JP3127084U - 禁煙推奨アイテム - Google Patents

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Abstract

【課題】禁煙、節煙を指向する喫煙者への身近で身体的苦痛を伴わない禁煙アイテムの提供。
【解決手段】たばこパッケージに、禁煙へのメッセージを入れたステッカーを各自で貼ることを提唱する。それは、あくまでも個人の意思に委託するものなので、無理な押し付けがなく、使用者自らが自然に禁煙行為を受けいれていくことにつながる。
【選択図】図1

Description

本考案は禁煙、節煙を進めるためのアイディアから生まれた分野である。
喫煙者の大多数がタバコ本体のパッケージを、そのままの状態で使用している。
喫煙者がタバコを吸いたくなる欲求を、視覚的アピール、場合によっては触感覚を用いてそれを抑えること。
節煙を促すステッカーとして、たばこパッケージに取り付けるアイテムを提供する。タバコ購入後に、購入者自らそのパッケージ全てのロゴデザイン部を覆い隠すステッカーを各自で貼ることにより、たばこパッケージから受ける情報を本体中央から下部の「喫煙行為の注意書き」だけとする。
喫煙者が常用するタバコの銘柄にまつわるパッケージデザインを、使用時の視覚から常に断ち切ることで、喫煙の依存性を軽減できる。
たばこパッケージの正面背面の中央から下部にかけての注意文書は、たばこ事業法39条、同法施行規則36条によりそれを表示する面とその面積率までが義務付けられている。その部分以外のタバコロゴをシール状のもので隠すことにより、その喫煙危険性の認識をいっそう強めることとする。
提供するステッカーに、節煙、禁煙を促すメッセージを導入する。
図面上の図1はボックス型タイプのたばこパッケージである。▲1▼と▲2▼の部分に2種類のステッカーを貼ることにより、最も目につきやすい正面銘柄デザインを隠すことが出来る。
▲1▼のステッカーの上部は、タバコ開封口の内部へも侵入する大きさを持たせる(図2参照)。そのことにより、使用者のタバコ取り出し行為に際して、そのメッセージステッカーとタバコ本体フィルター位置を密着させた、視覚距離を皆無にすることが可能であり、使用者がこれからタバコを吸おうとする行為に対して、ステッカーが強力な抑止力として機能できる。
▲2▼の部分は、正面上部から天面、背面ともつながっており1枚のステッカーでその3面に存在するロゴへ働きかける。この部分は開封口の裏側へ折り込んで貼るようにし、正面において▲1▼と▲2▼が視覚的に途切れる部分の発生することのないよう演出する。
左右側面と底面の3面に対して▲3▼のステッカーを用いる。本体オープン部である側面上部と天面には▲4▼のステッカーを用いることにする。これらも(0009)項と同様に開封口内部へ折り込ませることによって、正面背面以外の面において、▲3▼▲4▼のステッカーが途切れることなく1周するかたちとなり、そこに強烈なメッセージ力を持たせることが可能になる。
図3はソフトパッケージタイプ用である。まず、天面中央の銘柄シールを覆うため同じサイズの▲5▼のステッカーを付ける。▲5▼を最初に貼り付けて、その上から▲6▼のステッカーを重ねることにより、一般的ソフトパッケージが持つ外見印象と差別する効果が生まれる。その▲6▼は正面、背面と左右側面を覆いながら1周させる1枚のステッカーとする。さらに、側面の最上部から最下部へと底面部に向けて、▲7▼のステッカーを用いる。
実施例が生み出すさらなる効果
ボックス式、ソフト式においても喫煙しようとする行為において、タバコ本体とすべてのメッセージステッカー部とが、常に必ず接触しているという事実は、使用時において視覚から受ける印象を定着させ、本人の喫煙行動への自覚を増すことを、既存の注意書きよりもより顕著なかたちで可能とする。それは、使用者がこのアイテムを利用している限りは継続的な効果となる。
(0003)項で示した付加要素的な価値性として、直接的に手で触れることになるこれらのステッカーを、大多数の人間があまり好まない触感を持った材質を用いて提示することによって、肌触りといった、視覚的とは別の要素からも、個人のたばこに対するイメージを変えることが可能である。
実施の対しての便宜性
ステッカーを製作する上で、主流である標準タイプのたばこの太さが画一的なため、パッケージ上の横幅と奥行きに相当する部分のステッカーサイズを製作する際には、この2種類のみで対応が可能である。また現在、市場におけるタバコの注意書きがすべて同位置に示されていることも、こうした対応を可能にする。
ロングサイズと言われる2割程度長さが多いものについては、別個のサイズを用意するか、多い長さ分の補助ステッカーを付属させることでも対応できる。スリムタイプに関しては、別のひとつのサイズを設定することで対応できる。
喫煙によることによる個人的、社会的な弊害は周知の事実であり、禁煙、節煙への訴えかけを、メッセージ的に個人使用のステッカーによって促すことは、禁煙への世界的な風潮にも合致したものであり、そのことは結果的にわが国の社会繁栄につながる。
図1がボックスパッケージ型たばこの外形、図2がその開口部を開けた状態、図3がソフトパッケージ型の外形図である。すべて太線でステッカーの配置位置を示している。図2の▲1▼内の印刷は、ステッカーに含めたメッセージのサンプル例である。
ボックスパッケージ型たばこの外形である。 ボックスパッケージ型たばこの開口部を開けた状態で、図中の1内の印刷はステッカーに含めたメッセージのサンプル例である。 ソフトパッケージ型の外形である。全ての図において、太線でステッカーの配置位置を示している。

Claims (1)

  1. たぼこパッケージに、禁煙、節煙など喫煙者に対するメッセージ色を含むステッカーを使用し、たばこパッケージのデザインをアレンジメントすること
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