JP3121995U - 照明機能を有するメガネフレーム - Google Patents

Abstract

【課題】照明機能を持ったメガネフレームを提供する。
【解決手段】メガネフレームのテンプル１内の前端寄り部分に、前方に向かって光を照射する様に発光体５を取り付けると共に、モダン２内の後端寄りの部分にボタン型電池６を着脱自在に装着し、ボタン型電池６から発光体５に電流を供給し得る様にして照明機能を有するメガネフレームを構成した。
【選択図】図１

Description

この考案はメガネフレーム、詳しくは、照明機能を持ったメガネフレームに関するものである。

メガネフレームは、レンズを装着して視力矯正の用に供するものであり、日常生活においてなくてはならない生活必需品である。
なし なし

最近では、メガネフレームについても、その機能を向上させる為、様々な工夫がなされているが、その多くはメガネそれ自体本来的に持つべき機能の向上、たとえば、装着感の向上、ズレ防止、などについてのものであり、メガネに別の機能を付加することを目的としたものではなかった。

メガネは体の一部であると言えるほど日常的に広く装用している器具であり、これに別の有用な機能を併存させれば、日常生活がより一層便利になることは言うまでもない。本考案者は、この発想に基づいて鋭意研究を行った結果、照明機能を有する便利なメガネフレームを開発することに成功し、本考案としてここに提案するものである。

メガネフレームのテンプル１内の前端寄りの部分に、前方に向かって光りを照射する様に発光体５を取り付けると共に、モダン２内の後端寄りの部分にボタン型電池６を着脱自在に装着し、該ボタン型電池６から前記発光体５に電流を供給し得る様にすることにより、上記課題を解決した。

図１はこの考案に係るメガネフレームの一実施例の内部を透視して描いた斜視図である。図中１はテンプル、２はモダン、３はレンズ枠、４はノーズパッドであり、これらによってメガネフレーム全体が構成されている。そして、テンプル１内の前端寄りの部分には、発光体５がその発光面８を前方に向けて露出した状態で取り付けられている。一方、モダン２内の後端寄りの部分にはボタン型電池６が着脱自在に装着されており、このボタン型電池６と前記発光体５とは導線７で接続され、ボタン型電池６から発光体５に電流が供給される様になっている。この実施例においては、発光体５として発光ダイオードを用いたが、豆電球やそのほかの発光体を用いても良いことはもちろんである。

なお、図面では省略したが、ボタン型電池６と発光体５との間にはスイッチが介在せしめられており、これにより発光体５への電流の供給を任意に遮断出来る様になっている。

この実施例は上述の通りの構成を有するものであり、図示を省略したスイッチをＯＮにすれば、ボタン型電池６から発光体５に電流が供給され、発光体５は発光し、その発光面８から前方に向かって光が照射される。従って、このメガネフレームを装用していれば、暗い場所でも前方が明るく照射されるので、懐中電灯などを持つ必要がなく、両手が自由となり、作業や読書などの際、大いに助けとなる。

又、発光面８が明るく光るので、夜間屋外においては、装用している者を目立たせることが出来、歩行中の交通事故などの防止にも大いに効果がある。更に、発光ダイオードを発光体５として用いた場合は、電力消費が極めて少ない上に、長寿命であり、耐久性に富み、ほとんど故障するおそれがない。又、電源としてコンパクトなボタン型電池６を用いているので、軽量で外観上の違和感もなく、重量の増加も極くわずかで、従来の普通のメガネフレームと同様、手軽に装用することが出来る。

この考案に係る照明機能を有するメガネフレームの一実施例の内部を透視して描いたその斜視図。

符号の説明

１ テンプル
２ モダン
３ レンズ枠
４ ノーズパッド
５ 発光体
６ ボタン型電池
７ 導線
８ 発光面

Claims (1)

1. メガネフレームのテンプル１内の前端寄り部分に、前方に向かって光を照射する様に発光体５を取り付けると共に、モダン２内の後端寄りの部分にボタン型電池６を着脱自在に装着し、該ボタン型電池６から前記発光体５に電流を供給し得る様にしたことを特徴とする照明機能を有するメガネフレーム。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

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