JP3124083U - 商品展示用載置台のカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で費用がかからず、容易に商品展示用載置台の外観を変え得る商品展示用載置台のカバーを提供する。
【解決手段】凸曲面状角側面30cを周囲外面に有する平面視矩形状の商品展示用の載置台30に被せられると共にシート状厚紙から形成される一対のカバー半体をもって構成される。各カバー半体は、横長矩形状の天板部1と、長辺側板部2と、短辺側板部3と、を具備する。また、角側面30cの平面視アール寸法に対応して弯曲自在にするための複数本のアール形成用折目7を有すると共に角側面30cに沿って被せられるアール調整片部5が、長辺側板部2の端縁から、延伸状に連設されている。
【選択図】図8
【解決手段】凸曲面状角側面30cを周囲外面に有する平面視矩形状の商品展示用の載置台30に被せられると共にシート状厚紙から形成される一対のカバー半体をもって構成される。各カバー半体は、横長矩形状の天板部1と、長辺側板部2と、短辺側板部3と、を具備する。また、角側面30cの平面視アール寸法に対応して弯曲自在にするための複数本のアール形成用折目7を有すると共に角側面30cに沿って被せられるアール調整片部5が、長辺側板部2の端縁から、延伸状に連設されている。
【選択図】図8
Description
本考案は、商品展示用載置台のカバーに係り、より詳しくは、店舗内や店頭において食品等の商品を展示する載置台に使用される商品展示用載置台のカバーに関する。
一般に、青果,缶詰,米入り袋等の食品をスーパーマーケットや個人商店等の店舗内若しくは店頭で展示するには、専用の商品展示用載置台が使用されている。このような専用の商品展示用載置台としては、従来より種々のものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、青果等の商品を載置して展示を行う平型展示台において、商品を載置する載置床を上下移動可能に設けると共に、載置床の下部に、商品の重量差によって伸縮して載置床を上下動させる床可動機構を設けたものが開示されている。
一方、食品等の商品展示用載置台として、商品納品時に使用されるパレットを利用する店舗も少なからず存在している。このような店舗においては、従来、パレットをむきだしのまま利用するか、あるいは、むきだしの無骨なパレットが客の目に入らないよう、パレットをビニールシートやベニヤ板で覆うことによって利用していた。
実開平5−4960号公報
特許文献1には、青果等の商品を載置して展示を行う平型展示台において、商品を載置する載置床を上下移動可能に設けると共に、載置床の下部に、商品の重量差によって伸縮して載置床を上下動させる床可動機構を設けたものが開示されている。
一方、食品等の商品展示用載置台として、商品納品時に使用されるパレットを利用する店舗も少なからず存在している。このような店舗においては、従来、パレットをむきだしのまま利用するか、あるいは、むきだしの無骨なパレットが客の目に入らないよう、パレットをビニールシートやベニヤ板で覆うことによって利用していた。
上述のようにパレットを商品展示用載置台として利用する場合、パレットがむきだしの状態ではパレットのささくれによって商品が破損したり、パレットの色や匂いが商品に移ることがあった。一方、パレットをビニールシートやベニヤ板で覆うと客の見た目の印象が良くなって店舗の売り上げにも貢献することとなるが、パレットをビニールシートやベニヤ板で覆う作業が煩雑であり、費用がかかった。
そこで、本考案は、構造が簡単で費用がかからず、容易に商品展示用載置台の外観を変え得る商品展示用載置台のカバーを提供することを目的とする。
そこで、本考案は、構造が簡単で費用がかからず、容易に商品展示用載置台の外観を変え得る商品展示用載置台のカバーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係る商品展示用載置台のカバーは、凸曲面状角側面を周囲外面に有する平面視矩形状の商品展示用の載置台に被せられると共にシート状厚紙から形成される一対のカバー半体をもって構成され、各該カバー半体は、アール状角部を隣り合う二つの角に有する横長矩形状の天板部と、該天板部の長辺に長折曲線部を介して連設された長辺側板部と、該天板部の短辺に短折曲線部を介して連設された短辺側板部と、を具備し、上記凸曲面状角側面の平面視アール寸法に対応して弯曲自在にするための複数本のアール形成用折目を有すると共に該凸曲面状角側面に沿って被せられるアール調整片部が、上記長辺側板部の端縁、又は、上記短辺側板部の端縁から、延伸状に連設され、さらに、上記アール調整片部は、上記アール状角部に対して分離状に形成されている。
また、上記アール調整片部の基端は、上記長折曲線部の端の位置において上記長辺側板部に連設され、さらに、上記アール調整片部は、該天板部の上記長辺の一部であると共に上記長折曲線部の上記端と上記アール状角部の一端とを結ぶ直線部に対して、分離状に形成されている。
また、上記アール調整片部の基端は、上記長折曲線部の端の位置において上記長辺側板部に連設され、さらに、上記アール調整片部は、該天板部の上記長辺の一部であると共に上記長折曲線部の上記端と上記アール状角部の一端とを結ぶ直線部に対して、分離状に形成されている。
また、上記シート状厚紙には、上記長辺側板部及び上記短辺側板部のうち上記アール調整片部が連設された一方と、連設されていない他方とを相互に貼着する粘着材が、予め付設されている。
また、各上記カバー半体の上記天板部は、二つの該カバー半体を上記載置台に被せた際に該載置台の上面側中央部において二つの該天板部がお互いに重なり合うような重なり余裕代部を有している。
また、上記シート状厚紙は、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層を有している。
また、各上記カバー半体の上記天板部は、二つの該カバー半体を上記載置台に被せた際に該載置台の上面側中央部において二つの該天板部がお互いに重なり合うような重なり余裕代部を有している。
また、上記シート状厚紙は、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層を有している。
本考案は、次のような著大な効果を奏する。
本考案に係る商品展示用載置台のカバーは、載置台の形状が客の目に入らないようにして、外観を綺麗にできる。
また、載置台をビニールシートやベニヤ板で覆う場合と比較して、載置台に取り付ける作業が簡単であり、商品展示用載置台の外観を短時間で容易に変え得る。
また、構造が簡単であり、製造コストを低く抑えることができるので、客が本考案に係る商品展示用載置台のカバーを購入する際に費用がかからない。また、軽量であり、持ち運びが楽である。
また、角側面のアール寸法が異なる種々の載置台に容易に対応できる。しかも、アール調整片部には、複数本のアール形成用折目が形成されているので、載置台の角側面の形状に綺麗にアール調整片部を沿わせることができる。
また、ドライバー, ペンチ, はさみ,テープ等の作業道具を必要とすることなく、カバー半体を形成することができる。
本考案に係る商品展示用載置台のカバーは、載置台の形状が客の目に入らないようにして、外観を綺麗にできる。
また、載置台をビニールシートやベニヤ板で覆う場合と比較して、載置台に取り付ける作業が簡単であり、商品展示用載置台の外観を短時間で容易に変え得る。
また、構造が簡単であり、製造コストを低く抑えることができるので、客が本考案に係る商品展示用載置台のカバーを購入する際に費用がかからない。また、軽量であり、持ち運びが楽である。
また、角側面のアール寸法が異なる種々の載置台に容易に対応できる。しかも、アール調整片部には、複数本のアール形成用折目が形成されているので、載置台の角側面の形状に綺麗にアール調整片部を沿わせることができる。
また、ドライバー, ペンチ, はさみ,テープ等の作業道具を必要とすることなく、カバー半体を形成することができる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案を詳説する。
図1〜図5に於て、本考案の実施の一形態に係る商品展示用載置台のカバーは、スーパーマーケットや個人商店等の店舗内若しくは店頭において、食品等の複数の商品40…を積み重ねて展示する商品展示用の載置台30に被せて使用されるものである。図1では、商品40…として米入り袋を積み重ねて展示した場合が例示されている。
載置台30は、四つの凸曲面状角側面30c…と縦側面30b,30bと横側面30a,30aとを周囲外面に有して平面視矩形状である。本実施形態では、載置台30として、商品40…の納入の際に使用されるプラスチック製のパレットを利用する場合が例示されている。載置台30としてのパレットは、国内で一般的に流通されているものを使用する。国内で流通しているパレットには、縦方向の長さと横方向の長さ異なる種々のサイズのものが使用されている。しかしながら、縦方向の長さと横方向の長さとの関係が 900mm×1100mm若しくは1100mm×1100mmのパレットが、国内で流通しているパレットの実に90%を占めている(つまり、横方向の長さは一定で縦方向の長さが異なる複数種類のパレットが、国内で流通しているパレットの実に90%を占めている)という事情がある。
そこで、本実施形態において、載置台30には、横方向(左右方向)の長さは一定で縦方向(前後方向)の長さが異なる複数種類のものが存在しているとして、以下の話を進める。
図1〜図5に於て、本考案の実施の一形態に係る商品展示用載置台のカバーは、スーパーマーケットや個人商店等の店舗内若しくは店頭において、食品等の複数の商品40…を積み重ねて展示する商品展示用の載置台30に被せて使用されるものである。図1では、商品40…として米入り袋を積み重ねて展示した場合が例示されている。
載置台30は、四つの凸曲面状角側面30c…と縦側面30b,30bと横側面30a,30aとを周囲外面に有して平面視矩形状である。本実施形態では、載置台30として、商品40…の納入の際に使用されるプラスチック製のパレットを利用する場合が例示されている。載置台30としてのパレットは、国内で一般的に流通されているものを使用する。国内で流通しているパレットには、縦方向の長さと横方向の長さ異なる種々のサイズのものが使用されている。しかしながら、縦方向の長さと横方向の長さとの関係が 900mm×1100mm若しくは1100mm×1100mmのパレットが、国内で流通しているパレットの実に90%を占めている(つまり、横方向の長さは一定で縦方向の長さが異なる複数種類のパレットが、国内で流通しているパレットの実に90%を占めている)という事情がある。
そこで、本実施形態において、載置台30には、横方向(左右方向)の長さは一定で縦方向(前後方向)の長さが異なる複数種類のものが存在しているとして、以下の話を進める。
本実施形態に係る商品展示用載置台のカバーは、シート状厚紙Aから形成される一対のカバー半体9,9をもって構成されている。
シート状厚紙Aは、段ボール製であり、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層8を有している。なお、表て面側とは、カバー半体9が載置台30に被さっている状態において、カバー半体9の外面となる側をいう。
一枚のシート状厚紙Aを折り曲げて形成される各カバー半体9は、アール状角部10c,10cを隣り合う二つの角に有する横長矩形状の天板部1と、天板部1の一方の長辺に長折曲線部10aを介して連設された長辺側板部2と、天板部1の短辺に短折曲線部10bを介して連設された二つの短辺側板部3,3と、を具備している。
シート状厚紙Aは、段ボール製であり、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層8を有している。なお、表て面側とは、カバー半体9が載置台30に被さっている状態において、カバー半体9の外面となる側をいう。
一枚のシート状厚紙Aを折り曲げて形成される各カバー半体9は、アール状角部10c,10cを隣り合う二つの角に有する横長矩形状の天板部1と、天板部1の一方の長辺に長折曲線部10aを介して連設された長辺側板部2と、天板部1の短辺に短折曲線部10bを介して連設された二つの短辺側板部3,3と、を具備している。
長辺側板部2は、矩形状に形成されている。長辺側板部2は、載置台30の二つの横側面30a,30aのいずれか一方に対応するようになっており、長辺側板部2の大きさは、載置台30の横側面30aとほぼ同じ大きさに形成されている。長辺側板部2の左右長さは、長折曲線部10aの長さと等しくなるように設定されている。即ち、長辺側板部2の左右両端縁は、長折曲線部10aの端Bの位置となるように設定されている。
短辺側板部3は、矩形状に形成されている。短辺側板部3は、載置台30の縦側面30bの略半分に対応するようになっている。短辺側板部3の大きさは、縦側面30bの半分の面積より少し大きく形成されている。短辺側板部3の裏面側で長辺側板部2側の端部には、両面テープからなる粘着材4が付設されている。この粘着材4は、予め、シート状厚紙Aに付設される。
天板部1は、載置台30の上面の半分の面積より少し大きく形成されている。この天板部1は、二つのカバー半体9を載置台30に被せた際に載置台30の上面側中央部において二つの天板部1がお互いに重なり合うような重なり余裕代部Cを有している。
短辺側板部3は、矩形状に形成されている。短辺側板部3は、載置台30の縦側面30bの略半分に対応するようになっている。短辺側板部3の大きさは、縦側面30bの半分の面積より少し大きく形成されている。短辺側板部3の裏面側で長辺側板部2側の端部には、両面テープからなる粘着材4が付設されている。この粘着材4は、予め、シート状厚紙Aに付設される。
天板部1は、載置台30の上面の半分の面積より少し大きく形成されている。この天板部1は、二つのカバー半体9を載置台30に被せた際に載置台30の上面側中央部において二つの天板部1がお互いに重なり合うような重なり余裕代部Cを有している。
ここで、本実施形態では、矩形状のアール調整片部5が、長辺側板部2の左右両端縁から、延伸状に連設されている(即ち、アール調整片部5の基端は、長折曲線部10aの端Bの位置において長辺側板部2に連設されている)。このアール調整片部5は、載置台30の凸曲面状角側面30cに沿って被せられるものである。
アール調整片部5は、天板部1の長辺の一部であると共に長折曲線部10aの端Bとアール状角部10cの一端とを結ぶ直線部10d(図4のLの範囲)に対して、分離状に形成されている。
アール調整片部5の裏面側の先端部には、両面テープからなる粘着材6が付設されている。この粘着材6は、予め、シート状厚紙Aに付設される。
アール調整片部5は、天板部1の長辺の一部であると共に長折曲線部10aの端Bとアール状角部10cの一端とを結ぶ直線部10d(図4のLの範囲)に対して、分離状に形成されている。
アール調整片部5の裏面側の先端部には、両面テープからなる粘着材6が付設されている。この粘着材6は、予め、シート状厚紙Aに付設される。
また、アール調整片部5は、角側面30cの平面視アール寸法に対応して弯曲自在にするための複数本のアール形成用折目7…を裏面側に有している。
アール形成用折目7…は、長折曲線部10aと直交する方向に形成されている。アール形成用折目7…は、アール調整片部5の基端から中央よりにかけて、等間隔をもって形成されている。
アール形成用折目7…は、長折曲線部10aと直交する方向に形成されている。アール形成用折目7…は、アール調整片部5の基端から中央よりにかけて、等間隔をもって形成されている。
次に、図2及び図6〜図10を参照して、上述の構成の本実施形態に係る商品展示用載置台のカバーの使用方法について説明する。
まず、図6に示すように、本実施形態に係る商品展示用載置台のカバーは、未使用状態では、シート状厚紙Aの状態で保存される。収納スペースをなるべく少なくするために、図3のものを左右中央線で折り畳んだ略正方形として、重ね合わせても良い(図示省略)。なお、シート状厚紙Aの短辺側板部3の裏面側には、長辺側板部2及び短辺側板部3のうちアール調整片部5が連設された一方と、連設されていない他方とを相互に貼着する粘着材4が、予め付設されている。また、アール調整片部5の裏面側には、粘着材6が予め付設されている。
まず、図6に示すように、本実施形態に係る商品展示用載置台のカバーは、未使用状態では、シート状厚紙Aの状態で保存される。収納スペースをなるべく少なくするために、図3のものを左右中央線で折り畳んだ略正方形として、重ね合わせても良い(図示省略)。なお、シート状厚紙Aの短辺側板部3の裏面側には、長辺側板部2及び短辺側板部3のうちアール調整片部5が連設された一方と、連設されていない他方とを相互に貼着する粘着材4が、予め付設されている。また、アール調整片部5の裏面側には、粘着材6が予め付設されている。
シート状厚紙Aをカバー半体9にして載置台30に被せる際には、まず、図7に示すように、一枚のシート状厚紙Aの天板部1を載置台30の上面の半分に合わせて載置する。この際、天板部1の長辺を載置台30の横側面30a側に合わせるようにする。次に、長折曲線部10aを境にして、シート状厚紙Aの長辺側板部2を下方へ折り曲げ、載置台30の横側面30aを覆う。
次に、図8及び図9に示すように、アール調整片部5の先端を引っ張って載置台30の角側面30c及び縦側面30bに沿わせ、その状態を維持したまま、アール調整片部5の先端部に付設された粘着材6を載置台30の縦側面30bに貼着する。この際、アール調整片部5は、アール形成用折り目7の位置において特に曲げやすくなっているため、アール調整片部5の形状は、載置台30の角側面30cの形状に綺麗に沿ったものとなる。
次に、短折曲線部10bを境にして、シート状厚紙Aの短辺側板部3を下方へ折り曲げて、載置台30の縦側面30b、及び、アール調整片部5のうち縦側面30bに延伸状となった部分を覆う。そして、短辺側板部3の裏面側端部の粘着材4を、アール調整片部5に貼着する。こうして、短辺側板部3とアール調整片部5が相互に貼着されて、長辺側板部2,短辺側板部3,アール調整片部5の位置関係が定まり、載置台30の略半分を覆うカバー半体9となる。また、カバー半体9と載置台30とは、粘着材6にて相互に貼着されているので、位置ずれが抑制される。
次に、上述と同様にして、載置台30の残り略半分もカバー半体9にて覆う。この際、図2に示すように、載置台30の上面側中央部において、一方のカバー半体9の天板部1と他方のカバー半体の天板部とがお互いに重なり合うようにし、重なり余裕代部Cを形成する。
次に、上述と同様にして、載置台30の残り略半分もカバー半体9にて覆う。この際、図2に示すように、載置台30の上面側中央部において、一方のカバー半体9の天板部1と他方のカバー半体の天板部とがお互いに重なり合うようにし、重なり余裕代部Cを形成する。
縦方向の長さが長い載置台30の場合には、余裕代部Cの面積を小さくして、二つのカバー半体9,9の二つの長辺側板部2,2間の距離を大きくする。また、縦方向の長さが短い載置台30の場合には、余裕代部Cの面積を大きくして、二つのカバー半体9,9の二つの長辺側板部2,2間の距離を小さくする。
また、図9に示すように、載置台30の角側面30cのアール寸法が大きい場合、アール調整片部5はその大きなアール寸法に沿って変形するため、その分、アール調整片部5と短辺側板部3の重なる部分が大きくなる。
また、図10に示すように、載置台30の角側面30cのアール寸法が小さい場合、アール調整片部5はその小さなアール寸法に沿って変形するため、その分、アール調整片部5と短辺側板部3の重なる部分が小さくなる。このように、載置台30の角側面30cのアール寸法の大小には、アール調整片部5と短辺側板部3の重なる部分を大小させて、容易に対応できるようになっている。
また、図10に示すように、載置台30の角側面30cのアール寸法が小さい場合、アール調整片部5はその小さなアール寸法に沿って変形するため、その分、アール調整片部5と短辺側板部3の重なる部分が小さくなる。このように、載置台30の角側面30cのアール寸法の大小には、アール調整片部5と短辺側板部3の重なる部分を大小させて、容易に対応できるようになっている。
また、本実施形態では、アール調整片部5は、天板部1の長辺の一部であると共に長折曲線部10aの端Bとアール状角部10cの一端とを結ぶ直線部10dに対して、分離状に形成されているので、アール調整片部5のアール寸法を大小を変化させても、天板部の直線部10d及びアール状角部10cより外方にアール調整片部5がはみ出ないようになっている。これにより、載置台30の一部が外部に露出するということがないようになっている。
また、本実施形態では、カバー半体9が段ボール製のシート状厚紙Aにて形成されているので、荷重に強く、10kg等の米入り袋を数段積むことも可能となっている。あるいは、その他の商品を多数積むこともできる。
また、本実施形態では、カバー半体9が段ボール製のシート状厚紙Aにて形成されているので、荷重に強く、10kg等の米入り袋を数段積むことも可能となっている。あるいは、その他の商品を多数積むこともできる。
なお、本考案は上述の実施の形態に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、本実施形態では、アール調整片部5が、長辺側板部2の端縁から延伸状に連設される場合を例示したが、本考案はこれに限らず、アール調整片部5が、短辺側板部3の端縁から延伸状に連設するも好ましい。
また、本実施形態では、シート状厚紙Aは、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層8を有している場合を例示したが、本考案はこれに限らず、シート状厚紙Aの表て面側に、外観が花柄やストライプ柄となるコーティング層を有していてもよい。
また、本実施形態では、カバー半体9が段ボール製のシート状厚紙Aにて形成されている場合を例示したが、本考案はこれに限らず、クラフト紙製のシート状厚紙Aにてカバー半体9を形成してもよい。
また、本実施形態では、シート状厚紙Aは、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層8を有している場合を例示したが、本考案はこれに限らず、シート状厚紙Aの表て面側に、外観が花柄やストライプ柄となるコーティング層を有していてもよい。
また、本実施形態では、カバー半体9が段ボール製のシート状厚紙Aにて形成されている場合を例示したが、本考案はこれに限らず、クラフト紙製のシート状厚紙Aにてカバー半体9を形成してもよい。
以上のように、本考案に係る商品展示用載置台のカバーは、凸曲面状角側面30cを周囲外面に有する平面視矩形状の商品展示用の載置台30に被せられると共にシート状厚紙Aから形成される一対のカバー半体9,9をもって構成され、各カバー半体9は、アール状角部10c,10cを隣り合う二つの角に有する横長矩形状の天板部1と、天板部1の長辺に長折曲線部10aを介して連設された長辺側板部2と、天板部1の短辺に短折曲線部10bを介して連設された短辺側板部3と、を具備し、凸曲面状角側面30cの平面視アール寸法に対応して弯曲自在にするための複数本のアール形成用折目7を有すると共に凸曲面状角側面30cに沿って被せられるアール調整片部5が、長辺側板部2の端縁、又は、短辺側板部3の端縁から、延伸状に連設され、さらに、アール調整片部5は、アール状角部10c,10cに対して分離状に形成されているので、載置台30を二つのカバー半体9,9にて覆って、商品40が載置台30に直接触れないようにできる。これにより、載置台30にささくれが存在したり、色や匂いが付着していても、載置台30のささくれによって商品40が破損したり、載置台30の色や匂いが商品40に移ることがない。
また、載置台30が二つのカバー半体9,9にて覆われるので、載置台30の形状が客の目に入らないようにして、外観を綺麗にできる。これにより、商品40の納品時に使用されるパレットを載置台30として利用した場合においても、パレットの無骨な形状が客の目に入らないようにでき、客の印象も悪くならない。
また、カバー半体9は、シート状厚紙Aから形成されているので、載置台30をビニールシートやベニヤ板で覆う場合と比較して、載置台30に取り付ける作業が簡単であり、商品展示用載置台の外観を短時間で容易に変え得る。
また、カバー半体9は、シート状厚紙Aから形成されているので、構造が簡単であり、製造コストを低く抑えることができるので、客が本考案に係る商品展示用載置台のカバーを購入する際に費用がかからない。また、軽量であり、持ち運びが楽である。
また、未使用時には、各カバー半体9を形成する前のシート状厚紙Aの状態で積み重ねて収納でき、省スペース性に優れる。
また、アール調整片部5の形状を長辺側板部2及び短辺側板部3から独立して変形させることができるので、角側面30cのアール寸法が異なる種々の載置台30に容易に対応できる。しかも、アール調整片部5には、複数本のアール形成用折目7…が形成されているので、アール調整片部5をアール形成用折目7…の位置で容易に曲げることができ、角側面30cの形状に綺麗にアール調整片部5を沿わせることができる。
また、カバー半体9は、シート状厚紙Aから形成されているので、載置台30をビニールシートやベニヤ板で覆う場合と比較して、載置台30に取り付ける作業が簡単であり、商品展示用載置台の外観を短時間で容易に変え得る。
また、カバー半体9は、シート状厚紙Aから形成されているので、構造が簡単であり、製造コストを低く抑えることができるので、客が本考案に係る商品展示用載置台のカバーを購入する際に費用がかからない。また、軽量であり、持ち運びが楽である。
また、未使用時には、各カバー半体9を形成する前のシート状厚紙Aの状態で積み重ねて収納でき、省スペース性に優れる。
また、アール調整片部5の形状を長辺側板部2及び短辺側板部3から独立して変形させることができるので、角側面30cのアール寸法が異なる種々の載置台30に容易に対応できる。しかも、アール調整片部5には、複数本のアール形成用折目7…が形成されているので、アール調整片部5をアール形成用折目7…の位置で容易に曲げることができ、角側面30cの形状に綺麗にアール調整片部5を沿わせることができる。
また、アール調整片部5の基端は、長折曲線部10aの端Bの位置において長辺側板部2に連設され、さらに、アール調整片部5は、天板部1の長辺の一部であると共に長折曲線部10aの上記端Bとアール状角部10cの一端とを結ぶ直線部10dに対して、分離状に形成されているので、天板部1の直線部10d及びアール状角部10cより外方にアール調整片部5がはみ出ることがないようにしつつ、アール調整片部5のアール寸法の大小を変化させることができる。これにより、種々の天板部1とアール調整片部5との隙間から載置台30の一部が露出して外観が悪くなったり、商品40に載置台30の色や匂いが移ることなく、アール寸法の異なる角側面30cを有する種々の載置台30を利用できる。
また、シート状厚紙Aには、長辺側板部2及び短辺側板部3のうちアール調整片部5が連設された一方と、連設されていない他方とを相互に貼着する粘着材4が、予め付設されているので、ドライバー, ペンチ, はさみ,テープ等の作業道具を必要とすることなく、カバー半体9を形成することができる。これにより、載置台30を二つのカバー半体9,9にて覆う作業をより容易にできる。
また、各カバー半体9の天板部1は、二つのカバー半体9を載置台30に被せた際に載置台30の上面側中央部において二つの天板部1がお互いに重なり合うような重なり余裕代部Cを有しているので、余裕代部Cの面積を大小させることによって、横方向の長さは一定で縦方向の長さが異なる種々の載置台30に対応することができる。即ち、縦方向の長さが長い載置台30の場合には、余裕代部Cの面積を小さくすることによって、載置台30の上面を露出させることなく二つのカバー半体9,9にて載置台30を覆うことができる。
また、シート状厚紙Aは、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層8を有しているので、より外観を綺麗にして客の購買意欲を向上させることができると共に、水分や傷に対する耐久性を向上させることができる。
1 天板部
2 長辺側板部
3 短辺側板部
4 粘着材
5 アール調整片部
7 アール形成用折目
8 コーティング層
9 カバー半体
10a 長折曲線部
10b 短折曲線部
10c アール状角部
10d 直線部
30 載置台
A シート状厚紙
B 端
C 重なり余裕代部
2 長辺側板部
3 短辺側板部
4 粘着材
5 アール調整片部
7 アール形成用折目
8 コーティング層
9 カバー半体
10a 長折曲線部
10b 短折曲線部
10c アール状角部
10d 直線部
30 載置台
A シート状厚紙
B 端
C 重なり余裕代部
Claims (5)
- 凸曲面状角側面(30c)を周囲外面に有する平面視矩形状の商品展示用の載置台(30)に被せられると共にシート状厚紙(A)から形成される一対のカバー半体 (9)(9) をもって構成され、
各該カバー半体(9)は、アール状角部 (10c)(10c) を隣り合う二つの角に有する横長矩形状の天板部(1)と、該天板部(1)の長辺に長折曲線部(10a)を介して連設された長辺側板部(2)と、該天板部(1)の短辺に短折曲線部(10b)を介して連設された短辺側板部(3)と、を具備し、
上記凸曲面状角側面(30c)の平面視アール寸法に対応して弯曲自在にするための複数本のアール形成用折目(7)を有すると共に該凸曲面状角側面(30c)に沿って被せられるアール調整片部(5)が、上記長辺側板部(2)の端縁、又は、上記短辺側板部(3)の端縁から、延伸状に連設され、さらに、上記アール調整片部(5)は、上記アール状角部 (10c)(10c) に対して分離状に形成されていることを特徴とする商品展示用載置台のカバー。 - 上記アール調整片部(5)の基端は、上記長折曲線部(10a)の端(B)の位置において上記長辺側板部(2)に連設され、
さらに、上記アール調整片部(5)は、該天板部(1)の上記長辺の一部であると共に上記長折曲線部(10a)の上記端(B)と上記アール状角部(10c)の一端とを結ぶ直線部(10d)に対して、分離状に形成されている請求項1の商品展示用載置台のカバー。 - 上記シート状厚紙(A)には、上記長辺側板部(2)及び上記短辺側板部(3)のうち上記アール調整片部(5)が連設された一方と、連設されていない他方とを相互に貼着する粘着材(4)が、予め付設されている請求項1又は2記載の商品展示用載置台のカバー。
- 各上記カバー半体(9)の上記天板部(1)は、二つの該カバー半体(9)を上記載置台(30)に被せた際に該載置台(30)の上面側中央部において二つの該天板部(1)がお互いに重なり合うような重なり余裕代部(C)を有している請求項1,2又は3記載の商品展示用載置台のカバー。
- 上記シート状厚紙(A)は、表て面側に、外観が木目調となるコーティング層(8)を有している請求項1,2,3又は4記載の商品展示用載置台のカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004002U JP3124083U (ja) | 2006-05-25 | 2006-05-25 | 商品展示用載置台のカバー |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP3124083U true JP3124083U (ja) | 2006-08-03 |
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Family Applications (1)
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JP2006004002U Expired - Fee Related JP3124083U (ja) | 2006-05-25 | 2006-05-25 | 商品展示用載置台のカバー |
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JP (1) | JP3124083U (ja) |
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2006
- 2006-05-25 JP JP2006004002U patent/JP3124083U/ja not_active Expired - Fee Related
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