JP3122443U - 音の出るうちわ - Google Patents

Abstract

【課題】 扇ぐことで、小パーツの動きが音を発生させ、動きと音で楽しめる手軽なうちわを提供する。
【解決手段】 無地のうちわの扇部１に、ボタン電池搭載の薄型音声発生装置２を適宜な位置に貼付けした上から、うちわ紙３を貼り、装置のスイッチ部４の近くに板紙等小パーツ５の一部を貼る。うちわを扇ぐことでパーツが揺動し、装置のスイッチを切、入させて断続的な音を発生させる。うちわ紙に動物やキャラクターの絵を用いて、小パーツと音声に関連のものを用いると、従来のうちわとは一味違う、付加価値のあるうちわになる。
【選択図】図１

Description

本考案は、うちわの扇部に貼付けされたボタン電池搭載薄型音声発生装置が、そのスイッチ近部に貼付けされた小パーツの、扇ぐ動作による揺動で、スイッチの電源が切、入される作用を利用して、涼風とともに音声を発生することを目的としたうちわに関するものである。

これまでに、音声発生装置を利用して音曲を出すうちわは、いくつか知られている。（特許文献１、２、３参照）。
特許公開平８−５６７２８号公報 登録実用新案第３０６３８８７号公報 登録実用新案第３０８８３６２号公報

しかしながら従来のうちわは、柄の部分、または柄と扇部の部分に電源と音声発生装置をもうけ、扇部のみに取り付けた簡易なものはなかった。
また、扇部に小パーツを付け、そのパーツの揺動の作用で電源を切、入するものはなかった。
本考案は、以上の点を考え、解決するためになされたものである。

うちわ扇部の適宜なる位置に、ボタン電池搭載の薄型音声発生装置を貼付けた上から、うちわ紙を貼り、音声発生装置のスイッチ近部に板紙等で作った小パーツの一部を貼付ける。

本考案のうちわを扇ぐと、扇部に貼付けられた小パーツがその動きに連動して揺動し、そのパーツの扇部に当たる部分に設けられた薄型音声発生装置のスイッチ部に、パーツが接触したり離れたりすることで、電源が入ったり、切れたりする。この動きから、短い音声が断続的に発生し、涼風を受けながら音も楽しむことができる。うちわ紙の図柄と小パーツの図柄、音声発生装置の発する音は、互いに関連させるとテーマが統一されて良い。
また音声発生装置は、扇部への貼付けとすることで、うちわ骨や柄部への組込みの必要はなく、既製のうちわをそのまま使用することも出来る。

以下、本考案の実施の形態を説明する。
無地のうちわの扇部（１）の適宜なる位置に、ボタン電池搭載の薄型音声発生装置（２）を、接着剤または両面テープ等にて強力に貼付けし、その上から、目的に合った絵柄のうちわ紙（３）を貼付けする。音声発生装置（２）のスイッチ部（４）近くに、板紙等で作った小パーツ（５）の一部を貼付け、うちわの動きに連動して小パーツ（５）の揺動がうまくスイッチ部（４）に当たるよう調整する。

本考案の斜視図 本考案の断面図 本考案の他の実施例を示す正面図

符号の説明

（１）扇部、（２）ボタン電池搭載の薄型音声発生装置、（３）うちわ紙、（４）スイッチ部、（５）板紙等小パーツ

Claims (1)

1. うちわの扇部（１）の適宜な位置に、ボタン電池搭載の薄型音声発生装置（２）を貼付けた上から、うちわ紙（３）が貼られ、音声発生装置のスイッチ部（４）の近部に、板紙等小パーツ（５）の一部を貼付けることで構成したことを特徴とする、音の出るうちわ。

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