JP3125924U - 干渉軽減イヤホーン - Google Patents

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Abstract

【課題】干渉軽減イヤホーンの提供。
【解決手段】本考案は一種の干渉軽減イヤホーン、特に一組のマイクをスピーカ前方の軸方向とイヤホーンのハウジングに設ける。そのうち一つのマイクを安静な耳道内部に設け、耳道から発生する音波を受信する。さらに、イヤホーンハウジングに設けるマイクで話者の口から話す音声を受診する。このマイクセットにより、音波の受信状態を相互に補助し、低い音量の音源をそれぞれに拾い取って、高い音量に集める。さらに、イヤホーンハウジングに設けるマイクの受信感度をやや低い範囲に設定し、前記耳道内部に設けるマイクの音源収集の補助し、低い音量の外部干渉源のみを拾い集めて、より聞き取りやすい通話を実現するイヤホーン設計である。
【選択図】図1

Description

本考案は一種の干渉を低減するイヤホーンに関わるものである。
公知技術の携帯電話33のイヤホーン3設計は図5に示す通り、イヤホーン3のスピーカ31下部の特定場所で新たにマイク32を設けて、送受話の機能を実現する。しかしながら、この種の設計は、通話するとき該マイク32は外部環境の影響により、送話音声が干渉を受けるため、送話の品質を低下させる。その上、通話するときは該マイク32を口元に近づけないと、受話先に明確な音声を届けることができないため、使用の不便をきたす。
公知技術のもう一種のイヤホーン4の設計は図6に示すとおり、一種の無線式イヤホーン4である。伝送線の煩わしさをなくしているが、高価なほか、本体が大きい。さらに、その設計は拡張アーム41本体の後部にスピーカ42を設け、該拡張アーム41の端部にマイク43を設けることにより、受送話を実現する。なお、鉤手44を耳上部に掛けて使用する。しかしながら、この種のイヤホーン4も同じく環境の騒音に影響を受けるほか、本体が大きいという欠点がある。
公知技術もう一種のイヤホーン設計は図7に示すとおり、主にイヤホーン5先端に備える前蓋52中央場所の収容区間53にマイク54を設け、マイク54をスピーカ51の前方位置に取付ることにより、該マイク54は外部干渉源のない耳道内において、耳道から発生する音波を受信し、外部の干渉音源を遮断する。しかしながら、この種の設計はマイク54とスピーカ51とも耳道内の同じ密閉した腔室に設けるため、スピーカ51の発信音声がマイク54によって受信し、エコーの問題を引き起こす。マイク54の感度を引き下がることにより、このエコーの問題は改善されるが、ただし、送話品質に影響を与えるため、受話先は明確な送話音声を聞き取ることができない。
本考案の主目的は、一組のマイクをスピーカ前方の軸方向およびイヤホーンハウジングにそれぞれ設け、該マイクセットにより、受話状態を相互に補助し、低い音量の音源を拾い取り、大きい音量の音源に集める。さらにイヤホーンハウジングに設けるマイクの受音感度をやや低い範囲に設定しておく、前記耳道内に取り付けるマイク音源を補助することにより、低い音量の外部干渉源のみを拾うことで、より明確な通話を実現するイヤホーン構造により、通話品質の大幅な向上を提供する。
請求項1の考案は、ハウジング、スピーカ、前蓋およびマイクセットなどの構成要素より構成される一種の干渉軽減イヤホーンにおいて、
主にイヤホーンハウジング内部にスピーカを設け、話者の送話音声を受信し、イヤホーンハウジングの先端部に複数の孔を備えた前蓋の中央場所に、中央部に孔を設ける収容区間を設け、該収容区間にマイクを設け、イヤホーンハウジングにもマイクを設けることにより、
イヤホーンを耳道に取り付けるとき、スピーカとマイクともに耳孔に挿入し、そのうち一つのマイクは外部干渉を受けない安静な耳道において、耳道から発生する音波を受信するほか、イヤホーンハウジングに備えるマイクより、話者の送話音声を受信し、マイクセットは内外部において、受音状況を相互に補助し、低い音量の音源を拾って大きい音量の音源に集めた上、マイクが低い音量の外部干渉源を拾う特性を利用し、耳道内部に備えるマイクと合せて、外部干渉源を軽減し、より明確な通話を実現することを特徴とする干渉軽減イヤホーンとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載の干渉軽減イヤホーンにおいて、イヤホーンハウジングに、マイクの音源収集するための孔を設けることを特徴とする干渉軽減イヤホーンとしている。
請求項3の考案は、ハウジング、スピーカ、前蓋およびマイクセットなどの構成要素より構成され、
イヤホーンハウジング内部に無線受発信電気回路と電池を設け、イヤホーンハウジングの前方に複数の孔を備える前蓋を設け、該前蓋に中央部に孔を備える収容区間を設け、該収容区間にマイクを設け、イヤホーンハウジングはさらに一つのマイクを設けることにより、
イヤホーンを耳道に取り付けるとき、スピーカとマイクとも耳孔に挿入し、そのうち一つのマイクは外部干渉を受けない安静な耳道において、耳道から発生する音波を受信するほか、イヤホーンハウジングに備えるマイクより、話者の送話音声を受信し、マイクセットは内外部において、受音状況を相互に補助し、低い音量の音源を拾って大きい音量の音源に集めた上、マイクが低い音量の外部干渉源を拾う特性を利用し、耳道内部に備えるマイクと合せて、外部干渉源を軽減し、より明確な通話を実現することを特徴とする干渉軽減イヤホーンとしている。
請求項4の考案は、請求項3記載の干渉軽減イヤホーンにおいて、イヤホーンハウジングのマイクケース外部に、マイクの音源収集するための孔を設けることを特徴とする干渉軽減イヤホーンとしている。
本考案は一種の干渉軽減イヤホーン、特に一組のマイクをスピーカ前方の軸方向とイヤホーンのハウジングに設ける。そのうち一つのマイクを安静な耳道内部に設け、耳道から発生する音波を受信する。さらに、イヤホーンハウジングに設けるマイクで話者の口から話す音声を受診する。このマイクセットにより、音波の受信状態を相互に補助し、低い音量の音源をそれぞれに拾い取って、高い音量に集める。さらに、イヤホーンハウジングに設けるマイクの受信感度をやや低い範囲に設定し、前記耳道内部に設けるマイクの音源収集の補助し、低い音量の外部干渉源のみを拾い集めて、より聞き取りやすい通話を実現するイヤホーン設計である。
図1、図2および図3に示すとおり、本考案は主にイヤホーンハウジング1内部にスピーカ11を設けて送話音声を受信する。イヤホーンハウジング1先端に複数の孔121を備える前蓋12の中央場所にその中央部が孔1221を備える収容区間122を設け、該収容区間122内部にマイク13を設ける。このような構成要素により、イヤホーンを耳道Aに取り付けた後、スピーカ11とマイク13とも合せて耳孔に進入し、マイク13は耳道Aより、発声部から発生する音波を拾い取って、音波は耳道Aより該マイク13を介して送出する。さらに、イヤホーンハウジング1にマイク14を設けることにより、そのうち一つのマイク13を外部干渉源がない耳道A内部において、耳道A内部の発生音波を受話する共に、イヤホーンハウジング1に備えるマイク14により、話者の口から話す音声を受信する。エコーを防止するため、該マイク13はやや低い感度のものを使用し、余分なスピーカ11出力音源の受信を避ける。さらに、イヤホーンハウジング1に備えるマイク13の受音感度をやや低い範囲に設定しておく、前記耳道A内部のマイク13音源捕捉の補助とする。マイクセット13、14により、内外部において、受音状況を相互に補助し、低い音量の音源を拾い、高い音量の音源に集める。さらに、マイク14の低い音量の収集特性を利用し、該耳道A内部に取り付けるマイク13と共に、外部干渉源を軽減し、より明確な通話を実現する。イヤホーンハウジング1に、該マイク14が音源を収集するための孔141を設ける。
本考案はさらに無線受発信電気回路25を設けることにより、ブルトゥズの無線式イヤホーンとして、この無線受発信電気回路25用の電池26を設ける。該無線式イヤホーンに複数の孔221を備える前蓋22に中央場所に孔2221を備える収容区間222を設け、該収容区間222にマイク23を設ける。この種の無線受発信電気回路25の設計により、電気回路に備えたエコー除去回路でもって消去する。しかし、コスト高である。そこで、コストを軽減するため、イヤホーンハウジング2にマイク24を設けて、一つのマイク23を外部干渉源のない安静な耳道A内部において、耳道Aの発生音波を受信する共に、イヤホーンハウジング2に備えるマイク24により話者の口から話す音声を受信する。さらに、エコーを防止するため、該マイク23は低感度のものを使用し、余分なスピーカ2出力音源の収集を避ける。さらに、イヤホーンハウジング2に備えるマイク23の受音感度をやや低い範囲に設定し、前記耳道A内マイク23音源収集を補助する。マイクセット23、24により、内外部において、受音状況を相互に補助し、低い音量の音源を拾って大きい音量の音源に集める。なお、マイク24は低い音量の外部干渉源を拾う特性があるため、耳道A内部のマイク23と合せて、外部干渉源を軽減し、より明確な通話をはかるため、図4に示すとおり、イヤホーンハウジング2に該マイク24の音源収集するための孔241を設ける。
本考案の好ましい実施例による立体分解図である。 本考案の組合せ断面図である。 本考案を耳で使用するときの実施態様図である。 本考案を無線式イヤホーンで使用するときの実施断面図である。 公知技術のイヤホーン立体図である。 公知技術のもう一種のイヤホーンの立体図である。 公知技術のさらなる一つのイヤホーンの断面図である。
符号の説明
1、2、5 ハウジング
11、21、31、42、51 スピーカ
12、22、52 前蓋
121、1221、141、221、2221、241 孔
122、222、53 収容区間
13、14、23、24、32、43、54 マイク
25 無線受発信電気回路
26 電池
3、4 イヤホーン
33 携帯電話
41 拡張アーム
44 鉤手
A 耳道

Claims (4)

  1. ハウジング、スピーカ、前蓋およびマイクセットなどの構成要素より構成される一種の干渉軽減イヤホーンにおいて、
    主にイヤホーンハウジング内部にスピーカを設け、話者の送話音声を受信し、イヤホーンハウジングの先端部に複数の孔を備えた前蓋の中央場所に、中央部に孔を設ける収容区間を設け、該収容区間にマイクを設け、イヤホーンハウジングにもマイクを設けることにより、
    イヤホーンを耳道に取り付けるとき、スピーカとマイクともに耳孔に挿入し、そのうち一つのマイクは外部干渉を受けない安静な耳道において、耳道から発生する音波を受信するほか、イヤホーンハウジングに備えるマイクより、話者の送話音声を受信し、マイクセットは内外部において、受音状況を相互に補助し、低い音量の音源を拾って大きい音量の音源に集めた上、マイクが低い音量の外部干渉源を拾う特性を利用し、耳道内部に備えるマイクと合せて、外部干渉源を軽減し、より明確な通話を実現することを特徴とする干渉軽減イヤホーン。
  2. 請求項1記載の干渉軽減イヤホーンにおいて、イヤホーンハウジングに、マイクの音源収集するための孔を設けることを特徴とする干渉軽減イヤホーン。
  3. ハウジング、スピーカ、前蓋およびマイクセットなどの構成要素より構成され、
    イヤホーンハウジング内部に無線受発信電気回路と電池を設け、イヤホーンハウジングの前方に複数の孔を備える前蓋を設け、該前蓋に中央部に孔を備える収容区間を設け、該収容区間にマイクを設け、イヤホーンハウジングはさらに一つのマイクを設けることにより、
    イヤホーンを耳道に取り付けるとき、スピーカとマイクとも耳孔に挿入し、そのうち一つのマイクは外部干渉を受けない安静な耳道において、耳道から発生する音波を受信するほか、イヤホーンハウジングに備えるマイクより、話者の送話音声を受信し、マイクセットは内外部において、受音状況を相互に補助し、低い音量の音源を拾って大きい音量の音源に集めた上、マイクが低い音量の外部干渉源を拾う特性を利用し、耳道内部に備えるマイクと合せて、外部干渉源を軽減し、より明確な通話を実現することを特徴とする干渉軽減イヤホーン。
  4. 請求項3記載の干渉軽減イヤホーンにおいて、イヤホーンハウジングのマイクケース外部に、マイクの音源収集するための孔を設けることを特徴とする干渉軽減イヤホーン。
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