JP3122549U - Tool holder - Google Patents
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Abstract
【課題】収納ポケットを縦方向に複数個、並列させて設けた工具ホルダーにおいて、使用者の腰に負担を与えず腰を痛めたりすることなく、しかも収納ポケットから工具を取り出し難かったり、収納ポケットに工具を収納し難かったりすることないものを提供する。
【解決手段】ベルト支持部4を設けると共に、収納ポケット5を設けた基体1の複数個を、それぞれの側部1a間に屈曲自在部材2を介して連結したものとしている。そして、前記屈曲自在部材2を柔軟性帯状体Bとしたものとしている。また、前記屈曲自在部材2をヒンジHとしたものとしている。
【選択図】図1In a tool holder provided with a plurality of storage pockets arranged in parallel in the vertical direction, the user's waist is not burdened, the back is not damaged, and it is difficult to take out the tool from the storage pocket. Provide tools that do not make it difficult to store tools.
A plurality of bases 1 provided with a belt support part 4 and a storage pocket 5 are connected to each side part 1a via a bendable member 2. The flexible member 2 is a flexible band B. The bendable member 2 is a hinge H.
[Selection] Figure 1
Description
この考案は、電気工事現場、建築工事現場などで作業者が腰に吊り下げて使用するのに適した工具ホルダーに関するものである。 The present invention relates to a tool holder suitable for an operator to hang on his / her waist at an electrical construction site, a construction site, or the like.
従来、この種の工具ホルダーとしては、例えば図11に示したように、厚手の合成樹脂織布からなる基体11の上端部を折り曲げて、この基体11の裏面にリベット止めすることにより、ベルト支持部12を形成し、さらに基体11の表面の略下半部において、ペンチ等の工具を収納するための収納ポケット13を、牛皮などの天然皮革からなるものとし、縦方向に三列、並列させて設けたものが存在する(特許文献1)。
Conventionally, as this type of tool holder, for example, as shown in FIG. 11, the upper end of a
このように構成された従来の工具ホルダーは、収納ポケット13に採用した牛皮などの天然皮革によって、多少大きい工具であっても寸法の融通がきき、また使用していくうちに次第に工具に馴染んで使いやすくなるといった効果を有するとしている。
The conventional tool holder constructed in this way can be used with natural leather such as cowhide, which is used in the
さらに、この種の工具ホルダーとしては、例えば図12、13に示したように、上部体21と下部体22とを別体として構成したものが存在する。上部体21は、厚手の合成樹脂織布や、天然または合成の皮革地などを略中央部から折り曲げたり、または上端部を折り曲げて、ベルト支持部23を設けたものとしている。下部体22は、上部体21と同様に厚手の合成樹脂織布や、天然または合成の皮革地などからなり、表面にペンチ等の工具の把手部を露出させてその工具を収納するようにした収納ポケット24を設けたものとしている。そして、前記上部体21の下端部21aと、下部体22の上端部22aを、柔軟性帯状部材25を介して連結したものとしている。前記収納ポケット24は、図12に示したものでは縦方向に一列としているが、図13示したものでは縦方向に二列、並列させて設けたものとしている(特許文献2)。
Further, as this type of tool holder, for example, as shown in FIGS. 12 and 13, there is one in which the
このように構成された従来の工具ホルダーは、ベルト支持部23を使用者が着用しているズボンのベルトなどに通して腰に吊り下げた場合に、収納ポケット24に収納した工具の把手部が、使用者の身体に接触したり、近接した状態になることがなく、工具を上手く取り出したり、上手く収納でき、電気工事や建築工事などの作業能率が悪くなったり、作業の妨げになることがないものとなるといった効果を有するとしている。
しかしながら、図11に示した上記従来の工具ホルダーでは、厚手の合成樹脂織布からなる基体11に収納ポケット13を縦方向に三列、並列させて設けたものとしているので、基体11は曲げ難く、また横幅が広くなっている。そのため、ベルト支持部23を使用者が着用しているズボンのベルトなどに通して基体11を腰に吊り下げた場合に、その基体11が腰の真横に位置すると、中央部が腰骨に当たって両側端部が腰から浮くので、腰骨に負担を与えると共に安定しなくなり、収納ポケット13から工具を取り出したり、収納ポケット13に工具を収納するときに、使用者が腰を痛めたり、基体11が揺れ動いてその工具が取り出し難かったり、収納し難かったりするという問題点を有していた。
However, in the conventional tool holder shown in FIG. 11, since the
さらに、上記従来の工具ホルダーでは、基体11に収納ポケット13を縦方向に三列、並列させて設けたものとしているので、それぞれの収納ポケット13に収納した工具の把手部が互いに接近したり、時には接触したりして、収納ポケット13から工具が取り出し難くなるという問題点を有していた。
Furthermore, in the conventional tool holder, the
また、図12に示した上記従来の工具ホルダーでは、下部体22に収納ポケット24を縦方向に一列のみ設けたものとしているので、下部体22の横幅が広くなることもなく、図11に示した工具ホルダーのような問題点を有することはないが、図13に示した上記従来の工具ホルダーでは、下部体22に収納ポケット24を縦方向に二列、並列させて設けたものとしているので、下部体22の横幅が広くなり、図11に示した工具ホルダーのような同様の問題点を有していた。
Further, in the conventional tool holder shown in FIG. 12, since the
そこで、この考案は、上記従来の問題点を解決するものであり、収納ポケットを縦方向に複数個、並列させて設けた工具ホルダーにおいて、使用者の腰に負担を与えず腰を痛めたりすることなく、しかも収納ポケットから工具を取り出し難かったり、収納ポケットに工具を収納し難かったりすることないものを提供することを目的としてなされたものである。 Therefore, this invention solves the above-mentioned conventional problems, and in a tool holder provided with a plurality of storage pockets arranged in parallel in the vertical direction, the user's waist is damaged without giving a burden to the user's waist. In addition, the present invention has been made for the purpose of providing a tool that does not easily take out a tool from a storage pocket and does not easily store a tool in a storage pocket.
そのため、この考案の工具ホルダーは、ベルト支持部4を設けると共に、収納ポケット5を設けた基体1の複数個を、それぞれの側部1a間に屈曲自在部材2を介して連結したものとしている。
For this reason, the tool holder of the present invention is provided with a
そして、この考案の工具ホルダーは、前記屈曲自在部材2を柔軟性帯状体Bとしたものとしている。
In the tool holder of the present invention, the
さらに、この考案の工具ホルダーは、前記柔軟性帯状体Bを、一側部B1 を一方の基体1に取り付け、中間部B2 を基体1どうしの間に露出させ、他側部B1 を他方の基体1に取り付けたものとし、その中間部B2 を縦方向に長くしたものとしている。
Further, in the tool holder of the present invention, the flexible band B is mounted on one side B1 to one
また、この考案の工具ホルダーは、前記屈曲自在部材2をヒンジHとしたものとしている。
In the tool holder of the present invention, the
さらに、この考案の工具ホルダーは、前記ヒンジHを基体1の側部1a間の複数個所に設けたものとしている。
Further, in the tool holder of the present invention, the hinges H are provided at a plurality of positions between the
また、この考案の工具ホルダーは、前記収納ポケット5を、工具の把手部を露出させてその工具を収納するようにしている。
In the tool holder of the present invention, the
この考案は、以上に述べたように構成されているので、収納ポケットを縦方向に複数個、並列させて設けた工具ホルダーにおいて、使用者の腰に負担を与えず腰を痛めたりすることなく、しかも収納ポケットから工具を取り出し難かったり、収納ポケットに工具を収納し難かったりすることのないものとなった。 Since this device is configured as described above, in a tool holder provided with a plurality of storage pockets arranged in parallel in the vertical direction, it does not give a burden to the user's waist and does not hurt the waist. Moreover, it is difficult to take out the tool from the storage pocket or to store the tool in the storage pocket.
以下、この考案の工具ホルダーの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 Embodiments of a tool holder according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
図1〜3はこの考案の工具ホルダーの第一実施形態を示しており、図4、5はこの考案の工具ホルダーの第二実施形態を示しており、図6〜8はこの考案の工具ホルダーの第三実施形態を示しており、さらに図9、10はこの考案の工具ホルダーの第四実施形態を示している。この考案の工具ホルダーは、いずれの実施形態においても、長尺形状の基体1の二個を、これらの互いの側部1a間に屈曲自在部材2を介して連結したものとしている。なお、図示したものは、前記基体1の二個を連結したものとしているが、さらに多く、例えば三〜五個程度の複数個を連結したものとしてもよい。
1 to 3 show a first embodiment of the tool holder of the present invention, FIGS. 4 and 5 show a second embodiment of the tool holder of the present invention, and FIGS. 6 to 8 show the tool holder of the present invention. FIG. 9 and FIG. 10 show a fourth embodiment of the tool holder of the present invention. In any of the embodiments, the tool holder of the present invention is configured such that two
前記基体1は、それぞれ上部を折り曲げて、この基体1の裏面にリベット3で止めることによりベルト支持部4を設けたものとしている。なお、このベルト支持部4は、基体1と別体として構成し、基体1の上端に、直接または連結部材(図示せず)を介するなどして連結したものとしてもよい。そして、前記基体1は、それぞれ表面の略下半分において、収納ポケット5を設けたものとしている。
Each of the
さらに、前記基体1は、例えばナイロン、レーヨンなどの化学繊維からなる厚手の合成樹脂布地、天然や合成の厚手の皮革地などから構成されており、必要に応じて厚紙などの補強材を合成樹脂布地、皮革地に挟んだものとしてもよい。
Further, the
前記屈曲自在部材2は、第一、二実施形態では、例えばナイロン、レーヨンなどの化学繊維からなる厚手または薄手の合成樹脂布地、天然や合成の厚手または薄手の皮革地などからなる柔軟性帯状体Bとしており、図1〜3に示したように、その一側部B1 を一方の基体1に挟んだり、図4、5に示したように、その一側部B1 を一方の基体1の裏側に沿わせて、中間部B2 を基体1どうしの間に露出させ、図1〜3に示したように、他側部B1 を他方の基体1に挟んだり、図4、5に示したように、他側部B1 を他方の基体1の裏側に沿わせて、これら基体1にリベット3で止めたり、縫着したりしている。そして、この柔軟性帯状体Bは、連結した基体1が作業者の腰に当たると、その中間部B2 が腰に沿って容易に曲がり得るものとしている。さらに、この柔軟性帯状体Bは、中間部B2 を縦に長くしたものとすれば、その中間部B2 自体がねじれ難いものとなったり、基体1どうしの連結が丈夫なものとなるので好ましい。すなわち、柔軟性帯状体Bの中間部B2 の縦方向の長さは、基体1の側部1aの略半分以上の長さとして、ねじれ難く、基体1どうしの連結が丈夫なものになるようにしている。また、この柔軟性帯状体Bは、中間部B2 を縦に短くしたものとしても基体1の側部1aの上下二個所に設けたものとすれば、ねじれ難く、基体1どうしの連結が丈夫なものとなり好ましい。なお、図4、5に示したものは、柔軟性帯状体Bの一側部B1 を一方の基体1の裏側に沿わせ、他側部B1 を他方の基体1の裏側に沿わせたものとしたが、柔軟性帯状体Bの一側部B1 を一方の基体1の表側に沿わせ、他側部B1 を他方の基体1の表側に沿わせたものとしてもよい。
In the first and second embodiments, the
前記屈曲自在部材2は、第三、四実施形態では、合成樹脂や金属などからなるヒンジHとしており、図6〜8に示したように、一方の羽根H1 の側部を一方の基体1に挟んだり、図9、10に示したように、一方の羽根H1 の側部を一方の基体1の裏側に沿わせて、中央の軸部H2 を基体1どうしの間に露出させ、図6〜8に示したように、他方の羽根H1 の側部を他方の基体1に挟んだり、図9、10に示したように、他方の羽根H1 の側部を他方の基体1の裏側に沿わせて、これら基体1にリベット3で止めしたりしている。そして、このヒンジHは、連結した基体1が作業者の腰に当たると、その軸部H2 を中心として、その連結した基体1が腰に沿って容易に略くの字状に曲がり得るものとしている。さらに、この屈曲自在部材2をヒンジHとした場合には、基体1の側部1a間の一個所に設けたものとしてもよいが、基体1の側部1a間の上下の二個所に設けたものとしたり、基体1の側部1a間の上中下の三個所に設けたものとするのが、基体1どうしの連結が丈夫なものとなり好ましい。なお、図9、10に示したものは、ヒンジHの一方の羽根H1 の側部を一方の基体1の裏側に沿わせ、他方の羽根H1 の側部を他方の基体1の裏側に沿わせたものとしたが、ヒンジHの一方の羽根H1 の側部を一方の基体1の表側に沿わせ、他方の羽根H1 の側部を他方の基体1の表側に沿わせたものとしてもよい。
In the third and fourth embodiments, the
前記収納ポケット5は、例えばナイロン、レーヨンなどの化学繊維からなる厚手または薄手の合成樹脂布地、天然や合成の厚手または薄手の皮革地などから構成されており、工具の把手部を露出させてその工具を差し込めるようにしておればよく、上端部が常に開口していても、上端部に開閉蓋が設けられていてもよく、また底が有っても無くてもよい。そして、この収納ポケット5を基体1の表面に設けるには、リベット3で止めたり、縫着したりすればよいが、その個数や設け方は限定されることはない。例えば、図に示したように、それぞれの基体1に収納ポケット5を縦方向に一列、一段設けたものとしたり、図に示していないが、それぞれの基体1に収納ポケット5を縦方向に一列、二段重ねて設けたものなどとすることができる。
The
以上のように構成したこの考案の工具ホルダーは、電気工事現場、建築工事現場などにおいて、収納ポケット5に工具(図示せず)を収納し、連結した基体1のそれぞれのベルト支持部3を、使用者が着用しているズボンのベルトなどに通して、腰に吊り下げる。
The tool holder of the present invention configured as described above stores a tool (not shown) in a
その場合、この考案の工具ホルダーの基体1の一方が使用者の腰の真横に位置すると、連結した他方の基体1は屈曲自在部材2の位置から前側または後側に曲げられて、使用者の腰に沿って、安定した状態になると共に、他方の基体1が前側または後側に曲げられることにより、両方の基体1の収納ポケット5どうしの間が広がる。したがって、それぞれの基体1の収納ポケット5から工具を取り出したり、収納ポケット5に工具を収納するときに、基体11が揺れ動くことなく、またそれぞれの収納ポケット5に収納した工具の把手部の間が広がるので、使用者の腰に負担を与えず腰を痛めたりすることなく、しかもその工具が取り出し易く、また収納し易いものとなる。
In that case, when one of the
さらに、この考案の工具ホルダーの基体1の両方が使用者の腹部や背部に位置しても、これらの腹部や背部の曲面に沿って、安定した状態になるので、それぞれの基体1の収納ポケット5から工具を取り出したり、収納ポケット5に工具を収納するときに、基体11が揺れ動くことなく、その工具が取り出し易く、また収納し易いものとなる。
Further, even if both of the
なお、この考案の工具ホルダーは、前記基体1を三つ以上の複数個を連結したものにおいても、前記したのと同様に収納ポケット5から工具を取り出したり、収納ポケット5に工具を収納するときに、基体1が揺れ動くことなく、またそれぞれの収納ポケット5に収納した工具の把手部の間が広がり、使用者の腰に負担を与えず腰を痛めたりすることなく、しかもその工具が取り出し易く、また収納し易いものになるのは言うまでもない。
Note that the tool holder of the present invention can be used when a tool is taken out from the
1 基体
1a 側部
2 屈曲自在部材
4 ベルト支持部
5 収納ポケット
B 柔軟性帯状体
B1 中間部
H ヒンジ
DESCRIPTION OF
Claims (6)
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JP2006002535U JP3122549U (en) | 2006-04-05 | 2006-04-05 | Tool holder |
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JP2022150754A (en) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | 有限会社斎藤塗装店 | Coupling string holder |
-
2006
- 2006-04-05 JP JP2006002535U patent/JP3122549U/en not_active Expired - Fee Related
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JP7365061B2 (en) | 2021-03-26 | 2023-10-19 | 有限会社斎藤塗装店 | Connecting string holder |
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