JP3126146U - アウトドアー用多目的シート - Google Patents

Abstract

【課題】日除け、雨よけ、運搬シート、グランドシート等個々に携行したものを１枚のシートで兼用できる様に工夫した多目的シートを提供する。
【解決手段】１枚の防水シートの両端を折り返してトンネルを作り、このトンネルにコードを通し隣接するコードを調節可能に係留した。被せる物の形状に合わせてコードの長さを調節して適応させる。
【選択図】図１

Description

本考案は登山、ハイキング、キャンプ等に行く際携行するものでシートにロープ、コードロック、マジックテープを備えたシートを携行することによってザックカバー、日除け、雨具、運搬用道具として使用できるアウトドアー用多目的シートに関する。

簡単なハイキングからサイクリング、設営登山まで必ず携行する装備にザックカバー、レインコート、グランドシート、雨よけ、日よけ等ののシート類がある。
各々の目的に沿ってそれらの商品は市販されている。

雨に備えたこれら必要品を携行した場合、ザック内の容積は凡そ１リットル程度になる。
しかし雨に遭遇しなかった場合、ザックカバー等は全く無意味な携行となる。

本考案は１枚のシートに最低限の部品を加えることで、使い勝手を広げアウトドアーシーンにおける各々の目的に対応できるよう工夫した多目的なシートを提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、１枚の防水シート例えば一般的なザックカバーのＭサイズは縦約７０ｃｍ横約５０ｃｍ程であるが、このサイズを目安にして、シートの両端を折り返してトンネル状に筒縫いし左右に１本ずつコードを通しトンネルから出たコードの末端を左右各々の隣接するコードどうしを結かコードロックパーツで係留する。
シートのロープの通たトンネル辺以外の辺に雄雌のマジックテープが取り付けてありこのマジックテープでループが形成されるようになっている。

シートのトンネルから出ているコードを引くことによりシートの形状はおわん形状となり、そのままザックに被せてザックカバーの代用になる。
ザックに被せてコードを強く引くことで風に備える。
このい際、トンネル辺の跳ね上がりを防ぐ目的、又は引いたコードの余りを、トンネル辺と直角な辺上にあるマジックテープのフックでコードを包む。

コードを緩めてシートを広げれば、湿地帯でも使えるグランドシートとして湿気、水を防げる。

コードの係留部分を左右の手で握ってシート部分で頭、体を覆えば雨よけ、日除けとなる。

コードの係留部分を自転車のハンドルや突起物に引っかけてツーリング先での自転車のカバーとして用いる。

コードの係留部分を握ってつり下げればシートに物を入れて運ぶことができる。
この機能の道具はキャンプ用品として単品で市販されている。
また担架形状にした場合も有効である。
コードの引き具合に応じてシートは膨らんだバック形状に近くなる。

風ろ敷は日本古来の文化である。
単純化故にその使用間口は広い。
本考案の源流は風ろ敷から発しアウトドアーシーンに有効な最低限のパーツを備えている。

アウトドアーに有効な任意のサイズの防水シートの両端にトンネルを作りトンネル内にコードを通しトンネルから出たコードの隣接するコードどうしを結ぶ、又はコードロックを用いて係留する。
シート両端のトンネルの有る辺以外の直角に位置する辺にループが作れるようにマジックテープを取り付けてコードの係留部分を保持する。

本考案の正面図である。 同じく背面図である。 ザックカバーとしての使用参考斜視図である。 運搬時の形状参考斜視図である。 雨よけ時の自転車取り付け斜視図である。

符号の説明

１ 防水シート
２ コード
３ コードロック
４ コード用トンネル
５ マジックテープ雄
６ マジックテープ雌

Claims (1)

1. 防水シートの両端を折り返してトンネル状に縫い、このトンネル内にコードを通して、トンネルから出た両端４本のコードを隣接するコード同志２箇所を調節可能な方法で係留する。
   トンネル辺以外の対応する他の２辺にはマジックテープ等の部品を用いてシートにコードを保持するアウトドアー用多目的シート。

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