JP3126815U - 指用ヘアブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】指に把持辺にて挟み込んでとして使用状態が見えない指用ヘアブラシを提供するとともに、複数種類のブラシを差し替えて使用でき、交換も容易な指用ヘアブラシを提供する。
【解決手段】指を両側から挟み込む一対の把持辺3,4と、上記一対の把持辺の中央位置に設けた台部6と、上記台部の長手方向Lを上記一対の把持辺3,4の伸縮方向L1に一致させるか又は直交させるとともにこの外周面6Aに設けたブラシ片8と、を具備したものである。各指の横幅からブラシ片が突出せず手の甲側からブラシ片が見えなので、美容室において美容師が指用ヘアブラシを使用していることが整髪中の客の目に入らないようにすることができる。また、ブラシ片を旋回や着脱自在として方向変換や交換が容易にできるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、指用ヘアブラシに係り、特に、複数本の指に手の平側から挟み込んで使用状態が見えないものとし、更には、複数種類のブラシを交換可能としたものに関する。
従来から、片手に持って使用されるヘアブラシには各種のものが提供されている。そのようなヘアブラシは片手に持たないと使用できないことから不便である。そこで、美容師等の一本乃至複数本の指に差して使用されるヘアブラシが提案されている。その具体的な実施例として、指を差し込み可能な指筒と、この指筒の外周部の一部面又は全面に列設された多数のブラシ片とを有し、指に指筒を差し込み、頭髪に指差しブラシのブラシ片を当て、指を動かすことでブラッシングを行うようにした指差しブラシである(例えば、特許文献1参照。)。
また、別の実施例は、手の指に装着し得るように形成した可撓性ブラシ台にブラシ毛を植毛してなる手袋式のヘアブラシである(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−313264号公報 実開昭51−70668号公報
上記指差しブラシによれば、腕、手首等に障害が有り、手首等を怪我で使用できない人のような手の握力が乏しい人であっても、指先だけの力で容易に頭髪等のブラッシングを行うことが可能なメリットを有する。しかし、指に差し込み可能な指筒としたから、指に差し込んだ状態が見えるために、美容室において美容師が指差しブラシを使用していることが整髪中の客にわかり、柄付きブラシを使用しているのと変わらない状態となってしまう。また、指に差し込む指筒とブラシ片とが一体成形されたものであるから、複数種類のブラシ片を用意しなければならない美容室においては、指筒毎の交換になることから交換作業が煩雑になる。また、ブラシ片が摩耗した場合や使用により汚損した場合は、指筒を含めたすべてを破棄しなければならないから、指差しブラシの価格が高くなるという問題点がある。更に、他方の手袋式のヘアブラシにおいても、同様な問題点がある。
本考案はこのよう点に基づいてなされたものであってその目的とするところは、指に把持辺にて挟み込んでとして使用状態が見えない指用ヘアブラシを提供するとともに、複数種類のブラシを差し替えて使用でき、交換も容易な指用ヘアブラシを提供することにある。

上記目的を達成するべく本考案の請求項1による指用ヘアブラシは、指を両側から挟み込む一対の把持辺と、上記一対の把持辺の中央位置に設けた台部と、上記台部の外周面に設けたブラシ片と、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2による指用ヘアブラシは、請求項1記載の指用ヘアブラシにおいて、上記台部を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に直交させたことを特徴とするものである。
また、請求項3による指用ヘアブラシは、請求項1記載の指用ヘアブラシにおいて、上記台部を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に一致させたことを特徴とするものである。
また、請求項4による指用ヘアブラシは、請求項1〜3のうち何れか1項記載の指用ヘアブラシにおいて、複数の指用ヘアブラシを用意し、これを複数の指に挟み込んで使用することを特徴とするものである。
また、請求項5による指用ヘアブラシは、請求項1〜4のうち何れか1項記載の指用ヘアブラシにおいて、毛質が荒目、中間目、細目等荒さの異なる数種のブラシ片や短寸、中間、長寸等長さの異なる数種のブラシ片や硬さの異なる数種のスポンジ製ブラシ片を用意し、これを選択的に指に挟み込んで使用することを特徴とするものである。
また、請求項6による指用ヘアブラシは、請求項1〜5項のいずれか1項記載の指用ヘアブラシにおいて、上記台部の外面に第1着脱片を設けるとともに、上記ブラシ片の裏面に第2着脱片を設け、上記台部の第1着脱片に上記ブラシ片の第2着脱片を着脱自在としたことを特徴とするものである。
また、請求項7による指用ヘアブラシは、請求項1〜6項のいずれか1項記載の指用ヘアブラシにおいて、上記台部を一対の把持辺に固着した第1台部とブラシ片を設けた第2台部とに分割し、上記第1台部と第2台部間を旋回手段を介して連結したことを特徴とするものである。
本考案による指用ヘアブラシによると、人差し指や中指、薬指等の指に、手の平側から一対の把持辺を両側から挟み込んで装着される。そして、上記一対の把持辺の中央位置に設けた台部の外周面にブラシ片が設けられているから、各指の横幅からブラシ片がほとんど突出せず手の甲側からブラシ片が見えない。これにより、美容室において美容師が指用ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。
また、上記台部を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に直交させた場合には、一方向に長いにも係わらず指に挟んだ状態のヘアブラシが見えにくくなる。これにより、美容室において美容師が指用ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。また、横方向への整髪時に広い範囲の髪を整えられる効果がある。
また、上記台部を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に一致させた場合には、指の横幅寸法よりも長くなりやや指より突出した状態となるが、ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはほとんどわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。また、縦方向への整髪時に広い範囲の髪を整えられる効果がある。
また、複数の指用ヘアブラシを用意し、これを複数の指に挟み込んで使用することができ、この場合には一度に広い範囲の整髪が可能となる。
また、毛質が荒目、中間目、細目等荒さの異なる数種のブラシ片や短寸、中間、長寸等長さの異なる数種のブラシ片や硬さの異なる数種のスポンジ製ブラシ片を用意し、これを選択的に指に挟み込んで使用することもでき、この場合には、ブラシ片の毛質を整髪から仕上げに至るあらゆる工程に適したものに交換でき、効率良く作業ができる。例えば、上記髪の毛のセットアップ工程で、とれた額等の毛の生え際のファンデーション及び顔面のフェイシャルマッサージを行うには、上記ブラシ片の毛質をフェイシャルマッサージ又はメイク用のスポンジ材(スポンジブラシ)と交換する。このスポンジ材も各種の硬さを取り揃えることで、レディスメイクアップ時、スポンジ面にファンデーション、チークまたはアイシャドウなどを付けて様々な使い道ができるばかりか、指先に挟み込んでいるから、メイクアップ作業が効率良く行われる。また、作業毎にスポンジを取り替えるだけで良く、スポンジを洗う必要もなく、容易に交換できて手も汚れないという効果がある。また、上記指用ヘアブラシにおいて、複数種類の指用ヘアブラシをケースに納めたセット用品として用意すれば、整理・整頓できるとともに携帯にも便利であり、使用時の作業性も良い。
また、上記台部の外面に第1着脱片を設けるとともに、上記ブラシ片の裏面に第2着脱片を設け、上記台部の第1着脱片に上記ブラシ片の第2着脱片を着脱自在とした場合には、一つの台部に対して、汚れや破損が生じた場合に同質のブラシ片に容易に交換することができ、また、毛質の異なる複数のブラシ片への交換も容易にできる。即ち、髪の毛を整える工程からカット工程、シャンプー時のブラッシング、ブロー工程、仕上げ工程、額等の毛の生え際のファンデーション及び顔面のフェイシャルマッサージ工程等の作業効率が高められる。また、上記台部から取り外したブラシ片を洗浄・消毒することができるから衛生面でも優れた効果が発揮される。また、上記指用ヘアブラシにおいて、把持辺を備えた台部と複数種類のブラシ片とを、ケースに納めたセット用品として用意し、必要に応じてブラシ片を交換して使用すれば、整理・整頓できるとともに携帯にも便利であり、使用時の作業性も良い。
また、上記台部を一対の把持辺に固着した第1台部とブラシ片を設けた第2台部とに分割し、上記第1台部と第2台部間を旋回手段を介して連結した場合には、この旋回手段によりブラシ片の長手方向を各指の長手方向に平行配置させ又は直交させることができ、髪の毛をブラッシングする方向に合わせて方向を調整して使用することができる。
以下、図1乃至図8を参照して本考案の第1の実施の形態を説明する。図1は指用ヘアブラシの斜視図であり、図2は設計変更した指用ヘアブラシの斜視図、図3は設計変更した指用ヘアブラシの斜視図、図4は各ブラシ片や各スポンジブラシの外観図、図5〜図8は使用例を示す手の外観図である。
本考案の指用ヘアブラシ100は、図1に示すように、指1を両側から挟み込む一対のバネ作用のある把持辺3、4と、上記一対の把持辺の中央位置に設けた平板状の台部6と、上記台部6の外周面6Aに多数の毛を植え付けたブラシ片8と、からなるものである。把持辺3、4や台部6は合成樹脂製である。また、把持辺3、4は先端側がやや細く形成されている。上記台部6の外周面6A及びブラシ片8の形状は、例えば円形又は正方形をなし、その外径寸法が把持辺3、4の幅とほぼ同じ寸法に形成されている。
尚、上記指用ヘアブラシ100において、台部6は、図2に示すように設計変更しても良い。即ち、上記一対の把持辺3、4の中央位置に設けた円弧状の台部6と、上記台部6の外周面6Aに多数の毛を植え付けたブラシ片8と、からなる指用ヘアブラシ110としても良い。尚、上記ブラシ片8は、台部6を略矩形状としたが、把持辺3、4間の寸法Mを超えない寸法とされている。更に、上記指用ヘアブラシ100において、台部6は、図3に示すように設計変更される。即ち、上記外周面6A及びブラシ片8の形状を略矩形状とし、この長手方向Lを上記一対の把持辺3、4の伸縮方向L1に対して直交させた指用ヘアブラシ120としても良い。
上記ブラシ片8は、図4に示すように、毛質が合成樹脂製で長寸荒目8A、長寸細目8B、短寸荒目8E、短寸細目8D等長さや荒さの異なる数種のブラシ片や毛質が植毛のもので短寸8F、中間8G、長寸8C等の長さの異なる数種のものが用意されている。上記複数種類のブラシ片8を備えた複数個の指用ヘアブラシ100,110,120を選択的に指に挟んで使用する。これにより、髪の毛を整える整髪、カット、シャンプー時のブラッシング、ブロー、仕上げ等の各工程に適応した毛質のブラシ片を選択的に使用される。更に、上記ブラシ片に加えて、硬いスポンジ8H、中程度のスポンジ8I、柔らかいスポンジ8Jのそれぞれ硬さの異なるスポンジブラシ8Sが用意されている。このスポンジブラシ8Sを使用した指用ヘアブラシ100,110,120を選択的に指に挟んで使用する。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、図5に示すように、三つの指用ヘアブラシ100(又は指用ヘアブラシ110)を用意する。これらの一対の把持辺3、4を、人差し指A,中指B,薬指Cの指に挟み込む。このとき、ブラシ面を手の平側とする。上記指用ヘアブラシは、片手だけでも良いし、両手に装着してもよい。そして、ブラシ片8の毛質を荒目8Aとしたときは、傷んだ髪の毛の毛先をブラッシングするのに最適である。このブラッシングは、図6に示すように、片手又は両手の手の平側に装着した指用ヘアブラシ100,110により、手をこの指の長手方向LOに移動させて髪の毛を撫でるだけでブラッシングが効果的に行なえる。また、指用ヘアブラシ120を使用する時は、図7に示すように、手の指1をこの長手方向LOと直交する方向に移動させて髪の毛を撫でるだけで長手方向の幅広いブラシ片で髪の毛のブラッシングが効果的に行なえる。このとき、各指の横幅からブラシ片8がほとんど突出せず手の甲側からブラシ片が見えないから、美容室において美容師が指用ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。
また、髪の毛の工程毎に、図4に示すように、毛質が樹脂製で長寸荒目8A、長寸細目8B、短寸荒目8E、短寸細目8D等長さや荒さの異なる数種のブラシ片や毛質が植毛のもので短寸8F、中間8G、長寸8C等の長さの異なる数種のものが用意されている。上記複数種類のブラシ片8を備えた複数個の指用ヘアブラシ100,110,120を選択的に指に挟んで使用する。これにより、髪の毛を整える工程からカット工程、シャンプー時のブラッシング、ブロー工程、仕上げ工程等に適応したブラシ片の毛質に容易に交換でき、作業効率が高められる。
また、上記髪の毛のセットアップで、額等の毛の生え際のファンデーションが剥がれた場合や顔面のフェイシャルマッサージを行うには、図8に示すように、上記フェイシャルマッサージ又はメイク用のスポンジブラシ8Sの硬いスポンジ8H、中程度のスポンジ8I、柔らかいスポンジ8Jのうちから選択し、人差し指に挟み込む。これで、人差し指にて額等の毛の生え際のファンデションの修正やメイクアップ、顔面のフェイシャルマッサージ等が自在に行える。
上記硬いスポンジ8H、中程度のスポンジ8I、柔らかいスポンジ8Jのスポンジブラシ8Sを交換することにより、レディスメイクアップ時、スポンジ面にファンデーション、チークまたはアイシャドウなどを付けて様々な化粧直しの作業が効率良く行われ、また、スポンジブラシ8Sを取り替えるだけで良く、その都度洗う必要もなく、手も汚れないで作業できる。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、指用ヘアブラシ100,110,120は、指1を両側から挟み込む一対のバネ作用のある把持辺3、4と、上記一対の把持辺の中央位置に設けた平板状の台部6と、上記台部6の外周面6Aに多数の毛を植え付けたブラシ片8と、からなるものであり、人差し指や中指、薬指等の指に、手の平側から一対の把持辺3、4を両側から挟み込んで装着しているから、整髪等の使用時に指先に髪の感覚が直接伝わり、美容師の持つ技術を生かした効果的なブラッシング等が行なえる。また、指に挟んだ状態のヘアブラシが見えない状態で髪の毛のブラッシング等が効果的に行える。このとき、各指の横幅からブラシ片8がほとんど突出せず手の甲側からブラシ片が見えないから、美容室において美容師が指用ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。その結果、美容師が不思議なことをしているといった演出効果を発揮することもできる。
上記台部6を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に直交させた場合には、一方向に長いにも係わらず指に挟んだ状態のヘアブラシが見えにくくなる。これにより、美容室において美容師が指用ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。また、横方向への整髪時に広い範囲の髪を整えられる効果がある。
また、上記台部6を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に一致させた場合には、指の横幅寸法よりも長くなりやや指より突出した状態となるが、ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはほとんどわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。また、縦方向への整髪時に広い範囲の髪を整えられる効果がある。
また、複数の指用ヘアブラシを用意し、これを複数の指に挟み込んで使用することができ、この場合には一度に広い範囲の整髪が可能となる。
また、毛質が荒目、中間目、細目等荒さの異なる数種のブラシ片や短寸、中間、長寸等長さの異なる数種のブラシ片や硬さの異なる数種のスポンジ製ブラシ片を用意し、これを選択的に指に挟み込んで使用することもでき、この場合には、ブラシ片の毛質を整髪から仕上げに至るあらゆる工程に適したものに交換でき、効率良く作業ができる。例えば、上記髪の毛のセットアップ工程で、とれた額等の毛の生え際のファンデーション及び顔面のフェイシャルマッサージを行うには、上記ブラシ片の毛質をフェイシャルマッサージ又はメイク用のスポンジ材(スポンジブラシ)と交換する。このスポンジ材も各種の硬さを取り揃えることで、レディスメイクアップ時、スポンジ面にファンデーション、チークまたはアイシャドウなどを付けて様々な使い道ができるばかりか、指先に挟み込んでいるから、メイクアップ作業が効率良く行われる。また、作業毎にスポンジを取り替えるだけで良く、スポンジを洗う必要もなく、容易に交換できて手も汚れないという効果がある。また、上記指用ヘアブラシにおいて、複数種類の指用ヘアブラシをケースに納めたセット用品として用意すれば、整理・整頓できるとともに携帯にも便利であり、使用時の作業性も良い。
次に、図9を参照して本発明の第2の実施の形態の指用ヘアブラシ200を説明する。本実施の形態の場合は、上記指用ヘアブラシ100,110,120に代えて、上記台部を略矩形状に形成し、台部6の長手方向Lを上記一対の把持辺3、4の伸縮方向L1に一致させるとともにこの外周面6Aに多数の毛を植え付けたブラシ片8としたものである。指用ヘアブラシ200の場合には、指の横幅寸法よりも長くなりやや指より突出した状態となるが、ヘアブラシを使用していることが整髪中の客にはほとんどわからず、美容師がどうやって整髪しているのかわからないように使用することができる。尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
本実施の形態の指用ヘアブラシ200は、前記第1の実施の形態の指用ヘアブラシ100,110,120と同様の効果を奏することができるとともに、上記台部6・ブラシ片8の長手方向Lを一対の把持辺3、4の伸縮方向L1に一致(指方向と直交)させているから、手を指1の長手方向LOに移動させれば、広い範囲の髪を効率良く整えることができる。
次に、図10を参照して本発明の第3の実施の形態の指用ヘアブラシ300を説明する。本実施の形態の場合には、上記指用ヘアブラシ100,110,120,200において、ブラシ片8に着脱手段10を設けたものである。その構成は、代表図として示す指用ヘアブラシ110において、上記台部6の外面6Aに第1着脱片10Aを設けるとともに、上記ブラシ片8の基板8Xの裏面に第2着脱片10Bを設け、上記台部6の第1着脱片10Aに上記ブラシ片の第2着脱片10Bを着脱自在としたものである。上記着脱手段10の第1着脱片10Aは、例えば、合成樹脂製の係止片K1の先端が略キノコ状を呈し、第2着脱片10Bは、合成樹脂製の係止片K2の先端が略キノコ状を呈し、お互いに係合して結合する公知の結合手段である。例えばオレフィン系樹脂にきのこ状のステムが突出したファスナー(住友スリーエム株式会社製、商標名デュアルロックファスナー)をはじめとする面状ファスナーが好適に使用できる。勿論、上記着脱手段10は、この構成に限定されず、適宜な型式のものが採用できる。例えば、面状ファスナーは、係止部が略キノコ状のものに限らず、略キノコ状のものと鉤状やループ状等の種々の形状のものを組み合わせたものでも良い。また、材質も合成樹脂製に限られない。更に、図11(a)に示すボタン式としても良い。具体的には、第1着脱片10Aをボタンの雄側(凸)B1とし、第2着脱片10Bの雌側(凹)B2とする。更に、図11(b)に示すスライド式としても良い。具体的には、第1着脱片10Aをスライダの雄側(凸係合部)B3とし、第2着脱片10Bをスライダの雌側(凹係合部)B4とする。その他の構成は前記第1の実施の形態の指用ヘアブラシ100,110,120,200の場合と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
上記第3の実施の形態の指用ヘアブラシ300においても、前記第1の実施の形態の指用ヘアブラシ100,110,120,200と同様な効果を奏することができる。また、本実施の形態の指用ヘアブラシ300の場合には、上記台部6の外面6Aに第1着脱片10Aを設けるとともに、上記ブラシ片8の裏面に第2着脱片10Bを設け、上記台部6の第1着脱片10Aに上記ブラシ片8の第2着脱片10Bを着脱自在としたから、一つの一対の把持辺3、4の台部6に対して、汚れや破損が生じた場合に同質のブラシ片8に容易に交換することができ、また、ブラシ片8は、図4に示すように、毛質が樹脂製で長寸荒目8A、長寸細目8B、短寸荒目8E、短寸細目8D等長さや荒さの異なる数種のブラシ片や毛質が植毛のもので短寸8F、中間8G、長寸8C等の長さの異なる数種のものや硬いスポンジ8H、中程度のスポンジ8I、柔らかいスポンジ8Jのそれぞれ硬さの異なるスポンジブラシ片8Sを予め用意しておいて、髪の毛をセットするカット工程、シャンプー時のブラッシング、ブロー工程、仕上げ工程をはじめとして、額等の毛の生え際のファンデーション及び顔面のフェイシャルマッサージ工程等の各作業で交換が容易且つ迅速にできるし、ブラシ片8を台部6から取り外しておけば、洗浄・消毒が容易にでき、衛生面でも優れている。
次に、図13を参照して本発明の第4の実施の形態の指用ヘアブラシ400を説明する。本実施の形態の場合には、上記指用ヘアブラシ120,300において、ブラシ片8に旋回手段20を設けたものである。その構成は、台部6を一対の把持辺3、4に固着した第1台部6Dと、ブラシ片8を設けた第2台部6Eとに分割し、上記第1台部6Dと第2台部6E間を、旋回手段20を介して連結したものである。上記旋回手段20は、旋回軸20Aとこの軸受孔20Bとからなり、ブラシ片8の方向を二方向に仮固定する凹凸20C,20Dが設けられている。勿論、上記旋回手段20や仮固定手段の構成や相互の配置は、上記以外の構成によっても良い。
上記実施の形態の指用ヘアブラシ400によると、前記各実施の形態の指用ヘアブラシ100,110,120,200,300と同様な効果を奏することができる。また、上記台部6を、把持辺3,4に固着した第1台部6Dと第1着脱辺10Aを設けた第2台部6Eと、第2着脱片10Bを設けた第三台部6Fとに分割し、上記第1台部6Dと第2台部6E間に旋回手段20を設けたから、第三台部6F上のブラシ片8の長手方向Lを各指の長手方向LOに平行又は直交する方向に自由に調節することができる。これにより、髪の毛をブラッシングするブラシ片8の長さ方向が自由に調節できる。すなわち、ブラシ片8の長手方向Lを指方向LOと一致させると狭い範囲の髪を整えられるし、ブラシ片8の長手方向Lを指方向と直交させると広い範囲の髪を整えられるなど、ブラシ片8の方向切り換えにより自在な使い分けができる。
次に、図14を参照して本発明の第5の実施の形態の指用ヘアブラシ500を説明する。本実施の形態の場合には、ブラシ片8に旋回手段20及び着脱手段10を設けたものである。その構成は、台部6を一対の把持辺3、4に固着した第1台部6Dと、ブラシ片8を設けた第2台部6Eとに分割し、上記第1台部6Dと第2台部6E間を、旋回手段20を介して連結したものである。上記旋回手段20は、旋回軸20Aとこの軸受孔20Bとからなり、ブラシ片8の方向を二方向に仮固定する凹凸20C,20Dが設けられている。また、着脱手段10は、上記第2台部6Eの外面に第1着脱片10Aを設けるとともに、上記ブラシ片8の基板8Xの裏面に第2着脱片10Bを設け、上記第2台部6Eの第1着脱片10Aに上記ブラシ片8の第2着脱片10Bを着脱自在としたものである。その他の構成は前記各実施の形態の指用ヘアブラシ100,110,120,200,300,400の場合と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
上記第4の実施の形態の指用ヘアブラシ400においても、上記各実施の形態の指用ヘアブラシ100,110,120,200,300,400と同様の効果を奏することができる。また、上記台部6を、把持辺3,4に固着した第1台部6Dと第1着脱辺10Aを設けた第2台部6Eとに分割し、上記第1台部6Dと第2台部6E間に旋回手段20を設けたから、この旋回手段により第三台部6F上のブラシ片6の長手方向Lを各指の長手方向LOに平行又は直交する方向に自由に調節することができる。これにより、髪の毛をブラッシングするブラシ片の長さ方向が自由に調節できる。すなわち、ブラシ片8の長手方向Lを指方向LOと一致させると狭い範囲の髪を整えられるし、ブラシ片8の長手方向Lを指方向と直交させると広い範囲の髪を整えられるなど、ブラシ片8の方向切り換えにより自在な使い分けができる。
また、着脱手段10を設けているから、汚れや破損が生じた場合に同質のブラシ片8に容易に交換することができ、また、毛質が荒目、中間目、細目等荒さの異なる数種のブラシ片や短寸、中間、長寸等長さの異なる数種のブラシ片や硬さの異なる数種のスポンジ製ブラシ片を用意し、これを選択的に指に挟み込んで使用することもでき、この場合には、ブラシ片の毛質を整髪から仕上げに至るあらゆる工程に適したものに交換でき、効率良く作業ができる。例えば、上記髪の毛のセットアップ工程で、とれた額等の毛の生え際のファンデーション及び顔面のフェイシャルマッサージを行うには、上記ブラシ片の毛質をフェイシャルマッサージ又はメイク用のスポンジ材(スポンジブラシ)と交換する。このスポンジ材も各種の硬さを取り揃えることで、レディスメイクアップ時、スポンジ面にファンデーション、チークまたはアイシャドウなどを付けて様々な使い道ができるばかりか、指先に挟み込んでいるから、メイクアップ作業が効率良く行われる。また、作業毎にスポンジを取り替えるだけで良く、スポンジを洗う必要もなく、容易に交換できて手も汚れないという効果がある。また、上記指用ヘアブラシにおいて、複数種類のブラシ片をケースに納めたセット用品として用意すれば、整理・整頓できるとともに携帯にも便利であり、使用時の作業性も良い。
尚、本考案は、上記各実施の形態に限定されるものではない。例えば、ブラシ片の毛の荒さ、長さ、材質、配列及び形状等については、図示したもの以外にも様々なものが考えられる。
本考案は、その対象物を美容室の指用ヘアブラシとしての使用例を主に説明したが、これ以外の様々な用途への適用が可能である。例えば、理容室や一般家庭用等各種用途の指用ヘアブラシとしても適用できる。
本考案の第1の実施の形態を示す図で、指用ヘアブラシの斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、設計変更した指用ヘアブラシの斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、設計変更した指用ヘアブラシの斜視図である。 本考案に使用される各ブラシ片や各スポンジブラシの外観図である。 本考案の指用ヘアブラシの使用例を示す手の外観図である。 本考案の指用ヘアブラシの使用例を示す髪の外観図である。 本考案の指用ヘアブラシの使用例を示す手と髪の外観図である。 本考案の指用ヘアブラシの使用例を示す手と髪の外観図である。 本考案の第2の実施の形態を示す図で、指用ヘアブラシの斜視図である。 本考案の第3の実施の形態を示す図で、指用ヘアブラシの斜視図と要部拡大図である。 本考案の第3の実施の形態を示す図で、着脱手段を設計変更した正面図である。 本考案の第3の実施の形態を示す図で、使用例を示す手の外観図である。 本考案の第4の実施の形態を示す図で、指用ヘアブラシの斜視図である。 本考案の第5の実施の形態を示す図で、指用ヘアブラシの斜視図である。
符号の説明
1 指
3、4 把持辺
6 台部
6A 外周面
6D 第1台部
6E 第2台部
8 ブラシ片
8S スポンジブラシ
8X 基板
10 着脱手段
10A 第1着脱片
10B 第2着脱片
20 旋回手段
20A 旋回軸
20B 軸受孔
20C,20D 凹凸
100,110,120 指用ヘアブラシ
200,300,400 指用ヘアブラシ
B1 雄側(凸)
B2 雌側(凹)
B3 雄側(凸係合部)
B4 雌側(凹係合部)
L1 把持辺の伸縮方向
L 台部の長手方向
LO 指の長手方向

Claims (7)

  1. 指を両側から挟み込む一対の把持辺と、上記一対の把持辺の中央位置に設けた台部と、上記台部の外周面に設けたブラシ片と、を具備したことを特徴とする指用ヘアブラシ。
  2. 上記台部を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に直交させたことを特徴とする請求項1記載の指用ヘアブラシ。
  3. 上記台部を略矩形状に形成し、この長手方向を上記一対の把持辺の伸縮方向に一致させたことを特徴とする請求項1記載の指用ヘアブラシ。
  4. 複数の指用ヘアブラシを用意し、これを複数の指に挟み込んで使用することを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項記載の指用ヘアブラシ。
  5. 毛質が荒目、中間目、細目等荒さの異なる数種のブラシ片や短寸、中間、長寸等長さの異なる数種のブラシ片や硬さの異なる数種のスポンジ製ブラシ片を用意し、これを選択的に指に挟み込んで使用することを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項記載の指用ヘアブラシ。
  6. 上記台部の外面に第1着脱片を設けるとともに、上記ブラシ片の裏面に第2着脱片を設け、上記台部の第1着脱片に上記ブラシ片の第2着脱片を着脱自在としたことを特徴とする請求項1〜5項のうち何れか1項記載の指用ヘアブラシ。
  7. 上記台部を一対の把持辺に固着した第1台部とブラシ片を設けた第2台部とに分割し、上記第1台部と第2台部間を旋回手段を介して連結したことを特徴とする請求項1〜6項のうち何れか1項記載の指用ヘアブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0582825U (ja) * 1992-04-10 1993-11-09 京セラ株式会社 パッケージ

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