JP3125004U - 電導聴診器 - Google Patents

Abstract

【課題】 聴診音を電気信号に変え、電気信号を増幅した音に変えて聴診しようとする電導聴診器を提供する。
【解決手段】 聴診器のチェストピース部分と小型マイクロフォンを連結し、チェストピース部で捉えた音を電気信号に変え、電気的に増幅した音で聴診しようとする電導聴診器。
【選択図】図１

Description

本考案は聴診音を電気信号に変え、電気信号を増幅した音に変えて聴診しようとする電導聴診器に関するものである。

従来の電気的な聴診器は聴診音を小型の増幅器に接続し、該増幅器に聴音器を接続して聴診しようとしていた。
特開２００３−１２６０８５ 特開２００５−０５２５２１

そのために、次のような問題点があった。
（イ） マイクロフォン付きチェストピース、小型増幅器は構造が複雑であったためが困難である。
本考案は以上の問題点を解決しようとするものである。

電気的な聴診器の開発部分を聴診部分のみに限定し、チェストピース部、小型マイクロフォン、該マイクロフォンの電気信号を送るピンプラグ付き電導線は既存の商品で補うものとする電導聴診器。

本考案は難聴の使用者の聴音を助け、また長時間の使用を楽にし、かつ複数の聴取者に信号音を聴音させることができる。

以下、本考案の実施の形態を説明する。
（イ）チェストピース（１）と径１０ｍｍ程度の砲弾型小型マイクロフォン（３）を柔軟な素材で作られた筒型連結管（２）の両端で、同径程度の直管でできたチェストピースの通音部分（４）と、小型マイクロフォン（３）の集音部分を包み込むように連結する。
（ロ）小型マイクロフォン（３）は、電導線（４）と、先端に増幅器に接続するピンプラグ（５）を有する。
本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、チェストピース（１）を捉えようとする音源に密着するように当てる。チェストピース（１）で捉えられた音は通音部（４）を通り、通音部（６）と小型マイクロフォン（３）の集音部（７）を繋ぐ連結管（２）によって周囲の雑音を入れることなく、小型マイクロフォン（３）の集音部に伝えられ、電気信号に変えられる。該電気信号を送る電導線（４）と接続するするピンプラグ（５）で他の増幅器のピンジャックに接続すれば、聴診音を増幅器のスピーカーより直接聞いたり、録音したり、ヘッドフォンを使用して聞いたりすることができる。

本考案の斜視図 本考案の連結部分を拡大した断面図 本考案の使用状態を示す斜視図

符号の説明

１ チェストピース
２ 連結管
３ 小型マイクロフォン
４ 電導線
５ ピンプラグ
６ 通音部
７ 集音部

Claims (1)

1. 聴診器のチェストピースと、該チェストピースに接続された連結管と該連結管に挿入される小型マイクロフォンと、該マイクロフォンの電気信号を送るピンプラグ付き電導線とよりなる電導聴診器。

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