JP3126916B2 - アプリケーションプログラムの構成作成支援方法 - Google Patents
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法Info
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/70—Software maintenance or management
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
- G06F9/445—Program loading or initiating
- G06F9/44521—Dynamic linking or loading; Link editing at or after load time, e.g. Java class loading
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に係り、特に、作成済み
であり、機能分割されたプログラム部品を利用し、新た
なプログラムの構成要素として利用することを支援する
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法に関す
る。
プログラムの構成作成支援方法に係り、特に、作成済み
であり、機能分割されたプログラム部品を利用し、新た
なプログラムの構成要素として利用することを支援する
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アプリケーションプログラムを作成する
場合、機能ごとに分割されたプログラム部品を使用する
ことが多くなっている。販売されるパッケージプログラ
ムの中にも、その一部が部品化されて他のプログラムか
ら呼び出して利用できるものもある。
場合、機能ごとに分割されたプログラム部品を使用する
ことが多くなっている。販売されるパッケージプログラ
ムの中にも、その一部が部品化されて他のプログラムか
ら呼び出して利用できるものもある。
【0003】例えば、マイクロソフトジャーナル日本語
版,No.37(1995年7月号),p.53−65
に記載されているように、マイクロソフト社のデータベ
ース管理プログラムの「Access」では、データを
管理するテーブル部品を中心とし、統計解析プログラ
ム,グラフプログラムなどのプログラム部品を結合可能
な構成となっている。また外部のプログラムから、こう
いったプログラム部品を呼び出すことも可能である。プ
ログラム部品としては、この他に、入出力画面,表計算
のワークシート,データ分析,数値計算などが流通して
いる。
版,No.37(1995年7月号),p.53−65
に記載されているように、マイクロソフト社のデータベ
ース管理プログラムの「Access」では、データを
管理するテーブル部品を中心とし、統計解析プログラ
ム,グラフプログラムなどのプログラム部品を結合可能
な構成となっている。また外部のプログラムから、こう
いったプログラム部品を呼び出すことも可能である。プ
ログラム部品としては、この他に、入出力画面,表計算
のワークシート,データ分析,数値計算などが流通して
いる。
【0004】ここで、部品を利用した新しいプログラム
とする作業としては、部品の機能を改造または追加する
作業と、部品間を接続するプログラムを記述する作業が
ある。すなわち、アプリケーションプログラムの作成作
業は、プログラム部品を作成,変更する作業と、部品を
組み合わせる作業から構成されている。
とする作業としては、部品の機能を改造または追加する
作業と、部品間を接続するプログラムを記述する作業が
ある。すなわち、アプリケーションプログラムの作成作
業は、プログラム部品を作成,変更する作業と、部品を
組み合わせる作業から構成されている。
【0005】プログラム部品を使用することで、その部
分をプログラマーが作成しなくても良いことになるた
め、プログラムのミスを防止し、また、検査の手間を省
くことができるといった効果がある。この結果として、
アプリケーションプログラムの生産性向上が期待され
る。
分をプログラマーが作成しなくても良いことになるた
め、プログラムのミスを防止し、また、検査の手間を省
くことができるといった効果がある。この結果として、
アプリケーションプログラムの生産性向上が期待され
る。
【0006】部品を活用したプログラミングにおいて
は、適切なプログラム部品を選択することが重要とな
る。上述した「Access」の例を含め、多数のプロ
グラム部品が提供されているが、この中から機能,性能
やプログラムサイズなどすべての要求を満たす最適な部
品をみつけることは容易なことではない。
は、適切なプログラム部品を選択することが重要とな
る。上述した「Access」の例を含め、多数のプロ
グラム部品が提供されているが、この中から機能,性能
やプログラムサイズなどすべての要求を満たす最適な部
品をみつけることは容易なことではない。
【0007】最近、アプリケーションプログラムの構築
支援環境は、リポジトリ技術として研究開発されてきて
いる。即ち、プログラム部品の選択を支援する方法とし
て、データベースの利用が考えられる。例えば、プログ
ラム部品に、機能や性能などの情報を付加してデータベ
ース化する。そして、例えば、「株価の推移チャートを
表示する」機能を持ち、かつ「チャート表示速度が0.
1秒以内」の性能を持つプログラム部品を検索すること
が可能となる。プログラマーは、検索結果のプログラム
部品をデータベースから取得し、これをアプリケーショ
ンプログラムに組み込むこととなる。
支援環境は、リポジトリ技術として研究開発されてきて
いる。即ち、プログラム部品の選択を支援する方法とし
て、データベースの利用が考えられる。例えば、プログ
ラム部品に、機能や性能などの情報を付加してデータベ
ース化する。そして、例えば、「株価の推移チャートを
表示する」機能を持ち、かつ「チャート表示速度が0.
1秒以内」の性能を持つプログラム部品を検索すること
が可能となる。プログラマーは、検索結果のプログラム
部品をデータベースから取得し、これをアプリケーショ
ンプログラムに組み込むこととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】プログラム部品として
は、現在、膨大なプログラム部品が流通しており、作成
しようとするアプリケーションプログラムにおいて使用
可能なものもいくつも存在する。単純に考えて、10個
に機能分割されるアプリケーションプログラムの機能毎
に、それぞれ10のプログラム部品候補があれば、10
0の組み合わせを検証する必要がある。従来は、これら
のうち、開発者が有望であると考えるいくつかの組み合
わせのみを検証していた。ただし、検証手順は自動化さ
れておらず、膨大な手間が必要であった。組み合わせに
応じてプログラム部品の書換えが生じる場合など、全体
のうちの一部が不十分である場合に全体の評価手順を狂
わせる要因となる。
は、現在、膨大なプログラム部品が流通しており、作成
しようとするアプリケーションプログラムにおいて使用
可能なものもいくつも存在する。単純に考えて、10個
に機能分割されるアプリケーションプログラムの機能毎
に、それぞれ10のプログラム部品候補があれば、10
0の組み合わせを検証する必要がある。従来は、これら
のうち、開発者が有望であると考えるいくつかの組み合
わせのみを検証していた。ただし、検証手順は自動化さ
れておらず、膨大な手間が必要であった。組み合わせに
応じてプログラム部品の書換えが生じる場合など、全体
のうちの一部が不十分である場合に全体の評価手順を狂
わせる要因となる。
【0009】また、リポジトリを検索した結果であるプ
ログラム部品が、必ずしも開発中のプログラム構成に最
適なものであるとは限らない。プログラム部品は、さま
ざまな状況で使用されるため、常に同じ性能を発揮する
とは限らず、また、他に使用されるプログラム部品によ
って全体の性能が大きく変化するためである。
ログラム部品が、必ずしも開発中のプログラム構成に最
適なものであるとは限らない。プログラム部品は、さま
ざまな状況で使用されるため、常に同じ性能を発揮する
とは限らず、また、他に使用されるプログラム部品によ
って全体の性能が大きく変化するためである。
【0010】また、プログラムの評価尺度としては、機
能や速度,プログラムサイズの他にも、保守性,信頼
性,値段,インタフェースプログラムの作成環境などが
存在する。したがって、従来は、プログラム部品を組み
立ててアプリケーションプログラムを作成した最終段階
になって、はじめて性能が未達成であることが判明する
こともあるという問題があった。
能や速度,プログラムサイズの他にも、保守性,信頼
性,値段,インタフェースプログラムの作成環境などが
存在する。したがって、従来は、プログラム部品を組み
立ててアプリケーションプログラムを作成した最終段階
になって、はじめて性能が未達成であることが判明する
こともあるという問題があった。
【0011】なお、例えば、コンピュータ・サイエンス
誌bit別冊、「Common Lisp オブジェク
トシステム(CLOS)」(1989年1月発行),共
立出版社発行、p.27−57に記載されているよう
に、支援における視点を変えて、実際に部品を動作させ
て、それが適切であるかどうかを確認する方法も開発さ
れている。CLOSの処理系では、プログラムの実行の
一時中断中に、すでに実行された関数を変更することが
可能である。さらに、プログラム部品とも解釈されるオ
ブジェクトの定義を変更することも可能である。また、
複数のオブジェクトに同じメッセージインタフェースを
備えさせることで、動的に(実行時環境に依存して)メ
ッセージを受け取るオブジェクトを変更することも可能
である。かかるCLOSの処理系においては、実行中に
部品を組み替えることが可能となっているが、取り替え
は自動化されておらず、どのような組み合わせとするか
はプログラムによって指定する必要がある。また、本発
明の課題において、実行中に別のプログラム部品と変更
することは必要ではない。
誌bit別冊、「Common Lisp オブジェク
トシステム(CLOS)」(1989年1月発行),共
立出版社発行、p.27−57に記載されているよう
に、支援における視点を変えて、実際に部品を動作させ
て、それが適切であるかどうかを確認する方法も開発さ
れている。CLOSの処理系では、プログラムの実行の
一時中断中に、すでに実行された関数を変更することが
可能である。さらに、プログラム部品とも解釈されるオ
ブジェクトの定義を変更することも可能である。また、
複数のオブジェクトに同じメッセージインタフェースを
備えさせることで、動的に(実行時環境に依存して)メ
ッセージを受け取るオブジェクトを変更することも可能
である。かかるCLOSの処理系においては、実行中に
部品を組み替えることが可能となっているが、取り替え
は自動化されておらず、どのような組み合わせとするか
はプログラムによって指定する必要がある。また、本発
明の課題において、実行中に別のプログラム部品と変更
することは必要ではない。
【0012】本発明の目的は、部品を組み合わせていく
過程で、次々に実行し、評価を行うことを可能とするア
プリケーションプログラムの構成作成支援方法を提供す
るにある。
過程で、次々に実行し、評価を行うことを可能とするア
プリケーションプログラムの構成作成支援方法を提供す
るにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、計算機システムシステムの実行を制御す
るアプリケーションプログラムを機能単位によって分割
した複数のプログラム部品を組み合わせて、アプリケー
ションプログラムを構成作成することを支援するアプリ
ケーションプログラムの構成作成支援方法において、個
々の上記プログラム部品を判別可能とする識別子と、上
記プログラム部品を機能によって分類する機能分類と、
上記プログラム部品のメッセージインタフェースと、実
行オブジェクトとを含む部品レコードから構成されるプ
ログラム部品管理テーブル(群)と、作成対象となるアプ
リケーションプログラムの構成を、上記プログラム部品
管理テーブルに格納された上記プログラム部品の識別子
とプログラム名称とを含む構成レコードによって記述す
るプログラム構成管理テーブル(群)と、上記プログラム
部品管理テーブル(群)の部品エントリを格納するプログ
ラム部品エントリと、外部からのメッセージ呼び出し
を、上記プログラム部品エントリから取得するコンポー
ネント内のプログラム部品の1つに配送するメッセージ
配送プログラムとを管理するとともに、上記構成レコー
ドに1対1に対応するコンポーネントデータとを備え、 (A)上記アプリケーションプログラムの個々の機能を
実現する上記プログラム部品に関し、上記識別子による
上記プログラム部品の指定を含む指示入力に応じ、(A
−1)この機能に対応した上記コンポーネントデータを
取得し、)(Aー2)上記プログラム部品管理テーブル
(群)から上記識別子を含む上記部品レコードを取得し、
この部品レコードを参照して、上記コンポーネントデー
タの上記プログラム部品エントリに、この部品エントリ
を設定し、 (B)上記アプリケーションプログラムの実行の指示入
力に応じ、(Bー1)上記プログラム構成管理テーブル
(群)の上記構成レコードに対応した全てのコンポーネン
トデータを含んだ実行オブジェクトを作成し、(Bー
2)この実行オブジェクトの実行は、上記コンポーネン
トデータ間のメッセージ交換によって行い、(Bー3)
個々のコンポーネントデータに配送されたメッセージ
は、上記メッセージ配送プログラムによって処理するよ
うにしたものであり、かかる方法によって、部品を組み
合わせていく過程で、次々に実行し、評価を行い得るも
のとなる。
に、本発明は、計算機システムシステムの実行を制御す
るアプリケーションプログラムを機能単位によって分割
した複数のプログラム部品を組み合わせて、アプリケー
ションプログラムを構成作成することを支援するアプリ
ケーションプログラムの構成作成支援方法において、個
々の上記プログラム部品を判別可能とする識別子と、上
記プログラム部品を機能によって分類する機能分類と、
上記プログラム部品のメッセージインタフェースと、実
行オブジェクトとを含む部品レコードから構成されるプ
ログラム部品管理テーブル(群)と、作成対象となるアプ
リケーションプログラムの構成を、上記プログラム部品
管理テーブルに格納された上記プログラム部品の識別子
とプログラム名称とを含む構成レコードによって記述す
るプログラム構成管理テーブル(群)と、上記プログラム
部品管理テーブル(群)の部品エントリを格納するプログ
ラム部品エントリと、外部からのメッセージ呼び出し
を、上記プログラム部品エントリから取得するコンポー
ネント内のプログラム部品の1つに配送するメッセージ
配送プログラムとを管理するとともに、上記構成レコー
ドに1対1に対応するコンポーネントデータとを備え、 (A)上記アプリケーションプログラムの個々の機能を
実現する上記プログラム部品に関し、上記識別子による
上記プログラム部品の指定を含む指示入力に応じ、(A
−1)この機能に対応した上記コンポーネントデータを
取得し、)(Aー2)上記プログラム部品管理テーブル
(群)から上記識別子を含む上記部品レコードを取得し、
この部品レコードを参照して、上記コンポーネントデー
タの上記プログラム部品エントリに、この部品エントリ
を設定し、 (B)上記アプリケーションプログラムの実行の指示入
力に応じ、(Bー1)上記プログラム構成管理テーブル
(群)の上記構成レコードに対応した全てのコンポーネン
トデータを含んだ実行オブジェクトを作成し、(Bー
2)この実行オブジェクトの実行は、上記コンポーネン
トデータ間のメッセージ交換によって行い、(Bー3)
個々のコンポーネントデータに配送されたメッセージ
は、上記メッセージ配送プログラムによって処理するよ
うにしたものであり、かかる方法によって、部品を組み
合わせていく過程で、次々に実行し、評価を行い得るも
のとなる。
【0014】上記アプリケーションプログラムの構成作
成支援方法において、好ましくは、上記コンポーネント
データは、プログラム部品のリストを格納する候補リス
トを有し、この候補リストには、上記プログラム部品エ
ントリとの交換を意図したプログラム部品管理テーブル
のプログラム部品を格納し、上記候補リスト内に格納さ
れたプログラム部品のうち、指示された上記候補リスト
内の上記プログラム部品を上記プログラム部品エントリ
に設定するようにしたものであり、候補リストからプロ
グラム部品を容易に選択し得るものとなる。
成支援方法において、好ましくは、上記コンポーネント
データは、プログラム部品のリストを格納する候補リス
トを有し、この候補リストには、上記プログラム部品エ
ントリとの交換を意図したプログラム部品管理テーブル
のプログラム部品を格納し、上記候補リスト内に格納さ
れたプログラム部品のうち、指示された上記候補リスト
内の上記プログラム部品を上記プログラム部品エントリ
に設定するようにしたものであり、候補リストからプロ
グラム部品を容易に選択し得るものとなる。
【0015】上記アプリケーションプログラムの構成作
成支援方法において、好ましくは、上記ステップ(A)
におけるプログラム部品の指示入力において、識別子と
してジョーカー部品が指示された際には、上記ステップ
(Bー3)において、上記メッセージ配送プログラム
は、配送されたメッセージの形式に応じ、上記コンポー
ネントデータ内の候補リストに格納された個々の部品レ
コードについて、この部品レコードから取得したメッセ
ージ形式と、配送されたメッセージとを比較し、一致す
る部品レコードから取得した実行オブジェクトにメッセ
ージを配送するようにしたものであり、かかる方法によ
り、適すると思えるプログラム部品を絞り込み得るもの
となる。
成支援方法において、好ましくは、上記ステップ(A)
におけるプログラム部品の指示入力において、識別子と
してジョーカー部品が指示された際には、上記ステップ
(Bー3)において、上記メッセージ配送プログラム
は、配送されたメッセージの形式に応じ、上記コンポー
ネントデータ内の候補リストに格納された個々の部品レ
コードについて、この部品レコードから取得したメッセ
ージ形式と、配送されたメッセージとを比較し、一致す
る部品レコードから取得した実行オブジェクトにメッセ
ージを配送するようにしたものであり、かかる方法によ
り、適すると思えるプログラム部品を絞り込み得るもの
となる。
【0016】上記アプリケーションプログラムの構成作
成支援方法において、好ましくは、上記アプリケーショ
ンプログラムの実行が指示された際に検索される上記コ
ンポーネントデータの候補リスト内の部品レコードの検
索順序を変更可能とするようにしたものであり、かかる
方法により、候補の優先順位を変更し得るものとなる。
成支援方法において、好ましくは、上記アプリケーショ
ンプログラムの実行が指示された際に検索される上記コ
ンポーネントデータの候補リスト内の部品レコードの検
索順序を変更可能とするようにしたものであり、かかる
方法により、候補の優先順位を変更し得るものとなる。
【0017】上記アプリケーションプログラムの構成作
成支援方法において、好ましくは、上記アプリケーショ
ンプログラムの1つの部品組み合わせに対する名称とし
て、実現名称を与え、上記プログラム構成管理テーブル
の構成レコードに、上記実現名称を格納する実現名エン
トリを設け、上記コンポーネントデータ内に、上記部品
レコードと上記実現名称の組み合わせを要素とする履歴
リストを設け、アプリケーションプログラムの構成の保
存が、上記実現名称を付与して指示された場合には、上
記プログラム構成管理テーブルの構成レコードの上記実
現名称エントリに、この実現名称を記録し、上記コンポ
ーネントデータ内の上記履歴管理リストに、上記プログ
ラム部品エントリに格納された部品レコードと実現名称
を記録するようにしたものであり、変更履歴を管理し得
るものとなる。
成支援方法において、好ましくは、上記アプリケーショ
ンプログラムの1つの部品組み合わせに対する名称とし
て、実現名称を与え、上記プログラム構成管理テーブル
の構成レコードに、上記実現名称を格納する実現名エン
トリを設け、上記コンポーネントデータ内に、上記部品
レコードと上記実現名称の組み合わせを要素とする履歴
リストを設け、アプリケーションプログラムの構成の保
存が、上記実現名称を付与して指示された場合には、上
記プログラム構成管理テーブルの構成レコードの上記実
現名称エントリに、この実現名称を記録し、上記コンポ
ーネントデータ内の上記履歴管理リストに、上記プログ
ラム部品エントリに格納された部品レコードと実現名称
を記録するようにしたものであり、変更履歴を管理し得
るものとなる。
【0018】上記アプリケーションプログラムの構成作
成支援方法において、好ましくは、上記実現名称を表示
する複数のノードを、実現の依存関係によってアーク結
線した形式によってディスプレイ装置上に表示するよう
にしたものであり、かかる方法により、アプリケーショ
ンプログラムの変更過程を容易に認識し得るものとな
る。
成支援方法において、好ましくは、上記実現名称を表示
する複数のノードを、実現の依存関係によってアーク結
線した形式によってディスプレイ装置上に表示するよう
にしたものであり、かかる方法により、アプリケーショ
ンプログラムの変更過程を容易に認識し得るものとな
る。
【0019】上記アプリケーションプログラムの構成作
成支援方法において、好ましくは、上記コンポーネント
データ内に、特定の呼び出しインタフェース情報とその
実行オブジェクトを格納するプログラム例エントリを設
け、上記メッセージ配送プログラムは、外部からのメッ
セージ呼び出し形式を参照し、上記プログラム例エント
リのインタフェース情報と一致するなら、上記実行オブ
ジェクトにメッセージ配送するようにしたものであり、
かかる方法により、未完成部分を含めてアプリケーショ
ン全体の動作確認をし得るものとなる。
成支援方法において、好ましくは、上記コンポーネント
データ内に、特定の呼び出しインタフェース情報とその
実行オブジェクトを格納するプログラム例エントリを設
け、上記メッセージ配送プログラムは、外部からのメッ
セージ呼び出し形式を参照し、上記プログラム例エント
リのインタフェース情報と一致するなら、上記実行オブ
ジェクトにメッセージ配送するようにしたものであり、
かかる方法により、未完成部分を含めてアプリケーショ
ン全体の動作確認をし得るものとなる。
【0020】上記アプリケーションプログラムの構成作
成支援方法において、好ましくは、上記プログラム部品
管理テーブルの部品レコードに、接続実績リストを格納
するエントリを設け、1つのアプリケーションプログラ
ムが保存された場合、上記プログラム構成管理内テーブ
ルで同じアプリケーションプログラムに含まれたもの
を、各部品レコードの上記接続実績リストに格納するよ
うにしたものであり、かかる方法により、以前の評価の
高い構成を参考とし得るものとなる。
成支援方法において、好ましくは、上記プログラム部品
管理テーブルの部品レコードに、接続実績リストを格納
するエントリを設け、1つのアプリケーションプログラ
ムが保存された場合、上記プログラム構成管理内テーブ
ルで同じアプリケーションプログラムに含まれたもの
を、各部品レコードの上記接続実績リストに格納するよ
うにしたものであり、かかる方法により、以前の評価の
高い構成を参考とし得るものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態によるアプ
リケーションプログラムの構成作成支援方法について、
図1乃至図30を用いて説明する。
リケーションプログラムの構成作成支援方法について、
図1乃至図30を用いて説明する。
【0022】[1.システム構成]最初に、全体のシス
テム構成について、図1を用いて説明する。図1は、本
発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラム
の構成作成支援方法において使用するハードウェアと、
主なソフトウェア要素を示したシステム構成図である。
テム構成について、図1を用いて説明する。図1は、本
発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラム
の構成作成支援方法において使用するハードウェアと、
主なソフトウェア要素を示したシステム構成図である。
【0023】ハードウェアとしては、ディスプレイ装置
101,主記憶装置102,CPU装置103,補助記
憶装置104,入力装置であるキーボード装置105や
マウス装置106が、システムバス107によって接続
されている。主記憶装置102に配置されたプログラム
が、CPU装置103によって処理される。
101,主記憶装置102,CPU装置103,補助記
憶装置104,入力装置であるキーボード装置105や
マウス装置106が、システムバス107によって接続
されている。主記憶装置102に配置されたプログラム
が、CPU装置103によって処理される。
【0024】主記憶装置102内には、アプリケーショ
ンプログラム構成作成支援プログラム(以下、「構成設
定プログラム」とする)123と、構成設定プログラム
123が参照するプログラム構成管理テーブル群122
とプログラム部品管理テーブル群120が配置されてい
る。
ンプログラム構成作成支援プログラム(以下、「構成設
定プログラム」とする)123と、構成設定プログラム
123が参照するプログラム構成管理テーブル群122
とプログラム部品管理テーブル群120が配置されてい
る。
【0025】また、補助記憶装置104内には、過去ア
プリケーションプログラムとして構築されたもののなか
から抽出されるプログラム部品や「Access」のよ
うな市販のプログラム部品が格納されている。ここで
は、補助記憶装置104内に、プログラム部品A14
0,プログラム部品B141,プログラム部品C14
2,プログラム部品D143,プログラム部品E144
が格納されているものとする。
プリケーションプログラムとして構築されたもののなか
から抽出されるプログラム部品や「Access」のよ
うな市販のプログラム部品が格納されている。ここで
は、補助記憶装置104内に、プログラム部品A14
0,プログラム部品B141,プログラム部品C14
2,プログラム部品D143,プログラム部品E144
が格納されているものとする。
【0026】構成設定プログラム123は、104内に
格納されたプログラム部品A140,…,プログラム部
品E144から任意のプログラム部品を組み合わせて、
プログラム構成管理テーブル群122およびプログラム
部品管理テーブル群120を参照して、アプリケーショ
ンプログラム124を作成し、主記憶装置102内に格
納する。
格納されたプログラム部品A140,…,プログラム部
品E144から任意のプログラム部品を組み合わせて、
プログラム構成管理テーブル群122およびプログラム
部品管理テーブル群120を参照して、アプリケーショ
ンプログラム124を作成し、主記憶装置102内に格
納する。
【0027】ここで、本実施の形態においては、作成対
象となるアプリケーションプログラム124は、プログ
ラム部品140,…,144だけの組み合わせではなく
なっている。アプリケーションプログラム124内に
は、プログラム部品140,…,144そのままではな
く、プログラム部品140,…,144を内蔵(または
ポインタ処理によって取得可能と)したコンポーネント
データ130,131,132を組み込むようにしてい
る。コンポーネントデータ130,131,132は、
内蔵されているアプリケーションプログラムA140,
C142,D143の機能を代行する。コンポーネント
データ130,131,132の配置される場所は、プ
ログラム部品が置かれる位置と同じである。従来の手法
では、図内に示したように“A”、“C”、“D”など
といったプログラム部品のみからアプリケーションプロ
グラムを構成するようにしていた。
象となるアプリケーションプログラム124は、プログ
ラム部品140,…,144だけの組み合わせではなく
なっている。アプリケーションプログラム124内に
は、プログラム部品140,…,144そのままではな
く、プログラム部品140,…,144を内蔵(または
ポインタ処理によって取得可能と)したコンポーネント
データ130,131,132を組み込むようにしてい
る。コンポーネントデータ130,131,132は、
内蔵されているアプリケーションプログラムA140,
C142,D143の機能を代行する。コンポーネント
データ130,131,132の配置される場所は、プ
ログラム部品が置かれる位置と同じである。従来の手法
では、図内に示したように“A”、“C”、“D”など
といったプログラム部品のみからアプリケーションプロ
グラムを構成するようにしていた。
【0028】本実施の形態における特徴は、プログラム
部品をそのままアプリケーションプログラムで使用する
のでなく、コンポーネントデータと呼ぶオブジェクト
(データ構造とこれに対するプログラムを内蔵した単
位)にプログラム部品を内蔵させ、コンポーネントデー
タを組み合わせてアプリケーションプログラムを構成す
ることにある。これによって、プログラム部品の変更を
コンポーネントデータ内の設定の変更に置き換えること
ができ、他への影響を最小限に留めることが可能とな
る。
部品をそのままアプリケーションプログラムで使用する
のでなく、コンポーネントデータと呼ぶオブジェクト
(データ構造とこれに対するプログラムを内蔵した単
位)にプログラム部品を内蔵させ、コンポーネントデー
タを組み合わせてアプリケーションプログラムを構成す
ることにある。これによって、プログラム部品の変更を
コンポーネントデータ内の設定の変更に置き換えること
ができ、他への影響を最小限に留めることが可能とな
る。
【0029】コンポーネントデータは、指定されたプロ
グラムの機能単位ごとに割り当てる。ここで、機能単位
はプログラム部品の割り当てであるため、コンポーネン
トデータは、プログラム部品の機能を代行する単位とな
る。
グラムの機能単位ごとに割り当てる。ここで、機能単位
はプログラム部品の割り当てであるため、コンポーネン
トデータは、プログラム部品の機能を代行する単位とな
る。
【0030】ここで、アプリケーションプログラムの内
蔵されたコンポーネントデータは、エージェントプログ
ラムの一種であるため、コンポーネントデータ130を
アプリケーションプログラムA140を内蔵しているこ
とからA’s−AGTと表し、アプリケーションプログ
ラムC142を内蔵しているコンポーネントデータ13
1をC’s−AGTと表し、アプリケーションプログラ
ムD143を内蔵しているコンポーネントデータ132
をD’s−AGTと表している。なお、コンポーネント
データが、エージェントプログラムの一種である理由に
ついては、後述する。
蔵されたコンポーネントデータは、エージェントプログ
ラムの一種であるため、コンポーネントデータ130を
アプリケーションプログラムA140を内蔵しているこ
とからA’s−AGTと表し、アプリケーションプログ
ラムC142を内蔵しているコンポーネントデータ13
1をC’s−AGTと表し、アプリケーションプログラ
ムD143を内蔵しているコンポーネントデータ132
をD’s−AGTと表している。なお、コンポーネント
データが、エージェントプログラムの一種である理由に
ついては、後述する。
【0031】プログラム構成管理テーブル群122は、
機能分割と、それぞれの機能において使用するプログラ
ム部品を記録するものである。また、プログラム部品組
合せのうち、過去に実施されたものの履歴情報や履歴間
の関係も管理する。プログラム構成管理テーブル群12
2は、3つのテーブルから構成されており、プログラム
構成管理テーブル本体150と、実現名称を管理する実
現管理テーブル151と、コンポーネントデータを管理
するコンポーネントデータ管理テーブル152である。
機能分割と、それぞれの機能において使用するプログラ
ム部品を記録するものである。また、プログラム部品組
合せのうち、過去に実施されたものの履歴情報や履歴間
の関係も管理する。プログラム構成管理テーブル群12
2は、3つのテーブルから構成されており、プログラム
構成管理テーブル本体150と、実現名称を管理する実
現管理テーブル151と、コンポーネントデータを管理
するコンポーネントデータ管理テーブル152である。
【0032】また、プログラム部品管理テーブル群12
0は、前述したリポジトリに相当するものである。ここ
では、個々のプログラム部品の機能等を記述したプロフ
ィール,他のプログラムからの呼び出し形式(関数名,
引数,戻り値等)やプログラム部品の使用実績を管理す
る。プログラム部品管理テーブル群120は、2つのテ
ーブルから構成されており、プログラム部品管理テーブ
ル本体160と、メッセージ管理テーブル161であ
る。ここで、それぞれのテーブル群122,120を分
割したのは、管理を容易にすることが目的であり、本実
施の形態以外にも分割方法は存在する。
0は、前述したリポジトリに相当するものである。ここ
では、個々のプログラム部品の機能等を記述したプロフ
ィール,他のプログラムからの呼び出し形式(関数名,
引数,戻り値等)やプログラム部品の使用実績を管理す
る。プログラム部品管理テーブル群120は、2つのテ
ーブルから構成されており、プログラム部品管理テーブ
ル本体160と、メッセージ管理テーブル161であ
る。ここで、それぞれのテーブル群122,120を分
割したのは、管理を容易にすることが目的であり、本実
施の形態以外にも分割方法は存在する。
【0033】ディスプレイ装置101には、構成設定プ
ログラム123の構成設定画面110及びアプリケーシ
ョンプログラム画面111が表示される。ユーザは、マ
ウス装置106やキーボード装置105を用いて、構成
設定画面110やアプリケーションプログラム画面11
1を操作し、この操作が各プログラムに伝達されて適当
な処理が起動される。
ログラム123の構成設定画面110及びアプリケーシ
ョンプログラム画面111が表示される。ユーザは、マ
ウス装置106やキーボード装置105を用いて、構成
設定画面110やアプリケーションプログラム画面11
1を操作し、この操作が各プログラムに伝達されて適当
な処理が起動される。
【0034】[2.構成設定プログラムの概要]次に、
図2を用いて、本発明の一実施の形態によるアプリケー
ションプログラムの構成作成支援方法に用いる構成設定
プログラム123の概要について説明する。図2は、本
発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラム
の構成作成支援方法に用いる構成設定プログラムの概要
を示すフローチャートである。
図2を用いて、本発明の一実施の形態によるアプリケー
ションプログラムの構成作成支援方法に用いる構成設定
プログラム123の概要について説明する。図2は、本
発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラム
の構成作成支援方法に用いる構成設定プログラムの概要
を示すフローチャートである。
【0035】構成設定プログラム123が起動される
と、ステップ201において、初期設定処理を行う。初
期設定処理の詳細については、図12を用いて後述す
る。
と、ステップ201において、初期設定処理を行う。初
期設定処理の詳細については、図12を用いて後述す
る。
【0036】初期設定が終了すると、ステップ202に
おいて、ユーザからの入力を受け付けて、入力に応じて
処理を起動するイベントフロー型となっている。
おいて、ユーザからの入力を受け付けて、入力に応じて
処理を起動するイベントフロー型となっている。
【0037】ステップ203において、入力がアプリケ
ーションプログラムの機能構成指定であると判断される
と、ステップ204において、機能構成の設定処理が起
動される。機能構成の設定処理の詳細については、図2
7を用いて後述する。
ーションプログラムの機能構成指定であると判断される
と、ステップ204において、機能構成の設定処理が起
動される。機能構成の設定処理の詳細については、図2
7を用いて後述する。
【0038】ステップ205において、入力がプログラ
ム部品の構成指定であると判断されると、ステップ20
6において、指定されたプログラム部品に基づくコンポ
ーネントデータ設定処理が起動される。コンポーネント
データ設定処理の詳細については、図20を用いて後述
する。
ム部品の構成指定であると判断されると、ステップ20
6において、指定されたプログラム部品に基づくコンポ
ーネントデータ設定処理が起動される。コンポーネント
データ設定処理の詳細については、図20を用いて後述
する。
【0039】ステップ207において、入力がアプリケ
ーションプログラムの実行制御指示であると判断される
と、ステップ208において、アプリケーションプログ
ラムの実行制御処理が起動される。アプリケーションプ
ログラムの実行制御処理の詳細については、図16を用
いて後述する。
ーションプログラムの実行制御指示であると判断される
と、ステップ208において、アプリケーションプログ
ラムの実行制御処理が起動される。アプリケーションプ
ログラムの実行制御処理の詳細については、図16を用
いて後述する。
【0040】ステップ209において、入力が終了指示
でない場合には、ステップ202に戻って入力を受け付
け、終了指示である場合には、終了する。
でない場合には、ステップ202に戻って入力を受け付
け、終了指示である場合には、終了する。
【0041】ここで、構成設定プログラム123(図
1)は、アプリケーションプログラム124内に組み込
まれたコンポーネントデータ130,131,132と
通信対話することで、処理を進める。これは、社会の類
似性から、開発対象内にスパイを置き、これに逐一状況
を知らせてもらうことに相当する。この意味で、コンポ
ーネントデータ130,131,132は、一種のエー
ジェントプログラムである。コンポーネントデータ13
0,131,132のエージェントとしての役割は、内
部に有するメッセージ配送プログラムが果たしている。
図9に示すメッセージ配送プログラム2000の詳細に
ついては、図17,18を用いて後述する。
1)は、アプリケーションプログラム124内に組み込
まれたコンポーネントデータ130,131,132と
通信対話することで、処理を進める。これは、社会の類
似性から、開発対象内にスパイを置き、これに逐一状況
を知らせてもらうことに相当する。この意味で、コンポ
ーネントデータ130,131,132は、一種のエー
ジェントプログラムである。コンポーネントデータ13
0,131,132のエージェントとしての役割は、内
部に有するメッセージ配送プログラムが果たしている。
図9に示すメッセージ配送プログラム2000の詳細に
ついては、図17,18を用いて後述する。
【0042】[3.本実施の形態で使用する開発対象ア
プリケーションプログラム]次に、実際にアプリケーシ
ョンを作成し、変更していく場面を想定し、その中で構
成設定プログラム(図2;詳細は、図16,図20,図
27)とメッセージ配送プログラム(図9:処理手順
は、図17,図18)がどのように通信し、設計者を支
援していくかを説明することによって、本実施の形態に
よるアプリケーションプログラムの構成作成支援方法の
効果について、図3,図4,図5を用いて説明する。
プリケーションプログラム]次に、実際にアプリケーシ
ョンを作成し、変更していく場面を想定し、その中で構
成設定プログラム(図2;詳細は、図16,図20,図
27)とメッセージ配送プログラム(図9:処理手順
は、図17,図18)がどのように通信し、設計者を支
援していくかを説明することによって、本実施の形態に
よるアプリケーションプログラムの構成作成支援方法の
効果について、図3,図4,図5を用いて説明する。
【0043】ここで述べる例としては、過去に作成され
たアプリケーションプログラム(図3)の各プログラム
部品の変更を行い(図4)、新しいプログラム(図5)
を作成する過程を述べる。変更の道筋をはじめに述べ、
この中で構成設定処理がどのように動作するかを説明す
る。
たアプリケーションプログラム(図3)の各プログラム
部品の変更を行い(図4)、新しいプログラム(図5)
を作成する過程を述べる。変更の道筋をはじめに述べ、
この中で構成設定処理がどのように動作するかを説明す
る。
【0044】図3は、本発明の一実施の形態によるアプ
リケーションプログラムの構成作成支援方法を説明する
ための過去に作成されたアプリケーションプログラムの
構成図であり、図4は、本発明の一実施の形態によるア
プリケーションプログラムの構成作成支援方法による変
更の過程を示す説明図であり、図5は、本発明の一実施
の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支
援方法により最終的に作成されたアプリケーションプロ
グラムの構成図である。
リケーションプログラムの構成作成支援方法を説明する
ための過去に作成されたアプリケーションプログラムの
構成図であり、図4は、本発明の一実施の形態によるア
プリケーションプログラムの構成作成支援方法による変
更の過程を示す説明図であり、図5は、本発明の一実施
の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支
援方法により最終的に作成されたアプリケーションプロ
グラムの構成図である。
【0045】図3(A)は、全体のプログラム構成を示
し、図3(B)は、クライアント側のプログラムの一部
の詳細なプログラム構成を示している。
し、図3(B)は、クライアント側のプログラムの一部
の詳細なプログラム構成を示している。
【0046】図3に示すアプリケーションプログラムの
目的は、例えば、在庫管理,受発注処理や販売データの
解析を行うことである。
目的は、例えば、在庫管理,受発注処理や販売データの
解析を行うことである。
【0047】システムは、図3(A)に示すように、デ
ータベース処理を行う販売管理サーバ計算機に格納され
た販売管理サーバプログラム300と3台の販売管理ク
ライアント計算機に格納された販売管理クライアントプ
ログラム301,302,303から構成され、かかる
システムで動作した実績がある。販売管理サーバプログ
ラム300と販売管理クライアントプログラム301,
302,303とが通信して処理を進めていく。
ータベース処理を行う販売管理サーバ計算機に格納され
た販売管理サーバプログラム300と3台の販売管理ク
ライアント計算機に格納された販売管理クライアントプ
ログラム301,302,303から構成され、かかる
システムで動作した実績がある。販売管理サーバプログ
ラム300と販売管理クライアントプログラム301,
302,303とが通信して処理を進めていく。
【0048】販売管理サーバプログラム300内の主な
処理は、サーバーメイン(Server Main)プ
ログラム310が担当しており、処理単位で分割された
プログラム部品の動作を制御する。販売管理サーバプロ
グラム300側のプログラム部品としては、在庫管理デ
ータベースである在庫マスタデータベース(Stock
DB)311,受発注データのデータベースである受
発注マスタデータベース(Order DB)312,
販売データ解析データのデータベースである解析マスタ
データベース(Analysis DB)313,それ
ぞれのデータベースのクライアント呼び出しインタフェ
ースを担当する在庫管理(StockMgr(Mana
ger))314,受発注管理(Order Mgr)
315,販売データ解析処理(Analysis Mg
r)316の各プログラム部品から構成されている。
処理は、サーバーメイン(Server Main)プ
ログラム310が担当しており、処理単位で分割された
プログラム部品の動作を制御する。販売管理サーバプロ
グラム300側のプログラム部品としては、在庫管理デ
ータベースである在庫マスタデータベース(Stock
DB)311,受発注データのデータベースである受
発注マスタデータベース(Order DB)312,
販売データ解析データのデータベースである解析マスタ
データベース(Analysis DB)313,それ
ぞれのデータベースのクライアント呼び出しインタフェ
ースを担当する在庫管理(StockMgr(Mana
ger))314,受発注管理(Order Mgr)
315,販売データ解析処理(Analysis Mg
r)316の各プログラム部品から構成されている。
【0049】販売管理クライアントプログラム301の
主な処理は、クライアントメイン(Client Ma
in)プログラム323が担当しており、処理単位で分
割されたプログラム部品の動作を制御する。販売管理ク
ライアントプログラム301側のプログラム部品として
は、在庫画面(Stock Clt(Client)3
22,受発注画面(Order Clt)323,販売
データ解析画面(Analysis Clt)324の
プログラム部品から構成されている。
主な処理は、クライアントメイン(Client Ma
in)プログラム323が担当しており、処理単位で分
割されたプログラム部品の動作を制御する。販売管理ク
ライアントプログラム301側のプログラム部品として
は、在庫画面(Stock Clt(Client)3
22,受発注画面(Order Clt)323,販売
データ解析画面(Analysis Clt)324の
プログラム部品から構成されている。
【0050】さらに、図3(B)に示すように、販売デ
ータ解析画面324は、販売データ表示330,販売予
測表示331,予測パラメータ設定332,販売予測3
33から構成されている。販売データ表示330は、さ
らに、購買地域別表示340,購買年代別表示341,
購買季節別表示342から構成されている。
ータ解析画面324は、販売データ表示330,販売予
測表示331,予測パラメータ設定332,販売予測3
33から構成されている。販売データ表示330は、さ
らに、購買地域別表示340,購買年代別表示341,
購買季節別表示342から構成されている。
【0051】図3に示す構成を出発点として、新しい目
的に一致するアプリケーションプログラムを作成する。
新しいシステム構成として、クライアントが10台にな
り、また、クライアント内の画面デザイン(画面レイア
ウト、操作方法)が変更される。ここで、クライアント
台数の変更は、データベースのアクセス性能の問題を引
き起こす。ここで重要なことは、サーバ側、クライアン
ト側ともにプログラム部品の内容、構成の変更が必要と
なることである。
的に一致するアプリケーションプログラムを作成する。
新しいシステム構成として、クライアントが10台にな
り、また、クライアント内の画面デザイン(画面レイア
ウト、操作方法)が変更される。ここで、クライアント
台数の変更は、データベースのアクセス性能の問題を引
き起こす。ここで重要なことは、サーバ側、クライアン
ト側ともにプログラム部品の内容、構成の変更が必要と
なることである。
【0052】次に、図4を用いて、変更の過程の一例に
ついて説明する。最初に図3に示した初期構成に対し
て、管理部品の変更を行うことにより、代案1を作成
し、データベース(DB)の変更を行うことにより、代
案2を作成、画面レイアウトの変更を行うことにより、
代案3を作成し、画面操作方法の変更を行うことによ
り、代案4を作成していくものとする。代案1,代案
2,代案3,代案4からなる第1の系統の変更を行いな
がら、検討を進めたところ、機能を満足しないことが判
明した。
ついて説明する。最初に図3に示した初期構成に対し
て、管理部品の変更を行うことにより、代案1を作成
し、データベース(DB)の変更を行うことにより、代
案2を作成、画面レイアウトの変更を行うことにより、
代案3を作成し、画面操作方法の変更を行うことによ
り、代案4を作成していくものとする。代案1,代案
2,代案3,代案4からなる第1の系統の変更を行いな
がら、検討を進めたところ、機能を満足しないことが判
明した。
【0053】そこで、初期構成に戻り、サブデータベー
ス(DB)を設置する代案5を作成し、管理部品の変更
を行うことにより、代案6を作成し、第1の系統の最終
案である代案4(DB構造の変更,画面レイアウトの変
更,画面操作方法の変更を含む)を参照して、部品の横
流しをして、最終案として代案7を作成する。第1の系
統では、ローカルなデータベースを配置しなかったこと
が原因で設計変更が発生し、第2の系統で構成を変更し
て再検討したことを表している。
ス(DB)を設置する代案5を作成し、管理部品の変更
を行うことにより、代案6を作成し、第1の系統の最終
案である代案4(DB構造の変更,画面レイアウトの変
更,画面操作方法の変更を含む)を参照して、部品の横
流しをして、最終案として代案7を作成する。第1の系
統では、ローカルなデータベースを配置しなかったこと
が原因で設計変更が発生し、第2の系統で構成を変更し
て再検討したことを表している。
【0054】図5は、図4の検討結果により作成された
最終案である代案7の構成を示している。図5(A)
は、全体のシステム構成及びプログラム構成を示し、図
5(B)は、クライアント側のプログラムの一部の詳細
なプログラム構成を示している。
最終案である代案7の構成を示している。図5(A)
は、全体のシステム構成及びプログラム構成を示し、図
5(B)は、クライアント側のプログラムの一部の詳細
なプログラム構成を示している。
【0055】システムは、図5(A)に示すように、デ
ータベース処理を行う販売管理サーバ計算機に格納され
た販売管理サーバプログラム500と10台の販売管理
クライアント計算機に格納された販売管理クライアント
プログラム501,502,…,509,510から構
成される。販売管理サーバプログラム500と販売管理
クライアントプログラム501,502,…,509,
510とが通信して処理を進めていく。
ータベース処理を行う販売管理サーバ計算機に格納され
た販売管理サーバプログラム500と10台の販売管理
クライアント計算機に格納された販売管理クライアント
プログラム501,502,…,509,510から構
成される。販売管理サーバプログラム500と販売管理
クライアントプログラム501,502,…,509,
510とが通信して処理を進めていく。
【0056】販売管理サーバプログラム500内のプロ
グラム部品は、サーバーメイン(Server Mai
n)プログラム510と、在庫管理データベースである
在庫マスタ511,受発注データのデータベースである
受発注マスタ512,販売データ解析データのデータベ
ースである解析マスタ513,それぞれのデータベース
のクライアント呼び出しインタフェースを担当する在庫
管理514,受発注管理515,販売データ解析処理5
16から構成されている。これらは、基本的には、図3
のServer Mainプログラム310,在庫マス
タ311,受発注マスタ312,解析マスタ313,在
庫管理314,受発注管理315,販売データ解析処理
316と対応するものであるが、それぞれ、プログラム
部品の変更(交換)がなされている。
グラム部品は、サーバーメイン(Server Mai
n)プログラム510と、在庫管理データベースである
在庫マスタ511,受発注データのデータベースである
受発注マスタ512,販売データ解析データのデータベ
ースである解析マスタ513,それぞれのデータベース
のクライアント呼び出しインタフェースを担当する在庫
管理514,受発注管理515,販売データ解析処理5
16から構成されている。これらは、基本的には、図3
のServer Mainプログラム310,在庫マス
タ311,受発注マスタ312,解析マスタ313,在
庫管理314,受発注管理315,販売データ解析処理
316と対応するものであるが、それぞれ、プログラム
部品の変更(交換)がなされている。
【0057】また、販売管理クライアントプログラム5
01のプログラム部品としては、サブデータベースとし
て、在庫サブデータベース(Stock Sub)52
5,受発注サブデータベース(Order Sub)5
26,解析サブデータベース(Analysis Su
b)527が追加され、クライアントメイン(Clie
nt Main)プログラム523と、在庫画面52
2,受発注画面523,販売データ解析画面524のプ
ログラム部品が変更されている。
01のプログラム部品としては、サブデータベースとし
て、在庫サブデータベース(Stock Sub)52
5,受発注サブデータベース(Order Sub)5
26,解析サブデータベース(Analysis Su
b)527が追加され、クライアントメイン(Clie
nt Main)プログラム523と、在庫画面52
2,受発注画面523,販売データ解析画面524のプ
ログラム部品が変更されている。
【0058】さらに、図5(B)に示すように、販売デ
ータ解析画面524は、販売データの表示及び予測を行
う販売データ・予測表示530,予測パラメータ設定5
32,販売予測533に変更されている。販売データ・
予測表示530は、さらに、変更された購買地域別表示
540,購買年代別表示541,購買季節別表示542
から構成されている。
ータ解析画面524は、販売データの表示及び予測を行
う販売データ・予測表示530,予測パラメータ設定5
32,販売予測533に変更されている。販売データ・
予測表示530は、さらに、変更された購買地域別表示
540,購買年代別表示541,購買季節別表示542
から構成されている。
【0059】以下の説明では、図3に示した初期構成か
ら図5に示した代案7に至るまでの変更を、構成設定プ
ログラム123(図1)が、いかに支援するかについて
説明する。
ら図5に示した代案7に至るまでの変更を、構成設定プ
ログラム123(図1)が、いかに支援するかについて
説明する。
【0060】[4.初期状態における管理テーブル群]
次に、図1に示したプログラム構成管理テーブル群12
2の中のプログラム構成管理テーブル本体150,実現
管理テーブル151,コンポーネントデータ管理テーブ
ル152の内容の初期状態,コンポーネントデータ13
0の構成及びプログラム部品管理テーブル群120の中
のプログラム部品管理テーブル本体160,メッセージ
管理テーブル161の内容の最終状態について、図6,
図7,図8,図9,図10,図11を用いて説明する。
図6は、本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構成
管理テーブル150の構成図であり、図7は、本発明の
一実施の形態によるアプリケーションプログラムの構成
作成支援方法に用いる実現管理テーブル151の構成図
であり、図8は、本発明の一実施の形態によるアプリケ
ーションプログラムの構成作成支援方法に用いるコンポ
ーネントデータ管理テーブル152の構成図であり、図
9は、本発明の一実施の形態によるアプリケーションプ
ログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネントテ
ーブル130の構成図であり、図10は、本発明の一実
施の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成
支援方法に用いるプログラム部品管理テーブル160の
構成図であり、図11は、本発明の一実施の形態による
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法に用い
るメッセージ管理テーブル161の構成図である。
次に、図1に示したプログラム構成管理テーブル群12
2の中のプログラム構成管理テーブル本体150,実現
管理テーブル151,コンポーネントデータ管理テーブ
ル152の内容の初期状態,コンポーネントデータ13
0の構成及びプログラム部品管理テーブル群120の中
のプログラム部品管理テーブル本体160,メッセージ
管理テーブル161の内容の最終状態について、図6,
図7,図8,図9,図10,図11を用いて説明する。
図6は、本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構成
管理テーブル150の構成図であり、図7は、本発明の
一実施の形態によるアプリケーションプログラムの構成
作成支援方法に用いる実現管理テーブル151の構成図
であり、図8は、本発明の一実施の形態によるアプリケ
ーションプログラムの構成作成支援方法に用いるコンポ
ーネントデータ管理テーブル152の構成図であり、図
9は、本発明の一実施の形態によるアプリケーションプ
ログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネントテ
ーブル130の構成図であり、図10は、本発明の一実
施の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成
支援方法に用いるプログラム部品管理テーブル160の
構成図であり、図11は、本発明の一実施の形態による
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法に用い
るメッセージ管理テーブル161の構成図である。
【0061】なお、図6,図7,図8,図10,図11
は、いずれも、図3に示したアプリケーションプログラ
ムが過去に作成されている場合の内容を示している。
は、いずれも、図3に示したアプリケーションプログラ
ムが過去に作成されている場合の内容を示している。
【0062】図6において、プログラム構成管理テーブ
ル150(図1)は、識別子エントリ601,プログラ
ム名エントリ602,実現名リストエントリ603の各
エントリから構成されるレコードを管理する。
ル150(図1)は、識別子エントリ601,プログラ
ム名エントリ602,実現名リストエントリ603の各
エントリから構成されるレコードを管理する。
【0063】ここで、開発対象となるシステム(図3)
は、販売管理サーバプログラムと販売管理クライアント
プログラムの2つのプログラムから構成されているの
で、対応する2つのレコードが登録されている。プログ
ラム名エントリ602の「販売管理サーバ」のプログラ
ムは、識別子エントリ601のフィールドに「1」とし
て登録されており、この「販売管理サーバ」に対応する
実現名リストエントリ603のフィールドには、1つだ
けの実現名「A1」が登録されている。プログラム名エ
ントリ602の「販売管理クライアント」のプログラム
は、識別子エントリ601のフィールドに「2」として
登録されており、この「販売管理クライアント」に対応
する実現名リストエントリ603のフィールドにも、1
つだけの実現名「A100」が登録されている。
は、販売管理サーバプログラムと販売管理クライアント
プログラムの2つのプログラムから構成されているの
で、対応する2つのレコードが登録されている。プログ
ラム名エントリ602の「販売管理サーバ」のプログラ
ムは、識別子エントリ601のフィールドに「1」とし
て登録されており、この「販売管理サーバ」に対応する
実現名リストエントリ603のフィールドには、1つだ
けの実現名「A1」が登録されている。プログラム名エ
ントリ602の「販売管理クライアント」のプログラム
は、識別子エントリ601のフィールドに「2」として
登録されており、この「販売管理クライアント」に対応
する実現名リストエントリ603のフィールドにも、1
つだけの実現名「A100」が登録されている。
【0064】ここで、実現名は、別に管理されるテーブ
ルである実現管理テーブル151の識別子となってい
る。実現管理テーブル151の構成については、図7を
用いて説明する。
ルである実現管理テーブル151の識別子となってい
る。実現管理テーブル151の構成については、図7を
用いて説明する。
【0065】図7において、実現管理テーブル151
(図1)は、部品の組み合わせを管理するものであり、
識別子エントリ701,コンポーネントデータリストエ
ントリ702,参照エントリ703,コンポーネント外
リストエントリ704の各エントリから構成されるレコ
ードを管理する。
(図1)は、部品の組み合わせを管理するものであり、
識別子エントリ701,コンポーネントデータリストエ
ントリ702,参照エントリ703,コンポーネント外
リストエントリ704の各エントリから構成されるレコ
ードを管理する。
【0066】識別子エントリ701のフィールドに記録
される識別子は、図6の実現名リストエントリ603の
実現名を識別子とするものであり、例えば、図6に示し
た実現名「A1」が識別子となっている。
される識別子は、図6の実現名リストエントリ603の
実現名を識別子とするものであり、例えば、図6に示し
た実現名「A1」が識別子となっている。
【0067】コンポーネントデータリストエントリ70
2は、コンポーネントデータ管理テーブル152(図
8)で管理されるコンポーネントデータの識別子のリス
トである。例えば、識別子エントリ701のフィールド
に識別子「A1」で識別される実現名においては、コン
ポーネントリストエントリ702のフィールドには、
「1,2,3,4,5,6」が登録されている。これら
の「1,…,6」は、後述するコンポーネントデータ管
理テーブル152(図8)で管理されるコンポーネント
データの識別子である。「1,2,3,4,5,6」で
識別されるコンポーネントデータは、それぞれ、「在庫
管理」、「発注管理」、「解析管理」、「在庫DB」、
「発注DB」、「解析DB」を機能単位としているもの
であり、「販売管理サーバ」の1つの実現組み合わせを
示している。
2は、コンポーネントデータ管理テーブル152(図
8)で管理されるコンポーネントデータの識別子のリス
トである。例えば、識別子エントリ701のフィールド
に識別子「A1」で識別される実現名においては、コン
ポーネントリストエントリ702のフィールドには、
「1,2,3,4,5,6」が登録されている。これら
の「1,…,6」は、後述するコンポーネントデータ管
理テーブル152(図8)で管理されるコンポーネント
データの識別子である。「1,2,3,4,5,6」で
識別されるコンポーネントデータは、それぞれ、「在庫
管理」、「発注管理」、「解析管理」、「在庫DB」、
「発注DB」、「解析DB」を機能単位としているもの
であり、「販売管理サーバ」の1つの実現組み合わせを
示している。
【0068】参照エントリ703は、実現組み合わせが
識別子で表されるどの実現を変更したものかを示すもの
である。図7に示す初期構成の状態では、参照エントリ
703のフィールドの記録は、「−」となっており、こ
れは、どの実現も参照していないことを表している。プ
ログラムの変更により、新しいプログラムが作成された
場合には、その新しいプログラムの変更の元となったプ
ログラムの実現が登録される。
識別子で表されるどの実現を変更したものかを示すもの
である。図7に示す初期構成の状態では、参照エントリ
703のフィールドの記録は、「−」となっており、こ
れは、どの実現も参照していないことを表している。プ
ログラムの変更により、新しいプログラムが作成された
場合には、その新しいプログラムの変更の元となったプ
ログラムの実現が登録される。
【0069】コンポーネント外リストエントリ704
は、実現を構成するプログラム部品のうち、部品化され
ていないものを表している。プログラム部品の定義は、
使用するプラットフォームによって異なるが、一般に部
品全体の初期割り付け、イベント処理を行うプログラム
が部品外として扱われる。本実施の形態でも、この意味
でプログラム部品とそうでないプログラムを区別してい
る。識別子「A1」に対してコンポーネント外リストエ
ントリ704のフィールドに登録されたコンポーネント
外リスト「Main 0」は、図3のサーバメイン(S
erver Main)プログラム310のことであ
る。
は、実現を構成するプログラム部品のうち、部品化され
ていないものを表している。プログラム部品の定義は、
使用するプラットフォームによって異なるが、一般に部
品全体の初期割り付け、イベント処理を行うプログラム
が部品外として扱われる。本実施の形態でも、この意味
でプログラム部品とそうでないプログラムを区別してい
る。識別子「A1」に対してコンポーネント外リストエ
ントリ704のフィールドに登録されたコンポーネント
外リスト「Main 0」は、図3のサーバメイン(S
erver Main)プログラム310のことであ
る。
【0070】識別子エントリ701のフィールドに記録
された識別子「A100」は、図6に示した実現名「A
100」が識別子となっている。識別子エントリ701
のフィールドに識別子「A100」で識別される実現名
においては、コンポーネントリストエントリ702に
は、「7,8,9」が登録されている。これらの「7,
8,9」は、後述するコンポーネントデータ管理テーブ
ル152(図8)で管理されるコンポーネントデータの
識別子である。「7,8,9」で識別されるコンポーネ
ントデータは、それぞれ、「在庫画面」、「受発注画
面」、「販売データ解析画面」を機能単位としているも
のであり、「販売管理クライアント」の1つの実現組み
合わせを示している。
された識別子「A100」は、図6に示した実現名「A
100」が識別子となっている。識別子エントリ701
のフィールドに識別子「A100」で識別される実現名
においては、コンポーネントリストエントリ702に
は、「7,8,9」が登録されている。これらの「7,
8,9」は、後述するコンポーネントデータ管理テーブ
ル152(図8)で管理されるコンポーネントデータの
識別子である。「7,8,9」で識別されるコンポーネ
ントデータは、それぞれ、「在庫画面」、「受発注画
面」、「販売データ解析画面」を機能単位としているも
のであり、「販売管理クライアント」の1つの実現組み
合わせを示している。
【0071】参照エントリ703のフィールドの記録
は、図7に示す初期構成の状態では、「−」となってお
り、これは、どの実現も参照していないことを表してい
る。
は、図7に示す初期構成の状態では、「−」となってお
り、これは、どの実現も参照していないことを表してい
る。
【0072】識別子「A100」に対してコンポーネン
ト外リストエントリ704に登録されたコンポーネント
外リスト「Main 100」は、図3のクライアント
メイン(Client Main)プログラム321の
ことである。
ト外リストエントリ704に登録されたコンポーネント
外リスト「Main 100」は、図3のクライアント
メイン(Client Main)プログラム321の
ことである。
【0073】図8において、コンポーネントデータ管理
テーブル152は、識別子エントリ801,コンポーネ
ント名エントリ802及び図示しない機能(記述)エン
トリの各エントリから構成されるレコードを管理する。
テーブル152は、識別子エントリ801,コンポーネ
ント名エントリ802及び図示しない機能(記述)エン
トリの各エントリから構成されるレコードを管理する。
【0074】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子は、図7のコンポーネントデータリストエ
ントリ702の実現名を識別子とするものであり、例え
ば、図7に示した実現名「1,2,3,4,5,6」が
識別子となっている。
された識別子は、図7のコンポーネントデータリストエ
ントリ702の実現名を識別子とするものであり、例え
ば、図7に示した実現名「1,2,3,4,5,6」が
識別子となっている。
【0075】コンポーネント名エントリ802の実現名
は、コンポーネントデータを識別する名称となってい
る。
は、コンポーネントデータを識別する名称となってい
る。
【0076】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「1」のコンポーネント名は、「在庫管理
エージェント(Stock Mgr Agent)」で
あり、図3に示したプログラム部品である在庫管理(S
tock Mgr)314に対するコンポーネントデー
タを識別するものとなっている。コンポーネントデータ
の詳細な構成については、図9を用いて後述する。
された識別子「1」のコンポーネント名は、「在庫管理
エージェント(Stock Mgr Agent)」で
あり、図3に示したプログラム部品である在庫管理(S
tock Mgr)314に対するコンポーネントデー
タを識別するものとなっている。コンポーネントデータ
の詳細な構成については、図9を用いて後述する。
【0077】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「2」のコンポーネント名は、「受発注管
理エージェント(Order Mgr Agent)」
であり、図3に示したプログラム部品である受発注管理
(Order Mgr)315に対するコンポーネント
データを識別するものである。
された識別子「2」のコンポーネント名は、「受発注管
理エージェント(Order Mgr Agent)」
であり、図3に示したプログラム部品である受発注管理
(Order Mgr)315に対するコンポーネント
データを識別するものである。
【0078】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「3」のコンポーネント名は、「販売デー
タ解析処理エージェント(Analysis Mgr
Agent)」であり、図3に示したプログラム部品で
ある販売データ解析処理(Analysis Mgr)
316に対するコンポーネントデータを識別するもので
ある。
された識別子「3」のコンポーネント名は、「販売デー
タ解析処理エージェント(Analysis Mgr
Agent)」であり、図3に示したプログラム部品で
ある販売データ解析処理(Analysis Mgr)
316に対するコンポーネントデータを識別するもので
ある。
【0079】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「4」のコンポーネント名は、「在庫マス
タデータベースエージェント(Stock DB Ag
ent)」であり、図3に示したプログラム部品である
在庫マスタデータベース(Stock DB)311に
対するコンポーネントデータを識別するものである。
された識別子「4」のコンポーネント名は、「在庫マス
タデータベースエージェント(Stock DB Ag
ent)」であり、図3に示したプログラム部品である
在庫マスタデータベース(Stock DB)311に
対するコンポーネントデータを識別するものである。
【0080】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「5」のコンポーネント名は、「受発注マ
スタデータベースエージェント(Order DB A
gent)」であり、図3に示したプログラム部品であ
る受発注マスタデータベース(Order DB)31
2に対するコンポーネントデータを識別するものであ
る。
された識別子「5」のコンポーネント名は、「受発注マ
スタデータベースエージェント(Order DB A
gent)」であり、図3に示したプログラム部品であ
る受発注マスタデータベース(Order DB)31
2に対するコンポーネントデータを識別するものであ
る。
【0081】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「6」のコンポーネント名は、「解析マス
タデータベースエージェント(Analysis DB
Agent)」であり、図3に示したプログラム部品
である解析マスタデータベース(Analysis D
B)313に対するコンポーネントデータを識別するも
のである。
された識別子「6」のコンポーネント名は、「解析マス
タデータベースエージェント(Analysis DB
Agent)」であり、図3に示したプログラム部品
である解析マスタデータベース(Analysis D
B)313に対するコンポーネントデータを識別するも
のである。
【0082】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「7」のコンポーネント名は、「在庫画面
エージェント(Stock Clt Agent)」で
あり、図3に示したプログラム部品である在庫画面(S
tock Clt)322に対するコンポーネントデー
タを識別するものである。
された識別子「7」のコンポーネント名は、「在庫画面
エージェント(Stock Clt Agent)」で
あり、図3に示したプログラム部品である在庫画面(S
tock Clt)322に対するコンポーネントデー
タを識別するものである。
【0083】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「8」のコンポーネント名は、「受発注画
面エージェント(Order Clt Agent)」
であり、図3に示したプログラム部品である受発注画面
(Order Clt)323に対するコンポーネント
データを識別するものである。
された識別子「8」のコンポーネント名は、「受発注画
面エージェント(Order Clt Agent)」
であり、図3に示したプログラム部品である受発注画面
(Order Clt)323に対するコンポーネント
データを識別するものである。
【0084】識別子エントリ801のフィールドに記録
された識別子「9」のコンポーネント名は、「販売デー
タ解析画面エージェント(Analysis Clt
Agent)」であり、図3に示したプログラム部品で
ある販売データ解析画面(Analysis Clt)
324に対するコンポーネントデータを識別するもので
ある。
された識別子「9」のコンポーネント名は、「販売デー
タ解析画面エージェント(Analysis Clt
Agent)」であり、図3に示したプログラム部品で
ある販売データ解析画面(Analysis Clt)
324に対するコンポーネントデータを識別するもので
ある。
【0085】次に、図9を用いて、コンポーネントデー
タ130の概略の構成について説明する。なお、詳細な
機能については、各処理の説明に併せて後述する。
タ130の概略の構成について説明する。なお、詳細な
機能については、各処理の説明に併せて後述する。
【0086】ここで、コンポーネントデータ130は、
永続的なデータであり、構成設定プログラム123で処
理を受けた状態のまま、補助記憶装置104に格納され
る。
永続的なデータであり、構成設定プログラム123で処
理を受けた状態のまま、補助記憶装置104に格納され
る。
【0087】コンポーネントデータ130は、メッセー
ジ配送プログラム900,選択プログラム部品エントリ
910,候補リスト911,プログラム例エントリ91
2,選択プログラム履歴リスト913、ログテーブル9
14から構成される。
ジ配送プログラム900,選択プログラム部品エントリ
910,候補リスト911,プログラム例エントリ91
2,選択プログラム履歴リスト913、ログテーブル9
14から構成される。
【0088】プログラム部品間のメッセージ通信は、コ
ンポーネントデータ130間の通信となる。この通信
は、メッセージ配送プログラム900が処理する。メッ
セージ配送プログラム900は、選択プログラム部品エ
ントリ910,候補リスト911の要素、プログラム例
エントリ912のどれかから取得されるプログラムにメ
ッセージを配送する。これを決定するのはプログラマで
あり、決定するための画面インタフェースを用意してい
る。
ンポーネントデータ130間の通信となる。この通信
は、メッセージ配送プログラム900が処理する。メッ
セージ配送プログラム900は、選択プログラム部品エ
ントリ910,候補リスト911の要素、プログラム例
エントリ912のどれかから取得されるプログラムにメ
ッセージを配送する。これを決定するのはプログラマで
あり、決定するための画面インタフェースを用意してい
る。
【0089】選択プログラム部品エントリ910は、選
択された1個のプログラム部品を格納するエントリであ
り、ここにプログラム部品を直接記憶するか、プログラ
ム部品へのポインタを格納する。Functions9
20は、機能リストを格納するエントリであり、Slo
ts921は、ローカルなデータのリストを格納するエ
ントリである。
択された1個のプログラム部品を格納するエントリであ
り、ここにプログラム部品を直接記憶するか、プログラ
ム部品へのポインタを格納する。Functions9
20は、機能リストを格納するエントリであり、Slo
ts921は、ローカルなデータのリストを格納するエ
ントリである。
【0090】候補リスト911は、選択されるプログラ
ム部品の候補となる複数のプログラム部品を格納するエ
ントリであり、複数のエントリ930,931,932
から構成されている。
ム部品の候補となる複数のプログラム部品を格納するエ
ントリであり、複数のエントリ930,931,932
から構成されている。
【0091】プログラム例エントリ912は、メッセー
ジに応じたユーザの設定するプログラム例を格納するエ
ントリである。
ジに応じたユーザの設定するプログラム例を格納するエ
ントリである。
【0092】選択プログラム履歴リスト913は、選択
プログラム部品エントリ910として選択されたプログ
ラム部品の中で、評価された結果、記録に値するものを
格納するエントリである。選択プログラム履歴リスト9
13は、プログラム部品識別子950と実現名951か
ら構成され、プログラム部品識別子950には、記録に
値すべき選択されたプログラム部品の識別子が登録さ
れ、実現名951に、登録された識別子の実現名が登録
される。
プログラム部品エントリ910として選択されたプログ
ラム部品の中で、評価された結果、記録に値するものを
格納するエントリである。選択プログラム履歴リスト9
13は、プログラム部品識別子950と実現名951か
ら構成され、プログラム部品識別子950には、記録に
値すべき選択されたプログラム部品の識別子が登録さ
れ、実現名951に、登録された識別子の実現名が登録
される。
【0093】ログテーブル914は、プログラム部品の
変更を行った後、プログラムを実行した際のメッセージ
呼び出しの成功,不成功の結果が記録される。ログテー
ブル914は、メッセージ960,送信元961及び結
果962から構成される。メッセージ960には、送信
元から送られるメッセージの内容が記録され、送信元9
61には、そのメッセージを送った送信元が記録され、
結果962には、メッセージ送信の成功,不成功の結果
が記録される。
変更を行った後、プログラムを実行した際のメッセージ
呼び出しの成功,不成功の結果が記録される。ログテー
ブル914は、メッセージ960,送信元961及び結
果962から構成される。メッセージ960には、送信
元から送られるメッセージの内容が記録され、送信元9
61には、そのメッセージを送った送信元が記録され、
結果962には、メッセージ送信の成功,不成功の結果
が記録される。
【0094】次に、図10を用いて、プログラム部品管
理テーブル本体160の状態について説明する。但し、
図10に示すの状態は初期状態ではなく、最終案まで開
発が完了した時のものである。図の上では、初期状態か
ら識別子2,3,14が追加されて最終状態になってい
る。
理テーブル本体160の状態について説明する。但し、
図10に示すの状態は初期状態ではなく、最終案まで開
発が完了した時のものである。図の上では、初期状態か
ら識別子2,3,14が追加されて最終状態になってい
る。
【0095】プログラム部品管理テーブル160は、個
々のプログラム部品の機能等を記述したプロフィールや
プログラム部品の使用実績を管理するものである。プロ
グラム部品管理テーブル本体160は、識別子エントリ
1001,プログラム部品を機能分類したプログラム部
品分類エントリ1002,プログラム名エントリ100
3,接続実績リストエントリ1004の各エントリから
構成されるレコードを管理する。
々のプログラム部品の機能等を記述したプロフィールや
プログラム部品の使用実績を管理するものである。プロ
グラム部品管理テーブル本体160は、識別子エントリ
1001,プログラム部品を機能分類したプログラム部
品分類エントリ1002,プログラム名エントリ100
3,接続実績リストエントリ1004の各エントリから
構成されるレコードを管理する。
【0096】図3に示した在庫管理(Stock Mg
r)314のプログラム部品は、プログラム名エントリ
1003のフィールドに実現名「Stock Mgr」
として登録されており、その識別子は、識別子エントリ
1001のフィールドに識別子「1」として登録されて
いる。
r)314のプログラム部品は、プログラム名エントリ
1003のフィールドに実現名「Stock Mgr」
として登録されており、その識別子は、識別子エントリ
1001のフィールドに識別子「1」として登録されて
いる。
【0097】この「Stock Mgr」は、在庫管理
に関するプログラム部品であるため、プログラム部品分
類エントリ1002のフィールドには、「在庫管理」と
そのプロフィールが登録されている。プログラム名エン
トリ1003の実現名「Stock Mgr_M」や
「Stock Mgr_MM」のプログラム部品は、実
現名「Stock Mgr」のプログラム部品を変更し
たものであるため、プログラム部品分類エントリ100
2のフィールドには、「在庫管理」と登録されている。
に関するプログラム部品であるため、プログラム部品分
類エントリ1002のフィールドには、「在庫管理」と
そのプロフィールが登録されている。プログラム名エン
トリ1003の実現名「Stock Mgr_M」や
「Stock Mgr_MM」のプログラム部品は、実
現名「Stock Mgr」のプログラム部品を変更し
たものであるため、プログラム部品分類エントリ100
2のフィールドには、「在庫管理」と登録されている。
【0098】接続実績リストエントリ1004は、その
プログラムがどのプログラム部品と接続されて使用され
た実績があるかを示したものである。例えば、識別子
「1」の「Stock Mgr」のプログラム部品は、
識別子95,96,520,522と接続された実績を
有することを示している。
プログラムがどのプログラム部品と接続されて使用され
た実績があるかを示したものである。例えば、識別子
「1」の「Stock Mgr」のプログラム部品は、
識別子95,96,520,522と接続された実績を
有することを示している。
【0099】識別子エントリ1001の識別子「13」
は、図3に示した受発注管理(Order Mgr)3
15のプログラム部品の識別子であり、プログラム部品
分類エントリ1002には、「受発注管理」とそのプロ
フィールが登録されている。
は、図3に示した受発注管理(Order Mgr)3
15のプログラム部品の識別子であり、プログラム部品
分類エントリ1002には、「受発注管理」とそのプロ
フィールが登録されている。
【0100】プログラム名エントリ1003に実現名
「Order Mgr」として登録されており、接続実
績リストエントリ1004には、識別子124,12
5,527と接続された実績を有することを示してい
る。
「Order Mgr」として登録されており、接続実
績リストエントリ1004には、識別子124,12
5,527と接続された実績を有することを示してい
る。
【0101】識別子エントリ1001の識別子「14」
は、プログラム名エントリ1003に登録されているよ
うに、「Order Mgr]プログラムを変更した
「Order Mgr]プログラムであり、プログラム
部品分類エントリ1002には、「受発注管理」とその
プロフィールが登録されている。接続実績リストエント
リ1004には、識別子125,530と接続された実
績を有することを示している。
は、プログラム名エントリ1003に登録されているよ
うに、「Order Mgr]プログラムを変更した
「Order Mgr]プログラムであり、プログラム
部品分類エントリ1002には、「受発注管理」とその
プロフィールが登録されている。接続実績リストエント
リ1004には、識別子125,530と接続された実
績を有することを示している。
【0102】識別子エントリ1001の識別子「26」
は、図3に示した販売データ解析処理(Analysi
s Mgr)316のプログラム部品の識別子であり、
プログラム部品分類エントリ1002には、「販売デー
タ解析処理」とそのプロフィールが登録されている。プ
ログラム名エントリ1003に実現名「Analysi
s Mgr」として登録されており、接続実績リストエ
ントリ1004には、識別子127,535と接続され
た実績を有することを示している。
は、図3に示した販売データ解析処理(Analysi
s Mgr)316のプログラム部品の識別子であり、
プログラム部品分類エントリ1002には、「販売デー
タ解析処理」とそのプロフィールが登録されている。プ
ログラム名エントリ1003に実現名「Analysi
s Mgr」として登録されており、接続実績リストエ
ントリ1004には、識別子127,535と接続され
た実績を有することを示している。
【0103】識別子エントリ1001の識別子「95」
は、図3に示した在庫管理マスタデータベース(Sto
ck DB)311のプログラム部品の識別子であり、
プログラム部品分類エントリ1002には、「在庫管理
マスタ」とそのプロフィールが登録されている。プログ
ラム名エントリ1003に実現名「Stock DB」
として登録されており、接続実績リストエントリ100
4には、識別子1,2,3と接続された実績を有するこ
とを示している。
は、図3に示した在庫管理マスタデータベース(Sto
ck DB)311のプログラム部品の識別子であり、
プログラム部品分類エントリ1002には、「在庫管理
マスタ」とそのプロフィールが登録されている。プログ
ラム名エントリ1003に実現名「Stock DB」
として登録されており、接続実績リストエントリ100
4には、識別子1,2,3と接続された実績を有するこ
とを示している。
【0104】識別子エントリ1001の識別子「12
4」は、図3に示した受発注管理マスタデータベース
(Order DB)312のプログラム部品の識別子
であり、プログラム部品分類エントリ1002には、
「受発注管理マスタ」とそのプロフィールが登録されて
いる。プログラム名エントリ1003に実現名「Ord
erDB」として登録されており、接続実績リストエン
トリ1004には、識別子13と接続された実績を有す
ることを示している。
4」は、図3に示した受発注管理マスタデータベース
(Order DB)312のプログラム部品の識別子
であり、プログラム部品分類エントリ1002には、
「受発注管理マスタ」とそのプロフィールが登録されて
いる。プログラム名エントリ1003に実現名「Ord
erDB」として登録されており、接続実績リストエン
トリ1004には、識別子13と接続された実績を有す
ることを示している。
【0105】識別子エントリ1001の識別子「12
7」は、図3に示した販売データ解析マスタデータベー
ス(Analysis DB)313のプログラム部品
の識別子であり、プログラム部品分類エントリ1002
には、「販売データ解析マスタ」とそのプロフィールが
登録されている。プログラム名エントリ1003に実現
名「Order DB」として登録されており、接続実
績リストエントリ1004には、識別子28と接続され
た実績を有することを示している。
7」は、図3に示した販売データ解析マスタデータベー
ス(Analysis DB)313のプログラム部品
の識別子であり、プログラム部品分類エントリ1002
には、「販売データ解析マスタ」とそのプロフィールが
登録されている。プログラム名エントリ1003に実現
名「Order DB」として登録されており、接続実
績リストエントリ1004には、識別子28と接続され
た実績を有することを示している。
【0106】識別子エントリ1001の識別子「52
0」は、図3に示した在庫管理画面(Stock Cl
t)322のプログラム部品の識別子であり、プログラ
ム部品分類エントリ1002には、「在庫管理画面」と
そのプロフィールが登録されている。プログラム名エン
トリ1003に実現名「Stock Clt」として登
録されており、接続実績リストエントリ1004には、
識別子1と接続された実績を有することを示している。
0」は、図3に示した在庫管理画面(Stock Cl
t)322のプログラム部品の識別子であり、プログラ
ム部品分類エントリ1002には、「在庫管理画面」と
そのプロフィールが登録されている。プログラム名エン
トリ1003に実現名「Stock Clt」として登
録されており、接続実績リストエントリ1004には、
識別子1と接続された実績を有することを示している。
【0107】識別子エントリ1001の識別子「52
7」は、図3に示した受発注管理画面(Order C
lt)323のプログラム部品の識別子であり、プログ
ラム部品分類エントリ1002には、「受発注管理画
面」とそのプロフィールが登録されている。プログラム
名エントリ1003に実現名「Order Clt」と
して登録されており、接続実績リストエントリ1004
には、識別子13,15と接続された実績を有すること
を示している。
7」は、図3に示した受発注管理画面(Order C
lt)323のプログラム部品の識別子であり、プログ
ラム部品分類エントリ1002には、「受発注管理画
面」とそのプロフィールが登録されている。プログラム
名エントリ1003に実現名「Order Clt」と
して登録されており、接続実績リストエントリ1004
には、識別子13,15と接続された実績を有すること
を示している。
【0108】識別子エントリ1001の識別子「53
5」は、図3に示した販売データ解析画面(Analy
sis Clt)324のプログラム部品の識別子であ
り、プログラム部品分類エントリ1002には、「販売
データ解析画面」とそのプロフィールが登録されてい
る。プログラム名エントリ1003に実現名「Anal
ysis Clt」として登録されており、接続実績リ
ストエントリ1004には、識別子28と接続された実
績を有することを示している。
5」は、図3に示した販売データ解析画面(Analy
sis Clt)324のプログラム部品の識別子であ
り、プログラム部品分類エントリ1002には、「販売
データ解析画面」とそのプロフィールが登録されてい
る。プログラム名エントリ1003に実現名「Anal
ysis Clt」として登録されており、接続実績リ
ストエントリ1004には、識別子28と接続された実
績を有することを示している。
【0109】識別子エントリ1001の識別子「Mai
n 0」は、図3に示したサーバメイン(Server
Main)310のプログラム部品の識別子であり、
プログラム部品分類エントリ1002には、「販売管理
サーバ制御」とそのプロフィールが登録されている。プ
ログラム名エントリ1003に実現名「ServerM
ain」として登録されており、接続実績リストエント
リ1004には、識別子1,13,28,95,12
4,127と接続された実績を有することを示してい
る。
n 0」は、図3に示したサーバメイン(Server
Main)310のプログラム部品の識別子であり、
プログラム部品分類エントリ1002には、「販売管理
サーバ制御」とそのプロフィールが登録されている。プ
ログラム名エントリ1003に実現名「ServerM
ain」として登録されており、接続実績リストエント
リ1004には、識別子1,13,28,95,12
4,127と接続された実績を有することを示してい
る。
【0110】識別子エントリ1001の識別子「Mai
n 100」は、図3に示したクライアントメイン(C
lient Main)321のプログラム部品の識別
子であり、プログラム部品分類エントリ1002には、
「販売管理クライアント制御」とそのプロフィールが登
録されている。プログラム名エントリ1003に実現名
「Client Main」として登録されており、接
続実績リストエントリ1004には、識別子520,5
27,535と接続された実績を有することを示してい
る。
n 100」は、図3に示したクライアントメイン(C
lient Main)321のプログラム部品の識別
子であり、プログラム部品分類エントリ1002には、
「販売管理クライアント制御」とそのプロフィールが登
録されている。プログラム名エントリ1003に実現名
「Client Main」として登録されており、接
続実績リストエントリ1004には、識別子520,5
27,535と接続された実績を有することを示してい
る。
【0111】接続実績リストエントリ1004に記録さ
れた接続実績の情報は、新しいアプリケーションの構成
の参考とすることができる。即ち、プログラム部品レコ
ードに利用実績を記録することで、以前に使用されたア
プリケーションと、1つの部品がどの部品と組み合わせ
て使用されたかが記録される。これによって、相性の良
い、実績のある組み合わせ,換言すると、評価が高い構
成を再現することことで、これを参考として、新しいア
プリケーションの構成の参考とすることができる。
れた接続実績の情報は、新しいアプリケーションの構成
の参考とすることができる。即ち、プログラム部品レコ
ードに利用実績を記録することで、以前に使用されたア
プリケーションと、1つの部品がどの部品と組み合わせ
て使用されたかが記録される。これによって、相性の良
い、実績のある組み合わせ,換言すると、評価が高い構
成を再現することことで、これを参考として、新しいア
プリケーションの構成の参考とすることができる。
【0112】各プログラム部品の実際の使用方法として
は、各プログラム部品の識別子を外部からメッセージ
(関数・メソッドコール)によって呼び出すことによっ
て行う。
は、各プログラム部品の識別子を外部からメッセージ
(関数・メソッドコール)によって呼び出すことによっ
て行う。
【0113】次に、図11を用いて、メッセージ管理テ
ーブル161の構成について説明する。
ーブル161の構成について説明する。
【0114】メッセージ管理テーブル161は、プログ
ラム部品毎に、どのようなメッセージを処理可能かを管
理するテーブルである。メッセージ管理テーブル161
は、識別子エントリ1101,プログラム部品テーブル
の識別子エントリ1102,メッセージ名称エントリ1
103,引数の数(Arg(Argument) Co
unt)エントリ1104,第1引数から第3引数まで
のデータの型の第1引数(Argument 1)エン
トリ1105,第2引数(Argument2)エント
リ1106,第3引数(Argument 3)エント
リ1107の各エントリから構成されるレコードを管理
する。
ラム部品毎に、どのようなメッセージを処理可能かを管
理するテーブルである。メッセージ管理テーブル161
は、識別子エントリ1101,プログラム部品テーブル
の識別子エントリ1102,メッセージ名称エントリ1
103,引数の数(Arg(Argument) Co
unt)エントリ1104,第1引数から第3引数まで
のデータの型の第1引数(Argument 1)エン
トリ1105,第2引数(Argument2)エント
リ1106,第3引数(Argument 3)エント
リ1107の各エントリから構成されるレコードを管理
する。
【0115】例えば、識別子1のレコードで管理するメ
ッセージは、プログラム部品管理テーブル本体160の
識別子エントリ1001のフィールドが「1」のプログ
ラム部品1(Stock Mgr)のもので、メッセー
ジ名称エントリ1103のフィールドに登録されている
ように「Add」のメッセージインターフェースを有し
ており、引数の数(Arg Count)エントリ11
04のフィールドに登録されているように、引数「2」
をとり、第1引数(Argument 1)エントリ1
105のフィールドに登録されているように、第1引数
はItem型であり、第2引数(Argument
2)エントリ1106のフィールドに登録されているよ
うに、第2引数の型は整数型であり、従って、Add
(Item、int)の形式で呼び出されることを示し
ている。
ッセージは、プログラム部品管理テーブル本体160の
識別子エントリ1001のフィールドが「1」のプログ
ラム部品1(Stock Mgr)のもので、メッセー
ジ名称エントリ1103のフィールドに登録されている
ように「Add」のメッセージインターフェースを有し
ており、引数の数(Arg Count)エントリ11
04のフィールドに登録されているように、引数「2」
をとり、第1引数(Argument 1)エントリ1
105のフィールドに登録されているように、第1引数
はItem型であり、第2引数(Argument
2)エントリ1106のフィールドに登録されているよ
うに、第2引数の型は整数型であり、従って、Add
(Item、int)の形式で呼び出されることを示し
ている。
【0116】また、プログラム部品管理識別子1302
のフィールドに記録された識別子「1」の「Stock
Mgr」は、「Add」,「Remove」,「Re
fer」などのメッセージインタフェースを有してい
る。
のフィールドに記録された識別子「1」の「Stock
Mgr」は、「Add」,「Remove」,「Re
fer」などのメッセージインタフェースを有してい
る。
【0117】本実施の形態によれば、プログラム部品レ
コードに利用実績を接続実績リストに記録することで、
以前に使用されたアプリケーションと、1つの部品がど
の部品と組み合わせて使用されたかが判るため、相性の
良い、実績のある組み合わせ,換言すると、評価が高い
構成を再現することことで、これを参考として、新しい
アプリケーションの構成の参考とすることができる。
コードに利用実績を接続実績リストに記録することで、
以前に使用されたアプリケーションと、1つの部品がど
の部品と組み合わせて使用されたかが判るため、相性の
良い、実績のある組み合わせ,換言すると、評価が高い
構成を再現することことで、これを参考として、新しい
アプリケーションの構成の参考とすることができる。
【0118】[5.コンポーネントデータを含むアプリ
ケーションプログラム初期構成の作成と実行]次に、コ
ンポーネントデータを含むアプリケーションプログラム
初期構成の作成と実行について、図2,図6,図7,図
9,図10,図12,図13,図14,図15を用いて
説明する。
ケーションプログラム初期構成の作成と実行]次に、コ
ンポーネントデータを含むアプリケーションプログラム
初期構成の作成と実行について、図2,図6,図7,図
9,図10,図12,図13,図14,図15を用いて
説明する。
【0119】図12は、本発明の一実施の形態によるア
プリケーションプログラムの構成作成支援方法に用いる
初期設定処理ステップ201の詳細フローチャートであ
り、図13は、本発明の一実施の形態によるアプリケー
ションプログラムの構成作成支援方法において表示する
構成設定画面110の詳細な画面構成の構成図であり、
図14は、本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理サーバ
プログラムの構成図であり、図15は、本発明の一実施
の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支
援方法において構成された初期のアプリケーションプロ
グラムである販売管理クライアントプログラムの構成図
である。
プリケーションプログラムの構成作成支援方法に用いる
初期設定処理ステップ201の詳細フローチャートであ
り、図13は、本発明の一実施の形態によるアプリケー
ションプログラムの構成作成支援方法において表示する
構成設定画面110の詳細な画面構成の構成図であり、
図14は、本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理サーバ
プログラムの構成図であり、図15は、本発明の一実施
の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支
援方法において構成された初期のアプリケーションプロ
グラムである販売管理クライアントプログラムの構成図
である。
【0120】構成設定プログラム123が起動される
と、初めに、図2のステップ201の初期設定処理が起
動される。初期設定処理では、図3に示したアプリケー
ションプログラムの初期構成を指定し、これを変更して
いくことを入力とする。ステップ201の詳細について
は、図12に示したあるため、以下の説明は、図12に
示したフローチャートに基づいて行う。
と、初めに、図2のステップ201の初期設定処理が起
動される。初期設定処理では、図3に示したアプリケー
ションプログラムの初期構成を指定し、これを変更して
いくことを入力とする。ステップ201の詳細について
は、図12に示したあるため、以下の説明は、図12に
示したフローチャートに基づいて行う。
【0121】ステップ1200において、初めに、図1
に示したデイスプレイ装置101に構成設定画面110
を表示する。構成設定画面110の詳細な画面構成につ
いて、図13を用いて説明する。なお、図13は、設計
がある程度進んだ状態を表しており、初期画面との相違
については以下に説明する。
に示したデイスプレイ装置101に構成設定画面110
を表示する。構成設定画面110の詳細な画面構成につ
いて、図13を用いて説明する。なお、図13は、設計
がある程度進んだ状態を表しており、初期画面との相違
については以下に説明する。
【0122】構成設定画面110は、いくつかのサブ画
面に分割され、サブ画面に設計情報を表示し、その内容
を変更することで設計を進める。サブ画面としては、ア
プリケーションプログラム名を表示するプログラム(P
rogram)サブ画面1301,アプリケーションプ
ログラムを構成する複数のコンポーネントデータを表示
するコンポーネント(Components)サブ画面
1302,各コンポーネントデータに対する複数のプロ
グラム部品候補を表示する候補(Candidate
s)サブ画面1303,メッセージの送信記録を表示す
るメッセージログ(Message Log)サブ画面
1325,メッセージに応じたユーザの設定するプログ
ラム例を表示するプログラム例(Example)サブ
画面1332から構成されている。
面に分割され、サブ画面に設計情報を表示し、その内容
を変更することで設計を進める。サブ画面としては、ア
プリケーションプログラム名を表示するプログラム(P
rogram)サブ画面1301,アプリケーションプ
ログラムを構成する複数のコンポーネントデータを表示
するコンポーネント(Components)サブ画面
1302,各コンポーネントデータに対する複数のプロ
グラム部品候補を表示する候補(Candidate
s)サブ画面1303,メッセージの送信記録を表示す
るメッセージログ(Message Log)サブ画面
1325,メッセージに応じたユーザの設定するプログ
ラム例を表示するプログラム例(Example)サブ
画面1332から構成されている。
【0123】なお、コンポーネント(Componen
ts)サブ画面1302の中は、プログラム部品分類を
表示する分類(Classification)画面1
315とプログラム部品のプログラム名を表示するプロ
グラム名(ID Name)画面1316に分割されて
いる。
ts)サブ画面1302の中は、プログラム部品分類を
表示する分類(Classification)画面1
315とプログラム部品のプログラム名を表示するプロ
グラム名(ID Name)画面1316に分割されて
いる。
【0124】さらに、プログラム(Program)サ
ブ画面1301の下には、アプリケーションプログラム
の追加を行うための追加(Add)ボタン1306と、
プログラムの削除を行うための削除(Remove)ボ
タン1307が表示される。コンポーネント(Comp
onents)サブ画面1302の下には、プログラム
部品の追加を行うための追加(Add)ボタン1308
と、プログラム部品の削除を行うための削除(Remo
ve)ボタン1309が表示される。
ブ画面1301の下には、アプリケーションプログラム
の追加を行うための追加(Add)ボタン1306と、
プログラムの削除を行うための削除(Remove)ボ
タン1307が表示される。コンポーネント(Comp
onents)サブ画面1302の下には、プログラム
部品の追加を行うための追加(Add)ボタン1308
と、プログラム部品の削除を行うための削除(Remo
ve)ボタン1309が表示される。
【0125】候補(Candidates)サブ画面1
303の下には、過去実現例からの参照を行うための履
歴(History)ボタン1310,候補プログラム
の追加を行うための追加(Add)ボタン1311及び
候補プログラムの削除を行うための削除(Remov
e)ボタン1312が表示される。候補(Candid
ates)サブ画面1303の上には、候補リストとし
て表示された複数のプログラム部品候補のリスト上の実
行優先順位を変更するための上矢印ボタン1304及び
下矢印ボタン1305が表示される。
303の下には、過去実現例からの参照を行うための履
歴(History)ボタン1310,候補プログラム
の追加を行うための追加(Add)ボタン1311及び
候補プログラムの削除を行うための削除(Remov
e)ボタン1312が表示される。候補(Candid
ates)サブ画面1303の上には、候補リストとし
て表示された複数のプログラム部品候補のリスト上の実
行優先順位を変更するための上矢印ボタン1304及び
下矢印ボタン1305が表示される。
【0126】メッセージログ(Message Lo
g)サブ画面1325の下には、アプリケーションプロ
グラムの実行を指示するための実行(Run)ボタン1
320と、実行中止を指示するための実行中止(Sto
p)ボタン1321が表示される。
g)サブ画面1325の下には、アプリケーションプロ
グラムの実行を指示するための実行(Run)ボタン1
320と、実行中止を指示するための実行中止(Sto
p)ボタン1321が表示される。
【0127】プログラム例(Example)サブ画面
1332の上は、ユーザが設定したプログラム例の登録
を指示するための登録(Register)ボタン13
30と、設定したプログラム例を削除するための削除
(Remove)ボタン1331が表示される。
1332の上は、ユーザが設定したプログラム例の登録
を指示するための登録(Register)ボタン13
30と、設定したプログラム例を削除するための削除
(Remove)ボタン1331が表示される。
【0128】さらに、構成設定画面110の最下部に
は、プログラム部品の評価結果として記録に値するもの
が構成された場合に、新しい構成の記録の指示を行う記
録(Record)ボタン1340と、構成設定プログ
ラムから抜け出すための出口(Exit)ボタン134
1が表示される。
は、プログラム部品の評価結果として記録に値するもの
が構成された場合に、新しい構成の記録の指示を行う記
録(Record)ボタン1340と、構成設定プログ
ラムから抜け出すための出口(Exit)ボタン134
1が表示される。
【0129】なお、ステップ1200の立ち上げ時にお
いて、構成設定画面を表示した段階では、プログラム
(Program)サブ画面1301,コンポーネント
(Components)サブ画面1302,メッセー
ジログ(Message Log)サブ画面1325に
図示してある情報は、まだ、表示されていない。
いて、構成設定画面を表示した段階では、プログラム
(Program)サブ画面1301,コンポーネント
(Components)サブ画面1302,メッセー
ジログ(Message Log)サブ画面1325に
図示してある情報は、まだ、表示されていない。
【0130】ステップ1201において、作成対象とす
るアプリケーションプログラムの元となるアプリケーシ
ョンプログラムの実現名称を受け付ける。
るアプリケーションプログラムの元となるアプリケーシ
ョンプログラムの実現名称を受け付ける。
【0131】ここでは、図3に示した初期構成から、販
売管理サーバプログラムと販売管理クライアントプログ
ラムの2つのプログラムが必要であることから、2つの
プログラム(販売管理サーバ、販売管理クライアント)
の実現名「A1」,「A100」を入力する。これらの
名称は、別に表示されるダイアログウィンドウを用いて
入力される。
売管理サーバプログラムと販売管理クライアントプログ
ラムの2つのプログラムが必要であることから、2つの
プログラム(販売管理サーバ、販売管理クライアント)
の実現名「A1」,「A100」を入力する。これらの
名称は、別に表示されるダイアログウィンドウを用いて
入力される。
【0132】ステップ1202において、実現名称から
コンポーネントデータリストを取得し、各コンポーネン
トデータを主記憶装置上に展開し、アプリケーションプ
ログラムを構成する。
コンポーネントデータリストを取得し、各コンポーネン
トデータを主記憶装置上に展開し、アプリケーションプ
ログラムを構成する。
【0133】即ち、入力された実現名「A1」,「A1
00」に応じて、プログラム構成管理テーブル150
(図6)のレコードを取得する。実現名「A1」は、図
6の識別子エントリ601の識別子「1」に対応し、ま
た、実現名「A100」は、図6の識別子エントリ60
1の識別子「2」に対応するため、これらのレコードを
取得する。
00」に応じて、プログラム構成管理テーブル150
(図6)のレコードを取得する。実現名「A1」は、図
6の識別子エントリ601の識別子「1」に対応し、ま
た、実現名「A100」は、図6の識別子エントリ60
1の識別子「2」に対応するため、これらのレコードを
取得する。
【0134】さらに、それぞれの実現名称を有する実現
管理テーブル151(図7)のレコードを取得し、この
レコードのコンポーネントデータリストを取得する。図
7の識別子エントリ701に「A1」の実現名を持つレ
コードは、コンポーネントデータ「1,2,3,4,
5,6」である。識別子エントリ701のフィールドに
「A100」の実現名を持つレコードは、コンポーネン
トデータ「7,8,9」である。
管理テーブル151(図7)のレコードを取得し、この
レコードのコンポーネントデータリストを取得する。図
7の識別子エントリ701に「A1」の実現名を持つレ
コードは、コンポーネントデータ「1,2,3,4,
5,6」である。識別子エントリ701のフィールドに
「A100」の実現名を持つレコードは、コンポーネン
トデータ「7,8,9」である。
【0135】次に、これらに対応するコンポーネントデ
ータ管理テーブル152(図8)のレコードを取得す
る。図8の識別子エントリ801のフィールドに「1,
2,3,4,5,6」の実現名を持つレコードは、それ
ぞれ、「在庫管理エージェント(Stock Mgr
Agent)」,「受発注管理エージェント(Orde
r Mgr Agent)」,「販売データ解析処理エ
ージェント(Analysis Mgr Agen
t)」,「在庫マスタデータベースエージェント(St
ock DB Agent)」,「受発注マスタデータ
ベースエージェント(Order DB Agen
t)」,「解析マスタデータベースエージェント(An
alysis DB Agent)」である。また、識
別子エントリ801に「7,8,9」の実現名を持つレ
コードは、それぞれ、「在庫画面エージェント(Sto
ck Clt Agent)」,「受発注画面エージェ
ント(Order Clt Agent)」,「販売デ
ータ解析画面エージェント(Analysis Clt
Agent)」である。
ータ管理テーブル152(図8)のレコードを取得す
る。図8の識別子エントリ801のフィールドに「1,
2,3,4,5,6」の実現名を持つレコードは、それ
ぞれ、「在庫管理エージェント(Stock Mgr
Agent)」,「受発注管理エージェント(Orde
r Mgr Agent)」,「販売データ解析処理エ
ージェント(Analysis Mgr Agen
t)」,「在庫マスタデータベースエージェント(St
ock DB Agent)」,「受発注マスタデータ
ベースエージェント(Order DB Agen
t)」,「解析マスタデータベースエージェント(An
alysis DB Agent)」である。また、識
別子エントリ801に「7,8,9」の実現名を持つレ
コードは、それぞれ、「在庫画面エージェント(Sto
ck Clt Agent)」,「受発注画面エージェ
ント(Order Clt Agent)」,「販売デ
ータ解析画面エージェント(Analysis Clt
Agent)」である。
【0136】さらに、これらのコンポーネント名から、
それぞれのコンポーネントデータ130を取得し、アプ
リケーションプログラムを構成する。
それぞれのコンポーネントデータ130を取得し、アプ
リケーションプログラムを構成する。
【0137】コンポーネントデータ130内には、選択
プログラム履歴リスト913(図9)が格納されてお
り、選択プログラム履歴リスト913のテーブルには、
実現名エントリ951に実現名が記録されている。そこ
で、入力された実現名称と一致するレコードを取得す
る。そして、選択プログラム部品エントリ910に、プ
ログラム部品管理テーブル本体160(図10)のプロ
グラム部品識別子エントリ1001のフィールドから取
得したプログラム部品を設定する。例えば、「在庫管理
エージェント(Stock Mgr Agent)」の
コンポーネントデータ130では、入力された実現名称
から「Stock Mgr」のプログラム部品を取得
し、これを選択プログラム部品エントリ910のフィー
ルドに設定する。同様にして、他のコンポーネントデー
タについても、プログラム部品を取得し、選択プログラ
ム部品に設定する。
プログラム履歴リスト913(図9)が格納されてお
り、選択プログラム履歴リスト913のテーブルには、
実現名エントリ951に実現名が記録されている。そこ
で、入力された実現名称と一致するレコードを取得す
る。そして、選択プログラム部品エントリ910に、プ
ログラム部品管理テーブル本体160(図10)のプロ
グラム部品識別子エントリ1001のフィールドから取
得したプログラム部品を設定する。例えば、「在庫管理
エージェント(Stock Mgr Agent)」の
コンポーネントデータ130では、入力された実現名称
から「Stock Mgr」のプログラム部品を取得
し、これを選択プログラム部品エントリ910のフィー
ルドに設定する。同様にして、他のコンポーネントデー
タについても、プログラム部品を取得し、選択プログラ
ム部品に設定する。
【0138】以上の処理によって、初期のアプリケーシ
ョンプログラムが構成される。
ョンプログラムが構成される。
【0139】構成された初期のアプリケーションプログ
ラムの構造について、図14,図15を用いて説明す
る。図14は、初期のアプリケーションプログラムであ
る販売管理サーバプログラムの構成図であり、図15
は、初期のアプリケーションプログラムである販売管理
クライアントプログラムの構成図である。
ラムの構造について、図14,図15を用いて説明す
る。図14は、初期のアプリケーションプログラムであ
る販売管理サーバプログラムの構成図であり、図15
は、初期のアプリケーションプログラムである販売管理
クライアントプログラムの構成図である。
【0140】図14において、販売管理サーバプログラ
ム300は、プログラム部品を内蔵したコンポーネント
データである在庫管理エージェント(Stock Mg
rAgent)1410,受発注管理エージェント(O
rder Mgr Agent)1411,販売データ
解析処理エージェント(Analysis MgrAg
ent)1412,在庫マスタデータベースエージェン
ト(StockDB Agent)1413,受発注マ
スタデータベースエージェント(Order DB A
gent)1414,解析マスタデータベースエージェ
ント(Analysis DB Agent)1415
の集合と、その他のプログラムであるサーバーメイン
(Server Main)プログラム310から構成
される。
ム300は、プログラム部品を内蔵したコンポーネント
データである在庫管理エージェント(Stock Mg
rAgent)1410,受発注管理エージェント(O
rder Mgr Agent)1411,販売データ
解析処理エージェント(Analysis MgrAg
ent)1412,在庫マスタデータベースエージェン
ト(StockDB Agent)1413,受発注マ
スタデータベースエージェント(Order DB A
gent)1414,解析マスタデータベースエージェ
ント(Analysis DB Agent)1415
の集合と、その他のプログラムであるサーバーメイン
(Server Main)プログラム310から構成
される。
【0141】コンポーネントデータ130の内部の構成
は、図9に示したとおりであり、初期状態のコンポーネ
ントデータ130においては、例えば、在庫管理エージ
ェント(Stock Mgr Agent)1410の
内部構成は、図14に例示したように、選択プログラム
部品エントリのフィールドには、「Stock Mg
r」が格納され、候補リストエントリ,プログラム例エ
ントリ,選択プログラム履歴リストは、「空」の状態と
なっている。
は、図9に示したとおりであり、初期状態のコンポーネ
ントデータ130においては、例えば、在庫管理エージ
ェント(Stock Mgr Agent)1410の
内部構成は、図14に例示したように、選択プログラム
部品エントリのフィールドには、「Stock Mg
r」が格納され、候補リストエントリ,プログラム例エ
ントリ,選択プログラム履歴リストは、「空」の状態と
なっている。
【0142】他のコンポーネントデータ1411,14
12,1413,1414,1415についても、同様
にして、選択プログラム部品エントリのフィールドに
は、それぞれの初期のプログラム部品が格納され、候補
リストエントリ,プログラム例エントリ,選択プログラ
ム履歴リストは、「空」の状態となっている。
12,1413,1414,1415についても、同様
にして、選択プログラム部品エントリのフィールドに
は、それぞれの初期のプログラム部品が格納され、候補
リストエントリ,プログラム例エントリ,選択プログラ
ム履歴リストは、「空」の状態となっている。
【0143】図15において、販売管理クライアントプ
ログラム301は、プログラム部品を内蔵したコンポー
ネントデータである在庫画面エージェント(Stock
Clt Agent)1510,受発注画面エージェ
ント(Order CltAgent)1511,販売
データ解析画面エージェント(AnalysisClt
Agent)1512の集合と、その他のプログラム
であるクライアントメイン(Client Main)
プログラム321から構成される。
ログラム301は、プログラム部品を内蔵したコンポー
ネントデータである在庫画面エージェント(Stock
Clt Agent)1510,受発注画面エージェ
ント(Order CltAgent)1511,販売
データ解析画面エージェント(AnalysisClt
Agent)1512の集合と、その他のプログラム
であるクライアントメイン(Client Main)
プログラム321から構成される。
【0144】例えば、在庫管理エージェント(Stoc
k Mgr Agent)1410の内部構成は、図1
5に例示したように、選択プログラム部品エントリのフ
ィールドには、「Stock Clt」が格納され、候
補リストエントリ,プログラム例エントリ,選択プログ
ラム履歴リストは、「空」の状態となっている。
k Mgr Agent)1410の内部構成は、図1
5に例示したように、選択プログラム部品エントリのフ
ィールドには、「Stock Clt」が格納され、候
補リストエントリ,プログラム例エントリ,選択プログ
ラム履歴リストは、「空」の状態となっている。
【0145】他のコンポーネントデータ1511,15
12についても、同様にして、選択プログラム部品エン
トリのフィールドには、それぞれの初期のプログラム部
品が格納され、候補リストエントリ,プログラム例エン
トリ,選択プログラム履歴リストは、「空」の状態とな
っている。
12についても、同様にして、選択プログラム部品エン
トリのフィールドには、それぞれの初期のプログラム部
品が格納され、候補リストエントリ,プログラム例エン
トリ,選択プログラム履歴リストは、「空」の状態とな
っている。
【0146】次に、ステップ1203において、ステッ
プ1202において構成されたアプリケーションプログ
ラムの構成を、構成設定画面110(図13)に表示す
る。
プ1202において構成されたアプリケーションプログ
ラムの構成を、構成設定画面110(図13)に表示す
る。
【0147】このステップ1203によって、図13に
示す画面のうち、Programサブ画面1301、C
omponentsサブ画面602に情報が表示され
る。
示す画面のうち、Programサブ画面1301、C
omponentsサブ画面602に情報が表示され
る。
【0148】図13における画面表示の意味するところ
は、次のとおりである。Programサブ画面130
1に表示される「販売管理サーバ」,「販売管理クライ
アント」は、このシステムが、販売管理サーバプログラ
ムと販売管理クライアントプログラムの2つのプログラ
ムから構成されることを意味している。
は、次のとおりである。Programサブ画面130
1に表示される「販売管理サーバ」,「販売管理クライ
アント」は、このシステムが、販売管理サーバプログラ
ムと販売管理クライアントプログラムの2つのプログラ
ムから構成されることを意味している。
【0149】これらの2つのプログラムのうち、「販売
管理サーバ」に付された下線は、販売管理サーバプログ
ラム選択されていることを示している。選択されたプロ
グラムのプログラム部品の構成がComponents
サブ画面602に表示されている。
管理サーバ」に付された下線は、販売管理サーバプログ
ラム選択されていることを示している。選択されたプロ
グラムのプログラム部品の構成がComponents
サブ画面602に表示されている。
【0150】Componentsサブ画面602に
は、販売管理サーバプログラムが6つの部品機能群から
構成されることを示している。6つの部品機能群のう
ち、在庫管理の部品機能は、「Stock Mgr」と
名前のついたプログラム部品によって実装されている。
受発注管理の部品機能は、「Order Mgr」とい
うプログラム部品によって実装されており、販売データ
解析の部品機能は、「穴lysis Mgr」というプ
ログラム部品によって実装されている。また、在庫マス
タの部品機能は、「Stock DB」というプログラ
ム部品によって実装されており、受発注マスタの部品機
能は、「Order DB」というプログラム部品によ
って実装されており、解析マスタの部品機能は、「An
alysisDB」というプログラム部品によって実装
されていることがわかる。
は、販売管理サーバプログラムが6つの部品機能群から
構成されることを示している。6つの部品機能群のう
ち、在庫管理の部品機能は、「Stock Mgr」と
名前のついたプログラム部品によって実装されている。
受発注管理の部品機能は、「Order Mgr」とい
うプログラム部品によって実装されており、販売データ
解析の部品機能は、「穴lysis Mgr」というプ
ログラム部品によって実装されている。また、在庫マス
タの部品機能は、「Stock DB」というプログラ
ム部品によって実装されており、受発注マスタの部品機
能は、「Order DB」というプログラム部品によ
って実装されており、解析マスタの部品機能は、「An
alysisDB」というプログラム部品によって実装
されていることがわかる。
【0151】「在庫管理」「Stock Mgr]に下
線が付されており、このプログラム部品が選択されてい
るので、このプログラム部品に実装の候補となるプログ
ラム部品があるときは、候補(Candidates)
サブ画面1303に候補リストが表示される。しかしな
がら、ここでは、何も候補にあがっていない。これは始
めたばかりで、他に替わる候補部品が指示されていない
ためである。
線が付されており、このプログラム部品が選択されてい
るので、このプログラム部品に実装の候補となるプログ
ラム部品があるときは、候補(Candidates)
サブ画面1303に候補リストが表示される。しかしな
がら、ここでは、何も候補にあがっていない。これは始
めたばかりで、他に替わる候補部品が指示されていない
ためである。
【0152】図13の表示内容は、次のようにして変更
することができる。なお、この処理については、繁雑に
なるため構成設定処理の処理フロー内には明示していな
い。
することができる。なお、この処理については、繁雑に
なるため構成設定処理の処理フロー内には明示していな
い。
【0153】プログラム(Program)サブ画面1
301内のプログラム名をマウス装置106で選択する
ことで、このプログラムを構成するコンポーネントデー
タが、コンポーネント(Components)サブ画
面1302に表示される。コンポーネント(Compo
nents)サブ画面1302内のコンポーネント名ま
たは部品名をマウス装置106で選択することで、この
コンポーネントの代替候補が、候補(Candidat
es)サブ画面1303に表示される。コンポーネント
(Components)サブ画面1302内での選択
と、候補(Candidates)サブ画面1303表
示されたプログラム部品の選択は、その部品を選択した
こととなり、後述するMessegeLogテーブル9
14内の表示や、プログラム例1332の設定の対象を
選択する操作となる。
301内のプログラム名をマウス装置106で選択する
ことで、このプログラムを構成するコンポーネントデー
タが、コンポーネント(Components)サブ画
面1302に表示される。コンポーネント(Compo
nents)サブ画面1302内のコンポーネント名ま
たは部品名をマウス装置106で選択することで、この
コンポーネントの代替候補が、候補(Candidat
es)サブ画面1303に表示される。コンポーネント
(Components)サブ画面1302内での選択
と、候補(Candidates)サブ画面1303表
示されたプログラム部品の選択は、その部品を選択した
こととなり、後述するMessegeLogテーブル9
14内の表示や、プログラム例1332の設定の対象を
選択する操作となる。
【0154】プログラムの追加,削除は、追加(Ad
d)ボタン1306,削除(Remove)ボタン13
07をマウス装置106で操作することで行う。プログ
ラム部品の追加,削除は、追加(Add)ボタン130
8,削除(Remove)ボタン1309をマウス装置
106で操作することで行う。候補プログラムの追加、
削除、過去実現例からの参照は、それぞれ、追加(Ad
d)ボタン1311,削除(Remove)ボタン13
12,履歴(History)ボタン1310をマウス
装置106で操作することで行う。
d)ボタン1306,削除(Remove)ボタン13
07をマウス装置106で操作することで行う。プログ
ラム部品の追加,削除は、追加(Add)ボタン130
8,削除(Remove)ボタン1309をマウス装置
106で操作することで行う。候補プログラムの追加、
削除、過去実現例からの参照は、それぞれ、追加(Ad
d)ボタン1311,削除(Remove)ボタン13
12,履歴(History)ボタン1310をマウス
装置106で操作することで行う。
【0155】また、候補部品の優先順位の変更は、上矢
印ボタン1304,下矢印ボタン1305をマウス装置
106で操作することで行う。
印ボタン1304,下矢印ボタン1305をマウス装置
106で操作することで行う。
【0156】[6.初期アプリケーションの実行制御処
理]次に、初期構成のアプリケーションを実行する手順
について、図2,図9,図11,図13,図14,図1
6,図17,図18を用いて説明する。図16は、本発
明の一実施の形態によるアプリケーションプログラムの
構成作成支援方法に用いるアプリケーションプログラム
実行制御処理ステップ208の詳細フローチャートであ
り、図17は、本発明の一実施の形態によるアプリケー
ションプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセー
ジ配送プログラムのフローチャートであり、図18は、
本発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラ
ムの構成作成支援方法に用いるメッセージ配送プログラ
ムの図17に続くフローチャートである。
理]次に、初期構成のアプリケーションを実行する手順
について、図2,図9,図11,図13,図14,図1
6,図17,図18を用いて説明する。図16は、本発
明の一実施の形態によるアプリケーションプログラムの
構成作成支援方法に用いるアプリケーションプログラム
実行制御処理ステップ208の詳細フローチャートであ
り、図17は、本発明の一実施の形態によるアプリケー
ションプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセー
ジ配送プログラムのフローチャートであり、図18は、
本発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラ
ムの構成作成支援方法に用いるメッセージ配送プログラ
ムの図17に続くフローチャートである。
【0157】図14に示した構成の初期構成のアプリケ
ーションを実行するためには、図13に示すように、
「販売管理サーバ」,「在庫管理」,「Stock M
gr」が選択された状態(下線が付された状態)で、実
行(Run)ボタン1320をマウス装置106でクリ
ックする。
ーションを実行するためには、図13に示すように、
「販売管理サーバ」,「在庫管理」,「Stock M
gr」が選択された状態(下線が付された状態)で、実
行(Run)ボタン1320をマウス装置106でクリ
ックする。
【0158】その結果、図2に示した構成設定プログラ
ムのステップ207の判定がYesとなり、ステップ2
08のアプリケーションプログラム実行制御処理が開始
される。ステップ208の詳細については、図16に示
してある。
ムのステップ207の判定がYesとなり、ステップ2
08のアプリケーションプログラム実行制御処理が開始
される。ステップ208の詳細については、図16に示
してある。
【0159】ここで、図16のフローチャートについ
て、簡単に説明する。このフローは、入力の内容に応じ
て処理を起動するイベントフロー型となっている。
て、簡単に説明する。このフローは、入力の内容に応じ
て処理を起動するイベントフロー型となっている。
【0160】登録(Register)ボタン1330
(図13)がマウス装置106によりクリックされる
と、ステップ1601において、入力がプログラム例の
登録指示と判断され、ステップ1602において、指示
されたメッセージを登録し、登録されたプログラム例を
実行する処理が起動される。
(図13)がマウス装置106によりクリックされる
と、ステップ1601において、入力がプログラム例の
登録指示と判断され、ステップ1602において、指示
されたメッセージを登録し、登録されたプログラム例を
実行する処理が起動される。
【0161】削除(Remove)ボタン1331(図
13)がマウス装置106によりクリックされると、ス
テップ1603において、入力がプログラム例の削除指
示と判断され、ステップ1604において、指示された
メッセージに対するプログラム例を削除し、実行部品を
実行する処理が起動される。
13)がマウス装置106によりクリックされると、ス
テップ1603において、入力がプログラム例の削除指
示と判断され、ステップ1604において、指示された
メッセージに対するプログラム例を削除し、実行部品を
実行する処理が起動される。
【0162】実行(Run)ボタン1320がマウス装
置106によりクリックされると、入力が実行指示と判
断され、ステップ1606,1607を実行する。これ
らのステップについては、後述する。
置106によりクリックされると、入力が実行指示と判
断され、ステップ1606,1607を実行する。これ
らのステップについては、後述する。
【0163】実行中止(Stop)ボタン1321(図
13)がマウス装置106によりクリックされると、ス
テップ1608において、入力が実行中止指示と判断さ
れ、ステップ1609において、アプリケーションプロ
グラムの実行を中止する処理が起動される。
13)がマウス装置106によりクリックされると、ス
テップ1608において、入力が実行中止指示と判断さ
れ、ステップ1609において、アプリケーションプロ
グラムの実行を中止する処理が起動される。
【0164】記録(Record)ボタン1340(図
13)がマウス装置106によりクリックされると、ス
テップ1610において、入力が記録指示と判断され、
ステップ1611において、構成記録処理が起動され
る。
13)がマウス装置106によりクリックされると、ス
テップ1610において、入力が記録指示と判断され、
ステップ1611において、構成記録処理が起動され
る。
【0165】なお、上述したように、ここでは、実行
(Run)ボタン1320がマウス装置によりクリック
されるため、ステップ1606,1607について以下
に詳述するとともに、ステップ1602,1604,1
609,1611については、別途、[11.プログラ
ム例の設定],[8.構成の記録]において詳述する。
(Run)ボタン1320がマウス装置によりクリック
されるため、ステップ1606,1607について以下
に詳述するとともに、ステップ1602,1604,1
609,1611については、別途、[11.プログラ
ム例の設定],[8.構成の記録]において詳述する。
【0166】ステップ1606において、アプリケーシ
ョンプログラムの実行を開始する。
ョンプログラムの実行を開始する。
【0167】図14に示した販売管理サーバプログラム
300は、接続プログラムであるサーバーメイン(Se
rver Main)プログラム310と、6つのコン
ポーネントデータ1410,1411,1412,14
13,1414,1415から構成される。先に説明し
たように、在庫管理の部品機能をあらわすコンポーネン
トデータ(Stock Mgr Agent)1410
には、選択プログラム部品として「StockMgr」
が内蔵されている。
300は、接続プログラムであるサーバーメイン(Se
rver Main)プログラム310と、6つのコン
ポーネントデータ1410,1411,1412,14
13,1414,1415から構成される。先に説明し
たように、在庫管理の部品機能をあらわすコンポーネン
トデータ(Stock Mgr Agent)1410
には、選択プログラム部品として「StockMgr」
が内蔵されている。
【0168】図14で示したプログラムが作成され、こ
れを実行開始する。
れを実行開始する。
【0169】アプリケーションプログラムが、例えば、
販売管理クライアントプログラム301(図3)のよう
に、画面を持つ場合には、ディスプレイ装置101(図
1)のアプリケーションプログラム画面111が表示さ
れる。
販売管理クライアントプログラム301(図3)のよう
に、画面を持つ場合には、ディスプレイ装置101(図
1)のアプリケーションプログラム画面111が表示さ
れる。
【0170】アプリケーションプログラムが、コンポー
ネントデータが含まれているからといっても変化なく、
アプリケーションプログラム自体は部品から構成されて
いるかのように動作する。これは、図9に示すメッセー
ジ配送プログラム900が、初期構成では選択プログラ
ム部品にメッセージ配送するためである。
ネントデータが含まれているからといっても変化なく、
アプリケーションプログラム自体は部品から構成されて
いるかのように動作する。これは、図9に示すメッセー
ジ配送プログラム900が、初期構成では選択プログラ
ム部品にメッセージ配送するためである。
【0171】ここで、図17のフローチャートを用い
て、メッセージ配送プログラムの処理について簡単に説
明する。このフローは、入力の内容に応じて処理を起動
するイベントフロー型となっている。
て、メッセージ配送プログラムの処理について簡単に説
明する。このフローは、入力の内容に応じて処理を起動
するイベントフロー型となっている。
【0172】プログラムの実行処理においては、メッセ
ージ配送を行い、ステップ1701において、外部から
受け取ったメッセージと、このメッセージの配送元をロ
グテーブル914(図9)に記録する。
ージ配送を行い、ステップ1701において、外部から
受け取ったメッセージと、このメッセージの配送元をロ
グテーブル914(図9)に記録する。
【0173】ステップ1702は、プログラム例指定の
判断ステップであり、Yesと判断されると、ステップ
1703において、プログラム例指定時の処理が実行さ
れる。ステップ1704は、ジョーカー指定の判断ステ
ップであり、Yesと判断されると、ステップ170
5,1706において、ジョーカー指定の処理が実行さ
れる。なお、ステップ1703,1705,1706の
詳細については、別途、[11.プログラム例の設
定],[10.ジョーカー部品の設定]のおいて、説明
する。
判断ステップであり、Yesと判断されると、ステップ
1703において、プログラム例指定時の処理が実行さ
れる。ステップ1704は、ジョーカー指定の判断ステ
ップであり、Yesと判断されると、ステップ170
5,1706において、ジョーカー指定の処理が実行さ
れる。なお、ステップ1703,1705,1706の
詳細については、別途、[11.プログラム例の設
定],[10.ジョーカー部品の設定]のおいて、説明
する。
【0174】初期構成のアプリケーションプログラムの
実行時には、ステップ1702,1704において、N
oと判断されるため、ステップ1707に至る。
実行時には、ステップ1702,1704において、N
oと判断されるため、ステップ1707に至る。
【0175】ステップ1707において、メッセージが
実行プログラム部品のインターフェースに一致するか否
かが判断される。
実行プログラム部品のインターフェースに一致するか否
かが判断される。
【0176】初期構成のアプリケーションプログラム
は、すでに、図3に示すようにして過去に実績のあるプ
ログラムであるため、ステップ1707では、Yesと
判断される。
は、すでに、図3に示すようにして過去に実績のあるプ
ログラムであるため、ステップ1707では、Yesと
判断される。
【0177】ステップ1707の判断のためには、プロ
グラム部品管理テーブルの一部であるメッセージ管理テ
ーブル161(図11)の情報にアクセスする。ここに
は、プログラム部品と、各プログラム部品が備えている
メッセージインタフェースがすべて記録される。例え
ば、「Stock Mgr」プログラム部品は、プログ
ラム部品管理識別子1102が「1」であり、これは
「Add」、「Remove」、「Refer」などの
メッセージインタフェース1103を有していることが
図に示したテーブルから明らかである。このうち「Ad
d」メッセージは、2つの引数をとり、第一引数の方は
Item型、第二引数の型は整数型であることも示され
ている。従って、メッセージ管理テーブル161を参照
して、メッセージが実行プログラム部品のインターフェ
ースに一致するか否かが判断される。
グラム部品管理テーブルの一部であるメッセージ管理テ
ーブル161(図11)の情報にアクセスする。ここに
は、プログラム部品と、各プログラム部品が備えている
メッセージインタフェースがすべて記録される。例え
ば、「Stock Mgr」プログラム部品は、プログ
ラム部品管理識別子1102が「1」であり、これは
「Add」、「Remove」、「Refer」などの
メッセージインタフェース1103を有していることが
図に示したテーブルから明らかである。このうち「Ad
d」メッセージは、2つの引数をとり、第一引数の方は
Item型、第二引数の型は整数型であることも示され
ている。従って、メッセージ管理テーブル161を参照
して、メッセージが実行プログラム部品のインターフェ
ースに一致するか否かが判断される。
【0178】ステップ1708において、実行プログラ
ム部品にメッセージを配送し、メッセージ配送が成功で
あるか不成功であるかの結果を外部に出力する。外部出
力としては、記憶装置へのダウンロードやプリンタへの
プリントアウトがある。また、コンポーネントデータ1
30(図9)のログテーブル914に、実行プログラム
部品とメッセージ配送の結果を記録する。
ム部品にメッセージを配送し、メッセージ配送が成功で
あるか不成功であるかの結果を外部に出力する。外部出
力としては、記憶装置へのダウンロードやプリンタへの
プリントアウトがある。また、コンポーネントデータ1
30(図9)のログテーブル914に、実行プログラム
部品とメッセージ配送の結果を記録する。
【0179】なお、実行中にとびかうプログラム部品間
のメッセージは、コンポーネントデータ130内のログ
テーブル914内に記録される。これもメッセージ配送
プログラム900が行うものである。
のメッセージは、コンポーネントデータ130内のログ
テーブル914内に記録される。これもメッセージ配送
プログラム900が行うものである。
【0180】なお、ステップ1707に続く図18に示
すステップ1820以降の各ステップは、候補リスト中
に候補として上がられたプログラム部品の取扱いに関す
るステップであり、この詳細内容は、別途、[9.複数
プログラム部品候補の設定]において説明する。
すステップ1820以降の各ステップは、候補リスト中
に候補として上がられたプログラム部品の取扱いに関す
るステップであり、この詳細内容は、別途、[9.複数
プログラム部品候補の設定]において説明する。
【0181】次に、図16のステップ1607に戻り、
ステップ1607において、コンポーネントデータ13
0から通知されるメッセージ配送状況を画面表示する。
即ち、ログテーブル914の内容は、逐次、構成設定プ
ログラム123に報告されており、構成設定プログラム
123は、逐次報告されてくるログテーブル914の内
容を、構成設定画面110(図13)に表示する。
ステップ1607において、コンポーネントデータ13
0から通知されるメッセージ配送状況を画面表示する。
即ち、ログテーブル914の内容は、逐次、構成設定プ
ログラム123に報告されており、構成設定プログラム
123は、逐次報告されてくるログテーブル914の内
容を、構成設定画面110(図13)に表示する。
【0182】構成設定画面110のMessegeLo
g画面1325には、「Message」欄1322,
「From」欄1323,「Response」欄13
24の3欄が設けられている。「Message」欄1
322は、配送されたメッセージの内容を表しており、
「From」欄1323は、メッセージの配送元を表し
ており、「Response」欄1324は、メッセー
ジの配送状況を表している。
g画面1325には、「Message」欄1322,
「From」欄1323,「Response」欄13
24の3欄が設けられている。「Message」欄1
322は、配送されたメッセージの内容を表しており、
「From」欄1323は、メッセージの配送元を表し
ており、「Response」欄1324は、メッセー
ジの配送状況を表している。
【0183】図13のMessegeLog画面132
5に示した5個のメッセージログは、以下のようなメッ
セージ配送状況を示している。第1行目は、在庫管理
(Stock Mgr)プログラム部品が、在庫マスタ
データベース(Stock DB)プログラム部品から
「Locked」のメッセージを受取り、そのメッセー
ジ配送の実行は、正常(OK)に行われたことを示して
いる。第2行目は、在庫管理(Stock Mgr)プ
ログラム部品が、在庫マスタデータベース(Stock
DB)プログラム部品から「Released」のメ
ッセージを受取り、そのメッセージ配送の実行は、正常
(OK)に行われたことを示している。第3行目は、在
庫管理(Stock Mgr)プログラム部品が、在庫
画面(Stock Clt)プログラム部品から「Ad
d」のメッセージを受取り、そのメッセージ配送の実行
は、正常(OK)に行われたことを示している。第4行
目は、在庫管理(Stock Mgr)プログラム部品
が、在庫画面(StockClt)プログラム部品から
「Retreive」のメッセージを受取り、そのメッ
セージ配送の実行は、正常(OK)に行われたことを示
している。第5行目は、在庫管理(Stock Mg
r)プログラム部品が、在庫画面(StockClt)
プログラム部品から「Refer」のメッセージを受取
り、そのメッセージ配送の実行は、正常(OK)に行わ
れたことを示している。
5に示した5個のメッセージログは、以下のようなメッ
セージ配送状況を示している。第1行目は、在庫管理
(Stock Mgr)プログラム部品が、在庫マスタ
データベース(Stock DB)プログラム部品から
「Locked」のメッセージを受取り、そのメッセー
ジ配送の実行は、正常(OK)に行われたことを示して
いる。第2行目は、在庫管理(Stock Mgr)プ
ログラム部品が、在庫マスタデータベース(Stock
DB)プログラム部品から「Released」のメ
ッセージを受取り、そのメッセージ配送の実行は、正常
(OK)に行われたことを示している。第3行目は、在
庫管理(Stock Mgr)プログラム部品が、在庫
画面(Stock Clt)プログラム部品から「Ad
d」のメッセージを受取り、そのメッセージ配送の実行
は、正常(OK)に行われたことを示している。第4行
目は、在庫管理(Stock Mgr)プログラム部品
が、在庫画面(StockClt)プログラム部品から
「Retreive」のメッセージを受取り、そのメッ
セージ配送の実行は、正常(OK)に行われたことを示
している。第5行目は、在庫管理(Stock Mg
r)プログラム部品が、在庫画面(StockClt)
プログラム部品から「Refer」のメッセージを受取
り、そのメッセージ配送の実行は、正常(OK)に行わ
れたことを示している。
【0184】このメッセージログは、部品機能として選
択された「Stock Mgr Agent」から報告
された内容を示したものである。別の部品機能を選択す
ることで、ログの表示を切り替えることもできる。
択された「Stock Mgr Agent」から報告
された内容を示したものである。別の部品機能を選択す
ることで、ログの表示を切り替えることもできる。
【0185】[7.プログラム部品の変更]次に、初期
構成からプログラム部品を変更して代案を検討する手順
について、図2,図4,図9,図10,図13,図1
9,図20を用いて説明する。図19は、本発明の一実
施の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成
支援方法において表示する構成設定画面110の詳細な
画面構成の構成図であり、図20は、本発明の一実施の
形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支援
方法に用いるコンポーネントデータの設定処理ステップ
206の詳細フローチャートである。
構成からプログラム部品を変更して代案を検討する手順
について、図2,図4,図9,図10,図13,図1
9,図20を用いて説明する。図19は、本発明の一実
施の形態によるアプリケーションプログラムの構成作成
支援方法において表示する構成設定画面110の詳細な
画面構成の構成図であり、図20は、本発明の一実施の
形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支援
方法に用いるコンポーネントデータの設定処理ステップ
206の詳細フローチャートである。
【0186】ここでは、図4の初期構成から代案1への
過程に示すように、管理部品の変更が検討されるものと
する。即ち、初期構成では「Stock Mgr」をプ
ログラム部品として採用したが、これが性能なり、機能
なりで不十分であることが(実行を通して)評価された
と仮定している。
過程に示すように、管理部品の変更が検討されるものと
する。即ち、初期構成では「Stock Mgr」をプ
ログラム部品として採用したが、これが性能なり、機能
なりで不十分であることが(実行を通して)評価された
と仮定している。
【0187】このとき、別のプログラム部品の導入が検
討される。「Stock Mgr」プログラム部品を改
造して(プログラミングしなおして)使用することや、
別の実現で使用されたプログラム部品を導入することが
検討される。本実施の形態では、別の実現で使用された
プログラム部品お導入の検討に入ったと仮定する。ただ
し、部品の改造は、別のプログラム部品の開発とも解釈
されるため、部品の改造は別の実現として別途開発さ
れ、プログラム部品管理テーブルに記録されたと考えれ
ば、同様に扱うことができる。
討される。「Stock Mgr」プログラム部品を改
造して(プログラミングしなおして)使用することや、
別の実現で使用されたプログラム部品を導入することが
検討される。本実施の形態では、別の実現で使用された
プログラム部品お導入の検討に入ったと仮定する。ただ
し、部品の改造は、別のプログラム部品の開発とも解釈
されるため、部品の改造は別の実現として別途開発さ
れ、プログラム部品管理テーブルに記録されたと考えれ
ば、同様に扱うことができる。
【0188】ここでは、使用可能な別の在庫管理プログ
ラム部品である「Stock Mgr_M」が存在して
いると考える。これは、プログラム部品管理テーブル1
60(図10)の識別子エントリ1001のフィールド
に識別子「2」として記録されている。
ラム部品である「Stock Mgr_M」が存在して
いると考える。これは、プログラム部品管理テーブル1
60(図10)の識別子エントリ1001のフィールド
に識別子「2」として記録されている。
【0189】「Stock Mgr」プログラム部品を
「Stock Mgr_M」プログラム部品に変更する
には、本実施の形態においては、部品名を選択し、これ
をキーボード装置を用いて変更することで行う。即ち、
図13に示す構成設定画面110の状態において、コン
ポーネント(Components)サブ画面1302
のID Name1316の「Stock Mgr」を
マウス装置106でクリックして、「Stock Mg
r」のプログラム部品を選択する(図13に示したよう
に、「Stock Mgr」に下線が付された状態とな
る)。その後、キーボード装置105によって、「St
ock Mgr」のプログラム部品名の後ろに、“_
M”を追加する操作を行う。
「Stock Mgr_M」プログラム部品に変更する
には、本実施の形態においては、部品名を選択し、これ
をキーボード装置を用いて変更することで行う。即ち、
図13に示す構成設定画面110の状態において、コン
ポーネント(Components)サブ画面1302
のID Name1316の「Stock Mgr」を
マウス装置106でクリックして、「Stock Mg
r」のプログラム部品を選択する(図13に示したよう
に、「Stock Mgr」に下線が付された状態とな
る)。その後、キーボード装置105によって、「St
ock Mgr」のプログラム部品名の後ろに、“_
M”を追加する操作を行う。
【0190】上述したプログラム部品の変更操作によっ
て、構成設定画面110の表示内容が図19に示すよう
に変更される。なお、候補(Candidates)サ
ブ画面1303,メッセージログ(Message L
og)サブ画面1325の表示内容は、後程説明する処
理の結果を表示しているものであり、その内容は、
[9.複数プログラム部品候補の設定]において後述す
る。
て、構成設定画面110の表示内容が図19に示すよう
に変更される。なお、候補(Candidates)サ
ブ画面1303,メッセージログ(Message L
og)サブ画面1325の表示内容は、後程説明する処
理の結果を表示しているものであり、その内容は、
[9.複数プログラム部品候補の設定]において後述す
る。
【0191】プログラム部品の変更操作が行われると、
構成設定プログラム123(図1)は、図2に示すフロ
ーチャートのステップ202において、ユーザからの入
力を受け付ける。さらに、ステップ205において、入
力がプログラム部品の構成指定であると判断され、ステ
ップ206に進む。ステップ206において、コンポー
ネントデータの設定処理が起動される。
構成設定プログラム123(図1)は、図2に示すフロ
ーチャートのステップ202において、ユーザからの入
力を受け付ける。さらに、ステップ205において、入
力がプログラム部品の構成指定であると判断され、ステ
ップ206に進む。ステップ206において、コンポー
ネントデータの設定処理が起動される。
【0192】コンポーネントデータの設定処理の詳細に
ついては、図20のフローチャートに示されている。
ついては、図20のフローチャートに示されている。
【0193】図20のステップ2001において、指示
対象となっているプログラム部品に対応するコンポーネ
ントデータを取得し、この取得したコンポーネントデー
タに対して処理を行う。
対象となっているプログラム部品に対応するコンポーネ
ントデータを取得し、この取得したコンポーネントデー
タに対して処理を行う。
【0194】ステップ2002において、“_M”を追
加する入力操作は、プログラム部品(「Stock M
gr_M」)の設定指示と判断され、StockMgr
Agentの実行プログラム部品がStockMgr_
Mに変更され、ステップ2003に進む。
加する入力操作は、プログラム部品(「Stock M
gr_M」)の設定指示と判断され、StockMgr
Agentの実行プログラム部品がStockMgr_
Mに変更され、ステップ2003に進む。
【0195】ステップ2003において、コンポーネン
トデータ130(図9)の選択プログラム履歴リスト9
13に実行プログラム部品で指定されたものを追加し、
この実現名を「空」にする。即ち、以前選択されていた
プログラム部品「StockMgr」が、選択プログラ
ム履歴リスト913に追加される。プログラム部品「S
tock Mgr」の識別子は、「1」であるため、プ
ログラム部品識別子エントリ915のフィールドに
「1」が追加される。但し、対応する実現名エントリ9
51は、「空」にする。
トデータ130(図9)の選択プログラム履歴リスト9
13に実行プログラム部品で指定されたものを追加し、
この実現名を「空」にする。即ち、以前選択されていた
プログラム部品「StockMgr」が、選択プログラ
ム履歴リスト913に追加される。プログラム部品「S
tock Mgr」の識別子は、「1」であるため、プ
ログラム部品識別子エントリ915のフィールドに
「1」が追加される。但し、対応する実現名エントリ9
51は、「空」にする。
【0196】ステップ2004において、実行プログラ
ム部品に指定プログラム部品を設定する。即ち、コンポ
ーネントデータ130の選択プログラム部品エントリ9
10のフィールドに、「Stock Mgr_M」を設
定する。
ム部品に指定プログラム部品を設定する。即ち、コンポ
ーネントデータ130の選択プログラム部品エントリ9
10のフィールドに、「Stock Mgr_M」を設
定する。
【0197】なお、ステップ2005は、ジョーカー部
品に対する処理であり、新しいプログラム部品名称は、
ジョーカーの名称ではないので、ステップ2005は実
行されない。ジョーカー部品の場合については、[1
0.ジョーカー部品の設定]において後述する。
品に対する処理であり、新しいプログラム部品名称は、
ジョーカーの名称ではないので、ステップ2005は実
行されない。ジョーカー部品の場合については、[1
0.ジョーカー部品の設定]において後述する。
【0198】ここまでの操作で、プログラム部品の変更
が完了する。後はこの構成でプログラムを実行し、評価
することができる。これは、先に初期構成のプログラム
実行で説明したものと同じ手順で実行できる。ただし、
ここでは、新しくプログラム部品が設定されたため、す
べてのメッセージ呼び出しが成功するわけではない。成
功か失敗かはメッセージログとして構成設定画面に表示
される。なお、図19のメッセージログ(Messag
e Log)サブ画面1325の表示内容は、後程説明
するプログラム部品の候補を含めての処理の結果を表示
しているものであり、その内容は、[9.複数プログラ
ム部品候補の設定]において後述する。
が完了する。後はこの構成でプログラムを実行し、評価
することができる。これは、先に初期構成のプログラム
実行で説明したものと同じ手順で実行できる。ただし、
ここでは、新しくプログラム部品が設定されたため、す
べてのメッセージ呼び出しが成功するわけではない。成
功か失敗かはメッセージログとして構成設定画面に表示
される。なお、図19のメッセージログ(Messag
e Log)サブ画面1325の表示内容は、後程説明
するプログラム部品の候補を含めての処理の結果を表示
しているものであり、その内容は、[9.複数プログラ
ム部品候補の設定]において後述する。
【0199】メッセージログの表示結果を評価の参考と
することができる。失敗の場合にはプログラムを改造
し、全てが成功となるまでプログラミング作業が必要と
なる。本実施の形態ではこの作業については言及してい
ない。本発明は、プログラム部品の変更(選択)が容易
に行えることに対してより効果を発揮する。
することができる。失敗の場合にはプログラムを改造
し、全てが成功となるまでプログラミング作業が必要と
なる。本実施の形態ではこの作業については言及してい
ない。本発明は、プログラム部品の変更(選択)が容易
に行えることに対してより効果を発揮する。
【0200】プログラム部品の変更を本発明によらずに
行う場合には、ソースコードをテキストエディタで変更
するなどの処理によって行うこととなる。これはコード
編集、再コンパイル、実行といった手順となり、ここで
どのような変更がなされたか、変更後の評価は個別に管
理する必要がある。
行う場合には、ソースコードをテキストエディタで変更
するなどの処理によって行うこととなる。これはコード
編集、再コンパイル、実行といった手順となり、ここで
どのような変更がなされたか、変更後の評価は個別に管
理する必要がある。
【0201】なお、図20に示したフローチャートにお
いて、ステップ2006以降のステップは、プログラム
部品の候補に対する処理であるため、後述する。
いて、ステップ2006以降のステップは、プログラム
部品の候補に対する処理であるため、後述する。
【0202】[8.構成の記録]次に新しい構成の記録
について、図2,図6,図7,図9,図13,図16,
図21,図22,図23を用いて説明する。図21は、
本発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラ
ムの構成作成支援方法に用いるアプリケーションプログ
ラム実行制御処理ステップ208の中の構成記録処理ス
テップ1611の詳細フローチャートであり、図22
は、本発明の一実施の形態によるアプリケーションプロ
グラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構成管理
テーブル150の構成図であり、図23は、本発明の一
実施の形態によるアプリケーションプログラムの構成作
成支援方法に用いる実現管理テーブル151の構成図で
ある。
について、図2,図6,図7,図9,図13,図16,
図21,図22,図23を用いて説明する。図21は、
本発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラ
ムの構成作成支援方法に用いるアプリケーションプログ
ラム実行制御処理ステップ208の中の構成記録処理ス
テップ1611の詳細フローチャートであり、図22
は、本発明の一実施の形態によるアプリケーションプロ
グラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構成管理
テーブル150の構成図であり、図23は、本発明の一
実施の形態によるアプリケーションプログラムの構成作
成支援方法に用いる実現管理テーブル151の構成図で
ある。
【0203】プログラム部品の評価の結果として、記録
に値するものが構成された場合、初期構成に対する代案
として、新しい構成(代案1)を設定することができ
る。これは、図13に示す構成設定画面110の記録指
示ボタン1340をマウス装置106でクリックする操
作で設定される。
に値するものが構成された場合、初期構成に対する代案
として、新しい構成(代案1)を設定することができ
る。これは、図13に示す構成設定画面110の記録指
示ボタン1340をマウス装置106でクリックする操
作で設定される。
【0204】記録指示の操作が行われると、構成設定プ
ログラム123(図1)は、図2に示すフローチャート
のステップ202において、ユーザからの入力を受け付
ける。さらに、ステップ207において、入力がアプリ
ケーションプログラムの実行制御指示であると判断さ
れ、ステップ208に進む。ステップ208において、
アプリケーションプログラムの実行制御処理が起動され
る。
ログラム123(図1)は、図2に示すフローチャート
のステップ202において、ユーザからの入力を受け付
ける。さらに、ステップ207において、入力がアプリ
ケーションプログラムの実行制御指示であると判断さ
れ、ステップ208に進む。ステップ208において、
アプリケーションプログラムの実行制御処理が起動され
る。
【0205】さらに、図16のステップ1610におい
て、記録指示の入力と判断され、ステップ1611の構
成記録処理が起動される。構成記録処理の詳細について
は、図21を用いて説明する。
て、記録指示の入力と判断され、ステップ1611の構
成記録処理が起動される。構成記録処理の詳細について
は、図21を用いて説明する。
【0206】図21のステップ2101において、プロ
グラム構成管理テーブル150(図6)の実現名リスト
フィールドに、新たに付与した名称である実現名を記録
する。即ち、図6に示すプログラム構成管理テーブル本
体150の実現名リストエントリ603のフィールドに
記録された識別子「1」に対応するフィールド(Imp
lementationsフィールド)に、新たな名称
の実現名「A2」を記録する。
グラム構成管理テーブル150(図6)の実現名リスト
フィールドに、新たに付与した名称である実現名を記録
する。即ち、図6に示すプログラム構成管理テーブル本
体150の実現名リストエントリ603のフィールドに
記録された識別子「1」に対応するフィールド(Imp
lementationsフィールド)に、新たな名称
の実現名「A2」を記録する。
【0207】この結果は、例えば、図22に示すように
なる。即ち、図22に示すプログラム構成管理テーブル
本体150には、新たな名称の実現名「A2」を記録さ
れる。なお、図22に示す状態では、実現名「A1」,
「A2」以外の実現名も記録されている状態を示してい
るが、これは、さらに、他の実現名も記録された状態を
示したためである。
なる。即ち、図22に示すプログラム構成管理テーブル
本体150には、新たな名称の実現名「A2」を記録さ
れる。なお、図22に示す状態では、実現名「A1」,
「A2」以外の実現名も記録されている状態を示してい
るが、これは、さらに、他の実現名も記録された状態を
示したためである。
【0208】次に、ステップ2102において、実現管
理テーブル151(図7)に新しい名称の実現名を有す
るレコードを追加する。即ち、図7に示す状態では、実
現名「A1」,「A100」のレコードのみが記録され
ているが、このテーブルにA2を識別名称としてレコー
ドを追加する。
理テーブル151(図7)に新しい名称の実現名を有す
るレコードを追加する。即ち、図7に示す状態では、実
現名「A1」,「A100」のレコードのみが記録され
ているが、このテーブルにA2を識別名称としてレコー
ドを追加する。
【0209】この結果は、例えば、図23に示すように
なる。即ち、図23に示す実現管理テーブル151に
は、識別子エントリ701のフィールドに識別子「A
2」を追加する。
なる。即ち、図23に示す実現管理テーブル151に
は、識別子エントリ701のフィールドに識別子「A
2」を追加する。
【0210】さらに、ステップ2103において、この
レコードのコンポーネントデータリスト・フィールド
に、全てのプログラム部品の機能単位のコンポーネント
データ識別子を記録する。即ち、図23に示すように、
コンポーネントデータリストエントリ702のフィール
ドに記録された識別子「A2」に対応するフィールド
(AIDsフィールド)に、すべてのプログラム部品単
位のコンポーネントデータ識別子「1,2,3,4,
5,6」を記録する。
レコードのコンポーネントデータリスト・フィールド
に、全てのプログラム部品の機能単位のコンポーネント
データ識別子を記録する。即ち、図23に示すように、
コンポーネントデータリストエントリ702のフィール
ドに記録された識別子「A2」に対応するフィールド
(AIDsフィールド)に、すべてのプログラム部品単
位のコンポーネントデータ識別子「1,2,3,4,
5,6」を記録する。
【0211】次に、ステップ2104において、このレ
コードの参照フィールドに、参照した実現の識別名称を
記録する。即ち、図23に示すように、参照エントリ7
03のフィールドに記録された識別子「A2」に対応す
るフィールド(Prevフィールド)に、参照した実現
の識別名称「A1」を記録する。
コードの参照フィールドに、参照した実現の識別名称を
記録する。即ち、図23に示すように、参照エントリ7
03のフィールドに記録された識別子「A2」に対応す
るフィールド(Prevフィールド)に、参照した実現
の識別名称「A1」を記録する。
【0212】さらに、ステップ2105において、すべ
てのプログラム部品の機能単位に対応するコンポーネン
トデータ内の選択プログラム履歴の実現名フィールドの
うち、「空」であるもののすべてにこの実現名を記録す
る。即ち、上述したステップ2003において、コンポ
ーネントデータ130(図9)の選択プログラム履歴リ
スト913に実行プログラム部品で指定されたものを追
加し、この実現名を「空」にしてあるが、この未記録の
実現名に、実現名「A2」を記録する。
てのプログラム部品の機能単位に対応するコンポーネン
トデータ内の選択プログラム履歴の実現名フィールドの
うち、「空」であるもののすべてにこの実現名を記録す
る。即ち、上述したステップ2003において、コンポ
ーネントデータ130(図9)の選択プログラム履歴リ
スト913に実行プログラム部品で指定されたものを追
加し、この実現名を「空」にしてあるが、この未記録の
実現名に、実現名「A2」を記録する。
【0213】これに先に示した操作によって実現名が未
定だった選択プログラム履歴(Stock Mgrな
ど)が、「A2」と記録される。この履歴記録は、後述
する参照操作([13.以前の実現の参照])の際に使
用される。すなわち、実現を次々と変更した後で実現識
別子“A2”を参照し、これを変更していくことが可能
である。
定だった選択プログラム履歴(Stock Mgrな
ど)が、「A2」と記録される。この履歴記録は、後述
する参照操作([13.以前の実現の参照])の際に使
用される。すなわち、実現を次々と変更した後で実現識
別子“A2”を参照し、これを変更していくことが可能
である。
【0214】なお、図23に示す状態では、実現名「A
1」,「A100」,「A2」以外の実現名のレコード
も記録されている状態を示しているが、これは、さら
に、他の実現名のレコードも記録された状態を示したた
めである。
1」,「A100」,「A2」以外の実現名のレコード
も記録されている状態を示しているが、これは、さら
に、他の実現名のレコードも記録された状態を示したた
めである。
【0215】[9.複数プログラム部品候補の設定]次
に、複数のプログラム部品候補の設定について、図2,
図9,図11,図17,図18,図19,図20,図2
4を用いて説明する。図24は、本発明の一実施の形態
によるアプリケーションプログラムの構成作成支援方法
において構成された初期のアプリケーションプログラム
である販売管理サーバプログラムの構成図である。
に、複数のプログラム部品候補の設定について、図2,
図9,図11,図17,図18,図19,図20,図2
4を用いて説明する。図24は、本発明の一実施の形態
によるアプリケーションプログラムの構成作成支援方法
において構成された初期のアプリケーションプログラム
である販売管理サーバプログラムの構成図である。
【0216】先の説明([7.プログラム部品の変
更])では、代案1の検討においてプログラム部品を取
り替えることで実行評価を行っていた。本発明において
は、これを複数の部品を同時に評価することも可能であ
る。これは、同じ様な機能を有するプログラム部品をコ
ンポーネントデータ内に並べて、メッセージ配送プログ
ラムが入力されたメッセージによって実行可能なプログ
ラム部品に振り分けることによって行っている。
更])では、代案1の検討においてプログラム部品を取
り替えることで実行評価を行っていた。本発明において
は、これを複数の部品を同時に評価することも可能であ
る。これは、同じ様な機能を有するプログラム部品をコ
ンポーネントデータ内に並べて、メッセージ配送プログ
ラムが入力されたメッセージによって実行可能なプログ
ラム部品に振り分けることによって行っている。
【0217】プログラム部品の候補の追加は、図19に
示す構成設定画面110において、コンポーネントサブ
画面1316のプログラム部品機能を選択して(例え
ば、「Stock Mgr_M」を指定して)、追加
(Add)ボタン1311をマウス装置106でクリッ
クし、そこであらわれるダイアログで候補部品名称を指
定することで行われる。
示す構成設定画面110において、コンポーネントサブ
画面1316のプログラム部品機能を選択して(例え
ば、「Stock Mgr_M」を指定して)、追加
(Add)ボタン1311をマウス装置106でクリッ
クし、そこであらわれるダイアログで候補部品名称を指
定することで行われる。
【0218】プログラム部品候補の追加操作が行われる
と、構成設定プログラム123(図1)は、図2に示す
フローチャートのステップ202において、ユーザから
の入力を受け付ける。さらに、ステップ205におい
て、入力がプログラム部品の構成指定であると判断さ
れ、ステップ206に進む。ステップ206において、
コンポーネントデータの設定処理が起動される。
と、構成設定プログラム123(図1)は、図2に示す
フローチャートのステップ202において、ユーザから
の入力を受け付ける。さらに、ステップ205におい
て、入力がプログラム部品の構成指定であると判断さ
れ、ステップ206に進む。ステップ206において、
コンポーネントデータの設定処理が起動される。
【0219】コンポーネントデータの設定処理の詳細に
ついては、図20のフローチャートに示されている。
ついては、図20のフローチャートに示されている。
【0220】図20のステップ2001において、指示
対象となっているプログラム部品に対応するコンポーネ
ントデータを取得し、この取得したコンポーネントデー
タに対して処理を行う。
対象となっているプログラム部品に対応するコンポーネ
ントデータを取得し、この取得したコンポーネントデー
タに対して処理を行う。
【0221】ステップ2006において、追加(Ad
d)ボタン1311の入力操作は、プログラム部品候補
の追加(Add)指示と判断されるので、ステップ20
07が実行される。
d)ボタン1311の入力操作は、プログラム部品候補
の追加(Add)指示と判断されるので、ステップ20
07が実行される。
【0222】ステップ2007において、指定された候
補部品が、図9に示すコンポーネントデータ130の候
補リスト911の第1番目のフィールド930に設定さ
れる。また、候補リスト911に設定されたプログラム
部品候補は、図19に示す構成設定画面110の候補
(Candidates)サブ画面1303に示す候補
リストに表示される。図19に示す状態では、候補(C
andidates)サブ画面1303には、候補部品
として、「Stock Mgr_MM」が表示されてい
る。
補部品が、図9に示すコンポーネントデータ130の候
補リスト911の第1番目のフィールド930に設定さ
れる。また、候補リスト911に設定されたプログラム
部品候補は、図19に示す構成設定画面110の候補
(Candidates)サブ画面1303に示す候補
リストに表示される。図19に示す状態では、候補(C
andidates)サブ画面1303には、候補部品
として、「Stock Mgr_MM」が表示されてい
る。
【0223】以上のようにして、プログラム部品の変
更,追加が行われた結果、在庫管理エージェント(St
ock Mgr Agent)1410の内部構成は、
図24に例示したように、選択プログラム部品エントリ
には、「Stock Mgr_M」が格納され、候補リ
ストエントリには、「Stock Mgr_MM」が格
納され、選択プログラム履歴エントリには、「Stoc
k Mgr」が格納され、プログラム例エントリは、
「空」の状態となっている。
更,追加が行われた結果、在庫管理エージェント(St
ock Mgr Agent)1410の内部構成は、
図24に例示したように、選択プログラム部品エントリ
には、「Stock Mgr_M」が格納され、候補リ
ストエントリには、「Stock Mgr_MM」が格
納され、選択プログラム履歴エントリには、「Stoc
k Mgr」が格納され、プログラム例エントリは、
「空」の状態となっている。
【0224】以上の操作を繰り返すことで、候補部品
は、候補リスト911のフィールド931,932に順
次追加される。また、その追加結果は、候補(Cand
idates)サブ画面1303に表示される。
は、候補リスト911のフィールド931,932に順
次追加される。また、その追加結果は、候補(Cand
idates)サブ画面1303に表示される。
【0225】候補リスト内の候補部品の順序は、リスト
内の実行優先順位を意味している。実行優先順位を変更
するには、図19の上矢印ボタン1304,下矢印ボタ
ン1305をマウス装置106でクリックすることで行
える。
内の実行優先順位を意味している。実行優先順位を変更
するには、図19の上矢印ボタン1304,下矢印ボタ
ン1305をマウス装置106でクリックすることで行
える。
【0226】即ち、上矢印ボタン1304,下矢印ボタ
ン1305が操作されると、図20のステップ2010
において、プログラム部品候補の上(下)移動指示と判
断され、ステップ2011が実行される。
ン1305が操作されると、図20のステップ2010
において、プログラム部品候補の上(下)移動指示と判
断され、ステップ2011が実行される。
【0227】ステップ2011において、指定されたプ
ログラム部品を、候補リスト911のフィールド内で上
位(下位)に移動する。移動結果は、候補(Candi
dates)サブ画面1303に表示される。
ログラム部品を、候補リスト911のフィールド内で上
位(下位)に移動する。移動結果は、候補(Candi
dates)サブ画面1303に表示される。
【0228】また、候補(Candidates)サブ
画面1303に表示されたプログラム部品候補を削除す
る場合には、削除するプログラム部品を候補(Cand
idates)サブ画面1303において指定し、削除
(Remove)ボタン1312を操作することにより
行われる。
画面1303に表示されたプログラム部品候補を削除す
る場合には、削除するプログラム部品を候補(Cand
idates)サブ画面1303において指定し、削除
(Remove)ボタン1312を操作することにより
行われる。
【0229】削除(Remove)ボタン1312が操
作されると、図20のステップ2008において、プロ
グラム部品候補の削除と判断され、ステップ2009が
実行される。
作されると、図20のステップ2008において、プロ
グラム部品候補の削除と判断され、ステップ2009が
実行される。
【0230】ステップ2009において、指定されたプ
ログラム部品を、候補リスト911のフィールドから削
除する。上位のフィールドが削除された時は、下位のフ
ィールドのプログラム部品が上位に移動する。
ログラム部品を、候補リスト911のフィールドから削
除する。上位のフィールドが削除された時は、下位のフ
ィールドのプログラム部品が上位に移動する。
【0231】候補の追加設定や、候補順位の変更が行わ
れて、図19の構成設定画面110に表示される候補リ
スト設定が行われた場合について考える。ここで、プロ
グラム実行を指示した際、コンポーネントデータ内のメ
ッセージ配送プログラムは、以下に示す処理を実行す
る。
れて、図19の構成設定画面110に表示される候補リ
スト設定が行われた場合について考える。ここで、プロ
グラム実行を指示した際、コンポーネントデータ内のメ
ッセージ配送プログラムは、以下に示す処理を実行す
る。
【0232】コンポーネントサブ画面1302に表示さ
れ、プログラム実行の指定された「Stock Mgr
_M」(実行プログラム部品)が処理可能なメッセージ
は、ステップ1707,1708(図17)によって、
「Stock Mgr_M」のコンポーネントデータ1
30(図9)に配送し、結果などをログテーブル914
に記憶する。
れ、プログラム実行の指定された「Stock Mgr
_M」(実行プログラム部品)が処理可能なメッセージ
は、ステップ1707,1708(図17)によって、
「Stock Mgr_M」のコンポーネントデータ1
30(図9)に配送し、結果などをログテーブル914
に記憶する。
【0233】そうでない場合には、ステップ1707
で”No”であるので、ステップ1820に進む。
で”No”であるので、ステップ1820に進む。
【0234】ステップ1820において、候補プログラ
ム部品リストに未処理部品が存在するか否かを判断す
る。即ち、候補リスト911(図9)の各フィールド9
30,931,932を順位に従ってチェックする。こ
こでは、未処理のプログラム部品候補として、「Sto
ck Mgr_MM」が登録されているので、ステップ
1821に進む。
ム部品リストに未処理部品が存在するか否かを判断す
る。即ち、候補リスト911(図9)の各フィールド9
30,931,932を順位に従ってチェックする。こ
こでは、未処理のプログラム部品候補として、「Sto
ck Mgr_MM」が登録されているので、ステップ
1821に進む。
【0235】ステップ1821において、候補部品リス
トの最上位の未処理部品を選択し、処理済みとする。即
ち、プログラム部品「Stock Mgr_MM」を選
択する。
トの最上位の未処理部品を選択し、処理済みとする。即
ち、プログラム部品「Stock Mgr_MM」を選
択する。
【0236】さらに、ステップ1822において、メッ
セージが、選択された候補部品のインターフェースに一
致するか否かが判断される。即ち、メッセージ管理テー
ブル161(図11)を参照することによって、実行可
能なメッセージかどうかを判断する。メッセージのイン
タフェースが一致する場合には、ステップ1823に進
む。
セージが、選択された候補部品のインターフェースに一
致するか否かが判断される。即ち、メッセージ管理テー
ブル161(図11)を参照することによって、実行可
能なメッセージかどうかを判断する。メッセージのイン
タフェースが一致する場合には、ステップ1823に進
む。
【0237】ステップ1823において、選択候補部品
にメッセージを配送し、結果を外部出力するとともに、
ログテーブルに選択候補部品名と結果を記録する。即
ち、選択されているプログラム部品候補「Stock
Mgr_MM」にメッセージを配送し、結果をポート出
力する。また、ログテーブル914(図9)に選択候補
部品名と結果を記録する。
にメッセージを配送し、結果を外部出力するとともに、
ログテーブルに選択候補部品名と結果を記録する。即
ち、選択されているプログラム部品候補「Stock
Mgr_MM」にメッセージを配送し、結果をポート出
力する。また、ログテーブル914(図9)に選択候補
部品名と結果を記録する。
【0238】なお、図18のステップ1822におい
て、メッセージが、選択された候補部品のインターフェ
ースに一致しない場合には、ステップ1820に戻っ
て、全ての未処理部品について同様の処理を行う。
て、メッセージが、選択された候補部品のインターフェ
ースに一致しない場合には、ステップ1820に戻っ
て、全ての未処理部品について同様の処理を行う。
【0239】ステップ1820において、インターフェ
ースの一致するプログラム部品が候補リストにない場合
には、ステップ1824に進む。
ースの一致するプログラム部品が候補リストにない場合
には、ステップ1824に進む。
【0240】ステップ1824において、いずれの候補
部品のメッセージインタフェースが一致しない場合に
は、配送部品なしと記録する。その結果、構成設定画面
110のメッセージログ1325には”Error”と
表示する。
部品のメッセージインタフェースが一致しない場合に
は、配送部品なしと記録する。その結果、構成設定画面
110のメッセージログ1325には”Error”と
表示する。
【0241】ここで、図19の構成設定画面110のメ
ッセージログ(Message Log)サブ画面13
25は、以上のようにして、候補部品についてもメッセ
ージ配送を実行した結果の一例を表示している。
ッセージログ(Message Log)サブ画面13
25は、以上のようにして、候補部品についてもメッセ
ージ配送を実行した結果の一例を表示している。
【0242】図19のMessegeLog画面132
5に示した5個のメッセージログは、以下のようなメッ
セージ配送状況を示している。第1行目は、在庫管理
(Stock Mgr_M)プログラム部品が、在庫マ
スタデータベース(StockDB)プログラム部品か
ら「Locked」のメッセージを受取り、そのメッセ
ージ配送の実行は、正常(OK)に行われたことを示し
ている。
5に示した5個のメッセージログは、以下のようなメッ
セージ配送状況を示している。第1行目は、在庫管理
(Stock Mgr_M)プログラム部品が、在庫マ
スタデータベース(StockDB)プログラム部品か
ら「Locked」のメッセージを受取り、そのメッセ
ージ配送の実行は、正常(OK)に行われたことを示し
ている。
【0243】第2行目は、在庫管理(Stock Mg
r_M)プログラム部品が、在庫マスタデータベース
(Stock DB)プログラム部品から「Relea
sed」のメッセージを受取り、そのメッセージ配送の
実行は、正常(OK)に行われたことを示している。
r_M)プログラム部品が、在庫マスタデータベース
(Stock DB)プログラム部品から「Relea
sed」のメッセージを受取り、そのメッセージ配送の
実行は、正常(OK)に行われたことを示している。
【0244】第3行目は、在庫管理(Stock Mg
r_M)プログラム部品が、在庫画面(Stock C
lt)プログラム部品から「Add」のメッセージを受
取り、そのメッセージ配送の実行は、正常(OK)に行
われたことを示している。
r_M)プログラム部品が、在庫画面(Stock C
lt)プログラム部品から「Add」のメッセージを受
取り、そのメッセージ配送の実行は、正常(OK)に行
われたことを示している。
【0245】第4行目は、在庫管理(Stock Mg
r_M)プログラム部品が、在庫画面(Stock C
lt)プログラム部品から「Retreive」のメッ
セージを受取ろうとしたが、「Retreive」のメ
ッセージが、在庫管理(Stock Mgr_M)プロ
グラム部品のインターフェースに一致しないため、候補
リストから在庫管理(Stock Mgr_MM)プロ
グラム部品を選択し、在庫管理(Stock Mgr_
MM)プログラム部品が、在庫画面(Stock Cl
t)プログラム部品から「Retreive」のメッセ
ージを受取り、そのメッセージ配送の実行は、正常(O
K)に行われたことを示している。
r_M)プログラム部品が、在庫画面(Stock C
lt)プログラム部品から「Retreive」のメッ
セージを受取ろうとしたが、「Retreive」のメ
ッセージが、在庫管理(Stock Mgr_M)プロ
グラム部品のインターフェースに一致しないため、候補
リストから在庫管理(Stock Mgr_MM)プロ
グラム部品を選択し、在庫管理(Stock Mgr_
MM)プログラム部品が、在庫画面(Stock Cl
t)プログラム部品から「Retreive」のメッセ
ージを受取り、そのメッセージ配送の実行は、正常(O
K)に行われたことを示している。
【0246】第5行目は、在庫管理(Stock Mg
r_MM)プログラム部品が、在庫画面(Stock
Clt)プログラム部品から「Refer」のメッセー
ジを受取ろうとしたが、インターフェースが一致せず、
それ以外にインターフェースの一致するプログラム部品
がプログラム部品候補として存在しなかったことを、”
Error”で表示している。
r_MM)プログラム部品が、在庫画面(Stock
Clt)プログラム部品から「Refer」のメッセー
ジを受取ろうとしたが、インターフェースが一致せず、
それ以外にインターフェースの一致するプログラム部品
がプログラム部品候補として存在しなかったことを、”
Error”で表示している。
【0247】以上の処理により、実行時のメッセージ配
送の状況は、図19に示すメッセージログサブ画面13
25の、特に、応答(Response)欄1324で
モニタすることができる。
送の状況は、図19に示すメッセージログサブ画面13
25の、特に、応答(Response)欄1324で
モニタすることができる。
【0248】図19からは、「Stock Mgr_
M」は、上の3つのメッセージは処理可能であるが、下
の2つは処理できないことがわかる。また、プログラム
部品候補「Stock Mgr_MM」によって、4番
めの処理が実行可能なこともわかる。
M」は、上の3つのメッセージは処理可能であるが、下
の2つは処理できないことがわかる。また、プログラム
部品候補「Stock Mgr_MM」によって、4番
めの処理が実行可能なこともわかる。
【0249】これらの結果から、「Stock Mgr
_M」は、「Stock Mgr_MM」の一部を参照
してプログラミングすることで、構成をより満足するプ
ログラムとすることができることなどが評価できる。
_M」は、「Stock Mgr_MM」の一部を参照
してプログラミングすることで、構成をより満足するプ
ログラムとすることができることなどが評価できる。
【0250】また、複数候補を並行評価することができ
ることで、1つずつ評価するより迅速な評価作業となる
ことも期待される。
ることで、1つずつ評価するより迅速な評価作業となる
ことも期待される。
【0251】[10.ジョーカー部品の設定]次に、ジ
ョーカー部品の設定について、図2,図9,図13,図
17,図20,図25を用いて説明する。図25は、本
発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラム
の構成作成支援方法において表示する構成設定画面11
0の詳細な画面構成の構成図である。
ョーカー部品の設定について、図2,図9,図13,図
17,図20,図25を用いて説明する。図25は、本
発明の一実施の形態によるアプリケーションプログラム
の構成作成支援方法において表示する構成設定画面11
0の詳細な画面構成の構成図である。
【0252】ここで、最初に、ジョーカー部品について
説明する。
説明する。
【0253】プログラム部品の候補として、場合によっ
ては何を設定すればよいか、わからない場合も考えられ
る。プログラム部品管理テーブルを検索し、メッセージ
管理テーブルを参照することでそれらしい部品を見つけ
ることはできるが、これはデータベース問い合わせを行
うことと等しい。問い合わせの手順を踏まず、実行を通
じてインタフェースが一致するプログラム部品を検索で
きるようにするのが、ジョーカー部品である。
ては何を設定すればよいか、わからない場合も考えられ
る。プログラム部品管理テーブルを検索し、メッセージ
管理テーブルを参照することでそれらしい部品を見つけ
ることはできるが、これはデータベース問い合わせを行
うことと等しい。問い合わせの手順を踏まず、実行を通
じてインタフェースが一致するプログラム部品を検索で
きるようにするのが、ジョーカー部品である。
【0254】ジョーカー部品が設定された場合には、候
補リストのプログラム部品要素を検索し、実行時には、
配送されたメッセージに応答可能な(形式が一致する)
プログラム部品に、メッセージ配送する。
補リストのプログラム部品要素を検索し、実行時には、
配送されたメッセージに応答可能な(形式が一致する)
プログラム部品に、メッセージ配送する。
【0255】ジョーカー部品により、適すると思われる
いくつかのプログラム部品候補を提示されれば、構成作
成作業者にとって、検索されたプログラム部品の内容よ
り呼び出しインタフェースなどから適用可能なプログラ
ム部品を絞り込むことができる。
いくつかのプログラム部品候補を提示されれば、構成作
成作業者にとって、検索されたプログラム部品の内容よ
り呼び出しインタフェースなどから適用可能なプログラ
ム部品を絞り込むことができる。
【0256】ジョーカー部品は、名前“*”で表され
る。これを実行プログラムに指定することができるもの
とする。
る。これを実行プログラムに指定することができるもの
とする。
【0257】ジョーカー部品を指定するには、本実施の
形態においては、部品名を選択し、これをキーボード装
置を用いて変更することで行う。即ち、図13に示す構
成設定画面110の状態において、コンポーネント(C
omponents)サブ画面1302のID Nam
e1316の「Stock Mgr」をマウス装置10
6でクリックして、「Stock Mgr」のプログラ
ム部品を選択する(図13に示したように、「Stoc
k Mgr」に下線が付された状態となる)。その後、
キーボード装置105によって、”*”に変更する。
形態においては、部品名を選択し、これをキーボード装
置を用いて変更することで行う。即ち、図13に示す構
成設定画面110の状態において、コンポーネント(C
omponents)サブ画面1302のID Nam
e1316の「Stock Mgr」をマウス装置10
6でクリックして、「Stock Mgr」のプログラ
ム部品を選択する(図13に示したように、「Stoc
k Mgr」に下線が付された状態となる)。その後、
キーボード装置105によって、”*”に変更する。
【0258】上述したジョーカー部品の指定操作によっ
て、構成設定画面110の表示内容が図25に示すよう
に変更される。なお、メッセージログ(Message
Log)サブ画面1325の表示内容は、後程説明す
る処理の結果を表示しているものであり、その内容は後
述する。
て、構成設定画面110の表示内容が図25に示すよう
に変更される。なお、メッセージログ(Message
Log)サブ画面1325の表示内容は、後程説明す
る処理の結果を表示しているものであり、その内容は後
述する。
【0259】ジョーカー部品の指定操作が行われると、
構成設定プログラム123(図1)は、図2に示すフロ
ーチャートのステップ202において、ユーザからの入
力を受け付ける。さらに、ステップ205において、入
力がプログラム部品の構成指定であると判断され、ステ
ップ206に進む。ステップ206において、コンポー
ネントデータの設定処理が起動される。
構成設定プログラム123(図1)は、図2に示すフロ
ーチャートのステップ202において、ユーザからの入
力を受け付ける。さらに、ステップ205において、入
力がプログラム部品の構成指定であると判断され、ステ
ップ206に進む。ステップ206において、コンポー
ネントデータの設定処理が起動される。
【0260】コンポーネントデータの設定処理の詳細に
ついては、図20のフローチャートに示されている。
ついては、図20のフローチャートに示されている。
【0261】図20のステップ2001において、指示
対象となっているプログラム部品に対応するコンポーネ
ントデータを取得し、この取得したコンポーネントデー
タに対して処理を行う。
対象となっているプログラム部品に対応するコンポーネ
ントデータを取得し、この取得したコンポーネントデー
タに対して処理を行う。
【0262】ステップ2002において、“*”の入力
操作は、ジョーカー部品の指定と判断され、ステップ2
005に進む。
操作は、ジョーカー部品の指定と判断され、ステップ2
005に進む。
【0263】ステップ2005において、対応するコン
ポーネントデータ130のメッセージ配送プログラム9
00(図9)にジョーカー指定を通知する。
ポーネントデータ130のメッセージ配送プログラム9
00(図9)にジョーカー指定を通知する。
【0264】図17に示すメッセージ配送プログラム9
00のステップ1704において、メッセージ配送プロ
グラム900は、ジョーカー指定されていることを判断
し、ステップ1705に進む。
00のステップ1704において、メッセージ配送プロ
グラム900は、ジョーカー指定されていることを判断
し、ステップ1705に進む。
【0265】ステップ1705において、メッセージを
条件としてプログラム部品管理テーブル群のメッセージ
管理テーブル161を検索し、そのメッセージにインタ
フェースが一致するプログラム部品を選択する。
条件としてプログラム部品管理テーブル群のメッセージ
管理テーブル161を検索し、そのメッセージにインタ
フェースが一致するプログラム部品を選択する。
【0266】次に、ステップ1706において、自動的
に、インタフェースが一致するプログラム部品を主記憶
装置102にロードし、これにメッセージ送信し、結果
をポート出力する。また、ログテーブル914(図9)
には、部品名と結果を記録する。
に、インタフェースが一致するプログラム部品を主記憶
装置102にロードし、これにメッセージ送信し、結果
をポート出力する。また、ログテーブル914(図9)
には、部品名と結果を記録する。
【0267】以上の処理によって、データベース問い合
わせを行うことなく、実行時の文脈で適用可能なプログ
ラム部品を検索することが可能である。場合によっては
検索結果が正しくシステムに適用可能な場合もあり、こ
のときは検索と組み込みを一度に済ませることも可能で
ある。
わせを行うことなく、実行時の文脈で適用可能なプログ
ラム部品を検索することが可能である。場合によっては
検索結果が正しくシステムに適用可能な場合もあり、こ
のときは検索と組み込みを一度に済ませることも可能で
ある。
【0268】ジョーカ部品の実行例が、図25に示され
ている。ここでは、在庫管理(Stock Mgr A
gent)プログラム部品にジョーカー部品を設定して
いる。ここで、実行を指示すると、メッセージログサブ
画面1325にメッセージの配送結果が示されるよう
に、プログラム部品「Stock Mgr」に5個のメ
ッセージに対応しており、配送可能であることが示され
ている。
ている。ここでは、在庫管理(Stock Mgr A
gent)プログラム部品にジョーカー部品を設定して
いる。ここで、実行を指示すると、メッセージログサブ
画面1325にメッセージの配送結果が示されるよう
に、プログラム部品「Stock Mgr」に5個のメ
ッセージに対応しており、配送可能であることが示され
ている。
【0269】「Stock Mgr」は、初期構成で実
行プログラムとして指定したプログラム部品であり、自
明な検索例であるが、他の例でも動作することは明らか
である。
行プログラムとして指定したプログラム部品であり、自
明な検索例であるが、他の例でも動作することは明らか
である。
【0270】データベース検索のためには、あらかじめ
どのようなメッセージ処理が必要とされているかを調査
する手順も含まれる。この調査のためには、全システム
を精査する必要がある。また、メッセージも動的に(シ
ステム要求に従って)変更されることも考えられる。こ
れらを考慮すれば、実行時文脈の検索は、単に手順の省
略というにとどまらず、一時的にシステムの動作を保証
するための手段としても有効である。
どのようなメッセージ処理が必要とされているかを調査
する手順も含まれる。この調査のためには、全システム
を精査する必要がある。また、メッセージも動的に(シ
ステム要求に従って)変更されることも考えられる。こ
れらを考慮すれば、実行時文脈の検索は、単に手順の省
略というにとどまらず、一時的にシステムの動作を保証
するための手段としても有効である。
【0271】本実施の形態によれば、ジョーカー部品が
設定された場合には、候補リストのプログラム部品要素
を検索し、適すると思われるいくつかのプログラム部品
候補を提示できるので、構成作成作業者にとって、検索
されたプログラム部品の内容より呼び出しインタフェー
スなどから適用可能なプログラム部品を容易に絞り込む
ことができる。
設定された場合には、候補リストのプログラム部品要素
を検索し、適すると思われるいくつかのプログラム部品
候補を提示できるので、構成作成作業者にとって、検索
されたプログラム部品の内容より呼び出しインタフェー
スなどから適用可能なプログラム部品を容易に絞り込む
ことができる。
【0272】[11.プログラム例の設定]次に、プロ
グラム例の設定について、図9,図16,図17,図2
6を用いて説明する。図26は、本発明の一実施の形態
によるアプリケーションプログラムの構成作成支援方法
において表示する構成設定画面110の詳細な画面構成
の構成図である。
グラム例の設定について、図9,図16,図17,図2
6を用いて説明する。図26は、本発明の一実施の形態
によるアプリケーションプログラムの構成作成支援方法
において表示する構成設定画面110の詳細な画面構成
の構成図である。
【0273】最初に、プログラム例について説明する。
【0274】これまでにプログラム部品として実現され
ておらず、かつ、プログラミング作業の工数がおおきく
見積もられる場合などには、これまでに提供した手段に
よってプログラムを続行させることができない。こうい
った場合に、本発明では、エージェントであるコンポー
ネントデータが、プログラム部品を経由せず、直接メッ
セージに応答する手段を提供する。これがコンポーネン
トデータ130(図9)内に設定されるプログラム例で
ある。プログラム例エントリ912には、メッセージに
応じたユーザの設定するプログラム例を格納される。
ておらず、かつ、プログラミング作業の工数がおおきく
見積もられる場合などには、これまでに提供した手段に
よってプログラムを続行させることができない。こうい
った場合に、本発明では、エージェントであるコンポー
ネントデータが、プログラム部品を経由せず、直接メッ
セージに応答する手段を提供する。これがコンポーネン
トデータ130(図9)内に設定されるプログラム例で
ある。プログラム例エントリ912には、メッセージに
応じたユーザの設定するプログラム例を格納される。
【0275】プログラム例として、他のプログラムから
呼び出された場合に期待される処理を、プログラム例エ
ントリ912に記述することが可能である。このエント
リに登録されており、メッセージ形式が一致する場合に
は、メッセージ配送プログラムは、このプログラム例に
メッセージを配送する。即ち、プログラム部品のうち、
未完成部分の仮実行コードをプログラム例として記述す
ることで、アプリケーション全体の動作を確認評価でき
る。
呼び出された場合に期待される処理を、プログラム例エ
ントリ912に記述することが可能である。このエント
リに登録されており、メッセージ形式が一致する場合に
は、メッセージ配送プログラムは、このプログラム例に
メッセージを配送する。即ち、プログラム部品のうち、
未完成部分の仮実行コードをプログラム例として記述す
ることで、アプリケーション全体の動作を確認評価でき
る。
【0276】図26は、プログラム例(Exampl
e)サブ画面1332にプログラム例を設定した例を示
している。ここでは、在庫管理部品機能に要求される
「Add」メッセージに、プログラム例を設定してい
る。このプログラムは、プログラム例(Exampl
e)サブ画面1332内にキーボード装置105を用い
て入力され、登録(Register)ボタン1330
をマウス装置106でクリックすることで登録される。
e)サブ画面1332にプログラム例を設定した例を示
している。ここでは、在庫管理部品機能に要求される
「Add」メッセージに、プログラム例を設定してい
る。このプログラムは、プログラム例(Exampl
e)サブ画面1332内にキーボード装置105を用い
て入力され、登録(Register)ボタン1330
をマウス装置106でクリックすることで登録される。
【0277】登録(Register)ボタン1330
がクリックされると、図2に示した構成設定プログラム
のステップ207の判定がYesとなり、ステップ20
8のアプリケーションプログラム実行制御処理が開始さ
れる。ステップ208の詳細については、図16に示し
てある。
がクリックされると、図2に示した構成設定プログラム
のステップ207の判定がYesとなり、ステップ20
8のアプリケーションプログラム実行制御処理が開始さ
れる。ステップ208の詳細については、図16に示し
てある。
【0278】図16のステップ1601において、入力
がプログラム例の登録指示と判断され、ステップ160
2において、指示されたメッセージを登録し、登録され
たプログラム例を実行する処理が起動される。ここで
は、指示されたメッセージ「Add」に対して、図26
のプログラム例(Example)サブ画面1332内
に示すプログラム例の実行をエージェントに指示してい
る。
がプログラム例の登録指示と判断され、ステップ160
2において、指示されたメッセージを登録し、登録され
たプログラム例を実行する処理が起動される。ここで
は、指示されたメッセージ「Add」に対して、図26
のプログラム例(Example)サブ画面1332内
に示すプログラム例の実行をエージェントに指示してい
る。
【0279】プログラムの実行時には、Addメッセー
ジが入力された場合に、メッセージ配送プログラム90
0は、図17のステップ1702において、プログラム
例指定がなされていると判断し、ステップ1703に進
む。
ジが入力された場合に、メッセージ配送プログラム90
0は、図17のステップ1702において、プログラム
例指定がなされていると判断し、ステップ1703に進
む。
【0280】ステップ1703において、プログラム例
を実行し、結果をポート出力する。また、コンポーネン
トデータ130(図9)のログテーブル914には、プ
ログラム例の実行とその結果を記録される。
を実行し、結果をポート出力する。また、コンポーネン
トデータ130(図9)のログテーブル914には、プ
ログラム例の実行とその結果を記録される。
【0281】ログテーブル914の内容は、図26のM
essegeLog画面1325に表示される。プログ
ラム例を実行した時には、[Example]と表示さ
れる。即ち、メッセージログの中で、第3行目に示され
るように、在庫画面(Stock Clt)プログラム
部品から「Add」のメッセージを、プログラム例[E
xample]が受取り、実行していることを示してい
る。
essegeLog画面1325に表示される。プログ
ラム例を実行した時には、[Example]と表示さ
れる。即ち、メッセージログの中で、第3行目に示され
るように、在庫画面(Stock Clt)プログラム
部品から「Add」のメッセージを、プログラム例[E
xample]が受取り、実行していることを示してい
る。
【0282】次に、プログラム例の削除について説明す
る。
る。
【0283】削除(Remove)ボタン1312(図
13)をクリックされると、構成設定プログラム123
(図1)は、図2に示すフローチャートのステップ20
2において、ユーザからの入力を受け付ける。さらに、
ステップ207において、入力がアプリケーションプロ
グラムの実行制御指示と判断され、ステップ208に進
む。
13)をクリックされると、構成設定プログラム123
(図1)は、図2に示すフローチャートのステップ20
2において、ユーザからの入力を受け付ける。さらに、
ステップ207において、入力がアプリケーションプロ
グラムの実行制御指示と判断され、ステップ208に進
む。
【0284】ステップ208において、アプリケーショ
ンプログラムの実行制御処理が起動される。
ンプログラムの実行制御処理が起動される。
【0285】アプリケーションプログラムの実行制御処
理処理を示す図16のステップ1603において、プロ
グラム例の削除(Remove)ということで、選択さ
れているプログラムにプログラム例を削除する処理を実
行する。
理処理を示す図16のステップ1603において、プロ
グラム例の削除(Remove)ということで、選択さ
れているプログラムにプログラム例を削除する処理を実
行する。
【0286】ステップ1604において、指示されたメ
ッセージに対するプログラム例を削除する。
ッセージに対するプログラム例を削除する。
【0287】以上によって、実行制御の削除処理が実行
される。
される。
【0288】プログラム例設定は、工数が大きい場合以
外にも、プログラム部品の副作用(データベース登録な
ど)を起こしたくない場合や、初期段階でメッセージ整
合性だけをとってシステム動作を確認する場合などにも
有効に作用する。
外にも、プログラム部品の副作用(データベース登録な
ど)を起こしたくない場合や、初期段階でメッセージ整
合性だけをとってシステム動作を確認する場合などにも
有効に作用する。
【0289】本実施の形態によれば、他のプログラムか
ら呼び出された場合に期待される処理,即ち、プログラ
ム部品のうち、未完成部分の仮実行コードをプログラム
例として、プログラム例エントリ912に記述すること
により、メッセージ形式が一致する場合には、メッセー
ジ配送プログラムは、このプログラム例にメッセージを
配送するので、アプリケーション全体の動作を確認評価
できる。
ら呼び出された場合に期待される処理,即ち、プログラ
ム部品のうち、未完成部分の仮実行コードをプログラム
例として、プログラム例エントリ912に記述すること
により、メッセージ形式が一致する場合には、メッセー
ジ配送プログラムは、このプログラム例にメッセージを
配送するので、アプリケーション全体の動作を確認評価
できる。
【0290】以上説明したように、[7.プログラム部
品の変更]、[9.複数候補の設定]、[10.ジョー
カー部品]、[11.プログラム例]の各手段によっ
て、代案を次々と設定し、実現を繰り返すことができ
る。即ち、各プログラム部品を”実際に組み込んで評価
する”ことが可能なことが明かである。本実施の形態の
はじめに述べた代案1から代案4までは連続的に実現し
ていくことができる。
品の変更]、[9.複数候補の設定]、[10.ジョー
カー部品]、[11.プログラム例]の各手段によっ
て、代案を次々と設定し、実現を繰り返すことができ
る。即ち、各プログラム部品を”実際に組み込んで評価
する”ことが可能なことが明かである。本実施の形態の
はじめに述べた代案1から代案4までは連続的に実現し
ていくことができる。
【0291】[12.部品機能構成の変更]次に、プロ
グラム部品機能単位の構成を変更する場合について、図
7,図8,図13,図27を用いて説明する。図27
は、本発明の一実施の形態によるアプリケーションプロ
グラムの構成作成支援方法に用いる機能構成の設定処理
ステップ204の詳細フローチャートである。
グラム部品機能単位の構成を変更する場合について、図
7,図8,図13,図27を用いて説明する。図27
は、本発明の一実施の形態によるアプリケーションプロ
グラムの構成作成支援方法に用いる機能構成の設定処理
ステップ204の詳細フローチャートである。
【0292】部品機能単位の追加,削除は、システム開
発中に行われることも多いものである。本実施の形態で
は先に、クライアント側にサーバデータベースのローカ
ルキャッシュの役割を果たすデータベースを設定する例
を述べたが、これが機能単位の変更にあたる。
発中に行われることも多いものである。本実施の形態で
は先に、クライアント側にサーバデータベースのローカ
ルキャッシュの役割を果たすデータベースを設定する例
を述べたが、これが機能単位の変更にあたる。
【0293】機能単位の追加は、構成設定画面で部品追
加を指示することで行う。即ち、構成設定画面110
(図13)の追加(Add)ボタン1308をマウス装
置106でクリックすることで、部品機能追加処理が起
動される。
加を指示することで行う。即ち、構成設定画面110
(図13)の追加(Add)ボタン1308をマウス装
置106でクリックすることで、部品機能追加処理が起
動される。
【0294】追加(Add)ボタン1308をクリック
されると、構成設定プログラム123(図1)は、図2
に示すフローチャートのステップ202において、ユー
ザからの入力を受け付ける。さらに、ステップ203に
おいて、入力がアプリケーションプログラムの機能構成
指定と判断され、ステップ204に進む。
されると、構成設定プログラム123(図1)は、図2
に示すフローチャートのステップ202において、ユー
ザからの入力を受け付ける。さらに、ステップ203に
おいて、入力がアプリケーションプログラムの機能構成
指定と判断され、ステップ204に進む。
【0295】ステップ204において、機能構成の設定
処理が起動される。機能構成の設定処理の詳細について
は、図27のフローチャートに示されている。
処理が起動される。機能構成の設定処理の詳細について
は、図27のフローチャートに示されている。
【0296】図27のステップ2705において、プロ
グラム機能単位の追加(Add)ということで、選択さ
れているプログラムにプログラム部品機能を追加する処
理を実行する。
グラム機能単位の追加(Add)ということで、選択さ
れているプログラムにプログラム部品機能を追加する処
理を実行する。
【0297】ステップ2706において、機能単位に識
別子を与え、対応するコンポーネントデータを作成す
る。機能単位の名称はダイアログ内にキーボードで入力
する。これによって、構成設定処理は新しい機能単位に
対応するコンポーネントデータを作成する。
別子を与え、対応するコンポーネントデータを作成す
る。機能単位の名称はダイアログ内にキーボードで入力
する。これによって、構成設定処理は新しい機能単位に
対応するコンポーネントデータを作成する。
【0298】次に、ステップ2707において、実現管
理テーブル151(図7)の作業中の実現名を有するレ
コードのコンポーネントデータリストエントリ702の
フィールドに機能単位の識別子を追加する。また、プロ
グラム構成管理テーブルにも新しいコンポーネントデー
タに対応した記録がなされる。
理テーブル151(図7)の作業中の実現名を有するレ
コードのコンポーネントデータリストエントリ702の
フィールドに機能単位の識別子を追加する。また、プロ
グラム構成管理テーブルにも新しいコンポーネントデー
タに対応した記録がなされる。
【0299】さらに、ステップ2708において、コン
ポーネントデータ管理テーブル152(図8)に、機能
単位の識別子と機能単位名(コンポーネント名)を有す
るレコードを記録する。
ポーネントデータ管理テーブル152(図8)に、機能
単位の識別子と機能単位名(コンポーネント名)を有す
るレコードを記録する。
【0300】以上によって、部品機能追加処理が実行さ
れる。
れる。
【0301】また、プログラム機能単位の削除も先の説
明の逆の手順によって行われる。
明の逆の手順によって行われる。
【0302】削除(Remove)ボタン1309(図
13)をクリックされると、構成設定プログラム123
(図1)は、図2に示すフローチャートのステップ20
2において、ユーザからの入力を受け付ける。さらに、
ステップ203において、入力がアプリケーションプロ
グラムの機能構成指定と判断され、ステップ204に進
む。
13)をクリックされると、構成設定プログラム123
(図1)は、図2に示すフローチャートのステップ20
2において、ユーザからの入力を受け付ける。さらに、
ステップ203において、入力がアプリケーションプロ
グラムの機能構成指定と判断され、ステップ204に進
む。
【0303】ステップ204において、機能構成の設定
処理が起動される。
処理が起動される。
【0304】機能構成の設定処理を示す図27のステッ
プ2710において、プログラム機能単位の削除(Re
move)ということで、選択されているプログラムに
プログラム部品機能を削除する処理を実行する。
プ2710において、プログラム機能単位の削除(Re
move)ということで、選択されているプログラムに
プログラム部品機能を削除する処理を実行する。
【0305】ステップ2711において、実現管理テー
ブル151(図7)の作業中の実現名を有するレコード
のコンポーネントデータリストエントリ702の機能単
位の識別子を削除する。
ブル151(図7)の作業中の実現名を有するレコード
のコンポーネントデータリストエントリ702の機能単
位の識別子を削除する。
【0306】次に、ステップ2712において、コンポ
ーネントデータ管理テーブル152(図8)に、機能単
位の識別子を有するレコードを削除する。
ーネントデータ管理テーブル152(図8)に、機能単
位の識別子を有するレコードを削除する。
【0307】以上によって、部品機能削除処理が実行さ
れる。但し、コンポーネントデータは後で参照されるこ
とがあるため、削除を実行しないなどの保全処置をとっ
ている。
れる。但し、コンポーネントデータは後で参照されるこ
とがあるため、削除を実行しないなどの保全処置をとっ
ている。
【0308】ここで説明したプログラム機能単位の追加
によって、代案0から代案5を作成することが可能であ
る。但し、直前の実現を参照していないため、以前の実
現を参照する手段が必要となる。これを次に説明する。
によって、代案0から代案5を作成することが可能であ
る。但し、直前の実現を参照していないため、以前の実
現を参照する手段が必要となる。これを次に説明する。
【0309】[13.以前の実現の参照]次に、過去に
作成した実現を参照して新しい実現とする履歴参照場合
について、図2,図9,図19,図20,図23,図2
8,図29,図30を用いて説明する。図28は、本発
明の一実施の形態によるアプリケーションプログラムの
構成作成支援方法に用いるコンポーネントデータの設定
処理ステップ206の中のプログラム代行履歴参照処理
のフローチャートであり、図29は、本発明の一実施の
形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支援
方法に用いるプログラム代行履歴参照処理の履歴画面の
構成図であり、図30は、本発明の一実施の形態による
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法に用い
るプログラム代行履歴参照処理時のコンポーネントデー
タの構成図である。
作成した実現を参照して新しい実現とする履歴参照場合
について、図2,図9,図19,図20,図23,図2
8,図29,図30を用いて説明する。図28は、本発
明の一実施の形態によるアプリケーションプログラムの
構成作成支援方法に用いるコンポーネントデータの設定
処理ステップ206の中のプログラム代行履歴参照処理
のフローチャートであり、図29は、本発明の一実施の
形態によるアプリケーションプログラムの構成作成支援
方法に用いるプログラム代行履歴参照処理の履歴画面の
構成図であり、図30は、本発明の一実施の形態による
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法に用い
るプログラム代行履歴参照処理時のコンポーネントデー
タの構成図である。
【0310】アプリケーションプログラムの構成作成に
あたっては、変更履歴を管理し、いつでも任意の組み合
わせ構成に戻せることが必要である。そこで、選択プロ
グラム履歴リストを採用している。選択プログラム履歴
リストの要素には、プログラム部品レコードと、実現名
称の組合わせが記録される。ここで、実現名称は組み合
わせの実現例を識別するためのものである。任意の時点
に実現名称が入力されることで、すべてのコンポーネン
トデータの履歴リストを検索し、組み合わせを再現する
ことができる。
あたっては、変更履歴を管理し、いつでも任意の組み合
わせ構成に戻せることが必要である。そこで、選択プロ
グラム履歴リストを採用している。選択プログラム履歴
リストの要素には、プログラム部品レコードと、実現名
称の組合わせが記録される。ここで、実現名称は組み合
わせの実現例を識別するためのものである。任意の時点
に実現名称が入力されることで、すべてのコンポーネン
トデータの履歴リストを検索し、組み合わせを再現する
ことができる。
【0311】本実施の形態では、以前の実現の参照は、
図19に示す構成設定画面110の履歴(Histor
y)ボタン1310をマウス装置106でクリックする
ことで行う。
図19に示す構成設定画面110の履歴(Histor
y)ボタン1310をマウス装置106でクリックする
ことで行う。
【0312】履歴参照指示の操作が行われると、構成設
定プログラム123(図1)は、図2に示すフローチャ
ートのステップ202において、ユーザからの入力を受
け付ける。さらに、ステップ205において、入力がコ
ンポーネントデータ設定処理の指示であると判断され、
ステップ206に進む。ステップ206において、コン
ポーネントデータ設定処理が起動される。
定プログラム123(図1)は、図2に示すフローチャ
ートのステップ202において、ユーザからの入力を受
け付ける。さらに、ステップ205において、入力がコ
ンポーネントデータ設定処理の指示であると判断され、
ステップ206に進む。ステップ206において、コン
ポーネントデータ設定処理が起動される。
【0313】さらに、図20のステップ2012におい
て、履歴参照指示の入力と判断され、ステップ2013
のプログラム代行履歴参照処理が起動される。プログラ
ム代行履歴参照処理の詳細については、図28を用いて
説明する。
て、履歴参照指示の入力と判断され、ステップ2013
のプログラム代行履歴参照処理が起動される。プログラ
ム代行履歴参照処理の詳細については、図28を用いて
説明する。
【0314】図28のステップ2801において、指示
されたコンポーネントデータの実行プログラム部品の履
歴が、ダイアログに表示される。
されたコンポーネントデータの実行プログラム部品の履
歴が、ダイアログに表示される。
【0315】図29を用いて、ダイアログに表示される
履歴画面について説明する。履歴画面には、指示された
指示されたプログラム部品機能単位の実行プログラム履
歴が表示される。ここでは、図19のプログラム部品分
類を表示する分類(Classification)画
面1315の中の「在庫管理」を選択して、履歴(Hi
story)ボタン1310がクリックされたものとす
る。
履歴画面について説明する。履歴画面には、指示された
指示されたプログラム部品機能単位の実行プログラム履
歴が表示される。ここでは、図19のプログラム部品分
類を表示する分類(Classification)画
面1315の中の「在庫管理」を選択して、履歴(Hi
story)ボタン1310がクリックされたものとす
る。
【0316】履歴画面の構成は、プログラム部品機能単
位である「在庫管理」の右側に、コンポーネントデータ
サブ画面2901が表示される。また、その下には、履
歴サブ画面2902が表示される。コンポーネントデー
タサブ画面2901及び履歴サブ画面2902への表示
は、コンポーネントデータ130(図9)内の選択プロ
グラム履歴リスト913を参照することで実行される。
位である「在庫管理」の右側に、コンポーネントデータ
サブ画面2901が表示される。また、その下には、履
歴サブ画面2902が表示される。コンポーネントデー
タサブ画面2901及び履歴サブ画面2902への表示
は、コンポーネントデータ130(図9)内の選択プロ
グラム履歴リスト913を参照することで実行される。
【0317】図30は、コンポーネントデータである在
庫管理エージェント(StockMgr Agent)
1410の内部構成を示している。在庫管理エージェン
ト(Stock Mgr Agent)1410の選択
プログラム部品エントリには、「Stock Mgr_
M」が格納され、候補リストエントリには、「Stoc
k Mgr_MM」が格納され、選択プログラム履歴リ
ストエントリには、「Stock Mgr」,「Sto
ck Mgr_M」,「Stock Mgr_MM」に
対する実現名が格納され、プログラム例エントリは、
「空」の状態となっている。
庫管理エージェント(StockMgr Agent)
1410の内部構成を示している。在庫管理エージェン
ト(Stock Mgr Agent)1410の選択
プログラム部品エントリには、「Stock Mgr_
M」が格納され、候補リストエントリには、「Stoc
k Mgr_MM」が格納され、選択プログラム履歴リ
ストエントリには、「Stock Mgr」,「Sto
ck Mgr_M」,「Stock Mgr_MM」に
対する実現名が格納され、プログラム例エントリは、
「空」の状態となっている。
【0318】従って、コンポーネントデータサブ画面2
901には、参照したコンポーネントデータ名の「St
ock Mgr」が表示され、履歴サブ画面2902に
は、在庫管理エージェント(Stock Mgr Ag
ent)1410の選択プログラム履歴リストのフィー
ルドに記録された過去の実現であるプログラム部品名が
表示されるが、この内容については、後述する。
901には、参照したコンポーネントデータ名の「St
ock Mgr」が表示され、履歴サブ画面2902に
は、在庫管理エージェント(Stock Mgr Ag
ent)1410の選択プログラム履歴リストのフィー
ルドに記録された過去の実現であるプログラム部品名が
表示されるが、この内容については、後述する。
【0319】さらに、ステップ2802において、履歴
画面の右側に、アプリケーション実現の履歴を(有向)
グラフによって表示する。グラフ構造は、ノードとノー
ド間の遷移を示す方向付きアークで表される。図29に
示すグラフの例は、図4に示した代案履歴を表したもの
であり、これは、実現管理テーブル151(図23)の
参照エントリ703のPrevフィールドをたどること
で得ることができる。なお、図23は、代案6を検討時
の実現管理テーブル151の例となっている。図4に示
す「初期構成」が、実現名「A1」に対応し、「代案
1」が実現名「A2」に対応し、以下同様にして、「代
案6」が実現名「A6]に対応している。
画面の右側に、アプリケーション実現の履歴を(有向)
グラフによって表示する。グラフ構造は、ノードとノー
ド間の遷移を示す方向付きアークで表される。図29に
示すグラフの例は、図4に示した代案履歴を表したもの
であり、これは、実現管理テーブル151(図23)の
参照エントリ703のPrevフィールドをたどること
で得ることができる。なお、図23は、代案6を検討時
の実現管理テーブル151の例となっている。図4に示
す「初期構成」が、実現名「A1」に対応し、「代案
1」が実現名「A2」に対応し、以下同様にして、「代
案6」が実現名「A6]に対応している。
【0320】ここで、例えば、図23に示されるよう
に、実現名「A2」のPrevフィールドは実現名「A
1」であり、したがって、「A1」のノードから「A
2」のノードに向かうアークを引くことができる。同様
にして、実現名「A2」から実現名「A7」に至るツリ
ー構造を表示できる。
に、実現名「A2」のPrevフィールドは実現名「A
1」であり、したがって、「A1」のノードから「A
2」のノードに向かうアークを引くことができる。同様
にして、実現名「A2」から実現名「A7」に至るツリ
ー構造を表示できる。
【0321】次に、ステップ2805において、グラフ
のノードの一つが選択されたか否かが判断される。ノー
ドの選択は、グラフのノードの一つをマウス装置106
でクリックすることで行われる。選択されると、ステッ
プ2806が実行される。
のノードの一つが選択されたか否かが判断される。ノー
ドの選択は、グラフのノードの一つをマウス装置106
でクリックすることで行われる。選択されると、ステッ
プ2806が実行される。
【0322】ステップ2806において、選択されたノ
ードの実現時の選択プログラム履歴が履歴サブ画面29
02に表示される。例えば、図29に示す構成で、「A
1」のノードをマウス装置106でクリックすること
で、「A1」で設定された実行プログラム部品だけを履
歴サブ画面2902内に表示することができる。これ
は、選択プログラム履歴リストのフィールドに記録され
た過去の実現名に「A1」が含まれているものだけを履
歴サブ画面2902内に表示する処理によって実現して
いる。ここでは、「Stock Mgr」,「Stoc
k Mgr_M」が表示されている。
ードの実現時の選択プログラム履歴が履歴サブ画面29
02に表示される。例えば、図29に示す構成で、「A
1」のノードをマウス装置106でクリックすること
で、「A1」で設定された実行プログラム部品だけを履
歴サブ画面2902内に表示することができる。これ
は、選択プログラム履歴リストのフィールドに記録され
た過去の実現名に「A1」が含まれているものだけを履
歴サブ画面2902内に表示する処理によって実現して
いる。ここでは、「Stock Mgr」,「Stoc
k Mgr_M」が表示されている。
【0323】ここで、ステップ2803に戻って、履歴
サブ画面2902内に表示された一つのプログラム部品
が選択されると、ステップ2804が実行される。
サブ画面2902内に表示された一つのプログラム部品
が選択されると、ステップ2804が実行される。
【0324】ステップ2804において、選択された実
行プログラム部品を変更候補とする。
行プログラム部品を変更候補とする。
【0325】次に、部品の変更について説明する。
【0326】ステップ2807において、部品の変更指
示が行われたか否かが判断される。部品の変更指示は、
図27に示すダイアログ内で、変更(Change)ボ
タン2904をマウス装置106でクリックすることで
行われる。
示が行われたか否かが判断される。部品の変更指示は、
図27に示すダイアログ内で、変更(Change)ボ
タン2904をマウス装置106でクリックすることで
行われる。
【0327】次に、ステップ2808において、変更部
品をエージェント内の実行プログラム部品としてプログ
ラム部品の変更が行われ、ダイアログを消去する。
品をエージェント内の実行プログラム部品としてプログ
ラム部品の変更が行われ、ダイアログを消去する。
【0328】また、取消(Cancel)ボタン290
5がマウス装置106でクリックされた場合には、ステ
ップ2909において、キャンセル指示が行われたと判
断され、ステップ2910において、変更がキャンセル
され、ダイアログが消去される。
5がマウス装置106でクリックされた場合には、ステ
ップ2909において、キャンセル指示が行われたと判
断され、ステップ2910において、変更がキャンセル
され、ダイアログが消去される。
【0329】この変更によって、図4に示す代案1から
代案5につなげることも可能であるし、代案6で代案4
の実現を参照することも可能となる。
代案5につなげることも可能であるし、代案6で代案4
の実現を参照することも可能となる。
【0330】以上説明した本実施の形態により、部品を
取り替えながら(選択しながら)プログラムを実行さ
せ、そのなかで評価を行うことが可能となる。
取り替えながら(選択しながら)プログラムを実行さ
せ、そのなかで評価を行うことが可能となる。
【0331】本実施の形態によれば、選択プログラム履
歴リストを採用し、任意の時点に選択プログラム履歴リ
ストの実現名称が入力されることで、すべてのコンポー
ネントデータの履歴リストを検索し、組み合わせを再現
することができるので、アプリケーションプログラムの
構成作成にあたっては、変更履歴を管理し、いつでも任
意の組み合わせ構成に戻せることが可能となる。
歴リストを採用し、任意の時点に選択プログラム履歴リ
ストの実現名称が入力されることで、すべてのコンポー
ネントデータの履歴リストを検索し、組み合わせを再現
することができるので、アプリケーションプログラムの
構成作成にあたっては、変更履歴を管理し、いつでも任
意の組み合わせ構成に戻せることが可能となる。
【0332】[14.アプリケーションプログラムの変
更]次に、アプリケーションプログラムを変更する場合
について、図2,図6,図13,図27を用いて説明す
る。
更]次に、アプリケーションプログラムを変更する場合
について、図2,図6,図13,図27を用いて説明す
る。
【0333】アプリケーションプログラムの追加は、構
成設定画面でプログラム追加を指示することで行う。即
ち、構成設定画面110(図13)の追加(Add)ボ
タン1306をマウス装置106でクリックすること
で、アプリケーションプログラム追加処理が起動され
る。
成設定画面でプログラム追加を指示することで行う。即
ち、構成設定画面110(図13)の追加(Add)ボ
タン1306をマウス装置106でクリックすること
で、アプリケーションプログラム追加処理が起動され
る。
【0334】追加(Add)ボタン1306をクリック
されると、構成設定プログラム123(図1)は、図2
に示すフローチャートのステップ202において、ユー
ザからの入力を受け付ける。さらに、ステップ203に
おいて、入力がアプリケーションプログラムの機能構成
指定と判断され、ステップ204に進む。
されると、構成設定プログラム123(図1)は、図2
に示すフローチャートのステップ202において、ユー
ザからの入力を受け付ける。さらに、ステップ203に
おいて、入力がアプリケーションプログラムの機能構成
指定と判断され、ステップ204に進む。
【0335】ステップ204において、機能構成の設定
処理が起動される。機能構成の設定処理の詳細について
は、図27のフローチャートに示されている。
処理が起動される。機能構成の設定処理の詳細について
は、図27のフローチャートに示されている。
【0336】図27のステップ2701において、アプ
リケーションプログラムの追加(Add)ということ
で、アプリケーションプログラムを追加する処理を実行
する。
リケーションプログラムの追加(Add)ということ
で、アプリケーションプログラムを追加する処理を実行
する。
【0337】ステップ2702において、プログラム構
成管理テーブル150(図6)に入力されたプログラム
名を持ち、実現リストを空にしたレコードを追加する。
成管理テーブル150(図6)に入力されたプログラム
名を持ち、実現リストを空にしたレコードを追加する。
【0338】以上によって、アプリケーションプログラ
ム追加処理が実行される。
ム追加処理が実行される。
【0339】また、アプリケーションプログラムの削除
の場合、削除(Remove)ボタン1307(図1
3)をクリックされると、構成設定プログラム123
(図1)は、図2に示すフローチャートのステップ20
2において、ユーザからの入力を受け付ける。さらに、
ステップ203において、入力がアプリケーションプロ
グラムの機能構成指定と判断され、ステップ204に進
む。
の場合、削除(Remove)ボタン1307(図1
3)をクリックされると、構成設定プログラム123
(図1)は、図2に示すフローチャートのステップ20
2において、ユーザからの入力を受け付ける。さらに、
ステップ203において、入力がアプリケーションプロ
グラムの機能構成指定と判断され、ステップ204に進
む。
【0340】ステップ204において、機能構成の設定
処理が起動される。
処理が起動される。
【0341】機能構成の設定処理を示す図27のステッ
プ2703において、アプリケーションプログラムの削
除(Remove)ということで、アプリケーションプ
ログラムを削除する処理を実行する。
プ2703において、アプリケーションプログラムの削
除(Remove)ということで、アプリケーションプ
ログラムを削除する処理を実行する。
【0342】ステップ2704において、プログラム構
成管理テーブル150(図6)から入力されたプログラ
ム名を持つレコードを削除する。
成管理テーブル150(図6)から入力されたプログラ
ム名を持つレコードを削除する。
【0343】以上によって、アプリケーションプログラ
ム削除処理が実行される。
ム削除処理が実行される。
【0344】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、多数のプログラム部品を組み合わせてアプリケーシ
ョンを構成する場合に、引き続く構成プログラム部品の
選択(評価)を実際に動作させながら行うことが可能と
なる。
ば、多数のプログラム部品を組み合わせてアプリケーシ
ョンを構成する場合に、引き続く構成プログラム部品の
選択(評価)を実際に動作させながら行うことが可能と
なる。
【0345】従って、データベース支援による方法に比
較して、実際に動作させることで機能,性能,デザイン
をより詳細に検討可能となる。
較して、実際に動作させることで機能,性能,デザイン
をより詳細に検討可能となる。
【0346】また、ここでは、コンポーネントデータ内
にプログラム部品を内蔵させる方式をとったことで、プ
ログラムを直接変更させたり、対話処理系の実行中にプ
ログラム部品を交換するような方式に比較して、評価の
枠組みとしての独立性を高くしたものである。
にプログラム部品を内蔵させる方式をとったことで、プ
ログラムを直接変更させたり、対話処理系の実行中にプ
ログラム部品を交換するような方式に比較して、評価の
枠組みとしての独立性を高くしたものである。
【0347】この独立性は、複数部品を候補としたり、
ジョーカー部品を設定したり、プログラム例を設定でき
る自由度となって現れている。個々の機能は、従来の対
話処理系などでも可能だが、それぞれを簡単な操作で、
かつ互いに影響を及ぼさずに組み込み可能な点が本実施
の形態の特徴であり、効果となっている。
ジョーカー部品を設定したり、プログラム例を設定でき
る自由度となって現れている。個々の機能は、従来の対
話処理系などでも可能だが、それぞれを簡単な操作で、
かつ互いに影響を及ぼさずに組み込み可能な点が本実施
の形態の特徴であり、効果となっている。
【0348】また、部品を選択する場合、作成するアプ
リケーションでどのようなメッセージが送信されるかを
確認した後で選択することが可能である。どの場面で、
どのメッセージが使用されたかの情報は、部品選択の補
助情報とすることができる。これはジョーカー部品のよ
うに、とりあえず動作するプログラム構成とする場合
に、特に有効に作用する。ジョーカー部品とプログラム
例だけを使用して、システムの仕様を確認する作業など
も可能である。
リケーションでどのようなメッセージが送信されるかを
確認した後で選択することが可能である。どの場面で、
どのメッセージが使用されたかの情報は、部品選択の補
助情報とすることができる。これはジョーカー部品のよ
うに、とりあえず動作するプログラム構成とする場合
に、特に有効に作用する。ジョーカー部品とプログラム
例だけを使用して、システムの仕様を確認する作業など
も可能である。
【0349】また、選択された系列を後戻りすること、
別の系列のものを参照することも、実現系列とその実現
時に検討した内容を含めて可能となっている。これは1
つの実現で検討した内容の再検討を行う場合などに有効
である。
別の系列のものを参照することも、実現系列とその実現
時に検討した内容を含めて可能となっている。これは1
つの実現で検討した内容の再検討を行う場合などに有効
である。
【0350】総論として、本実施の形態により期待され
る効果としては、机上の計算による評価にとどまらず、
実環境での評価を効率的に行うことができることから、
より要求に即した開発が可能となることである。
る効果としては、机上の計算による評価にとどまらず、
実環境での評価を効率的に行うことができることから、
より要求に即した開発が可能となることである。
【0351】
【発明の効果】本発明によれば、アプリケーションプロ
グラムの構成作成支援方法において、プログラム部品を
組み合わせていく過程で、次々に実行し、評価を行うこ
とを可能となる。
グラムの構成作成支援方法において、プログラム部品を
組み合わせていく過程で、次々に実行し、評価を行うこ
とを可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法において使用するハード
ウェアと、主なソフトウェア要素を示したシステム構成
図である。
プログラムの構成作成支援方法において使用するハード
ウェアと、主なソフトウェア要素を示したシステム構成
図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に用いる構成設定プログ
ラムの概要を示すフローチャートである。
プログラムの構成作成支援方法に用いる構成設定プログ
ラムの概要を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法を説明するための過去に
作成されたアプリケーションプログラムの構成図であ
る。
プログラムの構成作成支援方法を説明するための過去に
作成されたアプリケーションプログラムの構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法による変更の過程を示す
説明図である。
プログラムの構成作成支援方法による変更の過程を示す
説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法により最終的に作成され
たアプリケーションプログラムの構成図である。
プログラムの構成作成支援方法により最終的に作成され
たアプリケーションプログラムの構成図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構成
管理テーブル150の構成図である。
プログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構成
管理テーブル150の構成図である。
【図7】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に用いる実現管理テーブ
ル151の構成図である。
プログラムの構成作成支援方法に用いる実現管理テーブ
ル151の構成図である。
【図8】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネント
データ管理テーブル152の構成図である。
プログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネント
データ管理テーブル152の構成図である。
【図9】本発明の一実施の形態によるアプリケーション
プログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネント
テーブル130の構成図である。
プログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネント
テーブル130の構成図である。
【図10】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム部
品管理テーブル160の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム部
品管理テーブル160の構成図である。
【図11】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセージ管
理テーブル161の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセージ管
理テーブル161の構成図である。
【図12】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いる初期設定処理
ステップ201の詳細フローチャートである。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いる初期設定処理
ステップ201の詳細フローチャートである。
【図13】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
【図14】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理サーバ
プログラムの構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理サーバ
プログラムの構成図である。
【図15】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理クライ
アントプログラムの構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理クライ
アントプログラムの構成図である。
【図16】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるアプリケーシ
ョンプログラム実行制御処理ステップ208の詳細フロ
ーチャートである。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるアプリケーシ
ョンプログラム実行制御処理ステップ208の詳細フロ
ーチャートである。
【図17】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセージ配
送プログラムのフローチャートである。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセージ配
送プログラムのフローチャートである。
【図18】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセージ配
送プログラムの図17に続くフローチャートである。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるメッセージ配
送プログラムの図17に続くフローチャートである。
【図19】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
【図20】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネン
トデータの設定処理ステップ206の詳細フローチャー
トである。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネン
トデータの設定処理ステップ206の詳細フローチャー
トである。
【図21】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるアプリケーシ
ョンプログラム実行制御処理ステップ208の中の構成
記録処理ステップ1611の詳細フローチャートであ
る。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるアプリケーシ
ョンプログラム実行制御処理ステップ208の中の構成
記録処理ステップ1611の詳細フローチャートであ
る。
【図22】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構
成管理テーブル150の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム構
成管理テーブル150の構成図である。
【図23】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いる実現管理テー
ブル151の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いる実現管理テー
ブル151の構成図である。
【図24】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理サーバ
プログラムの構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法において構成された初
期のアプリケーションプログラムである販売管理サーバ
プログラムの構成図である。
【図25】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
【図26】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法において表示する構成
設定画面110の詳細な画面構成の構成図である。
【図27】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いる機能構成の設
定処理ステップ204の詳細フローチャートである。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いる機能構成の設
定処理ステップ204の詳細フローチャートである。
【図28】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネン
トデータの設定処理ステップ206の中のプログラム代
行履歴参照処理のフローチャートである。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるコンポーネン
トデータの設定処理ステップ206の中のプログラム代
行履歴参照処理のフローチャートである。
【図29】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム代
行履歴参照処理の履歴画面の構成図である。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム代
行履歴参照処理の履歴画面の構成図である。
【図30】本発明の一実施の形態によるアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム代
行履歴参照処理時のコンポーネントデータの構成図であ
る。
ンプログラムの構成作成支援方法に用いるプログラム代
行履歴参照処理時のコンポーネントデータの構成図であ
る。
101…ディスプレイ装置 102…主記憶装置 103…CPU装置 104…補助記憶装置 105…キーボード装置 106…マウス装置 107…システムバス 110…インタフェース画面 111…アプリケーションプログラム画面 120…プログラム部品管理テーブル群 123…構成設定プログラム 122…プログラム構成管理テーブル群 124…アプリケーションプログラム 130,131,132…コンポーネントデータ 140,141,142,143,144…プログラム
部品 150…プログラム構成管理テーブル本体 151…実現管理テーブル 152…コンポーネントデータ管理テーブル 160…プログラム部品管理テーブル本体 161…メッセージ管理テーブル
部品 150…プログラム構成管理テーブル本体 151…実現管理テーブル 152…コンポーネントデータ管理テーブル 160…プログラム部品管理テーブル本体 161…メッセージ管理テーブル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−6603(JP,A) 特開 平9−44357(JP,A) 特開 平8−55019(JP,A) 斎藤美帆 他3名,”オブジェクト指 向技術による要求仕様書視覚化ツール REQUARIO”,日立評論, (1995),Vol.77,No.12,p p.843−846 二木誠司 他2名,”構造化オブジェ クトの視覚的プログラミング”,情報処 理学会研究報告(93−PRG−10),V ol.93,No.11,(1993/01 /29),pp.9−16 湯浦克彦 他4名,”Common Lispオブジェクト指向機能CLOS の実現と利用環境”,日立評論, (1990),Vol.72,No.7,p p.31−38 井田 他著,「bit別冊 Comm on LISPオブジェクトシステム− CLOSとその周辺−」,共立出版, 1989年1月号別冊,(1989/1/9), pp.27−57 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 - 9/44 G06F 11/28 - 11/36
Claims (8)
- 【請求項1】 計算機システムシステムの実行を制御す
るアプリケーションプログラムを機能単位によって分割
した複数のプログラム部品を組み合わせて、アプリケー
ションプログラムを構成作成することを支援するアプリ
ケーションプログラムの構成作成支援方法において、 個々の上記プログラム部品を判別可能とする識別子と、
上記プログラム部品を機能によって分類する機能分類
と、上記プログラム部品のメッセージインタフェース
と、実行オブジェクトとを含む部品レコードから構成さ
れるプログラム部品管理テーブルと、 作成対象となるアプリケーションプログラムの構成を、
上記プログラム部品管理テーブルに格納された上記プロ
グラム部品の識別子とプログラム名称とを含む構成レコ
ードによって記述するプログラム構成管理テーブルと、 上記プログラム部品管理テーブルの部品エントリを格納
するプログラム部品エントリと、外部からのメッセージ
呼び出しを、上記プログラム部品エントリから取得する
コンポーネント内のプログラム部品の1つに配送するメ
ッセージ配送プログラムとを管理するとともに、上記構
成レコードに1対1に対応するコンポーネントデータと
を備え、 (A)上記アプリケーションプログラムの個々の機能を
実現する上記プログラム部品に関し、上記識別子による
上記プログラム部品の指定を含む指示入力に応じ、(A
−1)この機能に対応した上記コンポーネントデータを
取得し、(Aー2)上記プログラム部品管理テーブルか
ら上記識別子を含む上記部品レコードを取得し、この部
品レコードを参照して、上記コンポーネントデータの上
記プログラム部品エントリに、この部品エントリを設定
し、 (B)上記アプリケーションプログラムの実行の指示入
力に応じ、(Bー1)上記プログラム構成管理テーブル
の上記構成レコードに対応した全てのコンポーネントデ
ータを含んだ実行オブジェクトを作成し、(Bー2)こ
の実行オブジェクトの実行は、上記コンポーネントデー
タ間のメッセージ交換によって行い、(Bー3)個々の
コンポーネントデータに配送されたメッセージは、上記
メッセージ配送プログラムによって処理することを特徴
とするアプリケーションプログラムの構成作成支援方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載のアプリケーションプログ
ラムの構成作成支援方法において、 上記コンポーネントデータは、プログラム部品のリスト
を格納する候補リストを有し、 この候補リストには、上記プログラム部品エントリとの
交換を意図したプログラム部品管理テーブルのプログラ
ム部品を格納し、 上記候補リスト内に格納されたプログラム部品のうち、
指示された上記候補リスト内の上記プログラム部品を上
記プログラム部品エントリに設定することを特徴とする
アプリケーションプログラムの構成作成支援方法。 - 【請求項3】 請求項2記載のアプリケーションプログ
ラムの構成作成支援方法において、 上記ステップ(A)におけるプログラム部品の指示入力
において、識別子としてジョーカー部品が指示された際
には、 上記ステップ(Bー3)において、上記メッセージ配送
プログラムは、配送されたメッセージの形式に応じ、 上記コンポーネントデータ内の候補リストに格納された
個々の部品レコードについて、この部品レコードから取
得したメッセージ形式と、配送されたメッセージとを比
較し、一致する部品レコードから取得した実行オブジェ
クトにメッセージを配送することを特徴とするアプリケ
ーションプログラムの構成作成支援方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のアプリケーションプログ
ラムの構成作成支援方法において、 上記アプリケーションプログラムの実行が指示された際
に検索される上記コンポーネントデータの候補リスト内
の部品レコードの検索順序を変更可能とすることを特徴
とするアプリケーションプログラムの構成作成支援方
法。 - 【請求項5】 請求項1記載のアプリケーションプログ
ラムの構成作成支援方法において、 上記アプリケーションプログラムの1つの部品組み合わ
せに対する名称として、実現名称を与え、 上記プログラム構成管理テーブルの構成レコードに、上
記実現名称を格納する実現名エントリを設け、 上記コンポーネントデータ内に、上記部品レコードと上
記実現名称の組み合わせを要素とする履歴リストを設
け、 アプリケーションプログラムの構成の保存が、上記実現
名称を付与して指示された場合には、 上記プログラム構成管理テーブルの構成レコードの上記
実現名称エントリに、この実現名称を記録し、 上記コンポーネントデータ内の上記履歴管理リストに、
上記プログラム部品エントリに格納された部品レコード
と実現名称を記録することを特徴とするアプリケーショ
ンプログラムの構成作成支援方法。 - 【請求項6】 請求項5記載のアプリケーションプログ
ラムの構成作成支援方法において、 上記実現名称を表示する複数のノードを、実現の依存関
係によってアーク結線した形式によってディスプレイ装
置上に表示することを特徴とするアプリケーションプロ
グラムの構成作成支援方法。 - 【請求項7】 請求項1記載のアプリケーションプログ
ラムの構成作成支援方法において、 上記コンポーネントデータ内に、特定の呼び出しインタ
フェース情報とその実行オブジェクトを格納するプログ
ラム例エントリを設け、 上記メッセージ配送プログラムは、外部からのメッセー
ジ呼び出し形式を参照し、上記プログラム例エントリの
インタフェース情報と一致するなら、上記実行オブジェ
クトにメッセージ配送することを特徴とするアプリケー
ションプログラムの構成作成支援方法。 - 【請求項8】 請求項1記載のアプリケーションプログ
ラムの構成作成支援方法において、 上記プログラム部品管理テーブルの部品レコードに、接
続実績リストを格納するエントリを設け、 1つのアプリケーションプログラムが保存された場合、
上記プログラム構成管理内テーブルで同じアプリケーシ
ョンプログラムに含まれたものを、各部品レコードの上
記接続実績リストに格納することを特徴とするアプリケ
ーションプログラムの構成作成支援方法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP08067931A JP3126916B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | アプリケーションプログラムの構成作成支援方法 |
US08/823,351 US6072949A (en) | 1996-03-25 | 1997-03-24 | Method and apparatus of supporting production of application program layout and a computer program product |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08067931A JP3126916B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | アプリケーションプログラムの構成作成支援方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09258975A JPH09258975A (ja) | 1997-10-03 |
JP3126916B2 true JP3126916B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=13359169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08067931A Expired - Fee Related JP3126916B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | アプリケーションプログラムの構成作成支援方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6072949A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE10002130A1 (de) * | 2000-01-19 | 2001-08-02 | Infineon Technologies Ag | Verfahren und Vorrichtung zum wechselweisen Betreiben eines Schreib-Lese-Speichers im Ein-Speicher-Betriebsmodus und im verschränkten Mehr-Speicher-Betriebsmodus |
US6819967B2 (en) | 2002-07-24 | 2004-11-16 | International Business Machines Corporation | Relational database for producing bill-of-materials from planning information |
JP4213749B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2009-01-21 | パナソニック株式会社 | 機能管理装置 |
JP4218766B2 (ja) | 2006-03-09 | 2009-02-04 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | シナリオをテストする方法、装置、及びプログラム |
JP5460390B2 (ja) | 2010-03-12 | 2014-04-02 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | レイアウト変換装置、レイアウト変換プログラム、およびレイアウト変換方法 |
WO2014184944A1 (ja) * | 2013-05-17 | 2014-11-20 | 株式会社日立製作所 | 計算機システムの評価方法、計算機システムの制御方法及び計算機システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5226161A (en) * | 1987-08-21 | 1993-07-06 | Wang Laboratories, Inc. | Integration of data between typed data structures by mutual direct invocation between data managers corresponding to data types |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP08067931A patent/JP3126916B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-03-24 US US08/823,351 patent/US6072949A/en not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
二木誠司 他2名,"構造化オブジェクトの視覚的プログラミング",情報処理学会研究報告(93−PRG−10),Vol.93,No.11,(1993/01/29),pp.9−16 |
井田 他著,「bit別冊 Common LISPオブジェクトシステム−CLOSとその周辺−」,共立出版,1989年1月号別冊,(1989/1/9),pp.27−57 |
斎藤美帆 他3名,"オブジェクト指向技術による要求仕様書視覚化ツール REQUARIO",日立評論,(1995),Vol.77,No.12,pp.843−846 |
湯浦克彦 他4名,"Common Lispオブジェクト指向機能CLOSの実現と利用環境",日立評論,(1990),Vol.72,No.7,pp.31−38 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09258975A (ja) | 1997-10-03 |
US6072949A (en) | 2000-06-06 |
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