JP3126185U - 円型結束ベルト - Google Patents

Abstract

【目的】 被結束物を空間・隙間なく円型に締め付ける結束ベルト
【構成】 円型結束ベルト１に対して結束ゲート３を、ベルト先端部２が平行に挿入するように設け、ベルト先端部２を結束ゲート３に挿入し引き締めると結束ベルト凹溝４と結束ゲート凸溝５の噛み合わせにより、つねに円型に締まっていく。また、締め付けた結束ベルト１を引き離す時には、引抜把手６を引き上げる事で結束ベルト凹溝４と結束ゲート凸溝５が離脱する。よって結束ゲート３より円型結束ベルト１のベルト先端部２迄引き抜く事が出来る。
【選択図】図３

Description

考案の詳細な説明

この考案は、円型に締まる結束ベルトに関するものである。
従来、結束ベルトは結束ゲートが本体下部直角にあり、結束使用すると結束面が水滴型のような変型になる。そのため被結束物との間に空間ができ完全に結束できなかった。
この考案は、上記の欠点を除くために考案されたもので、これを図面に示す実施例について説明すれば、
（イ）結束ベルト１に対して結束ゲート３を、ベルト先端部２の最後部・反対方向より平行に挿入するように設ける。
（ロ）ベルト先端部２を結束ゲート３へ挿入し引き締めていくと、結束ベルト凹溝４と結束ゲート凸溝５の噛み合わせにより、結束面がつねに円型状に締まっていく。
（ハ）結束ベルト１の引抜把手６を引き上げる事で、結束ベルト凹溝４と結束ゲート凸溝５が離脱する。よって結束ゲート３より結束ベルト１をベルト先端部２迄引き抜く事が出来る。
以上のように構成された、円型結束ベルトである。
この考案は以上のような構造であるから、これを、単物、複数物、変形物等の結束に使用するも、被結束物との間に空間・隙間が少なく結束され、同形複数物にあっては結束内部圧力が各均等になり、併せて、結束ベルト凹溝が外周部にあるため、被結束物との接触がなく結束時の摩擦抵抗も少なく、円滑な結束で被結束物への締付力、損傷も従来のものよりも軽微である。

本考案の平面図 本考案の側断面図 本考案の実施例の側断面図

符号の説明

１：円型結束ベルト
２：ベルト先端部
３：結束ゲート
４：結束ベルト凹溝
５：結束ゲート凸溝
６：引抜把手

Claims (1)

1. （イ） 結束ベルトに対して結束ゲートを、ベルト先端部が最後部より平行に挿入するように設け、ベルト先端部を挿入し引き締めると、結束ベルトは結束ベルト凹溝と、結束ゲート凸溝の噛み合わせにより、つねに円型に締まる。
   （ロ） 結束ベルトの引抜把手を引き上げる事で、結束ベルト凹溝と結束ゲート凸溝が離脱する。よって結束ゲートより結束ベルトをベルト先端部迄引き抜く事が出来る。
   以上の構成を有する、円型結束ベルト

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