JP3126047U - 水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置 - Google Patents

水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3126047U
JP3126047U JP2006006101U JP2006006101U JP3126047U JP 3126047 U JP3126047 U JP 3126047U JP 2006006101 U JP2006006101 U JP 2006006101U JP 2006006101 U JP2006006101 U JP 2006006101U JP 3126047 U JP3126047 U JP 3126047U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
water
gas
solid polymer
oxygen gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006006101U
Other languages
English (en)
Inventor
康夫 井戸
英二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Metal Co Ltd
Original Assignee
Daido Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Metal Co Ltd filed Critical Daido Metal Co Ltd
Priority to JP2006006101U priority Critical patent/JP3126047U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3126047U publication Critical patent/JP3126047U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】水素ガスのための貯蔵槽を備えることなく、水素ガスとともに高分子電解質膜を通過してきた水を直接外部に排出可能にした酸素ガス処理装置を提供する。
【解決手段】固体高分子電解質膜1、酸素極2、水素極、水および発生したガスの通路を有する集電板をなすセパレータ板4、水およびガスを導く連通孔を具えた固定板6、酸素極および水素極を固体高分子電解質膜に対して押し付けるとともに、流路を具備する押し付け素材5を有するユニット水電気分解セルを含み、水および発生した酸素ガスを貯蔵するための貯蔵槽20を備えた水の電気分解装置200を備え、該水の電気分解装置からの酸素ガスの処理部を有する酸素ガス処理装置であって、酸素ガスの処理部には前記酸素ガスの貯蔵槽が直接接続されていて、水素極側において発生した水素ガスを前記連通孔を介して直接回収するとともに、固体高分子電解質膜を透過した水を連通孔を介して直接排出する。
【選択図】図1

Description

本考案は、水素ガスおよび酸素ガスを得ることができる水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置に係り、特に、コンパクトな構造を有した固体高分子膜型水電気分解装置を酸素供給源として用いた酸素ガス処理装置に関する。
水素、酸素ガスを得るために固体高分子膜を用いた水の電気分解装置には、教育あるいはデモンストレーション用のものとして、図7に示すような装置がある。この電気分解装置は、固体高分子電解質膜1を酸素極2、水素極3で挟み、これらの酸素極2と水素極3との外側に、発生したガスを通す通路を有したセパレータ板4を設け、さらに、セパレータ板4の外側に固定板6を設けて一体にされた固体高分子膜型電気分解セル100を有すると共に、固定板6にはセパレータ板4の通路に連通するよう設けられた複数の貫通路62が設けられ、これらの貫通路62に連通するように、酸素極2側には、水タンク22からの水を貯蔵するとともに酸素ガスを貯蔵し酸素ガス排出孔24から取り出すための酸素貯蔵槽20が接続ホース26を介して、そして、水素極3側には、水タンク32からの水を貯蔵するとともに水素ガスを貯蔵して水素ガス排出孔34から取り出すための水素貯蔵槽30が接続ホース36を介して接続されて設けられたものがある。
また、水の電気分解による酸素・水素ガスの発生装置としては、特許文献1に記載されているような、イオン交換膜を用いたものがあり、この装置は、イオン交換膜の両側に箱状隔壁を設け、その内側に金属被膜処理が施された金属被覆面とイオン交換膜を保持するための桟が設けられていて、その上方にガス排出孔が設けられた電解セルとして形成されている。この装置では、電源装置の陽極と接続された隔壁において、隔壁とイオン交換膜とで形成された室において酸素ガスが発生し、電源装置と陰極と接続された隔壁とイオン交換膜で形成された室では水素ガスを発生して、隔壁の頂部から取り出されるようになっている。
さらに、特許文献2に記載されているように、燃料電池を兼用した水の電気分解装置として、固体高分子電解質膜、この固体高分子電解質膜の両側に酸素極と水素極とを接合した水の電気分解用膜・電極接合体を使用したものが提案されている。この膜・電極接合体の酸素極側には、酸素流路板、セパレータ板、およびエンドプレートを重ねて配置すると共に、水素極側には、セパレータ板およびエンドプレートを重ねて配置して一体化されたものを、水槽内に水に浸すように設けたものである。
特開平9−143778号公報 特開2004−353033号公報
図7に示すような水の電気分解装置では、この装置により生成された水素、酸素は、ガス貯蔵槽20,30において、ほぼ大気圧の圧力で貯蔵されるが、酸素極側貯蔵槽内の水によって電気分解が行われるために、水素極側の水素貯蔵槽30においては、水素の発生とともに、水の濃度差による固体高分子膜中を通過した水とプロトンを水素極側に移動させた水が水素貯蔵槽30内に溜まるために、この溜まった水を定期的に排出する必要があった。
このように問題は、特許文献1に記載された酸素・水素ガス発生装置においては、イオン交換膜を使用したものであるために、ガス室が細分化されているために、ガスをスムーズに取り出すことが容易でないだけでなく、酸素ガスも、水素ガスも同等の条件で発生したものを気液分離タンクでガスと水を分離する装置を必要とした。
また、特許文献2に記載された水の電気分解装置においては、装置の主要部が水中に浸されるために、装置自体のサイズが制限され、上記従来例のように貯蔵のためには別に貯蔵タンクを設ける必要があるだけでなく、固体高分子電解質膜を通過した水が水素流路に溜まることになり、定期的に溜まった水を取出す必要があった。
上記従来例を始め、これまでに水素については、水の電気分解装置と構造を同じくする燃料電池の燃料として利用することにより有効利用されていたが、酸素ガスについては、他の貯蔵槽に蓄える必要があったが、その用途として、種々用途のある殺菌装置に使用可能なオゾンの生成が注目され、それまで、空気からの直接の生成のため、効率が悪く、窒素酸化物の生成も伴うために、その安全性、環境面からも、問題にされていた。
さらに、酸素に関しては、現在、酸素を溶存した酸素水が注目されているが、その効率的な生成のためには空気を使用せざるをえないが、その場合、空気中の酸素割合が低いために、十分な酸素を溶存させることができず、図6に示すように、所定の溶存酸素量を得るには時間を要するために、純度の高い酸素ガスが要求されているが、そのためには多大な施設、環境が要求されることになる。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたものであり、水の電気分解装置からの酸素ガスを使用するためにオゾン発生装置あるいは酸素水生成装置のような酸素ガス処理装置が組み合わされた水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置を提供することを目的とするものである。
本考案のさらに他の目的は、水素ガスのための貯蔵槽を備えることなく、水素ガスとともに高分子電解質膜を通過してきた水を直接外部に排出可能にした水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置を提供することである。
本考案の目的を達成するための水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置は、固体高分子電解質膜、該固体高分子電解質膜の一方側に接して設けた酸素極、前記固体高分子電解質膜の他方側に接して設けた水素極、前記酸素極および水素極の外側に隣接して設けられかつ水および発生したガスの通路を有する集電板をなすセパレータ板、該セパレータ板の外側に配置されかつ前記水およびガスを導く連通孔を具えた非導電素材からなる固定板、および該固定板に内蔵されかつ前記酸素極および水素極を前記固体高分子電解質膜に対して押し付けるとともに、流路を具備する押し付け素材を有するユニット水電気分解セルを少なくとも1個含み、前記ユニット水電気分解セルの前記酸素極側の固定板の外側に配置されかつ水および発生した酸素ガスを貯蔵するための貯蔵槽を備えた固体高分子膜型水電気分解装置を備え、該水電気分解装置からの酸素ガスの処理部を有する酸素ガス処理装置であって、
前記酸素ガスの処理部には前記酸素ガスの貯蔵槽が直接接続されていて、
前記水素極側において発生した水素ガスを前記連通孔を介して直接回収するとともに、前記固体高分子電解質膜を透過した水が前記連通孔を介して直接排出するようにしたことを特徴とする。
この水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置においては、前記酸素ガス処理装置が前記酸素の貯蔵槽の水面より上の位置に設けられた酸素取出しパイプを介して接続されているオゾンを発生するためのオゾン発生装置であることを特徴とする。
また、この水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置においては、前記酸素ガス処理装置が前記酸素の貯蔵槽の水面より上の位置に設けられた酸素取出しパイプを介して接続されている純酸素を水中に溶存させる酸素水生成装置であることを特徴とする。
このような酸素ガス処理装置においては、前記酸素極は、イリジウムめっきされた多孔質シート状カーボン素材に、カーボンおよび固体高分子電解質膜樹脂を含む混合物をコーティングし、その後さらにPt(合金)粉末および固体高分子膜電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティングすることにより形成されていることを特徴とする。
このような酸素ガス処理装置においては、前記水素極は、多孔質シート状カーボン素材に対してカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティングし、さらにPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物がコーティングすることにより形成されていることを特徴とする。
このような酸素ガス処理装置においては、前記セパレータ板が、Ni、ステンレス、Ti製の金属板、またはPtあるいはAuによってコーティングされた金属板に複数の貫通孔を設けた材料から形成されていることを特徴とする。
このような酸素ガス処理装置前記セパレータ板に接触する前記固定板に内蔵された押し付け素材が、弾力性を有するナイロン系のポーラスプラスチック材からなることを特徴とする。
この酸素ガス処理装置においては、前記固定板には、水または発生したガスの流路となる孔および溝の貫通孔が形成され、前記ガスの流路となる孔に逆止弁が設けられていることを特徴とする。
また、上記のような水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置においては、前記ユニット水電気分解セルが複数個設けられ、
前記複数のユニット水電気分解セルが前記貯蔵槽、前記固定板の外側から前記固体高分子電解質膜、酸素極、セパレータ板および固定板を一緒に挟むことにより、タイボルトによって一体にされ、さらに、
前記貯蔵槽は、前記それぞれのユニット水電気分解セルにおいて水の電解レベルの位置よりも高い位置に設けられた水の補給孔を有するとともに、発生したガスを放出するための放出孔を有し、
前記各ユニット電気分解セルから導かれた酸素がガス用連通孔を介して前記貯蔵槽に、水素が別のガス用連通孔を介して前記水の電気分解装置の外側に導かれるとともに、前記酸素極の前記貯蔵槽からの水が水連通孔を介して前記電気分解装置の外側に導かれることを特徴とする。
この酸素ガス処理装置においては、前記ガス用連通孔は、前記水素極および前記酸素極からのガスをそれぞれ導く二つの連通孔が前記固体高分子電解質膜の部分に相当する電解部より上方に前記貯蔵槽等に連通するように設けられていることを特徴とする。
また、この酸素ガス処理装置においては、前記水連通孔は、前記固体高分子電解質膜の部分に相当する電解部より下方に位置されて前記水素極および前記酸素極からそれぞれ独立して前記貯蔵槽等に連通するように設けられていることを特徴とする。
さらに、前記ガス連通孔は、前記ユニット水電気分解セルに逆止弁を介して接続されていることを特徴とする。
上記のような本考案による水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置は、固体高分子電解質膜、該固体高分子電解質膜の一方側に接して設けた酸素極、固体高分子電解質膜の他方側に接して設けた水素極、酸素極および水素極の外側に隣接して設けられかつ水および発生したガスの通路を有する集電板をなすセパレータ板、該セパレータ板の外側に配置された非導電素材からなる固定板、および、固定板が酸素極および水素極を固体高分子電解質膜に対して押し付けるための押し付け素材を内蔵し、かつこの素材には流路を具備した少なくとも1個のユニット水電気分解セルを含み、さらに、該固定板の酸素極側の外側に配置されかつ水および発生したガスを貯蔵するための貯蔵槽を有する固体高分子型水電気分解装置を備え、さらに貯蔵槽からの酸素ガスを処理する処理部を有し、この処理部には酸素ガスの貯蔵槽が直接接続されているので、純度の高い酸素ガスを種々の用途に用いることができ、水素極側に発生した水素ガスを貯蔵槽に溜めることなく、直接使用することができ、そのために構造をコンパクトにすることができるだけでなく、また、固体高分子電解質膜を透過した水を直接排出することができ、そのためのメンテナンス必要がない。
また、この水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置は、前記酸素ガス処理装置が前記酸素の貯蔵槽の水面より上の位置に設けられた酸素取出しパイプを介して接続されているオゾンを発生するためのオゾン発生装置にすることができるので、発生した純酸素が種々の方式でオゾンに効率よく窒素酸化物を生じることなく変えることができ、このオゾンを用いた殺菌装置等の用途に適用することができる。
また、この水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置は、前記酸素ガス処理装置が前記酸素の貯蔵槽の水面より上の位置に設けられた酸素取出しパイプを介して接続されている純酸素を水中に溶存させる酸素水生成装置として用いることができるので、従来の空気それ自体による水中への酸素溶存化に対して格段の量の酸素を溶存した酸素水の生成をすることができる。
また、酸素極は、イリジウムめっきされた多孔質シート状カーボン素材に、カーボンおよび固体高分子電解質膜樹脂を含む混合物をコーティングし、その後さらにPt(合金)粉末および固体高分子膜電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティングすることにより形成されていて、また、水素極は、多孔質シート状カーボン素材に対してカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティングし、さらにPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物がコーティングされているので、このような固体高分子膜型水電気分解装置として、純水を使用した、低電圧による電気分解が酸素ガス処理装置のために有効に行うことができる。
また、上記構成の装置においては、セパレータ板が、PtまたはAuによってコーティングされた金属板に複数の貫通孔を設けた材料から形成されているので、貫通孔を介して生成された酸素ガスを問題なく貯蔵槽へと流通させることができ、また、水素ガスを直接回収できる。
また、上記構成の装置においては、セパレータ板の貫通孔を有する部分に対して固定板に内蔵された弾力性を有するポーラスプラスチック材からなる押し付け素材によって、酸素極あるいは水素極に対するセパレータ板の押圧がなされ、それらに密着力を与えることができるだけでなく、ガスの流通も得ることができる。
また、上記のような水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置においては、前記ユニット水電気分解セルが複数個設けられ、前記複数のユニット水電気分解セルが前記貯蔵槽、前記固定板の外側から前記固体高分子電解質膜、酸素極、セパレータ板および固定板を一緒に挟むことにより、タイボルトによって一体にされ、さらに、前記貯蔵槽は、前記それぞれのユニット水電気分解セルにおいて水の電解レベルの位置よりも高い位置に設けられた水の補給孔を有するとともに、発生したガスを放出するための放出孔を有し、各ユニット電気分解セルから導かれた酸素がガス用連通孔を介して前記貯蔵槽に、水素が別のガス用連通孔を介して水の電気分解装置の外側に導かれるとともに、酸素極の前記貯蔵槽からの水が水連通孔を介して前記電気分解装置の外側に導かれるので、酸素極、水素極およびセパレータ板を固定板とともに一緒に挟むことにより、タイボルトによって一体にされているので、耐密性のある構造で酸素を貯蔵するためのタンクを設けることができ、全体の構造がコンパクトになり、移動、保管に好都合な水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置を得ることができる。
また、上記酸素ガス処理装置においては、水の電気分解装置において、固定板は、水または発生したガスの流路となる孔および溝の貫通孔が形成され、さらに、酸素極側に設けられた貯蔵槽には、水の補給孔および発生したガスの通路に加えて、底部またはその近傍に設けられた水抜きのためのメンテナンス孔を有しているので、剛性を要求される固定板にもガス流路となる貫通孔が設けられていて、発生したガスの貯蔵槽への流れをスムーズに行わせ、また、貯蔵槽には水抜き孔も有しているので、内部の清浄も容易に行うことができる。
また、この酸素ガス処理装置においては、前記ガス用連通孔は、前記水素極および前記酸素極からのガスをそれぞれ導く二つの連通孔が前記固体高分子電解質膜の部分に相当する電解部より上方に前記貯蔵槽等に連通するように設けられ、水連通孔は、前記固体高分子電解質膜の部分に相当する電解部より下方に位置されて前記水素極および前記酸素極からそれぞれ独立して前記貯蔵槽等に連通するように設けられ、さらに、ガス連通孔は、ユニット水電気分解セルに逆止弁を介して接続されているので、発生した酸素ガスを各ユニット水電気分解セルから貯蔵槽あるいは各種装置へと効率よく導くことができ、発生した水素ガスを貯蔵槽に溜めることなく直接使用でき、固体高分子膜を通過した水は、直接外部に導くことができる。
さらに、本考案の新規な特徴および構成、効果に関しては、以下の説明に関連する添付図面からさらに理解することができる。なお、図面において、同じ符号は同じ構成部材を示している。
以下、本考案の一実施の形態を図1を参照して説明する。
図1は、本考案の実施の形態による固体高分子膜型の水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置の説明断面図である。この固体高分子膜型の水の電気分解装置200は、パーフルオロカーボンスルフォン酸ポリマー材等からなる固体高分子電解質膜1、この固体高分子電解質膜1の一方の面に配置され、多孔質シート状カーボン素材にイリジウムめっきされ、カーボンおよび固体高分子電解質膜樹脂を含む混合物をコーティングし、その後さらにPt(合金)粉末および固体高分子膜電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティング層として形成した酸素極2、同じ固体高分子電解質膜1の他方の面に配置され、多孔質シート状カーボン素材の表面にカーボンと固体高分子膜用樹脂の混合物をコーティングし、さらにその表面にPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンと固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティングして形成され水素極3、これらの酸素極2と水素極3との外側に隣接して配置され、水およびガスの流路となる貫通孔を設けた集電板となるステンレス製のセパレータ板4、4’、およびこれらセパレータ板4、4’の外側に配置された樹脂製の固定板6、6’からなる固体高分子膜型のユニット電気分解セル100を有している。さらに好ましくは、セパレータ板4、4’にPtまたはAuをコーティングすることにより、耐食性が向上し、長期にわたり安定した水の電気分解反応を確保することが可能となる。
この固体高分子膜型のユニット電気分解セル100の固定板6、6’には、固体高分子電解質膜1に対して酸素極2と水素極3を押し付ける押し付け素材5、5’が酸素極2と水素極3とに接触する部分に内蔵するように設けられ、押し付け素材5、5’は水およびガスの流路を有する非導電素材からなり、その背後に水および発生したガスの貫通孔62が適宜の数だけ外側に貫通して設けられている。さらに、固体高分子膜型のユニット電気分解セル100には、固定板6の外側に隣接するように、内部に水および発生した酸素ガスを貯蔵するための内部タンク28を有する酸素ガス貯蔵槽20が一体に設けられている。酸素ガス貯蔵槽20は、固体高分子膜型のユニット電気分解セル100全体を貫通する孔に通された複数本のタイボルトおよびナット(図示せず)により締め付け、一体に固定されている。固定板6、6’と酸素貯蔵槽20との間にはパッキンを挟んでそこに発生したガスが大気圧以上になっても漏れないように密封構造にされている。
この酸素貯蔵槽20においては、水の電解レベルよりも高い位置に、例えば、図2Aに示されるように、固体高分子膜型のユニット電気分解セル100の上面に開口するように、酸素ガス排出パイプ8を接続する孔、水の補給バルブとなる水の補給バルブ7を備えたパイプを取り付ける孔等の少なくとも2個の孔が設けられている。酸素ガス排出パイプ8には、安全弁、逆止弁等(図示せず)が取り付けられ、発生ガスの圧力を調整することができるようになっている。水の補給には、必要に応じた水の補給を行うために、水の補給バルブ7が設けられ、貯蔵されたガスが大気圧以上になっても水の排出を防ぐようになっている。また、これらの酸素貯蔵槽20には、水抜き等のために、底部近くに外部と内部タンク28とが連通するメンテナンス用バルブ10が通常は閉じられるように設けられている。
上記酸素ガス処理装置においては、酸素ガスの処理部として、オゾン発生装置40が設けられ、水の電気分解装置200において発生した酸素ガスが、酸素ガス排出パイプ8の端部に接続されたこのオゾン発生装置40に供給され、酸素貯蔵槽20に溜まった酸素ガスを供給することができる。このオゾン発生装置40は、紫外線照射式あるいは放電処理式の処理によって発生した純酸素をオゾンに変えることができる。
このオゾン発生装置40は、発生したオゾンを供給することにより、その用途に応じて水耕栽培用殺菌装置として用いることができ、また、養殖魚用殺菌装置として用いることができる。その際、オゾン装置としては、効率がよく、安全性、環境の面ものからも問題の少ない装置を提供することができる。
また、このような酸素ガス処理装置においては、酸素ガスの処理部として、図5に示されるように、酸素水生成装置50が水の電気分解装置200の酸素ガス排出パイプ8に接続されて設けられてもよい。この酸素水生成装置50は、水への酸素を溶存するための装置であり、水の電気分解装置200からの純酸素を底部に設けた活性炭等からなるフィルター52を通して内部の水に酸素を溶存させることができるものである。
このような酸素水生成装置50では、通常、図6に示すように、100mlの水道水に対して20ml/分の酸素を吹き込んだときの溶存酸素量(mg/l)およびPHの関係が得られることから、溶存酸素量を40mg/l程度得るためには30分以上要することから、従来の空気から酸素水を得ることに比べると非常に短時間で酸素溶存量の高い酸素水が得られることになる。
上記構成の本考案の一実施の形態による水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置は、水の電気分解装置200において、酸素貯蔵槽20に水の補給バルブ7を介して水が注入されて満され、固体高分子電解質膜1まで、固定板6の貫通孔62を通り、押し付け素材5、セパレータ板4の流路を経て、酸素極2の孔を介し水が達した状態で、セパレータ板4,4’の端部に直流電源が接続される(図示しない)。この状態で、酸素極2および水素極3は、固体高分子電解質膜1に対して、固定板6、6の押し付け素材5によってセパレータ板4、4’を介して押し付けられて、密着されているので、酸素極2において電流を流すことにより、イリジウムめっき及び/又はPt(合金)の触媒作用により、水が酸素イオンと水素イオンに分離し、酸素イオンは、電子を取られて、酸素分子となる。水素イオンは固体高分子電解質膜1を通過し、水素極3側に移動後、Pt触媒の作用により電子を受け取り水素ガスとなる。
上記のように、酸素極2および水素極3において発生した酸素および水素ガスは、セパレータ板4の通路、押し付け素材5内部の流路を経て、固定板6の貫通孔62を通って、酸素貯蔵層20の内部タンク28、水素ガス用の貫通孔62を通って外部に排出されるように導かれる。これらの発生したガスの流動は、そのまま継続されると、固体高分子電解質膜1に達する水が存在する限り、酸素貯蔵槽20には酸素が継続して貯蔵され、酸素ガス排出パイプ8に設けた安全弁、逆止弁等(図示せず)および水の補給バルブ7により圧力調整されて、ガスが保持されれば、蓄積される酸素ガスは次第に大気圧より高い状態になる。
このように、蓄積された酸素ガスは、圧力を高くして貯蔵されているので、酸素ガス排出バルブ8を介して酸素ガスの処理部へと外部の用途に応じた酸素ガス処理装置の処理部、それもかなり遠隔の場所への酸素ガスを導くことができる。
また、水素極側の固定版6’には、水素ガスの貯蔵槽が設けられていないので、底部の水排出用貫通孔62および水素ガス排出用の貫通孔62が複数個設けられていて、直接固体高分子電解質膜1中を通過した水が水素極側連貫通孔62から常時排出され、また、水素ガスが収集されて、種々の用途箇所に導くことができる。したがって、水素極側の排出水の管理が不要になり、メンテナンスに都合のよい装置として提供することができる。
上記のような固体高分子膜型の水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置では、1個の固体高分子膜型のユニット電気分解セル100を用いたものとして説明したが、この固体高分子膜型のユニット電気分解セル100を複数個(n個)設けてもよく、その例を図2、図3および図4を参照して以下に説明する。
図2に示す水の電気分解装置200においては、各ユニット水電気分解セル100、100、100、・・・100(n−1)、100が、固体高分子電解質膜1、1、1、・・・1(n−1)、1、その両側に酸素極2、2、2、・・・2(n−1)、2および水素極3、3、3、・・・3(n−1)、3が配置され、さらにこれらの外側に配置されたセパレータ板4、4、4、・・・4(n−1)、4、4’、4’、4’、・・・4’(n−1)、4’、これらのセパレータ板に対してそれらの外側に位置された押し付け部材5、5、5、・・・5(n−1)、5’、5’、5’、・・・5’(n−1)、5’これらの押し付け部材を内蔵する固定板6、6、6、・・・6(n−1)、6、・・・6’、6’、6’、・・・6’(n−1)、6’を備えていて、最も外側の固定板6、6’0には水、酸素ガス、水素ガスが通過するための連通孔62が設けられていて、さらに酸素極側の固定板6には酸素貯蔵槽20が貫通孔62に連通するように設けられている。この酸素貯蔵槽20には、図1に示す装置と同様に、酸素ガス排出パイプ8を介してオゾン発生装置40が接続され、酸素ガス処理装置の処理部を備えている。
これらのユニット水電気分解セル100、100、100、・・・100(n−1)、100、からの酸素ガスを酸素貯蔵槽20に導くための酸素ガス流路貫通孔66、水素ガス流路貫通孔76、酸素極側の水を酸素貯蔵槽20に導く水流路貫通孔82、水素極側の水を排出するための水流路貫通孔84は、図3および図4に示すように配置されて設けられている。図3および図4は、図2における同じ固体高分子膜型の水の電気分解装置200において、線3A−3Aにおいて矢印3A方向にみた固定板6を示す図3(A)、線3B−3Bにおいて矢印3B方向にみた固定板6’を示す図3(B)、ユニット水電気分解セル100における固定板6、6’において、線4A−4A、線4B−4Bにおいて矢印4A、4B方向にそれぞれみた図4(A)および図4(B)に示されるように、上部電解レベル94と下部電解レベル94との間の電解部94の上下に位置するように、酸素ガス流路貫通孔66が上方に、水流路貫通孔82が下方に設けられている。水素極側の固定板6’においては、図3(B)に示すように、水素ガスの外部排出用の水素ガス流路76が上方に、水流路貫通孔84が下方に設けられている。
さらに、図4(A)および図(B)に示すように、中間の位置した固定板6、6’においては、図4(A)に示す酸素極側固定板6においては、上部においては酸素ガス流路貫通孔66が酸素極側電解部94に連通され、下部においては水流路貫通孔82が電解部94に連通され、さらに、図4(B)に示す水素極側固定板6’においては、上部において水素ガス流路76が電解部に連通され、下部において水流路貫通孔84が電解部に連通するようにされている。
また、固体高分子膜型のユニット電気分解セル100と酸素貯蔵槽20とは、図示しないタイボルトおよびナットによって全体を一体に締め付け固定されので、コンパクトな水素、酸素発生装置が得られるだけでなく、高い耐圧性の装置が得られるので、移動、保管に好都合な装置が提供され、発生したガスの遠方への供給が可能となる。
さらに、上記構成の酸素ガス処理装置においては、酸素極2と水素極3がセパレータ板4、4’と直接接触され、さらに、セパレータ板4、4’の外側から弾性を有したポーラスプラスチック材からなる押し付け素材5を挟んで、適宜配置された貫通孔62を有する固定板6によって、セパレータ板4、4’と酸素極2および水素極3の密着力が向上されるだけでなく、ガス流路が確保されるので、水の電気分解を効率よく行うことができる。
また、上記のような水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置によって、電源さえあれば、どのような場所においても、必要なときに水素、酸素を発生させ供給することができるので、水素あるいは酸素ガスをボンベ等の重量容器に貯蔵して運搬する必要もないので、装置の運搬における規制を受けないので、水素、酸素発生装置をポータブルタイプの装置として提供することができる。
以上述べたように、本考案による水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置は、上記実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された技術範囲において実施し得ることは明らかである。
本考案の一実施の形態による固体高分子膜型水電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置の説明断面図である。 本考案の一実施の形態による複数個の水の電気分解セルを含む固体高分子膜型水電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置の説明断面図である。 (A)は、図2に示す酸素ガス処理装置における線3A−3Aに沿って矢印3A方向にみた水の電気分解装置の断面図であり、(B)は同様に図2における線3B−3Bに沿って矢印3B方向にみた水の電気分解装置の断面図である。 (A)は、図2に示す酸素ガス処理装置における線4A−4Aに沿って矢印4A方向にみた水の電気分解装置の断面図であり、(B)は同様に図2における線4B−4Bに沿って矢印4B方向にみた水の電気分解装置の断面図である。 本考案による酸素ガス処理装置の他の実施の形態による酸素生成装置の説明図である。 水道水に酸素を吹き込んだ時の溶存酸素量およびPHを示すグラフである。 従来の固体高分子膜型水電気分解装置の概略断面図である。
符号の説明
1 固体高分子電解質膜
2 酸素極
3 水素極
4 セパレータ板
5 押し付け素材
6 固定板
7 水の補給バルブ
8 酸素ガス排出パイプ
9 水の排出用バルブ
10 メンテナンス用バルブ
20 酸素貯蔵槽
22 水タンク
24 酸素ガス排出孔
26 接続ホース
28 内部タンク
30 水素貯蔵槽
32 水タンク
34 水素ガス排出孔
36 接続ホース
38 内部タンク
40 オゾン発生装置
50 酸素水生成装置
52 フィルター
62 貫通孔
66 酸素ガス流路貫通孔
76 水素ガス流路
82 水流路貫通孔
84 水流路貫通孔
92 逆止弁
94 電解部
94 上部電解レベル
94 下部電解レベル
100 固体高分子膜型のユニット電気分解セル
200 水の電気分解装置

Claims (12)

  1. 固体高分子電解質膜、該固体高分子電解質膜の一方側に接して設けた酸素極、前記固体高分子電解質膜の他方側に接して設けた水素極、前記酸素極および水素極の外側に隣接して設けられかつ水および発生したガスの通路を有する集電板をなすセパレータ板、該セパレータ板の外側に配置されかつ前記水およびガスを導く連通孔を具えた非導電素材からなる固定板、および該固定板に内蔵されかつ前記酸素極および水素極を前記固体高分子電解質膜に対して押し付けるとともに、流路を具備する押し付け素材を有するユニット水電気分解セルを少なくとも1個含み、前記ユニット水電気分解セルの前記酸素極側の固定板の外側に配置されかつ水および発生した酸素ガスを貯蔵するための貯蔵槽を備えた固体高分子膜型水電気分解装置を備え、該水電気分解装置からの酸素ガスの処理部を有する酸素ガス処理装置であって、
    前記酸素ガスの処理部には前記酸素ガスの貯蔵槽が直接接続されていて、
    前記水素極側において発生した水素ガスが前記連通孔を介して回収されるとともに、前記固体高分子電解質膜を透過して水素極側に導かれた水を前記水素極側固定板の連通孔を介して直接排出するようにしたことを特徴とする水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  2. 前記酸素ガス処理装置が前記酸素の貯蔵槽の水面より上の位置に設けられた酸素取出しパイプを介して接続されているオゾンを発生するためのオゾン発生装置であることを特徴とする請求項1に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  3. 前記酸素ガス処理装置が前記酸素の貯蔵槽の水面より上の位置に設けられた酸素取出しパイプを介して接続されている純酸素を水中に溶存させる酸素水生成装置であることを特徴とする請求項1に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  4. 前記酸素極は、イリジウムめっきされた多孔質シート状カーボン素材に、カーボンおよび固体高分子電解質膜樹脂を含む混合物をコーティングし、その後さらにPt(合金)粉末および固体高分子膜電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティングすることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  5. 前記水素極は、多孔質シート状カーボン素材に対してカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物をコーティングし、さらにPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物がコーティングすることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  6. 前記セパレータ板が、Ni、ステンレス、Ti製の金属板、またはPtあるいはAuによってコーティングされた金属板に複数の貫通孔を設けた材料から形成されていることを特徴とする請求項1に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  7. 前記セパレータ板に接触する前記固定板に内蔵された押し付け素材が、弾力性を有するナイロン系のポーラスプラスチック材からなることを特徴とする請求項1に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  8. 前記固定板には、水または発生したガスの流路となる孔および溝の貫通孔が形成され、前記ガスの流路となる孔に逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  9. 前記ユニット水電気分解セルが複数個設けられ、
    前記複数のユニット水電気分解セルが前記貯蔵槽、前記固定板の外側から前記固体高分子電解質膜、酸素極、セパレータ板および固定板を一緒に挟むことにより、タイボルトによって一体にされ、さらに、
    前記貯蔵槽は、前記それぞれのユニット水電気分解セルにおいて水の電解レベルの位置よりも高い位置に設けられた水の補給孔を有するとともに、発生したガスを放出するための放出孔を有し、
    前記各ユニット電気分解セルから導かれた酸素がガス用連通孔を介して前記貯蔵槽に、水素が別のガス用連通孔を介して前記水の電気分解装置の外側に導かれるとともに、前記酸素極の前記貯蔵槽からの水が水連通孔を介して前記電気分解装置の外側に導かれることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  10. 前記ガス用連通孔は、前記水素極および前記酸素極からのガスをそれぞれ導く二つの連通孔が前記固体高分子電解質膜の部分に相当する電解部より上方に前記貯蔵槽等に連通するように設けられていることを特徴とする請求項9に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  11. 前記水連通孔は、前記固体高分子電解質膜の部分に相当する電解部より下方に位置されて前記水素極および前記酸素極からそれぞれ独立して前記貯蔵槽等に連通するように設けられていることを特徴とする請求項9に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
  12. 前記ガス連通孔は、前記ユニット水電気分解セルに逆止弁を介して接続されていることを特徴とする請求項9に記載された水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置。
JP2006006101U 2006-07-28 2006-07-28 水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置 Expired - Fee Related JP3126047U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006101U JP3126047U (ja) 2006-07-28 2006-07-28 水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006101U JP3126047U (ja) 2006-07-28 2006-07-28 水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3126047U true JP3126047U (ja) 2006-10-12

Family

ID=43475881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006006101U Expired - Fee Related JP3126047U (ja) 2006-07-28 2006-07-28 水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3126047U (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012052202A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Tokyo Metropolitan Univ 電解セル用部材およびそれを用いた水素製造装置
KR20190132766A (ko) 2018-05-21 2019-11-29 다온기전 주식회사 브라운 가스 발생 장치
KR20190132764A (ko) 2018-05-21 2019-11-29 다온기전 주식회사 수소 발생 장치
KR20190135070A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 수소 발생 장치
KR20190135073A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 브라운 가스 발생 장치
KR20190135072A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 수소 발생 장치
KR20190135071A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 브라운 가스 발생 장치
KR20190141452A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 수소 발생 장치
KR20190141453A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 브라운 가스 발생 장치
KR20190141455A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 브라운 가스 발생 장치
KR20190141454A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 수소 발생 장치
KR20200000538A (ko) 2018-06-25 2020-01-03 (주)코메스 브라운 가스 발생 장치

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012052202A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Tokyo Metropolitan Univ 電解セル用部材およびそれを用いた水素製造装置
KR20190132766A (ko) 2018-05-21 2019-11-29 다온기전 주식회사 브라운 가스 발생 장치
KR20190132764A (ko) 2018-05-21 2019-11-29 다온기전 주식회사 수소 발생 장치
KR20190135070A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 수소 발생 장치
KR20190135073A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 브라운 가스 발생 장치
KR20190135072A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 수소 발생 장치
KR20190135071A (ko) 2018-05-28 2019-12-06 이춘미 브라운 가스 발생 장치
KR20190141452A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 수소 발생 장치
KR20190141453A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 브라운 가스 발생 장치
KR20190141455A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 브라운 가스 발생 장치
KR20190141454A (ko) 2018-06-14 2019-12-24 다온기전 주식회사 수소 발생 장치
KR20200000538A (ko) 2018-06-25 2020-01-03 (주)코메스 브라운 가스 발생 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3126047U (ja) 水の電気分解装置を用いた酸素ガス処理装置
JP2006291329A (ja) 固体高分子膜型水電気分解装置
JP5048796B2 (ja) 水電解システム
US20030029734A1 (en) Integrated ozone generator system
US20100219066A1 (en) Water electrolysis system
WO1998042617A9 (en) An integrated ozone generator system
US20110266142A1 (en) Unitized electrolyzer apparatus
JP2009114498A (ja) 水素生成装置、プラス極側カバー
US8658008B2 (en) High-pressure hydrogen producing apparatus
CN111575734A (zh) 一种阴极氧还原臭氧发生器及其使用方法
CN103748723A (zh) 具有安全和稳定的氢储存的能量单元
JP4009300B2 (ja) 燃料電池及びそれを備えた電気自動車並びに燃料電池の運転方法
JP5140123B2 (ja) 水電解システム
US20050211567A1 (en) Apparatus and method for integrated hypochlorite and hydrogen fuel production and electrochemical power generation
JP5021950B2 (ja) 固体高分子膜型水電気分解装置
KR100859458B1 (ko) B화합물을 연료로 하는 연료전지의 스택구조
WO2021014870A1 (ja) 圧縮装置
JP2007059196A (ja) 発電システム
JP5350879B2 (ja) 水電解システム
US20100133097A1 (en) Hydrogen rich gas generator
JP2006299390A (ja) 水電解水素発生装置における容器収納型水電解槽
WO2023176197A1 (ja) 有機ハイドライド製造装置
US20230304171A1 (en) Electrolytic device and method of driving electrolytic device
JP2018142408A (ja) 微生物燃料電池
KR100539753B1 (ko) 연료전지 시스템의 물공급장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130920

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees