JP3123034U - 餌木のカンナ用研ぎ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】餌木のカンナに適した研ぎ具を提案する。
【解決手段】短冊状平板2の両長辺部3,3を少なくとも部分的に相互に対向方向へ折り曲げることによりV字状の溝4を先端部から長手方向へ形成し、該V字状溝4内面を研磨面として使用することを特徴とする。
【選択図】図3A−3B

Description

本考案は、疑似餌の一種である烏賊釣り用の餌木に関し、特に、そのカンナの研ぎ具(フックシャープナー)に関する。
アオリイカなどをターゲットとしたいわゆるエギングには図1に示されているような餌木が疑似餌として使用される。この餌木は、烏賊を引っ掛けるために多数の掛け針を傘状に配列して末尾に配置してなるカンナを有しているが、このカンナは、用途及び構造の特殊性から、一般のルアーのように交換できるものにはなっていない。しかも、かかるカンナは図1に示すように、2段に重ねて設けられている。
そのため、従来は図2に示されているようなフックシャープナーと呼ばれる釣り針用の研ぎ具で研いでメンテナンスしつつ、繰り返し使用されていた。
上述の餌木の、一般のルアーに比しての特殊性から、針の交換が出来ないため針が使用できなくなることは、餌木にとっては致命的となる。また、複数本の針が合わせた形になっているために、針と針との隙間が狭くなっており、針の形状が特殊なため、一般的なとぎ具ないしは砥石では極めて研ぎ難いとの問題があった。
すなわち、図2にも示されるように一般の研ぎ具は、普通の釣り針を単独で研磨することを考えて作られているので、平板のやすりのような形状をしている。しかし、餌木のカンナの場合、ルアーなどと違って多数の針が密集して傘状に配列されているため、その針間や傘の内側に研ぎ具を入れて研ぐことが非常に難しく、従来型の研ぎ具では全体を満遍なく研ぐことがほとんどできない。
本考案はこのような技術背景に鑑みて、餌木のカンナに適した研ぎ具を提案するものである。
本考案に係る餌木のカンナ用研ぎ具は、先細りの外形としてその先端部から長手方向へV字状(底の丸いU字状も含む)の溝を凹設し、当該V字状溝内面を研磨面として使用することを特徴とする。あるいは、短冊状平板の両長辺部を少なくとも部分的に同方向へ折り曲げることによりV字状の溝を先端部から長手方向へ形成し、該V字状溝内面を研磨面として使用することを特徴とする。
本考案の研ぎ具によれば、研磨面をV字状にすることにより、研ぎ具の少なくとも先端部分を細く形成した外形とすることができ、そのV字状研磨面を一本一本の針に対し包み込むようにあてがって、研ぎを行うことができる。すなわち、針の密集したカンナであっても、針を一本一本包み込むようにして満遍なく全体的に研ぐことが容易にできるようになる。
図1に、本考案の最適実施例を示す。図3Aは上から見た平面図、図3Bは横から見た側面図である。
本実施例の研ぎ具1は、1枚の短冊状平板2からなり、その両長辺部3,3のおおよそ3分の2ほどの部分について互いに方向へ折り曲げることにより、断面がV字状の溝4を、先端部5から長手方向へ形成している。折り曲げずに平板状のまま残しておいた3分の1ほどの平板状部分6は、そのまま指で持つための把持部分として利用でき、持ちやすいように工夫されている。さらに、この平板状部分6に、貫通孔7を四つ(大三つ、小一つ)形成してあり、軽量化を図り且つ滑り止めとなるようにしている。この貫通孔7はまた、カンナの配向を維持する場合などにその針先を引っ掛けて角度修正するために使用できるようにもなっている。
短冊状平板2は、両長辺部3,3を部分的に折り曲げたことにより、平板状部6から連続する当該3分の2ほどの折り曲げ部分は、先端部5へ向けて先細りの形状を呈することになる。つまり、研ぎ具1は、先細りの形状を有し、その先端部5から長手方向へV字状溝4を凹設したものとなっている。研ぎやすさ、取り扱いやすさを考えると、この先細りの形状とするのが最適であるが、特にこだわらずに、短冊状平板の両長辺部を全長にわたって同方向へ折り曲げて全体的に細い棒状に仕上げるものとすることも可能である。あるいは、短冊状平板を使用するのではなく、一本の先細り棒体を素材としてその先端から軸方向へV字状溝を凹設したものとすることも可能である。
短冊状平板2の折り曲げ部分がこのように先細りの形状を有するので、そのV字状溝4も、先端部5へ向かって次第に狭まって細くなっている。そして、このようなV字状溝4の少なくとも内面に、ダイヤモンド処理を施すことによって研ぎ味の鋭い研磨面が形成されている。もちろん、内外面を全体的に研磨面とすることも可能であるが、使い方を考えれば、内面だけで良く、コスト的にも有利となる。また、ダイヤモンド処理の研磨面とすることにより、針にあてがって研ぐ回数及びあてがって動かすストロークが少なくても十分に研げるようにしてある。
以上のような研ぎ具1は、たとえば図4〜図6に示すようにして使用する。
まず、2段カンナの後側の針についてその外側を研ぐ際には、図4に示すように、研ぎ具1の先端部5からV字状溝4内へ針をあてがい、矢示のように後方から前方へスライドさせることによって研ぐ。研ぎ具1は先細りとなっているので隣の針が干渉することはなく、且つ、V字状溝4が包み込むように針にあてがわれるので、ストロークの方向が安定してブレず、非常に研ぎやすい。
同様に、当該後側針の内側は、図5に示すように、傘状の内側一杯まで研ぎ具1を差し込んで針にあてがい、矢示のように前方へスライドさせる。つまり、研ぎ具1の先端部5から針を抜き出すようにスライドさせる。この場合も図4と同様の作用を得られる。
続いて、2段カンナの前側の針についても、たとえば図6に示すごとく後側針と同じようにして研ぐことができる。また、当該前側針の場合、その外側を研ぐ際には、図4の場合とは前後逆向きに研ぎ具1を持って研げばよい。
イカをターゲットとした餌木の全体図 従来のフックシャープナー 本考案に係る研ぎ具の実施形態を示した平面図及び側面図。 図3の研ぎ具の使用例を示した説明図。 図3の研ぎ具の使用例を示した説明図。 図3の研ぎ具の使用例を示した説明図。
符号の説明
1 研ぎ具
2 短冊状平板
3 長辺部
4 V字状溝(研磨面)
5 先端部
6 平板部
7 貫通孔


Claims (5)

  1. 先細りの形状を有し、先端部から長手方向へV字状の溝が凹設され、該V字状溝の内面に研磨面が形成されていることを特徴とする、餌木のカンナ用研ぎ具。
  2. 短冊状平板の両長辺部を少なくとも部分的に相互に対向する方向へ折り曲げることによりV字状の溝を先端部から長手方向へ形成し、該V字状溝内面を研磨面として使用することを特徴とする、餌木のカンナ用研ぎ具。
  3. 前記両長辺部を折り曲げずに残した平板状部分を有することを特徴とする請求項2に記載の餌木のカンナ用研ぎ具。
  4. 前記平板状部分に貫通孔を1以上形成してあることを特徴とする請求項3に記載の餌木のカンナ用研ぎ具。
  5. 前記研磨面がダイヤモンド処理を施したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の餌木のカンナ用研ぎ具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076382U (ja) * 1993-06-25 1995-01-31 ニチハ株式会社 出隅部材の取付構造

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