JP3122484U - 大型pecvdシステム用の多様な大きさの孔を有するバッフルプレートによるガス供給の均一性の向上 - Google Patents

大型pecvdシステム用の多様な大きさの孔を有するバッフルプレートによるガス供給の均一性の向上 Download PDF

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Abstract

【課題】大面積基板用処理チャンバでガスを供給するガス供給プレートの実施形態を提供する。
【解決手段】上流側、処理領域と対向する下流側、及びディフューザプレート258を介して形成される複数のガス流路262を有するディフューザプレート、及びプラズマ処理チャンバのカバープレート303とディフューザプレートとの間に設けられ、上面から下面に至る複数の孔を有するバッフルプレート257を備え、複数の孔が少なくとも2つの大きさを有するカバープレートを有するプラズマ処理チャンバ用ガス供給プレートアセンブリを記載する。バッフルプレートの小さなピンホールは、ガス混合物を充分に通過させるのに使用され、一方、バッフルプレートの大きな孔は、基板を横切る処理の均一性を向上させるのに使用される。
【選択図】図3B

Description

考案の背景
考案の分野
[0001]本考案の実施形態は、一般的に、堆積処理チャンバで膜堆積の均一性を向上させるのに使用されるバッフルプレートに関する。
背景技術の説明
[0002]液晶表示パネルまたはフラットパネルは、コンピュータとTVモニタのようなアクティブマトリックスディスプレイに広く使用される。プラズマ化学気相堆積法(PECVD)は、一般的に、フラットパネルディスプレイまたは半導体ウエハ用透明基板のような基板上に薄膜を堆積するために用いられる。PECVDは、一般的に、前駆ガスまたはガス混合物を、基板を収容する真空チャンバに導入することにより実現される。上記前駆ガスまたはガス混合物は、通常、上記真空チャンバの上部近傍にある供給プレートを介して下方に向かっている。上記真空チャンバ内の前駆ガスまたはガス混合物は、無線周波数(RF)電力を上記真空チャンバと結合された1つ以上のRF源から上記真空チャンバに印加することによりプラズマに活性化される(例えば励起される)。励起されたガスまたはガス混合物は、温度制御された基板支持体上に位置する基板の表面に基材層を形成するように反応する。上記反応中に生成された揮発性副生成物は、排気システムを介して上記真空チャンバから排出される。
[0003]PECVD技術により処理されたフラットパネルは、通常大きく、大抵370mm×470mmを超過する。近い将来、4平方メートルに近接かつ超過する大面積の基板が予想される。フラットパネル上に均一な処理ガス流が提供されるように利用されるガス供給プレート(またはガスディフューザプレート)は、比較的に大きさが大きく、特に、200mm×300mmの半導体ウエハ処理のために利用されるガス供給プレートに比べて大きさが大きい。
[0004]図1は、薄膜トランジスタ構造の概略断面図を例示している。通常の低温におけるポリシリコンTFT構造は、図1に示すトップゲートTFT構造である。基板101は、例えば、ガラスまたは透明プラスチックのような可視スペクトルで光学的に透明な物質から構成されてもよい。上記基板は、さまざまな形状の寸法を有することができる。通常、TFT用途のために、上記基板は、約500mmより大きい表面積を有するガラス基板である。上記基板は、上部に基層102を有することができる。基層102は、例えば、二酸化ケイ素(SiO)または窒化ケイ素(SiN)のような絶縁材でもよい。n型ドープシリコン層104nは、基層102上に堆積される。代替として、上記シリコン層は、p型ドープ層でもよい。一実施形態において、n型ドープシリコン層104nは、非晶質シリコンであり、ポリシリコン層を形成するために、アニーリング処理により速やかに溶融及び再結晶される。
[0005]n型ドープシリコン層104nが形成された後、その選択された部分がp型ドープ領域104pを形成するために、n型ドープ領域104nの近傍にイオン注入される。n型ドープ領域104nとp型ドープ領域104pとの間のインターフェースは、薄膜トランジスタをスイッチング素子として作用させる能力を支持する半導体接合部である。半導体層104のイオンドープ部分により1つ以上の半導体接合部が形成され、各接合部を横切って固有の電位が表示される。
[0006]ゲート誘電体層108がn型ドープ領域104nとp型ドープ領域104pとの上に堆積される。ゲート誘電体層108は、本考案によるPECVDシステムの実施形態を使用して堆積された、例えば、二酸化ケイ素(SiO)、窒化ケイ素(SiN)、または酸窒化ケイ素(SiON)から構成されてもよい。一実施形態において、ゲート誘電体層103は、TEOS(テトラエチルオルトシリケート)と酸素を使用して堆積された二酸化ケイ素(SiO)層である。TEOSは、液体源前駆体であり、処理チャンバに伝達されるように気化することができる。TEOS酸化膜は、半導体産業においてシランオキシドより良好な適合性を有することが既知である。
[0007]ゲート金属層110がゲート誘電体層108上に堆積される。ゲート金属層110は、薄膜トランジスタ内で電荷キャリアの運動を制御する導電層を備える。ゲート金属層110は、金属、例えば、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、クロム(Cr)、タンタル(Ta)、またはそれらの組み合わせから構成されてもよい。ゲート金属層110は、従来の堆積技術を用いて形成されてもよい。堆積後、ゲート金属層110は、従来のリソグラフィ及びエッチング技術を使用してゲートを決定するようにパターニングされる。ゲート金属層110が形成された後、上部に層間絶縁膜112が形成される。層間絶縁膜112は、例えば、酸化ケイ素のような酸化物から構成されてもよい。層間絶縁膜112は、従来の堆積工程を使用して形成されてもよい。層間絶縁膜112は、n型ドープ領域104nを露光するようにパターニングされる。層間絶縁膜112のパターニングされた領域は、接点120を形成するように導電性材料で充填されている。接点120は、金属、例えば、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)、タンタル(Ta)、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、及びそれらの組み合わせから構成されてもよい。接点120は、従来の堆積技術を使用して形成されてもよい。
[0008]以後、仕上がった薄膜トランジスタ125を保護及び封入するために、上部に保護層122が形成されてもよい。保護層122は、一般的に絶縁体であって、例えば、酸化ケイ素または窒化ケイ素から構成されてもよい。保護層122は、従来の堆積技術を使用して形成されてもよい。図1では、ドープシリコン層104がその中に注入されたp型ドーパントイオンを有するn型シリコン層である実施形態を提供しているが、当業者は、このような構造及びその他の構造を形成するものが以下に記載された考案の範囲内であることを認識する。例えば、p型シリコン層を堆積してその領域にn型ドーパントイオンを注入してもよい。本明細書に記載したTFT構造は、単に実施例として使用される。
[0009]図2Aは、カリフォルニア州サンタクララにあるアプライドマテリアルズ社の子会社であるAKTから入手できる従来のプラズマ化学気相堆積システム200の実施形態を示す概略断面図である。システム200は、一般的に、ガス源204と結合された処理チャンバ202を含む。処理チャンバ202は、部分的に処理容積212を限定する壁206と底208とを有している。処理容積212は、通常、壁206にあるポート(図示せず)を介して基板240を容易に移動させるように処理チャンバ202へ/からアクセスされる。壁206と底208は、通常、アルミニウムまたは処理に適したその他の材料の一体ブロックから製造される。壁206は、処理容積212を排気ポート(図示していない複数のポンプ部品を含む)に結合するポンププレナム214を収容するリッドアセンブリ210を支持する。
[0010]温度制御された基板支持体アセンブリ238が処理チャンバ202内の中央に配置されている。支持体アセンブリ238は、処理中、ガラス基板240を支持する。一実施形態において、支持体アセンブリ238は、少なくとも1つの埋め込み加熱器232を封入するアルミニウム体224を備える。
[0011]一般的に、支持体アセンブリ238は、下側226と上側234とを有している。上側234は、ガラス基板240を支持する。下側226は、そこに結合されたステム242を有している。ステム242は、支持体アセンブリ238を処理チャンバ202へ/から基板の移動を容易にする高い処理位置(図示せず)と低い処理位置との間で動かせるリフトシステム(図示せず)に支持体アセンブリ238を結合する。ステム242は、支持体アセンブリ238とシステム200の他の部品との間に電気及び熱電対リッド用導管をさらに提供する。
[0012]ベローズ246が支持体アセンブリ238(またはステム242)と処理チャンバ202の底との間に結合される。ベローズ246は、支持体アセンブリ238の垂直運動を容易にするために、処理容積212と処理チャンバ202外側の大気との間に真空シールを提供する。
[0013]支持体アセンブリ238は、一般的に、電源222によりリッドアセンブリ210と基板支持体アセンブリ238(または処理チャンバの上記リッドアセンブリ内または近傍に位置する他の電極)との間に位置するガス供給プレートアセンブリ218に供給されたRF電力が支持体アセンブリ238とガス供給プレートアセンブリ218との間の処理容積212に存在するガスを励起するように接地される。電源222からの上記RF電力は、一般的に、化学気相堆積処理を行う基板の大きさに比例して選択される。上記処理チャンバ内の前駆ガスまたはガス混合物は、無線周波数(RF)電力を上記処理チャンバと結合された1つ以上のRF源から上記処理チャンバに印加することによりプラズマに活性化される(例えば、励起される)。励起されたガスまたはガス混合物は、温度制御された基板支持体238上に位置する基板240の表面に基材層を形成するように反応する。
[0014]支持体アセンブリ238は、さらに外接シャドウフレーム248を支持する。一般的に、シャドウフレーム248は、ガラス基板240と支持体アセンブリ238の端部との堆積を防止して、上記基板が支持体アセンブリ238に堆積されないようにする。支持体アセンブリ238は、複数のリフトピン250を収容するように配置された複数の孔228を有している。リフトピン250は、通常、セラミックまたは陽極酸化アルミニウムから構成される。
[0015]リッドアセンブリ210は、処理容積212に上方境界を提供する。リッドアセンブリ210は、通常、処理チャンバ202を提供するために除去または開放されることができる。一実施形態において、リッドアセンブリ210は、アルミニウム(Al)で製造される。リッドアセンブリ210は、外部ポンプシステム(図示せず)と結合されるように、その中に形成されたポンププレナム214を含む。ポンププレナム214は、処理容積212から及び処理チャンバ202へガスをチャネリングし、副生成物を処理するのに利用される。
[0016]リッドアセンブリ210は、通常、ガス源204により提供された処理ガスを処理チャンバ202に導入する入口ポート280を含む。入口ポート280は、さらに洗浄源282に結合される。洗浄源282は、通常、ガス供給プレートアセンブリ218を含む処理チャンバ設備から堆積副生成物及び膜を除去するために、処理チャンバ202に導入される解離フッ素のような洗浄剤を提供する。
[0017]ガス供給プレートアセンブリ218は、リッドアセンブリ210の内側220に結合される。ガス供給プレートアセンブリ218は、通常、例えば、多角形状の大面積フラットパネル基板、及び円形のウエハのようなガラス基板240の形状に略符合するように構成される。ガス供給プレートアセンブリ218は、ガス源204から供給された処理、及びその他のガスを処理容積212に送る有孔領域216を含む。ガス供給プレートアセンブリ218の有孔領域216は、ガス供給プレートアセンブリ218を通過して処理容積212に流れるガスの均一な分布を提供するように構成される。
[0018]ガス供給プレートアセンブリ218は、通常、ハンガープレート260からぶら下がっているディフューザプレート(または供給プレート)258を含む。ディフューザプレート258とハンガープレート260は、代替的に、共通の単一部材を備えてもよい。複数のガス流路262がガス供給プレートアセンブリ218を通過して、処理容積212に流れるガスの所定の分布を提供するように、ディフューザプレート258を介して形成される。上記ハンガープレートは、ディフューザプレート258とリッドアセンブリ210の内面220とを離隔関係で維持することによって、その間にプレナム264を限定する。プレナム264は、ガスが中央の有孔領域216上に均一に提供され、ガス流路262を介して均一な分布で流れるように、リッドアセンブリ210を介したガスの流れをディフューザプレート258の幅を横切って均一に分布させる。
[0019]図2Bは、同一出願人による米国特許第10/824,347号(発明の名称「大面積プラズマ化学気相堆積のためのガス拡散シャワーヘッドデザイン」、出願日2004年4月14日)に記載のディフューザプレート258の例を示す部分断面図である。例えば、696468mm(例えば、762mm×914mm)のディフューザプレートのために、ディフューザプレート258は、約12,000のガス流路262を含む。更に大きなフラットパネルの処理に用いられる更に大きなディフューザプレートのために、ガス流路262の数を100,000程度高めることができる。ガス流路262は、一般的に、ディフューザプレート258の下に位置する基板240上に物質の均一な堆積を促進するようにパターニングされる。図2Bを参照すると、一実施形態において、ガス流路262は、制限部422と円錐状の開口部406とから構成される。制限部422は、ディフューザプレート258の第一側418を通過して円錐状の開口部406に結合される。円錐状の開口部406は、制限部422に結合され、制限部422から半径方向の外向きにディフューザプレート258の第二側420に拡大される。第二側420は、基板の表面と対向する。上記円錐状の開口部406の拡大角416は、約20〜35度である。
[0020]拡大された開口部406は、処理領域212に流れる処理ガスのプラズマイオン化を促進させる。さらに、拡大された開口部406は、プラズマ放電を向上させるホロー陰極効果のためのさらに大きい表面積を提供する。一実施形態において、制限部422の直径は、1.40mm(または0.055インチ)である。制限部422の長さは、14.35mm(または0.565インチ)である。円錐状の開口部406は、ディフューザプレート258の第二側420上に7.67mm(または0.302インチ)の直径を有する。拡大された開口部406の拡大角は、約22度である。拡大された開口部406の長さは、16.13mm(または0.635インチ)である。
[0021]TFT−LCD産業において基板の大きさが引き続き増加するにつれ、特に、基板の大きさが約100cm×約100cm(約10,000cm)であるとき、膜の膜厚の均一値は大きくなるため、大面積プラズマ化学気相堆積用の幾つかの装置製造業者の厳しい要求を満足させることができない。例えば、ゲート誘電体厚さの均一性の要件は、幾つかの装置製造業者にとって2〜3%未満であるため、現在のガス供給プレートのデザインでは達成することができない。
[0022]したがって、膜厚の均一性という膜特性の制御を向上させることができる、改善されたガス供給プレートアセンブリを提供する必要がある。
考案の概要
[0023]処理チャンバにガスを供給するためのガス供給プレートの実施形態が提供される。一実施形態において、カバープレートを有するプラズマ処理チャンバ用ガス供給プレートアセンブリは、上流側、処理領域と対向する下流側、及びディフューザプレートを介して形成される複数のガス流路を有するディフューザプレートと、上記プラズマ処理チャンバの上記カバープレートと上記ディフューザプレートとの間に設けられ、上面から下面に至る複数の孔を有するバッフルプレートを備え、上記複数の孔は、少なくとも2つの大きさを有する。
[0024]他の実施形態において、カバープレートを有するプラズマ処理チャンバは、上流側、処理領域と対向する下流側、及びディフューザプレートを介して形成される複数のガス流路を有するディフューザプレートと、上記プラズマ処理チャンバの上記カバープレートと上記ディフューザプレートとの間に設けられ、上面から下面に至る複数の孔を有するバッフルプレートを備え、上記複数の孔は、少なくとも2つの大きさを有する。
[0025]別の実施形態において、基板上に薄膜を堆積する方法は、上流側、処理領域と対向する下流側、及びディフューザプレートを介して形成される複数のガス流路を有するディフューザプレートと、上記プラズマ処理チャンバの上記カバープレートと上記ディフューザプレートとの間に設けられ、上面から下面に至る複数の孔を有するバッフルプレートを備え、上記複数の孔が少なくとも2つの大きさを有するカバープレートを有する処理チャンバに基板を設けるステップと、処理ガスを上記バッフルプレートと上記ディフューザプレートとを介して基板支持体上に支持された基板に流れるようにするステップと、上記ディフューザプレートと上記基板支持体との間にプラズマを作成するステップと、及び上記処理チャンバの上記基板上に薄膜を堆積するステップと、を含む。
詳細な説明
[0026]本考案の教示は、添付の図面と併せて、下記の詳細な説明を考慮することにより容易に理解することができる。
[0040]理解を容易にするため、可能であれば図面と共通している同一の要素を指示するために、同一の参照符号を使用する。
[0041]本考案は、一般的に、処理チャンバ内にガスを提供するガス供給アセンブリを提供するものである。本考案は、カリフォルニア州サンタクララにあるアプライドマテリアルズ社の子会社であるAKTから入手できるプラズマ化学気相堆積(PECVD)システムのように、大面積の基板を処理するように構成されたプラズマ化学気相堆積システムを参考し、以下に詳述する。しかし、本考案は、エッチングシステム、他の化学気相堆積システム、及び処理チャンバ内にガスを供給することが要求されるその他のシステムのようなシステム構造にも使用可能であり、このようなシステムは、円形の基板を処理するように構成されることを理解されたい。
[0042]図3Aに示すように、処理チャンバ内の反応性プラズマ分布の均一性は、ガス供給プレートアセンブリ218にバッフルプレート257を加えることにより向上できると判断する。バッフルプレート257は、リッドアセンブリ210のカバープレート303とガスディフューザプレート258との間に設けられる。バッフルプレート257は、通常、例えば、多角形状の大面積のフラットパネル基板、及び円形のウエハのようなガス供給プレート258のプロファイルに略符合するように構成される。バッフルプレート257を横切る孔253とガスディフューザプレート258を横切るガス流路262は、いずれもガス入口ポート280からのガス供給に影響を与える。図3Bは、カバープレート303、バッフルプレート257、及びディフューザプレート258間の関係を示す図である。バッフルプレート257は、通常、ステンレス鋼、アルミニウム(Al)、陽極酸化アルミニウム、ニッケル(Ni)、またはその他のRF導電性材料から製造される。バッフルプレート257は、鋳造、ろう付け、鍛造、熱間等方圧プレス、または焼結される。バッフルプレート257は、基板処理に逆効果を与えないようにアパーチャ266を横切って十分な平坦度を維持する厚さで構成される。バッフルプレート257は、さらに孔253を設ける過度な穿孔時間を防止するために、比較的に薄く維持されなければならない。一実施形態において、バッフルプレート257の厚さは、約0.02〜0.20インチである。バッフルプレート257は、ガスディフューザプレート258とともにガス供給の均一性に影響を与えるため、バッフルプレート257とガスディフューザプレート258との間の距離「D」は、小さく維持されなければならない。一実施形態において、距離「D」は、0.6インチ未満である。上記両プレート間の距離が大きすぎると、ガスまたはガス混合物が上記両プレート間で再供給されるため、バッフルプレート257の影響が減少する。
[0043]バッフルプレート257を横切る孔253は、1つ以上の大きさを有する。孔253は、ガス供給の均一性を増加させるために、上記バッフルプレートを横切って対称的に分布されなければならない。孔253は、通常、円筒状であるが、その他の形状の孔も用いられることができる。ガス供給の均一性を制御するために、異なる大きさの孔がバッフルプレート257を横切って対称的に設けられることができる。一実施形態において、バッフルプレート257は、少なくとも2組の大きさを有する孔253、小さなピンホール、及び大きな孔を有している。小さなピンホールは、ブロッカープレートの上流側プレナム264に圧力を増加させることなく、上流側から下流側まで大流速のガス混合物を伝達する必要がある。上記ブロッカープレートの上流側プレナム264に圧力を増加させることにより、遠隔のプラズマ洗浄源からのフッ素ラジカルのような反応ラジカルの組み換えをもたらす。大きな孔は、膜堆積厚さの均一性と基板全域のプロファイルを調節するのに使用される。これら大きな孔だけでは、流速>3000sccmの大流速を得るのには不十分である。例えば、遠隔のプラズマ源の洗浄の間、上記洗浄ガスの流速は、約4000sccmである。十分な数の小さなピンホールは、上記ブロッカープレートの上流側プレナム264への圧力の増加を防止することができる。小さなピンホールは、1つ以上の大きさを有することができる。一実施形態において、小さなピンホールの直径は、1.27mm(または0.05インチ)未満を維持する。大きな孔も1つ以上の大きさを有することができる。一実施形態において、これら大きな孔の直径は、約1.59mm(または1/16インチ)〜約6.35mm(または1/4インチ)である。
[0044]小さなピンホールの総断面積は、RPS(遠隔のプラズマ源)ユニットにより発生された洗浄ガス類のようなガス混合物の通過を充分に確保するために、1平方インチより大きく維持されなければならない。一実施形態において、大きな孔の直径は、1.56mm(または1/16インチ)より大きく維持される。
[0045]処理チャンバに薄膜を堆積する工程が図4に示されている。上記工程は、ガス供給アセンブリを有する処理チャンバに基板を設ける工程であるステップ401で開始される。次のステップ402では、処理ガスをガス供給アセンブリを介して基板支持体上に支持された基板に流れるようにする。ステップ403では、ガス供給アセンブリと基板支持体との間にプラズマを作成する。ステップ404では、処理チャンバの基板上に薄膜を堆積する。
[0046]図5Aは、ガラス基板全域のTEOS酸化膜の厚さプロファイルを示す。基板の大きさは、920mm×730mmである。ガス供給アセンブリは、バッフルプレートを含まない。ディフューザプレートは、図2Bに示されたデザインのディフューザ孔を有している。制限部422の直径は、1.40mm(または0.055インチ)である。制限部422の長さは、14.35mm(または0.565インチ)である。円錐状の開口部406は、ディフューザプレート258の第二側420上に7.67mm(または0.302インチ)の直径を有する。拡大された開口部406の拡大角は、約22度である。拡大された開口部の長さは、16.13mm(または0.635インチ)である。TEOS酸化膜は、0.95トールの圧力及び2700ワットの電源下で850sccmのTEOS、300sccmのHe及び10000sccmのOを使用して堆積される。ディフューザプレート258と基板支持体アセンブリ238との間の空間は、11.94mm(または0.47インチ)である。処理温度は、約400℃に維持される。堆積率は、平均1800Å/分であり、厚さの均一性(15mm端部は除く)は、約5.5%であって、これは、2〜3%の厚さの均一性を有する幾つかの製造業者の仕様より高い。上記厚さプロファイルは、中央及び端部の厚いプロファイルまたは「W状」プロファイルを示す。
[0047]図5Bは、ガラス基板全域のTEOS酸化膜の厚さプロファイルを示す。上記基板の大きさは、920mm×730mmである。ガス供給アセンブリは、図5Aで使用されたディフューザプレート以外にバッフルプレートを含む。上記バッフルプレートは、単に小さい円筒状のピンホールを有している。小さなピンホールの直径は、0.41mm(または0.016インチ)である。上記バッフルプレートの全域には、計8426個の小さなピンホールがある。図5Cは、バッフルプレート上のピンホールのパターンを示している。上記ピンホールは、ブロッカープレートの中心から端部まで半径方向に対称的に分布される。一実施形態において、上記ブロッカープレートの中心に近いピンホールの密度は、上記ブロッカープレートの端部に近いピンホールの密度より大きい。
[0048]上記バッフルプレートと上記ディフューザプレートとの間の距離は、12.55mm(または0.494インチ)である。上記バッフルプレートの厚さは、1.37mm(または0.054インチ)である。上記ディフューザプレートは、図5Aの堆積に用いたものと類似する。上記ディフューザプレートと上記支持体アセンブリとの間の空間は、11.94mm(または0.47インチ)である。堆積条件及び工程は、図5Aと同様である。堆積率は、平均1800Å/分であり、厚さの均一性(15mm端部は除く)は、約5.0%であって、これは、上記製造仕様よりはるかに高い。上記厚さプロファイルは、中央及び端部の厚いプロファイルまたは「W状」プロファイルをさらに示す。このような結果は、小さなピンホールを有するバッフルプレートだけがTEOSの均一性を向上させるものではないということを示す。
[0049]図5Dは、ガラス基板全域のTEOS酸化膜の厚さプロファイルを示す。上記基板の大きさは、920mm×730mmである。ガス供給アセンブリは、バッフルプレートを含む。上記バッフルプレートは、単に小さな円筒状のピンホールと大きな円筒状のピンホールとを有している。上記小さなピンホールの直径は、0.41mm(または0.016インチ)である。上記バッフルプレートの全域には、8426個のピンホールがある。小さなピンホールの大きさ及び位置は、図5Bの堆積に用いられるバッフルプレート上の小さなピンホールと類似する。図5Cは、上記バッフルプレート上の小さなピンホールのパターンを示している。上記バッフルプレートは、さらに1.59mm(または1/16インチ)、3.18mm(または1/8インチ)、及び4.76mm(または3/16インチ)の直径を有する大きな孔を有している。そこには1.59mmの直径を有する孔14個、3.18mmの直径を有する孔4個、及び4.76mmの直径を有する孔4個がある。上記バッフルプレートの全域の孔の分布は、図5Eに示されている。上記バッフルプレートと上記ディフューザプレートとの間の距離は、12.55mm(または0.494インチ)である。上記バッフルプレートの厚さは、1.37mm(または0.054インチ)である。上記ディフューザプレートは、図5A及び図5Bの堆積に用いられるものと類似する。上記ディフューザプレートと上記支持体アセンブリとの間の空間は、11.94mm(または0.47インチ)である。堆積条件及び工程は、図5A及び図5Bと同様である。堆積率は、平均1800Å/分であり、厚さの均一性(15mm端部は除く)は、約1.8%であって、これは、上記製造仕様内にある。上記厚さプロファイルは、中央から端部まで平坦なプロファイルを示す。このような結果は、小さなピンホールと大きな孔とを有するバッフルプレートがTEOSの均一性を向上させることを示す。
[0050]上記バッフルプレートの付加は、その他のTEOS酸化膜の特性に影響を与えない。表1は、応力、屈折率(RI)、Si−Oピーク位置、及びウェットエッチング率を比較する。
Figure 0003122484
[0051]上記屈折率(RI)、膜応力、Si−Oピーク位置データ、及びウェットエッチング率(WER)データは、いずれも3類型のバッフルプレートに対して類似値を示す。上記Si−Oピーク位置は、FTIR(フーリエ変換赤外分光法)により測定される。上記ウェットエッチング率は、試料をBOE(緩衝オキシドエッチング)6:1溶液に浸漬することにより測定される。
[0052]TEOS酸化膜以外に、他の類型の誘電体膜上のバッフルプレートの効果をも調査した。図6Aは、図5Aのガス供給アセンブリ(バッフルプレート無し)と同一のガス供給アセンブリを使用して基板表面の全域にわたるSiN膜堆積率を示している。上記SiN膜は、1.60トールの圧力及び3400ワットの電源下で810sccmのSiH、6875sccmのNH、及び9000sccmのNを使用して堆積される。ディフューザプレートと支持体アセンブリとの間の空間は、28.83mm(または1.135インチ)である。処理温度は、約400℃に維持される。堆積率は、平均1850Å/分であり、厚さの均一性(15mm端部は除く)は、約2.5%であって、これは、上記製造仕様内にある。上記厚さプロファイルは、中央から端部まで平坦なプロファイルを示す。
[0053]図6Bは、図5Dのガス供給アセンブリ(小さなピンホールと大きな孔とを有するバッフルプレートを有する)と同一のガス供給アセンブリを使用して基板表面の全域にわたるSiN膜堆積率を示している。上記SiN膜は、1.60トールの圧力及び3400ワットの電源下で810sccmのSiH、6875sccmのNH、及び9000sccmのNを使用して堆積される。ディフューザプレートと支持体アセンブリとの間の空間は、28.83mm(または1.135インチ)である。処理温度は、約400℃に維持される。堆積率は、平均1850Å/分であり、厚さの均一性(15mm端部は除く)は、約2.5%であって、これは、上記製造仕様内にある。上記厚さプロファイルは、中央から端部まで平坦なプロファイルを示す。
[0054]上記結果は、基板全域のSiN膜厚が図5D及び図5Cと図5EのTEOS膜を堆積するのに使用されるものと同じ小さなピンホールと大きな孔とを有するバッフルプレートの付加によって影響を受けないということを示す。上記バッフルプレートの付加は、その他のSiN膜の特性に影響を与えない。表2は、応力、屈折率(RI)、N−H/Si−Hの比率、及びウェットエッチング率を比較する。
Figure 0003122484
[0055]上記屈折率(RI)、膜応力、N−H/Si−Hの比率データ、及びウェットエッチング率データは、図5D及び図5Cと図5Eの堆積に使用される小さなピンホールと大きな孔とを有するバッフルプレートで堆積された基板、または上記バッフルプレート無しに堆積された基板に対して類似値をすべて示す。上記N−H/Si−Hの比率は、FTIRにより測定される。上記ウェットエッチング率は、試料をBOE(緩衝オキシドエッチング)6:l溶液に浸漬することにより測定される。
[0056]上記結果は、小さなピンホールと大きな孔とを有するバッフルプレートを使用することがTEOSオキシドの厚さの均一性を向上させ、上記TEOS膜のその他の膜特性に影響を与えないということを示す。上記結果は、また、小さなピンホールと大きな孔とを有するこのような同じバッフルプレートを使用することがSiN膜の膜厚の均一性及びその他の膜特性に影響を与えないということを示す。このような差は、TEOSが液体源であり、かつ大きな分子量を有するという事実に起因する。
[0057]先に記載した本考案のために適合されるガス供給プレートアセンブリのガス供給プレートは、同一出願人による、2001年8月8日、Kellerらによって出願された米国特許第09/922,219号、2002年5月6日、Yimらによって出願された米国特許第10/140,324号、2003年1月7日、Bloniganらによって出願された米国特許第10/337,483号、2002年11月12日、Whiteらによって発行された米国特許6,477,980号、2003年4月16日、Choiらによって出願された米国特許第10/417,592号、及び2004年4月12日、Choiらによって出願された米国特許第10/823,347号に記載されており、これらはその全体を参照として本明細書に組み入れられる。
[0058]上記工程及び実施例は、薄膜トランジスタ素子を作るのに使用されたが、本考案の概念は、OLED応用、太陽電池パネル基板、及びその他の応用素子を作るのに使用することができる。
[0059]本考案の内容を具体化した幾つかの好ましい実施形態を示し、具体的に説明したが、当業者は、このような内容をさらに具体化できるその他のさまざまな実施形態を容易に考案することができる。
従来の底ゲート薄膜トランジスタの概略断面図を描写する。 従来のガスディフューザプレートを有する処理チャンバの概略断面図である。 従来の図2Aのガスディフューザプレートの概略断面図である。 例証的なガスディフューザプレートと例証的なバッフルプレートとを有する例示的な処理チャンバを示す概略断面図である。 トッププレートと例証的なガスディフューザプレートとの間に設けられた例示的なバッフルプレートの概略断面図を描写する。 ディフューザプレートを有する処理チャンバの基板上に薄膜を堆積する処理の流れを示す。 バッフルプレートのないガス供給アセンブリによる堆積から収集された920mm×730mmの基板の全域に対して測定したテトラエチルオルトシリケート(TEOS)オキシドの堆積率を示す。 小さなピンホールを有するバッフルプレートを有するガス供給アセンブリによる堆積から収集された920mm×730mmの基板の全域に対して測定したTEOSオキシドの堆積率を示す。 対称的に分布された小さなピンホールを有するバッフルプレートの上面図を示す。 小さなピンホールと大きな孔を有するバッフルプレートを有するガス供給アセンブリによる堆積から収集された920mm×730mmの基板の全域に対して測定したTEOSオキシドの堆積率を示す。 対称的に分布された大きな孔を有するバッフルプレートの上面図を示す。 バッフルプレートのないガス供給アセンブリによる堆積から収集された920mm×730mmの基板の全域に対して測定したSiNオキシドの堆積率を示す。 小さなピンホールと大きな孔とを有するバッフルプレートを有するガス供給アセンブリによる堆積から収集された920mm×730mmの基板の全域に対して測定したSiNオキシドの堆積率を示す。
符号の説明
200…プラズマ化学気相堆積システム、202…処理チャンバ、204…ガス源、210…リッドアセンブリ、212…処理容積、218…ガス供給プレートアセンブリ、222…電源、238…支持体アセンブリ、240…基板、246…ベローズ、248…シャドウフレーム、250…リフトピン、257…バッフルプレート、258…ディフューザプレート、260…ハンガープレート、262…ガス流路、266…アパーチャ、280…ガス入口ポート、282…洗浄源、303…カバープレート。

Claims (18)

  1. カバープレートを有するプラズマ処理チャンバ用ガス供給プレートアセンブリであって、
    上流側、処理領域と対向する下流側、及びディフューザプレートを介して形成される複数のガス流路を有するディフューザプレートと、
    前記プラズマ処理チャンバの前記カバープレートと前記ディフューザプレートとの間に設けられ、上面から下面に至る複数の孔を有するバッフルプレートと、
    を備え、
    前記複数の孔が少なくとも2つの大きさを有する、ガス供給プレートアセンブリ。
  2. 前記バッフルプレートの厚さが約0.02〜0.2インチである、請求項1に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  3. 前記バッフルプレートとディフューザプレートとの間の距離が約0.6インチ未満である、請求項1に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  4. 前記バッフルプレートの前記複数の孔が円筒状である、請求項1に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  5. 前記バッフルプレートの前記複数の円筒孔の最小直径が約0.05インチ未満であり、前記最小直径の孔の総断面積が1インチより大きい、請求項4に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  6. 前記最小直径の孔の総断面積が1インチより大きい、請求項5に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  7. 最小直径を有する前記複数の円筒孔がブロッカープレートの中心部から端部まで対称的に分布される、請求項6に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  8. 前記バッフルプレートが約1/16〜1/4インチの直径を有する複数の円筒孔を有しており、これら孔の直径が前記円筒孔の最小直径より大きい、請求項4に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  9. 前記複数の円筒孔の最小直径より大きい直径を有する前記複数の円筒孔の数が少なくとも4つである、請求項8に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  10. 前記複数の円筒孔の最小直径より大きい直径を有する前記複数の円筒孔が前記バッフルプレートを横切って対称的に分布されている、請求項8に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  11. 前記プラズマ処理チャンバが、プラズマ化学気相堆積チャンバである、請求項1に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  12. 前記ディフューザプレートと前記バッフルプレートの両方が、いずれも370mm×370mmより大きい表面積を有する、請求項1に記載のガス供給プレートアセンブリ。
  13. カバープレートを有するプラズマ堆積処理チャンバであって、
    上流側、処理領域と対向する下流側、及びディフューザプレートを介して形成される複数のガス流路を有するディフューザプレートと、
    前記プラズマ処理チャンバの前記カバープレートと前記ディフューザプレートとの間に設けられ、上面から下面に至る複数の円筒孔を有するバッフルプレートと、
    を備え、
    前記複数の円筒孔が少なくとも2つの大きさを有し、前記バッフルプレートの中心部から端部まで対称的に分布される、プラズマ堆積処理チャンバ。
  14. 前記バッフルプレートとディフューザプレートとの間の空間が約0.6インチ未満である、請求項13に記載のプラズマ処理チャンバ。
  15. 前記バッフルプレートの前記複数の円筒孔の最小直径が約0.05インチ未満である、請求項13に記載のプラズマ処理チャンバ。
  16. 前記最小直径の孔の断面積が1インチより大きい、請求項15に記載のプラズマ処理チャンバ。
  17. 前記複数の円筒孔の最小直径より大きい直径を有する前記複数の円筒孔が前記ブロッカープレートを横切って対称的に分布されている、請求項16に記載のプラズマ処理チャンバ。
  18. 前記ディフューザプレートと前記バッフルプレートの両方が、いずれも370mm×370mmより大きい表面積を有する、請求項13に記載のプラズマ処理チャンバ。
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