)に当接した状態で後記するリバーシブルファスナー16とともに縫製されて固定される。
図2は、掛け敷き布1の背面図、図3は、隅部付近の部分拡大図、図4は、図1において第1の布体11と第2の布体12を開いた展開図である。また、図5は、図1のV−V断面図である。別布14の残りの2辺14v,14zは、後記する第2の別布15の残りの2辺15v,15z(4辺のうち第2の別布の隅部15aから延びる2辺以外の残りの2辺)と併せて、第1の布体11及び第2の布体12には固定されていない。従って、外部には別布14や第2の別布15と第2の布体等11,12を固定するための縫い目は現れず、外観も良好となり、また、当該固定する手間も省け、簡便に製造することができる。なお、別布14の残りの2辺14v,14zは、後記する第2の別布15の残りの2辺15v,15zと、それぞれの対応する辺(向かい合う辺のこと。ここでは14vと15v、14zと15z)同士が互いに当接された状態で接合されている
なお、図4にあっては、実際は、別布の隅部14aは第1の布体の隅部11aに当接し、別布の隅部14aから延びる2辺14x,14yが、第1の布体の隅部11aから延びる縦辺11x及び横辺11yに当接した状態で後記するリバーシブルファスナー16とともに縫製されて固定されているものである。なお、別布14における、別布の隅部14aから延びる2辺については、第1の布体の隅部11aから延びる縦辺11x及び横辺11yに当接した状態で固定されているが、当該縦辺11x及び横辺11yに沿った状態で固定されるようにしても構わない。
また、前記した別布14と同じ形状の第2の別布15が第2の布体12の内面に載置されている。この第2の別布15は、第2の別布の隅部15aが第2の布体の隅部12aに当接するようにして載置され、前記した別布14と同様、表面(第1の布体11の内面と対向する面であり、携帯具3として使用した場合に、当該携帯具3の外側に現れる面のこと。以下第2の別布15について同。)に格子模様が施されている。
略長方形状の第2の別布は、4辺のうち第2の別布の隅部15aから延びる2辺15x,15yは、第2の布体の隅部12aから延びる縦辺12x及び横辺12yに当接した状態で、後記するリバーシブルファスナー16とともに縫製されて固定される(図3及び図4参照)。なお、かかる第2の別布15における、第2の別布の隅部15aから延びる2辺については、別布14と同様、第2の布体の隅部12aから延びる縦辺12x及び横辺12yに当接した状態での固定のほか、当該縦辺12x及び横辺12yに沿った状態で固定されるようにしても構わない。
なお、前記したように、別布14と第2の別布15において、4辺のうち別布の隅部14aから延びる2辺14x,14y以外の残りの2辺14v,14z、あるいは第2の別布の隅部15aから延びる2辺15x,15y以外の残りの2辺15v,15zは、第1の布体11及び第2の布体12とは縫合・固定されず、それぞれの対応する辺(14vと15v、及び14zと15z)同士が互いに当接された状態で接合されている(図4等を参照)。
また、別布14の2辺14v,14z、あるいは第2の別布15v,15zが衝合する、別布14及び第2の別布15の表面における、別布の他の隅部14b(及び第2の別布の他の隅部15b)にはタブ18が取り付けられている。このようにしてタブ18が取り付けられていることにより、別布14及び第2の別布15が外側に現れて携帯具3(図11参照)として使用する場合にあっては、当該携帯具3の隅部にかかるタブ18が現れることとなる。そして携帯具3の隅部にあるタブを引っ張ることにより携帯具3の格好が整えやすくなる。なお、タブ18の位置は、別布の他の隅部14b(及び第2の別布の他の隅部15b)付近としても問題はない。
本実施形態の掛け敷き布1のように、掛け敷き布1の縦辺と横辺(第1の布体11及び第2の布体12の縦辺と横辺と同様。)が概ね縦辺/横辺=3/2とした構成にあっては、略長方形状の別布14及び第2の別布15の寸法は、1辺が掛け敷き布1の縦辺に対して1/6と同じかやや長い長さ、また、掛け敷き布1の横辺に対して1/2と同じかやや長い長さとすればよい。また、かかる寸法とした場合には、別布14及び第2の別布15は、掛け敷き布1全体の1/12と同じかやや大きいサイズとなる。
また、別布14及び第2の別布15が載置された第1の布体及び第2の布体の隅部11a,12aから延びる2辺には、別布及び第2の別布の隅部14a,15aから延びる2辺に沿って、当該隅部11a,12aから延びる縦辺及び横辺を一連に繋ぐようにしてリバーシブルファスナー16が取り付けられている。これにより、第1の布体及び第2の布体の隅部11a,12aから延びる2辺が開閉自在となる。リバーシブルファスナー16は、スライダ161を、リバーシブルファスナー16が取り付けられた隣り合う2辺(第1の布体及び第2の布体の隅部11a,12aから延びる2辺と同意。)に沿ってスライドさせることにより開閉するようになっている。リバーシブルファスナー16で開閉する手段としたことにより、見た目もすっきりする。
なお、かかるリバーシブルファスナー16は、本実施形態のように、一つのリバーシブルファスナーを隅部11a,12aから延びる縦辺及び横辺の一連に取り付け、当該隅部11a,12aから延びる縦辺及び横辺を一連に繋ぐようにする構成のほか、2つのリバーシブルファスナーを隅部11a,12aから延びる縦辺及び横辺のそれぞれに取り付けるようにしてもよい。
掛け敷き布1を構成する第1の布体11及び第2の布体12は、例えば、ひざ掛け、肩掛け、毛布、ベビー毛布、おくるみ、ベットパット、シュラフや、掛け布団、敷き布団等の掛け布や敷き布として通常使用される布で形成させればよく、例えば、綿、麻、絹等の天然繊維や、ポリエステル、アクリル等の合成繊維等の従来公知の繊維で形成させることができる。なお、第1の布体11及び第2の布体12をして緩衝性のある布地で形成されるようにすれば、折りたたんでなる携帯具3をクッションとすることができる。また、別布14や第2の別布15は、例えば、綿、麻、絹等の天然繊維や、ポリエステル、アクリル等の合成繊維等の従来公知の合成繊維や皮革、合成皮革等で形成させることができる。
本実施形態にあっては、第1の布体等11,12の他の辺については、第1の布体11と第2の布体12の周縁が縫製することにより袋状とされている。そして、使用に際しては、広げた状態で、通常の掛け布や敷き布として使用することができる。
(II)本考案の掛け敷き布1の携帯具3(図11参照)としての使用方法の一例:
また、本考案の掛け敷き布1は、例えば、下記手順(1)〜(5)のようにして折りたたむことにより、携帯具3として使用することができる。
ここで、図6は掛け敷き布1を縦半分に折り返した状態を示した斜視図、図7は、縦半分に折り返した掛け敷き布1を更に内側に三つ折りにした状態を示した斜視図、図8は、三つ折りにした掛け敷き布1を更に外側に二つ折りにした状態を示した斜視図、図9は、リバーシブルファスナー16を開け、第2の布体12(及び第2の別布15)を折り返した状態を示した斜視図、図10は、第2の別布15を捲り上げた状態を示した斜視図、図11は携帯具3の斜視図、をそれぞれ示す。
(1)まず、使用者(図示しない)から見て、隅部11a,12a(図1参照)が左手前
となる状態として、図6のように、掛け敷き布1の縦辺同士が重なり合うようにして、図6の矢印方向に縦半分に折り返す。
(2)次いで、図7のように、図7の矢印方向に内側に三つ折りにする。これにより、縦
辺と横辺が概ね縦辺/横辺=3/2とした当初の掛け敷き布1の1/6の大きさの略正方
形状となる。また、図8に示すように、内側に三つ折りにした状態の掛け敷き布を更に外側に二つ折りする。なお、この状態では、第2の布体12が上面(図7の手前側)に現れていることになる。
(3)(2)の状態で、図9のように、リバーシブルファスナー16を開けて、上面に現れている第2の布体12を折り返す。これにより、第2の別布15及び別布14が現れることになる。
(4)第2の別布15を引き上げ、当該第2の別布の隅部15aと別布の隅部14aが重
なり合い、別布14及び第2の別布15が外側に現れるように、第2の別布15を図9の
矢印方向に捲り上げるようにする。これにより、折りたたまれた第1の布体11、第2の布体12は、図10に示すように全て別布14及び第2の別布15に覆われることになる。また、別布14及び第2の別布15の表面における、別布の他の隅部14b(及び第2の別布の他の隅部15b)に取り付けられたタブ18が、図10に示すように、携帯具3の隅部に取り付けられたタブ18として外側に現れることになる。
(5)最後に、リバーシブルファスナー16を閉じて、取り付けられたタブ18を引っ張ることにより、形状が整えられ、略長方形状の携帯具3となる(図11参照)。また、このように携帯具3となった場合には、外側に現れるのは表面に模様が施された別布14と第2の別布15となり、装飾性が良好な携帯具3となる一方、第1の布体11、第2の布体12は全て別布14及び第2の別布15の内側に隠れ、携帯具3の外側に現れることはない。
(III)本考案の効果:
以上説明した構成の本考案の掛け敷き布1によれば、広げた状態で通常の掛け布や敷き布として使用できるだけでなく、例えば前記(1)〜(5)の手順により折りたたんだ状態で、別布14及び第2の別布15を外側に現し、リバーシブルファスナー16を閉めることにより、コンパクトな携帯具3として使用することができる。また、携帯具3とすることができることにより、掛け布や敷き布として使用しない場合にも、保管について場所をとらず、携帯性・収納性にも優れる。また、折りたたんで携帯具3やクッションとした場合に外側に現れる別布14及び第2の別布15が、第1の布体11や第2の布体12の内面に載置されて掛け敷き布1の内側に隠れている構成を採用しているので、通常の掛け布や敷き布として使用する場合には別布等14,15が汚れることがなく、掛け敷き布1の汚損を効率よく抑制することができる。
また、掛け敷き布1の外観としても、通常の掛け布や敷き布として使用する場合には、別布14や第2の別布15が外側に現れないことから掛け敷き布1としての美観も向上する。そして、本実施形態にあっては、折りたたまれた携帯具3の外側に現れる別布14及び第2の別布15の表面には模様が施されているので、携帯具3として使用した場合における装飾性がより向上した掛け敷き布1となる。また、別布14及び第2の別布15の面積は第1の布体11や第2の布体12と比べて小さく、交換も容易なので、インテリア嗜好等に併せて、種々の模様等を施すことが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本考案の第2考案の掛け敷き布の一態様の構成を説明する。前記した第1実施形態における第1考案の掛け敷き布1にあっては、図2や図4等に示すように、掛け敷き布1を構成する別布14と第2の別布15において、4辺のうち別布の隅部14aから延びる2辺14x,14y、あるいは第2の別布の隅部15aから延びる2辺15x,15y以外の残りの2辺14v,14z(別布14における2辺)、15v,15z(第2の別布15における2辺)は、対応する辺(14vと15v、及び14zと15z)が互いに当接された状態で、別布14及び第2の別布15の当該2辺(14vと15v、及び14zと15z)が一体になるようにして縫合・接合されている一方、第1の布体11や第2の布体12とは固定されていないものであった。
一方、本実施形態における第2考案の掛け敷き布1は、掛け敷き布1を構成する別布14と第2の別布15における、4辺のうち別布の隅部14aから延びる2辺14x,14y以外の残りの2辺14v,14z、あるいは第2の別布の隅部15aから延びる2辺15x,15y以外の残りの2辺15v,15zは、2辺のそれぞれ対応する辺同士(14vと15v、14zと15z)が互いに当接された状態で、第2の布体12と縫合・固定されている点で、第1実施形態に示す第1考案の掛け敷き布と相違する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2考案の掛け敷き布1は、正面図については、第1実施形態に示す第1考案の掛け敷き布1と共通するが、4辺のうち別布の隅部14aあるいは第2の別布の隅部15aから延びる2辺以外の残りの2辺14v,14z,15v,15z(以下、単に「残りの2辺」ということもある。)が、第2の布体12と縫合・固定されているため、背面の形態は図12のようになる。図12は、本実施形態に係る第2考案の掛け敷き布1を示す背面図であり、図2と異なり、掛け敷き布1の背面には、第2の布体12と当該2辺14v,14z,15v,15zを固定するための縫い目19が現れることになる。
また、図13は、図12において、第1の布体11と第2の布体12を開いた展開図である。図13に示すように、残りの2辺14v,14z,15v,15zは、縫い目19が形成されて第2の布体12と縫合・固定されているため、図4のように、別布14及び第2の別布15を捲れ上げることができない。
本実施形態に係る第2の考案の掛け敷き布1にあっては、前記した以外の構成については、第1実施形態に係る第1の考案の掛け敷き布1と構成を共通する。したがって、使用方法も、前記した(II)に示す(1)〜(5)に則って行えばよく、また、第2の考案の掛け敷き布1が奏する効果についても、前記した(III)に示す第1実施形態に係る第1考案の掛け敷き布1の奏する効果を好適に享受することになる。
加えて、別布14の残りの2辺14v,14z及び第2の別布15の残りの2辺15v,15zが対応する辺同士(14vと15v、14zと15z)が接合された状態で第2の布体12と一体となって固定されているので、当該2辺(14vと15v、14zと15z)と掛け敷き布1との固定状態が良好となり、折りたたんで携帯具3やクッションとした場合の形状も整いやすくなる。
[実施形態の変形]
なお、以上説明した態様は、本考案の一態様を示したものであって、本考案は、前記し
た実施形態に限定されるものではなく、本考案の構成を備え、目的及び効果を達成できる
範囲内での変形や改良が、本考案の内容に含まれるものであることはいうまでもない。ま
た、本考案を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本考案の目的及び効果を達
成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本考案は前記した各実
施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本
考案に含まれるものである。
例えば、前記した第1実施形態等では、別布14と第2の別布15は、それぞれ別々の布で形成された構成を示したが、別布14と第2の別布15を一体化させて、1枚の布で形成させるようにしてもよい。これにより、布のロスを低減化でき、また、製造も簡略化できることにより、コストの削減につながる。また、第1の布体11と第2の布体12についても、一体化させて、1枚の布で形成させるようにしてもよい。
前記した第1実施形態等の掛け敷き布1は、図1等に示すように、掛け敷き布1の縦辺と横辺を概ね縦辺/横辺=3/2、別布14及び第2の別布15の形状を略長方形状とし、また、これらの寸法は、短辺が掛け敷き布1の縦辺に対して1/6と同じかやや長い長さ、長辺が掛け敷き布1の横辺に対して1/2と同じかやや長い長さとし、別布14及び第2の別布15は、掛け敷き布1全体の1/12と同じかやや大きいサイズとした態様を示したが、第1実施形態等において挙げた掛け敷き布1(第1の布体11,第2の布体12)、別布14、第2の別布15等の寸法等はあくまでも例示であり、これには限定されない。すなわち、本考案の掛け敷き布1(第1の布体11及び第2の布体12)における縦辺と横辺の比、別布14及び第2の別布15の形状や寸法は、任意に決定することができ、例えば、折りたたんで携帯具3とした場合に外側に現れる別布14や第2の別布15は、矩形状であれば、略長方形状のほか、略正方形状としてもよい。また、別布14や第2の別布15の寸法も、掛け敷き布1の横辺の1/2と同じかやや長い長さを長辺とする長方形とした前記した実施形態のほか、掛け敷き布1の横辺の1/2と同じかやや長い長さを短辺とする略長方形状、あるいは掛け敷き布1の横辺の1/2と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状としてもよい。加えて、別布及び第2の別布の形状が、掛け敷き布1の横辺の1/3と同じかやや長い長さを長辺または短辺とする略長方形状や、掛け敷き布1の横辺の1/3と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状としても問題はない。また、別布14や第2の別布15は、掛け敷き布1の寸法に対してここに示す以外の寸法の略長方形状や略正方形状としても全く問題はない。
また、かかる形状を任意に設定することにより、前記した第1実施形態における(1)〜(5)で示した使用方法についても、例えば(1)における縦半分の折り返しが、三つ折りないしはそれ以上の折り返しとなり、(2)における三つ折りについても、四つ折りあるいはそれ以上の折りとなる場合もあり、これらの方法については、掛け敷き布1(第1の布体11及び第2の布体12)の縦辺と横辺の比、別布14及び第2の別布15の形状や寸法等により、掛け敷き布1を適当に折りたたんで、その後、別布14及び第2の別布15が外側に現れるようにできる方法として、適宜決定することができる。
前記した第2実施形態において、第2考案の掛け敷き布1が、掛け敷き布1を構成する別布14と第2の別布15における、4辺のうち別布の隅部14aから延びる2辺以外の残りの2辺14v,14z、あるいは第2の別布の隅部15aから延びる2辺以外の残りの2辺15v,15zは、2辺のそれぞれ対応する辺同士(14vと15v、14zと15z)が互いに当接された状態で、第2の布体12と縫合・固定されている態様を示したが、第2考案の掛け敷き布1は、当該残りの2辺14v,14z,15v,15zは、第1の布体11と縫合・固定されていてもよく、また、第1の布体11及び第2の布体12の両方に縫合・固定されていてもよい。
また、前記した第1実施形態等では、折りたたんで携帯具3とした場合に外側に現れる別布14及び第2の別布15の表面の装飾性を向上させるべく、これらの表面に格子模様を施した態様を示したが、別布等14,15に対しては任意のデザインを施すことができる。装飾性を向上させるための装飾処理としては、模様の他、例えば、色彩、絵柄等を施すようにすればよい。また、別布14と第2の別布15の色、柄、素材等を工夫し、コーディネートすることも可能である。
その他、本考案の実施の際の具体的な構造及び形状等は、本考案の目的を達成できる範
囲で他の構造等としてもよい。
本考案の掛け敷き布は、折りたたんで携帯することが可能な、ひざ掛け、肩掛け、毛布、ベビー毛布、おくるみ、ベットパット、シュラフや、掛け布団、敷き布団等に代表される掛け布ないしは敷き布として有利に使用することができる。
本考案の第1実施形態に係る掛け敷き布を示す正面図である。 図1の掛け敷き布を示す背面図である。 図1において、隅部付近の部分拡大図である。 図1において、第1の布体と第2の布体を開いた展開図である。 図1のV−V断面図である。 掛け敷き布を縦半分に折り返した状態を示した斜視図である。 掛け敷き布を更に内側に三つ折りにした状態を示した斜視図である。 三つ折りにした掛け敷き布を更に外側に二つ折りにした状態を示した斜視図である。 リバーシブルファスナーを開け、第2の布体を折り返した状態を示した斜視図である。 第2の別布を捲り上げた状態を示した斜視図である。 携帯具の斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る掛け敷き布を示す背面図である。 図12において、第1の布体と第2の布体を開いた展開図である。
符号の説明
1 掛け敷き布
3 携帯具
11 第1の布体
11a 第1の布体の隅部
11x 第1の布体の隅部から延びる縦辺
11y 第1の布体の隅部から延びる横辺
12 第2の布体
12a 第2の布体の隅部
12x 第2の布体の隅部から延びる縦辺
12y 第2の布体の隅部から延びる横辺
14 別布
14a 別布の隅部
14b 別布の他の隅部
14x,14y 別布の隅部から延びる2辺
14v、14z 残りの2辺
15 第2の別布
15a 第2の別布の隅部
15b 第2の別布の他の隅部
15x,15y 第2の別布の隅部から延びる2辺
15v、15z 残りの2辺
16 リバーシブルファスナー
161 スライダ
18 タブ
19 縫い目

Claims (6)

  1. 略矩形状の第1の布体と第2の布体を重ね合わせて袋状とした掛け敷き布であって、
    前記第1の布体の内面には、略矩形状の別布が、当該別布の隅部が前記第1の布体の隅部に当接するように載置され、
    前記別布の4辺のうち前記別布の隅部から延びる2辺は、前記第1の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、
    前記第2の布体の内面には、前記別布と略同形状の第2の別布が、当該第2の別布の隅部が前記第2の布体の隅部に当接するように載置され、
    前記第2の別布の4辺のうち前記第2の別布の隅部から延びる2辺は、前記第2の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、
    前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺は、前記第1の布体及び前記第2の布体には固定されず、前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺の対応する辺同士が接合され、
    前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺には、前記別布及び前記第2の別布の隅部から延びる2辺に沿ってリバーシブルファスナーが取り付けられ、
    前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺が開閉自在とされていることを特徴とする掛け敷き布。
  2. 略矩形状の第1の布体と第2の布体を重ね合わせて袋状とした掛け敷き布であって、
    前記第1の布体の内面には、略矩形状の別布が、当該別布の隅部が前記第1の布体の隅部に当接するように載置され、
    前記別布の4辺のうち前記別布の隅部から延びる2辺は、前記第1の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、
    前記第2の布体の内面には、前記別布と略同形状の第2の別布が、当該第2の別布の隅部が前記第2の布体の隅部に当接するように載置され、
    前記第2の別布の4辺のうち前記第2の別布の隅部から延びる2辺は、前記第2の布体の隅部から延びる縦辺及び横辺に当接あるいは沿った状態で固定され、
    前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺は、前記第1の布体及び前記第2の布体の少なくとも一つに固定され、前記別布の残りの2辺と前記第2の別布の残りの2辺の対応する辺同士が接合され、
    前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺には、前記別布及び前記第2の別布の隅部から延びる2辺に沿ってリバーシブルファスナーが取り付けられ、前記第1の布体の隅部及び前記第2の布体の隅部から延びる2辺が開閉自在とされていることを特徴とする掛け敷き布。
  3. 前記別布及び/または前記第2の別布の表面に対して装飾処理が施されている請求項1または請求項2に記載の掛け敷き布。
  4. 前記別布及び前記第2の別布の形状が、前記掛け敷き布の横辺の1/2と同じかやや長い長さを長辺または短辺とする略長方形状、あるいは前記掛け敷き布の横辺の1/3と同じかやや長い長さを長辺または短辺とする略長方形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の掛け敷き布。
  5. 前記別布及び前記第2の別布の形状が、前記掛け敷き布の横辺の1/2と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状、あるいは前記掛け敷き布の横辺の1/3と同じかやや長い長さを1辺とする略正方形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の掛け敷き布。
  6. 前記別布及び/または前記第2の別布の表面における任意の隅部あるいは隅部付近にタブが取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の掛け敷き布。

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