JP3122333U - 複数線引用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】明瞭かつ正確な英語の4線、音楽の5線、数学のグラフ等の複数の平行線を筆記具で白黒板、ホワイトボード、紙等に素早く書くことを可能にし、且つチョーク等の筆記具の出し入れや長さの調整を、片手の指で簡単、自由に調節することができ、また、チョーク、油性フェルトペン等の筆記具を極力露呈しない様にして、その粉が周囲に飛び散ることなく、回りの物を汚さず、而も、チョーク等の筆記具の長さも確認できる。
【解決手段】複数本の筆記具をホルダー本体1の前方側面に設けられた各々の長孔2に並列に挿入し、更に全長孔間に亘って直交し、且つ長孔に至る一本の上開口横溝3をホルダー本体の上面に形成し、この上開口横溝にバネ9にて上向より長孔内の筆記具を押圧する押圧棒4を位置させ、この押圧棒をレバー5に持上げることにより、正確な英語の4線等が書け、且つその粉の飛散も極力軽減できる複数線引用器具。
【選択図】図1

Description

本考案は、英語の4線、音楽の5線、数学のグラフ等の複数の平行線や、コンパスで描かれた複数の曲線、円等を白黒板、ホワイトボード、紙等に書くための複数線引用器具に関する。
授業等の時に、明瞭な英語の4線、音楽の5線、数学のグラフ等の複数の平行線を使い説明をする必要があるが、フリーハンドで正確にそれらを書くことは非常に難しく、時間もかかり、生徒の集中を削ぐことも珍しくない。
線引きに時間をかけることなく、如何に短時間に、かつ手軽に綺麗な線が引けるかである。それらが事前に描かれた小黒板等を教室に持参することもあるが、とても重たく移動に不便である。
其れゆえ下記特許文献が存在する。即ち文献はチョークが長さの大半を露出しているので、その粉が周囲に飛び散り、回りの物を汚してしまう。
特に、チョークを一本ではなく複数本装備するので、その飛散量は相当なものとなる。
また相互に平板状に形成したパネルを面接合させたので、強力なバネが必要で、握力の弱い人は、指で軽く押さえられなかった。チョーク等の筆記具の長さも確認できず、線引きの途中で筆記具を交換する必要があった。保管する際も、本体にチョーク等が付着している為、保管する場所に困り、凹凸があるので本棚などに入れることもできなかった。
実開昭50-144739
本考案は、明瞭かつ正確な英語の4線、音楽の5線、数学のグラフ等の複数の平行線を筆記具で白黒板、ホワイトボード、紙等に素早く書くことを可能にし、且つチョーク等の筆記具の出し入れや長さの調整を、片手の指で簡単、自由に調節することができ、また、チョーク、油性フェルトペン等の筆記具を極力露呈しない様にして、その粉が周囲に飛び散ることなく、回りの物を汚さず、然も、チョーク等の筆記具の長さも確認できることとする。
本考案は、上記課題を解決するため複数本の筆記具をホルダー本体の前方側面に設けられた各々の長孔に並列に挿入し、更に全長孔間に亘って直交し、且つ長孔に至る一本の上開口横溝をホルダー本体の上面に形成し、この上開口横溝にバネにて上向より長孔内の筆記具を押圧する押圧棒を位置させ、この押圧棒をレバーに持上げることにより、正確な英語の4線等が書け、且つその粉の飛散も極力軽減できる複数線引用器具。
(1)請求項1により、筆記具はホルダー本体の前方側面からその先端,即ち線を書く上での必要最小限な部分のみ露出し、他の部分は覆われているので、その粉が周囲に飛び散るのを可及的に軽減し、四周の物を汚さず、明瞭且つ正確な英語の4線、音楽の5線、数学のグラフ等の複数の平行線を書くことができる。
又、レバーの操作によって、押圧棒が全筆記具の押圧及び開放を同時に行い、従ってそのレバーの操作を片手の指先で軽く押さえるだけで、チョーク等の筆記具の出し入れや長さを、容易に調節できる。
(2)請求項2により、ホルダー本体の上面に、各々の長孔に対応した筆記具の覗部が設けられているので、チョーク等の筆記具の長さを確認でき、線引きの途中で筆記具を交換するということもなくなった。
(3)請求項3により、押圧棒は勿論、ホルダー本体の上壁面から突出せず、従って本体には凹凸がなく、本棚などに入れることをも可能であり、場所を取らず、収納に便利である。
(4)請求項4により、後方側面で、しかも長孔間に形成された筆記具予備用収納長孔を有しているので、予備のチョーク等の筆記具を入れる別個のケースを持参する必要がなく、また線引きとして使用しない時も、チョーク入れとして使用することができる。
(5)請求項5により、収納長孔を閉塞し、且つ上方向に反転するカバーを有するので、長孔間に形成された予備用筆記具の出し入れが片手で簡単にすることができる。
(6)請求項6により、ホルダー本体の下面に磁石を装着し、白黒板、机等の磁気性材料事務機器等に貼り付けることができ、保管する際も場所を取らない。
(7)請求項7により、スポンジ、ゴム等の弾性帯を、押圧棒の内面に装着しているので、チョーク、油性フェルトペン等の筆記具などの筆記具を損傷させることなく、微妙に固定することができる。
(8)請求項8により、ホルダー本体の前方側面には筆記具挿入長孔に隣接して支点ロッドが位置しているので、この支点ロッドを軸心としてコンパス機能を発揮させ、通常のコンパスでは不可能な一度に複数の曲線、円等を書くことができる。
(9)請求項9により、円形複数線を引く場合は支点ロッドを操作子のスライドによって筆記具を任意の長さに引出して使用し、また直線引きの場合は収納して邪魔にならない。
(10)請求項10により、円形線引きに際しては、進出した支点ロッドの後方端に挿入された摘子用支点ロッドを摘んでホルダー本体を回転することができ、その線引きが容易となる。
以下本考案の実施の形態を示す図面に基づき説明する。
図1に示す如く、ホルダー本体1は長方形で、而も一定厚さ、例えば書籍程度の厚さの形状となっており、その後方側面1cから、前方側面1aに亘り、長孔2を並列に複数本形成しており、この長孔2には各々所望本数のチョーク、油性フェルトペン等の筆記具Cをその前方側面1aの口部2aより挿入している。
而して、図3に示す如く、予備用筆記具Caを備えてもよい。更に、このホルダー本体1の上面1bには、その全長孔2間に亘って直交する上開口横溝3を形成しており、この上開口横溝3には筆記具Cを押圧する押圧棒4を位置させている。この押圧棒4はレバー5を連結しており、コ字型に形成している。具体的にはこの、コ字型レバー5は、長孔2間と平行する縦溝6に位置する両端レバー5aと、それを連結する押圧棒4と、更に指先にて操作される水平レバー5bとでなしており、ピン7、8にて連結しにている。
この縦溝6によって、両端レバー5aはホルダー本体1の上面1bから突出しないのでホルダー本体1に凹凸がなく、本棚などに収納することをも可能になる。
また、この両端レバー5aの中程にはバネ9が夫々備えられる。具体的にはバ
ネ9をコイル状とし、その両端9aを両端レバー5aの上面とホルダー本体1に
引掛け、そのバネ力にて両端レバー5aを下方向X、即ち、押圧棒4を筆記具C側に弾圧している。
この、弾圧をより一層効果的なものとする様、押圧棒4の下面にスポンジ、ゴム等の弾性帯10を貼り付けている。
ホルダー本体1の上面1bには各々の長孔2に対応した筆記具Cの覗部11を設けており、筆記具Cの長さ、即ち存在或いは消耗の程度を確認できる。
実施例の図面においては、小孔としているが、透明材料ならば、特に設けなくてもよい。
後方側面1cには、予備用筆記具Caが収納できる様に、長孔2間に予備用収納長孔12を形成している。これにより、予備のチョーク等の筆記具Cを入れる別個のケースを持参する必要がなく、また線を引く必要がない時は、チョーク入れとして使用することができる。
この予備用収納長孔12は、図5に示す如く軸13にて反転自在に支持されたカバー14にて閉塞される。このカバー14によって予備用筆記具Caの出し入れが片手で簡単にできる。
更に前方側面1aから後方側面1cに至り貫通する長孔16が筆記具Cの長孔2に隣接して設けられ、円形複数線引具用の支点ロッド15が挿入されている。支点ロッド15の先端にスポンジ、ゴム等の弾性突子17を設け、白黒板、ホワイトボード、紙等への接触に際し、滑り止めとなる。
この支点ロッド15の後方には支点ロッド15の進退を行う時に摘む操作子18を設けている。具体的には支点ロッド15の挿入長孔16と連通して直交する複数本のスリット19をホルダー本体1の側部より開口19aして設け、支点ロッド15の進退に伴って操作子18が横溝20内をスライドし、スリット19の任意の位置にて停止する。
又、この支点ロッド15を出した際、その後方端に摘子用支点ロッド21を挿入し、図8に示す如く円形線を引く場合の摘みとしている。
而して、前記カバー14は、予備用収納長孔12、支点ロッド15の長孔16へも装備してもよい。
尚、ホルダー本体1の下面には白黒板、机等の磁気性材料事務機器に接着する磁石22を適宜数設けている。又、この複数線引用器具の持運びが容易になる様、ホルダー本体1に吊紐23を備えている。
〔使用順序〕
次に本考案の使用順序を説明すると、まず図4に示す如く、
水平レバー5bを下方向に押し下げれば、押圧棒4が上方向に反転し、その前方側面1aの口部2aより所望本数のチョーク、油性フェルトペン等の筆記具Cを挿入し、水平レバー5bを元に位置に戻せば、筆記具Cが押圧され、保持される。
而して、ホルダー本体1を持ち上げ、机などの平面に対し垂直になる角度で、接地面から約3cm程度の所で、水平レバー5bを押し下げ、筆記具Cを下げてその長さを揃え、再び水平レバー5bを元に位置に戻す。 この状態にて準備は完了し、白黒板、ホワイトボード、紙等に対し、約45度の角度で上下左右にホルダー本体1を動かし、図11に示す如く、複数本の直線引きが行えることとなる。
続いてコンパスで描かれた複数の曲線、円等を描く場合は、操作子18を横溝20内にスライドさせ、スリット19の任意の位置にて停止させ、好みの長さに調節する。
この状態にて、この支点ロッド15の後方端に摘子用支点ロッド21を挿入し、図8に示す如く中心の摘みとして、図10に示す如く、円形線を引く。勿論、筆記具Cはその本数に対応する。
複数線引用器具の斜視図 同上の側面図 同上の断面側面図 部分拡大断面図 部分拡大斜視図 部分斜視図 使用直前の側面図 直線引き状態図 同上の描いた図 曲線、円等直前の正面図 同上の描いた図
符号の説明
C 筆記具
1 ホルダー本体
2 長孔
3 上開口横溝
4 押圧棒
5 レバー
9 バネ
15 支点ロッド
16 挿入長孔

Claims (10)

  1. 複数本のチョーク、油性フェルトペン等の筆記具を並列に挿入すると共に、前方側面から筆記具が突出する長孔を有するホルダー本体と、更にこのホルダー本体の上面に形成されると共に、全長孔間に亘って直交し、且つ長孔に至る一本の上開口横溝と、この上開口横溝に位置すると共に、バネにて上向より長孔内の筆記具を押圧する押圧棒と、この押圧棒に連結されると共に、バネに抗して該押圧棒を持ち上げるレバーとでなしたことを特徴とした複数線引用器具。
  2. ホルダー本体の上面に、各々の長孔に対応した筆記具の覗部を設けたことを特徴とした請求項1記載の複数線引用器具。
  3. 押圧棒が位置する上開口溝口と連なり、而も長孔間と平行する縦溝をホルダー本体の上壁に形成し、押圧棒から直角に引き出された操作レバーを、該縦溝にバネと共に、ホルダー本体の上壁面から突出しないように収納したことを特徴とした請求項1記載の複数線引用器具。
  4. 後方側面で、しかも長孔間に形成された筆記具の予備用収納長孔を形成したことを特徴とした請求項 1記載の複数線引用器具。
  5. 予備用収納長孔を常時は閉塞し、且つ上方向に反転させて筆記具を取出せるカバーを有することを特徴とした請求項1記載の複数線引用器具。
  6. ホルダー本体の下面に、白黒板、机等の磁気性材料事務機器に接着する磁石を装着したことを特徴とした請求項1記載の複数線引用器具。
  7. スポンジ、ゴム等の弾性帯を、押圧棒の内面に装着して、筆記具を弾圧する様にしたことを特徴とした請求項 1記載の複数線引用器具。
  8. 前方側面で、筆記具の長孔に隣接して設けられ、該長孔より突出する円形線引き用の支点ロッドと、その支点ロッドの先端にスポンジ、ゴム等の弾性突子を有することを特徴とした請求項1記載の複数線引用器具。
  9. 支点ロッドの挿入長孔と連通すると共に、直交する複数本のスリットをホルダー本体の側部より開口して設け、支点ロッドの進退に伴ってスリットの任意の位置にて停止すると共に、該スリットの開口より突出する操作子を支点ロッドの後方に設けたことを特徴とした請求項 1又は 8記載の複数線引用器具。
  10. ホルダー本体の長孔を直進した支点ロッドの後端に摘子用支点ロッドを挿入する様にしたことを特徴とした請求項 1又は 8或いは 9記載の複数線引用器具。

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