JP3125528U - 灰皿 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に副流煙の発生を抑制し、副流煙の流出を減少させると共に、タバコの臭気を脱臭することが出来る灰皿を提供することを目的とする。
【解決手段】略球体の中空体で、挿入孔を有する皿部2上に胴部3を設置し、胴部3の上部にローソク9を設置する設置部30を中空部6内に凹設し、設置部30の底面31に排気孔32を設け、排気孔32の真上に環状の下蓋4を設置し、下蓋4には内方へ突出する爪41を設け、下蓋4の上端開口部に上蓋5を設置した灰皿。
【選択図】 図4

Description

本考案は灰皿に関し、詳しくは、副流煙の流出を減少させることが出来る灰皿に関する。
従来から灰皿として、端部にタバコを保持する溝等を有する皿状のものが使用されている。そして、この皿状の灰皿はタバコから発生する副流煙をそのまま周りに排出し、周りの人間に受動喫煙を強いることになっている。この副流煙には有害成分が多く含まれると共に、タバコ特有の臭気を発生させている。
そこで、灰皿を覆う部材を設け、該部材内にフィルターを設けた灰皿などが提案されている。
しかし、このような灰皿でも充分には副流煙の発生を抑制し、副流煙の流出を抑制することが出来ず、又、臭気をカットすることは出来ず、やはり周りの人間に受動喫煙を強いることになっていた。
そこで、本考案は確実に副流煙の発生を抑制し、副流煙の流出を減少させると共に、タバコの臭気を脱臭することが出来る灰皿を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段としての本考案は、中空体の下部にタバコを挿入する挿入孔を設け、該中空体の上部に燃焼具を設置する設置部を設け、該設置部に中空部へ貫通する排気孔を設けたことを特徴とする灰皿である。
又、上記灰皿において、中空体は皿部と皿部上に設置される胴部を備えて略球体に形成し、皿部に前記挿入孔を設け、胴部の上部に前記設置部を上部を開口させて中空体の中空部内に凹設した灰皿である。
又、上記灰皿において、底面前記胴部の上端開口部に設置される環状の下蓋を備え、前記排気孔は設置部の外周端部に設け、前記排気孔の真上に該下蓋を位置させた灰皿である。
又、上記灰皿において、下蓋の上端開口部に設置される上蓋を備え、上蓋は円形皿状の蓋、載置部及び蓋と載置部を結合する軸で構成し、載置部にはタバコを保持する溝を設けた灰皿である。
又、上記灰皿において、下蓋には内方へ突出する爪を設けた灰皿である。
以上のような本考案によれば、確実に副流煙の発生を抑制する共に、確実に副流煙の流出を減少させ、又、タバコの臭気を脱臭することが出来た。
以下本考案の実施の形態を図に従って説明する。図1は本考案灰皿1の斜視図であり、灰皿1は略球体の中空体で、皿部2、胴部3、設置部30、下蓋4及び上蓋5を備えて構成されている。灰皿1は球体が好ましいが、中空であれば柱状等他の形状を採用することも出来る。
皿部2は少し深めの皿状で、灰皿1の底部を構成し、側面には、底端部から適宜の高さ位置にタバコ10の先端の着火部分を灰皿1の中空部6内に挿入するための挿入孔21を対向位置に2個設けている。挿入孔21は、2個に限定されず、1個以上適宜の数を設けることが出来るが、1個のみ設けることが好ましい。又、挿入孔21はタバコ10の挿脱に支障ない範囲でなるべく小さくすることが好ましい。このような構成とすることで、より中空部6への空気の流入を抑制することが出来、タバコ10の燃焼を抑制、ひいては副流煙の発生を抑制できるからである。
又、皿部2の底部には、挿入孔21より若干低い高さの台22を設けているので、タバコ10の先端の着火部分を灰皿1の中空部6内に挿入して先端を台22上に自然に置くことが出来る。
皿部2の上部には胴部3を設けている。図4(a)のB部の部分拡大図である(b)によく示されるように、皿部2の上端部及び胴部3の下端部は互い違いの段状に構成して、皿部2上端部に胴部3下端部を挿入し、皿部2の段部23上に胴部3の下端を載置すると共に嵌合している。
胴部3の上端部は円形状に開口し、該上端部から下方へ延出する円筒状の側面39と側面39の底部を閉鎖する底面31でローソク9を設置する上部が開口した筒状の設置部30を構成している。このように設置部30は灰皿1、詳しくは胴部3の上部に、中空部6内に突出して凹設され、設置部30の底面31には、設置するローソク9の位置決めをするための円筒形の突起33を設けると共に、底面31には側面39と突起33の間、即ち外周端部に中空部6へ貫通する複数の排気孔32,32…を設けている。尚、側面39にも排気孔を設けることとしてもよい。
胴部3の上端の開口部35には環状の下蓋4を設置している。下蓋4は表面が球体の一部を構成し、外周端から下方に係合片42を突出させると共に、裏面から内方へ突出する爪41を3個設けている。下蓋4は、係合片42を設置部30に嵌合させ、排気孔32の真上に位置し、中空部6から排気孔32を通り、設置部30内に上昇してきた副流煙をローソク9の方へ誘導する。下蓋4の爪41は、ローソク9の上端縁に係止して下蓋4を安定させると共に、ローソク9と下蓋4間に適切な隙間を設けて、副流煙をローソク9の炎へと導くものである。この爪41を設けないと、ローソク9と下蓋4が密着して、副流煙が流れず、中空部6内にたまってしまう。又、この爪41により、ローソク9が設置部30から上方へ突出する背の高いものである場合にも、安定して設置できると共に、副流煙をローソク9の炎へ適切に誘導することが出来る。
尚、用いるローソク9の形状等によっては、爪4を設けない構成としてもよい。又、側面39内面に突起38を等間隔で3個程度設けて、係合片42の下端部を係止する構成としてもよい。
下蓋4の上端開口部44には上蓋5を設置している。上蓋5は円形皿状の蓋52、載置部51、蓋52と載置部51を結合する軸53で構成し、載置部51にはタバコを保持する溝55を設けている。上蓋5は蓋52を下蓋4の爪41上に載置して設置している。この上蓋5は、灰皿1を使用するときは、外して、載置部51を上方に向けて皿部2の挿入孔21の横に置き、タバコ置きとして使用することが出来る。従って、上蓋5の高さは、挿入孔21の高さと同等としている。使用後は下蓋4の爪41上に載置することにより、設置部30を密閉してローソク9の炎を安全に消化することが出来る。
上蓋5は上記形状に限定されず、円形の皿状の蓋の外面に把持部を設けた構成としてもよく、下蓋4を設けない場合には、胴部3の上端の開口部35に設置する構成としてもよい。又、挿入孔21の下部両側から外方に皿部2に切れ込み又は溝を設け、使用時にこの切れ込み又は溝に載置部51を挿入して、上蓋5の不用意な移動を防止する構成とすることも出来る。
燃焼具は炎を一定時間継続して発生することが出来き、且その燃焼時間を使用者が制御できるものであり、本実施の形態では燃焼具としてローソク9を用いている。ローソク9としてはロウが流れて設置部30や皿部2に付着することがないように缶入りのものが好ましい。又、ローソク9には香料や消臭成分を含有させたものを使用することで、より消臭効果を発揮できる。燃焼具としは、ローソクに限定されず、アルコールランプやライター等を用いることが出来る。
次の本考案の作用、使用について説明する。まず、図1に示す状態から上蓋5を外して、載置部51を上方に向けて皿部2の挿入孔21横に置き、ローソク9に着火する。タバコ10はローソク9の炎を用いて火をつけることが出来る。着火したタバコ10を吸わない時は、先端の着火部分を挿入孔21から中空部6内に挿入する。中空部6内には多くの酸素は流入しないので、タバコ10の燃焼が抑制され、副流煙の発生を抑制することが出来る。中空部6内で副流煙は上昇すると共に、灰皿1の球体の形状により中空部6内を回転し、排気孔32,32…を通って設置部30内に入り、更に上昇して下蓋4に導かれると共に、ローソク9の燃焼時にローソクの周り、特に下方から酸素を取り込むその空気の流れに導かれて、ローソク9の炎へ送り込まれ、ローソク9の炎は副流煙を取り込んで、副流煙を燃焼、加熱分解する。このようにして副流煙をカットし、その流出を減少させると共に、タバコの臭気を脱臭することが出来る。タバコ10の火を消す際には、揉み消すことなく、中空部6内の底に落とし、上蓋5を蓋52を下にして下蓋4の上端開口部44を塞ぐように載置することにより、設置部30を略密閉してローソク9の炎を安全に消化すると共に、中空部6を略密閉することにより、中空部6のタバコ10の燃焼のための酸素がなくなり、自然消火を実現出来る。吸殻を捨てる際には、皿部2から胴部3を外して捨てればよい。
上記実施の形態では、皿部2、胴部3及び下蓋4を別体で構成しているが、適宜組合わせて一体に形成してもよく、設置部30を胴部3と一体ではなく、別体として形成し、胴部3に係止させる構成としてもよい。又、挿入孔21を開閉可能な蓋体を設けることとしてもよい。
更に、皿部2に底面を設けずに、下面が開口した形状とし、既存の皿状の灰皿に被せて使用することとしてもよい。
本考案一実施例斜視図 本考案一実施例使用状態図 本考案一実施例部分上面図 図2A−A断面図であり、(a)は全体図、(b)は(a)のB部の部分拡大図である
符号の説明
1 灰皿
2 皿部
21 挿入孔
3 胴部
30 設置部
32 排気孔
4 下蓋
41 爪
5 上蓋
6 中空部
9 燃焼具たるローソク

Claims (5)

  1. 中空体の下部にタバコを挿入する挿入孔を設け、該中空体の上部に燃焼具を設置する設置部を設け、該設置部に中空部へ貫通する排気孔を設けたことを特徴とする灰皿。
  2. 中空体は皿部と皿部上に設置される胴部を備えて略球体に形成し、皿部に前記挿入孔を設け、胴部の上部に前記設置部を上部を開口させて中空体の中空部内に凹設したことを特徴とする請求項1記載の灰皿。
  3. 底面前記胴部の上端開口部に設置される環状の下蓋を備え、前記排気孔は設置部の外周端部に設け、前記排気孔の真上に該下蓋を位置させることを特徴とする請求項2記載の灰皿。
  4. 下蓋の上端開口部に設置される上蓋を備え、上蓋は円形皿状の蓋、載置部及び蓋と載置部を結合する軸で構成し、載置部にはタバコを保持する溝を設けたことを特徴とする請求項3記載の灰皿。
  5. 下蓋には内方へ突出する爪を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の灰皿。
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