JP3126901B2 - 3次元入力装置及び3次元入力装置を用いた入出力装置 - Google Patents

3次元入力装置及び3次元入力装置を用いた入出力装置

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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
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    • A63F2300/105Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals using inertial sensors, e.g. accelerometers, gyroscopes

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元空間における位
置または位置と方向を入力するための3次元入力装置に
関し、より詳細には、3自由度或いは6自由度の変化に
応じる該入力装置及びバーチャルリアリティやゲームの
分野で利用し得る構造が簡単で安価な該入力装置を用い
た入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のコンピュータの性能の向上に伴っ
て、バーチャルリアリティやゲームなどの3次元データ
処理の頻度が高まり、3次元入力の必要性が高まってい
る。図20は、従来技術の例として、特開平5−216
583号に開示されている6自由度の当該入力装置の構
造を示す。手で操作するハンドル51が6本のシリンダ
52を介して台座53に接続されている。ハンドル51
を操作すると、6本のシリンダ52の長さが変化するの
で、これらの長さを求め、求めた長さを演算することに
よって、ハンドル51の位置と方向を入力することがで
きる。しかし、小型,軽量,安価な当該装置の必要性が
高まる中で、従来のものは、上記の従来例のように、6
本のシリンダを保持するというようなことから、大きな
台座53を必要とするものが多く、この条件を満足する
ものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況に鑑みてなされたものであって、3次元入力装置の
要素となる検出素子を小型,軽量の新たな構造のものと
するとともに、この長さ検出素子を用いることにより、
小型,軽量な当該入力装置、或いは、バーチャルリアリ
ティ分野における当該入力装置を用いた入出力装置を安
価に提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)前後左右の2自由度を入力できる
1個のジョイスティックに、樹脂または金属で製作した
太さの異なる筒状部品を、入れ子構造に組み合わせて製
作した伸縮自在の棒状素子であって、各筒状部品が電気
抵抗をもっているか、または各筒状部品に電気抵抗を示
す物質をコーティングし、なおかつ各筒状部品間の接触
部を通電性の構造とすることによって、棒状素子全体の
電気抵抗を測定して棒状素子の長さを計測できるように
した、上下に長さを可変とした長さ検出用素子を結合し
て、上下前後左右の3自由度を検出できるようにした3
次元位置検出手段と、前記3次元位置検出手段からの出
力を使って所定座標における3次元位置を算出する演算
手段と、前記演算手段からの出力をコンピュータに伝送
するインターフェイス手段とから構成されていることを
特徴とする3次元入力装置、或いは、(2)前後左右の
2自由度を入力できる1個のジョイスティックに、樹脂
または金属で製作した太さの異なる筒状部品を、入れ子
構造に組み合わせて製作した伸縮自在の棒状素子であっ
て、各筒状部品が電気抵抗をもっているか、または各筒
状部品に電気抵抗を示す物質をコーティングし、なおか
つ各筒状部品間の接触部を通電性の構造とすることによ
って、棒状素子全体の電気抵抗を測定して棒状素子の長
さを計測できるようにした、上下に長さを可変とした長
さ検出用素子の一端を結合し、該素子の他端をもう1個
のジョイスティックに結合して、さらに前記長さ検出用
素子の棒状素子軸まわりの回転を検出するための回転検
出手段を設けることにより、上下前後左右の3方向の位
置とヨー,ピッチ,ロールの3方向の角度の合計6自由
度を検出できるようにした6自由度検出手段と、前記6
自由度検出手段からの出力を使って、所定座標における
3次元位置と、その位置での検出部分の方向角であるヨ
ー,ピッチ,ロールを算出する演算手段と、前記演算手
段からの出力をコンピュータに伝送するインターフェイ
ス手段とから構成されていることを特徴とする3次元入
力装置、或いは、(3)上記(1)又は(2)における
長さ検出素子における各筒状部品により構成される電気
抵抗の回路が2回路以上を含み、測定精度を向上させる
ようにしたことを特徴としてなる3次元入力装置、或い
は、()前記(1)〜()のいずれか1つの3次元
入力装置と、頭部搭載型ディスプレイと、スイッチを複
数備えたコントロールパッドからなることを特徴とする
3次元入力装置を用いた入出力装置を構成する。
【0005】
【作用】長さ検出素子の作用は、棒状素子が伸縮する
と、入れ子構造の筒状部品間の接触部が変化するが、伸
びると接触部の間隔が伸びて抵抗値が大きくなることか
ら、根元部分で棒状素子の抵抗Rを測定することによっ
て、棒状素子の長さLを計測することができる。さら
に、2経路の回路とすることにより、接点のブレによる
測定誤差を生じることがないので、計測の精度を向上し
得る。また、ジョイスティックと上記長さ検出素子を結
合し、ジョイスティックの前後左右の2自由度と長さ検
出素子の上下を合せて得た3自由度の出力から所定の座
標におけるジョイスティックの操作量としての3次元位
置を演算し、その結果をコンピュータに入力させる。ま
た、2個のジョイスティック間に上記長さ検出素子を結
合し、該長さ検出素子に対して一方のジョイスティック
の回転及び移動方向の角度も検出することにより、さら
に、検出自由度を増すことになり、上下前後左右の3方
向の位置と、ヨー,ピッチ,ロールの3方向の角度の合
計6自由度の出力から所定の座標における操作されるジ
ョイスティックの操作量としての3次元位置と、その位
置での方向角であるヨー,ピッチ,ロールを演算し、そ
の結果をコンピュータに入力させる。したがって、これ
らにより、多自由度の3次元入力装置を小型,軽量,安
価に提供できる。さらに、上記3次元入力装置と頭部搭
載型ディスプレイ、およびスイッチを複数備えたコント
ロールパッドからなる一体形の入出力装置を構成し、こ
れによりバーチャルリアリティやゲームに利用できる安
価な当該3次元入力装置を用いた入出力装置が提供可能
となる。
【0006】
【実施例】図1ないし図4は、本発明の長さ検出素子の
実施例を示す。図1は、棒状素子の構造を示す。ラジオ
のロッドアンテナと同様に伸縮自在になるように、樹脂
または金属で製作した太さの異なる筒状部品11を、入
れ子構造に組み合わせて棒状素子を構成する。そして、
この棒状素子の伸縮による長さの変化を検出する長さ検
出素子を構成するために、筒状部品による該長さを電気
抵抗変化に関係付けなければならないが、その1つの方
法として、入れ子構造に組み合わされた各筒状部品自体
を電気抵抗を持った材料とすることによって構成する。
或いは、図2に示すように、各筒状部品を電気的不導体
からなる筒状部品12とし、その表面に電気抵抗を示す
物質をコーティング13し、なおかつ各筒状部品12間
の接触部を該抵抗体13に通電させる通電性の接点14
構造とする。なお、筒状部品12間には、不導体の筒状
部品支持部17を設けてもよい。図3は、この実施例に
おける電気接続を概略的に示すが、図示のように、筒状
部品11の先端部分18に通電性のコード15を端部接
続点16で接続し、筒状部品11の中を通して根元部分
19から出す。このような接続で棒状素子に形成される
電気的等価回路は、図4に示すようになるから、抵抗R
は棒状素子の長さLに比例して変化することになる。従
って、棒状素子の抵抗Rを測定することによって、棒状
素子の長さLに応じた検出をし、計測をすることができ
る。
【0007】図6ないし8は、当該長さ検出素子の各筒
状部品により構成される電気抵抗の回路が2経路の回路
となるようにした他の実施例を示す。図6の実施例は、
2経路の回路を構成する第1の方法で、不導体の各筒状
部品12の表裏それぞれに電気抵抗を示す物質13をコ
ーティングし、なおかつ、各筒状部品12間の接触部
は、表は表同士、裏は裏同士をその接点14-1,14-2
を介して通電性の構造とする。なお、筒状部品12間に
は、不導体の筒状部品支持部17を設けてもよい。棒状
素子の先端部分の端部接続点16において、表裏の抵抗
性のコーティングを接続し、根元部分の表裏間の抵抗を
抵抗計によって測定する。このような接続で棒状素子に
形成される電気的等価回路は、図7に示すようになるか
ら、抵抗Rは棒状素子の長さLに比例して変化すること
になる。従って、棒状素子の抵抗Rを測定することによ
って、棒状素子の長さLに応じた検出をし、計測するこ
とができる。精度は、各接続部に関して、前述の実施例
では、接点が1箇所しかないが、本実施例では、2箇所
14-1,14-2存在する。従って、接点のブレによる測
定誤差は打ち消しあうので、単純計算で1/2に減少
し、精度を向上させることができる。また、図8の実施
例は、2経路の回路を構成する第2の方法で、筒状部品
の表面を2分割して図に対して左側の表と右側の表の2
経路の回路にする。等価回路は、図7と同じであり、同
様に精度が向上する。
【0008】図5は、本発明の3自由度型の3次元入力
装置の実施例を示す。これは、前後左右の2自由度を入
力できる1個のジョイスティック2に、上記の長さ検出
素子1を結合したものである。なお、長さ検出素子の先
端にレバー3を設けるとよい。ジョイスティック2の部
分は、図9に示すように、ジャイロコンパスを支えるの
に用いられているジンバルと呼ばれる構造21に長さ検
出手段1を接続し、ジンバルの各回転部分に回転角を検
出するための可変抵抗器22,23を接続している。従
って、各可変抵抗器22,23の抵抗を測定すれば、ジ
ョイスティックの前後左右方向の鉛直方向に対する角度
を検出することができる。上記のジョイスティックに長
さ検出手段1を接続してあるので、長さ検出手段1の抵
抗を測定すれば、ジョイスティックから先端部分までの
長さが検出できる。このように、上下前後左右の3自由
度を検出できる手段が構成される。ここに、上記の手段
によって直接検出されるのは、鉛直方向に対する角度
と、ジョイスティックから先端部分までの距離に対応す
る抵抗値だけであるから、コンピュータに所定座標にお
ける3次元座標を表すディジタル信号を入力するために
は、信号処理回路が必要である。この構成を図10に示
す。まず、ジョイスティック2と長さ検出手段1の抵抗
値は、抵抗電圧変換回路31によって電圧に変換され、
続いて、A/D変換器32でディジタル信号に変換さ
れ、3次元入力装置に内蔵しているマイクロコンピュー
タ(マイコン)33に入力される。マイクロコンピュー
タ33は、受け取ったデータから3次元入力装置先端部
の3次元座標を計算し、外部に接続されているコンピュ
ータに結果を伝送する作用をしている。
【0009】ここで、検出データから3次元座標を計算
するアルゴリズムを説明する。まず、記号を次のように
定義する。 a:ジョイスティック2のジンバルの内側の可変抵抗2
2から検出される角度 b:ジョイスティック2のジンバルの外側の可変抵抗2
3から検出される角度 c:ジョイスティック2中心から先端部分までの距離 ジョイスティック2の中心を原点とする。 x:左右方向の座標 y:前後方向の座標 z:上下方向の座標 検出されるa,b,cから座標x,y,zを求める式は、ジ
ョイスティック2の置かれている向きによって変わるか
ら、図11のように設置(すなわち、角度検出値が0の
とき、スティックがz軸に向く)されているものとす
る。すると、検出される値は、ジョイスティック2の中
心を原点とした3次元入力装置の先端部の極座標であ
る。従って、以下の式によって直交座標に変換すること
ができる。 x=−c*sin[b]*cos[a] y=−c*sin[a] z=c*cos[b]*cos[a] 内蔵しているマイクロコンピュータ33は、以上の計算
結果を外部に接続されているコンピュータに伝送する。
内蔵しているマイクロコンピュータ33の動作を示すソ
フトウェアのフローチャートが図12に示されている
が、上記の手順を実行するものである。本実施例では、
先端部分の3次元位置を求めるための計算を内蔵してい
るマイクロコンピュータ33で実現しているが、この部
分を省略し、検出されたデータを直接この3次元入力装
置の外部に接続されているコンピュータに伝送し、その
中のプログラムで計算することも当然可能である。ま
た、マイクロコンピュータではなくて専用のLSIを用
いて高速化することも可能である。以上の構成により、
本発明の3次元入力装置は、先端部分のレバーを持って
指定したい位置に移動させることによって、簡単に3次
元位置をコンピュータに入力できる機能を果たし、同時
にその構造が単純であることから、小型,軽量で、かつ
安価に製作することが可能である。
【0010】図13は、本発明の6自由度型の3次元入
力装置の実施例を示す。これは、前後左右の2自由度を
入力できる2個のジョイスティック2-1,2-2の間に、
棒状素子を有する上記した長さ検出素子1を結合して、
さらに長さ検出素子1に対する上部のジョイスティック
2-2の棒状素子軸まわりの回転を検出するための回転検
出手段24を設けたものである。下部のジョイスティッ
ク2-1を固定して、上部のジョイスティック2-2に接続
されたレバー3を使用者の手で持って指定したい位置に
移動させ、指定したい方向に向けることによって、上下
前後左右の3方向の位置と、ヨー,ピッチ,ロールの3
方向の角度の合計6自由度を入力できる。下部のジョイ
スティック2-1と長さ検出手段1に関しては、前記3次
元入力装置の場合と同じ構造と機能を持っている。上部
のジョイスティック2-2は、詳しくは、図14のような
構造になっており、2個の可変抵抗器22,23の抵抗
を測定してレバー3に対する長さ検出手段1の方向を検
出し、中央に設置され、長さ検出手段1に接続された回
転検出手段24の可変抵抗器の抵抗を測定して長さ検出
手段1に対する上部のジョイスティック2-2の回転角を
検出するようになっている。このように、6自由度の検
出手段が構成される。ここに、上記の手段によって直接
検出されるのは、各抵抗器の抵抗値だけであるから、コ
ンピュータに6自由度のディジタル信号を入力するため
には、信号処理回路が必要である。この構成図を図15
に示す。上部と下部のジョイスティック2-1,2-2と長
さ検出手段1の抵抗値は、抵抗電圧変換回路31によっ
て電圧に変換され、続いてA/D変換器32でディジタ
ル信号に変換され、6自由度入力装置に内蔵しているマ
イクロコンピュータ33に入力される。マイクロコンピ
ュータは、受け取ったデータから6自由度型の3次元入
力装置先端部のレバー3の所定座標における3次元座標
とヨー,ピッチ,ロールの方向角を計算し、外部に接続
されているコンピュータに結果を伝送する作用をしてい
る。
【0011】先端部の3次元座標を計算する方法は、前
記3自由度型の3次元入力装置の場合と同じである。残
るヨー,ピッチ,ロールの方向角を計算するアルゴリズ
ムを説明する。まず、記号を次のように定義する。下部
のジョイスティック2-1と長さ検出手段1から得られる
データは上記と同じ定義に従う。 d:上部ジョイスティック2-2のジンバルの内側の可変
抵抗22から検出される角度 e:上部ジョイスティック2-2のジンバルの外側の可変
抵抗23から検出される角度 f:上部ジョイスティック2-2中心の回転検出手段24
の可変抵抗から検出される上部ジョイスティックの長さ
検出手段1に対する回転角 p:レバー3のヨーの方向角 q:レバー3のピッチの方向角 r:レバー3のロールの方向角 角度p,q,rを求める式は、ジョイスティックの置かれ
ている向きによって変わるから、p=q=r=0の初期
状態では、図16のように設置(すなわち、角度検出値
が0のとき、スティックがz軸に向く)されているもの
とする。初等力学の座標系の変換の計算手順に従えば、
求める方向角は得られるデータから以下のアルゴリズム
によって求められる。 (step1)データから変数の準備 c1=cos[b],s1=sin[b] c2=cos[a],s2=sin[a] c3=cos[f],s3=sin[f] c4=cos[d],s4=sin[d] c5=cos[e],s5=sin[e] とする。 (step2)多用する数値の計算 h=c3*s2*c1−s3*s1 i=c4*c2*c1−s4*h j=c3*s1+s3*s2*c1 (step3)回転行列要素の計算 r12=−c4*(c3*s2*s1+s3*c1)−s4*c
2*s1 r22=c4*c3*c2−s4*s2 r32=c4*h+s4*c2*c1 r31=c5*j+s5*i r33=c5*i−s5*j (step4)方向角の計算 p=tan-1[−r12/r22] q=tan-1[r32/sqrt[r12**2+r2
2**2]] r=tan-1[r31/r33] ただし、関数tan-1[y/x]の角度をとる範囲は以
下のように定義する。 t=tan-1[y/x] x>=0,y>=0 のとき 0<=t<= 90[度] x<0, y>0 のとき 90 < t < 180[度] x<=0,y<=0 のとき 180<=t<=270[度] x>0, y<0 のとき 270 < t < 360[度] とする。内蔵しているマイクロコンピュータ33は、以
上の計算結果を外部に接続されているコンピュータに伝
送する。内蔵しているマイクロコンピュータ33の動作
を示すソフトウェアのフローチャートが図17に示され
ているが、上述の手順を実行するものである。本実施例
では、先端部分の3次元位置と方向角を求めるための計
算を内蔵しているマイクロコンピュータ33で実現して
いるが、この部分を省略し、検出されたデータを直接こ
の3次元入力装置の外部に接続されているコンピュータ
に伝送し、その中のプログラムで計算することも当然可
能である。また、専用のLSIを使用して高速化するこ
とも可能である。以上の構成により、本発明のこの3次
元入力装置は、先端部分のレバーを持って指定したい位
置に移動させ、指定したい方向に向けることによって簡
単に6自由度をコンピュータに入力でき、同時にその構
造が単純であることから、小型,軽量な構成で、かつ安
価に製作することができる。
【0012】図18は、本発明の3次元入力装置を用い
た入出力装置の実施例を示す。これは、上記した6自由
度型の3次元入力装置42を頭部搭載型ディスプレイ
(HMD)41とコントロールパッド43との間に設置
したもので、頭部搭載型ディスプレイ41は、使用者の
眼に近づけて設置し得るように、肩にかけたリング44
によって支持される。使用者は、頭部搭載型ディスプレ
イ41を覗くことにより、眼の前に大画面の映像を見る
ことができる。さらに、この頭部搭載型ディスプレイ4
1に3次元入力装置42の基底部が接続されており、先
端部はコントロールパッド43に接続されている。従っ
て、頭部搭載型ディスプレイ41とコントロールパッド
43は、3次元入力装置42によって連結されているこ
とになる。コントロールパッド43には、複数のスイッ
チが備えられている。この3次元入力装置を用いた入出
力装置の実施例は、バーチャルリアリティやゲームに使
用することを目的として構成したものである。具体的な
使用法の例として、フライトシミュレータの場合には、
頭部搭載型ディスプレイ41に飛行機のコックピットか
らの風景を表示しておき、コントロールパッド43の位
置と回転を3次元入力装置42によってコンピュータに
伝送し、飛行機を操縦させることができる。また、別の
例として、シューティングゲームの場合には、同様に、
コントロールパッド43の傾きによってミサイルやレー
ザ銃の方向を指定させることができる。3次元入力装置
42が、小型,軽量,安価であるから、このような一体
型の入出力装置も小型,軽量な構成で、安価に製作で
き、6自由度入力の利用範囲を広め、バーチャルリアリ
ティやゲームへの利用も可能になる。また、以上の実施
例において、3次元入力装置42を前記した本発明の3
自由度の3次元入力装置に替えても、同様に入出力装置
を実現できる。両者は、応用に必要な自由度数によって
選択される。
【0013】図19は、本発明の3次元入力装置を用い
た入出力装置の他の実施例を示す。使用者の腰に頭部搭
載型ディスプレイ41の制御装置,電源などを含む装置
45を固定して、顔面には使用者が見得るように頭部搭
載型ディスプレイ41を固定し、これら両者の間に6自
由度型の3次元入力装置42を設置する。この一体型の
入出力装置は、バーチャルリアリティに使用される。つ
まり、顔を動かした場合に、6自由度型の3次元入力装
置42によって顔の位置と方向が検出され、コンピュー
タに伝送されるから、それに応じて画像が変化し、使用
者は仮想空間を体験できる。バーチャルリアリティの分
野では、従来、高価な磁気センサが用いられているが、
本発明の3次元入力装置42を使用することによって、
安価なシステムを製作できるようになる。
【0014】
【発明の効果】長さ検出素子として新規な入れ子構造の
筒状部品でロッドアンテナ状の構造とし、筒状部品によ
る電気抵抗の回路を2回路を形成するものとし、さらに
電気抵抗の回路を2経路とすることにより、軽量,かつ
精度向上をもたらす検出手段が得られるとともに、安価
に製作し得るものとなる。そして、この長さ検出素子を
用いた3次元入力装置にもこの長さ検出素子の利点が生
かされる。また、この3次元入力装置を頭部搭載型ディ
スプレイと組み合わせることによって、バーチャルリア
リティやゲームに利用できる安価な入出力装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検出素子の実施例の要部をなす棒状素
子の構造を示す図である。
【図2】本発明の検出素子の実施例における筒状部品間
の接続状態を説明する図である。
【図3】本発明の検出素子の実施例における電気接続の
概略図である。
【図4】図3に示される実施例の電気的等価回路図であ
る。
【図5】本発明の3次元入力装置(3自由度)の実施例
の外観の概略図である。
【図6】本発明の2回路検出素子の実施例における筒状
部品間の接続状態を説明する図である。
【図7】本発明の2回路検出素子の実施例の電気的等価
回路図である。
【図8】本発明の2回路検出素子の他の実施例における
電気接続の概略図である。
【図9】本発明の実施例に用いるジョイスティックの構
成の説明図である。
【図10】本発明の3次元入力装置の実施例の電気回路
図である。
【図11】本発明の3次元入力装置の実施例装置の所定
座標に関する配置を示す図である。
【図12】本発明の3次元入力装置の実施例における検
出値の処理のフローチャートである。
【図13】本発明の3次元入力装置(6自由度)の実施
例の外観概略図である。
【図14】本発明の3次元入力装置(6自由度)の実施
例の上部ジョイスティックと長さ検出素子の関連構成を
示す図である。
【図15】本発明の3次元入力装置(6自由度)の実施
例の電気回路図である。
【図16】本発明の3次元入力装置(6自由度)の実施
例装置の所定座標に関する配置を説明する図である。
【図17】本発明の3次元入力装置(6自由度)の実施
例における検出値の処理のフローチャートである。
【図18】本発明の3次元入力装置を用いた入出力装置
の実施例の構成を示す概略図である。
【図19】本発明の3次元入力装置を用いた入出力装置
の他の実施例の構成を示す概略図である。
【図20】従来の3次元入力装置(6自由度)の概略図
である。
【符号の説明】
1…長さ検出素子、2…ジョイスティック、2-1…下部
ジョイスティック、2-2…上部ジョイスティック、3…
レバー、11…筒状部品、12…不導体の筒状部品、1
3…抵抗性のコーティング、14…導電性の接点、14
-1,14-2…導電性の接点、15…コード、16…端部
接続点、17…不導体の筒状部品支持部、18…棒状素
子の先端部分、19…棒状素子の根本部分、21…ジン
バル構造、22…内側の回転検出用可変抵抗、23…外
側の回転検出用可変抵抗、24…回転検出手段、31…
抵抗電圧変換回路、32…A/D変換器、33…マイコ
ン、41…頭部搭載型ディスプレイ、42…3次元入力
装置(6自由度)、43…コントロールパッド、44…
リング、45…制御装置、51…シリンダ、52…台
座。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/033 - 3/037 G06F 3/00 G06F 3/03 A63F 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右の2自由度を入力できる1個の
    ジョイスティックに、樹脂または金属で製作した太さの
    異なる筒状部品を、入れ子構造に組み合わせて製作した
    伸縮自在の棒状素子であって、各筒状部品が電気抵抗を
    もっているか、または各筒状部品に電気抵抗を示す物質
    をコーティングし、なおかつ各筒状部品間の接触部を通
    電性の構造とすることによって、棒状素子全体の電気抵
    抗を測定して棒状素子の長さを計測できるようにした、
    上下に長さを可変とした長さ検出用素子を結合して、上
    下前後左右の3自由度を検出できるようにした3次元位
    置検出手段と、前記3次元位置検出手段からの出力を使
    って所定座標における3次元位置を算出する演算手段
    と、前記演算手段からの出力をコンピュータに伝送する
    インターフェイス手段とから構成されていることを特徴
    とする3次元入力装置。
  2. 【請求項2】 前後左右の2自由度を入力できる1個の
    ジョイスティックに、樹脂または金属で製作した太さの
    異なる筒状部品を、入れ子構造に組み合わせて製作した
    伸縮自在の棒状素子であって、各筒状部品が電気抵抗を
    もっているか、または各筒状部品に電気抵抗を示す物質
    をコーティングし、なおかつ各筒状部品間の接触部を通
    電性の構造とすることによって、棒状素子全体の電気抵
    抗を測定して棒状素子の長さを計測できるようにした、
    上下に長さを可変とした長さ検出用素子の一端を結合
    し、該素子の他端をもう1個のジョイスティックに結合
    して、さらに前記長さ検出用素子の棒状素子軸まわりの
    回転を検出するための回転検出手段を設けることによ
    り、上下前後左右の3方向の位置とヨー,ピッチ,ロー
    ルの3方向の角度の合計6自由度を検出できるようにし
    た6自由度検出手段と、前記6自由度検出手段からの出
    力を使って、所定座標における3次元位置と、その位置
    での検出部分の方向角であるヨー,ピッチ,ロールを算
    出する演算手段と、前記演算手段からの出力をコンピュ
    ータに伝送するインターフェイス手段とから構成されて
    いることを特徴とする3次元入力装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の3次元入力装置に
    おいて、前記検出素子における各筒状部品により構成さ
    れる電気抵抗の回路が2回路以上を含み、測定精度を向
    上させるようにしたことを特徴としてなる3次元入力装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項記載の3
    次元入力装置と、頭部搭載型ディスプレイと、スイッチ
    を複数備えたコントロールパッドからなることを特徴と
    する3次元入力装置を用いた入出力装置。
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